
総合評価
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powered by ブクログ#ミカ #伊藤たかみ #文集文庫 #読了 これは児童書?YA?登場人物の子どもたちが生き生き子どもらしくて、思春期の心と体の成長がほほえましい。家庭内のごちゃごちゃもちゃんとあってホッとする。みんないろいろある。ユウスケとミカとオトトイとコウジ。そして解説文も面白かった。
5投稿日: 2023.11.30
powered by ブクログオトトイは結局何だったのだろう? ミカ×ミカを先に知ったので、小学生の話だと思わなかった。あとがきにも書いてあるけれど、大人が読んでも充分おもしろい。
0投稿日: 2023.09.18
powered by ブクログ小学校6年の男女の双子、ミカとユウスケ。空手で鍛えて女になんかなりたくない男まさりのミカと、別居しているが離婚していない父、父親とケンカばかりする姉の間で、思春期のユウスケは揺れる。学校でも派手なミカに対してユウスケはパッとしない。そんなある日、ミカに連れられて団地のベランダの下に行くと、そこには謎の生き物が…。 謎の生き物の存在感が強いので、そっち系の話かと思いきやそうでもないという、思春期の男女の好き嫌いや葛藤を描いた作品である。 全体に小学6年生の視点であり、小学6年生が作文か何かで書きそうな話となっているため、わざと稚拙な文章にしているというところはあるのだろう。よく言えばズバズバと切れ味よいのだが、説明が足りていないため、序盤はかなり面食らってしまった。 内容は小学生同士の葛藤の部分、煮え切らない父親と姉の確執、実の母親との関係など、普通のドラマとしても密度の高いものになっているため、小学生には読めるのかなあとも思うが(もともと児童文学である)、案外それくらいは普通な時代なのかもしれない。 突っ走って、男子を叩きのめして、でも泣いてというミカの様子を、おとなしく冷静に、しかしうまく選択のできないユウスケが見守るスタイルで、ユウスケに感情移入できればわかりやすい内容だ。 妙に関西弁だと思ったら、枚方から樟葉と、馴染みのある地名もでてきて、キャンプと言うと吊橋のあのへんかなあなんて思いながら読んでいた。 続編もあるようで、そちらも読みたい。
0投稿日: 2022.07.21
powered by ブクログ小学生の時、図書館で借りて何度も読んだ本。 大学生になった今読んでも面白いし、小学校高学年の時のあの感じがすごく懐かしい。
0投稿日: 2022.03.19
powered by ブクログほんとに小学生?と周りの小学生、自分の子供時代を思い出しても設定を忘れそうになるくらい「オトナコドモ」の主人公ユウスケ、というわけであまり感情移入できず。中学生設定ならまだ読めたかな。 そんな中、後半のキャンプの話はまさに小学生のキャンプが書かれてて一番楽しめた場面でした。 でも、ミカ×ミカ、今度読みます。
0投稿日: 2020.09.21
powered by ブクログ2020.4 小学生。この微妙な時期の話が好きで。この年頃の独特の世界。子どもでも大人でもない、白でも黒でもない、何かに足を踏み入れる直前、一歩手前の子どもたちの日常。この瑞々しさに大人の私が元気をもらう。昔子どもだった自分が反応するのかもなあ。
0投稿日: 2020.04.14
powered by ブクログ男の子のようなミカが、告白されたり生理が来ておっぱいが大きくなってだんだん男女の違いに気づきはじめて… そんな戸惑いやモヤモヤを、双子の弟の目から描く。 酸っぱい涙を食べる?オトトイという謎の生き物が不思議。ムニュムニュ。
0投稿日: 2017.09.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
伊藤たかみさんの【ぎぶそん】が好きなので作家さんの名前だけで買った本。 児童出版賞だから児童書だと思うんだけど大人が読んでも、懐かしい気持ちで読める本。 子供の頃には何も思わなかった事が大人になって児童書読んで、あ~あの時あんな気持ちだったなぁとか 素直な気持ち?で読めるんだよね。あの時読みたかったとか思う本って多いけど、その時読んでもきっと何も心に響かない物語が大人になってから響く物もあるよね。逆もあるけど・・
