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天璋院篤姫(下)
天璋院篤姫(下)
宮尾登美子/講談社
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総合評価

92件)
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    正月に上下一気読み 今は読み終わってしまった寂しさがあります、、、 泰然自若に生きていきたいと思いました。 来週にでも最後の篤姫邸跡地、 千駄ヶ谷にでも足を運びたいと思います。 (しかし...東京ドーム25個分の広さがあったみたいなので、 千駄ヶ谷の駅周り、ほとんど全てですね!)

    0
    投稿日: 2026.01.06
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    ものすごく面白かった………。 随分昔から積んでいて、たぶんどこかの読書相談のコーナーで、女性のお話を読みたいとリクエストして教えてもらったものじゃなかったかなあ……立場は全然違うんだけど、シュテファン・ツヴァイクの『マリー・アントワネット』の近くに置いておきたくなりました。 描き方が上手すぎる………。 篤姫の態度が弱々しかったり態度がぶれていたら読み手は好ましく思えないし、かと言って何も揺らがずただ信じるのみだったらこれほど面白く読んだとは思えないし、これが細かい資料や取材のもとにあるとは承知の上で、それでも、というかだからこそ、こんなに魅力的なお話にできる力がものすごくて……。 武家として、もしくは女として、徳川家の人間として、もしくは大奥の女主として、などなど、篤姫が自己認識として持つ要素はことごとく読んでいる自分とは異なっていて、そこを生き抜いていく篤姫の手腕には、家来のような気持ちで読んでいて、だけど、恋愛や人間関係、不安や葛藤、怒りに震える姿はあまりに少女のようで、抱きしめたくなってしまう。宮とやり取りする終盤も読んでいてぐっときたんだけど、このあたりがしみるのは大人になったからかもしれないな。

    0
    投稿日: 2024.10.14
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    篤姫、激動の時代を生き抜いたんですね。 そして篤姫が嫌っている徳川慶喜、なんだかかわいそうになりました。 大変な時期に将軍になったのね、と。

    0
    投稿日: 2023.12.11
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    天璋院篤姫の真骨頂が描かれている下巻は、日本の分岐点幕末明治維新の中で、篤姫がどのように生き抜いたかを激しく読むことができる。 篤姫の歴史的意義を考えさせられた。

    0
    投稿日: 2023.11.12
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    上巻も同様で、途中説明文みたいになってて読み進めるのに手間取りはした… しかし終盤の怒涛の変化で一気に盛り上がり余韻を残しながらラストに向かう描写は素晴らしい。

    2
    投稿日: 2023.08.24
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    宮尾登美子先生の書かれた長編小説「天璋院篤姫」の上巻、下巻を約3週間で読み終わりました。大変 面白く、 毎日夜1時間から2時間の読書が楽しみになりました。 先生が大変多くの資料を集めて、綿密な調査の上に書かれたということに大変感動しています。 私の感動ポイントは下記です。 (1)この小説の構成がすばらしい。 幕末から明治維新にかけての 小説ですが、将軍の御台所として女性の視点から、大奥からの将軍家の状況を見ていて、時代の史実に忠実に従いながら 篤姫の心の内をまるで本人が思ったかのごとくに 書く作者の手法に大変感動しました。 この小説の構成が大変良くて、6節で構成されています。それらは下記です。 上巻は ①まず薩摩を出る時の話 ② 将軍の嫁入りする前後の話 ③第13代将軍家定の子ができるかできないかという 跡継ぎの話 下巻では ④自分の頼みとする家定が亡くなる話  第14代将軍家茂の嫁さんとなる、天皇の妹、 和宮 が降嫁する話 ⑤ 徳川幕府が崩壊した時の混乱 ぶり ⑥最後に篤姫の余生の話 どの節も 次のページが楽しみ な構成でした (2)現代にも通じる武士道がテーマで素晴らしい 薩摩の出身の 天璋院篤姫は男だから武士ではないが、 武士道を 最後まで保った女性だったということがよく分かりました その武士道 を育んでくれた お付きの女中の描写があって、今泉家では 菊本 、 鶴丸城 、江戸城で幾島、 さらに江戸城で 滝山とか 唐橋などが篤姫との確執や各種の軋轢がありながらも、篤姫についていく。幕府崩壊後は重野 が残って、その問わず語りに 武士道の精神を教えられ 教えたりするということです。 別の観点で言うと 篤姫は嫁いだ先が自分の全てであると思って、幕府崩壊も自分の故郷である 薩摩からの援助申し出に対して 首を縦に振らず、自分は徳川家に尽くし、今後の徳川の復興のために 第16代将軍となるべきだった人の養育に全力を捧げる。 そして自分が死んだら 徳川菩提寺である上野寛永寺に葬ってくれと遺言を残す。 更に、第15代徳川慶喜に対する嫌悪感は続いていて、その家系のものとは絶交し、今後の 嫁さんは 薩摩から入れよということを遺言として残したということで やはり 1人の武士だと思いました。 特にこの時代に照準をあわせながら、実は第二次大戦後の日本の男たちに武士道の欠如があり、気概のある男がいないということに作者は鐘を鳴らしていたとも思います。 (3)幕末史の理解が進み、明治以降の近現代史に興味がわいた 自分が今まで、読んでいた西郷隆盛とか松平春嶽を主人公とした時代小説はあくまでも男の視点から表の状況からの話だったが 、この著作により大奥からみた状況を時代背景として、出来事を合わせることにより、理解が進んで自分の知識となりました。 幕末の徳川家将軍であった徳川家斉、徳川家治、徳川家茂そして 徳川慶喜 、さらに 第16代の将軍とならなかった徳川家達の関係が色々な事件とともによく理解できました。 そういう中で私の心の中で変わったところは ①島津斉彬に対する少しの失望 篤姫は 薩摩の島津斉彬の養女になって、第13代将軍家定の御台所として嫁ぐわけですが、その斉彬の野望のために、家治には子供ができないと見越して、次の将軍には徳川慶喜を盛り立てて 将軍としてやらせなさい、 つまり政略結婚をさせたことことの是非がどうだったのかです。 ②慶喜に対する失望 天璋院が、徳川慶喜を徐々に嫌いになっていく様についてすごく面白かったです。 既存の知識では 徳川慶喜は大変立派な将軍だったという思いでした。しかし、この本を見て篤姫 と同じように自分も評価を変更しました。 (4)篤姫の統治管理が素晴らしい 篤姫の行動規範が大変参考になりました。 これらはまさに現在のビジネスの状況においても同様なことが言えると思います。 ①自分の方から アクションを起こして行動 「泣こかい、跳ぼかい、泣くよっきゃひっ翔べ」という薩摩のことわざがある。 自分が苦しい時には泣くのではなく、物事にチャレンジして向かって行けと、そうすれば、道は開けるということを 教えています。篤姫はこれを地で行ったのではないかと思います。 ものごとが、膠着してなかなかうまくいかないような時には、自分の方から率先して相手と交渉するとか、相手に向かって行って自分の方から アクションを起こして行動することです。待ってばかりだと機を失います。 結果的に相手と仲良くするとか、事態が打開することになるので、大切だということを教えられました 。 ②運命を受け入れ、上司に仕え、部下を統治する 女は嫁いだ先の目上のものにしっかりと仕えることが第一の道である。 しかし、奉公人にもよく目をかけて上手に治めていくことがそれと同じくらい大事なことだということです。 上長をフォローし、部下を統治する心構えということが伝わってきます。 ③一方を聞いて 沙汰をするな もう一つ 大事なことは一方を聞いて 沙汰をするなということです。 当事者 2人がいる場合にどちらか一方からの話だけを聞くだけで、対応するのは良くない。必ず両方から話を聞いて対応を図るということが学びになりました。 ④意識して相手をたてる 篤姫が 和宮 に対して気をつけたこととしては、どんなに京都方と 諍いがあっても、このときだけは、自分の方は我慢して相手の言うことを立てるということが大事だと決断したこと です。篤姫の勇敢さを感じました。 以上が感想です。 追記すると、東京に行った際には 篤姫の墓所は上野の寛永寺に葬られているということですが、そこも含め、いろいろな篤姫 ゆかりの地を回るワンデーツアーをぜひやってみたいと思うようになりました。 また、鹿児島では、篤姫関連の史跡の見学ができればと思っています。 素晴らしい本を書いていただき、ありがとうございました。

