
総合評価
(164件)| 23 | ||
| 54 | ||
| 65 | ||
| 12 | ||
| 0 |
powered by ブクログ筒井さんは旅のラゴスが面白かったので読んでみた。 色々なパターンで事件解決をする面白さはあるが、作者が試したいことが多すぎて全体としてはそこまで深みがない気がしました。
0投稿日: 2025.10.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
昔、深田恭子でドラマをやっていた気がしたので主人公が男性だったのが驚いた。大助があんまりボンボンではなかった気がする。周囲のキャラクターが面白くて楽しめた。ミステリとしてもしっかりしていたし良かった。もっとシリーズ書いてくれたら楽しかったな~。
0投稿日: 2025.10.04
powered by ブクログ著作(そんなに数読んでないけど)の中では好きなタイプ。ユーモアも古い時台の煙臭いブラックではなくてただ金が余ってるおぼっちゃま金持ち刑事が桁違いの金で(本人は至って真面目に)事件を解決するその荒唐無稽さが良い。作った会社が黒字になって激怒してる父親も面白い。あとがきにもあるように登場人物の発想だけじゃなくてミステリも「お約束」にならず毎回違うアプローチでしっかり作られて表現方法もひねられてるので読める。アニメ化は富豪の刑事が金でクールに解決って感じでときめけるけどそれじゃ筒井康隆じゃないんだよなぁ。
0投稿日: 2025.08.18
powered by ブクログ【作品紹介】 キャデラックを乗り廻し、最高のハバナの葉巻をくゆらせた“富豪刑事"こと神戸大助が、迷宮入り寸前の五億円強奪事件を、密室殺人事件を、誘拐事件を……次々と解決してゆく。金を湯水のように使って。靴底をすり減らして聞き込みに歩く“刑事もの"の常識を逆転し、この世で万能の金の魔力を巧みに使ったさまざまなトリックを構成。SFの鬼才がまったく新しいミステリーに挑戦した傑作。
0投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログ大富豪の刑事が有り余るお金を湯水の如く使って事件を解決していく。4編の短編それぞれに違ったミステリ的趣向が凝らされていてとても面白かった。登場人物の個性も際立っていて、時折クスリとさせられるユーモアが絶品である。実験的な書き方が楽しい「富豪刑事のスティング」がお気に入りだ。
19投稿日: 2025.02.18
powered by ブクログ設定の妙 この設定で推理小説として、 成り立つのが興味深い。 作者から読書に話しかけられる、 推理小説を初めて読んだ。 お金の力を借りて、物語が進行する。 ほとんどの物語で、 これやっちゃう時オチになってしまう。
1投稿日: 2025.01.13
powered by ブクログ筒井康隆が書くミステリーはどんな話かと思ってたら、ボンボンの刑事が金にものを言わせて解決する型破りな話でびっくり 個人的にお金を使うと泣いて喜ぶ主人公の父のキャラが好きすぎる あんまりこういうキャラいない気がする
1投稿日: 2024.11.26
powered by ブクログ名探偵が大富豪なのである。主人公は神戸(かんべ)大助、まだ若手の、一介の刑事に過ぎないのだが、とにかく家が金持ちなのだ。時効真近の五億円強奪事件の犯人逮捕に、社長密室殺人事件のトリック解明に、五百万円の身代金のかかった誘拐事件の解決に、敵対関係にある暴力団同士の一触即発合同食事会の警備に、私財をいくら投じても良いのだ。 …という設定を生かした大助さんの人物像と捜査手腕を拝むだけでもじゅうぶん面白いのに、奥行きを感じさせるサブキャラ陣の描き方、実験性すらある思い切った省略話法、大胆にメタフィクションで遊ぶ語り口、そのどれもが効果的過ぎて、めちゃめちゃ楽しかった。 さらに、推理小説界に対してはきちんと仁義を切ってみせる律儀(?)な一面も感じられ…全方面抜かりなし。 短編四作で完結というこの規模感も、コンパクトで読みやすい反面もっと欲しくなってしまう物足りなさがあるが、この四作で変化するところと変化しないところのバランスが絶妙で、これはこれで完成なのだという説得力がある。完成とはいっても、何かの「原作」にしたくなる余地がたっぷりあって、ドラマ版もアニメ版も楽しそう(未見)。 筒井康隆ってよく知らなかったけれど、すごい人だということはわかった。
16投稿日: 2024.05.23
powered by ブクログ1978年の作品です。 お金持ちの警察官と言えば、あのアニメを思い出しますが、この小説の主人公の大助も相当の大富豪。 大助は刑事ですが、自ら進んで大金を捜査に投入します。 なかなかコミカルな内容で面白かったです。
1投稿日: 2024.05.12
powered by ブクログ新聞の書評で見たのだったと思うが、久しぶりに筒井康隆を読んでみるかと手にした。 40年以上前の作品なので、いささか作風が古いのは否めず、今のご時世ではどうかと思う表現も散見されるが、まああくまでもエンタテインメントと割り切って読めばそれなりに楽しめる。お決まりの解決方法へ流れていくので、水戸黄門的な楽しみ方もありだけど、うーん、私はこういう感じはもういいかな、、、。 ドラマやアニメにもなったらしい。全然知らなかった。 なんで読もうと思ったんだろう。よくわからない。書評になんとあったのかも覚えていない。
1投稿日: 2024.04.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
あーーーおもしろ!最高。ミステリーにコメディを捻じ込んでるのに、力技かと思いきやかなり精密。さすが筒井さん。 主人公の刑事・神戸大助はホテルオーナーの父である神戸喜久右衛門の財産を使って、難事件を解決していくという一風変わったミステリー。「富豪刑事の囮」「密室の富豪刑事」「富豪刑事のスティング」「ホテルの富豪刑事」の4本からなる。 金はめちゃくちゃ使うが業務には真面目。富豪じゃないと思い付かない解決法ばかりで笑える。 あと、時々筒井さんが読者に話しかけてくるのも掟破りで最高。このキャラクターも本当は濃密に紹介したいのだが、本筋と関係ないので割愛する、とか普通に書いてる。 2005年にドラマ化した時には、なんと主人公の男女を変えて深田恭子さんが主演。 筒井さんも出演していたらしい。 ———紹介(公式)——— 湯水のように金を使って事件を解決! 著者初のミステリ作品、伝説的ミリオンセラー! キャデラックを乗り廻し、最高のハバナの葉巻をくゆらせた“富豪刑事"こと神戸大助が、迷宮入り寸前の五億円強奪事件を、密室殺人事件を、誘拐事件を……次々と解決してゆく。金を湯水のように使って。 靴底をすり減らして聞き込みに歩く“刑事もの"の常識を逆転し、この世で万能の金の魔力を巧みに使ったさまざまなトリックを構成。SFの鬼才がまったく新しいミステリーに挑戦した傑作。
1投稿日: 2024.03.13
powered by ブクログ何回読んでも面白い。 大好き。 最近の人には良さがよくわからないみたいだが。 アニメから入ってつまらないって、 あのさぁ…
0投稿日: 2024.02.28
