
総合評価
(225件)| 61 | ||
| 91 | ||
| 46 | ||
| 11 | ||
| 1 |
powered by ブクログ七瀬ふたたびシリーズ。 何度もドラマ化されている作品だしやっぱ面白い。 テレパス、サイコキネシス、タイムスリップ、予知とか、いろんな種類の超能力者が出てくるとこがいい。 確かに心が読めるのは知りたくないことも知ってしまうし、思想と行動がバラバラの人だと偽善的に感じたり、不信になって、人に関わるのが嫌になるかも。
0投稿日: 2012.12.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
☆4.1 『家族八景』の続き。超能力者だということが他人にばれるのを恐れた七瀬は、お手伝いさんをやめて旅に出る。その夜乗り込んだ汽車の中で、生まれて初めて自分と同じ能力を持つノリオという子どもに出会う。その後さまざまな場所で異なる超能力者の仲間と出会った七瀬は、彼らと共に超能力者を暗殺しようとする謎の組織と死闘を展開する・・・・。 ラストが・・・・・あああ・・・・・。
0投稿日: 2012.11.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「家族八景」の続編。 打って変わって、展開が早くて面白かった。 ただ、敵の素性がイマイチわからないのがもやもやする。
1投稿日: 2012.11.27
powered by ブクログ前作、家族八景と比べると禍々しい暗さはなくなり、読みやすかった。 姿見えないものとの戦いになるとは思ってもみなかったから、そこの展開はどんどん読み進められた。 個人的には恒夫と七瀬の関係がもっとほしかったかな。
0投稿日: 2012.11.06
powered by ブクログ「家族八景」の続編。ある意味、筒井康隆の作品群の中で最もドラマティックな一作ではないだろうか。 なぞの組織に追われる超能力少年たちと七瀬の逃避行。このスリリングな小説は恩田陸「光の帝国—常野物語—」に受け継がれていたと思う。 一番残念だったことは3部作の最期「エディプスの恋人」が今イチだったこと。
0投稿日: 2012.10.29
powered by ブクログ家族八景とは打って変わって超能力バトル有りの冒険もの。個人的にはこういうのの方が好きなので面白かった。 しかし最後は後味悪かった。 超能力者陣営はもっとチート能力を活かすべき!
0投稿日: 2012.10.13
powered by ブクログ突然始まる殿堂入りシリーズ。 記念すべき第一回は、筒井康隆の『七瀬ふたたび』。 テレパスを操る美女、七瀬を取り巻く SFファンタジー物語。 単なるファンタジーを超えて、 人間社会の病理を炙り出した社会派小説。 異能への拒絶、差別、排他。そのとき彼らは、何を見るのか。 未来予知青年の最期は、 俺が生涯読んできた決して少なくない 小説の中でも、1、2を争う屈指の名シーン。 1年に1回は読む超名作。 殿堂入りに認定させていただきます。
1投稿日: 2012.09.30
powered by ブクログ超能力者たる苦悩と悲劇を描いた作品。 主人公七瀬の、他人を寄せ付けない冷たさ、「心を閉ざした」感情表現が上手い。 仲間が増えていく度に不安定ながらも安心をし、 別れる度に言いようのない不安に襲われる。 超能力者はどこへ行っても、故郷へ帰っても異邦人なのだ。 この孤独感を埋めてくれるのは同様の能力を持った同胞だけ。 超能力者=恵まれた能力を持つ人 という概念を打ち壊した作品。
0投稿日: 2012.09.27
powered by ブクログテレパス能力をもった美しい七瀬を中心にした、特殊能力者達のお話。 家族八景から続けてよんだ。 よんだ…ら、家族八景からの予想とは大きくかけ離れまくっていてなんといっていいのか。 本当に、まったく、これっぽっちも予測できなかった終わり方にいろんな意味で驚かされた。 いろいろ突っ込みたい所は多数あるけれども、この読了後 途方に暮れる感じは好みではある。 七瀬ファンに「ふたたび」で読むのをやめたほうがいいよと言われたが、とりあえず最後まで買って見ることにします。 ◆はげしいネタバレ◆ ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ いや、超能力者皆殺しにする謎の団体ってなんだよ!とか、普通の人なのに心を遮断する訓練てどんなんだよとか、 警察官を集団催眠させるとかありなのか!?とか、予知能力者の死に方は驚くほど無駄死すぎじゃねとかはやっぱり突っ込みたい。 あと、七瀬馬鹿だろ!能力隠したい割にはいろいろ雑すぎるっ。 ヘニーデ姫が好きです。 でした。 (´;ω;`)
0投稿日: 2012.09.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
複数の超能力者が七瀬を中心に描かれている。前半はノリオとの絡みもかわいくて面白かったが後半は今ひとつ。最後もみんな死んじゃって結局どういう話だったのかつかめなかった。超能力者は世界から排除される?
