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波のうえの魔術師
波のうえの魔術師
石田衣良/文藝春秋
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総合評価

259件)
3.8
48
100
83
10
1
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    波=マーケット、魔術師=個人投資家。 主人公(モラトリアム就活生)と”魔術師”が、弱者を喰いものにする敵=銀行に、マーケットで攻撃を仕掛ける話。 銀行で営業をしている私としては、この作品の中の”諸悪の根源”である「融資つき変額保険」について知っている。結果として、今は「借入金での保険申し込みはお受けできません」とお客様に断っている。 この作品に出てくる銀行員は皆銀行のやり方に疑問を持っていて、それが伝わってきた。 誤解を恐れずに言えば、自分が仕事して稼いだお金と、お客様が持ってくる投資資金としてのお金は、同じようで違うんだよ!と、小塚老人の言葉に大きく頷いた。 (目の前の資金が商売道具でなく「お金」に見えたら、銀行員は横領ばかりするだろう) 個人的には、文章が軽くて読みにくいかなと思うけれど、マーケットってなに?って方には導入編としてオススメ。

    0
    投稿日: 2011.04.19
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    「池袋ウエストゲートパーク」の著者が書いた小説です。「波」とはマネーマーケットのことを、「魔術師」は相場師のことを意味しているようです。株価はただの数字ではなく、そこにはマーケット参加者のあらゆる感情が集約しています。株の世界にいると、その細かな「息づかい」のようなものが極度の緊張と共に押し寄せてくるようです。普段は難しいファイナンスを通して勉強している「市場」というものを、著者の独特な筆筋を通して眺めることができる一冊です。

    0
    投稿日: 2011.03.11
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    2010/11/29読了 最高のマネーゲーム! タイトルと想像した中身が全く違っていたし、物語の流れもそりゃあ想像以上だった。けれどこれは面白い。マーケットに関して、最低限の知識を持っていなければ苦しいけれど、逆に経済学をしてる人はさぞかし面白いんではないかな。 経済学って何のため?とか、経済学って意味があるの?とか言っている人にはぜひ読んでもらいたいと思う。 人文の私も読めたから、敷居はそんなに高くないと思うんだけど。 石田さんは調べて見たら経済学部卒でした。そりゃあそうだわな そして衝撃のラスト!爺さんの計らいが粋です。 シューカツ!然り、石田さんの描く社会的ストーリっていいよね。

    0
    投稿日: 2011.03.08
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    総評☆☆☆ 就職浪人中の主人公がある老人に出会い、株取引のイロハを学んでいく話。あらすじにもあるように、老人が憎む銀行への復讐を手伝うが、主人公は…… 老人と主人公のやり取りや、主人公が投資家として成長する過程が面白かった。 個人的には物足りないがしたけど、話としてはまとまっていた。 読みやすさ85 特につまるところなく難なく読めた。所に経済用語が出てくるところがあったけど、わかるので問題なかった。 以上、自分勝手な読書評価でした(・・;)

    0
    投稿日: 2011.02.17
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    投資の大技あり、男と女の微妙な関係あり、読み応えあり。株に有り金すべてつぎ込んでみたくなったけど、リスクが大きいので、やっぱり止めておきます。ビジネス小説をもっと読みたい。

    0
    投稿日: 2011.01.19
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    マネーゲームの話だけど、興味がない人も楽しめるような作品だと思う。 石田衣良さんの作品は恋愛か、IWGPの印象がかなり強かったので、とても新鮮な感覚だった。 また、ほかの作品を読んでみよう。

    0
    投稿日: 2011.01.15
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    投資はセンスだな…と思わされる 主人公がIWGPマコトに似ていなくもない そんなに甘い話はないという社会勉強を含んだ 授業料を払うことになるというのが リアリティーがあって面白いと思った 人間ではなくて骨であるという部分 選択肢がそれしかないという立場に 絶対ならないとは言えないなと思うとゾッとする

    0
    投稿日: 2010.12.30
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    あっさりしていて一気に読める。面白いが些かリアリティーに欠ける。 株式、金融についてもう少し取材が必要。

    0
    投稿日: 2010.11.23
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    とある老人に目をつけられ、株の取引を仕込まれる青年の話。 マーケットの理論と、株取引の舞台裏。 老人の過去と、青年の生き方・将来展望など、横軸を支えるストーリーにも興味深いものがある。ただの経済小説で終わらないのが石田衣良の作品の魅力。

    0
    投稿日: 2010.11.15
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    ラストが、石田さんのいつもの作品にある痛快さと別に、う~んとうなる様な内容になってたのが、いい意味ですかされました。 この作品好き。