    0
    投稿日: 2023.06.28
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    結構読み応えのある文章で読み終わるのに時間がかかった。下巻は14代将軍への代替わりから晩年まで。ほとんど詳しいことは知らなかった天璋院篤姫だが、大変な生き方だったんだ。私ならとても耐えられないわ。まあ、コミュニケーション不足は多々見られるけど、この時代じゃしょうがなかっただろうとも納得する。実際はどうだったんだろうねえ・・・

    0
    投稿日: 2023.03.28
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    本作の内容は、次のとおり。(コピペです) 2008年大河ドラマ「篤姫」原作 大奥3000人を率い、皇妹和宮を迎えた篤姫の矜持。 将軍家定の急死、継嗣をめぐる幕府内の対立、養父斉彬の死。篤姫は、家定との結婚が斉彬の遠大な野望であったことを知り慄然とする。天璋院となったのちも総帥として大奥を統(す)べ、皇妹和宮の降嫁、大政奉還等、激動の幕末を徳川家の人間として徳川宗家のために生き抜いた篤姫の偉大な生涯を描いた歴史長編。 本作は、2008年の『NHK大河ドラマ』だったとのことですが、私は見ていません。 『NHK大河ドラマ』、見る年は最初から最後まで見ますが、見ない年は見ませんね。 ここ数年は、見ていません。 そういうわけで、篤姫という人物については、全く知らなかったので、興味深く読み進めました。

    18
    投稿日: 2022.09.11
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    彼女の名前しか知らなかった「天璋院篤姫」 自分の運命を受け入れつつもこんなにも力強く、賢明に生き最後まで「徳川の女」としてその生涯を全うしたのは、この人だけではないでしょうか。 養女として、御台所として、そして1人の女として 篤姫という人物が生き生きと映し出されていて、とても面白く読めました。 読了してから数日経っていますが、こんなにも心に残る書籍は久しぶりです。出逢えてよかった!

    0
    投稿日: 2022.05.25
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    下巻は13代将軍から代替わりするあたりから始まり、公武合体、皇女和宮を嫁に迎える話に続く。天璋院の姑としての心構え、振る舞いに敬服する。時代考証に諸説あるとは思うが、一本筋の通った方だったのだろうと思う。

    0
    投稿日: 2022.02.08
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    篤姫が島津家から将軍家に嫁いで1年7カ月後、家定の急死によって天璋院となり、継嗣問題で幕府内の権勢争いに呑み込まれていく。養父斉彬の死、皇妹和宮の第十四代将軍・家茂への降嫁、安政の大獄と桜田門外の変、家茂の急逝、德川最後の将軍・慶喜の大政奉還、江戸城明け渡し・・・激動の幕末を徳川家の人間として、男社会生き抜いた篤姫の不屈の生涯が語られた圧巻の歴史小説。

    5
    投稿日: 2021.12.22
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    旅出には間に合わず、結局、旅の供として下巻を持参することに。姫がどう動こうが、江戸時代晩期の将軍は短命だし、幕末はやって来るしってことで、やっぱりそういう、結末が分かっている歴史物語を、今は欲していないのです。タイミングの問題で上下巻を立て続けに読んだのも、逆に印象を薄める結果に。何だか、しばらく歴史小説はいいや、って感じ。

    0
    投稿日: 2021.08.31
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    篤姫の生涯がずっしりとくる。 女の世界で生きる強さ、徳川の存続を男さながら闘う。 篤姫の生き様は今でも手本となる。

    3
    投稿日: 2020.10.16
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    面白かった 激動の幕末を生き抜いた十三代将軍家定の妻篤姫の生涯を描いた作品 下巻では、 将軍家定の急死。しかし、直接見舞うこともその死亡も確認することができないもどかしさ。 これが、大奥、将軍家ということでしょうか.. そして、天璋院として大奥を仕切っていくことに。 十四代将軍は家茂となり、その正室には天皇の妹の和宮。 しかし、この結婚にはさまざまな条件が.. 公家方式で暮らそうとする和宮、徳川家としてふるまってほしいと願う天璋院。 身分の違いも絡んでどろどろに(笑) この嫁姑の確執がとてもリアルに伝わってきます。 さらには大奥の中も公家派と徳川派 そんな中、徳川に尽くすという篤姫の幾多の苦悩が描かれます。 そしていよいよ戊辰戦争、明治維新へ 大奥を追われながらも、徳川宗家を守ります。 さらに、あれほど確執のあった和宮とも最後は関係を修復。 最後まで、もののふとしての矜持をもって篤姫は48歳まで生き抜きます。 ほんと、すごい人だったのね。 とってもお勧め!

    10
    投稿日: 2020.05.23
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    天璋院の生涯を描いた物語。この江戸から明治の激動の時代に震源地ともいえる徳川の本拠地の大奥のトップとしての対応を描いた物語。 家持の御台所である和宮との対立もありながら、明治維新を迎え、きちんと大奥を整理して明治政府に明け渡し、淡々とその後生き抜くところは素晴らしい女性であった。島津から来たとはいえ、最後は徳川宗家の13台御台所として、家達を養育し、無事に世間に出しても恥ずかしくない徳川宗家の跡取りとしたところなどは素晴らしい。 ただ情勢としてあの時代に表立っての足跡を残せなかったのは少し残念である。 

    0
    投稿日: 2020.03.28
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    ‪天璋院篤姫の物語。大河ドラマ原作。地の文がやや説明的な感じがしましたが、考えてみれば篤姫は基本的に江戸城から出ていない人なのでそうなりますよね。‬ ‪移動のほぼ無い人物についてここまで書ききるというのは、すごいことだなと思いました。‬