powered by ブクログ筒井先生は、それこそテレビではよく見かける先生というだけの先生だったので初めて作品を読んだわけですが。。。筒井先生のお人柄がそのまま現れているかのような文章でした。お茶目な文章の羅列は読みやすく、キャラや設定も、よく知らないくせに「筒井先生っぽいなー」と思ってしまった。 映像を先に見ているからなのかもしれないけど、その展開や進み方そのものにもストレスがなく楽に読了できました。
0投稿日: 2024.02.21
powered by ブクログ本屋でたまたま見かけたので「お!懐かしい!」と思い、購入した。以前、読んだがかなり昔。深田恭子主演のドラマを観て、面白かったから原作も読んだのだっけ。(私の王道パターン)なので2005年頃だったと思う。うわ!そんなに前だったのか!原作はもっともっと古く、1970年代頃に連載されていたらしいから背景も当然古風。『キャデラックを乗り廻し、最高の葉巻をくゆらせた“富豪刑事”』(あらすじ抜粋)とあるからどんな嫌味な富豪だよ、と勘違いするが、実際は品が良くて少し天然な好青年が主人公。本人は上品だが大金を大量にばらまき日本経済を激しく回しながら事件解決を実行する。もちろんファンタジー。でもこういう現実とはかけ離れた物語はあったほうが絶対いい。勉強不足で知らなかったが2020年にアニメ化もされていたらしい。少し視聴したがグッと現代的になっていてこちらもなかなか興味深い。
0投稿日: 2024.01.20
powered by ブクログタイトルと”筒井康隆の推理小説”に興味を惹かれて読んでみた。富豪刑事と聞いてなんでも金で解決する成金の卑しい刑事を想像してたけれど、自分の予想を遥かに超えた大大大金持ちで拍子抜けするような展開ばかりでおもしろかった。推理小説にしては怪しい犯人は常に1人しかいないんだけど、そのトリックを解く過程が好きな人は楽しめるかもしれない。筒井康隆の文中に挟む言い訳のような吐露も個人的に新鮮で、こういう作者の正直な胸中があからさまに書かれたおかげでちょっとクスッと笑える、おおらかな推理小説に感じた。
0投稿日: 2023.12.04
powered by ブクログ大富豪である神戸喜久右衛門の息子で、キャデラックに乗って高級葉巻をいつも吹かせている刑事の神戸大助が、難事件を解決にみちびく作品です。 若いときに阿漕な商売で金を得た喜久右衛門は、大助が世のなかのためとなる仕事をしていることを喜び、彼のために思いもよらない便宜を図ってくれます。さらに喜久右衛門の有能な秘書である浜田鈴江も大助の仕事に協力を惜しまず、大助は通常の捜査では思いもよらないような資金をもとに、事件の真相を明らかにしていきます。 事件を解決するための方法が、あまりにもスケールが大きすぎて、爽快な気分さえおぼえました。くたびれた刑事が登場する作品もいいですが、こういう発想を思いつくのはいかにも著者らしいと感じます。
0投稿日: 2023.11.26
powered by ブクログお金を湯水のように使って事件を解決する短編集。 ミステリというよりかは、エンタメ&コメディな作品。 筒井康隆らしいギャグやメタが大量に含まれていて、面白かった。
18投稿日: 2023.10.05
powered by ブクログ面白かった!読者に向かって話しかけてるタイプの小説が好きなので、密室の富豪刑事で登場人物が「さて、読者の皆さん。〜」って話しかけてきたのが良かった。富豪刑事の囮では行間を開けずに視点とか状況が変わってく書き方も面白かったし、物語の内容はもちろん、本の構成・表現の方法が実験的で楽しかった。
1投稿日: 2023.07.17
powered by ブクログ好きな作品。筒井康隆らしいユーモアがあると思う。細かいことは気にせず、設定とテンポの良い話を楽しむ本。いろいろつっこみながら読むのも面白い。もっと悪ふざけしてお金を使ってほしい。
0投稿日: 2023.06.17
powered by ブクログおびのりさんにお薦めをお願いしてもらった筒井康隆作品です。ありがとうございます! 紹介していただいたのはずいぶん前で、ずいぶん前に購入していたので、積読本に埋もれて探せなくて読むのが遅くなりました。最近、積読本をちょっとだけ片づけたのです。 キャデラックを乗り廻し、最高のハバナの葉巻をくゆらせた”富豪刑事”こと神戸大助が迷宮入り寸前の五億円強奪事件を、密室殺人事件を、誘拐事件を…次々と解決してゆく。金を湯水のように使って。靴底をすり減らして聞き込みに歩く”刑事もの”の常識を逆転し、この世で万能の金の魔力を巧みに使ったさまざまなトリックを構成。SFの鬼才がまったく新しいミステリーに挑戦した傑作ー文庫うらすじより。 主人公の刑事神戸大助はホテルオーナーの父である神戸喜久右衛門の財産を使って、難事件をお金をトリックに使って、じゃんじゃん解決していくという一風変わったミステリーですが小粋でとても面白いです。 時々、演劇を思わせるような演出場面があったり、ミステリーなのに笑いを誘うという筒井康隆氏の本領発揮のミステリーではないでしょうか。 特に最終話「ホテルの富豪刑事」は笑える展開が続きました。 文庫発行が昭和59年になっていますが、古臭さは全くありませんでした。 深田恭子主演でドラマ化というのも納得でした。
94投稿日: 2023.02.27
powered by ブクログ深田恭子さんのドラマが大好きでアニメもチラッと見たけど、原作は全く別物なのね…主人公が男だし、鈴江さんはめちゃ若いし。 推理というほどのものもなければ、富豪という条件も活かしきれていないような…そして、突然個人名がたくさん出てきて、誰が誰やら…時系列についても読みにくいと個人的には思いました。 ドラマがめちゃくちゃおもしろかっただけに残念。
0投稿日: 2023.01.21
powered by ブクログ大富豪の刑事が金を湯水のように使って事件を解決していく短編集。ドタバタのほうの筒井先生かと思いきや、意外としっかりした推理トリック捜査もの。 強盗、誘拐、殺人と、事件の幅も広く、おかしなキャラばかりだけどナゾときも楽しめて、筒井先生の守備範囲の広さに唸る。
0投稿日: 2022.12.22
powered by ブクログ筒井康隆が1978年に書いた作品で、2022年現在、44年前に世に出たということになる。 富豪刑事の主人公•大助が資産と権力を用いて事件を解決していく刑事ものであるが、半世紀近く経っても全く陳腐さを感じさせない。 大助を主人公とした1話完結の事件が4話収録されている。強盗事件の犯人を炙り出す話や、密室事件を解決する話、暴力団の抗争を食い止めようとする話など、様々な視点から大助の活躍が描かれる。 また、筒井流のメタ要素や、登場人物のユーモアのあるかけ合いもあって読み疲れせず一気に読了できる。 それでいて、ミステリーのポイントはしっかりと抑えていて、考証もされているのだから面白くないはずがない。 ミステリー初心者にもミステリー好きにもおすすめできる作品である。 ドラマ化されたら面白そうだと思い調べてみたら、ドラマ化どころかアニメ化までされていた。そちらにも足を伸ばしてみたい。
0投稿日: 2022.09.12