0投稿日: 2012.09.17
powered by ブクログDVDを見た後での読了。 前作と雰囲気が全く異なる。お手伝いという立場での各家庭の家庭模様が前作では書かれていたが、本作は超能力者達にフォーカスがあったている。 超能力者狩りについてはもっと動機を掘り下げて欲しかった。 透視能力者みたいな俗な悪人を書くのが本当に上手い。
0投稿日: 2012.09.10
powered by ブクログなんてこった………かなり衝撃の結末だった。こんな終わり方では悲しすぎるではないか。結局七瀬は逃げ切れなかった。ノリオもヘンリーも殺されてしまった。ひとりぼっちだった七瀬がやっと心を許せる仲間を見つけ、平穏な生活を手にしようとしていたというのに。 非常に面白かった七瀬シリーズ2作目。ただ一作目の家族八景とは全く違う作品と言っていい。家族八景の様々な家族の心中家族模様を浮き彫りにしたブラックユーモアな雰囲気からは一転、一気に超能力者バトルに変わっていた。七瀬も性格的にかなり変わっていたんじゃないかと思う。一作目では淡々としていて冷えた感じだったが、今作では感情の起伏も大きかった気がする。 個人的には一作目の作風のが好きだった。まあ今作も充分面白くはあったけど。でもこれで終わりなんてあんまりじゃないか、七瀬たちには幸せになって欲しかった。 しかしこれ3作目にはどうやって続くんだろう
0投稿日: 2012.09.08
powered by ブクログこの本を手に取った理由が思い出せないのですが、 ある日「筒井康隆」を読んでおかないとダメだとなぜか思ったのです。 SFの世界ではあるけれど、描かれているのは日常的な風景で、普通に周囲にありふれてるような人々の心の声だったりする。 表面的には善人の顔をしているけど、実際心の中では人を疑ったり、相手をどう騙すか、または卑猥なことを考えている。 この作品に出てくる男性の半数以上が七瀬に対していやらしい目で見ているということに驚きを隠せなかったのですが。 最終章で岩淵恒夫(予知能力者)が殺される前に「予知能力が使えなくなったのはもうすぐ死ぬからじゃないか」というような発言が、悲しすぎて泣きそうになったのを思い出しました。自分で自分の死を予知するって酷ですよ。 超能力者(テレパス)が実在するかはわからないけど、この作品を読んでもしかしたらいるのかもな、と思いました。 でも、きっと生き辛い世の中でしょうね。
0投稿日: 2012.09.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
超人類と人類の対決。 前半は七瀬チーム有利に事が運ぶ雰囲気だったけれど、徐々に追いつめられ、行き場を失っていく。 普通で無い人は普通の人たちと共存できないのか。少数は多数に踏みにじられる運命なのか。 生き残りをかけて、様々な能力者が集まり、力を合わせていく。 七瀬に寄り添い、七瀬の視点で語られるので、その時々の彼女の気持ちや感情が場を支配する。 予想していた内容とは少し違って、全体を包む気配が暗くて切迫感がある。暗殺者が登場することで、緊張はさらに高まり、悲鳴に近い叫びに変わっていく。 筒井さんはここでも前半脚をためて、後半一気に加速、最後はあれよあれよと言う間に追い込んでくる差し馬タイプでした。風呂敷がどんどん広がって、ナナちゃんが完全に復讐鬼のようになっていく。最後は一気読みですわ。 なんとなく締め方に唐突感もあるけれど、ある程度予測された悲劇。 ただし、なぜ彼女たちが狙われるのか、その理由が分からないままなのはなぜなんだ? テーマは重いけれど、ストーリーはSF活劇のパターンだったのが少し意外でした。なんだか筒井さんらしく無い感じ。
1投稿日: 2012.09.02
powered by ブクログ映画で例えるなら、まんま「筒井版X-メン」といった感じの超能力者たちの戦いを描いた作品。 とはいってもその画はアニメ的なポップで明るいものではなく、だんだんと追い詰められていくスプラッターのような暗いもの。 筒井康隆の「七瀬三部作」の二作目であり、一作目の「家族八景」の雰囲気・表現を継いで、二重構造で見せる人の意識や男たちの七瀬に対する性的欲望の描写が生々しい。 旅行中に読んだので「邂逅」は特に生々しかった。 キャラクターの中では漁藤子が好き。
0投稿日: 2012.08.20
powered by ブクログアニメ映画「パプリカ」を監督した今 敏さんが亡くなった記事を読んで、「パプリカ」の原作を読もうと思ったのですが、神保町の古本屋さんで見つけられたのがこの「七瀬ふたたび」でした。 そういえば以前NHKでテレビドラマ化されていて見たかったのを思い出しました。とっても面白いです。書き出しからドキドキします。 books184
0投稿日: 2012.08.13
powered by ブクログ前々から気になっていた「七瀬三部作」。「家族八景」よりも先に読んでしまった。 次々と、新しい能力者が登場し、テンポ良くストーリーが進むため、サクサク読めた。
0投稿日: 2012.07.26
powered by ブクログいや面白いこれ。ナナちゃんかわいいよ!三部作ということを 知らず読んだけど、三作それぞれナナちゃん強くてかっこよくて面白かったー!
0投稿日: 2012.07.03
powered by ブクログ前作『家族八景』での七瀬の行動原理は、「自分の身を守る」ということでした。七瀬は決して善人ではなく、他人を犠牲にすることをいとわない残酷さや冷徹さを持った人物として描かれていました。ただ、「自分のため」という極めてシンプルな理由がその裏にあったからこそ、七瀬の行動は決して非難するような類いのものではなく、地獄のような家庭のしがらみの中を生き抜くための当然の姿勢として受け止めることができました。 しかし、今作の七瀬の行動原理は「ノリオを守る」ということです。七瀬はノリオのために行動しています。前作なら考えられなかったような向こう見ずな行動(自分たちの身を危険にさらして見ず知らずの他人を助けるなど)や通奏低音のように流れる使命感も、ノリオがいなければ七瀬の心に生まれなかったでしょう。 前作の七瀬のシニカルで理知的な生き方が好きな僕としては、今回の七瀬にはどうしても違和感を感じてしまいます。七瀬の理性がそのまま彼女の行動につながっているのならばよいのですが、そうではなく、ノリオという存在が七瀬の行動に大きく影響しているからです。 七瀬を変えるきっかけとなった重要な人物であるノリオの、キャラクターとしての肉付けがそもそも弱い気がします。ただ単に七瀬に無茶な行動をさせるための装置のような印象です。ノリオの存在に説得力がないため、七瀬の行動からも説得力が感じられません。 前作とは完全に異なるジャンルの物語であり、人物描写の機微よりもストーリー展開自体が重要な作品であるということは分かっているのですが、それでも「もう少しノリオが魅力的だったら、もう少し七瀬が理性的だったら…」と思わずにはいられません。