    1
    投稿日: 2020.02.03
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    幕末という激動の時代を徳川家の人間として生き抜いた篤姫の話。 終始、自分は徳川家の人間だから、嫁ぎ先の家が終焉の地だから、と誰よりも徳川家を想い守ろうとする姿勢は武士よりも武士であると感じた。 (京都に戻りたい和宮との対比でもあると思うけど) 家を思うが故の和宮との確執にハラハラしたが、倒幕後は打ち解けたようでホッとしました。 自分の意思を曲げず女だからと臆せず主張し、また周りへ気遣いもできるところから、いろんな人に慕われるのは確かに頷ける。 篤姫の人生を篤姫の気持ちは状況含めて読んでいたので、波乱の人生だったなと感じるとともに倒幕後は篤姫と同じようにゆったりとした気持ちになれたし情景がよく浮かんだ。 とてもよかったです。

    3
    投稿日: 2019.08.01
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    下巻読了。 将軍家定の急死、養父斉彬の死、そして戦友ともいえた幾島も去って行き、篤姫の周りの状況が変化する中、皇妹和宮が降嫁。 ここから江戸派と京派の確執が始まり、篤姫の悩みより一層深くなります。 それに加えて倒幕の動きが活発になり、出身藩である薩摩から、身柄引き取りの話が出た時に“徳川家の為、大奥の女たちを守る為”、その申し出をきっぱりと断り徳川家に骨をうずめる覚悟を示したのは流石です。(京に帰りたいという事ばかり言っている和宮派への当てつけはあったかも) 終盤は、徳川本家の末裔となる方々に慕われ、和宮とも仲良くなり、和やかな晩年で良かったと思いました。 幕末モノは色々読ませて頂いてきましたが、この激動の時代を、大奥を統べる立場の女性側の視点で描かれているのが新鮮で、読み応えがありました。

    0
    投稿日: 2019.02.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    歴史物は、誰視点で、どういう解釈で描くかで、全く内容が変わってしまうフィクション。 実際にその場にいたとしても、自分がどう感じるかも全くわからない。 作者の解釈と創作を楽しむもの、ということをわかってないといかんよね、と自戒。 そういう意味で、とても面白かった物語。 おかげで、ほかの人の解釈はどうなの? この人はどういう生涯を送ったの? と、数珠繋ぎにほかの世界に誘ってくれるだけのパワーがあるのだ。 今度は和宮の物語を何か探してみようと思う。

    0
    投稿日: 2018.06.27
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    NHKの「西郷どん」を観てて、ふと手のとってしまった。違った視点で見れて、またドラマが面白くなりそう。ちなみに、「篤姫」は観てません。

    0
    投稿日: 2018.06.16
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    大河ドラマの篤姫をあらためてみたので、原作もまた読み返してみました。ドラマ以上に、篤姫の苦悩を感じました。篤姫の慶喜嫌い。次は、最後の将軍をもう一度読みたくなりました。

    0
    投稿日: 2016.08.18
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    篤姫の激動の人生に、女性が内面に持つ2つの美しさを垣間見た。最後まで大奥を守り通そうとした徳川家の「嫁としての気丈さ」。晩年確執を乗り越えて宮と母娘仲睦まじく過ごした「人としての優しさ」。日本人がいつまでも忘れてはならない大切な美しさであることは言うまでもない。

    0
    投稿日: 2016.06.05
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    幕末の動乱を生き抜いた篤姫の生涯、大変読みごたえがありました。 渦中の章は読んでいて胸が重くなるものでしたがその後の話は気持ちよく、読後感もよいものでした。 大河ドラマの原作だったはずだけど、そちらも確か評判がよかったと聞いたので気になる。

    0
    投稿日: 2016.04.14
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    一本筋が通った女性、篤姫、本当にかっこいい。子として、妻として、母として、大奥の主として、姑として、いつも凛として背筋が伸びてる。飼い猫がよく部屋を間違えてて、「おまちがい、おまちがい」というエピソードは、その光景が目に浮かび、可愛かった。

    0
    投稿日: 2015.08.07
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    図書館で。少し前に大河ドラマになったなあ…と借りてみました。日本史が全然頭に入っていないので出てくる人の名前で一苦労。みんな名前にてるし覚えにくい。学生さんは大変だ… 13代将軍に嫁いだとか徳川も随分終わりの方だな、と思ったら本当に最後の大奥の人だったんですねえ。大変な時代だったろうなあ。 とは言え読んでいて今の感覚とは違うのでずいぶん無駄なお金を使うなあと思いました。大奥に三千人という使用人を抱えていてそりゃあ今で言う所の大企業。養うのも大変ですよねえ。そして一番の目的である将軍の血筋を残すってことに関してはあまり成果が上がってなかった辺り何とも言えない。いや、後世の人間が今だから言えることではあるのでしょうけれども。将軍ともなれば江戸で一番偉いお方で何でもできるのか、と言えばそうでもない。奥さんも好きに選べないし決まりに縛られ自由が無い。大奥一の権力者と言えども大奥でしか生きることが出来ない。何とも不自由な世界だなあと思います。そして15代将軍って一年しか在位してなかったんだ… まあ大変な時に継がされたんだなあとしみじみと思ったりします。

    0
    投稿日: 2015.04.21
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    島津斉彬の養女として徳川十三代家定に嫁いだ天璋院篤姫の生涯。大奥ものってあまり好きじゃないから大河ドラマも観てなかったんだけど、読んだらまあ面白いこと。時代の流れに翻弄されながらも凛と生きる篤姫が格好いい名著。奥には表とまた違う戦いがあったんだなー、と食わず嫌いを反省。

    0
    投稿日: 2015.03.23
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    幕末の状況を大奥からの視点で描いてあり、とても勉強になりました。 会話が少なく、なかなかボリュームがありましたが、後半はどんどん読み進められました。

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    投稿日: 2015.03.04
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    2015.2.14 途中から、篤姫の時代錯誤ぶりというか、無知というか、井の中の蛙というか、学級委員の女子というか、そんな印象がドンドン強くなり、最後まで読めなかった。 奥という閉鎖空間にいては、政治を、コントロールするのはそもそも無理。中途半端に頭がよかったので、介入できたんだろうが、時代の流れを全く無視した思想、徳川家最高!の態度は、途中からむかついてきたね。 主人公に感情移入出来なかったので、低評価。 男性読者は、共感出来ないんじゃない。

    0
    投稿日: 2015.02.14
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    宮尾さん、粘っこく丁寧なんだよなぁ、だからむしろ苦手・・大河ドラマで脚光を浴びたけど特に興味はなく、気分転換で読みました。前半は期待もあったけど、後半は時代背景以外むしろ読むのが苦痛。まぁ、大奥が舞台だから好みの問題でしょうね。篤姫と和宮の対立なんて気分が悪いだけ。篤姫の信念、生き方にも共感出来ない。ただ歴史を別の側面から観る楽しみはあった。歴史的人物については・・やはり慶喜の評価は悪い(笑)

    0
    投稿日: 2015.01.16
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    ドラマと比較しながらどんどん読めました。 ドラマの中で印象に残っていて好きな大奥を閉めるときの 篤姫の言葉は、小説にはないのですね。 たくましく生き抜く信念の女性の物語は、 読んでいて元気が出ます。