powered by ブクログアニメの富豪刑事が3周してしまうほどとても面白く、原作も気になったので購入。 アニメと原作では神戸大助自身、登場人物、設定など全く違ったので最初は戸惑ってしまい、少し読んだだけで放置しちゃったけど、改めてちゃんと読んだら「なんでこの面白さに気づけないまま読むのを諦めてしまったのだろう?」と思うほど楽しく読めた作品。 78年に発行されたものだからかなり前の作品だけど若者の私でもするすると読めた。あっという間に読み終わっちゃったから寂しい気持ちになったけど、またクスッと笑いたい時に読もうと思う。
5投稿日: 2022.09.06
powered by ブクログ大富豪の父を持つ刑事・神戸大助が、湯水のようにお金を使って事件を解決する推理小説仕立てのエンターテーメント。トリックだって金で解決する振り切ったミステリー。 父親は、過去悪徳を重ね富を得た事を後悔していて、息子が正義の為に、資金を使う事に、大喜び。全面協力体制。刑事・大助のキャラも良いの。温厚でいたって健全。愛車がキャデラックで、多少高級スーツを着用するけど。金銭感覚が幅広いというだけ。 好みは、“密室の殺人事件”のような、赤字会社作るためにエキスパート集めてダンピングしまくるも、結局黒字化してしまい、父が憤怒するパターン。ドラマ化では、このパターンを多用してたと思う。 原作は4編それぞれお金の使い方を変えて苦心されている。 時代設定を変えれば、永遠にエンターテーメント。
38投稿日: 2022.07.02
powered by ブクログ「富豪刑事」こと神戸大助が、金の力を使って難事件を解決していく、一風変わったミステリー小説です。 お金持ちというと嫌味なキャラクターをイメージしてしまいます。しかし、主人公の神戸大助は、金銭感覚は世間とズレているものの一般的な好青年で、読んでいて気持ちが良いです。 お金で解決すると書きましたが、その解決方法も多様で、飽きずに読み進められました。
0投稿日: 2022.04.11
powered by ブクログ「筒井康隆」の『富豪刑事』を読みました。 『恐怖』に続き、連続して「筒井康隆」作品ですね。 -----story------------- キャデラックを乗り廻し、最高のハバナの葉巻をくわえた"富豪刑事"こと「神戸大助」が、迷宮入り寸前の五億円強奪事件を、密室殺人事件を、誘拐事件を……次々と解決してゆく。 金を湯水のように使って。 靴底をすり減らして聞き込みに歩く"刑事もの"の常識を逆転し、この世で万能の金の魔力を巧みに使ったさまざまなトリックを構成。 SFの鬼才がまったく新しいミステリーに挑戦する。 ----------------------- 初めて読んだつもりだったのですが、、、 先日、帰省した際に実家の書棚を見ると、全く同じ『富豪刑事』の文庫本がありました。 中学生の頃に読んだんでしょうけど、全く覚えていませんでした。 記憶なんていい加減なモノですね。 以下の4篇の短篇で構成されています。 ■富豪刑事の囮 ■密室の富豪刑事 ■富豪刑事のスティング ■ホテルの富豪刑事 どの物語も"富豪刑事"こと「神戸大助」が金の力を使って解決するのですが、、、 ワンパターンに陥らず、それぞれ違った使い方で、しかも使い方にも趣向が凝らしてあり、愉しく読めましたね。 新しいネタを作るのは難しいのかもしれませんが、続篇があってもいいなぁ… と思える作品でした。
0投稿日: 2022.04.06
powered by ブクログ面白いストーリーなのだけど、なんというか…私には合わなかった。 お金持ちが鼻につくような大助ではないし時折クスッと笑ってしまうんだけど… ドラマ化アニメ化されてるそうなので私がただの天の邪鬼なのでしょう。
8投稿日: 2022.02.20
powered by ブクログ最近アニメ化していたので、そういえば昔にドラマもあったけど原作は読んだことがないと気付いて手に取った。 が、もう40年以上前の本なので読みにくくて仕方がない。 どこで場面転換しているのか、今なら間に一行入れるところを詰めてあるので、同じシーンだとしばらく勘違いしてしまうこともあった。 夏目漱石などの文豪の時代ほど昔ではなくても、ほんの40年なのに、時間が経てばものの書き方や表現など色々変わってしまうものなのだなと驚いた。 でもそれなのに、40年前の刑事である神戸くんの年収が500数十万で、令和の現在でも大して変わっていないことにちょっとがっかりしてしまう。 今の時代では景気が悪すぎて、一昔前のIT社長も大富豪も、フィクションとしても現実味がなくなってしまって残念だ。
2投稿日: 2021.06.14
powered by ブクログ【概略】 とんでもない富豪がイチ刑事だったら?そしてその刑事が、その財力と人脈を使って事件捜査のサポートをしたら?SF作家が推理小説短編集を書いたらこんな感じになった! 年月日不詳 読了 2021年05月02日 読了 【概略】 小学生か中学生の頃に読んだ一冊。久々に手に取ってみた。 筒井康隆さんのどこが面白かったのかなって、今回あらためてわかった気がする。キャラクター立ちとその発言のリズムがいいんだね。ほどよいサイコ具合というか。あとメタ発言かな。もちろん、その根底にはちゃんとしたストーリーがあるってのは当たり前だけどね。立ってるキャラクターのほどよいサイコ具合ってのは、勉強になる。 推理小説だからここでストーリーの詳細をどうこう言うのはよくないと思うので、ここでは富豪がその財力・人材力を駆使して捜査をしたらという、この点について考えてみたいなぁ。本書内で、お金の使い方について面白い発言を登場人物にしてくれてる。単なる寄付のような形だと、上から目線というか、僻み感情を発生させてしまうことがある。けれど、本書内で、商行為(という型にハメていいのかわかんないけど)のような形でお金を使って、且つ、公の福祉に供するようなことって、資本主義の概念からすると結構アリな気がする。お金を遣う側の倫理観の問題とかある(捜査への恣意的介入とか)から現実的ではないかもだけど、たとえば囮捜査に使う資金を寄付という形で出してもらったりとかしたら、お金持ちの社会貢献になったりは・・・しないか。担当捜査官の倫理低下になる危険だってあるしね。 国鉄といった時代を感じさせる背景(当然、スマホとかインターネットとか、ない)や、およそ最近の出版物では目にしない表現などがあったりして、古典落語のような感覚になってしまうけれど、サイコなリズムを楽しみたいなら、定期的に手に取るといいかも。
0投稿日: 2021.05.02
powered by ブクログ富豪な刑事が、金を湯水のように使い事件を解決するという推理物で全4話。解説でもあるけど、4話それぞれ事件のタイプが異なり金の使い方も変わってきて飽きが来ない。
1投稿日: 2021.01.31
powered by ブクログミステリーとしてではなく、エンタメ、コメディとして読む本。 独特の言い回しが筒井康隆好きにはたまらない。
1投稿日: 2021.01.27