2投稿日: 2012.07.01
powered by ブクログ超能力者って本当にいるんだろうか?なにがしかの超能力を有しているのであればやはり他人には知られたくないだろう。 自分だったらどんな超能力がほしいだろうか?透視能力かな。なんでも透けて見える・・・・。
0投稿日: 2012.06.26
powered by ブクログ前作は傍観者だった七瀬が、行動しまくる。 「家族八景」とは全く異なる印象です。 能力者もどんどん出てきて、後半は怒涛の展開。 「ここで終わり!?」というようなところで終わるので、早く次を読まなくては。
0投稿日: 2012.06.06
powered by ブクログ昔のNHK少年ドラマシリーズ(?)、見てた? 七瀬は多岐川裕美だったよね。とても楽しみでドキドキして見てました。 本を先に読んだのか、ドラマが先だったかは忘れてしまった。 「家族八景」も好きです。本気で超能力を信じました。
0投稿日: 2012.05.27
powered by ブクログ筒井作品で一番好きな本(まだまだにわかファンだが) SFであり、1話完結のような構成だが ラストシーンでは読むたび号泣する。 どんなときでも七瀬の世界に引き込んでくれる。
0投稿日: 2012.05.22
powered by ブクログ家族八景が面白かったので、続きを買った。 他の能力者にも会い、能力者を抹消しようと言う組織がでてきて戦う。 家族八景とは異なってたけど面白かった。 最後はここで?と終わったので次作も買おう。。。
0投稿日: 2012.05.13
powered by ブクログ家族八景の続編。 四話構成。 一作目とは打って変わってのサイキック・アクション。 謎の組織に狙われた七瀬が、 仲間の能力者たちと死闘を繰り広げる。 前作とはテーマも変わり、 人間心理の妙を描くのではなく、 社会と能力者との隔絶を描いている。 社会の不寛容さを批判しているような内容。 人種差別や迫害の問題を扱っているとも言える。 最後の話は泣ける。
0投稿日: 2012.05.03
powered by ブクログ七瀬三部作その2です。始めて読んだのは何十年も昔で、今回久し振りに読んだら、とても悲しい話だった事を思い出しました。NHKのドラマも思い出しました。懐かしくて切なくて…次は『エディプスの恋人』ですね。
0投稿日: 2012.04.22
powered by ブクログ前作がとても面白かったので続編も読みました。 なんだか、前回よりアクションが多い! さらにSF感が増しています。 もともと話は繋がっているわけではないので、 これだけでも楽しめるかもしれません。 逆に、「続きだからこその面白さ」は、私はそれほど感じなかったかなあ。 それほど、家族八景の時の衝撃が大きかったのだと思います。 七瀬とノリオのやりとり、好きでした。
0投稿日: 2012.04.14
powered by ブクログ七瀬シリーズ三作品の二作品目。 個人的には一番好き。 話は一番現実離れしているけど、著者の文章力でしっかりと世界が構築されている。 空想に過ぎてしまわぬよう、裏付けはしっかり。だからといって、世界観を膨らますべく、日常からは離れた物語。 様々な能力者の人生があいまって、一つに編み上げられていくさまは、一つの芸術を感じる。 ちょいと非日常的世界に触れたい、世界を広げてみたい人にお勧めの一冊。
0投稿日: 2012.04.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
火田七瀬シリーズ第二弾 テレパス能力をもった七瀬いがいにも 念動力 時間移動 予知能力 なんてのも登場します。 面白い。
0投稿日: 2012.04.05
powered by ブクログこの作品は、七瀬三部作の真ん中にあたります。三部作ですが、これ一冊でも十分楽しめるので心配ありません。 人の心を読めるテレパシー能力のある主人公が旅をしつつ、仲間を増やしながら、悪の組織と対決する物語です。物語は、アクションあり、恋愛ありで急展開します。途中で出会う仲間は主人公と超能力の種類が違うので、相乗効果を発揮して敵と戦うのが設定の妙ですね。 詳しい感想はこちら http://d.hatena.ne.jp/ha3kaijohon/20120227/1330315798
0投稿日: 2012.02.27
powered by ブクログ家族八景とはガラリと変わって、今回は他の超能力者も何人か出て来て普通の人間との対決になる。超能力者の話としては前作より、こちらの方が正統派というか、自然と想像するジャンルだった。
0投稿日: 2012.02.17
powered by ブクログやっぱり筒井さんはいい。 今まで小説をあまり読んだことが なかったけど、 筒井さんのおかげでいろんな 作家さんの作品も読みたいと 思ううようになった。 最近はブックオフを見つけたら セールコーナーで 筒井作品を捜すのを きまりごとにしていて、楽しい。 七瀬ふたたびは 「 家族八景」の世界観がとても 気に入っていた私的には ちょっと物足りなさも感じたけど、 エンターテイメント作品として とても素直に楽しめた。 今までは 「 癒してもらう」か 「 感心させてもらう」か 「 勉強させてもらうか」ために 本を読んでいたんだけど、 もっと読書って気軽に読んで楽しめばいいんだな〜と思った。 何にしろ、優れた作品は なにかどこかで感じるものを 与えてくれるのだし、それで十分。 もっと読書を楽しもう。
1投稿日: 2012.01.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なんか全員いなくなちゃって切ないなぁ。 ていうかエディプスの恋人に普通に七瀬ちゃん出てきてるけど、どういう設定なんだ。 藤子の多元宇宙?