0投稿日: 2016.11.15
powered by ブクログ主人公ユウスケは双子の妹ミカがいる。 男勝りでやんちゃんで、いつも喧嘩してるミカ。 そんな二人は小学6年生。 大人になるには早いけど、子供のままではいられないお年頃。 体が成長してくることに耐えられないミカは さらに最近暴れ気味。 そんな二人に目まぐるしくいろいろ起きる。 両親の別居、 姉の家出、 ユウスケとミカを取り巻く淡い恋模様、 そしてオトトイと名付けた変なペット。 めまぐるしくいろいろ起きて、少しずつ子供から卒業していく。 甘酸っぱいお話でした。
0投稿日: 2016.06.24
powered by ブクログ前に読んだ時はもっとワクワク感があったような気がするが今回はなんとなく冷静。ア行から読み直そうなどという魂胆がよろしくないのか?ユウスケの語りで話は進むが、ミカの気持ちがよくわかる。ユウスケが文句を言いつつもミカを大事にしているところも。
0投稿日: 2016.01.10
powered by ブクログ男女の双子の話。 かなり前に読んだ作品ですが、大好きでした。 子供って、舐めちゃいけないですよね。 小さい体で大人でも考えない様なことを考えつくから。 引っ張り出して久々に読みたくなりました。
0投稿日: 2015.12.20
powered by ブクログ自分が女だということが嫌で、何かと事件を起こすミカ。ちょっと大人びたユウスケの視点から語られる二人の成長の物語。 特徴的なのは、謎の生物「オトトイ」。だんだん大きくなるオトトイと、家族やクラスメートとの関係の変化がシンクロして、クライマックスが近づいてくることを予感させます。 最後までオトトイの正体は分からないままで、私は少し不気味さも感じました。だって毛むくじゃらでキウイしか食べなくて、動いてないのにいつの間にか大きくなるんですよ!なにそれ怖い。・・・でもその謎があるから、物語に深みが出ているんだと思います。 大人になった今では、描かれる小学生の生活が逆に新鮮でした。
0投稿日: 2015.10.05
powered by ブクログ20150911 中1の時に友達のオススメで読んだ本です。学校の図書館で借りたのを覚えています。あの頃は文庫にはなってなかったのかな。当時は文芸書サイズでした。 懐かしい懐かしい!オトトイとか!いた!とニヤニヤしながら読んでいました。オトトイって結局なんだったんだろう。当時の私はなんだと思ってたんだろう。 ミカがオトコオンナと呼ばれていて、オンナになることを嫌がる気持ちに当時も共感していたことを思い出しながら読んでいました。すっごくわかる。その境目が一番苦しいよね、きっと。 中学編も過去に読んでいるので、こちらも文庫で読むぞー!小学生編の方がおもしろかった記憶があるけど、今読むとまた違うんだろうな。楽しみです。
0投稿日: 2015.09.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【本の内容】 活発で男まさりのミカ。 スカートなんてイヤ! おっぱいなんていらない! 思春期の入口にたつ不安定なミカを、双子のユウスケがそばで見まもる。 両親の別居、姉の家出、こっそり飼っていた「オトトイ」の死…。 流した涙の数だけ幸せな未来が待っている。 第49回小学館児童出版文化賞受賞作。 [ 目次 ] [ POP ] まばゆいばかりの瞬間瞬間をぎゅっと閉じ込めた、本当に宝物のような一冊だ。 子供の頃のことを思い出すとき、人は少なからず甘酸っぱさを混ぜ込んでしまうもの。 嫌なことや辛いこともあったはずだけど、不思議にいい思い出があふれてくる。 本書は、輝いていた「あの頃」を思い出すときの、甘酸っぱさと切なさをたっぷりと疑似体験できる傑作である。 一応、児童小説という形を取っている(単行本は理論社から発売)が、大人が読んでこそのお楽しみがたっぷり詰め込まれているからご安心を。 というより、優れた児童文学は、すべからく万人をとりこにする力を持っている。 ミカもユウスケもコウジも生活委員の安藤も、そして謎の生物体(?)オトトイも、登場するすべてのキャラクターがいとおしい。 今はやりの「純愛」には斜に構えてしまう僕も、子供たちの「小さな恋」にはものすごく弱いのだった。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