    0
    投稿日: 2010.11.06
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    『4TEEN』で第129回直木賞を受賞した石田衣良の作品。 謎の老投資家=ジジイと、フリーターのオレ=白戸則道の物語は、「世界がまるで変わってしまう一日」から始まった。 舞台はバブル崩壊後の日本。当時の有名な出来事も登場し、読む人を時代の波へと誘い込む文章は、いかにも著者らしい表現方法と言わざるを得ない。だが、それだけではなく、「新世代の経済クライムサスペンス」と言われる要素も兼ね備えている。ただ、僕の感想では「サスペンス」というのは当て嵌まらないような気がする。作中に出る「復讐」という言葉はサスペンスで言うところの復讐ではなく、反撃と呼ぶに相応しいように思われた。 2003年9月/文芸春秋/文春文庫

    0
    投稿日: 2010.11.05
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    投資の世界とは全く縁もなく、パチンコ屋に入り浸っている若者が、ある日突然、ジジイならぬ魔術師に声をかけられて、投資家として成長していくさまを描いた本です。 私自身、投資を始めたばかりなので、興味深く読み進めることができました。が、最後の数ページの展開には驚きでした。 驚いたけど、さらに最後まで読むと、不思議とホッさせられる本でした。

    0
    投稿日: 2010.10.11
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    ★2010年73冊目読了『波のうえの魔術師』石田衣良著 評価B いつもの石田作品らしく、特別な印象を残す訳ではないものの、現代日本の生活を描き出す読み物として大変面白いストーリー。 ごく普通の大学の文学部を卒業して、就職も出来ずにパチプロで食べていた白戸則道に、突然降ってわいた特殊金融ディーラーのアルバイト。日々その訓練を通して、これまで長い人生で培ってきたノウハウを彼に教え込む老人小塚泰造。しだいにディーラーの面白さにのめり込む白戸。そして、それは大手金融機関へのある復讐の始まりだった。  現代日本のバブル崩壊の断面を切り取り、その中での人々の哀歓を上手に描き切り、かつ当時の経済情勢、社会状況を何気なくその背景として読者に伝えられる力は、その時代を共に生きた石田ならではの作品。

    0
    投稿日: 2010.10.10
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    株。こういう話って他にないから、結構新鮮。 タイトルの意味が分かったときは異常なすっきり感。素敵なタイトル。 ラストも嫌いじゃない

    0
    投稿日: 2010.09.30
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    株に興味を持つきっかけになったマイ記念本。 当時、高校生だった私は株という言葉が頭に全く無かったので、 石田衣良さんにハマっていた為、評判はおろか中身も確認せず購入。 参りました。 株の魅力を知った一冊でした。

    0
    投稿日: 2010.09.14
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    大学卒業後、就職もせずにパチンコ屋へ通う日々。 そんな時、一人の老人が主人公が目の前に現れる。 そこから始まる、個人対銀行の争い! 僕が株を始めるキッカケになった作品です^^ さぁ、ディールを開始しよう。

    0
    投稿日: 2010.09.12
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    表現がいまいち ・タイトルのネーミングが上手く、手を取りたくなる一冊だと思う。内容もタイトルに齟齬がないと言えると思う。 ・物語の終わらせ方は、自然で綺麗な納得できる終わり方になっていて、読後感は悪くなかった。 ・作品の当初から違和感があったのは、「おれ」「ジジイ」という単語の使い方で、これが1ページの中に何度も出てくるため、ストーリーを軽薄に感じさせていた。「白戸」「小塚老人」という客観的な記載でも、主観的な表現は可能だと思う。 ・この作品は脚本的な感覚で、読みやすいが、一言一言の表現、特に比喩表現は他の作家さんに比べて、言葉の選び方が雑な面が見受けられた。

    0
    投稿日: 2010.08.28
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    波のうえの魔術師は、何年か前にTVドラマ化されていた。 主演は、TOKIOの長瀬智也。植木等も渋かった。 結構面白かったので再放送してくれないかぁ~。

    0
    投稿日: 2010.08.25
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    「本当に貧しい人というのは、みんなといっしょに貧しい人間のことだ。ひとりきり孤独に貧しいものはまだ金を作っていない金持ちにすぎない」-ジジイが引用したこの言葉が脳内に残る。 とにかくジジイ=小塚老人が素敵。 市場を生き物のように表現しているのが面白くて引き込まれる。

    0
    投稿日: 2010.07.04
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    このタイトルを観て、誰がこれが株トレードの本だと分かるだろうか^^最近すっかり株にハマっていたので二重に驚きました。面白かったし凄い勉強になった。早く株に手を出したくなる本^^

    0
    投稿日: 2010.06.15
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    いやーほんと石田さんっていう人がカバーしてる(した)分野の広さに驚愕。経済とかもいけるんですか。 経済関係の記述はちょっと慣れないとキツいかもしれませんが、 話全体として面白い。 株とかの世界に生きてる人はこんなふうに楽しんでるのかなぁ…と想像を膨らませられます。 しかし残念ながら、私はこんなふうにマーケットに恋をすることはできなさそう。