powered by ブクログ何故今頃?と思ったら、アニメ化されてたのね・・・ 令和では若干読みにくい文章かもしれない。 行間をあけずに場面が変わる部分など、ちょっと意識しないと混乱する場面もちらほら。 メタ的な部分も嫌いな人は嫌いかもしれない。 謎解きミステリーと見せかけてそうではない。 主人公達が繰り広げるコメディ。 「富豪刑事のスティング」が1番好き。
1投稿日: 2020.12.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アニメを見て原作も、と読了。 原作はアニメと全く違うものだったがこちらも面白い。神戸は大富豪でありながら性格は控えめで、少し垢抜けない様子がかわいらしい。そのギャップが作品に生かされているのがよかった。 また「富豪刑事」という強烈なキャラクターが存在しながらもキャラ重視の小説ではなく、きちんと刑事物になっているところが流石である。
2投稿日: 2020.11.09
powered by ブクログ読んだのは1978年出版のものですが、内容は同じだと思うのでこちらに感想を。 アニメを見て原作を手に取りましたが、神戸大助という名の刑事が富豪であること以外は全くの別物で驚きました。 (一番最初だけ登場人物がどんどん出てきて混乱しましたが)小説も読みやすくて面白かったです。 コメディ色が強く楽しく読めたので、ドラマで見たいなと思う小説でした。(ドラマ未視聴) 個人的には人にオススメできる一冊です。
1投稿日: 2020.11.03
powered by ブクログアニメが面白かったので読んでみました。 神戸くんと鈴江さんの名前と富豪である設定が同じだけの別物として読むべき。2人の性格関係性も結構異なるしその他のキャラは出てこない、そしてミステリ感がより強い。 個人的には初めの数ページで切り替えて読むことができたので全然気にならなかった。 アニメでは金をかけたガジェットに頼る傾向があったけれど、小説は捜査過程に金をかけている。金の使い方と推理どちらも楽しむことができた。
1投稿日: 2020.10.31
powered by ブクログさすが「SF御三家」の一人! ミステリー作家ではない事を逆手に取った書き方!面白い! 別に映像化などは、意識してないかもしれんけど、これが映像化された時、どうなるか思い浮かべてしまう。 (実際に、テレビでは、深キョン主演で映像化。アニメにもなった) 富豪刑事…金に物を言わせて解決するとか笑けるけど、誰も困らんのならアリやと思うわ。 もっと大きな事件にお金使う方が良いのかもしれんけど、こういう普通の事件に使うからこそ面白いんやろな。 各話とも、吉本新喜劇のように同じ流れで始まる。で、富豪刑事がお金を… まっ!弱い人の為にドンドンお金使ってな!
14投稿日: 2020.10.26
powered by ブクログアニメ1話が面白くて原作読んでみたかったんだけど、根底の"大富豪で刑事"以外は全く違う内容と見て、そりゃないでしょ…と思った。 購入したからには読んだけれども、正直文体が読みづらくて半ば挫折しそうに(苦笑) 最初のうちは、ちょこっとメモというか感想的なものを書いてたから、それを書き出してみる。 大助と父親の関係…というか、父親が相当な変り者。 「金を使ってくれ」とか「そのせいで母親が死んだ」とか一種の異常者っぽく見えてしまった。 その後も、ことある毎に大金はたくのは、理に適ったストーリー上の展開だが、ある意味で心配になるレベルだなと思った(笑) 大助の印象もだいぶ幼い感じに見えたが、それなりの年齢なんだよね? 上司も同僚達も癖のあるメンバーで真面目なのか、おっちょこちょいなのか、お茶目なのか? 笑っちゃうとことかあったし、個性的なキャラ達だからこそ、勿体ない文体のような気がしてならない。 鈴江→大助な気持ちは何となく察すれど… 大助→鈴江は匂わせかなぁ… この二人の進展がなかったのが残念なんだが。 もっとディープなミステリーかと思ったが、ライトであっさり読みたい人には良いのではないかな? 個人的には、本格的なのを期待した分物足りなさが勝った感じ。 好みが別れそうだなぁ…。
0投稿日: 2020.10.07
powered by ブクログかなり昔に読んだがすっかり忘れていたので再読。大富豪の息子である刑事が豪快に大金を使うことで事件を解決する短編集。4編収録。 意外にちゃんとミステリしているし、捜査に大金を投入する理由もしっかりしている。そして深田恭子主演のドラマが(設定は若干ちがうが)原作に忠実で驚いた。 佐野洋の解説で、著者と中島梓の対談を引用していたのも嬉しい。 最初は場面転換があっても行間を空けていなかったり、突然メタ視点になったりと癖のある文章に戸惑ったが、慣れれば読みやすかった。 やはり筒井康隆はすごい。
1投稿日: 2020.08.16
powered by ブクログアニメが放送休止中なのでせっかくなので読んでみました。4本しか載ってないのですぐ読めました。気を抜いているとすぐ場面が変わってしまうので、しっかり追っていかないといけない。登場人物の描写が最後のほうにあり、最初は覚えられなかった。
2投稿日: 2020.07.14
powered by ブクログドラマやアニメの原本が気になって読んだ本。 正直ドラマやアニメよりも派手さはないが、コメディ調のミステリーとして読む分には面白いと思う。 先を読むにつれて、登場人物たちの細かい設定が垣間見えてくるのは楽しかった。(かなり筒井康隆節がきいていると思う) シリーズは意外にもこの一冊だけのようだが、生き生きとした登場人物たちが、作品をこえて存在しているような、そんな気持ちにさせてくれる。
3投稿日: 2020.06.21
powered by ブクログもしも大富豪の刑事がいたら... そんな考えから書かれた物語。 コメディタッチで気軽でしたが、 面白かったです。 この小説のどこが面白かったか 事細かに説明出来れば良いのだけれど、 時間が無いので割愛する。笑
6投稿日: 2020.06.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
刑事の富豪が金に物を言わせて解決するなどという、まことに遊び要素ふんだんな物語格子。著者を見れば納得の筒井殿。あの老人バトルロワイヤルの彼だった、笑。 刑事モノとして内容は深くないげど、それは大したことじゃない。面白いのは金で解決!なんていう型破りな部分なのだから。脳みそからっぽにして読めるので、一息とるのにおすすめ。
3投稿日: 2020.03.04
powered by ブクログ内容紹介 キャデラックを乗り廻し、最高のハバナの葉巻をくゆらせた“富豪刑事"こと神戸大助が、迷宮入り寸前の五億円強奪事件を、密室殺人事件を、誘拐事件を……次々と解決してゆく。金を湯水のように使って。靴底をすり減らして聞き込みに歩く“刑事もの"の常識を逆転し、この世で万能の金の魔力を巧みに使ったさまざまなトリックを構成。SFの鬼才がまったく新しいミステリーに挑戦する。
0投稿日: 2019.10.29
powered by ブクログドラマと違って主人公男なの!? 主人公、どうせ嫌味っぽいダンディな奴だろうと思ったら、違った。天然っぽいというか純粋っぽいというか、かわいかった。この主人公かわいい。 大助、赤面しすぎじゃない? これもうすこしシリーズとして読みたかった。
