
総合評価
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powered by ブクログ2009年04月01日 00:01 (^O^)の興味 佐藤さんの本 とどきましたよぉ♪ しおりを登録する 全員に公開 (^O^)の佐藤さんチャレンジ第3弾は... しゃべれども、しゃべれども。 やったね、416ページ! 明日から、また楽しみです♪ (^O^) 2009年04月01日 10:29 1: Vertu 佐藤多佳子女史の感性は鋭いですね・・・。 私も定額給付金を貰ったら、 大人買いしますね・・・。 2009年04月01日 20:21 2: smile(^O^) >私も定額給付金を貰ったら、 大人買いしますね・・・。 うーん、Vertu さんならば、がっと買ってがっと読み倒しそうですね(爆) ところで、”黄色い目”如何でしたか? (^O^) すべて表示 1番~2番を表示 2009年04月03日 00:24 (^O^)の興味 佐藤さんの本 しゃべれども しゃべれども...読み始めました しおりを登録する 全員に公開 佐藤さんの作品はホントに読み始めが いいですね。とっかかりが楽だとページ数も 進んでいきます。 ここ数年、専門書のあのとっかかりの悪さに 閉口していた(^O^)なので、 これは一種の”カイカン!”を覚えます。 内容は... 前2作が女の子中心だったのに、今回は男男して ます。これもまた...♡ 楽しみに、読み進んでいきますね♪ (^O^) 2009年04月03日 09:29 1: Vertu 私も、後を追いかけますからね。 佐藤多佳子女史の本では、勉強に為ります。 我が人生に欠けていた部分を、 現在、補給中みたいな気分です。 2009年04月03日 23:31 2: smile(^O^) >我が人生に欠けていた部分を、 現在、補給中みたいな気分です。 わたしも...いっしょに補い合いましょ♪(笑) (^O^) 2009年04月04日 09:18 3: こけっこ太郎 smile(^O^) さん、こんにちは。 佐藤多佳子さんの作品は、大きな事件はないんですが、読む者を惹き付ける力量を感じます。 ほんわかした、読後感がなかなかだと思っております。 2009年04月04日 09:31 4: smile(^O^) 森園さん、コメント有難うございました。 >佐藤多佳子さんの作品は、大きな事件はないんですが、読む者を惹き付ける力量を感じます。 そーですかぁ、ちなみに森園さんは佐藤さんの作品は何冊くらい お読みになりましたか? >ほんわかした、読後感がなかなかだと思っております。 そーなんです。これが魅力ですよね♪ (^O^) 2009年04月04日 22:19 5: こけっこ太郎 smile(^O^) さん、こんばんは。 >森園さんは佐藤さんの作品は何冊くらいお読みになりましたか? 下記、5冊読んでます(読んだ順です)。佐藤さんは、私の得意分野のミステリーではないのですが、作風が好きで、はまってます。 しゃべれどもしゃべれども サマータイム 黄色い目の魚 神様がくれた指 スローモーション 2009年04月04日 22:58 6: smile(^O^) 森園さん、コメント有難うございました。 >神様がくれた指 スローモーション この2冊はまだです。是非読みたいです。 ”佐藤さんの本”関連でコミュを立ち上げようと思ってます。 http://agoria.jp/?m=pc&a=page_fh_diary&target_c_diary_id=79768&comment_count=0 是非ご参加頂けますでしょうか? (^O^) 2009年04月05日 08:42 7: こけっこ太郎 smile(^O^) 、こんにちは。 >佐藤さんの本”関連でコミュ~是非ご参加頂けますでしょうか? 了解です。 ちなみに、スローモーションは、一押しという訳ではありません。薄い本だし、やめた方がいいという程ではありませんが・・・。 2009年04月05日 09:02 8: smile(^O^) わーい、森園さんコミュ参加有難うございます。 熱く語り合いましょう(笑) あと1人ゲットできれば、本日立ち上げまーす♪ (^O^) 2009年04月07日 00:00 佐藤さんの本 book しゃべれども、しゃべれども これは”長編”ですね。 しおりを登録する 全員に公開 前の2編は、短編をつなぎ合わせた感じ でしたが、 これは、途切れません。ずっと続いています。 そのせいか、若干展開とテンポが... いやいや、ずんずん読んでいきますよ... ...今は半分くらい...(笑) (^O^) 2009年04月07日 08:06 1: Vertu smile(^O^)さん!嵌っていますね・・・。 私も、その内追いかけますからね・・・。 2009年04月07日 22:43 2: smile(^O^) >smile(^O^)さん!嵌っていますね・・・。 いやぁ、前2作ほど、すすまなくて、 若干往生してます。 でも、今日も少し読み進めましたよ♪ (^O^) 2009年04月09日 00:07 (^O^)の興味 佐藤さんの本 book しゃべれども、しゃべれども...展開、展開(嬉嬉) しおりを登録する 全員に公開 やっぱ、佐藤さんは裏切らなかった... 後半に入りいきなりテンポあーっぷ! いいですね、あわい恋あり、若者の苦悩あり、真実をみようと しない大人に...おっとこれ以上は”コミュ”の範囲(爆) やっぱいいですねぇ...佐藤さん♪ (^O^) 2009年04月09日 10:23 1: Vertu なるほど・・・。 昨日、佐藤多佳子女史の本を求めて、 また、本屋さんを彷徨ったのですが・・・。 見当たらず・・・。 また、アマゾンで注文しま~す。 2009年04月10日 00:00 2: smile(^O^) >また、本屋さんを彷徨ったのですが・・・。 うちの近くも、佐藤さんの本はなかなか揃いません。 やっぱ、アマゾンのお世話になるしかないですねぇ(笑) (^O^) 2009年04月14日 00:15 (^O^)の興味 佐藤さんの本 book しゃべれども しゃべれども...そろそろ佳境... しおりを登録する 全員に公開 三つ葉さんの活躍が... ...いよいよ 始まりましたね。 ご自分にも... ...そして...お弟子さんたちにも... ...やっぱ”佐藤文学”... こうでなくっちゃ♪ (^O^) 2009年04月14日 09:43 1: Vertu なるほど・・・。 読み続けておられるのですね・・・。 2009年04月14日 20:40 2: smile(^O^) Vertu さん、コメント有難うございました。 >読み続けておられるのですね・・・。 はい、もうまもなく...読了でございます。 コミュのほうにも遊びに来てくださいね♪ (^O^)
0投稿日: 2025.12.14
powered by ブクログいわた書店様の一万円選書を紹介する本に取り上げられていた本。 いわたさんの選書されるものの中で、これはというものが、そのご本には取り上げてあったのだけれど、数冊読んだものの、悲しいことに私には合わない本が続いて、ブクログに登録をしたものの、他はしばらく読まずにいた。選書というのは難しく、選び手がどれほど良いものを持ってきても、「その時の」読者には響かないこともある。精一杯選んでも、力がないからじゃなく、なんとなくフィーリングが合わない場合もある。「選書してもらう」行動に意味がないとか、そういうことでもない。タイミングも物を言う。合わなかったら合わないで、それもひとつの読書体験で、あとから思いがけなく生きて来ることも多い。 だから、ブックリストは消さないで、熟成させる方が良いのだ。私の本棚の「読みたい」から、いわたさんの選ばれたご本が外れることはなかった。そのうち時期が来たら、ジャンル変えるのもいいし。この『しゃべれどもしゃべれども』もそういう一冊。 いや、もう、夢中で読んだ。体調が悪いもので読了が遅れたけど、本当ならば3日、いや2日あったら読み切れる。面白くて面白くて、これをご本に載せてくれたいわたさんにお礼が言いたくなった。 噺家の三つ葉は、二ツ目。祖父の落語好きに影響されて落語家になった。新進のといえば聞こえは良いが、まだまだこれから。もうひとつ伸びたいのに、足踏み気味だ。お祖母さんはお茶の先生で、そこに通う日舞のおうちの令嬢に惚れている。いるが、片思いで何も言えない。ある日、自分の師匠がカルチャースクールの講師をするというので付いていくと、きつくて美人だが、話すには向いていない女性、十河と出会う。その後、従兄弟の良、十河、小学生の村木、もとプロ野球選手の湯河原という、話すのが何らかの事情でつらいメンツに、何の因果か、三つ葉が落語を教えることになった。波乱含みの話し方落語教室、はじまりはじまり……。 三つ葉、実にいい奴なのであって。生徒のみんなも、嫌いだなって思う人がいない。 愛想いいわけじゃないし、欠点もみんなあるけれど、いっしょうけんめで、ぶきっちょで。応援したくなる。 私の、十年以上の友人に、落語を本格的にやっているひとがいる。動画を撮ると、いつも見せてくれては、聴かせてもらうのだけれど、彼のお陰で、私もすっかり落語を好きになっている。かなりのお腕前で、お人の前でちゃんとお高座なさるほどだ。それをみんなが寝静まった時間にひとりくすくす声を抑えて聴くことの楽しさよ。だからか 三つ葉師匠のお師匠様や、周囲の噺家さん、三つ葉師匠のの落語への思いなど、とても近しく、息をここで聴くように読んだ。 彼が失恋するくだり。必ず売れてみせます。大きくなって幸せにしてみせると言えない自分が歯がゆいという三つ葉。十河にそっとほおづきを贈ってやる、その優しさを、これ以上は無粋とこらえる三つ葉。 随分ニヒルな男かと思えば、いやいやどうして、血も熱く、情も濃く、落語にだって必死になる。面倒だとか言いながら、率直に物を言い合うし、来なけりゃ来ないで皆が気になる。落語は、人の可愛げを語る芸だから、こういう人でないと二ツ目でどうやら食っていけるようにはならないのだろう。 十河にしたって、女の私が読んでいたって、ほうっておけない。気が強く、素直じゃない彼女は、不機嫌な時の、つらいときの自分にも似て。 いや、全員放っとけない。どうか、どうか幸せな最後にと願って読むのだ。 冬のうちに、読むものない方、どうかこれを読んで欲しい。ラスト、寒い時に読んで欲しい。今年読んだ中でも、一番キレの良い小説だった。