0投稿日: 2014.11.26
powered by ブクログ【うーん】 ちょっと残念なところをあげれば、少し表現が押し付けがましい点。それと関西弁。これはどうしてこんなに苦手なんだろうか。克服したい。だけど、あの人懐っこい感じとか、距離感ゼロ(実際はそうでないのは理解してるけど)なイメージが物語を理解するのを邪魔してる気がしてしまう。ただ馴染みが無いだけだと思うが。
0投稿日: 2014.09.30
powered by ブクログ小学6年生のユウスケとミカ。おとなしいユウスケとおてんばミカ。双子なのに正反対な2人。謎の生き物オトトイと変わっていく日常・・・。大好きな本の一つです。
0投稿日: 2014.09.01
powered by ブクログ小学生高学年でオトコオンナのミカと 双子の兄ユウスケ。 男の事して生まれたかったミカは暴れん坊で すぐ男の事ケンカしちゃいます。 んで、胸が膨らんでくるとか、 男の子がそれで手加減し始めるとかが余計嫌で、 密かに泣いてます。 オトトイの側で。 ユウスケは頭がすこぶる良いわけでも、 運動能力に秀でてるわけでもないけど、 妹の心配もしつつ、 いろいろ悩みがあり子供心を痛めたりしてます。 心の優しい子だよね。 こいつ。 で、ミカにオトトイを紹介されます・・・ ん、悲壮感は少ないけど ちょっとだけ複雑な家庭事情もありところどころ うるっときますね 。 オトトイって結局なんだったんだ? 気になって仕方ないぞ。 続編で出てくるの?? 植え込みの裏に隠れて通りを覗いてる感じとかは よくわかる。 ガキの頃同じようなことよくしてたし。 なんで、どことなく共感を覚えるよこの子たちには。 「火をきれいだって思った猿が 人間になったんじゃないかって僕は思ってる――」 こんな考えができるユウスケと友達になりたいw ミカ×ミカって続編があるので今度借ります。
0投稿日: 2014.08.07
powered by ブクログ男の子と女の子の違いがはっきり出てくる頃の思春期の子どもの心情が丁寧に書かれていてサクサク読めた。双子だからわかることとかもいっぱいあるんだろうな。なんか大人になっちゃえばなんでそんなことにこだわってたんだろうとか思ってしまうような些細なことが気になってたなーって読みながら懐かしくなった。
0投稿日: 2014.01.31
powered by ブクログみんなに「オトコオンナ」と言われ、 活発で女の子扱いをされると怒ってしまう ミカちゃんと優しい双子のユウスケ。 そんな二人が出逢うモグラによく似た、 でも何者ともつかない動物。 おととい出逢ったから名前は「オトトイ」。 二人だけの秘密の場所でひっそりと 子供の時間を共に過ごすオトトイ。 悲しい涙を流した後にはなぜか大きくなるオトトイと 吸い込まれるように不思議と消えている悲しみの感情。 毎日の中で起きるうれしいこと、楽しいこと、悲しいこと。 たくさんの感情を越え、自分でも知らずのうちに成長して 少し遠くなり、1つから2つへと分かれていく双子たち。 オトトイは、感情がこんがらがることから逃げた ミカちゃんの中で分離した悲しみのカタチで ぴったりと同じ世界に寄り添っていた ユウスケだけには共有できた世界なのかな。 子供の心理描写も感覚も絶妙なバランスで書かれていて、 懐かしさやあの頃のとまどいが読むごとに次々と蘇っては、 一緒にわくわくしたり、悲しんだり。 あの頃のあの気持ちはそういうことだったのかと気づいたり。 過去の自分に教えられ、明日を迎える喜びで 心がわくわくしてくる。私も元気に「おーい!」と 未来の自分にエールを送り続けたい。
6投稿日: 2013.12.13
powered by ブクログ「ミカ!」伊藤たかみ◆自他ともに認める男勝りの小6・ミカと、お年頃になりつつある彼女に戸惑いながらも一生懸命に接する双子のユウスケ。子供らしいミカとしっかり者のユウスケのコンビは最強。児童文学ですが、成長してから読む方が理解できるかも。成長痛のようなドキドキむずむずする感じ!
