
総合評価
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powered by ブクログアマゾンだったか図書館Webだったか、はたまたこのアプリで見た自分と本の趣味が似ている方の本棚だったか。タイトルを見て即借りてきました。 表題は「たのしいわるくち」 その通り。 先日の「人は皆大嘘つき」と同じですが100パー真実のタイトルからして安心して読めそうな本。 作者は賢く謙虚な方なので、自分の中にあるほんの少しの虚栄心や差別心、競争心、嫉妬、傲慢、怠惰、優柔不断、狡猾、中途半端、吝嗇、頭の悪さが目につくのでしょう。賢く謙虚な人ならではですね。また反対に自分が持てる才能は「自分のような取り上げるまでもない存在ですら出来ることなのに出来ない人がいるなんて」と、謙虚さや自己肯定感の低さが仇となり、自身の才能を誇る前に他人の不出来さが理解出来ず目についてイライラして仕方ない。人間のサガについて普段から自問自答されてるんでしょうね。どうして自分はこうなのか、どうしてあの人達はあんな程度で平気なのか。と。それを文字にして他人に聞かせる(読ませる)となれば、ご本人の作文能力や表現力と相まって、こなれた「さらっ」としたものになるのも納得。 全体を通して口当たりが軽く、ひっかかるところもなくさらーっと読み終えることが出来る。 わるくち、ではあるんだけど、色の薄い柔らかい鉛筆で書かれたような(矛盾)。 じゃあ面白くないのかといえば勿論そんなことはない。昔明菜ちゃんが小室の「Moonlight Shadow」をシングルで書いてもらった際、デモを一回聴いても何も思わない、二回聴いてもさらーっとしてる、三回聴いてもまだなんかさらー。でもいい歌ってそういうもの。みたいなことをインタビューで語ってた(気がする。私の幻覚かも知れないけど。)Moonlight Shadowほどの名曲レベルではないけど、この本も何年かあとに読んでも今と同じように読めそう。 どの話も同じくらいの印象。星3.35から3.5。 それでも特別に好きなのはこの2つ。 「ブス」 あいまいな容姿の者は、美人がどれだけ得で、ブスがどれだけ損かを、熟知している。だからこそブスに対して敏感に反応する。 上下で分かれた際、上にいたい。だから自分から「下」に別れを告げる。周囲に「私は下ではない」と知らしめると同時に自分を奮い立たせる意味でもあえて「ブスは嫌い」と口にする。 スーパーモデルブームはブス嫌いの単なる裏返し。自分にコンプレックスがあるからこそ、ヒステリックにブスを嫌う。 いやーーーーその通りですねぇ。 思い当たるふしがありますね。売るほど。 私には超男前の友人が3人いますが、2番目と3番目は他人の容姿に全く興味無さそうです。なんせ自分が綺麗だからもう別にそれでいいそうで。付き合う相手もいつも「なぜに?」というシロモノですし。ただNo1の男前はシンプルに面食いですし、75点以下の顔面の人のことはノーカウントだと思います(ビー玉みたいな目をして見てるから)。 私?私はブスが大嫌いです。男も女も。 「貧乏くさい」 ワンランク上に見られたいというその気持ち。一点豪華主義(時計とか車とか鞄とか?)で豪華の周辺の貧しさが際立ってしまう。シンプルへの拒否反応(魔法瓶や毛布の花柄)。日本がまだ貧しかった時代のほうが今より全然街も人も貧乏くさくない。 これも分かるー。キャバ嬢やホストのブランド洋服に指輪、時計。豪華海外ホテルの写真をあげまくる謎美女。花柄で埋め尽くす日本人の病。筆者がいうようにようやく花柄呪縛は解かれようとしてるけど、ここ10年15年で新たに目につくのがボタンだけ青とか黒とかのワイシャツ着てるサラリーマン。 どいつもこいつも本当に貧乏くさい。