    0
    投稿日: 2014.09.09
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    下段は一般的に知られている「天璋院篤姫」のことが中心に書かれている部分です。しかし、読み進めていくと、大奥取締役として、和宮の姑として、そして徳川家落城の際の江戸城を守る人として、自分に厳しく周囲の状況を正確に判断し人や物事を采配してきた人ということがよくわかりました。厳しく怖い人というイメージだった天璋院だったが、下段を読んでイメージがかわりました。非常に悲しみに耐え、幸せに飢えた、優しく、そしてカッコイイ人でした。 「男として生まれたら・・・」という言葉がありました。篤姫自身も思うほど、男だったら、この人が天下人だたかもしれないと思うほどの力量のある人でした。 余生は、神様も篤姫に少しばかり「幸」と思える日々を与えました。和宮と親しく話をする時間、家達の教育と結婚の世話。初めて、自分が築いた家庭、家族というのを味わった時だったように感じました。 大切な人に先立たれることが多い人生でしたが、天璋院篤姫は誰からも尊敬され、誰からも愛された人だと、最終ページをめくり、本を閉じたとき思いました。 この『天璋院篤姫』は読む価値ありです!

    0
    投稿日: 2014.08.30
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    島津の分家から将軍の嫁へ、誰もが羨むシンデレラストーリーの裏では、自由を奪われ、政権の道具とされつつも気丈に自らの役割を全うしようとする女性がいた! とか、そんなとこか。 読んでいて、何の裏付けがあってそんな風に篤姫が思ったと言えるのか。重要な感情であればあるほど、ただの作者のそうであって欲しいという願いでしかないように思える。 話としては悪くはないし、題材としても面白いが、形にするには材料が足りなかった、そんなとこか。

    0
    投稿日: 2014.04.13
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    すごく面白かった。 運命に振り回されながら、でも徳川家の嫁として必死生きる篤姫。作中でも「一方だけを見て判断するな」というような言葉があったが、「和宮様御留」に続き今作を読んで両者の気持ちがどちらもわかるようで辛かった。(もっともあちらの和宮は替玉だったが。) 開城前の天璋院の態度には感動した。大奥にいて、どこまで情報を得ての言動だったかはわからないけど、仕える女たちにとってはこれほど信頼できる人はいないだろうな。

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    投稿日: 2014.03.22
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    2 大奥から激動の日本が移り行く様を切り取る視点は斬新。いや、私が知らないだけか。 重厚な読み応えにも関わらず、一気に読んでしまった。 初めての宮尾作品だっだが、別著も読んでみたいと思った。

    0
    投稿日: 2014.01.13
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    下巻は、14代将軍の御台所として京から大勢の女中を連れ江戸城に入った和宮との嫁姑の確執に徳川幕府の末期の雰囲気が加わり、この姫は幸せだったのかと思わずにはいられない。しかし、大奥という組織を良く統べた姫であることは間違いないと思う。

    0
    投稿日: 2013.12.19
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    いや~~長かったです。 でもけっこうおもしろかったですよ。マリーアントワネットよりは。 そもそも歴史って苦手なんです。 時代背景も言葉も読み方もわかりにくくって理解しがたい。 で、この天璋院篤姫さんは来年2008の大河ドラマなんです。 宮崎あおいが主演だそうで。 この篤姫さんは比較的現代に近い実在の人物らしき人で、この小説を書いた宮尾登美子さんは念入りな取材、準備を当然行って書かれたわけなんですが、小説は小説。 もちろん、本人が生きてない以上、事実のことなんて実際にはわかりえないわけですもんね。 ってことで、これはあくまでも歴史『小説』ってわけ。 歴史に疎いワタシは、当然篤姫なんて知らなかったし、篤姫さんに相対して天皇家の血筋の和宮さんがいらっしゃるわけなんですが、もちろんその辺の事情すらたぶん習ったのだとは思いますが知識としてはありませんでした。。。 で、この物語は大奥を中心としておハナシが進んでいきます。 大奥といえば! そう。あの大奥です。 御代所、実成院、滝山・・・などなどなじみのある言葉がそれはそれは出てくるんです。 なのでこの小説を読んでると、大奥のドラマをまた見たくなりました~~(;´∀`) で、もちろん主役は篤姫さんなんですが、最初のほうからこの篤姫さんは格別の扱いからはじまります。 もちろん主人公なんでそれはいいんですけど、そうすると、イチ読者としてはものすっごい期待するわけなんですよ。 ああ、この篤姫さんはきっとものすごい活躍をするんだろうな。((ワクワク、ワクワク)) この期待の中読みすすめて行けども行けども。 ちっとも期待通りの活躍の場面て出てこない。。。 (小さい場面場面でのプチ活躍みたいなのはあったけど) 大河ってそうなんですよね。 仲間ゆきえちゃんの功名が辻もしかり。 実際の人生の中で考えるとすごいのかもしれませんが、ドラマですよ。ドラマ。 もっともっと大げさに活躍してもいいじゃないですか((((;゚Д゚)))・・・・!! 見ててイライラしました。 なのでこの篤姫さんも同じようになるのかなと。 期待しすぎはいけません。

    0
    投稿日: 2013.07.27
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    読んでいると宮崎あおいの顔がチラチラします。 滝山役は稲森いずみさんでしたが、本のイメージとは違いますね… 田渕シナリオとNHKキャストに少し疑問を感じましたが、わかりやすい本ですね。

    0
    投稿日: 2013.06.29
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    上巻では、政争の道具とされた養父斉彬への不信感や体の弱い夫家定に対する不安、また徳川の女になりきらない嫁・和宮への苛立ちなど、篤姫の苦悩ばかりが前面に出されていましたが、下巻の余生では和宮と和解し、家達の養育に尽力をつくす様は爽やかな読後感に導いてくれました。徳川家の繁栄のために尽くした篤姫の半生は、潔い侠気に満ちていた様に思えます。

    0
    投稿日: 2013.06.22
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    歴史もの 篤姫の生涯を書いた一冊。長編で読んでいるのが苦痛な上下巻でしたが、終盤で今までの自分の認識とは違う視点からの江戸城無血開城であったり、大政奉還であったりととても新鮮でした。最終章は読んで良かった!と思える終了。 しんどいけど読了の価値ありの一冊です

    0
    投稿日: 2013.06.03
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    漢字が難しかったけど(笑)面白かった。 時代小説はあまり読みなれないけれど、いいものだな。幕末で、今度は別の立場からの本を読みたい。

    0
    投稿日: 2013.05.14
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    一本芯の通った女、というのがよく表されていると思う。 あの時代の、自分の感情だけでなく立場とか周囲を考えて生きねばならなかった苦悩は現代人には分からないけど、それ故に天璋院の良さが光っている。 多少堅苦しくはあったが天璋院について知りたいなら一度読んでおくといいかもしれない。