0投稿日: 2019.06.04
powered by ブクログ娯楽小説として一級品のおもしろさ、且つ推理小説としてももちろん妥協のない内容。 突拍子も無い提案だけど、富豪刑事だからOK。祖父が感涙して呼吸不全に陥る決まったパターンが喜劇ちっくで好き。
1投稿日: 2018.11.24
powered by ブクログ初読の時は奇想天外な設定を楽しんだ記憶がある。その後『翔んでる警視』を読んで、同じような設定なのに全く違う物語となることに驚いた。再読して、本書が筒井氏の稀有なチャレンジとなる推理小説っぽい作品を、かなり苦労しながら上梓したように感じる。
0投稿日: 2018.11.06
powered by ブクログ原作では富豪刑事は男だったのか!深田恭子の印象が強すぎ。 ぶっ飛んだ内容だけど、ミステリのていをなしてて面白かった。
0投稿日: 2018.11.04
powered by ブクログ再読 どうしても本宮ひろし画で再生されるが 解説でも指摘されている通り あまり驚きのあるミステリではなく習作の印象 作者があえて書くようなものでもない気がする
0投稿日: 2018.10.20
powered by ブクログ電車の中でニヤニヤしながら読みましたと、 レビューで書かれておられた方同様、 言い回し(書き回し?)が子洒落て面白い部分が ちらちら出で来るのが、 本筋を邪魔するくらい面白かったです(笑) 今更ながらなんですが、 テレビドラマ版しか知らなかったので、 主人公がぼんぼん好青年て所から意外でした。 設定が面白いので、これでまだまだ色々書けそうだろうに この薄い一冊っきりって云う所も流石だなあと。
0投稿日: 2017.04.09面白い
昔読んだことがあったが、もう一度読みたくなり購入。面白かった。祖父の大金を使って事件を解決していく主人公。思いっきり大金を使うので、そういう意味でも痛快。気軽に読めます。
1投稿日: 2017.02.11
powered by ブクログタイトルからはかなり荒唐無稽な、金にものいわすような刑事が登場するのかと想像していたが、以外とまともな構成であった。脇役のキャラが濃いだけに、もったいない使い方のように思われた。
0投稿日: 2016.12.11
powered by ブクログ今回の文庫は面白くないなあ…と思いながら通勤電車の車内で読んでいると、思わぬところでにやけてしまっている自分に気づき、そのことにまたニヤニヤしてしまいます。まさに電車内の変なおじさん状態です。 大金持ちの刑事さんという設定も変な感じで、「変だ…変だ……」というあっという間に話が進みます。でもって最後はお決まりの「太陽にほえろ」張りの、署長が出てきて「おめでとさん。おめでとさん」できっちり締まります。 さすが筒井さん!今回は☆4つ!
0投稿日: 2015.12.11
powered by ブクログ「富豪刑事」は深田恭子主演でドラマ化もされた小説だ。ドラマでは主人公は大富豪の孫で女性の設定だったが、原作は大富豪の息子、神戸大助。読めば読むほど要潤に見えてくる。それで第2話の密室の富豪刑事でドラマ化前提でキャスティングしてみたらこうなった。 神戸大助・・・要潤 鶴岡・・・渡辺いっけい 猿渡・・・吹越満 狐塚・・・高橋克実 布引・・・田口浩正 鎌倉警部・・・小林稔侍 菊田・・・西田敏行 浮田・・・伊藤四郎 鈴江・・・深田恭子 神戸喜久右衛門・・・大滝秀治 実際のドラマのリスペクトなら深キョンは外せない。猿渡と布引を「9係」から拝借したが別に意図はなく印象に残っているドラマだったんだろうと自答する。猿渡の次点にあえて最近性格俳優もできることを見せ始めた北村一輝を検討。要潤を喰ってしまう可能性もなくもないが・・・。最後まで悩んだのは喜久右衛門だ。このキャラクター表現は2次元的過ぎる。 まあそんな妄想をいだいてみただけである。
0投稿日: 2015.10.04
powered by ブクログ個性的なキャラクターが多いのに割愛されてしまい、 残念です(笑) いずれどこかの小説で出会えるのでしょうか?? 各話ごとに、実験的に話が進んででもちゃんと まとまっています。流れるような場面展開やディスカッションの場面は脱帽です!これでしっかり場面のイメージができるのだからすごいです。 ドラマも見てみようかな。
1投稿日: 2015.07.07ドラマのあとでも
先にドラマを見ました! お金を使って事件を解決するのは同じですが、 主人公が喜久衛門の息子だったり、 登場人物もドラマのキャライメージとは異なっていたりします。 ストーリーは知っていましたが、 事件の解決方法や細かい設定の違いを見つけながら読むのも楽しかったです! ドラマを見ていない人も、 各話、ただの金持ち刑事としての紋切り型のストーリーと構成ではありません。 また、複雑なトリックは無いので、 わくわく考えながら気軽に読めると思いますよ。
1投稿日: 2015.04.11
powered by ブクログ筒井さんにしてはエロくない、人の心抉らない、「○○が××して△△△」なんて表記も使わない(笑) 大富豪の一人息子の神戸大輔は刑事。 事件が起きると大富豪らしいトンデモ解決法を提案してくる。 最初呆れていた同僚も徐々に乗ってきて… 小説家がちょっと推理小説書いてみる~というのはよくあるので、まあそんな位置にある作品か。 小説としても実験的。 場面転換を章変え段落変えなしに語る一作目(長回し映画を文章化するとこんな感じか!と思った)、 登場人物がくるっと読者の方を向いて「読者のみなさま、必要な情報はすべて提示しました。犯人が分かりましたか」とか問いかける二作目、 物事の同時進行性を試みた三作目、 四作目は「最後だから畳む気のない風呂敷ちょっと広げてみました」って感じか。 ドラマでは、主人公を男女変えて深田恭子さんがやって、 筒井康隆さんも出演されていましたね。 トンデモっぷりはドラマの方が上だったかも(笑)
8投稿日: 2014.11.18
powered by ブクログこれまた40年近く前の作品。今更感満載だが未読だったので読んでみた。 2005年に深田恭子主演でドラマ化されたという話も知っているがドラマ自体は見たことはなく、まっさらな状態で読んだ。 ちゃんとミステリしていて面白かったが、何かしら物足りなさを感じた。 あの筒井先生ならこの設定でもっと破天荒なものを・・・と無意識のうちに期待していたのかもしれない。
0投稿日: 2014.11.04
powered by ブクログ刑事らしい推理は働かせるものの、自身の莫大な財産でホテルを貸し切ったりライバル会社を設立したり身代金を用意したりとめちゃくちゃな方法で事件を解決に導く神戸大助。これ確か昔深キョン主演でドラマ化されていたはず。想像するとしっくりくる。ストーリーの派手さのわりに大助が空気状態だから深キョンぐらい派手に可愛い女優が演じれば楽しいだろう。
0投稿日: 2014.11.02
