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アッコちゃんの時代
アッコちゃんの時代
林真理子/新潮社
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総合評価

51件)
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     バブル時代の日本に実在した人々をモデルにした小説。  美貌と、日本人離れしたスタイルでモテまくる主人公。そして彼女に群がる男達。次々と現れては消えていく彼らの発する言葉は調子良く聞こえ、予想通りその熱は冷める。  いつの時代も流行る物事は変われど、男の性分は変わらないのだなぁ…と呆れながら読みました。  色々思うところはありましたが、面白かったです。

    15
    投稿日: 2025.10.04
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    私はバブルの恩恵を全く受けてない下の世代だが、バブルの残り香がうっすら漂っていた時代の空気は知っているので本書を読むと何処か懐かしいような気持ちになった。しかしながら、話に出てくるお金の額が桁外れに大きいものだから現実感が全く湧いてこない(笑)。 「アッコちゃん」の愛人生活は思わぬ妊娠→結婚によって一旦は終止符が打たれるのだけど、丸く収まる訳がなかった!たとえアッコちゃんが「普通の幸せ」を望んだとしても、相手が誠実なエリートサラリーマンだったとしても、彼女には勤め人の妻は務まらなかったと思う。その美貌ゆえに結婚後も周りがほっておかないだろうし、ご本人の性格的にもいつの間にか危険な香りがするほうに吸い寄せられていってしまうだろう。生まれながらの愛人体質なんだと思う。 登場人物は実在の人物をモデルにしているという。キャラがなかなか濃ゆい方々ばかりなので(多少脚色されてるとは思うが)マンガのようで面白かった。その絵が脳内に浮かんでしまう。それにしても桁外れのお金持ちと付き合うのは女性の若さと飛び抜けた美しさは言わずもがな、体力がある人じゃないと駄目なんだな。スケールが大き過ぎて遊ぶのにも相当なエネルギーが要るもの。パワーがお金を引き寄せるということだろうか。

    0
    投稿日: 2025.08.17
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     昭和のバブル期をたくましく生き抜いた北原厚子、通称アッコちゃんの物語である。本書は実話を基に構成されており、林真理子の巧みな小説手法がバブル経済の時代を見事に表現している。日本にかつて存在したこの時代の記憶が浮かび上がる。小説として、成功している。  何よりも、アッコちゃんの楽天主義は痛快である。描かれているアッコちゃんは、日本人離れした美貌とプロポーションの持ち主であり、フランスやイタリアに行けば注目されるほどの美しさを誇る。その上、ピンチに陥っても何とかなると信じて疑わない逞しさも彼女の魅力の一つである。  物語は東京西新宿の地上げの帝王と呼ばれる早川(モデルは、早坂太吉)との出会いから始まる。早川は50歳で、厚子の後輩の母親の紹介で会うこととなった。厚子は当時19歳の女子大生である。銀座のやり手ママである厚子の後輩の母親は、早川の内縁の妻だった。カマキリママとも言われる。早川は山形弁の風貌の地味な男であるが、不動産業界では有力なやり手である。彼は積極的に娘の年ほどの厚子に近づき、厚子は「銀座のママから地上げの帝王を奪った女子大生」として週刊誌に騒がれることとなった。  早川は土地の値上がりにより莫大な資金を得ており、不動産業界で全国第3位の規模に拡大していた。西新宿の土地を20億円で買い、その後東京都庁の移転により470億円で売却し、多大な利益を上げている。彼は女好きでギャンブルも好み、競走馬を約300頭所有しているほどである。早川の会社はホテル11軒、ゴルフ場、病院などの運営も手がけていた。  しかし、厚子に対しては金銭面をほとんど与えないケチな様子であった。地上げの帝王の早川は、愛人の経費コストダウンみたいな方法を駆使する。早川は厚子を束縛し始めると、彼女はそれを嫌い、縁を切る決断を下す。そして、新たな愛人に目を向けていったのである。  厚子の1番の親友奈美は、実際は尾崎豊の嫁だった。本書では、流行らない歌手とされている。  そんな中、厚子はお気に入りのイタリアンレストラン「キャンティ」のオーナー兼、最新の音楽を手掛けるプロデューサーである五十嵐英雄(モデルは、川添象郎)に出会う。五十嵐はユーミンやYMOのプロデューサーも務めた人物で、妻と子供二人を持ちながらも、厚子に積極的にアプローチをかける。実際、妻は風吹ジュンである。五十嵐は厚子をフランスやイタリアに連れて行き、彼女に似合う服を選ぶ中で、厚子は自信をつけていく。そして、厚子は1年契約の愛人関係を結び、さまざまな有名人と交流するようになる。結果として、厚子は風吹ジュンからの略奪を果たし、やがて妊娠するに至る。その後、五十嵐は風吹ジュンと離婚し、結婚には至らないものの、子供を認知するにとどまる。  また別の場面では、厚子はIT企業の社長から惚れられる。厚子は、カリスマ的存在と称されるほどの魅力を持つ女性であり、そのあっけらかんとした性格と神経の図太さで、バブル時代を力強く生き抜いていく。  この物語を通じて、林真理子は時代の虚実を見事に掬い取る筆力を発揮しており、昭和の時代のバブルの華やかさと奔放さを改めて思い出させる。昭和は良かった。まさに、かつての日本の昭和のバブルの栄華と華麗さの上澄みを巧みに捉えた作品である。林真理子の小説手法の筆力に、ザブトンをあげたい。