0投稿日: 2013.10.06
powered by ブクログ小学校6年生で双子のミカとユウスケの物語。ケンカも強くて活発なミカと、大人しいユウスケ。物語はユウスケの一人称で語り進められてゆく。家には父親とお姉ちゃん。離婚寸前の両親といった設定。伊藤たかみは、先に芥川賞受賞作の『八月の路上に捨てる』を読んでいたので、なんだかイメージが違う。この設定は、まるで長嶋有の小説だ(解説は偶然にも?長嶋有)。ユウスケを通して描かれるミカは、とっても魅力的だ。「オトコオンナ」から、少女になってゆくミカの戸惑いの表現もうまい。これは、なかなか得難くフレッシュなジュブナイル小説だ。
0投稿日: 2013.09.26
powered by ブクログ「児童書」なのに、何でこんなにドキドキするんだろう。「オトコオンナ」のミカと、双子のユウスケ。私も幼いときは、オトコになりたかった口なんで、気持ちが分かる。ユウスケみたいな理解者がいれば、もっと素直な青春を送れたかもなぁ、なんてね。
0投稿日: 2013.08.22
powered by ブクログ思春期の入口に立った子供たちの微妙な気持ちがとてもキュートに描かれています。本作品には心が暖かになる癒しがあるようです。児童文学なのですが、大人が読んでも、ちょっと疲れたときには、元気を取り戻すにはよいでしょう。ああ、癒されちゃう!
1投稿日: 2012.10.26
powered by ブクログ自分にも小6という時代があったはずなのに、覚えていないのはなぜなんだろう… ミカがどう成長していくのか楽しみ。
0投稿日: 2012.10.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「中学生のための読解力を伸ばす魔法の本棚」 中学生のうちにぜひ読んでおきたい205冊、ブックリスト。 物語・小説ー初・中級編ー 027
0投稿日: 2012.04.15
powered by ブクログ第49回小学館児童出版文化賞受賞作 伊藤たかみさんの長編小説初めて読みましたがなかなかおもしろかった。 オトコオンナなミカ、と、二卵性双生児のユウスケ。涙をかけられるとむにゅむにゅ成長する謎の生き物オトトイ おっぱいなんていらない男勝りなミカとユウスケの成長物語
0投稿日: 2011.11.04
powered by ブクログ父親(母親とは別居中)と高校生の姉と暮らすミカとユウスケは小六の双子。オトコオンナと呼ばれたりもする元気で暴れ者のミカを優しく理解しながらもちょっとビビったり困ったりもしている、正直者のユウスケが語り手。両親のことや友達のこと、エサを上げてこっそり様子を見ている謎の生き物オトトイのことなど。ミカは自我100%みたいな子供らしい子で、ユウスケは周りのことにも気を配れるけど配り過ぎない素直な子で、読んでいて気持ちが良い。小学生時代なんて四半世紀以上前だけれどすこぶる共感しながら読了。大変面白かったです。続編『ミカミカ!』あり。
0投稿日: 2011.09.01
powered by ブクログミカと双子の、ユウスケの語りで進められる物語。 双子だけどユウスケはミカのことが好きなんだなと思わせる展開だったので、大人の私は「実は血のつながらない二人だった」とかいうのを期待してしまったが、そこは「児童出版文化賞受賞作」だけあって、そんなことはなく・・・。 この子たちの成長物語っていう感じかな。 でもそういうわりにはたいした事件はないように思うけど・・・。 続編の「ミカ、ミカ!」も読んでみたいとは思う。 ミカよりユウスケのその後が気になります。
0投稿日: 2011.07.26
powered by ブクログ女っぽいのがいやなミカちゃんと双子のユウスケくんのおはなし 小学生とか中学生のころっていちばん成長はやいというか 一番からだてきにいろいろかわってくるよね 酸っぱい涙をたべちゃうオトトイ 謎 ユウスケシスコン!でも守ってあげなきゃみたいなかんじのはかっこいいと思った 私が小学生の頃も男の子っぽい女の子いてそのこも今頃おっぱいでかくなって生理もきてんのかと思うと不思議
0投稿日: 2011.06.18