    0
    投稿日: 2010.06.15
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    株式投資をやったことがないですし、 経済関連について詳しいわけでもないので、 ここに書かれている内容にどれだけリアリティがあり、 自分自身、どれだけ株式について理解しながら読めたか分からないですが、 次の展開が気になるような面白い小説でした。 この話の中で印象深いのは、以下の二人の言葉です。 小塚老人の言葉 「日本人はカネを汚いもの、と考える傾向がある。   カネでカネを生むのは汗をかかない最低の仕事だと見ましている。  そろそろ次の段階に進む必要がなるのではないか。」 辰巳の言葉 「あんたや小塚さんがコンピュータのなかでかちゃかちゃと  指一本で動かすのも金なら  ああいう男が自分の骨を売って作るのも同じ金だ。  金には二つの顔がある。」 お金にまつわる二つの意見。 どちらの意見にも私は納得してしまいました。 また、辰巳の言葉から、 健康保険法で生血は現金給付で行われるが、保存血は現物給付で行われるということを 思い出しました。 この物語のかなに出てくる自分の血を売って生きていくホームレスと この健康保険法の規定が頭の中で絡み合ってしまいました。 お金は非常に重たいものだと改めて感じ、 その一方で、お金は非常に面白いものだとも思いました。 ちょっくら、経済や株式について勉強してみようかな。 投資家にはならないけど、 お金の動きに興味がわく一冊です。

    0
    投稿日: 2010.05.27
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    石田さんの作品に出てくる老人は、どの人もかっこいいんですが、中でもこの作品に出てくる魔術師は、私の中ではダントツです。

    1
    投稿日: 2010.05.22
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    実際に右手でトレード, 左手に小説で読み進めていたが, 設定が非現実的過ぎて感情が追いつかずだった。(そこが良いというのも納得できるが..) 金融の知識がない方にも良い刺激になると思われる作品。

    0
    投稿日: 2010.05.05
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    マネーゲームの話。 初めて読んだときは分からないことだらけだったけど、 今なら少しは理解できるかな? もう一度読んでみよっかな。

    0
    投稿日: 2010.05.04
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    プータロー青年と謎の老人が銀行に仕掛けた罠とは? 経済好き?なせいもあるけど、久しぶりに読んでて面白い。

    0
    投稿日: 2010.04.23
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     ストーリーが単純。現実ならありうる事件も、小説では現実味無しという典型ではないか。失礼ながら、深みとか味わいというものが感じられず。

    0
    投稿日: 2010.04.12
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    ~内容(「BOOK」データベースより)~ あの銀行を撃ち落とせ!謎の老投資家が選んだ復讐のパートナーはフリーターの“おれ”だった。マーケットのAtoZを叩きこまれた青年と老人のコンビが挑むのは、預金量第三位の大都市銀行。知力の限りを尽くした「秋のディール」のゆくえは…。新時代の経済クライムサスペンスにして、連続ドラマ化話題作。 ~~~~~~~~~~~~~~~~

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    投稿日: 2010.04.02
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    株初心者にはこの世界が新しく、しかも特別な人間ではない主人公なので、シンクロし易い。ドラマも結構良かった。

    0
    投稿日: 2010.03.25
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    株取り引きの話 でもそうゆうの抜きにして物語としておもしろいと思いました 実際にあったりするのかが気になります これをみて株に興味が出てきたけど、実際に自分にはできないです・・

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    投稿日: 2010.03.05
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    掛け値なしに面白かったです。 衣良さんの本は初めて読んだけど、この人の文章好きだなあ。 これで三人称だったらほんと理想ぴったりかも(笑)。 読みやすくすとんと入ってくる文章はいいですね! それでいて決してクオリティが低い訳ではないという。素敵。 この人のは他のも読んでみたいかも。流行りものとしては珍しく。

    0
    投稿日: 2010.02.22
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    株の知識など皆無で読み始めたが、株の知識がなくとも十分楽しめる作品。 読み終えた後は齧る程度であるが株の知識を得ることができ一挙両得。

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    投稿日: 2010.02.07
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    あやしげな老紳士と就職浪人の青年が手を組んで、預金量第三位の大都市銀行をはめ殺す!知略の限りを尽くした「五週間戦争」の果てに待つものは…。すべてが市場化する世界を、精緻に痛快に描き切る新世代の経済クライムサスペンス。 お金というものを考える。。。 お金、お金というと人としてなんとなくきたなく思われることがあるような気がします。 ただ、そのお金というものは生活をしていくうえで少なからず必要なものでそれをどう生かすか? というのがある意味大事なことなのかもしれないなぁ・・・ と感じますね。 一度そのきたないとかなんとか言われるくらいになってみたいものです。。。 そう。たった一度だけで。。。 継続すれば人間として成長できなさそうだから・・・

    0
    投稿日: 2010.01.28
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    石田さん これも赤・黒とならび 面白かった本です 凄い好きです 自分には無い 石田さんの頭の回転の良さを 見せつけられた感じで これも授業中読んでてどきどきしてました 好きです