    1
    投稿日: 2025.06.26
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    選ばれた人だけが見ることのできる世界を垣間見れた。実在した人物とは驚き!!美しい容姿で生まれた人にしかわからない価値観、ルッキズム、ジェンダー、世代間ギャップ…見えないことだらけだけど、見えないものがあるってことが知れてよかった。アッコちゃんは悪いことはしていない!アッコちゃんは他の人が手にできないキラキラしているものをたくさんもってしまうけど、同時に、「普通」の人が手にできるものは得られない。だとしたら、もう、こうやって生きるしかないんだなって思って、私の物差しでは測れない世界なんだなーって…そんなことを思った。なんだか「可哀想」なんておこがましいことをちらっと思ってしまったけど、いやいや、何を言っているんだ、私の価値観で考えるんじゃない!って自問自答を繰り返す…笑

    0
    投稿日: 2024.08.11
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    読みやすい!エンタメ要素盛りだくさん。 アッコちゃんは実在する女性だったというのはびっくりしたけど、私も過去に1人、このようなタイプの女性に会ったことがあるので、彼女と重ねてみると、何となく彼女たちの心が分かるような気がした。私も彼女たちの仲間になれる位の美しさを持って生まれていたらどうしていただろう?ただなどと、どうでもいい妄想も浮かんだりした。 林真理子らしい1冊で面白かった。

    0
    投稿日: 2023.06.14
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    純粋にエンタテインメントとして楽しく読める。深読みの必要もなくテンポの良い展開にページが先に進む。主人公の活躍した時代と同年代の人間(私もその1人)にとっては正にそのような時代であったと感慨深く、捉えようによっては深刻なテーマにもある種の諦めや傍観者的な視点が入り深刻化されずに心地よい。リラックスして懐かしい思いにも浸れる一冊。

    1
    投稿日: 2023.05.20
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    5月に東京ブラックホールをみて以来気になっていた作品。 バブルは少しだけ齧りましたが凄い時代でした。

    1
    投稿日: 2022.10.20
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    一気読みしました。 バブルの時代を作者自身の経験も交えて描かれているようです。 実在の女性だそうですね。 共感を持つことはありませんが、いるんですね、こういう人。 作品としてはとても面白く読みました。

    0
    投稿日: 2022.06.08
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    読了日2010/02 バブル期、私は小学生から中学生くらい。世の中が好景気だなんて全く分からない。 アッシーメッシーワンレンボディコン・・・言葉はもちろん知っているけど、全く現実味はなし。 実在する人物の実話をもとに書かれた本なので、日本にこんな時代があったんだなぁ~と歴史の本を読んでる感じです(笑) 私たちの時代や今の若い人とは180度違う青春。 毎日毎日、夜の街へ繰り出し、ディスコで踊り狂って、サラリーマンの数カ月分の月給のワインを一気飲みな時代より、私は、今の時代のほうが好きだな♪(景気は良くなって欲しいけど)

    1
    投稿日: 2017.10.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2008年(底本2005年)刊行。  もはや歴史の1ページに過ぎないバブル時代。その時代を、具体的な人物の伝記風にまとめた小説であり、確かにあるある感は満載だ。  とはいえ、当時、高校生から大学入学くらいの年代、金はもちろん無く、非東京在住の、そして主人公より数年ほど年若の男から見た風景と、美形女性20代である主人公の見たバブル期の風景の違いには納得させられるやら、感慨深いやら…。