8投稿日: 2025.11.18
powered by ブクログ話すことに問題を抱える人たちが、 落語を通して解決しようと集まるのだが、 みんな頑固だったり不器用だったり… とても温かくて読後感の良い話です。
0投稿日: 2025.10.31
powered by ブクログ読後感が心地良い。登場人物達が抱える葛藤、何が好きで何が嫌いか、何に怒り何に笑うのか。とてもよく伝わってきた。 何かが大きく変わったわけじゃない。解決したわけじゃない。でも快晴の朝を迎えたように、すっきりとした気持ちになれた。
0投稿日: 2025.10.17
powered by ブクログ物語の雰囲気がとても好きな小説。登場人物や、出来事が、あたたかい。 みんな、何かを克服したくて落語を習いに来るのだが、いかんせん何かを抱えたメンバーなので、普通のようには打ち解けない。それなのに、物語はあたたかい。 弱さを抱えた者たちが集まると、こうも優しさが充満するものなのか。それとも主人公のなせるわざか。それを描くことのできる作者が素敵だと思った。 この小説に限らず、佐藤さんの小説はあたたかい。なんなら瀬尾まいこよりあたたかい。と私は思う。
10投稿日: 2025.09.01
powered by ブクログきっかけも理由も思い出せないが「読みたい」リストに入っていて、実家の親の本棚にあったので読んだ。 あまりふだん好んで読む系統の本ではなかったが、人物たちがまわりまわって案外素直であることや、主人公視点の言い回しに何度かぷふっと吹き出したところなどは、好き。五年三組の顛末も良かった。
19投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログ二つ目落語家、今昔亭三つ葉の語りによって進む物語は噺家らしい洒落やたとえの効いたテンポの良い文章が続く。 話は、まだ本格的にノっていない噺家三つ葉がそれぞれ闇を抱える4人を落語で救おうとして落語教室を開くことがメインとなる。 けれど一筋縄ではいかない彼らに自分の力がなかなか及ばないことに、そしてそんな力が自分にないことに腹を立てながらも彼らを見放す事ができない。
0投稿日: 2025.08.08
powered by ブクログ小さな頃から祖父の影響で落語が好きで噺家になった「今昔三つ葉」 ひょんなことから落語教室を開くことになる。 容姿端麗ながら自分に自信がなく緊張するとどもってしまういとこの良。 昔の失恋を引きずる「十河」 大阪から東京に引っ越してきて、クラスのボスに目をつけられた小学生の「村林」 元野球選手の湯河原。 各々が悩みもをもち、その解決の糸口となればと落語を始める。 わたし自身、人は人、自分は自分。 悩みもいつまでも引きずらないし、そもそもそんなに悩む歳でもないので…共感しにくかったな… でも村林くんのいじめっことの向き合い方はよかった。実際あんなはにうまくはいかないけどさ…感動したな。
15投稿日: 2025.07.21
powered by ブクログ南沢奈央さんの『今日も寄席に行きたくなって』を読んでて、落語と言えばというので載っていて気になって。久しぶりに小説を読んだ。
2投稿日: 2025.06.22
powered by ブクログ不器用でも、うまくいかなくても、泥臭く一生懸命やること 大人になればなるほどできなくなる 私も趣味といえども真剣に取り組もう、と改めて思った
0投稿日: 2025.04.25
powered by ブクログ非常に良かった。 突き放すようで引き付ける文章だなぁと思う。 さっぱりしていて良い。 もう少し十河のエピソードが読みたかったけれど。 読んで良かった。 映画もそのうち観てみようと思う。
0投稿日: 2025.04.06
powered by ブクログひょんな事から、噺家の下に集まった話すことに難を抱える人達のお話 以下、公式のあらすじ -------------------- 俺は今昔亭三つ葉。当年二十六。三度のメシより落語が好きで、噺家になったはいいが、未だ前座よりちょい上の二ッ目。自慢じゃないが、頑固でめっぽう気が短い。女の気持ちにゃとんと疎い。そんな俺に、落語指南を頼む物好きが現われた。だけどこれが困りもんばっかりで……胸がキュンとして、思わずグッときて、むくむく元気が出てくる。読み終えたらあなたもいい人になってる率100%! -------------------- 落語好きの祖父の影響もあって噺家になった今昔亭三つ葉(外山達也)はお茶の先生をしている祖母と二人暮らし 噺家には前座、二つ目、真打ちという段階があって、三つ葉は二つ目 大体は前座を3年から5年、二つ目を10年前後で昇進するが、人にもよる 三つ葉は18歳で今昔亭小三文の内弟子に入り、21歳で二ツ目になり、現在は26歳 従兄弟でテニススクールコーチをしている綾丸良から話し方の指導を頼まれた事をきっかけに、妙な落語講座をする羽目になる 美人でツンツンした雰囲気の十河 関西弁の小学生で、いじめられているのはでなく戦いだと嘯く村林優 様々な球団を渡り歩いた元プロ野球選手で、解説ではうまく喋れなくなてしまう湯河原 そんな、不器用な人たちの物語 三つ葉は、古典落語しかしないし、普段も着物という徹底ぶり しかし、そんなに上手くはない 落語も師匠から教わった通りにやっていて、自分のものとしていない 自分らしいものをやっても下手にしかできないので、師匠の通りにやているという消極的な理由 湯河原が言うには野球解説は正しさが必要だという しかし、落語が正しくて、客が喜ぶのか? 同期の柏家ちまきは新作て客を喜ばせているのとは対照的に、三つ葉は古典落語一辺倒 多分、この人達には自己肯定感が必要あのだろうなぁ 三葉も含めて -------------- 自信って、一体何なんだろうな。 自分の能力が評価される。自分の人柄が愛される。自分の立場が誇れる――そういうことだが、それより、何より、肝心なのは、自分で自分を“良し”と納得することかもしれない。”良し”の度が過ぎると、ナルシズムに陥り、”良し”が足りないとコンプレックスにさいなまれる。だが、そんなに適量に配合された人間がいるわけがなく、たいていはうぬぼれたり、いじけたり、ぎくしゃくとみっともなく日々を生きている。 -------------- 私もこの小説をきっかけに落語に興味を持ち始め 今はたまに寝る前にYouTubeにアップされている動画を流しながら値落ちしている この小説に登場している、「茶の湯」も結構面白い 映画だと、何故か「火焔太鼓」に変わってたなぁ あと、「まんじゅうこわい」も人によって長さが違うのは作中の通り
7投稿日: 2025.03.05
powered by ブクログ登場人物 今昔亭三つ葉 落語家。頑固で気が短く、すぐに角の立つようなことを言ってしまう 綾丸良 テニスのコーチ。吃音があり、本人もコミュニケーションに悩んでいる 十河五月 OL。顔立ちは整っているが、つっけんどんで口調もキツいために誤解されることも多い。 物語 「上手に話せるように、稽古をつけてほしい」良は友人の三つ葉相談しに来た。吃音のためにスクール生と円滑なコミュニケーションが取れず悩んでいるのだ。三つ葉は会話の教室に行くように勧め、付き添いで教室に行くようになる ある時、寄席の席に仏頂面で座っている美人がいるのに気がつく。何とか笑わせてやる…と気になっていた矢先、会話の教室でその美人、十河とまさかの遭遇を果たす お互いの口のキツさから始めは険悪だったが、良と十河に落語の稽古をつけることになる… 読後感 とても不思議な作品、口調に棘ありの曲者揃いのはずなのに、物語全体としてはとても温かい それは、口の悪さの裏にある不器用さや秘めた本音が、読み手にはハッキリと伝わってくるからだろう だから、登場人物はみんな、悪態をついて横道にそれながらも少しずつ前進しているのがわかるし、私自身みんなを好きになれた 人の温かさを多分に感じられる、また読み返したくなるような一冊
2投稿日: 2025.01.15
powered by ブクログコミュニケーションに問題を持つ人達が話し方を学ぶために落語を覚える事に。 抱えている問題は各々深刻だが、噺家三つ葉の軽妙な語り口で暗くはならない。 何であれ行動を起こせば変化が起き一歩進む。そんな一歩が愛おしくなる作品だった。
8投稿日: 2025.01.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