0投稿日: 2011.12.14
powered by ブクログ第二部は少し大人になった七瀬だが、超能力者を排除しようとする組織が あることを知り、徐々に追い詰められるという内容。 他にもいろいろな超能力者が出てきて、そういえばSFだったんだよね って再認識させられた。 細かい心理描写はさすが。
0投稿日: 2011.12.09
powered by ブクログテレパスである七瀬のシリーズ2作目。お手伝いをやめた七瀬に、今度は超能力者の仲間と、超能力者の抹殺を狙う敵が…。なんというところで終わらせるんですか!!!??という結末に至りました。続編は「エディプスの恋人」ですか…。どうなるんだろ。ほんとに。七瀬のいる世界はなんと悪意と欲望にまみれているのか;せっかく仲間になれたのに…。自分と違うものへの恐怖に囚われた人間が醜悪で読んでてイタかった。
0投稿日: 2011.10.27
powered by ブクログ七瀬シリーズ2冊目。今回は数人の超能力者と出会い、そして、超能力者を抹殺する集団との対決が描かれている。普通に面白かった。ホンマに読心術能力があれば、あっという間に気が狂ってしまうやろなー、って思うわ。人の心の中なんて知るもんやないね。
0投稿日: 2011.10.23
powered by ブクログ「家族八景」の続編に当たる作品。スピード感のある展開が気持ちいいです。全5巻くらいの長い小説を1冊のダイジェストにしたような感じ。主人公もサブキャラも魅力的で、もっとこのキャラクターの活躍が見たい!と思うのですが、それを惜しげもなくアレしてしまう作者が憎い…。
0投稿日: 2011.10.04
powered by ブクログこれシリーズものだったんですね。親に騙されてこれだけ読んでしまった・・・。レビューとか見ると、1巻読んでると評価が低いなーと思うけど、私はこれだけ読んだので非常に満足。 筒井康隆さんは「時をかける少女」しか読んだことなかったけど、現代とSFの融合が絶妙だと思う。 3部作ということで他のも読みます。
0投稿日: 2011.09.29
powered by ブクログ巻末解説がイミワカラナイ上に、続刊のネタバレしてて、しかも他作家を貶めてるなんて。 前作の『家族八景』の純文学テイストからガラッと作風を変えたサイキック・バトル物。主人公の名前と能力しか共通点がない。 怒涛の終幕。起承転結の転のとこで話終わってる。
0投稿日: 2011.09.26
powered by ブクログ「超能力者VS一般人」 超能力者を狙う組織との戦い。 あれ、七瀬ってバトルものになったの? ネウロみたいだね。
0投稿日: 2011.09.16
powered by ブクログあまりにも怒涛の展開すぎる気もするけど、手に汗握る心理戦やアクションは純粋に面白かった。 でも最終的にはやっぱり七瀬は「独り」なんだなぁと思うと、やるせない。彼女に救いはあるのだろうか。
0投稿日: 2011.07.08
powered by ブクログ前作に比べて展開が突飛で付いていけなかった。超展開とでも呼ぶのだろうか。3部作最終巻を読むかは検討中。
0投稿日: 2011.06.25
powered by ブクログ七瀬シリーズは何回も映像にもなっているかと思います。 自分の印象は水野真紀がやっていた七瀬(テレビドラマ)のやつですかね。
0投稿日: 2011.06.12
powered by ブクログ生れながらに人の心を読むことができる超能力者、美しきテレパス火田七瀬は、人に超能力者だと悟られるのを恐れて、お手伝いの仕事をやめ、旅に出る。その夜汽車の中で、生れてはじめて、同じテレパシーの能力を持った子供ノリオと出会う。その後、次々と異なる超能力の持主とめぐり会った七瀬は、彼らと共に、超能力者を抹殺しようとたくらむ暗黒組織と、血みどろの死闘を展開する。
1投稿日: 2011.06.08
powered by ブクログ能力者が沢山出てきて、敵も大きくなって…。『家族八景』は楽しかったのだけれど…こちらは少し期待外れ。
0投稿日: 2011.05.06
powered by ブクログ漫画家や映画化されているが、筒井康隆は活字で読むのが一番、自分のストーリーを描けるのではないかと思います。
0投稿日: 2011.04.01
powered by ブクログ七瀬シリーズ三部作の第二作目。 自分が小学生の頃「木曜の怪談」で見た 水野真紀主人公のドラマに似てるって思って ネットで検索したらこの作品が原作でした! (ドラマのインパクトが強くて10数年も記憶の中に 覚えてる作品です。) 主人公火田七瀬は小さい頃からテレパス(精神感応能力)という力を持ち、 それを隠しながら生きてきた。 まず一章で出会うのは三歳のテレパスノリオ少年。 七瀬との出会いからその能力のレベルを上げていく。 またその章で出会う予知能力者恒夫。 彼と出会うことでその後訪れる危機を逃れることに なるが・・・。 各章で出会う特殊能力者達。 邪悪なものもいれば、その能力を七瀬とともに 自分の身を守るために使おうという者も。 そしてその能力者達を皆殺しにしようとする 謎の組織。彼らの正体とは。 そして七瀬達は生き残ることが出来るのか。 まさにSFサスペンスです。 魔法小説は苦手ですがこの作品はよく出来てます。 刊行が1978年。生まれる前ですよ。 そんな前からあるこの作品に驚きです。
0投稿日: 2011.03.26
powered by ブクログ83053,369 前作では人間の性を鋭く抉っていたが、今度は娯楽性が強くなった。も少し細部を書いて欲しい所。
0投稿日: 2011.03.21
powered by ブクログ家族八景に続きこちらも数十年ぶりに再読。確かにこちらの方がエンターテイメント性が高くサスペンスタッチで引き込まれついつい一気に読んてしまった。何度も映像化されるのもうなづける。この新潮文庫版は、前作は植草甚一、この作品は平岡正明が解説、と言うのも凄い。一気に若かりし頃にひきもどされた。
0投稿日: 2011.01.09
powered by ブクログ七瀬シリーズ3部作の最終章でしょうか。 精神感応能力者(テレパス)を持つ主人公七瀬の苦悩を描いた作品です。 筒井康隆独特の語彙に関心しながら読み込みました。 結局,七瀬は最後に死んでしまうのか。 NHK少年ドラマシリーズなど、テレビドラマ化され,映画化もされました。 また,山崎さやかの漫画『NANASE』が本作の原作であるそうです。 人の心を読む能力を持つ火田七瀬は、超能力者であることを悟られることを恐れ、家政婦の仕事をやめて旅に出る。その途中、夜行列車内で同じ人の心を読める能力を持つ幼い少年ノリオと出会い、さらに予知能力を持つ画家の青年恒夫に出会う。恒夫は列車が事故に遭うことを予言し、七瀬らは途中の駅で降りる。その後、他にも超能力を持つ仲間と出会うが、一方で超能力者抹殺をもくろむ集団の存在を知り、立ち向かってゆく。 NHK http://www.nhk.or.jp/drama8/nanase/ 映画 http://www.7se-themovie.jp/