    0
    投稿日: 2016.12.17
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    アッコちゃんムカつくけどなんか憎めない バブル時代に生まれたかったとは思わないが、一度体験してみたい気はする

    0
    投稿日: 2016.05.25
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    今と時代が違いすぎて、空想のような世界だなあと思った。これじゃ世代によって価値観が全く違うのも頷ける。

    0
    投稿日: 2015.10.11
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    バブル時代のお話。 林真理子が書く話って、読みやすいんだけど詳しく書き込まれ過ぎて想像の余地がないというか・・・ 読書は無意識に自分との共通点を探しながら文字を追うのじゃないかと思うのだけれど、ここまで書き込まれちゃうとよっぽど主人公と共通点がある人じゃないと物語を追体験できないと思う。 なんか残念。

    0
    投稿日: 2015.01.16
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    面白い、興味深い、バブル期のことがリアルにイメージできた。嫌みっぽくなりそうな話題なのに、林真理子先生が描くと不思議なことに読んでて良い気分になる。

    0
    投稿日: 2014.09.08
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    バブルと全く無縁の世代からみると、バブル期というのが、本当にに魅惑的で羨ましい時代であったということをしみじみと感じられた。この作品自体、数十年前に現実に起きていたこととは信じられない。まさに事実は小説よりも奇なり!作中に実際の芸能人の方のお名前も多数登場し、いちいち調べながら読んでしまった。

    0
    投稿日: 2014.08.27
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    「たいていの女は、違う、違うって言いながら金のある男へなびいていく。女っていうのは、言いわけや自己弁護の天才」 「他の女がするように“ちゃん”づけしたり、呼び捨てにされると安っぽく聞こえるような気がする」 今も昔も、女の若さは武器であり欠点でもあり。 アッコちゃんのように容姿も生き方と華々しい訳ではないけれど、世の女性全ての共感が林真理子には詰まっている。

    0
    投稿日: 2014.05.25
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    バブル時代のすっごく美人なコって、アッコちゃんみたいな人生送ってたんだろーなーと思う。自分の今の生活とかなりかけ離れている分、感情移入しすぎることもなく娯楽気分で読めました。

    0
    投稿日: 2013.09.16
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    登場人物が実際に名のある人が沢山出てきて、小説?史実?と思って読んだ。 中身がある訳ではないけれども、巷で美魔女と呼ばれている綺麗なおば様達の昔話を聞いているようで面白かった。 キャンティーとかアッコちゃんとかググってしまった。 モデルと言われる方の画像を見て「なるほどぉ」とうなずく自分がいました。 お金とお酒と男、いいですわなぁ。

    0
    投稿日: 2013.03.14
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    あのバブルの時代、金と力を持った男たちを次々と虜にした、女子大生「アッコ」。 多くの女性から妬みと羨望を一身に浴びなら、強くたくましく生きている。 あのおかしな時代が「アッコ」を作り上げたのか? 子持ちの40歳をすぎた今も「アッコ」は自由奔放に生きている。 羨ましいとも妬ましいとも思わないけど、普通の結婚、普通の幸せ、が果たして本当の生き方なのか、数々のバッシングを受け自由奔放に生きるのは、不幸なのか? そもそも普通の幸せってなんなんだろう、と、ふと考えました

    0
    投稿日: 2013.01.20
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    2012/11/14読了。バブル時代に魔性の女と呼ばれた、実在する女性をモデルに書かれた話です。 実名で登場する歌手や芸能人もいて、バブルの時代ってあまりよく知らなかったんだけど、こういうことだったのかと色々勉強にもなり楽しめる一冊。 バブル時代ってこの小説を読む限り、ほんとに今と全然違う。羨ましくもあり、恐ろしくもありです。若くて美しい女性は何でも手に入ったけど、若くても美しくないと全然待遇が違うんだもんね。 バブル時代は子供だったんだけど、田舎だからか全然バブル的な記憶がない…。スキー場にも行っていたけど今とは比べ物にならないくらい混んでいたのかな?