書庫らでん 落語って面白いよね 二つ目だからこその世界 他にも落語を描いた作品を何度も読んだ中で 昔聞いたラジオドラマを思い出したり 映画版を思い出したり 小説版で読むのは 初めてになります テキストだからこその良さ 言葉にしてくれるからこそ伝わる思い 人を キャラクタを しっかりと 描いてくれるのが面白いです 悪い人はいない 不器用な人がいる中で 「良い」をいうために
0投稿日: 2024.11.10
powered by ブクログ本の感想とは関係ないけど この本を読んでたらあるページでデジャブが起きてしかも、前にもこのデジャブ起きたことがある!2回目だ!ってなった 初めての体験で不思議な感じ
4投稿日: 2024.10.30
powered by ブクログキツいやり取りや背景が続くけど、全編通じて優しい気持ちになる。主人公始め登場人物は、それぞれキャラと抱えてるものが印象深く、お話しに奥行きがある。 心地よく読み進められるのはなんだろう。ふと、描写が素敵だなあとの思いに至る。丁寧で情緒豊か。 読了後、丁度、「新婚さんいらっしゃい」で素敵な落語家の新婚さんが出てて、何だか無性に落語を聴いてみたくなる。はて、テレビに出ていた噺家さんの落語でも探してみようかな。
8投稿日: 2024.09.08
powered by ブクログ等身大の普通に生きてて、悩んでる、どうにか、毎日頑張ってる。そのままがきちんと表現されている。読んでいるだけで幸せな時間になれた小説です。
1投稿日: 2024.08.28
powered by ブクログ<目次> 略 <内容> 二つ目の落若き語家、今昔亭三つ葉。そこに対人恐怖の親戚のテニスコーチ、口下手で失恋した女性、クラスのボスに迎合したくない生意気な小学生、最後にあがり症で無骨な野球解説者が、ひょんなことから落語を習うために集まる。恋も友情も学校カーストも仕事も、全部ひっくるめてどのような展開になるのか?登場人物がみな生き生きと動いているのが、とても面白かった。
1投稿日: 2024.07.25
powered by ブクログその年の本の雑誌年間ベスト1位にも輝いた著者の代表作の一つ。小気味いいテンポと魅力的なキャラが物語を鮮やかに彩る傑作。噺家の主人公の元へ集まる話下手な人たちを巻き込みながら人間として噺家として成長していく姿はちょっと笑えてちょっと泣ける。江戸っ子気質の三つ葉がいい。カッとなりやすく皮肉屋だが、正義感も強く何にでも首を突っ込んでいく。さらには大阪弁を話す村林と元プロ野球選手の湯河原の関係性もいい。終盤に湯河原から村林へのプレゼントには図らずもグッときてしまった。
6投稿日: 2024.07.06
powered by ブクログ良い。良い。とっても良い。でこぼこちぐはくな関係が救いになる。全部が綺麗にハッピーエンドじゃ無い「現実」が優しいのがまた良い。
0投稿日: 2024.06.29
powered by ブクログ子どもも大人も、男も女も、おしゃべりな人もそうでない人も"話す"って難しい。自分の気持ちを伝えるって大変だ。 落語をよく知らないので一度、聞きに行ってみたくなった。
9投稿日: 2024.06.06
powered by ブクログ佐藤多佳子さんの作品は一瞬の風になれに続いて2作目。一瞬の風になれがすごく良かったので、この本も期待しましたがが、私の好みとは少し違いました。前半が長くて飽きそうになりながらなんとか読了。 もう25年以上前出版された作品だが、古さは感じず、いい作品なんだと思います。 落語の「まんじゅうこわい」は絵本で読んだことがあったので分かりやすかった。
0投稿日: 2024.05.31
powered by ブクログ登場人物の描写が素晴らしい それぞれが個性的で人間臭くて、凄く取っ付きにくいキャラなのに、読み終わる時には全員を好きになっている そんな魅力的な書き方をする作者の作品は初読みでしたが、大好きな作家の1人になりました
12投稿日: 2024.05.22
powered by ブクログかなり前に国分太一主演の映画を観ていい映画だったという印象であり同級生の本棚で✮5つだったので読んでみた。登場人物の描写が秀逸です。主人公のもとに集まる弟子4人それぞれの個性をうまく表現できているので物語にひきこまれます。落語家にスポットをあてるとチャキチャキの江戸っ子言葉になることが多いのですが自然な感じがよかったと思います。佐藤多佳子さんの他の作品を読んでみたくなりました。
1投稿日: 2024.04.27
powered by ブクログ登場人物の性格、心の動き、情景の描写どれもが緻密で繊細ですぐそばでみているようだった。 特に三つ葉の噺の前は、自分の出番待ちかのように気持ちが高まって、だけど身体が重くて心臓が締め付けられた。早く早くとどんどんページが進む。 本を読んでこんなに感情が同調してしまったことはないかも。
8投稿日: 2024.04.03
powered by ブクログ私も言葉を仕事にしてきたが、相槌のタイミング一つで 言葉のニュアンスは変わってしまう。 言葉の使い方がうまくて、しゃべり手の気持ちが伝わる
0投稿日: 2024.03.28
powered by ブクログ母親から薦めてもらった本。とっても面白かった! ひょんな経緯で落語家から落語を習うことになった人たち。みんなキャラがいきいきしていて、一つ一つのエピソードも面白くて夢中になって読んだ。
13投稿日: 2024.03.21
powered by ブクログ話すことにトラブルを抱えた4人が、話しのプロである落語家に弟子入りして成長する物語。 4人の性格、原因も色々で、生活に支障が出るぐらいな上に、師匠である落語家で二つ目の今昔亭三つ葉も失恋で話せない状況に。5人の関係もお互いコミュニケーションが取れずに暗い状況が続く。 強烈な個性を持ったメンバーが変われるかどうか。徐々に関係が改善して行き、最後は皆んなで落語の発表会。全員が改善したわけでも無いが、何とかハッピーエンドでホッとした。
66投稿日: 2024.01.24
powered by ブクログ温くて、ほっこり良いお話です。それにしても終盤のラブシーンは ダサい。最悪のオチ 装飾文がやたら多くて目障り 〇ボス猿の暗殺計画を思いついた小猿のよう 〇 泉から清水がさらさらとこぼれる様に透明な自然な笑い
0投稿日: 2023.11.29
powered by ブクログ若手噺家の三つ葉と、ひょんなことで彼から落語を教わることになった4人の話。 落語のこと全然知らなくても楽しめた。 三つ葉が喧嘩っ早くて熱い男だからか、ちょっとくどいなぁと思ったけど、長さがあるわりにサラッと読めた。 人の数だけ悩みがあって、毎日色々なことがあるけど、登場人物も、読者も、背中を押してもらえる作品。 読み終わって歩く自分がたまたま鏡に映ったけど、なかなかいい表情してた。 背筋伸ばして前向いて歩いて、自分のことを自分が認めてあげれば、事はいい方向に向かっていくのかもしれない。
17投稿日: 2023.09.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今昔亭三つ葉 外山達也。噺家。短期で有名。あだ名は『坊ちゃん』。 綾丸良 達也の従弟。K大テニスサークル所属。落語を習う。 今昔亭三角 後輩。 今昔亭小三文 滑稽噺を得意とする飄逸な噺家。師匠。 柏屋ちまき 二年ほど前に三つ葉と居酒屋で喧嘩し前歯を二本折られた。三つ葉の三つ年上。 外山春子 達也の祖母。お茶の先生をしている。 永田郁子 お茶の生徒。三つ葉の踊りの師匠の娘。名門女子大に通うお嬢さん。 十河五月 カルチャーセンターの話し方教室に来ている。落語を習う。 村林の母 良のテニススクールの生徒。四十前後の婦人。 村林優 転校してきたばかりで、クラスになじめないらしい。落語を習う。 山田太郎 湯河原太一。ばあちゃんのお茶のお弟子さんの親戚。落語を習う。プロ野球選手。 冬風亭みぞれ 草原亭白馬 小三文師匠の弟弟子。 松家とび平 エネルギッシュな中堅の噺家。 岡田 落語研究家。九十歳。 今昔亭六文 真打ち。 宮田 優の五年三組のボス。 下座のお春さん 吉村春代。寄席で三味線を弾く女性。
0投稿日: 2023.08.28
powered by ブクログ喋ることに難を持つ登場人物たちの心の機微が表現されていて、感情移入がしやすかった。 自分と重ねながら登場人物の感情をイメージしているうちにあっという間に読み終えてました。
0投稿日: 2023.08.27
powered by ブクログ落語家の見習いが問題を抱えた話し下手な素人4人を集めて指導していく話。落語家ならではの気の利いたやり取りはあるものの、人物描写に厚みがなく、物語にも奥行がない。
0投稿日: 2023.08.02
powered by ブクログ落語は、「まんじゅうこわい」ぐらいしか知らないわたしでも楽しむことが出来ました。問題を抱えた5人が落語を通して、成長していく姿が良かったです。自信をもつこと、真似でも良いのでそれを極めることの大切さが印象に残りました。
0投稿日: 2023.05.21
powered by ブクログニヤニヤしながら読んだ。というより普通に笑いながら読んだ。 人生は自分探しであり、悩むことだと思った。 何も悩みがない人より、人に笑われても悩んでもがきながら笑っている人の方が何倍もカッコいいなと思った。
2投稿日: 2023.05.21
powered by ブクログすごくするする読めた。元々は親が、面白いって評判だから買ったものを、全然読まないので借りただけなんだけど。すごくいい出会いをした。読んだ後前向きになれる。今日小学校最高学年になったけど、自信を持てた!
