Reader Store
「患者様」が医療を壊す
「患者様」が医療を壊す
岩田健太郎/新潮社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

24件)
3.8
2
10
3
1
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    迴セ蝨ィ縺ョ蛹サ逋ゅ?蝠城。後r隱ー縺ォ繧ゅo縺九j繧?☆縺上?√>繧阪>繧阪↑遶句?エ縺ァ霑ー縺ケ縺ヲ縺?k?医→縺?▲縺ヲ繧ょ現蟶ォ縺九i縺ョ隕也せ縺ァ縺ッ縺ゅk縺鯉シ峨?ょ?逕ー讓ケ繧定ェュ繧薙〒縺?k縺ィ縲∫炊隲悶→縺?≧縺九?√せ繧ソ繝ウ繧ケ縺ッ讓ケ縺輔s縺九i縺ョ繧ゅ?繧呈オ∫畑縺励※縺?k縺溘a縲√◎繧後b繧上°繧翫d縺吶&縺ォ縺、縺ェ縺後▲縺ヲ縺?k縺ィ諤昴▲縺溘? ?懷挨縺ョ諢滓Φ? 縺ゅ→縺後″縺ォ繧ゅ≠縺」縺溘′縲∝現逋ょ撫鬘檎沿蜀?伐讓ケ縲√?繧医≧縺ァ縲∵勸谿オ蜀?伐讓ケ縺ョ譛ャ繧定ェュ繧薙〒縲√?後%繧後r蛹サ逋ゅ↓蠖薙※縺ッ繧√k縺ィ縺ゥ縺?↑繧九s縺?繧阪≧縲阪→縺?≧蜀?ョケ縺?縺」縺溘?縺後?∝叉謌ヲ蜉帙→縺ェ繧翫◎縺?〒縲√≠繧区э蜻ウ閾ェ蛻??謇矩俣繧堤怐縺?※縺上l縺滓ー励′縺吶k縲ょ感蜉帙r菴ソ繧上★縺ォ謇九↓蜈・繧後※縺励∪縺」縺溘?√→縺?≧諢丞袖縺ァ縺ッ縺ゅs縺セ繧願憶縺上↑縺?′縲∵隼繧√※豺ア繧√※縺?¢縺ー濶ッ縺??縺?繧阪≧縲よ擲豢句現蟄ヲVS隘ソ豢句現蟄ヲ縺ッ縲∽サ紋ココ縺ォ隱ャ蠕怜鴨繧呈戟縺。縺溘>譎ゅ↓縺ッ縺吶#縺乗怏逕ィ縺?縺九?√?瑚ェャ蠕怜鴨縲阪→縺?≧逋コ諠ウ閾ェ菴薙′縺薙?譛ャ縺ィ縺ッ縺昴$繧上↑縺?°縲り?蛻??諢剰ヲ九?驕輔≧莠コ繧定ェャ蠕励b縺帙★縺ォ隕句?縺」縺ヲ縺励∪縺?%縺ィ縺悟、壹>縺ェ縺√→蜿咲怐縺吶k驛ィ蛻?b縺ゅ▲縺溘?

    0
    投稿日: 2019.10.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    落語好きな人のようで、軽妙な語り口でとても読みやすい。説いているのは大人の知恵ということにある。こうした考え方が常識化すれば、医療分野に限らず日本社会は随分ましになるのではないだろうか。医療の世界にある対立構図について述べた第二章は、やや蛇足に感じた。

    0
    投稿日: 2015.01.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    患者様みたいな呼び方が患者を偉くして、医療の恩恵が受けにくくなった、と言う本。 心理学も織り交ぜながら、なかはか面白く書いてある。 でも、なんかそれだけ。

    0
    投稿日: 2014.11.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイトルがキャッチーすぎる、というか。わざとそうしているんだろうけど、そういう対立構造の話じゃない。 お医者様ごっこという言葉は、内容は理解できるんだけど、そりゃそうだ、その通りですと思いますが、語感としては好きになれないんだよね。本音とたてまえ、それはそのままアメリカ風のpolitically incollectというつまりは建前論に同じように思うし。