    3
    投稿日: 2012.11.14
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    バブル懐古。 バブルに憧れて育った世代なので、あっこちゃんの住む世界が羨ましいやら懐かしいやら...。実在の人物が登場するため、週刊誌を読むような感覚もあり面白かった。林真理子って読むのはじめてだけど、この内容の浅さは狙いなのでしょうか。読み終わった後に胸に何も残らない、まさに儚い泡のように消えて行く物語。 は〜もっと早くうまれたかった。

    3
    投稿日: 2012.10.17
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    こんな時代があったなんて。ただただ羨ましい。アッコちゃんは全肯定も出来ないけど、全否定も出来ない。バブルって今の時代じゃ絶対生み出せないような人や文化を育ててるなあー。P154の「女がひとり誰かを~」の部分は大きなお世話や!って言いたくなったけど(笑)

    0
    投稿日: 2012.09.22
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    狂乱のバブル期に世間を騒がせたシロウトの女性、アッコ。地上げの帝王と呼ばれたオジサンの愛人から有名レストランの御曹司の愛人になり、やがて妻の座へ。驚くべきは彼女が実在の人物で、すべては実事件だということ。バブルというそう遠くない時代のスキャンダルをあっさり小説化してしまうところはさすがである。 人によっては(おそらく大部分の人が)アッコの生き方、考え方に反感を抱くかもしれない。でも私はあまりにも自分とかけはなれた世界のことなので、一つの特異なキャラクターとして楽しめた。

    0
    投稿日: 2012.09.04
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    バブル期のバブルな女性の話し。 自分も同じ時代にいたけど、ここまでバブルな暮らしはしてないよ。 部分的にはあ〜そうだった!って思うけど。田舎だし。 こんな時代、生きてるうちにまた来るかしら?

    0
    投稿日: 2012.08.08
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    バブルは経験していないが、興味があったので手にとってみた。節約、節約の今のお金の使い方とスケールが違う(;゚Д゚)! とにかく今を楽しむ!楽しみ方はひとそれぞれで、どれがいいか、悪いかなんて言えないと思うがとにかくアッコちゃんの精一杯楽しむ生き方に共感! 私も毎日土日を待つだけの日常から脱出しないと(笑)

    0
    投稿日: 2012.07.20
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    バブルって一種の狂気やね… バブル経験世代じゃないから本を通して知っただけやけど、ほんまに今とは違うんやなぁ。 圧倒されたけど、今の時代に生まれて良かったかも。 アッコちゃんのモデルになってる人…どんな顔してはるんやろ。。

    0
    投稿日: 2012.05.03
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    懐かしいバブル時代。 今じゃ考えられないこともたくさんあった。 この本を読むと当時のことが思い出されてくる。

    0
    投稿日: 2011.08.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    女性が若くて美しければ何でも買ってもらえたバブル時代。 だから何だというんだ・・・。 おじさんに大金使わせて流行りの高級品買ってもらってヨーロッパ連れて行ってもらって・・・そんなことして何が幸せなの?と感じる女性はたくさんいると思うけど。でもその思考も時代性によってつくられているのかな。 アッコちゃんも結局主体性がない。楽な方へ、楽しそうな方へいってるだけでは・・・?

    0
    投稿日: 2011.06.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    バブル期に20歳の小娘がその美貌ゆえ地上げ屋やぼっちゃんオーナーの寵愛を受ける話。 媚を売ってないのに愛されて愛されて、彼女がちょっと悩むところがまた愛らしい。 だけどセリフがバカっぽいのはあえてなのか真理子先生は。 40歳になった彼女も金持ちにもててもはや爽快な気持ちになった。 実名がバンバン出てたのでほとんど実話なんだろうなあ。すごい世界だ。

    0
    投稿日: 2011.03.21
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    バブル時代の話を書かせたら、真理子さんが一番だと思う。ロストワールドにも通じるけど、取材を元にした小説なので、もっとバブル時代が生き生きと描かれていると感じる。キャンティとか、私も好きだった夜遊び時代が懐かしく感じられる

    0
    投稿日: 2011.02.03
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    バブルってこんな時代だったのか! あまりのセレブぶりにビックリ。 実在するお店、人物ばかりで、読み終わった後も楽しかった! ただ、後半にかけてだんだんつまらなくなってくる。 やはり、結婚した後の恋愛はあまり共感できないのかも? セレブなのはいいけど、この人生を歩みたいとは思わなかった。

    0
    投稿日: 2011.01.05
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    読んでて実在の人だと気付いてびっくり 人のものを奪うって悲しいよね でも今、風〇〇○ンさん とても素敵だから よかったのかもね

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    投稿日: 2010.10.09
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    バブルの時代に生を受けた私は、この時代はテレビの中の出来事。 だけれど、この時代を知っている人たちと知り合うと、バブルの恩恵を受けた人たちはみんな笑っていたと言う。 そんな時代を感じてみたい。。と切実に思う、そんな本。