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    投稿日: 2010.01.25
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    ジャンルとしては経済小説の分類に入る。 少なくとも文章中には、専門用語が頻繁に出てくる。 それでも読み進めてしまうのは、石田氏の力量の他ならない。 4月から社会人として働くため、これを機にまた読み直してみようと思う。

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    投稿日: 2010.01.23
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    (2008.11) 株のお話 無縁なのでむずかしかったけど株の動きやらなんやらを学べた気がするー 最後の結末がなんとも。

    0
    投稿日: 2010.01.18
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    軽く株を題材にしたくらいだと思っていたら、ガッツリとマネーゲームを描いた作品でびっくりした。リアリティはともかく。お金の知識なんか全然ないんで、かなり読みにくかった。

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    投稿日: 2010.01.16
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    【あらすじ】 あやしげな老紳士と就職浪人の青年が手を組んで、預金量第三位の大都市銀行をはめ殺す!知略の限りを尽くした「五週間戦争」の果てに待つものは…。すべてが市場化する世界を、精緻に痛快に描き切る新世代の経済クライムサスペンス。 【感想】 バブルが崩壊した後の話。面白かったです。 石田さんにハマる切っ掛けになった記念作品。

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    投稿日: 2010.01.06
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    初めての石田衣良、一度読みたいと思っていました。経済の堅苦しそうな話が、軽やかな青春ものに、そしてちょっとロマンチックです。株で痛い目にあう人が増えませんように。

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    投稿日: 2009.12.15
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    タイトルはなかなかセンスいいですね。石田衣良らしからぬ「株のお話」に石田衣良っぽい青春?物語テイストを少しだけ加えたようなストーリー。株や経済の話に日頃関わってない人には遠く感じるかもしれない。逆に経済に詳しい人には嘘っぽく感じるかも・・・・うまくまとめているといえばそうなんだけど、心に残る名作とは言いがたい。こっち方面にも読者層を広げようとしたのか、あるいは丁度ファンドとかの騒動があったり「ハゲタカ」が流行ってたりした影響か。。?まあもう少し膨らみがでてくればこんな形の小説も面白いかも。テスト的な作品だったのかもしれないと邪推。

    0
    投稿日: 2009.12.08
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    石田衣良が好きなのに、株だって興味がないわけじゃないのに、 なぜかいつも最後まで読めない作品。 今まで3回くらいチャレンジしてるけど、 なぜか途中で飽きてしまう・・・

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    投稿日: 2009.11.24
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    【ひとりきり孤独に貧しいものは、まだ金をつくっていない金持ちにすぎない】 為替取引を使ったサスペンス小説。為替とか株とかとんと疎いのでリアルに感じることはできなかったけど、知らなくても描写がうまいので雰囲気は伝わってくる。 ちょっと勉強しようかな。

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    投稿日: 2009.10.17
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    IWGPの数倍おもしろい。 というより石田衣良はIWGP以外の作品がおもしろい。 この本は面白い上に、勉強になります。 就活中の学生さんとか読むといいんじゃないかな。 そして就職してからまた読み直すと尚よいのでは。 日本人はお金を汚いものだと考える風潮があるけれど、 今はそんな時代ではない。 個人としてはお金なんて少しあればいい、というのはいいと思うけれど、 資本主義社会である以上、 企業や国家として、利益を出さないと存続していけない。 それをもっと楽しめるようになりたいと思う。 ひよっこ社会人なのでした。

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    投稿日: 2009.09.17
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    経済青春小説。そこは石田 衣良なので小説としては非常に面白い。株式市場の話としてはちょっとやりすぎだけど、興味を持つきっかけとしてはいいかも。作品としての満足度は高い(2009.07.18読了)

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    投稿日: 2009.07.18
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    内容としては彼らしくないと思われる文章。 石田衣良、イコール、「池袋ウエストゲートパーク」、「4TEEN」といった青春小説。 この小説はあまりその「青春」を感じさせない物語。 石田衣良の他の本を読んだことがないのだが、何だか薄っぺらい文章。(ごめん) 無理して言葉を着飾っている感じが最初した。(と、上から目線で言ってみる。) 予想通りの結末にがっかり。 もうちょっと深みのある文章がいいな。 経済に全く触れたことのない高校生とかが読むと、ちょっと興味が持てるかなというようなストーリー。

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    投稿日: 2009.05.24
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    軽く株を題材にしたくらいだと思っていたら、ガッツリとマネーゲームを描いた作品でびっくりした。リアリティはともかく。お金の知識なんか全然ないんで、かなり読みにくかった。全ての内容を理解することはもちろんできず、ただ流れだけを読むだけに終わってしまった。普通わからなければページをめくる手が止まってしまうだろうけれど、一気に読み終えてしまう面白さがあるのは、さすが石田衣良というか。しかし、やはり自分は株式売買にはとことん興味がないのだと改めに認識した。一般知識程度には勉強をしなければいけないとは思っているし、主人公のように価格変動表を書くことにより経済を感覚を掴みたいとは思うけれど、売買する気は全くおこらない!パチンコもやる気しないし。というか、ギャンブル性があることはできるだけ避けたい。株をしている友人はみんなパチンコ好きだし、性格の向き不向きがあるのだとしみじみと読みながら思った。