    0
    投稿日: 2014.08.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイトルに惹かれて読んだが、内容はそれとは大分違う印象を受けた。 また、読んでいてだらだら書かれているような気がして、まどろっこしさを感じた。 患者と医者に始まり、医療業界内の対立構造など、結局は相手の意見を尊重した上で、謙虚になることが大切だということだ。 引用した文章を見ていただければ分かるが、そのことが状況や言い方を変え何度も繰り返されている。 著者のポリシーは、非常に生産的で合理的だが、そのことばかりが強調されているようで少し食傷してしまった。

    0
    投稿日: 2013.10.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     今日の、「医師は患者の希望を出来る限り優先し、物腰は柔らかくすべき」という考え方に疑問を呈し、「お医者さんごっこ」をキーワードに、医療のあり方を論じている本。  ここでいう「お医者さんごっこ」とは、「患者は医師を信頼し、医師は目の前にいる患者にとって適切な医者像を振る舞い、良好な関係を築いで治療にあたろう」というものである。  言葉の正しさについて「安易な言葉狩りが危険なのは、言葉の萌芽=語源の部分ばかりに注目して、時代を経てどのような文脈で使われるのかという流れが読めなくなっているため(言葉は出自ではなく、「今」の捉えられ方が大切)」、呼称について「友人の黒人女性曰く、黒い肌を黒いといってダメという言い方こそ差別的だ(悪意を込めていう人こそ問題)」、「レトリックを駆使して相手を説き伏せるのではなく、対話をしなければいけない」、アメリカは実績を挙げるために「医学生は褒めて伸ばせという一方で、劣等生は退学処分にすべき」という教育方針を持っている、(医療に携わる)官僚は国民やメディアに不審がられない為にも自ら情報を発信し、かつ現場を知らないのに薬の使用の可・不可を決めるのではなく、「ワクチンのメリット・デメリットの情報」を開示すべき、国民も官僚に頼り切っている実情に疑問を持つべきなど、筆者の持論が易しい文章でふんだんに込められている。  筆者は「医師と患者は厳密には対等でない、ネットで情報を収集するのは大いに結構だが、医師の言いつけを最優先すべき」とも述べている。これはネットで有名(?)な林公一精神科医も以前自分のサイトで強く主張しており、いくら私達が情報をかき集めた所で所詮素人なのだから、「どのような考えのもとで医師はこの処置を施したのか」など分かるわけでもなく、自分・身内の健康のためには、指示を素直に聞いておくのが一番だということなのだろう。そして、医師と患者の関係が良好になることは、結果的に治療が進んですぐに治るようになっていくのだ、と述べている。  もっとも、だからといって医師は横柄・傲慢に振舞って良い訳がなく、一生をかけて患者との対話とやり取りを学び続けて実行していかなければいけない、とも主張している。  「医師と患者の良好な関係を作るのは一朝一夕には行えるものではなく、「何が正しいやり方なのか」という解答も簡単には見つからない。双方が必死に暗中模索することで、病の治癒というゴールを目指していくのが、望ましいあり方なのだ」、というような主張で本書は締めくくられている。至極当たり前の話なのだろうが、一部の迷惑なモンスターペイシェントのために、こんな本が生まれたのだろうか。 自分用キーワード ニューヨークのジョーク:「僕はアラブの王様だ。3000万人の国民の為に働かなければいけない」「私はニューヨークの市長なのですが、2000万人の王様のために働かなければいけない」(世界一要求度が高いということを示唆している) Nevre say never(「絶対に、絶対と言うな」。アメリカで研修医はこう教わるという) ダイアレクティク(dialectic:対話のこと) ピグマリオン効果 内田樹(筆者はこの著者のファンであり、本書の内容の多くを著書から引用していると、後書きで述べている) 張良と黄石公の沓のエピソード 『House』(アメリカの医療ものドラマ。このドラマが好評を受けたことから、アメリカ人も「医師と患者は正確なやり取りが求められる」という風潮に嫌気がさしているのではと推測している) ドクターショッピング(筆者の指導医曰く「一人、二人と医者を変える患者は医者の方に非があったのかもしれないが、三、四人となると、大抵患者側に非がある」) 「病気を診ずに、患者を診る」「全人的に患者を診る」(筆者の大嫌いな言葉。病気と患者は対立概念ではないのに、病気しか診ない医師」を敵視してしまうこと、医師にも時間の制約があり患者の「本当の気持ち」など分かるわけが無いのに、解ったふりをしようとするのが軽薄に感じられるため、とのこと) 量的研究・質的研究 前向き(後ろ向き)介入試験 EBM(Evidence Based Medicine。個人の(医療などの)経験よりも第三者の視点を重視し、一意的な行為よりも「他者との比較」を重視し、バイアスの影響を重視、検査値の改善より患者にとって密接な問題(死ぬか否か)が大切であり、インターネットのもたらす大量の情報に依存しているのが特徴) エビデンス至上主義 ドラッグ・ラグ(薬の審査に時間がかかりすぎて、必要な人に提供できない状況に陥ること) ダブルバインド(局面が良い方・悪い方に転んでもバッシングをすること。ベイトソンが提唱)    