    0
    投稿日: 2010.06.11
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    事実は小説より奇なり、とはよく言ったもので。。。 親友は、尾○豊の奥さん、 そして飯倉のキャンティ の御曹司・風○ジュンの夫を奪ったアッコちゃん。 求められ続ける人生を送るアッコちゃんの本心が最後まで見えてこなかったので、 どうしても「からっぽ」な女性という印象が拭えず、ちょっと消化不良気味。 もちろんこれは小説だから、彼女のすべてが書いてあるわけじゃないけれど。

    0
    投稿日: 2009.12.30
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    バブルの時代に、大金持ちの男達に寵愛された女性の話。 バブル時代の話はとても面白かったけど、この女性の事はあまりうらやましいとは思わなかった。 本当に男を愛してるというか・・自分の事が一番すきなのね! 自分にお金をかけてくれるんなら、おっさんでもいいのね! と、ちょっと引いてしまった。

    0
    投稿日: 2009.10.30
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    私は完全にバブル世代じゃないので まったく想像できないけど なんかバブル全盛期に行って見たくなる本w

    0
    投稿日: 2009.09.24
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    あっこちゃんと同じ時代を生きた私にとって懐かしいことがいっぱいでした。。 でも、同じバブルのお話なら、ロストワールドのほうが好きです。

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    投稿日: 2009.08.22
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    バブリーな時代のキラキラを切取った話。 この頃のお話を読むとどうしても遠巻きになる。 当時の私はしっかりと記憶のある子供だったので、もっとも微妙。 バブルな時代の若者とバブルをまったく知らない若者は対比できるけど、 バブルをものすっごいリアリティ無く確実に知っている若者ってどうよ。

    0
    投稿日: 2009.07.22
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    こんな伝説の人いたなんて知らなかった… 信じられない世界だと思うと共に、キラキラいやギラギラ輝く世界が広がっていた事を少しだけ羨ましく思った。

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    投稿日: 2009.03.09
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    この本の中に二ヶ所だけ日本人として初めてショパンコンクールで入賞(観客賞と言うものではあったが)に輝いたピアニスト原智恵子の記述がある。結果としてその記述は久生十蘭のパリ時代の解明に役立つものではなかった。資料調べと言うのはそう言うものだと諦めた。小説をほとんど読まない私は林真理子の小説を初めて読んだ。そう言う意味では多少のプラスになったのかもしれない。

    0
    投稿日: 2008.11.04
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    実在にいる人物をモデルに書いた作品だけあって、面白かったぁぁ。女性週刊誌読むの大好きな人はハマルと思います。 アッコのような女性・・・近くにいたらウザイだろうけど近くにいたら得はしそう(笑)おこぼれいただけそう(笑) バブリーな時代にそこそこの美人で生まれてオイシイ経験してみたいけど、、そんなことすると今 不満だらけになっちゃうそうで怖い気もする。 アッコちゃんは40歳になっても、それなりにいい思いしてて、フリーダムで、そこも憎たらしかった! 林先生の毒毒しい、皮肉たっぷりの表現大好きです。 ここまで、思い上がって言い切ってくれれば 読んでるほうも スカッとします。 こんな傲慢な女になってみたいもんです。

    0
    投稿日: 2008.11.02
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    9月4日読了。男と金、酒があふれるバブルの時代を泳ぐアッコちゃんの軽やかな姿を描く。雑誌上のエッセイなど以外に林真理子の著作を読むのは初めてだが、文章も巧みでとても面白い。空虚なのか充実しているのか、野心があるのか自然体なのか不思議な女性たちの姿、は男には永遠に理解できないものなのかも知れんなー。ただ、バブルの時代も今も、才能がある男には富と人脈、女が集まるというのが真実か。

    0
    投稿日: 2008.09.06
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    わたしの生まれていない時代、もしくは生まれた頃のバブリーな時代の話。 美しいって得だよな、うーん、そうでもない?でも庶民には縁のない世界だ。 というお話。

    0
    投稿日: 2008.06.11
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    こんなにきらきらしていた時代を書き残しておかなくてはならないと思った。 みたいなことがおびに書かれていました。 バブルの時代のアッコちゃんの話。 アッコちゃんという女の子は非常に魅力的。 自分の美しさをとことん知り尽くしていて、 それをどう男に見せたら男がきゅんとくるかも全てしっている。 決して自分を安売りしない。 私も美しい体系と顔に生まれていたらそんなわざを身につけたいな。 でもひっかかる男はろくでなし。 所詮、バブルですから。 でも、きらきらしてるんです。 だって、バブルですから。