0投稿日: 2010.11.05
powered by ブクログ長編というよりは5編の連作短編集。夜行列車、高級クラブ、フェリー、ホテル、湖畔の別荘という一編・一舞台という空間の限定(ほぼ)がサイキックバトルを効果的にひきたてる。岩淵、ノリオ、ヘンリー、漁藤子、ヘニーデ姫などのキャラクターも魅力的。だが何といってもヒロイン七瀬の魅力に尽きる。知的で美人で強くもありか弱くもあるヒロインをいやらしくならずにエロチックに描く作者の筆力はさすが。あと、ロマンをかき立てられるこのタイトルのセンスは最高。
0投稿日: 2010.10.25
powered by ブクログ私の「上位自我」・・・すなわち”七瀬”は、家内です(笑 冗談はさておき、とにかく出だしからグイグイと引っ張り込まれる内容。こういう想像の世界に浸っていたのは、私が小学生のころ・・・過去に戻れればとか、物に触らずに動かせればとか考えていた。懐かしい想像の世界も筒井氏がエスパーを作品にするとここまでリアルになる。それにしてもこの読後感・・・最悪でした。余談ですが、サイボーグ009の世界にハマった時と同じ感覚が蘇りました。なんか似てないですか?ほら、徹底した空想の世界にもかかわらず底辺を流れるこの人間味や優しさというか・なんというか・・・。
0投稿日: 2010.10.23
powered by ブクログ人間観察に終始していた「家族百景」から一転、第二部にあたる本作はどちらかというとアクション系。(特殊能力を持つ)仲間との出会い、逃避行、敵対する組織との全面対決、とテンポよく話は進んでいく。主人公・七瀬は同じなのに、ある意味全く違うテイストの作品(しかも、さらにエンタメ度アップ)に仕上げてくるところが凄い。
1投稿日: 2010.10.11
powered by ブクログ何度もドラマ化された有名な作品で、秋に映画化されるとのことで初めて読んでみました。 すごく読みやすかった。だんだん切迫した状況に主人公が追い詰められて行くのを読んで行くにつれてハラハラしながら結末を急ぎました。 結末の解釈が難しい。七瀬の未来はどうなるんだろう?と思わせる結末。
0投稿日: 2010.09.14
powered by ブクログ・6/30 悪い本を読み始めてしまったものだ.中学の頃以来とは言え、強烈に面白い印象があったのは伊達ではなかった.これではまた一気に読みたくて仕事も手に付かなくなってしまうかも(^^ゞやっぱりこれは名作だな. ・7/1 やっぱり駄目だ.この本を読み始めちゃったら止まらなくなる.あっという間に半分以上読んでしまった.これが映画になったらいいのになぁ.さすがに面白すぎる. ・7/2 読了.こんな終わり方だったとは覚えてなかった.やっぱり「エディプスの恋人」もまた読むかなぁ. ・6/12 読了.やっぱりあっという間.読書を趣味にした起点となる本だと思うから、思い入れもひとしおだ.いったいこれを読んだのは何度目なんだろうか.
0投稿日: 2010.09.05
powered by ブクログ七瀬、ノリオ、ヘンリー、恒男、藤子達のお話。超能力を持つ彼等は迫害され、かわいそう。出る杭は打たれるのか。バッドエンディングでなければなぁと思った。
0投稿日: 2010.08.29
powered by ブクログ映画化されるというので再読。 初読は十代の頃で、夢中で話に引き込まれて読んだ記憶があるけれど、大人になった今は「悪人とはいえ許せないという理由で簡単に西尾を殺してしまうんだなぁ」とか、「七瀬自身、自分の心理を読んだら、一般人のような醜さはないのだろうか???」と、妙なところに疑問をもって読んだりしてしまった。映画も観にいこうと思う
0投稿日: 2010.08.27
powered by ブクログ家族八景の続編。 内容は飽きさせない内容。家族八景に勝るとも劣らない。 ただ、前作のような考えさせられる要素が薄いように思う。 前作は、人間の心について考えさせられた。弱さや自分勝手さとか。 今作は、感じるものが少なかったかな。 そして、ナナちゃん、ちょっと薄情じゃないかなー。 予知男くん事件の後に、もっと悲しんでもいいんじゃないだろうか? すぐ苦笑してたりして、おいおいおい。って思っちゃった。 あと、肝心なところでミスしすぎ。 頭いいっていう設定なんだから、そんなミスをするところに ちょっと拍子抜けした。まあ、通常の精神状態じゃないんだろうけど、 でもねぇ。テレパスとして生きてきたんだったら、そのくらいの精神状態でも、 そんなミスしないでしょうと思ったり。 結末がね。。うん。。 まあ、なんだかんだ言いつつ、面白い。さらっと読めた。 あと、男ども、服脱がしすぎです。 そんなに脱がしてないっちゅーの! 筒井さんがエロいだけじゃないのー? それか、ナナちゃんがすごくかわいいのか。どっち?
0投稿日: 2010.08.14
powered by ブクログ前作を読んだことがあり、シリーズ3部あると最近知ったので読みました。 前作の「家族八景」と同じような内容なのだろうと思っていたら、意外や意外、他にもエスパーが登場し、かなり緊迫感のある内容で自分の予想とはかなり違った展開でした。面白かったです。 第3弾も読みたくなりました。
0投稿日: 2010.07.03
powered by ブクログ前作と舞台とか雰囲気がぱったり変わったのにびっくりしました。 人間の思考の流れの描写が興味深かった。 テレパス、超能力者から迫害される人間~に話を持ってくのがすごい。 追われるシーンの緊迫感、描写力はさすがです、でもラストはどうかなあ・・・もっと特殊能力使いまくりで反撃反撃、ばりばり能力バトルみたいなのが始まると思ってたから、うーん、ずどーんときました。 3作目も読みたい。
0投稿日: 2010.06.28
powered by ブクログ他人の心が読める七瀬シリーズ続編。 今回は超能力者の仲間と共に、超能力者殲滅を狙う敵と闘…わずに逃げるお話。 ヘンリーの超能力は凄いんだけど、最後が何だかなー 結局バッドエンドっぽいんだけど、3作目にどうつながるんだか。
0投稿日: 2010.06.22
powered by ブクログストーリーを追うのが楽しくて、ワクワクしました。でも、3部作の中では、最下位。第1部「家族八景」ほどのおもしろさがなくて残念です。
0投稿日: 2010.05.22
powered by ブクログ筒井康隆の恐るべき描写力、そして発想。 SFの超能力者ものというきっかけから、人間の本質部分にせまる構想力。やはりすごい。 エンディングも印象的。
0投稿日: 2010.05.17
powered by ブクログ読心能力をもつ火田七瀬が活躍するSF活劇(七瀬三部作の第二作)。 やや時代を感じる設定ながら、七瀬の読んだ相手の心情が( )であらわされるところなど、実験的でもあって面白い。あっさり人が死んだり、劣情や下世話なエロスが描かれるところは、さすがの筒井節。容赦なくて本当に爽快だ。
0投稿日: 2010.05.03