    0
    投稿日: 2009.05.16
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    株式の話であったため自分の知識が少ないために、消化不良ぎみ・・・。知識があればもっと楽しめただろう。銀行の悪だくみのために、計画を念入りにたて好きだった人の報いを打とうとする老人の姿が凛々しかった。ラストは良い終わりだったなのではないでしょうか。

    0
    投稿日: 2009.05.01
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    大学時代に新書とかばっかり読んでた頃にすんごい久々に小説読んだらハマった。老人かっこよすぎるぜ。同じバイトだった苅谷くん、教えてくれてありがとー!

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    投稿日: 2009.04.05
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    トレーダーをテーマに書かれていて、人物描写が他の作品より少なく、トレーダーという職業や、株式市場の仕組みが多くて、 予備知識がない人には読みにくい箇所もあった気がする。他の石田 衣良の作品と比べて異質だったが、個人的には、やはりクライマックスに近づくにつれて楽しめたし、 最後の終わり方も気持ちいいもので、よかった。

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    投稿日: 2009.03.23
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    スイングやポジショントレードにおける実感を掴みたいなら、 こういった「読み物」を何冊も読んだ方が良い。

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    投稿日: 2009.01.12
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    経済とか金融とかまったくわからない・・ 必死に読みながらも泣きそうでした。 でもなんとなくわかってしまうから不思議。 石田マジック← 普通に魔術師のおじいちゃんに好感が持てました。

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    投稿日: 2009.01.06
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    プータロー青年と謎の老人が銀行に仕掛けた罠とは? 奇妙な老紳士がマーケットという渦巻きにおれを引き込んでいく。二人で挑んだ「五週間戦争」の行き着く先は? 痛快経済サスペンス

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    投稿日: 2008.12.11
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    石田作品の中で最も好きな小説(そんな読んでいないから分からないが。。。) 今年読んだのだが2003年の段階でこのテーマ(株取引の駆け引きいわゆるデイトレーダーに近い)を扱いキレイにまとめているところが すごいと思った。やはりこの人の小説の最もうまいところはテーマを使ってうまくトレンドに光を当てるところであると思う。 最後の主人公が捕まるシーンの流れはちょっと感動した。文章も読みやすく、簡単ながらきれいな表現。 来年は石田衣良をもっと読もうと思った。

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    投稿日: 2008.12.11
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    株の世界に魅了される青年のお話。 自分と同じ境遇でスタートしたこともあり、話に入り込みやすかった。

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    投稿日: 2008.12.05
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    経済や市場についての知識が全然ないから 難しかったけど 最後の展開には驚いたし、 スリルがあっておもしろかった。

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    投稿日: 2008.11.07
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    白戸と同じ目線でマーケットに親近感を持てた。 これを原作として2002年に放送された「ビッグマネー」と言う連続ドラマがあるらしいので、そっちも今度見てみよう。

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    投稿日: 2008.10.27
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    とある青年が、とあるジジイに出会い、 株取引を覚えていき、大きな事をしでかす。 ドラマ「ビッグマネー」の原作。 僕が株をやり始めたきっかけとなったドラマで、 とても刺激を受けた。 それを思い出して、読んでみた。 僕の場合、通常、何日もかけて1冊を読むのですが、 これは1日で読み終えました。それくらい面白い。 とは言え、株に関しての知識が少ないと面白くないかもしれないです。 (僕も専門ではないので、詳しくないですが) とてつもなく刺激的な1冊。

    0
    投稿日: 2008.10.19
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    波とは、株価曲線のことです。 石田衣良さんが、テレビ番組で、 学生時代にひたすら株に熱中していたことを語っていました。 その体験に基づいて書かれたのでしょうか。

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    投稿日: 2008.08.26
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    ドラマ『ビッグマネー』の原作本 この連続ドラマが好きで何回も観ました!そしていつか原作をと! 復讐のために投資家とフリーターが銀行を潰そうとする話です! 『波のうえの魔術師』というタイトル、読むと意味がよく分かります! 『経済コンゲーム小説』 ドラマの方が面白かったかも・・・

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    投稿日: 2008.07.26
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    2008/6 相場師に弟子入りし、株式市場を舞台に相場で勝負することになった主人公。自分の利益のためでなく、金融機関に対して抵抗を示すために大勝負に挑む。 金融小説というよりもあくまでもそこを舞台とした人間模様を描いたと言える内容。