6投稿日: 2025.05.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
何の役にも立たないけれど、面白く笑ってしまう。 出版されたのが最近の本ではなく、結構前の本なので「トウが立つ」などは初耳で馴染みがなく、理解し難い部分でありました。 「褒められた経験の少ない人ほど自慢をしたがる」 「本当に『持てる者』は自慢をしない。自慢をするのは『持たざる者』である」 というところを読んでからは他人のマウントや匂わせが以前より楽に受け流せるようになった気がします。笑 結構偏った本なのかなと思いますが私は面白いと思いました、好きです。
0投稿日: 2022.03.04
powered by ブクログ一度は言った思ったことがある「わるくち」を分析しているこの本、わかる!と頷きながら読んでしまった。 特に優柔不断のところは自分が思っていたことがそのまま書いてあってびっくり! 人の悪口を言う時嫉妬をする時の心理がわかって面白かった。
2投稿日: 2020.07.30
powered by ブクログ面白い。 美人の悪口とか。わかるわかる。笑!!モテナイ女の美人悪口!!!笑!!!いるいる!!!笑!!!!!っていう、女子あるある多数!!! しかも、思ってた?やっぱ?みたいなこともあって、まさか他人には言えないけど、やっぱ思う?よね?みたいな、自分の腹黒さをひた隠しにして生きているものの、心の内を密かに暴いたそんな一冊です!!! とにかく、切る!!!!! 悪口での切る口。サイコーっす!こんな本あってしかるべきものと、と思える一冊!!!!!
0投稿日: 2015.05.30
powered by ブクログよく書く文句だけど、この作家は「真面目」なのだろう。「わるくち」という切り口でエッセイを書くことによってどうしても気になるのが、具体的な個人を出しにくいというところ。実際に内容の大部分が一般論であり、後半乗ってきたと思ったら、引き合いに出すのが芸能人、最終的に攻撃するのは自分自身という展開となる。 女性のエッセイで姫野カオルコにしろ、檀ふみにしろ、阿川佐和子にしろ、具体的な人物であったり内輪の人間であったり同級生であったり父親であったりを、名前を上げるかどうかは別として、ネタにして攻撃してフォローする、という周囲5mの話が多いところ、酒井順子は「AさんがBさんに言った」と記号で一般化して語ろうとするのである。これはある意味不利な話だし、実際に「内容が薄いな」と思わされた部分が多かった。 それでも中庸ではあるが星3つをつけるのは、女性作家には珍しく、かっちりした言葉選びと展開に、「女性作家離れした」と言えるくらいのイキオイがあるからであります。 もっと簡単に言うと、ワタシ自身の書く文章と非常に似ていたのでした。彼女の小説も読んでみたいと思いますね。
0投稿日: 2014.08.25
powered by ブクログわるくちを本にしちゃうってスゴイな(笑) 面白く読めますが、ただ人は日々の生活の中で他の人の言動の意味を一々考えているのでしょうか?(苦笑) 酒井さんの本はすごく楽しいのですが、何故か読むのに時間がかかります。 何でだろ??