12投稿日: 2023.04.06
powered by ブクログ胸が熱くなるって感じより、心を温められるような幸せな気持ちになった。 虐められてるけど負けない子、仕事から逃げ出した人、不器用な人。 こんな混ざりそうにない人たちがそれぞれの距離感で混ざり合っていく様は、なんだか泣けてくる。
1投稿日: 2023.03.08
powered by ブクログ著者、佐藤多佳子さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 佐藤 多佳子(さとう たかこ、1962年 11月16日 - )は日本の小説家。児童文学・童話から一般小説まで幅広く手がけている。 来歴・人物 東京都出身。青山学院中等部・高等部 、青山学院大学 文学部史学科卒業 。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 俺は今昔亭三つ葉。当年二十六。三度のメシより落語が好きで、噺家になったはいいが、未だ前座よりちょい上の二ツ目。自慢じゃないが、頑固でめっぽう気が短い。女の気持ちにゃとんと疎い。そんな俺に、落語指南を頼む物好きが現われた。だけどこれが困りもんばっかりで…胸がキュンとして、思わずグッときて、むくむく元気が出てくる。読み終えたらあなたもいい人になってる率100%。 ---引用終了 本作には、落語家が登場するので、落語家の団体について調べてみました。 【関東の落語家】 ・落語協会(1923年(大正12年)設立 ・落語芸術協会(1930年(昭和5年)設立 ・円楽一門会(1978年(昭和53年)設立 ・落語立川流(1983年(昭和58年)設立 【関西の落語家】 ・上方落語協会(1957年(昭和32年)設立
12投稿日: 2023.01.26
powered by ブクログ落語家の世界を知ることのできた作品。 落語の世界ってよく知らなかった。 二つ目と真打ってよくわからなかった。 少し前に話題になった作品。 映画も観るか
0投稿日: 2022.12.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
映画をきっかけに知りましたが、映画は挫折済みです。 三つ葉が十河とほおずき市に行って蕎麦食べて彼女の苦い体験を告白したとこまでしか観てません。 とても素敵な文章で、映画で挫折した理由がわかりました。この本の良さはストーリーに加えて文から滲み出る三つ葉の性格や心情だからです。 映画だとそれが上手く伝わらないので(別に映画が悪い訳では無いが)つまらなく感じたのだと思います。 優の母にかける「普通の子なんていやしませんよ」という言葉がいつまでも残りました。 映画より映画を一本しっかり観たような満足感が得られました。 もちろんメインは三つ葉と三つ葉のもとにやってくる話し下手な4人ですが、ちゃんと落語家たちのことも丁寧に書いてあるので本業の合間に落語教室をやっているリアリティがあります。
1投稿日: 2022.11.13
powered by ブクログ人の成長は、やはり人との関わりの中でしか生まれないのだな、と強く感じる。 職種こそ特別な男だが、なんとまあ、その態度、考えの不器用なことか。だが、それがいい。 間違いなくお勧めできる一冊。
1投稿日: 2022.09.09
powered by ブクログ登場人物が個性的で面白く、日常生活ではそれぞれ問題を抱え、暮らしている。 この話を読んでみて、刺激を受ける事は大切な事である。それが仕事であれ、このような落語であれ、人間は人との関わり合いの中でしか成長できない。人との出会いは大切な意味を持ち、それに対し、どう関わるかが大切になってくると思える話です。
0投稿日: 2022.08.05
powered by ブクログひょんなことから落語教室を始めること蜷田今昔亭三ツ葉。生徒はみな癖のある面々。 関西弁の小学生、村木優の話がサブストーリー。 ワクワクして感動もする。喋るのが苦手という生徒たちに共感する部分もある。 文体が落語調なこともあって、テンポよく読める。
0投稿日: 2022.04.21
powered by ブクログほっこり 落語の世界がわかりやすく書かれているところがまず興味深い。主人公のもとで落語を習うメンバーのうち、少年の成長がかなりグッときて、思わず泣きそうになった。
0投稿日: 2022.04.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
私は、文章を書くのは好きだけれど、喋るのが苦手だ。 お天気の話とか、どこの何が美味しいとか、そういう当たり障りのない世間話が特に苦手。 お喋り大好きな人が羨ましい。 高校時代、なぜ私が演劇部に入っていたかというと、芝居の脚本には話し言葉があふれているからなのだった。 さて、今日はそんな“喋ること”につまづいて、生きるのがしんどくなってしまっている人たちと、その人たちを取り巻く人たちとの、心温まるお話です。 『しゃべれどもしゃべれども』 佐藤多佳子 (新潮文庫) もう、すっごくよかった。 何でもない小さなことに、なぜか感動してしまう。 おまけに笑える。 舞台は東京の下町なんだけど、もうね、この雰囲気がね、いいんですよ。 茶の湯、落語、もんじゃ焼きのソースの匂い、路地に並ぶ鉢植え、浴衣姿でほおずき市。 情緒あふれる下町の風景が、自分がまるでそこにいるみたいに鮮やかに目に浮かぶ。 こういうの好きだなぁ。 私は生まれも育ちも大阪で、生粋の大阪人だが、きっと前世は江戸っ子だったに違いない! 主人公は「今昔亭三つ葉」、落語家である。 前座より上、真打より下の“二ツ目”という身分の26歳。 今どき着物姿で生活をし、古典落語をこよなく愛する。 三つ葉による語りで物語が進んでいくので、とにかくテンポがよくて、読んでいて気分がいい。 気風のいい「ばあさん」(三つ葉の祖母)との掛け合いがまた楽しい。 自分の落語を聞きに来いという孫に、 「霊柩車が軍艦マーチを鳴らして迎えに来ても行かない」 と、ばあさんは言ってのけるのだ。 さて、この三つ葉が、ひょんなことから落語教室を開くことになる。 生徒は、吃音のためテニスのコーチができなくなってしまった従弟の「綾丸良」、言葉足らずで男にフラれた無愛想な「十河五月」、言葉が原因でいじめられているらしい関西弁の少年「村林優」、野球の解説ができない元プロ野球選手「湯河原太一」。 最初は、これは“話すことが苦手な四人の人間が、頑張って話下手を克服する物語”なのだと思って読み始めたのだが、実は、話を教える立場の三つ葉が、自分の落語につまづき、落ち込み、話すことの恐さを初めて知る、というところから色々なことが動き出す。 三つ葉が悩みながら成長していく姿にほろっと来つつ、十河と三つ葉の淡い恋の行方にドキドキさせられる。 この二人は、普段は今にも殴り合いを始めるんじゃないかというぐらい、一触即発の空気を醸し出しているが、時々ふっといい雰囲気になる。 ラストの雑木林のシーンがよかった。 暗くて寒い、色気も素っ気もない冬木立に、かすかな沈丁花の香り。 いつもはムードもへったくれもない三つ葉が、十河に告白する。 言葉もぎこちなくて、甘いセリフなんか全然ないけど、意味そのまんまの飾り気のない朴訥な言葉が、何にも代えがたい殺し文句になって、三つ葉がめちゃかっこよく見えちゃうんです。 ちょっとここ最近で最上級の恋愛小説を読んだ気分になったなぁ。 ところで、この小説は映画になっているのだが、なんと映画では良ちゃんが出てこないのだ。 三つ葉は本名を「外山達也」という。 従弟である良は、いつも三つ葉を「達チャン達チャン」と呼ぶ。 ばあさん以外で三つ葉を本名で呼んでくれる役目をするのは、良だけなのである。 達チャンと呼ばれているときの三つ葉は、落語家ではなく、等身大の26歳の青年で、ラストシーンで十河と対峙しているのは“三つ葉”ではなく、やっぱり“達也”なのだ。 うまく言えないけど、そこがいい。 だから、良ちゃんにはいて欲しいなぁ。 さて、そんなわけで、落語を通して出会った五人は、以前よりはそれぞれ少しだけ前に進み、日々を暮らしている。 特別に大きく何かが変わったわけではないけれども、確かに何かがちょっと違う。 きっと人生はそんなことの繰り返しなのだろう。 佐藤多佳子さんは、人の心の裏側がちらっと見える瞬間や、グラデーションのように気持ちが変化していく時の細かい表情をすくい上げて描き出すのがうまい。 村林少年の“不元気を静かに継続していく持久力”は、この物語全体に沁み込んでいる小さな希望と同じ成分を持っている。 三つ葉は言う。 「肝心なのは自分で自分を“良し”と納得すること」 うん。わかった。 心の中で小さくつぶやいてみた。