    0
    投稿日: 2013.08.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    若手だが舌鋒鋭い岩田教授が「お医者様」ごっこを勧めています。医師と患者が対立関係になると医師は萎縮して治療が思うようにできなくなるので、「お医者様」ごっこをして患者さんは患者らしく振舞い医師をおだて、医師は医師らしくふるまうことでよい医療がやりやすくなると考えています(ピグマリオン効果)。 また医療の世界でよくみられる対立構造が問題だと指摘しています。相手を説得すると恨みを買うことになるので、そうではなく自分の言っていることは正しいかと問いかけるかたちで対話をすることを勧めています。

    0
    投稿日: 2012.11.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    特に第一章が白眉。 「お医者さんごっこ」とは、何とも印象的なネーミングだった。 「医療」を「教育」に言い換えれば、教育の本としても読める。

    0
    投稿日: 2012.08.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    第2章の、医療現場にみられる対立構造、が面白かったです。 医師の立場は、一時代前とずいぶん変わりました。 横柄な医師が減った代わりに、横柄な患者が増えました。 でも、「お医者さんをたてる患者」を演じることが、周り廻って患者のメリットになる、というのが著者の主張( それを「お医者さんごっこ」と著者はよんでいます(^^))。 僕もその通りだと思います。 教師に対するクレームも、構造は同じようなもの。 クレームを付けると、周り廻って害を被るのは自分、ということになると思います。 内容は重い内容を、口語体の軽さで読みやすくしてくれています。

    0
    投稿日: 2012.07.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    http://kumamoto-pharmacist.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-0019.html

    0
    投稿日: 2012.02.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     スマートな大人の対応、「お医者さんごっこ」をしましょう、という提案。  着眼点が興味深く、成程と思わされるところが多々あった。  書いてある内容は様々で、題名から離れているようで離れておらず、周囲を廻っている感じがした。良い意味で。