powered by ブクログ自分的にSFが苦手なのかな・・・と思わされた作品。 超能力とかは好きなんだけど、いまいちピンとこず・・・ けど、最後まではばっちり読めました。 ななちゃんが、清すぎるのがちょっと駄目だったのかも
0投稿日: 2010.05.02
powered by ブクログオモシロイんだけど、なんていうかなぁ。。。 それなりにオチも想像できてしまう。 そして少しばかし浮世離れしてるというか、自分とは関係ない別な話ですよ感がして、どこか遠い国のお話ですとイマイチ中に入りきれず。 所詮随分昔の作品であり、今はもっとオモシロイ本が沢山あると思う。 もちろんこれはこれで、含みもある話ではあったのだけど。。
0投稿日: 2010.04.29
powered by ブクログ唐突に、七瀬が読みたくなりました。話をあんまり覚えていなかったのと、「家族八景」は結構エグかった気がしたので、ふたたびで。 って、エーーー!? こんな結末だったっけ!? ちょっとショックなのです。だってあまりにも何も解決されなくてさ・・・。ちゅーわけで、続きが気になって仕方がないので予約ーー!! 「エディプスの恋人」を読むのだ。うーん、ふたたびを読んだ当時は、七瀬がかっこよくて、でもそんなラストで、続きっちゅうもんを受け入れられなかったような気がします。いや、それもあるけど、七瀬ふたたび→家族八景の順で読んでしまったので、疲れたのかも。今ならおばちゃんになったので読めるぜ!(たぶん) そういや、七瀬を知ったのは、深夜のテレビドラマでした。さっきウィキで調べたら、きいの記憶と合う頃にやってた。女の子(七瀬)が森のなかを駆け抜けていくシーンが印象的だったの。それで読んでみようと思ったんだもん。それにしても、あの森のシーンはあんなに悲しい場面だったのか・・・。
0投稿日: 2010.04.26
powered by ブクログ「七瀬3部作」の中核を成す「七瀬ふたたび」。 ドロドロした「家族八景」も好きだけれど、やっぱりスリリングで、七瀬の魅力が一番でているのはこの作品だと思う。 ストーリーを追うとジュブナイルっぽいが、哲学的な問いを提示するのは流石ツツイ文学である。 2010年の映画も楽しみ。
0投稿日: 2010.04.19
powered by ブクログ本を読んでのわくわく感がいつもと違った本。たのしかった!筒井さんって新聞で連載してる文章しか読んだことなくて、もっと小難しいのかと思ってたら、エンターテイメント性抜群。七瀬に夢中になる。三部作とはつゆ知らず、でもいいかーと思って読み進め、読み終わってから、やっぱり一作目から読みたかったなと思った。そして、読んでから映画化されると知った。組織に焦点を当てたものになるのかな?今は「エディプスの恋人」にとりかかってるけど、これが何作目なのかわからないという。。。反省が生きてないです。
0投稿日: 2010.04.05
powered by ブクログ精神感応者の七瀬の下に集まる仲間達。 彼らにも人知を超える能力があった・・・・ 「七瀬三部作」第二作目。 超能力モノが好きな私にとって宝物的存在の一冊。
0投稿日: 2010.03.16
powered by ブクログ(2008.12.01読了) NHKテレビドラマを見ながら読み始めました。「七瀬ふたたび」の「ふたたび」が気になりながら読んだのですが、解説を読んで納得しました。火田七瀬を主人公にした本が、「家族八景」「七瀬ふたたび」「エディプスの恋人」と三作あるのだそうで、「七瀬ふたたび」は、その2作目でした。1作目を読んでいなくても、十分楽しめました。 テレビドラマとだいぶストーリーが違います。七瀬の父親とか、研究者仲間とか、超能力研究者とかは全然出てきませんでした。 火田七瀬は、人の心を読むことができる超能力者です。普通の人に、超能力者であることがばれると、排斥されてしまうので、ばれないように努めています。 男性が七瀬を見ると、頭の中で七瀬を裸にし、好きなように事に及ぼうとするのが、七瀬には読み取れます。男というのは、そういうものなので、しょうがないのですが、女性作家に是非、男性版七瀬を書いて、いい男を女性が見る時の様子を読み取ってくれないかと思います。 七瀬は、いろんな超能力者と出会います。仲間になる人もいるし、敵になる人もいるし、で、結構ハードな本です。結構人が死にます。 未来が見えてしまう人、透視のできる人、時間を戻せる人、手を触れずに物を動かせる人、様々です。 結末は、悲しいものです。 それにしても七瀬の敵は、誰だったのでしょうか?よくわかりませんでした。 いずれの日にか、「家族八景」と「エディプスの恋人」を読んでみましょう。 (2008年12月2日・記)
0投稿日: 2010.03.14
powered by ブクログマンガ「NANASE」を先に読んで、その原作と言うことで読み始めました。 原作とマンガのストーリーがほとんど同じなので、登場人物のイメージが浮かびやすく、ストーリーにのめり込むことができました。 七瀬三部作と呼ばれる「家族八景」「エディプスの恋人」も読んでみたいですね。
0投稿日: 2010.03.13
powered by ブクログ筒井康隆のいわゆる七瀬三部作のうちの2作目です。中学生だったか高校生だったか、一時期、筒井康隆をよく読んでいた時期がありました。まず第一におもしろかったのはもちろんですが、多作であること、またその多くが文庫本で出ていることなど、田舎の中高生にも手が届きやすかったのも大きかった。テレパス火田七瀬が主人公の七瀬三部作は、数多くの筒井作品の中でも、すばらしい出来映えの作品だと思います。第一部である『家族八景』の非情な観察力に支えられたシニカルさ、この『七瀬ふたたび』の悲壮感あふれるドラマチックさ、最終作の『エディプスの恋人』の気が遠くなるような壮大さ。三部作と言いながら、かなりテイストが違う三作ですが、いずれも、古びることのない、視点の新しさがあると感じます。若い読者の方にも、機会があったら手にとって欲しい作品群です。*なぜこの作品を挙げたかの裏の理由がもうひとつ。本作の中に「ヘニーデ姫」の章があります。発想が自由気ままに飛ぶ、魅力的な女性が登場するのですが、七瀬が彼女につけたあだ名が「ヘニーデ姫」です。作中、「ヘニーデ」は「カオス」というよりやや秩序だった状態と記されているのですが、この「ヘニーデ」って何語なんだろう?と思い続けてウン十年(?)。どなたかご存じないですかねぇ・・・? やっぱりギリシャ語なのかなぁ? ご存じの方がいらっしゃったらぜひぜひご教示くださいませ。
0投稿日: 2010.02.26
powered by ブクログ超能力が使える人の話。SF好きな私にはとても面白かった思っていたよりもすらすらと読めた。ほかの作品も読んでみたい。
0投稿日: 2010.02.05
powered by ブクログ夢中になって読みました。 後半は泣きそうになりました。っていうか、泣きました。 ドラマがやっていたらしいので、機会があったら見たいなと思いました。
0投稿日: 2010.01.20