1投稿日: 2022.03.25
powered by ブクログ主人公の噺家(はなしか)を中心とした訳ありの4人の物語。不器用さの中に、深さがあるような、人情味溢れる作品。小学生、大学生、社会人の誰もが共感できるような登場人物と晴れやかなストーリー展開が魅力的。
1投稿日: 2022.03.13
powered by ブクログ難しいこと抜きで楽しく読める小説です。 主人公は噺家。典型的な江戸っ子気質で口が悪くて喧嘩っ早い。 そんな彼がひょんなことから人に落語を教えることになるのだが、生徒が普通じゃない。他人なら無視したくなるほど女々しい口下手な従妹、体中でケンカを売っているオーラを放つ口下手でロックな女、強面で口下手で40歳をとうに超えた元プロ野球の代打の切り札、関西弁で口は達者だが心を開けない十歳の少年、計4人。もうキャラクターのバラエティがグーニーズを超えとる。 先生も生徒もコミュニケーション不全。しかも、口下手以外にも全員が問題を抱えている。それが、落語というひとつのツールを鍵に、ひとつの目標を中心にまとまり、その過程でそれぞれの問題を克服していく。 うまいもんで、小説自体も落語のリズムや主人公の江戸っ子言葉によってまとまっていて、いわゆる「人情物」を聞いている感じ。そこに、「少年の成長と親からの解放+友との絆+ちょっとした恋バナ」が乗っかった、見事なエンターテインメントの王道。 くすっと笑い、やきもきし、安心して涙する、文句なしの良作です。難しい本に飽きたら是非読むべし。
2投稿日: 2022.02.03
powered by ブクログなんか映画化されてたな~とか思いながら読みました。 失恋から人間不信になった女。人前では持ち前の毒舌持論を展開できない元プロ野球選手現解説者。極度のあがり症の男。関西弁を理由に関東でいじめられている子供。 それぞれが抱える悩み解消するためにひょんなことから落語家の主人公のもとで、落語を習うことになる。そんな話。 内容としては結構オーソドックスなんです。悩みからの脱却。そのための努力。教える側にも潜在する悩み。適度な恋愛。そして旅立ち。みたいな。 ただ、本作で面白いのは落語を習えば各々の悩みが解決するなんて微塵も思ってないところ。いつしか悩みを解決することより、損得抜きにして落語を楽しみ始めるとこですかね。 結果良い方向に転んだり、実はどう転んだかも分からなかったり。ひょっとしたら悪い方向に転んだり。。でもそこは全然重要視されていないんです。 そんな物語の中核の曖昧さがあって、全体を通した登場人物の掛け合いが人間味に溢れているのだと思います。 あんま目立たなかったけど、結構映画も見てみたいと思います。 長編なんですが、意外と時間がかかってしまったので星3つ。
1投稿日: 2022.01.06
powered by ブクログ終始主人公の一人称で進むんだけど、物語を軽快且つ綿密に表現してくれるものだから他の人物像がよく現れてて面白かった。 他の人から見れば「そんな些細なこと」で済むような悩みも、みんな小さな世界の中で向き合って自分を戒めてるのだと感じた。 落語はただのきっかけに過ぎないけど、人と通じ合ってゆっくり進もうとしてるのがよかった。
0投稿日: 2021.09.19
powered by ブクログ笑った、泣いた!落語という少し特殊な世界をわかりやすく、そして少しだけ「良し」をこじらせた人間たちを、たいそう人間臭く描いている。 いいなあ、落語。いいなあ、佐藤多佳子さん。電車の中で笑ったり泣いたり忙しい小説だった。
0投稿日: 2021.08.25
powered by ブクログ今昔亭三つ葉という、今昔亭小三文師匠の三人弟子の二番目、26歳で、声が大きく短気、気が強そうな落語家が、話すことに問題を抱えた4人の老若男女に落語を教えることになる、という話。 これも『キャベツ炒めに捧ぐ』、『イモータル』に続いて、NHkの番組プロフェッショナルの北海道の本屋さん、岩田さんがおすすめしていた本。 この本は一気に読んでしまったが、テンポがよく、何とも小気味いい、笑える比喩や表現がちりばめられていて、面白かった。「ばあさんがドライフラワーを作ると頑張っているが、花の干物のどこが面白いのかわからない。焼き網であぶって朝食に出してやろうかと思う。」(p.325)みたいな、ほぼ毎ページにあるのではないだろうかというくらい、こういうクスッと笑える表現があるところが良かった。解説にも書いてあったが、ヒトの持つ負の言動というものをうまく描き出していて、いちいち心に来る感じがする。全体的には悲しかったり切なかったりするところもいい。途中の手に汗握る場面で、笑いながらちょっと涙ぐんでしまった。こんなところで涙ぐむなんて本当に歳を取って感情が制御できなくなっている証拠なんだろうか。 吉祥寺とか中野とか、中央線沿線でなじみがあるところが舞台という点とか、キャラクターの1人が関西出身という点とか、おれにとっては何となく身近に感じられる設定というのが良かったのかもしれないが、最大のテーマである落語についておれは全然知らないけれども、それでもこの本は夏休みの終わりに楽しめた小説だった。後で調べると映画にも漫画にもなっているらしいが、これも見てみたいなあ。(21/08/20)
1投稿日: 2021.08.20
powered by ブクログ今、上手くいかなくても、先が見えなくても、やるしかない。ノリが良く話が進んでいくので、本当にあっという間。続編も読んでみたいな。 少し昔っぽい着物の美しさ、お茶の世界もいい感じ。
1投稿日: 2021.06.29
powered by ブクログ村林と宮田のシーンが1番グッときた! それにしても、村林優くん はほんとにえらいなぁ、 もっと周りを頼って欲しいし、 あの男の子2人と仲良くなって欲しいな、、 なんか初めはあんまりのってなかったけど、読んでいくにつれて面白さが加速していった! 落語教室に通ってる彼らはなんだか応援したくなる。 これからも定期的に読んでいきたい本。
0投稿日: 2021.06.12
powered by ブクログ「落語は、人が自分よりみっともないと思て、安心して笑うもんやて、三つ葉さんが、ゆうとった。」(388ページ) 若手の噺家の主人公と、 彼を取り巻く問題児たち。 挫折して、苦悩して、翻弄されるのは、 大人だけでも、子供だけでもない。 それでも、落語を通して繋がった、 一期一会ので進み出せる物語り。
0投稿日: 2021.06.02
powered by ブクログなんでも一期一会。 周りの仲良い人が笑ってくれる、その瞬間が幸せ。 落語みたいに古臭くたっていいじゃん。突き進め。
1投稿日: 2021.05.20
powered by ブクログ噺家 三つ葉 が素人に落語を教えることになり…… というところから始まる物語。 がんばっているのに、何だか空回り、うまくいかない、もどかしい、そんな思いをしているあなたへ、この物語を贈りたいです。 時々、心が疲れたときに読みたくなる。 「みんなどうしてるかな?」 読めば、登場人物たちに再会できるのが本のいいところですね。
12投稿日: 2021.03.16
powered by ブクログ図書館で偶然手にして読んだが、大当たり。 落語家とそれぞれが共通の悩みを持った人々が織りなす奇妙な、だけれどどこか温かな交流が描かれていて、読んでいて心がホッとなった。 特に小学生の男の子が、転校してきて今ひとつクラスに馴染めない中、落語を覚えクラスメイトの前で披露するシーンと、その後の男の子が見せる成長した姿は読んでいて目頭が熱くなった。 またいつの日か、時間を空けてもう一度読みたい一冊。
1投稿日: 2021.02.28
powered by ブクログ噺家の三つ葉は、何らかの問題や悩みを抱えている人たちである、従弟の綾丸良、元劇団員の十河五月、小学5年の村林優、元プロ野球選手の湯河原太一に落語を教えることになる。あまり知らなかった落語界の事や井の頭公園の懐かしい雰囲気がうまく重なっていてよい。落語発表会からラストまでがよい。
15投稿日: 2021.02.27
powered by ブクログ言葉、噺を通して、真正面にぶつかっていったんだなと。少年たちの話がいちばん好き。 いちばん心に刻みたいのは、正面を切る!