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    投稿日: 2008.05.06
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    この小説のモデルの「アッコ」ちゃんは実在する明子さんという女性 「地上げの帝王」と呼ばれた男の愛人になり その後、音楽プロデューサーを妻である女優から奪い・・・ とワイドショー的に有名だったらしい ↑このあたりの話は小説内では実名こそ出ていないが ネット検索したら全部わかっちゃった そのほかにも有名人が実名で登場しちゃったり 小説として面白いかといわれれば???だけど 野次馬根性的とでも言うか、そんな感じでさらっと読むぶんには面白い で、実際の明子さんの画像も見つけたけど サバサバしてそうなモデル風美人って感じ 40歳にしてあの容姿はうらやましい限り おまけに未だに現役バリバリに遊んでいらっしゃるようで・・・

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    投稿日: 2008.04.17
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    【my room】私が物心ついた時には既にバブルは崩壊し、就職活動を行った昨年は長く続いた就職氷河期ももはや過ぎ去っていたので、この小説に出てくるいつを見ても、自分の知っている時代はなかった。だからこそ、新鮮だったかな。人々が浮かれに浮かれていたバブルの時代。世の中にお金が溢れ、何でもお金で手に入れることが出来てしまった時代。その時代を美しい容姿を持ち、何をしなくても男子が寄ってくる日々を過ごしたアッコちゃんを私は少し羨ましいな、と思う。もしかしたら今でも六本木界隈に行ったらそんな世界もあるのかもしれないけど、少なくとも私の過ごした毎日にはなかったから。でも、林真理子の文体はあんまり好きじゃなかったかも。

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    投稿日: 2008.03.13
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    解説を読んでわかった。アッコちゃんは実在する人だったんだ。yahooで検索して写真みたらきれいな人だった〜(ミーハーだな、あたしも)へぇ、この人がアッコちゃんか。小悪魔的な魅力があるのね。自分はバルブの恩恵には全くあやかってないから、読み物として楽しんだけど、こんな時代もあったのね という感じ。いやはやすごいわ。

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    投稿日: 2008.02.27
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    小説の前に先にアッコちゃんのことはどこかの記事を読んだ。 なぜだろうかすごく惹かれた。 バブルは虚像だとも、日本の青春時代だとも言われるが私はあの頃を良く知らない。 なにもバブルじゃなくたって、金で男に寄り付く女も、男を手玉にとって男から金をむしる女も今だってどこにでもいる。むしろバブルじゃない現代の女のほうがむしろ打算的で必死だ。 アッコちゃんのことをもしかしたら人はその種の女性と一緒じゃないかと思うかもしれない。 でも私はそんな風に思えなかった。 アッコちゃんは美しいし、派手だし、豪華のものが好きだけど、お金が好きなただのばか女とは違う理由は明らかだ。 彼女は男に見返りを求めなかった。おの先にあるものに目を光らせるずるがしこさはなく、目の前にある、男が勝手に与えた素敵なものたちを無邪気に受け入れて喜んだ。 彼女は誰かの力で幸せになろうなんて思わない。男たちが自分にたくさんのものを与えたがる理由を十分知っていてその終わりもあることも理解した。 人はそれを冷めているというかもしれない。 でも男の力で幸せになろうとする女より、付き合ったら当然のごとく見返りを求める女より、彼女はずっと潔い。 よく男性は女性の中にある男性性にフェロモンをかんじるというけれど、このアッコちゃんはまさしくそれなのだと私は思う。 潔く、逞しく、賢い。 それが男たちが彼女の美しさの裏に見たものなのだろう。

    0
    投稿日: 2008.02.25
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    西新宿やら広尾GHSやら西麻布など今でも仕事でご縁があるところばかりで、物語の内容よりもあの時代のことを色々と思い出させてくれた作品でした。 前半のテンポのよさに比較して後半の落ち込みはいささかいただけませんでした。

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    投稿日: 2008.02.09
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    自分とは縁がなさすぎて完全にフィクションとして楽しみました。(実在のモデルがいるそうですが。。) 日本中が浮かれていたバブル時代。 自殺率も低く、黄金時代だったのですね。たとえそれが虚構の上に成り立つものであっても。

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    投稿日: 2008.02.05
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    面白いけど怖い。 バブル時代がほとんど記憶に無い年代の私には、全く想像の出来ない時代のことだけに、なんだか怖い。

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    投稿日: 2008.01.04