    0
    投稿日: 2008.06.11
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     ドラマ化された原作。石田衣良と株というあまり関連するイメージには思えないが、話の内容はこの作家の得意とする「成長」もしくは「脱皮」「脱却」である。株式の知識が無くても別に困らない。主人公自身が元々プータローであり、そこに相場の感覚を覚えさせていくというのだから読者も同じように無知を恥じることはないだろう。  大銀行という巨大な象を一投資家が対抗していくというのは、時代小説的なロマンがある。つまりそれは、この主人公である白戸や小塚といった人々が歴史小説に登場する人々と同じような魅力にあふれているということでもある。

    0
    投稿日: 2008.05.03
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    「ビッグ・マネー」というタイトルでドラマとなった本作。 石田衣良は世相を反映させるのが巧い。 株や金融に知識の無い人間に手に汗握る興奮を与えつつも、 安易な風潮に警鐘を発している、そんな作品。

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    投稿日: 2008.04.14
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    ドラマ「ビッグマネー!」の原作。 プータローだった主人公がある老人と出会い、ひょんな事から株の世界に引きずり込まれていってしまう… 経済や株の知識がなくても、問題なく読めます。

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    投稿日: 2008.04.08
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    210124再読了 少し株の知識を知ってから読み直したらまた新たな魅力を発見できた。 今も拙い文章だけれど↓13年前に書いた感想もさらに拙い(笑) それはそれとして消さずに残しておこう。 --------------------------------- 一言で表すと「株式入門書」です(笑) 読んだ順番はバラバラだけど、確か最初のほうに読んだ作品です。 準備をしていく段階が丁寧で、こちらも同じ視点で見ることができる。 主人公が成長していく姿って心惹かれます。 あとパワフルな老人って格好いいと思いますよ! 痛快です♪美味しい食べ物素敵です。 なんのこっちゃって思った方は是非ご一読♪ 未だに株をやろうとは思わないけれど、始めるとしたらこの本を教科書にやってみたいな。

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    投稿日: 2008.04.01
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    株の話。面白い。素直に。経済に興味ある人は読むべし。また、流れを読むことなど、日常生活にも役に立つこと多し。

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    投稿日: 2008.03.07
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    【 あの銀行を撃ち落とせ!謎の老投資家が選んだ復讐のパートナーはフリーターの"おれ"だった。マーケットのAtoZを叩きこまれた青年と老人のコンビが挑むのは、預金量第三位の大都市銀行。知力の限りを尽くした「秋のディール」のゆくえは…】 株に興味がある方にはすごく面白いのかもしれませんが・・ 私は全く興味が無いので浅く読んでしまった気がします。。 でも主人公が株にはまっていく様子は 株を始めたばかりの頃の旦那と全く同じで ちょっと微笑ましくもなりました。 ドラマ化されていたようなので、 私はそっちを見た方が楽しめたかもしれません(苦笑)

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    投稿日: 2008.02.11
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    ある老人の銀行への復讐に加担する若者の話。株がテーマだけど知識が無くても読みやすい。「ビッグマネー」ってドラマの原作。スッキリした読後。

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    投稿日: 2008.01.17
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    あの銀行を撃ち落とせ!謎の老投資家が選んだ復讐のパートナーはフリーターの“おれ”だった。マーケットのAtoZを叩きこまれた青年と老人のコンビが挑むのは、預金量第三位の大都市銀行。知力の限りを尽くした「秋のディール」のゆくえは…。新時代の経済クライムサスペンスにして、連続ドラマ化話題作。

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    投稿日: 2007.12.10
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    石田衣良、こういう小説も書くんだと思わせてくれた作品。株を題材にしています。飽きずに読むことができました。

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    投稿日: 2007.10.15
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    カブを扱ったマネーゲームの話。こんな老人に出くわしてみたいよね…上京してたときに大学の側でこの小説が元になったドラマの撮影やってて長瀬智也はじめて見た。

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    投稿日: 2007.10.11
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    石田衣良/作 株をテーマにした作品。 普通の若者がある老人と出会うことにより、株の魅力に取り付かれる話。

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    投稿日: 2007.10.03
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    どこをどう勘違いしたのか、銀行強盗がテーマだと思って読み始めたら全然違ってびっくり。経済用語に馴染みがないので序盤は取っ付き難かったが用語に慣れてくるとどんどん面白くなってきた。読み終えてからタイトルの意味を理解(遅い)株価の上げ下げの波か。というかそれ以外の何だと思ってたんだ自分。

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    投稿日: 2007.09.30
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    石田衣良さんの書く本はすごく好きですが、この本もとても面白かった。自身も株を少しやるのですが、やらない人が読むと「やっぱ株って別の世界の話し」って思ってしまうんですかね。ただ、株の知識無しでも十分楽しめますよ。