1投稿日: 2021.02.18
powered by ブクログ話し下手で生き方が不器用な人たちが、落語家三つ葉と出会う。テニスコーチの従弟の良、ツンとした美女十河、元野球選手、小生意気な10歳の村林。三つ葉の教えの元、「話し方教室」を開くこととなる。 年齢も環境も違うバラバラの面々が、最初はぎこちないが、最後の発表会ではまとまりをみせる。一人一人の思いやりと熱意が集大成となる場面は心温まるものがあった。 上手くいかなくてつまずいている人が登場する。そこが一番読み手に伝わるところではないだろうか。 個人的には、三つ葉が10歳の村林君を「村林」と苗字で呼ぶところに、「面白い違和感」があった(笑)。 落語のことが少しわかり良かった。「まんじゅうこわい」が有名な落語の演目だと知った。 心に残ったところ 自信って一体何なのだろうな。 自分の能力が評価される。自分の人柄が愛される、立場が誇れる、それより肝心なのは、自分で自分を「良し」と納得することかもしれない。 良しの度が過ぎると、ナルシズムに陥り、良しが足りないとコンプレックスにさいなまれる。そんなに適量に配合された人間がいるわけなく、たいていはうぬぼれたり、いじけたり、ぎくしゃくみっともなく日々を生きている。 (いじけたり、ぎくしゃくみっともない、それでもいいんだ!)
21投稿日: 2021.01.11
powered by ブクログすらすら読めた本でした。 落語家の話で、ケンカっ早い性格なところが共感しそうな所でした。 落語を聞いてみようって思わせる物語でした。
1投稿日: 2020.12.07
powered by ブクログ落語をメインしたラブストーリーかな。 登場人物に落語を通してのドラマがありました。 一人一人にそれなりのクライマックス。 取り敢えずハッピーエンドですね。
1投稿日: 2020.11.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み進めるのにも時間がかかりました。 主人公と、十河さんに全く魅力が感じられませんでした。最後の2人の感じもちょっと寒すぎて全然いらないです。 少年だけは良いキャラクターでしたし、どうなるのか展開が気になって読めました。 主人公のちょっとしたウケ狙いの部分(セリフではなく読者に向けて)がことごとく滑っていて恥ずかしくなりました。 とにかく全体的に私には合いませんでした。
1投稿日: 2020.10.20
powered by ブクログ自分の気持ちが今どこにあるのか。目を逸らさずに、自分と向き合って自分なりの答えを見つける。骨の折れる作業だが、ちゃんと自分を知ることで、周りの人を助ける力も身につく。 物語に出てくるような、学校でも職場でも家でもない、心通わせるられる居場所ができると人は強くなれるんだと思う。
0投稿日: 2020.08.08
powered by ブクログ表現が独特で時にこ気味よく時に沁みる。 不器用で正直な人たちの適度な距離感が優しく感じた。 すごく大きく変わる訳ではないけどあきらかに明るい光か満ちていてこれから先を生きていく登場人物たちをみたい。 続編ないのかなー。
0投稿日: 2020.07.31
powered by ブクログ古い本の断捨離をしようと、この本を手に手に取った。 確か落語の話だったような。内容は全く覚えていなかった。 まあ、再読してから処分しても遅くはないか。 主人公三つ葉の語り口が軽妙で気持ちがいい。 とにかく素直で単純な男だ。 時に率直な物言いで反発も生むが信頼できる。 落語教室のこじらせた面々も 次第に心が解き放されていく。 そして沈黙ぎみだった落語教室の茶の間も どんどん居心地のいい場所へ変化していく。 まさに一期一会。この連中でなければ、 そして吉祥寺のこの茶の間でなければ この空気は生まれなかっただろう。 特に何かが起こるわけでも 事態が解決するわけでもないけれど、 この語り口のおかげで思考もすっかり三つ葉化してしまい、 読み終わった頃には不思議と元気をもらえる。 三つ葉の素直さが、心を身軽にしてくれるのだ。 そして読後感の爽やかなこと。 こんな心地よさを感じるため またあの茶の間に戻るため 忘れた頃に読み返そう。と、本棚に戻した。
1投稿日: 2020.06.21
powered by ブクログもう23年前に発表された作品になりますが、 当時「本の雑誌が選ぶ年間ベストテン 第一位」にも選ばれた、 傑作エンタテイメント小説が本作です。 また、1万円選書でおなじみのいわた書店・店主氏のおすすめ本のひとつでもあります。 主人公はまだ真打にあがっていない、 二枚目の序列にある落語家、今昔亭三つ葉。 ふとしたきっかけで、 しゃべることに難を感じている4人が、 三つ葉のもとで落語を習い始めます。 その、日常ドラマがとても楽しく、そして尊いものに感じられました。 巻末の北川次郎氏による解説には、 物語を構築しつつも物語の背後にあって素人目には気付けないような 作者の文章技術についてが書いてあります。 恥ずかしながら、僕は物語そのものと、 ごくごく狭い範囲の文章術にだけ気を取られてしまい、 北川氏が見抜いたような構造には、 まるで意識的になれませんでした。 本文読後になってようやく「そうだったか!」と得心しました。 それがどんな技術かといえば、 かいつまむと、物語の起伏においてなんですが、 物語がポジティブに進行していくところで、 すこし狭い範囲の文章、段落で、マイナスのイメージを 読者に与えるような書き方をしていることがそれでした。 つまり、登場人物の表情などの描写、 主人公の心理、などなどが、ネガティブに書かれている。 それは、人と人がわかりあったり、心理的に近づいたりすることって、 それほど単純にはいかないものだという作者の洞察があるし、 登場人物たちがしゃべりに困っている、つまり、 自己表現に困っている人たちなのだから、 なおさらネガティブな心理が的を射るし、 物語に深みを与えるし、 真に迫るんだと思いました。 僕が自分で書くときも、それなりに考えてはいるのですが、 今作品のような考え方を未だしたことがなかったので、 勉強にも参考にもなりました。 しっかり考えて執筆に臨めば、 必然的に物語の背後からこういう技術が要求されるものだろうとも思うわけで、 執筆に取り組むときの気持ちをちょっとでもないがしろにしてはいけない、と、 まあ今後もそうするつもりは微塵もないのですが、しっかり覚えておこうと思います。 そうはいっても、先に書いたような技術点など考えずにいて、 物語の面白みが減ってしまうわけではないです。 逆に、物語に没頭することで、すごく楽しませてくれる作品です。 出合えてうれしい大切な小説をまたひとつ、 知ることができた喜びをひしひしと感じています。
1投稿日: 2020.05.12
powered by ブクログ対人恐怖症で仕事を失いかけのテニスコーチ、 コテコテの関西弁で生意気である故にクラスでいじめられる小学生、 極度のあがり症で何も話せなくなる野球解説者、 口下手で自分を表現するのが下手な黒猫美人。 この3人がひょんなことから 噺家である今昔亭三つ葉のもとに集まり、落語を習いはじめる。 仲も悪くて、自分勝手で、しまいには落語もてんでバラバラで…。 そのうえ、今昔亭三つ葉も恋に仕事に悩み始める。 悩める4人が、落語発表会を通じて少しずつ前進していく物語。 とってもよかった~すごくよかった!元気をもらえます。 皆それぞれ悩んで、もがいて、それでも少しずつ前進していく。 初めて読む作家さんかと思ったら、「サマータイム」とか「一瞬の風になれ」を書いてる人でした。 おすすめです。
0投稿日: 2020.05.11
powered by ブクログ久しぶりの小説だったが読みやすく3日間で読み終えてしまった。 新米落語家と喋り下手❓な社会、学校生活に行き詰まった4人の生徒と成長物語である。ひょんな事から4人の先生となってしまった主人公落語家の三つ葉の心理描写が秀逸だと思った。女性作家でこれ程不器用な青年の心が描けているのは素晴らしい。 自信がなく自分を認められない4人だったが落語教室を通してコミュニケーションが上手くなり人と察する事が楽しくなっていく様子は読者としてみていても気持ちが良かった。 自分に良しと言えるだけで生きやすくなる。片意地を張らずにありのままの自分を認めてあげる事で人間関係が良くなり変なプライドが消えて生きやすくなるのかなとこの話を読んで感じた。
2投稿日: 2019.11.08
powered by ブクログ今昔亭三ツ葉こと落語家の外山達也26歳は、カッとなると見境がない。ついたあだ名が『坊ちゃん』。 その三ツ葉がとあるきっかけから、話し方教室もとい落語教室を開くことになります。 生徒は吃音の従弟のテニスコーチの綾丸良。 ワープロオペレーターで元劇団の女優で大根と言われた、十河五月。10歳の関西弁しか喋らない、阪神ファンの小学生村林優。 そして、元阪神タイガースの選手選手で野球解説者もやっていた湯河原太一。 皆、喋るのが苦手な集まりにしては、小気味よいテンポの会話で話は展開し、落語の発表会まで、話は続きます。 この小説のレビューを少し拝見したら、ほっこりする、気持ちがあたたまる等々、ありましたが、私はやる気がでました。 三ツ葉の元に集まって4人が落語を勉強しているのを読んだら、私も何か勉強をしたいと思いました。 何かやはりことばに関することがいいけれど、落語も面白そうですが、ちょっと違う気がします。 何か地道に同じテーマの本を読むとかでもいいのですが、すごく勉強したくなりました。
27投稿日: 2019.09.12
powered by ブクログ吃音癖が出て人前でなかなかうまく話すことができない大学生、関西弁のためにいじめられていると母親に思われている小学生、じっと相手を見たまま喋れなくなってしまう女性、正しいことを言おうとして言葉がでなくなってしまう野球解説者。何とか普通に話したい。彼らが頼ったのは噺家だった。彼らに落語を教えることで、かえって噺家もいろいろなことを学んでいく。それぞれがそれぞれに悩みを抱えていてもどうにかなるさ。そんなことをなんとなく感じてしまう作品。軽快なテンポとユーモラスな語り口で一気に読めてしまう。
1投稿日: 2019.08.29
powered by ブクログ内容紹介 俺は今昔亭三つ葉。当年二十六。三度のメシより落語が好きで、噺家になったはいいが、未だ前座よりちょい上の二ッ目。自慢じゃないが、頑固でめっぽう気が短い。女の気持ちにゃとんと疎い。そんな俺に、落語指南を頼む物好きが現われた。だけどこれが困りもんばっかりで……胸がキュンとして、思わずグッときて、むくむく元気が出てくる。読み終えたらあなたもいい人になってる率100%!