powered by ブクログ国鉄にオート三輪ときたか•••。深田恭子主演ドラマのイメージが強いため、なんとなく古くても断筆宣言直前ぐらいかと思ってたら初出は1975年であった。もし警 察捜査に湯水のように大金を使えたらという発想と、実験的な小説技巧が面白い。第1話「富豪刑事の囮」での、行間を空けずにどんどんシーンを切り替えていっ て、パーティーのシーンで最終的にはほぼ1行ごとに切り替えて処理しているのが美しく、これが実作家のテクニックかあと感嘆した。ミステリーとしては退屈。
0投稿日: 2014.09.19
powered by ブクログ大富豪の息子が刑事になったとしたら? いや、別に普通に「刑事」なんだろうなと思いますけど(笑)、筒井康隆にかかればお金を湯水の如く使いまくり難事件を解決する「富豪刑事」になってしまうわけです。(笑)過去に深キョンのドラマは数回観たことはあったのですが、なぜか突然小説の方を読みたくなり読了しました。(笑) 短編4編「富豪刑事の囮」「密室の富豪刑事」「富豪刑事のスティング」「ホテルの富豪刑事」を収録。 どの作品もウィットとユーモアに富み、また、既成の刑事ドラマや推理小説を小バカにしていると思いきや、むしろリスペクトの裏返し(たぶん!)のような物語仕立てで、まずは力まずに楽しむことができました。(笑) 登場人物もなかなか良いです。特にキャラが立っているのは、父の喜久右衛門と署長ですね。(笑)あと、秘書の鈴江さんもとびきりの美人なのでOKです!(笑) かといって、本筋のミステリーの方が疎かになっているかというとそうでもなくて、犯人あぶり出しや密室、誘拐、森の中の木の葉というように、4編それぞれ違った犯罪とトリックに挑み、さらに文章技巧もそのストーリーに合わせた趣向になっていると思われ、短編としてそれなりに野心的な内容だったのではないかなと思います。そして、それに対抗するかのような富豪刑事の解決に至るまでのパターン化。今後、シリーズ物となっても良かったと思えるほど、練りに練られた物語構成だったといえるでしょう。 中でも面白かったのは「密室の富豪刑事」かな。最後のオチはお約束なのですが、それでも面白かったです。(笑)この辺りもきっちりハズさずやってくれますね!
10投稿日: 2014.01.16
powered by ブクログ大好き!!!! ドラマからハマったんですけど、原作を読んで見たらこっちはこっちで面白くてハマりました♡ 筒井康隆さんって、エログロナンセンスって聞いていたのでこんなミステリーも書けるんだって驚く一方、筒井さんワールドにハマるという…笑
0投稿日: 2014.01.05スケールが予想外!(お金の)
大富豪の息子である主人公が、お金にものを言わせて庶民では考えもしない方法で事件を解決する。 ストーリーから手がかりを読み取って推理する…なんて無理です、笑。どうやって主人公が解決するかを楽しむ小説だと思います。 読んでからドラマを見たら、理解が深まりました(^^)
0投稿日: 2013.11.11
powered by ブクログ刑事が大金持ちということで、金に物を言わせて目撃者をでっち上げたり、裁判官を買収したりするような、もっといい加減な刑事を想像していたんですけど、奇想天外な捜査の手段に湯水のごとく大金を注ぎ込む、なんとも真っ当な(?)刑事物で面白かったです。某警察小説ガイドでかなり数の品評者から名前が挙がっていたのも納得。
1投稿日: 2013.09.25
powered by ブクログ「ミステリー作家ではない私が推理小説を書くのは正直しんどかった」と語っていましたが、推理小説の押えるべきところは押えていましたし、別のジャンルの作家が手がけるとこういう風になるのかという感じで、逆に新鮮でした。内容自体は平凡ですが、大富豪の刑事というアンバランスなキャラクター設定も非常にユーモアがあり面白かったです。
1投稿日: 2013.09.20
powered by ブクログ図書館で。昔はよく筒井氏のSFとか短編とか読んだなあと思いつつ。何と無く懐かしい感じでした。 金持ちの定義は色々ありますがお金のある所にお金が集まるんだろうなあということは何と無くわかります。そういう意味で言えば何をやっても資金が潤沢にある方が色々と成功しやすいと言うこともわかる気がします。会社設立の話が面白かったです。
0投稿日: 2013.09.19
powered by ブクログそうやってお金を使うのか!という掴みから入る4編。解説を読むと、エンタメ小説はミステリの成熟からSFの発見という流れがあるのかな。面白いな。
0投稿日: 2013.09.04
powered by ブクログ富豪の表現方法(葉巻を吸う,キャデラックを乗り回す)に古さを感じるものの, 他の描写や口調には違和感なし。 しかも,ミステリーとしても読めるので読者はトリックを予想できる楽しみがあります。まさか筒井作品でちゃんと推理モノになっているとは。 小説としても今までに見たことのない手法や展開があるため,ミステリーに興味がない人でも読んでて楽しいですよ。
0投稿日: 2013.07.01
powered by ブクログ事件を解決する手段が、想像以上にスケールが大きかった。さすが「富豪」、ただの金持ちとは違う 笑。登場人物がコミカルで面白かった。
0投稿日: 2013.06.16
powered by ブクログ筒井康隆の短編刑事小説。2005年に深田恭子主演でドラマ化されたが、原作は男性が主人公。大富豪の刑事が悪びれずに大金を使いまくって事件を解決する。父やヒロイン、同僚刑事たちの個性キャラが光る。おもしろい、おすすめ。
1投稿日: 2013.05.27
powered by ブクログこの作品のドラマ版が大好きで先日再放送していた際に原作も気になって読んでみた。 主人公然り割と大幅に設定が変更されていたけれど(こちらが元ではあるが...)面白かったと思う。
0投稿日: 2013.05.06
powered by ブクログ再読。1978年の作品。 深田恭子のドラマが面白かったので。 お金の力を存分に使って事件を解決する刑事。犯人を誘導するたの設定があまりに豪華で小気味良い。 金は万能なり。 (図書館)
0投稿日: 2013.04.28
powered by ブクログ筒井康隆の作品を読んでみたく、図書館で手にとったものの、 1978年の作品と古く、また著者初の推理小説ということで、彼の作風を知る上で良い選択だったかどうか分からない。 35年も前の作品なため、トリックが古典的などと評するのはお門違いですよね。 評価すべきは、ユニークな設定と、各登場人物の引き立った個性の描写だと思っています。 試験的描写も含め、テレビ的で、連続テレビドラマを意識したのかなと思いながら読んでいました。 あとで知りましたが、深田恭子主演で2005年にドラマ化されていたのですね。ちょっと興味を持ったので、機会があればこちらも観たいと思います。 ★の評価を気持ち低くしたのは、著者の試験的表現に途中ついていくことが難しかったからです。内容は面白く、★4つの評価です。
0投稿日: 2013.04.08
powered by ブクログブックオフで\105で発見。流し読みして買おうと決めた。幼いとき、同名のドラマを見たような気がする。 大富豪の父を持つ刑事が難事件を解決していく。そのやり方は普通の刑事ドラマや推理小説等で登場するものとは違い、富豪らしい超大胆なものである。 また、四つの事件が本書では書かれているが、どの作品にも筒井氏の実験的(?)な工夫が凝らされていて、小説という媒体の持つ多様な可能性を知ることができた。