    0
    投稿日: 2011.12.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「患者中心の医療」は根本的に間違っている,「医者は偉い」というフィクションを信じることで,患者も医師ももっと幸せになれる!という一風変わった視点の本。  著者は感染症が専門の医師。『予防接種は「効く」のか?』で,ワクチンの一面だけをみて嫌悪する人たちの思考を論じていたのを読んで,なかなかいいこと言うなと思いこれも手にとってみた。読み進むにつれ何か内田樹の雰囲気を感じたが,案の定あとがきに大ファンであることの告白があった。  内田樹って何か常識的な考えに対して,肩透かしをしてピントをずらすような言説が多いが,この本もそんな感じがして結構違和感もあった。まあ言いたいことは分かる。モンスターペイシェントとか猜疑心の塊のような患者が増えてて,そういう人たちは医師をほとんど敵と考えてる。  そういう人たちは不幸にも「患者の権利」というものをはき違えているんだろうな。極端。でそれに対して著者は,患者は全面的に医師を信頼した方がお得ですよ,と説く。粘着的に医師のあらさがしをしたり,自分の病状を悪い方悪い方に考えるのは,体に差し障りがあるのは確かにそうだろう。  著者が言う信頼は,信頼ごっこ。本気で医者が聖人君子だと信じるのも,悪逆非道だと弾劾するのも,どちらも小児的。大人なんだから,医者は偉い,というフィクションをお互い信じてるふりをして,それに身を任せるのが最善ですよね,という話。  そのフィクションをフィクションとして捉えられないために,様々な不幸が出てくる。医療過誤など,結果ありきでそこから「原因究明」とあらを探されれば,医者は圧倒的に不利。「正しい治療」などないしできないのに,そういう追求をされてはたまらない。  もう皆さん本当はわかってるんだから,もっと大人になりましょうよと著者は呼びかける。大筋はまあまあ納得なのだが,物言いがなんだかふんわりしていて,モンスターペイシェントが読んだら大激怒しそうな感じ。アマゾンのレビューは結構好意的ですな。

    0
    投稿日: 2011.10.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    特に第1章が面白かったです。 医療の話というよりは、他者との関わり方について多くのことを 教えてもらいました。 結局は医療行為も医者と患者の関係性の中でしか実施されない訳ですから より良い関係性をつくっていく事は治療上不可欠な訳です。 医者と患者が対等でないという著者の意見にとても賛成です。 たまに病院に行く時があります。 病院に行ってどの科を受診するか分からない時などは 正直教えてほしいです。何故なら相手はプロだからです。 ですから、受付で「どの科を受診ですか」と聞かれると 時々戸惑います。逆に教えてと言いたくなります。 患者さんの意思を尊重するのは良いと思いますが、 病院は病気に対応する専門家の集団ですから、 病気に対する情報の量・質は患者と非対称で然るべきです。 お医者さんに対して卑屈になる必要はないですが、 プロなんですから「お任せします」で、ある程度済む話ではないでしょうか。 そもそも「医者と患者が対等」とはどのような状態かイメージしにくいです。 同じ人間というの当り前で、医者ー患者の枠組みで考える必要もありません。 よく見かける「患者様の権利」なのでしょうか。 それは患者については述べられていますが、医者ー患者の関係性を謳っているとは思えません。 ちょっとした気遣い、配慮なのかと思います。 少なくとも自分自身が医者でない以上、病気の事は医者が圧倒的によく知っています。 しかも、その知識と経験を持ち寄って、自分の病気を診てくれる訳です。 謙虚な気持ちで「よろしくお願いします」ではダメですか? これを著者は「お医者さんごっこ」という表現で伝えていると思います。 「お医者さんは偉い」という幻想と著書は言いますが、 相手に対して敬意を払うという、コミュニケーションを円滑に進めるべく 必要不可欠な自分自身の立ち位置だと思うのです。

    0
    投稿日: 2011.10.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    岩田先生の提唱する「お医者さんごっこ」という考え方を知るために多くの人に読んで欲しいと思った。お互いに良い関係が築け、医者においても最大のパフォーマンスが発揮できると思う。もちろん賛否両論ありそうだが。 第三章の「人はしばしば、善悪・正邪の問題と好悪の問題を取り違える。」この話題が印象に残った。 医療だけに限らず、日常的なコミュニケーションにおけるヒントがたくさんあると感じた。

    0
    投稿日: 2011.09.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    米国的な「患者中心の医療」の問題点、「全人的医療」という言葉の矛盾、などなど、私自身、もやもやと感じていた違和感がそういうことか!と解決できた。

    0
    投稿日: 2011.09.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    研修医の時に岩田先生の感染症の本にお世話になりました。これは医療系の雑誌で載ってたのを見て興味が湧いたので購入。わたしの勤める病院でも患者に「様」呼称を用いており常々違和感を覚えていたのタイトルに共感を覚えた。内容はわたしが想像していた接遇的なものではなく、「お医者さんごっこ」というファンタジーを患者と医者が能動的に演じ、楽しむことで治療というパフォーマンスがあがる、ということを中心に書かれたものでした。煙草の話やEBMなど同様のことを感じていたので、そうそうと思いながら読みました。岩田先生は頭がブーンブーンと速い回転数で回っていますね。

    0
    投稿日: 2011.07.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    医療における対立構造を読み解いているが,哲学本の様相を呈する.この著者にしては(失礼!),努めて冷静に俯瞰的に書かれている.