0投稿日: 2012.06.27
powered by ブクログ自分を同時にけなすことによって、読者の反感を買わないようにしつつ、悪口が沢山書いてある。 自分のなんとなーく、な感情が、細かく鮮明な描写されて、私って実はこんなに悪いことを考えていたのか…と冷汗ものである。 巻末の対談で、一茂が、女性の観察力ってすごいですね。と言っているが、すごいのは女性ではなくて酒井順子である。 なぜ女性で一括りにしてしまうのか。普通の女性はこんなこと考えてない。 酒井さんは一茂にイラっとしなかっただろうか。 不潔 の項で、酒井さんは鼻をかんだティッシュを放置して乾いたらまた使う と暴露していたのには驚いた。 ここまで自分を落とさなくても…笑 あと、O型の男性はおっとりしている、とか出てきたのにも驚いた。酒井さんは血液型占いなんて信じていないと思っていたので。読者に迎合しただけなのだろうか。 後半はネタ切れな感じがした。ただのエッセイみたいになっていた気がする。
0投稿日: 2011.07.10
powered by ブクログヒヒヒと心の中で笑いながら読みました。 本編とは関係ありませんが、巻末の著者と長嶋一茂の対談を読むと、「一茂って、意外と器大きい人なんだなぁ。」とウッカリ感心してしまいます。
0投稿日: 2010.10.29
powered by ブクログ帯の通り・・「性格が悪いのは私だけじゃないんだ!」なんて、ちょっと胸を撫で下ろせました。 他人に対して思う処は色々在る訳で・・。 でも、この本の“わるくち”は至極もっとも。時には「はっ・・!この“わるくち”の対象って・・、もしかして私かも~;」なんて青ざめてみたりしちゃいます。 “わるくち”もたまには、我が身を省みる材料として嗜んでみるのも、良いのではないでしょうか。
0投稿日: 2010.10.21
powered by ブクログ購入者:治(2010.7.7.) 基本的にわるくちは自分に帰って来るのであまり好きではないが ついついわるくちは盛り上がる、いじめ、論争になりかねない たのしいわるくち位にしておきます 返却2010、11、16 貸出:2011.10.9衛湖原 返却:2011.12.20 誰も傷つかず、不快に思う人がいなければ、別にいいんじゃないかと思いますが、そう都合よくいきませんねぇ。
0投稿日: 2010.07.07
powered by ブクログ2010.07.05 (53) それを言っちゃおしまいだよ、というような内容が知性的にかかれており、面白い。しかしR15指定ぐらいはして欲しい。あまり中学生の娘に読ませたくない。変にませるというかひねくれた性格になりそうで怖い。
0投稿日: 2010.07.05
powered by ブクログお前は俺か! と幾度も作者に言いたくなった本。 ここまで赤裸々なことを下品でなく論理立てて書けるのはすごい。
1投稿日: 2009.11.19
powered by ブクログわかるわかる・・・著者に共感するところ多くて困る。 読後これっ!といって、印象に残った部分がそんなにあるわけでもないのだけど、するする読めました。 面白かったですよ。 お気楽エッセイというよりも、わりと分析した論理的な部分が多い印象。個人的には共感する部分の方が多かったので、楽しめましたが、感覚合わないと微妙かも。しかし、基本的にわるくちの対象は著者自身だったりするから不快感はないかも。 結局わるくちは自分との合わせ鏡で生じているんだなぁ・・・と、わるくちを言うときのTPOには気をつけようと思いました。 長嶋一茂氏との対談は、意外と一茂氏もなかなか…と、好印象な感じになった! あの、父を持ったらこういう息子が正解なのかもなぁ…
0投稿日: 2009.09.03
powered by ブクログ最高です。 ブス・おっちょこちょい・自慢しい・ヤリマン・アバズレ・貧乏くさい・カマトト(死語だけど)etc 悪口はいけないことってわかってるけど、やめられない。いけないことだからこそ、言うと楽しい反面・・不安にもなる。 悪口の壷があう人とは仲良くなれる(笑) あのひとあれだよね・・・え そうかなって言われた時点で、その人とはものすごく距離を感じる。(逆の場合もこの人ちょっと・・・となるし) この本を出す勇気素晴らしいと思う。 そして本出してくれてありがとうございますとお礼を言いたい。 めちゃくちゃすっきりしました。 悪口は口に出すから悪口であって、言わなければ悪口でない。でも言わなければ便がたまってるみたいだし、言うと便秘が解消したときのようなすがすがしさなんだ! 男子は読まないほうがいいです。 女は男が思ってる以上に腹黒いよ。 そしてこの本 なんか苦手かも・・・とか 真面目ぶる女とは私仲良くなれないと思います(笑)
