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鳴門秘帖(一)
鳴門秘帖(一)
吉川英治/講談社
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総合評価

3件)
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    ★評価は再読了後に。 荒唐無稽でも構わないけれどもやや粗っぽい筋立て。でも文体が所々講談調で、プロの講談師に読ませて聞き楽しむと良いのかも。 ところで本郷妻恋とか、何で町名変えたのかな?昔の町名を残し守るって文化意識を問われる事柄のような気がして旧名となってしまった現状は残念でありまする。

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    投稿日: 2023.05.14
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    文体が語り口調で、なかなか楽しい時代小説。 江戸時代に阿波徳島藩が討幕を考えていて、それを探りに行った幕府隠密さんが10年帰ってこなくて…。 ヒーローは美形、何があっても死なない。 王道な大衆文学です(笑)

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    投稿日: 2015.01.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    時代劇ふう。 泉鏡花の文章みたいにテンポがいい。そして、山田風太郎なみの活劇。 序盤は人間関係がわからずにもたもたするが、次第に阿波藩の陰謀が明らかになるにつれて、各人の旗色が鮮明になる。 主人公の美男子・法月弦之丞に刃を向ける天堂一角、旅川周馬、そしてお十夜孫兵衛。その弦之丞と悲恋の関係にある千絵姫や女スリのお綱、そして薄幸のお米。などなど。 とにかく人間関係が入り乱れ、愛と欲が乱れ打ち、怒濤の展開の連続で見逃せない。『三国志』では英雄たちの情理を描くに長けた作家だが、本作ではもっぱらがストーリー重視。ジェットコースター展開がすさまじい。 舞台が、上方、江戸,阿波と移っていく紀行小説でもある。 ちょっとした出来心でスリを働いたがために多くの男たちの運命を狂わせつつも、情に篤いお綱や、岡っ引きながらも主人公を食う活躍を見せる万吉など脇役が光っている傑作。これが昭和初期の作とは思えない。

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    投稿日: 2014.11.01