1投稿日: 2019.07.09
powered by ブクログ二つ目の噺家・今昔亭三つ葉のところに、ひょんなことから話すことに難がある男女4人が寄せ集まって、話し方教室ならぬ落語を習いに来ることに。 この三つ葉、自分の落語の腕が上がらずに悩んでいても、秘かに思う人から振られても、人の世話を焼くことが止められない。 無口な女性、関西弁の勝気な少年、吃音の甥、毒舌の元プロ野球選手、それぞれに訳ありなところへ首を突っ込んでは悪戦苦闘の繰り返し。 頑固で短気でお節介で、馬鹿がつくほどのお人好しの三つ葉が独り言ちる心の内が諄々と綴られるが、読めども読めどもなかなか話が進まねぇ。 バラバラだった5人の会話が噛みあいだすと多少変化が見え、特に少年のセリフには伊坂幸太郎ものを思わすリズムと面白味ありだが、如何せんもうお話が終わりかけだ。 悪くない話なんだけど、この本が出たのがもう20年以上も前で、これら登場人物が醸し出すペーソスとユーモアやゆっくりとした展開は、今の時代の中ではちょっとまったりし過ぎになったという感じ。
2投稿日: 2019.06.13
powered by ブクログ元気をチャージしてくれる物語だな。落語のことはよくわからないけど、一度見てもみるのもいいかもしれない。綾丸、十河、村林、湯河原そして三つ葉、それぞれ問題をかかえている。落語の稽古をすることで解決につながるのかはわからないけど、それぞれがそれに正面から立ち向かおうと一歩踏み出したことがいいんだと思う。やるか、やらないかは結果はともかくとして大きな違いだ。オイラもくさっていたときがあるけど、サッカーとランニングをはじめたことで自分のなかで何かが変わった気がする。問題が解決したわけではないけど、いままでになかった捉え方ができるようになった。仲間と思える人が増えた。オイラの大切な財産だ。しょげたり、くさってたりする時間がもったいないよね。何かをはじめれば何かがきっと見えてくる! それにしても三つ葉と黒猫の十河はうまくいくんだろうか?
1投稿日: 2019.06.04
powered by ブクログ解説を読んで、こうゆう読み方をするべきだったのかと分かった まだまだだなあと思わされた どの作品でも、著者の作り込みに対して自分が受け止めてるのって1/10くらいなんだろうな… 自信のないところをもっと共感したかった
4投稿日: 2019.05.17
powered by ブクログ2019.4.13 読むのを止めれなかった。よかったな〜 爽やかでホッコリして勇気が沁みました。 みんなそれぞれの地獄を抱えていて、それとの上手い付き合い方を模索しながら生きていく。 自意識過剰というのはなかなか厄介な病。 長い時間をかけた地道な努力が必要。 ちょっとしたきっかけが思いもよらないへん変化を生む。
1投稿日: 2019.04.14
powered by ブクログ日本経済新聞社 小中大 記事利用について 印刷 印刷 読書日記女優 南沢奈央(2) 『赤めだか』 つらくてもやると決めた道 2019/2/14付日本経済新聞 夕刊 読書に並ぶ趣味の落語。出合いのきっかけは本だ。高校生の時に落語家が主人公の『しゃべれどもしゃべれども』(佐藤多佳子著)を読んで興味を持ち、CDやDVDで親しむようになった。大学に入ってからは、寄席にも行きはじめた。 そんな折に手にした立川談春さんの『赤めだか』(扶桑社文庫)。17歳で談志師匠に入門した談春さんが、真打に昇進するまでをつづったエッセーだ。どんなつらいことも理不尽も、やると決めた道だからやっていくんだという姿勢にビビビと来て、独演会に駆けつけた。 心底圧倒された。命を削るごとく、全身全霊で演じる話芸。たったひとりで、大勢のお客さんをひきつける。既に芝居の仕事を始めていた私にとって、感化されるものだった。 落語は見ているとまねしたくなる。現在落語協会会長を務める柳亭市馬師匠に稽古をつけてもらい、20歳の時に「雛鍔(ひなつば)」、つい最近は「厩(うまや)火事」を披露する機会を得た。やってみて分かるのは、落語はまさしく「話芸」で芝居とは異なるということだ。芝居では役作りが大切だが、落語では感情を入れすぎず、俯瞰(ふかん)して演じ分ける力が必要。とても勉強になる。 『赤めだか』には談春さんが、さだまさしさんに「オールマイティに近づきたい」と気持ちを吐露する場面がある。私自身も、何でもできるようになりたいと思うタイプ。だけど先日お会いしたときに談春さんは、「得意を極めていけばいい」とおっしゃった。談春さんに言われると、個性を伸ばしていくのもいいな、と思えてしまう今日このごろだ。 このページを閉じる 本サービスに関する知的財産権その他一切の権利は、日本経済新聞社またはその情報提供者に帰属します。また、本サービスに掲載の記事・写真等の無断複製・転載を禁じます。 NIKKEI Nikkei Inc. No reproduction without permission.
