「幼児期の終わりごろになると、大部分の子どもは、個々の人間というものが空間的にのみではなく、時間的にもばらばらな生を歩む存在であること、つまり老いてやがて死んでいく存在であることを知る。これは子どもにとってたいへん切ない認識である。だから親は……(略)……この時期が、自分自身にとっても楽しく幸福な時期となるように、精一杯の工夫をしなくてはならない」(p.20) そのとおりなのだろうと思う。