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    投稿日: 2013.04.28
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    途中、説明チックな感じで「もういいよ~」と思って 読んでいたのですが、そこを乗り越え、和宮が大奥へ 来たあたりからおもしろくなってきました。 これ、大河ドラマの原作だったように思いますが、 原作は和宮と篤姫、大奥時代はあまり仲がいい感じには 書かれてないんですね。 ドラマはもうちょっと、親密さがあったような気が…。 しかし、篤姫は強い人だ。 一度徳川家に嫁いだからには、夫が死のうが江戸城が やばかろうが、薩摩の実家に帰ることを選ばなかったなんて。 私はどちらかというと和宮に性格が似ていると思うので、 帰れる、となったら速攻帰ってるなぁ。 いずれにせよ、昔々の女性たちは、不自由な人生を 強いられてた、ということですよね。 現代に生まれて、まだよかった。

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    投稿日: 2012.11.06
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    時代の割に自由奔放に生きていた少女が将軍の正室となり大奥へ。 そこでも自分を見失わず、江戸という大きな時代の終末を見届けた一女性の生き方に感動。

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    投稿日: 2012.10.20
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    読みきった! 正直、上巻でもコメントした通り読みにくかった。 上巻でも記載したが、この本で学べることは人の上に立つ人の 考え方の大切さを知った気がする。 会社の社長や、統括部長クラスの人の発言は、独り言ではすまない。 その一言の為に大勢の人が動く。 この自覚のない人が人の上に立つから、その下の人は外を見て仕事 をするよりも内を見て仕事をする。 自分の発言で、どれだけの人が動くか自覚がないか、その一言で 大勢の人が動くことを楽しんでいるのか? もし、人の上に立つこと、いや、人の上とまで行かなくても、 リーダーの立場になったときには、自分の一言を軽はずみで 言うのではなく、発言の前に一度考えて、この発言が、どの様に 周りに影響を与えるか考えてから発言をし、否定的な言葉よりも 創造的な発言を心がけるようにしようと思う。 私は、言霊は信じている。 つらいとき、しんどいとき、人が信用できず寂しいとき、悲しいときも 前を向いて進みたい!

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    投稿日: 2012.09.30
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    260年続いた徳川幕府の終わり。 幕府が衰退する中、しっかりとした信念で大奥を統率している中での、苦悩が描かれている。 それにしても、特に幕末は暗殺や毒殺が多すぎる。

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    投稿日: 2012.09.15
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    篤姫が姑として苦悩や嫉妬する姿には人間らしくて好感を持てました。ただの聖人君子よりも人として魅力を感じました。滝山も幾島もやっぱり素敵で、どろどろとした女の世界で登りつめる人とは、強く広くなくてはならないんだなぁ~と改めて思いました。

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    投稿日: 2012.05.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ・皇女というのは古来、縁組に恵まれぬ運命で、江戸時代の後水尾天皇から光格天皇に至るまで、女帝を除く十代の天皇の皇女は全部で72人、そのうちめでたく結婚されたひとは11人にしか過ぎず、あとは大抵尼僧となって門跡寺院を相続されるのが慣わしだったという。 ・官軍における江戸城総攻撃直前に、万が一総攻撃となった際に篤姫を始めとする大奥3千人の女中たちを、どこへ移すかの指示を表方の責任者へ仰いだが、混乱の最中確認できず、ようやく得た命令は、「宮と三院の方々は紅葉山へご参集を」という、まるで砲撃に身をさらすに等しい場所の指定で、大奥女中責任者はそれを受けた途端、危うく気絶するほどに腹を立てたという話。 ・天璋院篤姫は稀な例だが、歴代御台所について書かれたものが徳川家には一般にはない。 ・第16代徳川家達の娘の話。天璋院篤姫のお話として、「うちの家訓は代々家茂が毒殺されたということを後々子々孫々まで伝えよ」大変堅く言い伝えたという。

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    投稿日: 2012.05.03
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    大河ドラマ篤姫のあらすじや人物相関などをネットで調べてから読んだら、断然面白くなってきた。幕末の世を生きた篤姫、戦国の世を生きた江。続けて読むと、自分も強く、自分らしく生きなきゃと感じる。本当は和宮の半生の方が興味があるんだけど…

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    投稿日: 2012.03.28
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    大河ドラマの印象が強かったので、篤姫は外の情勢に詳しく、政治的な判断を何か下していたのかと思っていた。 でも恐らくその実態は、この小説で描かれているように外の情報が入ってくる事も少なく、彼女の徳川での活動のほとんどは大奥内でのいざこざに終始したのだろうと思った。 そういう意味では、正直がっかりした感はある。 しかしながら、作者の「日本の歴史から女性が無視されてきた」という最後のコメントから伺えるように、当時の女性が公の場で影響力を持つ事は非常に難しかったのだろう。だとするなら、大奥の長になることが、この時代に女性としての最高の出世であると思うし、そこを統率し続けた篤姫はやっぱりそれに値する女性だったのだと思った。 「於一は男に生まれたらよかった」と、自分も思わずにはいられなかったけど。 明治になってから、色々といざこざのあった和宮と篤姫がわかりあうところは、何か心がほっこりしてとてもいい。 時代に翻弄され続けて、奇しくも幕末に徳川大奥で出逢った二人の女性。 互いに立場あってすれ違いが大きかった分、振り返っみると二人にしかわからないこともたくさんあるのだろうと思った。

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    投稿日: 2012.02.19
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    昔(といっても、おじいちゃん世代くらいまでそうなのかな)のひとって、本当に精神年齢高いよね。 寿命がそもそも短くて、若いころからいろいろ背負う(背負うべく幼少期から教育される)からかな。 ときどき、自分が恥ずかしくなるくらい! 夫を亡くし、10歳年下の養子とその妻を、大奥を統べる者として迎え、ふたりをしっかり支えていく覚悟をきめたー、、そのとき篤姫25歳! わたしそのとき、かきのたね食べながら寝転がって本を読んでた!

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    投稿日: 2012.01.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    下巻も引き続き何が幸せなのか、ちょっと考えてしまいました。仕方ないのだろうけど特に後半は駆け足で、和宮様との交流部分がもっと欲しかった。

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    投稿日: 2011.11.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    下巻。 いきなり家定さま薨去… 家茂と、その嫁をめぐる葛藤。 自分より身分の高い嫁との軋轢などなかなか大変なことがたくさん。 天璋院を見ていると、我慢とか耐え忍ぶという言葉が浮かんでくる。 京方江戸方に分かれての戦いを、大奥の総帥として纏め上げる苦悩…。 大変だったろうなあ。この作品は全編通して天璋院がかっこいい。 この作品について宮尾さんは「天璋院礼讃」と言っているけど、まさにそう。 女の悲しみとか女の強さとか、政治の駒になりつつも自分らしく生きていくすばらしさを天璋院が教えてくれるような気がします。 あ、そういえば大河では最後に忠敬とお幸に会えるシーンがありますが、それはここではないですね。現実的にも難しかったのではと思います。 だから大河は、ご都合主義的でもあるけど、「救い」として、二人に再び会えたのかな。ほんと現実的じゃないけど、でもいい「フィクション」だったかな、と。 だって史実では会えない。亡くなる前、天璋院は初めての旅行を計画しており、それがたしか薩摩だったはず。江戸城という牢から出て、(牢という言い方が正しいのか分からないけど)ようやく自分の好きなことを出来るかと思っていたところに突然、死が訪れた。かなしい。だからせめて「会えた」とすることが救いになったんじゃないかと思うんですよねー。 あと「慶喜擁立」についても大河は御台所にするために養子にして、その後斉昭をうまく操縦するために(?)慶喜擁立を唱える…みたいな流れに大河ではなってた(様な気がする)んですが、それはたぶん最近の定説に沿ってますね。斉彬が慶喜擁立を唱える以前に、天璋院は斉彬の養子になってますから、「慶喜擁立のための養子縁組」では順序が逆ですからね。原作は昭和59年とかなので今と定説が違っていたのでしょう。