powered by ブクログ双子のユウスケとミカ。 オトコオンナと呼ばれる暴れん坊のミカを ユウスケはいつも見守っている。 女になるのがなんとなくムズムズする。 好きってどんななの?大人って? キュンって感じだ。 ここに出てくる涙も疑問もキュン!である。
0投稿日: 2011.01.26
powered by ブクログおとこおんなのミカと双子のユウスケ。 両親の離婚、姉の家出など思春期の二人が遭遇する日常。謎の生物、おとといとの別れ。子供の頃が懐かしくなり、甘酸っぱい気持ちに。
0投稿日: 2011.01.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
あっという間に読み終えた~ 児童文学だけど大人も楽しめる! 小学生だって大人に負けないくらいたくさん考えてる。 むしろ大人より感情的なことに思いを巡らしているんじゃないかな。 好きな作品がまた一つ増えました。
0投稿日: 2010.11.25
powered by ブクログオトコオンナのミカ。 思春期の入口に立つ不安定なミカを、双子のユウスケがそばで見守るおはなし。 不思議な生き物「オトトイ」(キウイしか食べない)が謎ー。
0投稿日: 2010.10.14
powered by ブクログ小学生ってこんな感じかあ、としみじみ。 オトコオンナっていましたね。その子たちも可愛かったけれど、ミカは自分が泣くとか、認めてる分だけ大人だなあと思います。 双子の兄、ユウスケくんがクールでいいです。
0投稿日: 2010.08.07
powered by ブクログ以前読んだ児童書の巻末に紹介が載っていて、タイトルだけ覚えていた作品。 ユウスケの視点を通じて語られる、双子のきょうだい「ユウスケ」と「ミカ」の成長を描く物語。 児童文学だけあって文章も平易で短い作品なのですいすい読める。 こういう作品を読むと郷愁を覚えるのは、そういう年齢になったってことなんだろうな。当時は当時で辛いことがあったのは覚えているし、決して戻りたいとは思わないけど、こういう作品に触れると、過去を思い出して胸があたたかくなる。 続編があるみたいなのでそれも是非読んでみたい。
0投稿日: 2010.07.13
powered by ブクログオトコオンナのミカ、その双子であるユウスケ。 ユウスケ視点で描かれてます。 そんなにオトコオンナでもなかったです、ミカ。ちゃんと女の子でした(笑) 焼き肉を食べに行く双子と父親のシーン。 父の言葉になんだかじーんとしてしまったので、引用。
0投稿日: 2010.06.10
powered by ブクログ中1くらいのときに読んだ本です。この本で本格的に小説にハマりました。章の綴り方も、ストーリーもすべて面白かったので、すごく衝撃的でした。関西弁は慣れない人には、気持ち悪く感じるかもしれないけど、私にはむしろ心地よかったです。こういう青春小説書ける人ってすごいな。普通に尊敬します。続編もあるので、そちらもお勧め。
0投稿日: 2010.02.10
powered by ブクログ何年か前に一気読みした本。 詳しい内容は忘れたけど、未だにイメージ、雰囲気は残っている。 いきいき!すごくおもしろかった。ミカ×ミカ!もすぐ読んだ。
0投稿日: 2009.12.11
powered by ブクログ女になりたくないのに云々〜っていうミカの気持ち、私自身もかつて抱いたことがあるだけに親しみが。だから、男の子に好きって言われるのが嫌だって気持ちにも妙に共感できる。しょうもないことで悩んで、悶々とするのは、ヤングアダルトらしくていいじゃないか。子どもの頃、死にそうなくらい悩んだのって、何だったんだろうと大人になると思えるから不思議。文庫解説に釣られて購入。
0投稿日: 2009.03.02
powered by ブクログブックマート八条店で100円で購入(だったけな?)。タイトル買い。枚方の男女の双子の小学校6年生の日常と、少しばかりのファンタジー。ミカはきっとすごくかわいいんだろう。そんな魅力的な女の子が双子の妹(姉?)だなんて状況は、かなり萌え死ねる!