    0
    投稿日: 2011.06.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「患者様」が医療を壊すっていうタイトルだから、もっと、患者と医者の丁々発止の関係みたいなのを書いてあるのかと思ったら、全然違った。 この本は、 人と人との快適な距離感の極意 について書いた本だと思う。 いい意味で期待を裏切る、とても楽しい一冊。

    0
    投稿日: 2011.05.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ディアレクティック。 対立をもう一段上部の視点から止揚させること。 好き嫌いの問題と構造の問題を取り違えないこと。 【追記】 知人がこの本のことを『パターナリズム』だと(ーー;)。 違うでしょ。 11/06/19

    0
    投稿日: 2011.03.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    医者ものドラマ House 「どうしてこの患者は欲しているのだろう」と一歩進めて考えてみる。「なにかご心配になる理由でもあるのですか」と誘い水をだしてみる 医者なんて信じられないという世界観の患者はたいてい不幸 開業医と勤務医の差はその能力の差にあるわけではなく、知の体系の守備範囲が違うだけ そう簡単に答えがでないような命題には、そう簡単に答えをださない ベイトソンのダブルバインド メディアの常套手段 どっちに転んでも文句をいう 談志 「愛の為に死ねる、というのは自己愛に過ぎない。それでてめいが楽になるだけじゃないか」 負けるが勝ちの言葉通り、表面的な部分で言い負かしたって世の中そんなよいことはありません。一歩引く「大人の態度」が大切です。

    0
    投稿日: 2011.03.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    患者と医師が平等なんてありえない。 お医者さまは偉いんです。 この医者大丈夫かなぁ?なんて思っちゃいけないんです。 というファンタジーを共有すること。 それが患者のため、医者のためになる。 その理路については読んでのお楽しみ。 いつも通りの軽妙な文体で読ませてくれます。 後半は『基礎vs臨床』などいろいろな対立軸を通しての筆者の意見が語られる。 が、結局は物事は白か黒か、対立させてはいけないよ、というメッセージか。 内容とはあまり関係ないけど、 『この患者は自業自得』と考えず、そういう人こそ手厚くケアをしてあげたいものだ、という意見には気づかされるものがあった。 思ってるかもしれない、そんなこと。 反省。

    0
    投稿日: 2011.02.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    何かを解決するときに「どちらが正しい」を問う二者択一ではなく、対立した概念それぞれの役割をよく捉えることが自然な在り方だ、ということを感じさせてくれる一冊でした。 たとえばタイトルの事例でいえば、患者と医者どちらが主体だとか優位だとかいうよりも、どちらにも立場や役割があり、それ以上のものはない、という理解が可能です。どちらもが、それぞれに相応しい在り方・ふるまい方を選ぶことで、気持ちよくお互いの目的を果たすことができます。 どちらか一方の権利だとか義務だとかをふるいかざして正しさを強調することは非生産的ですね。

    0
    投稿日: 2011.02.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    医療者も患者も読むべし。医者も人間、という(極めて当たり前、しかしあまり認識されていない)考え方がベースにあるように感じた。

    0
    投稿日: 2011.02.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「患者中心の医療」はなぜ間違いなのか―?医者と患者は対等であるべきだ、というポリティカリー・コレクトな言説が、医者も患者も不幸にする。お医者さんはなぜ「偉い」のか?「賢い」患者はなぜ損をするのか?「全人的な医療」に隠された欺瞞とは?「薬害」は本当に存在するのか?意外な視点から、医療現場の対立構造を解きほぐし、コミュニケーションのあり方を洞察する一冊。

    0
    投稿日: 2011.02.05