powered by ブクログ超能力者が集まってお互いに意識しあったり、なんだかんだ。 非現実的な話で面白いけど、ラストがいまいち納得できなかったなぁ。
0投稿日: 2010.01.15
powered by ブクログ火野七瀬シリーズ第2作。 七瀬以外のたくさんの超能力者が登場し、超能力者を抹殺しようと企む暗黒組織との死闘が描かれる。 といっても、戦いは一方的であり、超能力者たちの苦悩が描かれる。 前作よりも、よりフロイト的な色彩が強く、自我や心理のメタファーとして読み進めると面白い。
0投稿日: 2010.01.12
powered by ブクログ七瀬たんシリーズ第二弾! ~エスパー大集合の巻~ 恒夫かわいいよ恒夫。 3部作の中でたぶんいちばん読みやすい。スピード感があるのでさっと乗っていける感じ。 いやー恒夫がkwysすぎる。
0投稿日: 2010.01.10
powered by ブクログ超能力者の七瀬が同じ超能力者たちと出会う、超能力者を消そうとする敵と闘う。家族八景の続編。うまく言えないがとりあえず、とても面白い。家族八景より軽く、早く読み進められるけど、扱っているテーマは差別など重いものなのでそこがまたいい。前作よりハラハラするような場面は多くなっているように感じた。主人公の七瀬の恋愛などの展開も楽しく読めると思う。登場人物がどんどん成長していくのも面白いところなので、前作と合わせて読めべきであると思う。
0投稿日: 2009.12.04
powered by ブクログ『家族八景』の終りに、家政婦として流浪する生活に終止符を打つ決心をした七瀬のその後。親類が住む町へ向かう列車に揺られるシーンから始まります。『七瀬ふたたび』も、『家族八景』同様、短篇の連作ですが、‘人とエスパーとの闘い’が全体を包む大きなテーマになっています。 七瀬と同じESPを持つテレパスの子供や、未来予知力、テレキシネス、時空移動という、様々な超能力を密かに持つ‘友’との出会いが重なる。みな、自分の普通じゃない力の意味-自分の存在の意味をどこかで探りながら生きているエスパーたち。そんな彼らの存在に気付き、抹殺しようとする人が、大きな組織を操り、彼らを追い詰める。エスパーたちはお互いの力を合わせて対抗を試みるが、非道に仕掛けられる‘狩り’で、七瀬は仲間を一人ずつうしなっていく… 現実を超えたストーリーの中、最後に残るのは人間的な心の叫び。仲間を敬い、愛し、支えあいながら生きること、それだけが七瀬の望みだと、誰もが望むべきことだと感じます。‘人vsエスパー’が、この物語上の構図だけれど、本当のところは権力者と被権力者の現実の在り方みたいに見えてしまうところが恐ろしい。この物語の結末からは、小さな存在に生きる望みなどなし!と宣言されているように思われてなりません…
0投稿日: 2009.11.04
powered by ブクログドラマ化の前にちょうど図書館にあったので読んでみました。初の筒井康隆。後半しか観ていないアニメの「時をかける少女」のイメージしかないです。NHKでやるし、超能力で悪と戦うエスパー魔美みたいな感じを想像してたらあらあらあら!これをNHKでやるのと思ってしまうような暗さでビックリしました。てか、男性の心の中が100%エロってどうよ?とても憂鬱です。あと、とにかく女性を強い存在(そして尊い)として書かれているのが苦手ですねー(僻みですが)でも、何だかんだでオチが無理矢理なハッピーエンドで無かったり、先が気になるストーリー展開、タイムトラベルの問題点とか面白かったです。
0投稿日: 2009.10.25
powered by ブクログすごく苦手だ。 1作目は新鮮でそれはそれで楽しめたんだけどなあ。 絶対的な悪がいて、主人公は善で、人類の未来を守るために悪を倒すことを決意する、というわけなんだけど、全然感情移入できない。 それが独善的に感じられて鼻についちゃってしかたない。 ストーリーもものすごくご都合主義というか。 週刊少年ジャンプで漫画化したらうけるだろうと思う。
0投稿日: 2009.10.11
powered by ブクログ読んだのいつだっけなあ。小学生かなあ。 すごく切なかったし、意味の分からない敵たちが怖かった。 意味の分からない敵が怖いと言えば、伊坂幸太郎のモダンタイムスやゴールデンスランバーもそんなだった。
0投稿日: 2009.09.29
powered by ブクログ超能力者・火田七瀬シリーズ2作目。 超能力者に敵対する組織なんかが出てきて大変。 ラスト泣いちゃう。
0投稿日: 2009.09.10
powered by ブクログ三部作の一作目。 表紙が気に入らなくて読む気がしないのがちょっと。 面白かったです。読みやすいです。 ストーリーに引き込まれます。 本当に超能力者って居るのかな… 迫害や差別など、深いところも考えさせられる作品でした。
0投稿日: 2009.08.20
powered by ブクログ家族八景で登場した七瀬が活躍する第2作です.前作で家政婦 を辞めることを決意した七瀬が,今度はいつのまにやら超能力 者を根絶しようとする組織と戦うことに・・・.という話. 七瀬以外の超能力者も登場してきます.超能力者の苦悩が描か れていたりと,前作はその他一般的な人が描かれていたので, ちょっと反対側の視点が描かれている感じです. 2009.07.24(Fri)読了
0投稿日: 2009.08.20
powered by ブクログ図書館。 七瀬シリーズ第2作。タイトルが秀逸。 これで終わりとびっくりしていたら、もう1作あると知ってホッとした。 時系列は謎だけど。
0投稿日: 2009.07.23
powered by ブクログ「家族八景」に登場した七瀬がまた主人公として登場。七瀬は他人の心を読むことができるのだが、その力を悟られるのを恐れて、汽車に乗って旅に出る。 そこで同じ能力を持つ子どもに出会う。二人は危険を予知するのだが、どうやってそれから逃れるのか…?? その後も次々と、様々な「力」を持った人に出会う。時間を移動できたり、念力が使えたり…など。 だが悪の組織に彼ら超能力者たちは狙われて……??! 「読心術」をもつ主人公ってだけでも面白いし、さらにいろんな超能力者が出てくるたびに、ワクワクしたなー。ストーリーそのものより、もしこんな超能力をもったら…??って色々想像できて、楽しい。いろんな力をもつ人が集まって、1人じゃできないことも可能になるっていうのは、大きな魅力だよね。 時間を移動できる力って興味深かったなー。ここでもまた「多元的宇宙」が出てきたね。 冒頭で七瀬が乗る汽車=熊の木本線(「おれに関する噂」に収録されている話)ではないか?と解説を読むまでまったく気づけなかったけど、言われてみれば…うん、驚いた。 ラストが悲しかったな…。 パプリカや七瀬シリーズを読んでいて感じたのは、筒井作品の女主人公って「美人で頭も良い」子が多い気がする。というか筒井作品に出てくる女って、うんとおちょくられるか、デキ女か、ちょっと極端じゃないかな??才色兼備の主人公=作者の憧れ?