0投稿日: 2009.01.29
powered by ブクログ久しぶりに児童小説を読みたくて選びました。 この双子の関係がいいですね。 そしてオトトイの存在がめっちゃくちゃいいですね。 やっぱりね、児童小説を今ぐらいの歳のときに読むといいですね。 こころが洗われます。 この続きもあるので楽しみです。 (2008.07.05)
0投稿日: 2008.07.05
powered by ブクログ子供の時に読めばよかったと思いましたがはたちになってもおもしろいものはおもしろい きゅんきゅんします
0投稿日: 2008.06.15
powered by ブクログ080604(c 080712) 091110(a 091119) 091221(a 100107)
0投稿日: 2008.06.04
powered by ブクログ【活発で男まさりのミカ。スカートなんてイヤ!おっぱいなんていらない!思春期の入口にたつ不安定なミカを、双子のユウスケがそばで見まもる。両親の別居、姉の家出、こっそり飼っていた「オトトイ」の死…。流した涙の数だけ幸せな未来が待っている】 伊藤たかみさんの作品は2冊目。 1冊目に読んだ本があっさりしすぎていたので その後は読まないようになってしまったのですが・・ 今回は予想以上に良かったです。 ミカのやりきれない切ない思いもよく分かったし、 ヨウスケの優しさにもじーんときました。 2人の成長振りを温かい気持ちで見守ることができました。
0投稿日: 2008.02.27
powered by ブクログ男勝りなミカ、おとなしめのユウスケの双子の物語。 ある日ミカが見つけてきた変な生き物。 家族、友情いろんなものあり。
0投稿日: 2008.02.21
powered by ブクログおもしろい、こういうのよむとこどものほんとうを考えてしまうけどこどももよむってことはこどものほんとうにちかかったりするのか だからこどものはなしはむずかしい なんといってもあとがきの長嶋有がすばらしい けっきょくそれかとかいうな すきやねん!ミカのおとうとかあにかしらんけどほんとおとな じぶんのなかのこれは自分の都合・ひとのつごうってのをこどもなのにすごいわけられてる おとこのこってこんなんなんなんかなー ミカはおもしろい かたまりでおんなである じょしのかたまりとしてのミカ でてくるほかのこよりおんなのこのピュアなぶぶんでのふれられないどうしようもないかんがある でもさいごにおとこのこがじぶんのつごうに引き込む瞬間がよい ぼくとミカはきょうだいで、おとうさんとおかあさんはわかれそうでおねえちゃんはだれかとつきあっていてミカはおとこおんなでおんなっていうとおこる ベランダのしたのいきものをふたりでみにいってすいとる というはなし いまおもうとすいとるのどうでもよさと、あんまりくわしくふみいれられてない(話の中で)かんじが学生のリアルだなーとおもってしまった ジャックというなの友人、かけいくん
0投稿日: 2008.02.12
powered by ブクログオトコオンナのミカ! 家族思いのユウスケ! そんな双子の小学生の青春を描く、大人向け児童文学。 悲しさを食うオトトイ。 両親の離婚。 キャンプファイヤー。 読めば、子供心が思い出せる。 そんな小説です。
0投稿日: 2008.01.20
powered by ブクログ12歳の双子の兄妹、ユウスケとミカが大人になっていく過程が、純粋な「オトナコドモ」の目線で描かれてます。いたって普通の話だけど、忘れてしまったものを思い出させてくれる感じ。キャンプファイヤーの炎を見つめるユウスケの気持ちや、ミカやクラスメイトたちとの雰囲気や距離を表現するくだりは秀逸。ちなみに舞台が馴染みのある京都の葛葉・八幡でした。関西弁万歳!