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    投稿日: 2011.10.13
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    大河ドラマ「篤姫」を見て、読もうと買ったままになっていた。 読み始めると、あの宮崎あおいの篤姫がいきいきと記憶によみがえってきた。 もう一度見てみたい。 島津家の分家から十三代将軍家定の御台所となった篤姫。 末期の徳川へ嫁いだ女の生き様、潔さ、小説もドラマも素晴らしい。

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    投稿日: 2011.07.31
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    家定亡き後、大奥3000人の女中をとり仕切る篤姫の強さ、冷静さ、 薩摩とたとえ敵になっても徳川家を守るという使命感がかっこいい! 大奥ってこういうところなのか・・・というのが素朴な感想。 上に立つ者としての度量は、表方をはるかに超えているのでは。 和宮を迎え入れたときの複雑な胸中、怒りや情けなさもストレート。 結局篤姫は徳川家衰退を見届けることになってしまうけれど、 最後まで徳川家の再興を願って徳川家のために尽くすあたり 本当に若くして強い女性。この強さはこの時代の女性の生き方から出るのか。 篤姫にせよ、大奥の滝山らにせよ、150年前の女性の強さにただ感服。

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    投稿日: 2011.07.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    激動の情報が少ない中、 国と家と家臣を考えなければならない篤姫の苦悩たるや、 読んでいて胸が痛くなった。 和宮との嫁姑問題もストレスだっただろうな。 かつて嫁入り道具を揃え、直接話もできなかった身分の西郷に宛てた 手紙はすごい。 明治に入ってからの質素な暮らしぶりといい、 篤姫の柔軟性の高さには学ぶところが多い。 宮尾先生は直接後年の篤姫を知る曾孫さんに直接会ってお話しを聞く事ができた。 だからこそ、歴史小説とは言い切れない、ノンフィクションの部分も多いと思う。 偉大な人物や良書は語り繋いでいかないといけないと思う。

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    投稿日: 2010.12.12
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    上巻に次いで再読。 篤姫の圧倒的な存在感をリアルに感じる一冊。 ここまで引き込まれて読んだのはやっぱり 宮尾登美子さんだからだと思う。面白かった!

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    投稿日: 2010.11.28
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    母の本棚にあったので読みました。色々こみ上げるものもあり。使命を持って生きた女性。素晴らしくも悲しい。一言では言い表せません。

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    投稿日: 2010.11.27
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    島津家の分家筋にあたる家から島津家の幼女となり13代将軍家定の御台所となった篤姫。 さらに、3千人からの大奥を見事統率する御台所となる篤姫の生涯に江戸末期の歴史が重なるストーリー。 篤姫については著者自身が相当念入りに資料を当たった上で人物、エピソードを挿入しているようで(巻末、宮尾登美子氏対談)、いかに苦労されてこの物語を作り上げられたかが想像できる。  逆に言えば、史実に忠実なあまりいかなる過程で大奥の多くの人間の人心を掌握して行ったかの具体的な内容が少々乏しく、いつの間にやら大奥自体が便りとする人物に成長していった過程が乏しいように思う。 ただ、これも史実に忠実なあまりいい加減なことが書けない、著者の性格が現れているように思われた。   同様に天章院(篤姫)が攘夷に偏っているように

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    投稿日: 2010.10.11
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    「竜馬が行く」とは全く別の視点からの維新。 竜馬も身分の低さという情報の制限があっただろうが 篤姫は篤姫で、外界から隔絶された大奥で、 制限された情報の中で立派に生きた女性だと思った。 篤姫が主役であり、 和宮や慶喜は未熟だったり悪役に近い形で書かれているが またの別の視点で読んでみると違うのではないかと思う。

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    投稿日: 2010.09.04
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    一昨年のNHK大河ドラマのあおいちゃんのイメージがずいぶん強くて、篤姫以外の登場人物もドラマのキャストをそのまま頭で思い浮かべつつ読み終えました。 当然ながら、ドラマとは違うところもだいぶあったけれど、ああドラマの脚本はエンターテイメントとしてだいぶ膨らませてたんだなぁと思います。ドラマも面白かったけど、原作の小説も面白かったです。もちろん小説だって、全て史実の通りというわけではないでしょうけれど。 並行して「坂の上の雲」を読んでる途中だけど、そっちは全然女性が登場してきません。歴史小説ってどうしても男中心なんだろうなと諦めつつもつまらないなと思う。その点、この本は女性たちが主人公ですから、自分に引き付けて読むことができて面白かったです。 生きる時代も環境も全く違うけれど、私も同じ女性として、篤姫みたいに一本しっかり筋の通った「オトコマエ」な女性に憧れます。もしできるならば、こういう上司の下で働いてみたいかも。 しかし驚くのは、「篤姫」の時代と「坂の上の雲」の時代が、そうかけ離れたものではないということ。徳川治世の瓦解、明治維新が、日本にとってすっごい激変だったんだなぁと改めて思います。

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    投稿日: 2010.08.16
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    宮尾登美子といえば、時代や国を超えて、女性の生き様を描く作家というイメージが私の中にはある。 2009年にブームと言えるほど盛り上がった、大河ドラマ「篤姫」の原作がこの小説。個人的に宮尾登美子の小説はクレオパトラ以外は第二次世界大戦前後の頃を描いた物を多く読んでいたので、時代小説とは意外な気がしたが、読み応えのある小説だった。 またしばらく経ったら読み返したい。

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    投稿日: 2010.07.05
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    初めての歴史小説。言わずと知れたドラマの影響です。 歴史小説って過去の偉人達が主人公なのでどうしても褒めたたえる内容が多いというか・・・英雄伝? とは言ってもこの本はとても興味深く、また面白いです。 小説の中では(当時の)女としての幸せは得られなかったと書かれてますが それでも上に立つものとして並々ならぬ覚悟を持って 時代の荒波に相対した篤姫の姿勢には胸をうつものを感じました。 最初の菊本のエピソードが切ない・・・

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    投稿日: 2010.06.23
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    現在の私たちはその後の歴史を知っているので、篤姫の行動が正しいとは言えないと思います。けれど、女性が自分の道を決められなかった時代に、与えられた場所で自らの立場をわきまえた行動が出来るのは尊敬する。