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    投稿日: 2007.09.13
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    あの銀行を撃ち落とせ!謎の老投資家が選んだ復讐のパートナーはフリーターの"おれ"だった。マーケットのAtoZを叩きこまれた青年と老人のコンビが挑むのは、預金量第三位の大都市銀行。知力の限りを尽くした「秋のディール」のゆくえは…。新時代の経済クライムサスペンスにして、連続ドラマ化話題作。

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    投稿日: 2007.08.17
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    愉快な爺さんが就職浪人を復讐のパートナーに選び、株でとある企業に打撃を与えるというおはなし。 株やら経済用語がちょっとわかるよ、ぐらいの人ならふつーに読める。 読んでる途中で思い出したが、これはフジ系列のドラマ「ビッグマネー」の原作らしい。 小説は小説で面白く、ドラマの低視聴率のわりに面白かった記憶がある。 当たり前だけど、これ読んで株って簡単じゃんとか思わない方がいい。 あくまで、フィクション。 あくまで、小説(面白いけどね)

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    投稿日: 2007.08.11
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    とても面白かった。株、金融の知識は全くなくてもぐいぐいと話しに引き込まれていった。結末まで早くいきたいけれど、読み終わるのが惜しいような気持ちになった。ドラマも面白かったけれど、シンプルな仕上がりの小説の方が好きかな。

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    投稿日: 2007.08.03
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    金融ネタなのでちょっと躊躇ったのですがそこはさすが石田衣良。彼の世界は甘くて私はダイスキです。どんな入門書よりも株の世界に魅せられてしまう程の“魔術”がかかっている本。「まだお金を持っていないお金持ち」に私はなれるのか、否か。

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    投稿日: 2007.08.03
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    ある無気力な学生が天才相場師に出会い、銀行をぶっ潰す計画を立てるお話。 株のことがわからなくても、サクサク読める。そして、株について興味がもてる本。 いろいろな場所に散りばめられた要素が最後に一つになる。読んだ後、スッキリできる一冊。

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    投稿日: 2007.07.31
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    ドラマもおもしろかったなー。 どう読んでも頭に浮かぶ絵は そのドラマの配役になるw 株に詳しい人から見たら、ありえない話だろうけど、 スカッとする話。

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    投稿日: 2007.07.10
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    経済、株、そして銀行の色々を詰め込んだお話。ともすれば飽きてしまう話を見事に青年の成長ストーリーと上手く混ぜて最後まで読みきらせてくれます。ちょっとした知識が付くのも嬉しい。

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    投稿日: 2007.06.30
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    <内容> あの銀行を撃ち落とせ!謎の老投資家が選んだ復讐のパートナーはフリーターの“おれ”だった。マーケットのAtoZを叩きこまれた青年と老人のコンビが挑むのは、預金量第三位の大都市銀行。知力の限りを尽くした「秋のディール」のゆくえは…。新時代の経済クライムサスペンスにして、連続ドラマ化話題作。

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    投稿日: 2007.05.21
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    株にかける男の話。大学を卒業し、パチンコに勤しむ毎日を送る男が、ある日老人と出会う。そして、その老人の下で株というフィルターを通し世の中を知っていく。株を題材にしながら、決して読みにくくない。

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    投稿日: 2007.05.20
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    銀行VS老人の投資家と雇われた青年。 株取引を取り扱った経済サスペンスです。 株取引、金融関係に興味がある人なら楽しめると思います!

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    投稿日: 2007.05.04
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    実は自分にとって石田衣良作品の導入はこの本だった。 扱うテーマは市場だけど中身はやっぱり石田作品、読みやすい。 これから株を、って人にもおすすめかも。

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    投稿日: 2007.03.15
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    むずかしかったーーーー…。 株とか数には弱いなぁ。ほんと。 でも最後まで読んだら賢くなれる気がしたので、頑張って読みました。

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    投稿日: 2007.03.06
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    石田衣良作品にはめずらしく終わりかたに意外性がありました。これ、ドラマ化もされてるんだよねえー(ビッグマネーっていうドラマ。フジテレビでやってました)見てみたいなあ…

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    投稿日: 2007.03.03
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    ドラマ化された一冊。 株を操作して都市銀行をつぶそうとするお話。 すごく面白い。 一押しです。

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    投稿日: 2007.02.28
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    働かず、投資家として生きる若者の生活を疑似体験できます。 やはり、そういう生活には多少憧れがある。しかし、毎日数字と睨めっこしている生活もどうかな?と思い、結局やらない。 この本で、実際投資家として生きる人の 生活、考え等が知れます。 ダークなイメージもありますが、このお話はただの金儲けの為だけの投資ではなく、 ある銀行から受けた被害者を助ける為に投資もやっている。 投資を通じていろんな事が起こり、読んでいて面白かったです。

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    投稿日: 2007.02.23
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    石田衣良さんの知識の幅広さに感服。株を題材にした作品で、風説の流布とか、某逮捕劇を予言してたかのようで驚いた(笑)。

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    投稿日: 2007.02.21
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    パチンコで生活をしのいでいた男の前に現れた一人の老人。 老人とパチンコ男で株で悪徳銀行に立ち向かう!