0投稿日: 2013.03.25
powered by ブクログ事件の解決の仕方がまさに 大富豪といった感じ。 特に主人公のお父さんの キャラクターが素敵でした
1投稿日: 2013.01.15
powered by ブクログ図書館で偶然発見。 見てた訳ではないが、ドラマ化されていたことを知ってるので借りた。 読んで思ったことは、まず登場人物の説明が少しくどい所がある。 「~~~~のような○○」みたいな。 それと、読者にネタバレ的な説明を登場人物がする所。 これは驚いたけど、まあ著者が推理小説作家というわけではないのでしょうがないか。 まあでも、面白かったです。 一度読んでみては。
0投稿日: 2013.01.05
powered by ブクログ高校のころドラマやってるのは見てなかったけど知ってて、筒井康隆が原作だってのは最近知った。推理小説とかあんまり読まないけど、金持ちの刑事っていうのは面白そうで、どんななんだろうと気になっていた。実際読んでみると、意外とワンパターンじゃなく金と地位の使い方も色々で楽しかった。一方で、毎回主人公の父が感極まって発作を起こしたり、毎回事件が解決すると署長が現れたりといったお約束も楽しい。その辺はTV的だけど、いきなり場面が変わってるのとかもTV的だった。その他にもいろいろ実験的なこともやってて遊びすぎて読みにくかったりするところもあるんだけど、面白いからいいや。 2つ目の「密室の富豪刑事」がいちばん好き。やることのスケールがとんでもないし、父親が読んだ連中のキャラも面白い。事件解決後のオチも良かった。 刑事たちをしつこく俳優で例えられても全然分からないという。唯一分かったのはハンフリー・ボガート。 筒井康隆はなぜかまだ唯野教授に続いて二冊目。面白いのになぜか読もうってならない。父はたくさん持ってそうだけど。まあ、また機会があれば。
1投稿日: 2013.01.04
powered by ブクログ筒井作品にはまっていた時期に読んだもの。ドラマ版では主人公が女性だったらしいけど、これはこれで面白かった。
0投稿日: 2012.11.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本文からあとがきまで含めて全て素晴らしい。 ドラマがよかったので興味を持ったけど、原作は更に素晴らしかった!筒井康隆にしてはわりと上品にまとめた印象。4作品全て違う趣向のこらし方で、場面展開も非常に早くサクサク読めた。主人公と秘書の恋愛が回を追うごとに進展するのも楽しみ。
1投稿日: 2012.11.16
powered by ブクログ途中まで読んだ後、かなり放置していたけど最近読了。ミステリープロットも、キャラ設定も、時折挟まれるメタ的な叙述もそこそこ面白い...ような気がしないでもない...。個人的にはもっと、(どっち方面でもいいけど)突きぬけてる方が好きかなあ。
2投稿日: 2012.09.11
powered by ブクログ小学生のころにドラマでやっていて、おもしろいなーって思ったのがきっかけで読んでみた。 原作では主人公は男のひとで、ドラマとは違うけど、また違ったおもしろさがあっていいなあって思った。 あたしがドラマから入ったからかな? 母は本から入ったからどうも女主人公のドラマにちょっと違和感あったみたいだけど… はじめて読んだ筒井さんの作品。 読者に語りかけてきたりするのが独特でおもしろいよね(^^) ちなみに2番目に読んだのは時をかける少女。 次はパプリカ読んでみたいな。
1投稿日: 2012.08.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
小説を読んで気が付いた、 富豪刑事は男性だったんですね、 まぁドラマ見てないけど。 最近筒井康隆を順繰り読んでいますが、面白い。 何が面白いって、小説の中でこれは小説ですって 作者が顔を出すのが面白い。 男が女性に疎まれる一つに余計な解説というのがあるらしい、 一緒にご飯食べにいっても 美味しいの一言でいいじゃないかというところを あーだこーだいって美味しい解説を始めるというもの。 なんでそんなことをするのかっていう理由は置いといて まぁ確かに私にもその傾向がある。 んが、本の面白さは言葉にできないので 面白いとだけ言っておきます。 推理小説なのですが、 軽快でおもしろかったですよ。 食に関してはなんだろうね 自慢したいという気持ちがあるわけではないのだけれど しっていることはしゃべっちまうということでしょうね。 ただでさえ人の話を聞かずに しゃべるだけの人と思われているのに 沈黙が苦手ってのもあるのになぁ。
0投稿日: 2012.04.13
powered by ブクログ買った当初は、深田恭子みたいなかわいい女刑事が 「ちょっとよろしいでしょ~か~」 とかいいながら、戯言をたらたら語る話しと思ってましたが、 主人公は男です。 秘書が美人秘書になってます。 推理小説として読むと、少し物足りないけど、 キャラ立ちしてて、話自体は面白いです。 あとがきに、金持ち刑事という設定は大して新しくないよね、とありましたが、 そういえば最近も、執事刑事みたいな小説がベストセラーになってましたね。
0投稿日: 2012.03.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
設定が良いですよね。だいたいのことは警察が金で解決してしまうというミステリーにあってはならないぶっとんだ設定。一応トリックを考える部分もあるんですが、意外とよくできていておもしろかったです。最後は筒井康隆らしく、(銀齢の果てのように)スプラスティックでドタバタオチかなーと思っていたけどそんなことはありませんでした。普通のミステリーに飽きた人にお勧め。
0投稿日: 2012.02.11
powered by ブクログ20120203 面白かったー ちょっと変わった短編ミステリ。 今更感もするけど、読んでみました。 以前ドラマ化されたときは見てなくて、 そんなに触手が動かなかったんですけど。 筒井さんだし、設定が違うとは知っていたけど それでも面白いだろうとは思っていたので。 4タイプのアプローチで、飽きのこない読後感でした。 刑事、富豪、ミステリ、という縛りがあるため、 おきまりパターンで待ってました〜となりたいところだけど そうとはなりませんでした。 SFが本職でミステリ書いてる人はアシモフもいますが やっぱり面白いからなーと思いました。 似てる人やら例えやらが一昔前なのにこの新しさはすごいなー なんかね、わざと古い感覚で書いてる感じがするくらい。 本格的とは言えませんが、ミステリとしてはちゃんと面白いです。 目次 富豪刑事の囮 密室の富豪刑事 富豪刑事のスティング ホテルの富豪刑事
0投稿日: 2012.02.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
行間をあまりとっていないため、シーンの移り変わりが少々わかりにくい。 人物描写が、どんな俳優さんににてるかがメインなので俳優をしらないと全くイメージがわかない。