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    投稿日: 2010.06.23
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    きっかけは大河ドラマ。始めてこんな歴史上の人の本を真剣に読んだ。ところどころ、難しい用語があったが『天璋院 篤姫』に惚れた。(*´д`)

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    投稿日: 2010.01.06
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    「湖水のように澄んだ猫の目をのぞいているときほど心和むものはなく、篤姫はこのさと姫によってどれだけ胸を宥められたか知れなかった。」

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    投稿日: 2009.09.06
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    読み終わりました。 強い女性の一生を見た気がします。 DVDでドラマも見たい。 女性におススメ。

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    投稿日: 2009.09.02
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    「外人は心地悪さに鳥肌が立つ」というすぐ後に、よくもまぁ、法律で婚姻許可(明治6年)したものだ。意外に日本人は柔軟なのか、イギリス人の現地人と交わる方が早かったのか。(2008.3.30)

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    投稿日: 2009.08.31
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    ものすごーく長い時間かけて ものすごーく苦労して読みました。 歴史モノは読むのが苦手なんです。 登場人物の名前も覚えられません。 そしてどうやら篤姫の時代の女性達の考え方には 同意できませんでした。 なんで? なんで? なんで??? の連続・・・。

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    投稿日: 2009.04.30
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    あっという間に読了。 おもしろかった。篤姫の意志の強さ、りりしさに感服。 もちろん現代に生きる私としては理解に苦しむ部分もあるのだけれど。。。

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    投稿日: 2009.02.03
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    昨年の大河ドラマ『篤姫』が大好きで、放送が終わるまで待って読みました。 期待が大きすぎただけに…という感じです。。 もちろん、それまであまり知られていなかった『篤姫』という激動の幕末、徳川を支えた1人の女性にスポットを当てた功績は計り知れないのだけれど。 直五郎さんも、西郷さんも、龍馬も出てこなかったのは残念でした。 読み進めていくうちに、大河に対しての「史実に反している」という批判も最もなのかなと思わされてしまったのも、ショックだったし。 いずれにせよ、幕末と言う時代とその時代を生きた人々のことをもっと知りたいなと思ってます。

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    投稿日: 2009.02.01
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    (テレビで見て、改めて読みたくなったので買ってみました。随分前に書かれた本なのに、とても日本語が綺麗で歴史物というよりも「篤姫」という人の物語を読んでいる気になります(2009/1/2読了)

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    投稿日: 2009.01.05
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    読むのに随分時間がかかってしまった。時代物はやっぱちょっと読みにくいです。 (そもそも複数の本を読むタイプなのもあるけど…) 上下通しての感想です。 女として生まれた辛さと悲しさ。 女の人の凛とした強さと優しさ。 そういうのがすごくつまってると思う。 篤姫ってすごい人だったんだな、と思いました。 言葉にするとすごく、薄っぺらな気がしますが。

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    投稿日: 2009.01.01
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    篤姫の下巻。1984年。子を持つことができないまま継嗣問題に悩まされ、ついには夫の家定がなくなってしまう。また、和宮とその側近たちと大奥との確執が篤姫を苦しめる。幕末の動乱の時期であり、江戸を支えてきた徳川家の作った大奥は、結局は徳川家の運命とともに潰えることとなる。大奥が日本の幕府を動かすくらいの力を持つことはなく、まして、女性が現在よりも立場の弱い時代にはなおさらそうである。しかし、篤姫は最後まで大奥を守り、ひいては徳川家、日本を守ろうとした人物である。読みながら、生まれてくる時代が違っていたら、もっと世の中で活躍できただろうと思った。内容が面白く、しかし、歴史小説独特の言い回しが非常に読みづらいため、星4つ。

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    投稿日: 2008.12.14
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    上下巻含めて話しますが、 女性の歴史小説って始めてみましたので、最初はちょっといつもと勝手が違ってページが進まなかった。。 が、途中から幕末特有の激動の展開と篤姫の強さが際立って、 止まらなくなりました。 原作者の思い描く篤姫って大河ドラマの篤姫と違って 少しヒトの好き嫌いがハッキリしているんですよね。 それが余計に人間味があって良かったかなって思います。 宮崎あおいは完璧に日本版マリアですから(笑) また、この中で登場する徳川慶喜はちょっと悪く書き過ぎかな。。 司馬遼太郎の『最後の将軍』を見ていると違和感がありました。

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    投稿日: 2008.11.24
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    嫁いだ徳川宗家を守るため不惜身命に生き抜いた姿には感服致します。 江戸から明治への激動の時代に家を守ることの大変さを改めて痛感致しました。

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    投稿日: 2008.11.09
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    大政奉還はいつの間に!? もっとそのへんの前後関係を理解して読んだら また違った感想だっただろうな。 幕末を体系的に読んでいきたいです。

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    投稿日: 2008.10.13
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    ハリスに通商条約を迫られる中、夫・家定の急死。それも将軍の死はしばらく伏せられる習慣で看病に行く事すら出来なかった無念。 次の将軍となった家茂は母上と立ててくれるが、和宮降嫁で女中達が対立、大奥を揺るがす騒動となります。 和宮は4年の結婚生活で同居は2年6ヶ月、これでも篤姫よりは少し長いんですね。 江戸城を明け渡しに際して力を合わせて奔走、晩年は共に江戸の町見物もしたという微笑ましいエピソードも。 国政の大変動期を内側から描いて迫力があり、面白かったです。 一大名となり後には公爵となった徳川家の跡取りを江戸屋敷で育て上げた後半生はけっこう充実していたでしょう。ほっとしました。

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    投稿日: 2008.08.02
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    嫁姑バトルしちゃいます! でもだんだんとだんなさん(家定)ともお嫁さんとも(和宮)ともこころを通わせるようになります。 でも、国内の情勢は悪化。 篤姫は幕府と朝廷の間に挟まれ、さらに自分は薩摩出身。 そんなときに、家定さんなくなっちゃう。薩摩のパパも死んでしまった。 それでも気丈にふるまう篤姫。 “女がいったん嫁したからには、その嫁ぎ先の家が即ち終焉の地であって、たとえ実家と婚家先が戦火を交えるごときことに相成ろうとも、この儀は未来永劫変わりはせぬ。これが真の女の道であることはいまさら申すまでもないことじゃ。” かっこいいいいい! ほーんとうにこんなに板挟みの状態を生き抜いて、明治まで生き抜いたのかと思うと、 そしてこのひとが江戸城が攻撃されてしまうことを阻止する一役買ってたのかと思うと、 すごいと思う。 それにしても、宮尾さん、文章が綺麗すぎて。 私は篤姫の着物の柄までもが目に浮かびますわ。 んーでも、和宮からしたら、こわい姑でしかないかしらw

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    投稿日: 2008.07.30
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    一気に読んでしまいました。 篤姫もさることながら、それを取り巻く大奥のお局様方の素晴らしさに感動でした。 上に立つものの苦しみもあり、それを受け入れる下のものの苦しみもあり。 違う時代に生まれていれば、また大いに違う人生になっていただろうに。 それでも、その運命を受け入れて、人生を全うした生き様には、ただただ拍手です。