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    投稿日: 2007.02.20
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    大学を卒業したものの就職もせず、パチンコに通い日々の生活費を稼ぐフリーターの主人公。ある日彼が出会った謎の老人は、突然アルバイトの話を持ち込むが・・・。凄腕の投資家だった老人から投資のAtoZを叩き込まれ、彼もまた投資家の道を歩み始める。2人が狙うのは大手銀行。「秋のディール」は果たして波をつかまえることが出来るのか? ドラマ化もした作品ですが、ドラマとはまた違った話の進み方で、ドラマを見た人も見ていない人も楽しめると思います。投資に興味がある方は参考になるかもしれません。難しい投資の本を読む前にこの作品を読んでみてはどうでしょうか。

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    投稿日: 2007.02.19
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    かなり前の作品だったけれど、バブル崩壊後の日本経済がどう変わっていったかとか、このタイミングで読めたのがまた良かった。

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    投稿日: 2007.02.14
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    やっぱり面白い。株と友情と、それから恋のおはなし。社会学に関心を抱くきっかけになった本でもあるかも。すき。口の悪い、でも硬派な登場人物を書かせたらこのひとの右に出る人はいないんじゃないだろうか。数学アレルギーだけど、この本の中にある数字はすべて魔法がかかってるので気にならない。口直しできて満足!

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    投稿日: 2007.02.10
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    池袋ウエストゲートパークの石田衣良。年若い主人公と登場人物はパターン化しているが例によって文体は軽妙。案の定のどんでん返しも爽やか感が漂っている。2007/01/25

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    投稿日: 2007.01.26
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    石田さんがこんな経済小説を書くことが驚きでした。株や経済に興味があるとよりおもしろく読めるのではないかと思う本です。経済(株)の良い部分、また悪い部分。両方の一面を見ることの出来る本だと思います。

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    投稿日: 2007.01.19
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    ドラマの影響もありますが、どうしてもマコっちゃんに思いました。 ドラマ10分くらいしか見てないんだけどね。 株でいつかガツンと儲けたいという野望を抱かせてくれます。

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    投稿日: 2007.01.18
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    長瀬智也が主演のドラマ「ビッグ・マネー」の原作。経済学部に進学したのは、高校のときにこのドラマを見たのが決定打、といってもいいほど。マーケットを舞台にした、銀行員VS相場師のガチンコバトル。

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    投稿日: 2007.01.18
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    「大学を卒業してパチンコに明け暮れているフリーター青年が、たった数ヶ月でマーケット感覚を身につけていく」という展開は、「ちょっと強引なんじゃないかなぁ」と思いつつも、いつしか石田衣良ワールドに引き込まれていました。 株取引の知識も興味もなかったけれど、物語として純粋に面白い。常に冷静沈着で感情の起伏を表さない「ジジイ」が抱える想いや、主人公の恋愛話も挿入され、テーマが何であれ、「やっぱり、石田衣良なんだ」と納得しました。 株や経済に詳しい人ならば、違う楽しみ方が出来るのかもしれません。

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    投稿日: 2006.12.17
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    なんでもない就職浪人の若者が投資家である老人に出会って、生き方が変わっていく話。株の話がメインで進んでいく小説は初めて読んだ。本当にさすが石田さん!って感じ。こんな堅い話をここまでおもしろく書けるのは驚きの一言。株を勉強している身として、すごく楽しく読めた。限りなく5点に近い4点。

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    投稿日: 2006.12.15
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    主人公の白戸則道は、ジジイこと小塚老人に「株取引」のイロハを教えられ、マーケットの世界にどっぷりハマっていく。 「波」というのは「株価の増減」だ・・この波を見事に操って、一攫千金を手にするのはまさに魔術。 白戸はジジイの最終目標である「まつば銀行を窮地に追い込むこと」に共感し力を貸していくわけだ。 個人投資家が巨大メガバンクを追い込んでいくさまは圧巻! 銀行員の方には申し訳ないが、これって現代版の「勧善懲悪モノ」ではないかとも思った。 オレも、実は一度ある銘柄の株を運用したことがある。 でも毎日、市場の開いている時間から閉まる時間まで気が気で仕方が無かった。 ヤフーファイナンスのページや携帯で株価を調べて一喜一憂・・。 オレみたいな性格では、このままでは仕事にならないと思って、ある程度の株価ですべて売却した。 それ以来、自分では株運用はしていない。 この小説を読んだら、普通の会社に就職し毎月のサラリーをコツコツと稼いでいくこと自体、「あほくさ!」と思う人もいるかもなあ・・。 結局、ベンチャーで成り上がった後に新聞を賑わせた某企業あたりも、「波の上の魔術師」になりきれなかったのか。

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    投稿日: 2006.12.12