1投稿日: 2019.04.13
powered by ブクログプロフェッショナル『北海道砂川市のいわた書店』を見て購入。自分を信じる大切さ、自分の思いを相手に伝える難しさ、自分を信じる大切さに気づかされるストーリー。が、情景描写と心理描写が入り乱れていて今どの場面の話をしているか、物語の流れが頭の中に入ってきにくい印象。ストーリーも割とベタで、期待していた感じと違った。
1投稿日: 2019.04.06
powered by ブクログそれぞれの悩みを抱えた人が集う、そして三つ葉さんをきっかけにしてそれぞれが動き出す。 「自信の付け方」というテーマ?があり、「みんな〝良し〟が必要」という言葉に納得。三つ葉さんの気さくで飾りっ気のない褒め方がすごく素敵だと度々思った。村林くん付近で起こる小学校のカースト制?的なのがリアルだった。 そして、きっとハッピーエンド!で終わるのではなく、村林の人間関係も、湯河原さんや綾丸くんの仕事も明日から上手くいく保証はないというのもなんかいいなと思う。 ラスト、三つ葉さんと十河さんはやっぱりくっつくんかーいと言いたくはなった。まぁくっつかなかったら、くっつかんのんかーいって言うと思うが 笑 不安と期待が入り混じる4月の初めにこの本を読んでよかった。少し元気が出た。
1投稿日: 2019.04.02
powered by ブクログあまり話さない人が身近にも居るので、いろいろ事情があんのかなぁ…と本筋から脱線した思いに耽ってしまいました。小説としても面白かったですね
1投稿日: 2019.03.31
powered by ブクログ長旅あたりには持ってこいの娯楽小説。 筋も分かりやすいし、結末がほぼ見え見えの、ひねりもも何もない直球。ただ球質は軽いかもしれない。だから高揚感があるかと言われるとそれほどでもないかな。 しかし落語っていうのは一定の支持があるねぇ、当方あまり興味がないんですが、これは生を見ていないからかもしれない。少なくともテレビの芸ではないと思うしね。
1投稿日: 2019.03.28
powered by ブクログしゃべることに対してそれぞれの悩みをもつ五人が、一緒に落語を学ぶ、というそれだけではよくわからない話。大事件とかがあるわけじゃないんだけど、引き込まれるしこころがざわつく。主要な五人の登場人物はみんなキャラがとても立った変わった人たちなのに、それぞれの悩みになぜか共感できて感情移入してしまう。落語で悩みがなくなるわけじゃない、けど、考え方次第でちょっと楽になれる、そんな話。
1投稿日: 2019.02.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ドラマチックとかではないけれど、日常の中にあって、少し訳ありな人々の人間模様がとても素敵に描かれていた。落語のちゃんとした寄席には聞きに行ったことがなく(テレビで昔好きだった「らくごのご」は毎週観てた。あ「ちりとてちん」は大好きな朝ドラベスト3)落語の世界には詳しくないけれど、雰囲気はつかめたし、おもしろかった。特に小学生の村林くんの悩みつつも、性格的に意地っ張りでカラッとしているキャラのセリフにはニヤニヤと読んでいて笑えた。関西弁がとてもいい感じに描かれてて、がんばれと声援を送ってしまう。それぞれの関係性も、いい距離感で、かといってだんだんと信頼しあっていく様子がとても素敵だった。最後の発表会はとても良かったなぁ。なんか習い事とかしたくもなってしまった。みんなが前向きに、とはいえ暑苦しいことなく自然な感じに一歩進んだのが、心地よかった。
1投稿日: 2019.02.14
powered by ブクログ愛すべき登場人物が落語を習いながら、困難を乗り越えていく(?)。プロ野球引退したおじさんから小学生まで皆悩みを持つがかわいらしい。
1投稿日: 2019.02.10
powered by ブクログ一万円選書の中の本としてテレビで紹介されていたため読んでみた。 それぞれ悩みを持った人たちが集まり話が進んでいく。登場人物の想いがよく描写され面白い。
1投稿日: 2019.02.03
powered by ブクログ昔どこかで見た名言で心当たりがあり、調べ直してみたら 吉田松陰の名言でした。 「教えるの語源は『愛しむ』 誰にも得手不得手がある、 絶対に人を見捨てるようなことをしてはいけない」 人前で話すことに悩みを抱えた人たちに 落語を教えることになった主人公の三つ葉にも、 こんな気持ちがあったとしたら…。 作中の色々な場面がしっくりくるなぁと、 なんだかこの物語と重なるように感じました。
1投稿日: 2019.01.30
powered by ブクログ二ツ目落語家の今昔亭三つ葉,どもり癖ゆえにテニスコーチ業で失敗した従弟に頼まれたのをきっかけにして,人を好きになれない娘,いじめに遭っている小学生,毒舌だがひどいあがり症の野球解説者(みなそれぞれの事情からつまずいている)に落語を教えることになった。とは言え,自身の修業もプライベートも歯車が合わずに自信を失いかけている。登場人物の性格描写が際立っていて,それぞれが無事に立ち直れるのか(特に,小学生村林がいじめっ子を見返してやることはできるのか)が気になり,後半は一気読み。
1投稿日: 2019.01.30
powered by ブクログおもしろい!!! 文庫本にしては少々厚めの本ですが、結局2日で読破してしまいました。 二つ目の落語家が、ひょんなことから人間関係に問題ありの人たちに落語を教えることになる。人間関係に問題ありの人たちなので、一同に会しても一向に打ち解ける気配もない。しかし… テンポも良いし、登場人物が個性的で活き活きと描かれている。それぞれが悩みを抱えているはずなのに、それが一体何なのか、読めども読めども語られない。物語後半から怒涛のごとく語られ始め、でも、悩み解決!というエンディングでもない。 では消化不良か…ということはまったくなく、おそらくいつもと同じ毎日が続くのだろうけれど、ほんのり暖かい気持ちになれる。 不思議な小説です。
1投稿日: 2019.01.17
powered by ブクログ面白かった。解説にもあったけど、大げさな設定何一つ無いけど、地味ーに誰にも心当たりがありそうな問題抱えた連中が、問題解決になるかどうかもわからない、落語覚えようとするのがなんとも。そもそも、まとめ役がいないんだからまとまらないし。それでも、ちびっ子の問題だけはなんとかしてやろうとするのは意外だった。宮田、嫌な奴だなあ。ガキの頃から他人を屈服させたがるなんて、ロクなもんじゃねえ。その後がどうなるのか気になるけど、そんなに悪くなりませんようにと願うよ(︶^︶)
2投稿日: 2019.01.01
powered by ブクログ二ツ目の落語家が、しゃべることに問題を抱えている3人に落語を教える。 そのことから、それぞれの人生が動き出す。 最後は爽やかな青春小説。 面白かったです。 星4つ。
1投稿日: 2018.12.15
powered by ブクログ二つ目の噺家さんが、ひょんなことから話し方教室ということで、素人さん相手の落語教室をすることになる。 二つ目さんというのは、前座の時を経て師匠に授けられた芸をどう自分のものにするか四苦八苦する時期らしく、その四苦八苦ぶりが青春小説のよう。 四苦八苦は、一癖も二癖もある生徒たち、それぞれにもあって、だけど、その奮闘振りのいろいろが心にやさしい。 それから、桂枝雀さんのこと、久しぶりに思い出しました。ほんまにおもろい落語家さんでした。
1投稿日: 2018.12.07
powered by ブクログ主人公の噺家、今昔亭三つ葉は、短気で口より先に手が出るタイプ。思った事をズケズケと言ってしまう。私はどちらかというと、苦手なタイプですが、何というか、心根が優しい。その三つ葉が、ひょんなことから、話し方教室を開くことになり、そこにはまたまた個性たっぷりの生徒たちがやって来る。 ハートウォーミング!!なお話でしたが、登場人物、みんなが、人間味溢れていて、そして人思い。「あぁ、やっぱり人っていいよな。好きだなー。」とじんわりと思いました。みんな、一生懸命生きている。それぞれに目標があってコンプレックスがあって、それでもきちんと真ん中に「自分」が居るから難しいし一筋縄ではいかないけど、愛おしい。 落語をまた、聞きに行きたくなりました。
1投稿日: 2018.12.04
powered by ブクログ「一万円選書」でもお勧めしている本。 登場人物たちが個性豊かで面白く読めたが、今一、心に残るモノが足りなく感じ、★3つとした。
1投稿日: 2018.11.12
powered by ブクログプロフェッショナルの仕事術を見て購入。自分の好きな、どんでん返しとかはもちろんないのに、引き込まれる。読んだ後になんかほっこりとした。
1投稿日: 2018.11.07
powered by ブクログ外出自粛で時間が出来たので読了。一万円書店?で知った本。 登場人物は皆、話をすることに苦手意識を持っているように思えるが、実際には話が下手なのではなく、人間関係に悩んでいる人たち、自分に自信が持てない人たちのお話で、とても共感出来た。 表紙のイラストがイマイチだが、いろいろなチカラをもらえる小説だった。 108
0投稿日: 2018.10.12
powered by ブクログ落語を通じてひょんなことから交わる四人の人生。 それぞれ色々ある大人3人+色々ある小学生。とくにラストの小学生のエピソードがぐっときて泣けました。 読んだあととてもさわやかで幸せな気持ちになりました。
1投稿日: 2018.09.28
powered by ブクログいわた書店一万円選書で有名ないわた書店に並ぶ本の一冊でもあり、「本の雑誌が選ぶ年間ベストテン」第1位にもなった本。 上手く話せない人達が落語家である今昔亭三つ葉のもとへ。三つ葉自身も教えていく中で悩み抜くのだが、そこからの三つ葉と教え子達の生き方がとても人間味あふれる。 悩みや壁に突き当たった時に何かを変えようと思うこと、そして何かをしてみようと行動に移すことは素晴らしい。 結果が実ることもあればそうでない事もあるが、それでいいという事をこの本は教えてくれているような気がする。 これからこの本を読む人はどうか肩の力を抜いて読んでみて欲しい。
1投稿日: 2018.09.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
落語会に参加するメンバーに全て悩みを抱えていて、それについて、完全な解決ではないけど、ちゃんと向き合い、自分なりに少し解決していく様子が心温まる作品だった。 自分も少し前向きになれるような良い作品だった。
1投稿日: 2018.09.08
powered by ブクログ噺家の目線でストーリーが展開されているので、まずテンポか良い。そして表現が豊かで面白い。 そして人情味がある小説だ。 凄く明るくは無いが少しの希望が持てる話の終わり方にも、人と人との味みたいなものが感じられる。
1投稿日: 2018.09.07