0投稿日: 2009.07.21
powered by ブクログテレビドラマは、純情派って感じだったけど、 こちらは、ハードボイルドさえ感じる。 七瀬たん、カコイイ!
0投稿日: 2009.07.21
powered by ブクログ家族八景に続くテレパス七瀬の物語。前作とは随分趣が変わっており、本作は超能力者と敵対する集団との戦いがメイン。テレパスに未来予知、念動力、透視、時間旅行。。これだけの超能力者を次々と登場させながら、全体的には嘘っぽくならないのがすごい。結構ドキドキしながら読めたし、人間の悪・いやらしい部分が身に染みる。また、男としては、七瀬さんがどれほどの美人なのかとっても気になりますね。
0投稿日: 2009.07.20
powered by ブクログえー、家族八景から引き続きテレパス七瀬さんのお話。今度は七瀬さんが他の超能力者と出会いながら物語が進んでいくというお話ですが、なんですかね、自分で自分を美女だと認識しているっていうのは、読んでいてなんかいい気がしないのが不思議(笑)。テレパスということを隠しているという割には大胆な行動の数々。面白いんですが、ちょっと無理のある展開。とはいえ、後半はそれにもまして無理のある怒とうの展開の末唐突な結末。うーん、さすがは筒井康隆というところなんですかね。まあ、この後シリーズ最終作でどのような落ちをつけるか見ものですね。
0投稿日: 2009.06.10
powered by ブクログ七瀬三部作で最も好きな作品です。 二作目ということで七瀬自体のキャラクターも固まり、さらにノリオ、恒夫、ヘンリーなどの生き生きとしたキャラクターの登場で鮮やかな物語になっています。 感情表現が巧みで、エスパーであることに苦悩し、戦う彼らには感情移入してしまいます。
0投稿日: 2009.05.16
powered by ブクログ純粋に面白い。 一気に読ませる。飽きさせない。 これは家族八景とは違った形の面白さ。 七瀬と出会う能力者の仲間、次第に浮かび上がる組織の影。 そして迎える結末。 あまりにも大きすぎる敵と、 超能力という切り札を持つ少数の者。 こんな風にして世の中は成り立っていくのかな、不思議と現実味を感じて怖い。
0投稿日: 2009.05.08
powered by ブクログうーん…。「えっ、何で!?」って思う部分がいっぱい。何で超能力者は消されないといけないの?って部分の説明がもう少し欲しかった。面白かったけど。
0投稿日: 2009.05.04
powered by ブクログ章が変わるたび、突拍子もない設定だなとは思うのだが(笑)、 それを抜きにしても、非常によくできた娯楽作品だと思う。 前作「家族八景」とはいささか趣向が違って、 いろんなタイプの超能力者を登場させているところも見どころか。
0投稿日: 2009.04.02
powered by ブクログ七瀬三部作が破 キャバ嬢 ナナセサン 大集合 警察 異分子は許さない社会 もっと言うと同質化が前提の社会 最近のNHKの毒がなさ過ぎた
0投稿日: 2009.03.20
powered by ブクログ『家族八景』に続く、テレパス能力を持つ七瀬シリーズ第二段。 前作の家庭というごく身近で小さな世界を描いたものとは、世界観が全く異なる。七瀬以外の超能力者が続々と現れ、一気にSF色が強まる。 孤独に生きてきた彼女が得た幸福、安心感、そして最後に訪れる大きな喪失。 「正常」な世界から、少しでも違っているものを「異常」として「大多数」から排除しようとする動きに、超能力云々以前の恐ろしさを見た。
0投稿日: 2009.01.20
powered by ブクログ某局のドラマを見てまた読みたくなったので...ドラマの結末はちょっと無理があったつうか脚本が弱かったですな。
0投稿日: 2008.12.14
powered by ブクログ初の筒井康隆作品。 読み始めるやなや、ぐいぐいとひっぱっていく展開で、最後まで走り抜ける感じだった。 何編かの章にわかれている中で本筋は繋がっているストーリー構成はやはりドラマのようであった。 SFにカテゴライズされているようだが、受け入れ難いところもなくすんなりと読めた。 友人に勧められた一冊。 内容に関しては、女の自分が知りたく無かったなーって感じるところも二点三点ありました。 男性作家が書いているぶん、なまなましいな・・・
0投稿日: 2008.12.12
powered by ブクログドラマ化されていたので原作を読んでみましたが、結末が・・・ SFで「能力を持つ」ということは主役になることで、それをつかって活躍するという良いイメージがありましたが、それを異質と捉え、悩むところなど、現実に置き換えればかえってリアルなのかなと思いました。この思い切りのよすぎる結末には不満がないわけではありませんが、出版されて何年経過してもドラマや漫画で取り上げられる魅力があります。
0投稿日: 2008.12.10