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    投稿日: 2008.07.10
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    下巻は、未亡人になったり、大奥を統べる立場としての 自覚や、次の将軍となった家茂の元に降嫁した皇女和宮との 嫁姑とか、戊辰戦争等、篤姫にとって大変な事ばかりで、 上巻では余り感情移入出来なかったけど、下巻では 結構感情移入して読んでしまいました。 政略の道具として嫁がされ、責任のある立場なのに 自分の意見は思うように通らず、それでも頑張ったものの 時代の大きな波に逆らえなくて、最後には江戸城を 追われる事になったんですね。 この人に限らず、こういう人生を歩んだ女性は多いんでしょうね。 江戸城から離れ、大奥と言うシステムから解放されて以後の 篤姫が、やっと肩の荷が降りた感じで暮らしている辺りは 何となく胸を打たれました。 嫌々読み始めたのですが、読んでよかったです。

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    投稿日: 2008.06.20
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    動乱に翻弄された生涯であったけれど、おだやかな終焉を迎えられたことで、あたたかな気持ちで、読み終えることが出来た。御台所として、嫁として、姑として、また義母として、なんとあっぱれな方でしょう。6/20

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    投稿日: 2008.06.20
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    おわたり途絶えてもう二ヵ月以上、あの四月末の夜、遺言めいた言葉を残したままなので篤姫はいたく気になり、ここに来てほとんど毎日のように年寄たちを表につかわしているが、「ご不例にましますよしにて」とだけ、いつも要領を得ずに戻ってくる。(略)やがて奥の会見の間に戻って来た肥後守は、「まことに申上げ難き儀なれど、将軍すでにご他界遊ばされし由」と報告、篤姫は聞くなり体中の血が頭に上り(p22-23)

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    投稿日: 2008.06.19
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    毎週娘が心待ちに見ている大河ドラマ「篤姫」、ついつい私も引き込まれて見るように。原作は大学生のときに読んだ・・・と思ったのだけど、すっかり忘れてました。久しぶりに宮尾先生の重厚な文章を堪能いたしました。小説を読むと、ドラマの篤姫にはちょっと違和感を覚える・・・。これはこれで「ドラマ」としてこれからは楽しむことにします。

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    投稿日: 2008.05.26
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    帯に「江戸城無血開城に貢献」とあったのでそのあたりの話を楽しみにしていたけれど、大奥の特殊な習しのために特に期待したような場面はなかったです。 ですが、人の上に立つ者・嫁として・妻として・姑として、の家庭の中で女性がなる立場を聡明な篤姫が対峙していく様は非常に感じ入るところがありました。私も嫁いだらこうでありたいです。でも篤姫のように孤独な立場は女性として不憫です。 ずっと少女の体で死を迎えたのでしょうか。このお話とは別に彼女にも恋を経験していて欲しいと願ってしまいました。 ところでTVでは宮崎あおいちゃんが演じてますが、原作を先に読んでしまったのであんまり主人公のイメージではないです。どちらかというと町娘のように見えます(^−^; 物語の架橋になる年齢が30才になるあたりまでなので若い方を選ばれたのでしょうが・・・ 嫁・姑の関係がでるといってもお嫁さんもすごく若いんですよね。

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    投稿日: 2008.05.10
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    やはり、最後まで一気に読んでしまう面白さがあった。 女性を政略結婚の手段に使うなど当たり前の時代にあって、自分の考えをしっかり持ち、思慮深い行動をする 人物として描かれていた。本当に面白かった。

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    投稿日: 2008.04.17
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    4/6 物語が転がりだしてからは一気に読めた。おもしろかったけど文章の力というよりは物語の力かも。そういう形にまとめたということはすごいと思うけど「宮尾登美子が好き」というのとは違うかも。

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    投稿日: 2008.04.07
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    将軍家定の急死、継嗣をめぐる幕府内の対立、養父斉彬の死。篤姫は、家定との結婚が斉彬の遠大な野望であったことを知り慄然とする。天璋院となったのちも総帥として大奥を統べ、皇妹和宮の降嫁、大政奉還等、激動の幕末を徳川家の人間として徳川宗家のために生き抜いた篤姫の偉大な生涯を描いた歴史長編。2008年大河ドラマ原作。篤姫の苦労が読者にも伝わってくる

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    投稿日: 2008.03.08
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    大奥や篤姫の性格について、和宮との嫁姑確執問題の描写が多くて、結局篤姫が無血開城にどう貢献したのか、明確ではない。歴史「小説」だから仕方ないのだろうか。ただし、篤姫の正室入りが、幕末という背景にどう関わっているのかという部分はとても興味深かった。幕末の歴史に興味がある読者にしては、物足りないと思う。

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    投稿日: 2008.03.06
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    大奥3千人の徳川家の長、将軍家茂の養母、皇女和宮の姑としての立場は、付け人達の公家・武家関係でもあった。徳川と島津の関係が官軍と賊軍になっても、信念を貫き、徳川の賢母として、思慮に富み情に厚く、幕末から明治初期をこの様に過ごしたかかと思う時、庶民それと比して感慨深いものがある

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    投稿日: 2008.02.17
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    宮尾登美子の文章は潔い。歴史に疎くて 特に幕末辺りは本当に分かりにくくて敬遠していたのだけれど、これはホント読んでよかった。篤姫 なんと意思が強く気高くそして優しい姫であったことか。動乱の時代の大奥にあって、3000人の女たちをその手でまとめ上げたのは ひとえに篤姫の人柄である。自分に厳しく常に冷静でそして下々の者たちへの思いやりも忘れない。理想の上司 そのもの。維新(徳川家では瓦解と呼ぶらしい)の時に 大奥ではただの一人の脱落者も裏切り者も出さなかったと言う。今まで 皇女和宮を苛めたおした意地悪な姑のイメージが強かったけど。女としては不幸だったけれど、ある意味人生を思い切り楽しんだヒトだったのかもしれない。

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    投稿日: 2007.09.26
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    賢君島津斉彬の策略によって13代将軍家定の時に御台所となり、動乱の幕末期において、島津家、徳川家、大奥の統率者、妻、母、姑など様々な立場での役割を背負い、激動の人生を送った篤姫。薩長土の志士達を切り口にした幕末小説が多い中、政治の場から遠い大奥に焦点を当てた稀有な小説です。徳川をめぐる佐幕・攘夷といった政治的な流れと共に、一人の女性としての心情が描かれていて、今まで読んだ幕末小説とは違った感覚で楽しめました。この人が徳川家や妻としての意識を持たず、斉彬からの命を果たしていたら、歴史は変わってたのかなーと思います。

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    投稿日: 2007.09.20
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    一般的な解釈では和宮は降嫁されたってことで同情を注いでもらえる存在。 篤姫の視点から見るとこうも違うのか。 歴史は一点から見てしまいがちだから。 思い込まないよう気をつけないと。

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    投稿日: 2007.03.22