0投稿日: 2008.11.22
powered by ブクログ酒井順子先生の著作はたくさん読んでいるのですが(コンプリートできていないけれど)、個人的に一番インパクトあったのがコレです。 自分の底意地の悪さをほじくり返された気分になりました。
0投稿日: 2008.06.22
powered by ブクログ女の子が読むと、ものすごくうなずくと思う。 男の人が読むと、カルチャーショックな部分もあるかも(笑) とりあえず、わるくちは言わない様にしようと思いました。。 実践にも使えます(笑)
0投稿日: 2008.06.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「わかるわかる、私もそう思うことある〜」と思える内容だったりするんだけど、いかんせんテーマが「わるくち」なだけに、読んでて疲れてしまった。 わるくちというのは、みんなでワイワイ言えば楽しかったりするのも、確かにあるんだけど、こうまとまって読まされると逆にストレスが貯まる。
0投稿日: 2008.05.06
powered by ブクログ何気なく手にした本。面白い面白い。一気読み〜佐藤愛子さんや、林真理子さんのエッセイにも繋がるものがある・・イジワルさが最高。楽しめる。笑える。元気が出る。実は、負け犬の遠吠えは読んでないのだが、さっそく読まなくちゃ〜 2007.12
0投稿日: 2007.12.17
powered by ブクログの本に出てくる酒井順子流の「わるくち」は言いっぱなしの悪口とは違うし、彼女がきっと心の中で形作っている悪口を言われる対象の人について私は全く知らない。単に「そういう人のパターン」として、半分は「そうそう!いるんだよね、そういう人!」と膝を叩き、残りのケースは「げ、これって私のことだぁ。そうか、世間の皆様から私はこういう非常識な人間として見られていたわけだな」と今更ながらに気がついたりするわけです。 だから、きっと私は酒井順子さんの「悪口を言い合うための厳選した友人」には絶対に選ばれないだろうなぁと、ちょっと残念に、でも自信を持って思います。(2005.12.3)
0投稿日: 2007.08.04
powered by ブクログあーわかるわかる!と読みながら何度頷いて笑ったことか。きっと女なら誰でも大なり小なりこんな事思ってる。だけど恐ろしくて全て曝け出せたもんじゃない。そんな気持ちが重々と詰まってる感じ。きっと男性には解り難いであろう心理で、女性独特のものなのかもしれない。読んでいてすっきりと爽快な気分になる程。この方の書き方にどこか品を失わない、そんな部分も素敵。
0投稿日: 2007.02.27
powered by ブクログ軽〜く、そして楽し〜く読めるかな〜っと思って買ったのだけれど、思ったよりも説明満載の本だった。もっと感覚的なものかな、と思ったけれど。好みからすれば、『私の嫌いな10の人々』 の方が、好き。 人のわるくちをアッサリバッサリ小気味よく書いてるのかと思ったんだけど、そうじゃなくてわるくちを言うのは嫉妬の裏返しであるだとか、これこれこういうことを言う人は本当は自慢したいのだ、とか、なんかそういう話。酒井さんはとても正直な人だな、と思いました
0投稿日: 2006.09.24
powered by ブクログ悪口を言う人は、言われる覚悟がないといけない。他人のことだけではなく、自分のことも含めて悪口を語るエッセイ。
1投稿日: 2006.05.17
powered by ブクログ終わりに近づくにつれて、「もしかしてこの人、私とそっくりかも?」と思いました。最初のほうはあんまりおもしろくなかったです〜。
0投稿日: 2005.06.07
powered by ブクログ酒井順子のたのしい・わるくちを読みました。酒井順子のパワーを感じる主張がここかしこに書かれています。他人の悪口を言うのがどれほど楽しいことか。ふふふ。悪口を言うのは他人に対して優越感を得たいためなんですが、逆に自分の本性をさらけだしていることになるんだから注意しなくちゃいけませんね、という警告の書でもあります。
0投稿日: 2004.08.19