0投稿日: 2012.01.15
powered by ブクログドラマが好きだったので読んでみた。でもドラマの方がぶっ飛んでいたかな。 主人公・神戸刑事は金に糸目はつけないお金持ちだが感覚は結構普通らしい。「神戸刑事は常識人なのでコーヒー一杯分の金銭はそれと認識している。しかし一億円とかになると、今度は我々がその金銭感覚についていけない。彼は幅広い範囲の金額対する正しい感覚を持っている」。。。なるほど。 話の中で登場人物が「この辺りは割愛するよ」と話しかけたり、作者が色々な手法を宣言して試しているのが面白い。最終話、「それはこのシリーズとはまた別の話として書くべき物語であって割愛しなければならないのがはなはだ残念である」と登場人物一人ひとりに繰り返し述べているところも、繰り返しの妙というか作者の愛?が見えて面白い。
0投稿日: 2012.01.07
powered by ブクログ深田恭子主演で人気のあった「富豪刑事」の原作。 現実離れした”富豪”である刑事が難事件を解決していく物語。 ファンタジーに近いけど、細部まで拘っていて読み応えありです。 新しい形のミステリーだと思いました。 っといっても昭和59年の作品なのね。 それでも非常に面白かった作品です。 内容はオムニバスの4話構成。 それぞれ巧みなお金の使い方で事件を解決します。 その使い方がある意味理論的でおもろいです。 普通のミステリーに飽きた人にはオススメの作品です。
0投稿日: 2011.12.30
powered by ブクログ最近の作家さんって、独特な言い回しや 言葉遊びみたいなのが特徴の人がいたりするので こういうシンプルな文章の作品は ちょっと古くても(←)読みやすい^^ 俳優の誰々に似てる刑事、誰々に似てる刑事、とかは やっぱり時代が合わんから分からんけど 分かればおもしろいんかなーという感じ。 欲をいえば、もっと湯水のようにお金を使ってほしかった。笑
0投稿日: 2011.12.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
笑えるぐらい馬鹿みたいで面白い。 これぐらいふっきれていると、お約束過ぎるとかそんなのは問題にならないほど。面白いのはその富豪刑事神戸大助のお金の使い方!秀逸! 最近の金持ち刑事ドラマは見習うべきだと思う。ほんとにやり方が面白い。ただの散財や何万人動員じゃなくて手が込んでいる。 場面が入れ替わるときに、空欄一行ぐらいは空けてほしいと思ったけれど、唐突さを買ってそれも一興。 けらけら笑える軽快どたばたコメディ、とただまとめては惜しいかもしれない刑事もの。 ミステリとしてはなにも言わないことにしておいて、。エンターテイメント。 読者への挑戦ならぬ読者への説明、みたいなものも小説のご法度的でありながら、没頭してみていた舞台が暗くなってスポットの当たった役者が一人だけ振り返って「お客様…」と言い出したような、空気をそのままに場面だけを切り替えた感じが好ましい。 事件発生、問題発生 とっびな解決法提案 富豪親子で話をするうち父親が子どもに感動しておいおい泣きすぎて発作の後やり方提案 美人秘書参入 事件解決! …という水戸黄門ばりのお約束展開だけどそれが鼻に付かない面白さ。オチも軽快でくすりと笑える。
0投稿日: 2011.11.15
powered by ブクログ『何を話していいのかわからなかったし、自分に、彼女の張りつめた心を柔らげることができるとは思えなかった。それでも、彼女のために何かしてやりたいという気持ちだけはあった。彼女の傍にいるだけでその気持は伝わるのではないかと思い、また、それだけでも彼女にとっては安らぎになるのではないか、と思った。』 『お前は天使じゃ。神の使いじゃ。わしの罪業を浄めるために天が遣わせたもうた現人神じゃ。ぐぐぐぐぐぐ』 『悪いことするのに理屈はいらねえや。おれたちは嫌われ者だよ。けものだよ虫けらだよ。それでいいじゃねえか』 『ビコーズそのホテルはあまりにもここよりロング・ディスタンスに存在しワイフは疲労している。このホテルに泊ってもそれだけ多くのディティクティヴがいるならばパーハップス安全であろう。モアザンオール明日は早く起きてここから県内の観光地めぐりに出発する予定なのだ。』
0投稿日: 2011.09.27
powered by ブクログ筒井さんの作品は「時かけ」しか読んだことがなかったのですが、雰囲気は全然違うのにきちんと面白くて、細かいこはにぐずぐず気にせずエンターテイメントとして楽しめた一冊でした。でもやっぱり皮肉が効いています。主人公は大富豪なのに、なんでしょうこの可愛らしさ。素朴すぎる…(良い意味で)
0投稿日: 2011.09.23
powered by ブクログ大好きだったドラマの原作。 ミステリーが本業ではないという筆者はあらゆる場面でそれを主張する。 その緩さを微笑みながら読めたら楽しめる。もっと精巧に作れ!とか、プライドはないのか!と思えばそれまで。 個人的には「馬鹿馬鹿しさの美学」みたいなものを感じて満足!
0投稿日: 2011.09.19
powered by ブクログ「SFの鬼才のミステリー」 どこか馬鹿らしいけど、 ハマってしまう刑事もの。 名前のとおりお金持ちの刑事大助。 お金を使って事件解決。 金は命より重いってやつか。
0投稿日: 2011.09.16
powered by ブクログ作者独特な推理小説の展開と突拍子のないストーリーが面白かった。 以前女性が主人公の似たようなドラマがあった気がするが、これが原作だろうか?
0投稿日: 2011.07.24
powered by ブクログドラマで主人公が女性になっちゃってちょっとびっくりだった本。 事件を解決するのにもんのすごいお金使っちゃうってのは、あり得ないだけに笑えて面白い。 推理小説としても読み応えあるので、おすすめの本です。
0投稿日: 2011.06.22
powered by ブクログ登場人物たちのキャラクターが楽しい。 筆者の遊び心やユーモアセンスが光ります。 あまり期待していなかったせいか、推理小説としても思ったより真っ当だと感じました 事件のトリックだとかよりも、「富豪」という特徴の使い方がおもしろいです。 署長がいいですね、署長。
0投稿日: 2011.06.08
powered by ブクログSF作家のミステリー! やっぱり筒井作品、キャラクターが魅力的★ 4編とも刑事が富豪である必要性(お金の使い方)が違ってて 、そんな方法が?って。流石!
0投稿日: 2011.06.06
powered by ブクログSFの奇才によるミステリー。やっぱり文才は冴えているが、専門外やからちょっとお粗末な作り。 挑戦する姿勢はすごいと思う。
0投稿日: 2011.06.03
powered by ブクログ筒井康隆さんの昭和59年の作品。 ドラマにもなっててそれはテレビで見た。 突拍子も無いような設定の主人公で、その設定を楽しむという小説なのかな、これは。一応推理小説風で、話もそれらしくすごく面白いと思った。ただ、文体が時々、昭和臭いというか白々しかったり単に寒かったりした。
0投稿日: 2011.05.23