0投稿日: 2008.01.19
powered by ブクログ男の子と女の子のふたごの物語。小学六年生を巧く描けてると思いました。最後まで一気に楽しんで読めました。
0投稿日: 2008.01.13
powered by ブクログ双子なのに似ても似付かないミカとユウスケ。小学6年生の、ちょっぴり大人になり始めた子ども達のストーリー。涙を食べて大きくなる「オトトイ」とは一体何?!
0投稿日: 2007.10.25
powered by ブクログ双子のミカとユウスケ。小学校6年生の二人を中心に、友だちや家族との微妙な関係を描いている。小学生というか思春期の入り口の少年少女を描いた作品といえるのだろうが、変にきばってなくてすんなり読めた。 しかし、オトトイどうなったのかなぁ?カバーの裏に書いてあることにはちょっと疑問??
0投稿日: 2007.10.11
powered by ブクログ小学6年生の双子。男勝りな女の子ミカ(ミカコ)とユウスケの二人を中心にした物語。心と体が大きく成長していく小学6年生。誰かを好きになったり、ささいなことでけんかして涙を流したり・・・次の日には、今までの自分と違った人間になっているかもしれない〜そんな変化を、上手にまとめている作品でした。(2007.8.28)
0投稿日: 2007.09.02
powered by ブクログ自分にもこんな頃があったな、とそんな懐かしい気分になる一冊。子どもだからこそストレートな感情表現をするけれど、心の中ではすっごくいろんなことを考えている。そんなことを思い出させてくれます。
0投稿日: 2007.08.22
powered by ブクログ子供でいたい。大人になんてなりたくない こっそり流す涙のむこうには幸せな明日がある。双子のミカとユウスケの瑞々しい小学校ライフ。第49回小学館児童出版文化賞受賞作
0投稿日: 2007.05.06
powered by ブクログタイトルに惹かれて。笑)児童書だけあって読みやす〜☆☆☆結局おとといって何なの?笑 私にはやっぱり児童書は向いてません!でもミカ×ミカも読みたい♪
0投稿日: 2007.04.28
powered by ブクログ小学校六年生の双子、女の子のミカと男の子のユウスケの成長物語。児童文学のようですね。児童文学をなぜかここ最近よく読むようになったなぁ。 離婚調停中の両親、高校生になってから何か変わってしまった姉、オトコオンナのミカという家族を大切に思い、優しく現実を受け止めて、少しずつ大人になっていくユウスケの視点は、読んでいてとても心地よかったです。読み出してすぐに引き込まれて、読み終わるまで離しません。 物語に無理なく馴染んでいる、ほんの少しの不思議が、また素敵でした。優しく撫でてやった流した涙が明日の自分になるなんて、素敵としか言えないじゃないですか。
0投稿日: 2007.04.22
powered by ブクログ「オンナオトコ」ていうけど、よっぽどオンナの子らしい。 ユウスケくんがまた、ステキなことを考える子なんだな。
0投稿日: 2007.03.05
powered by ブクログ小学生は元気いっぱいでいいなぁ。こういう気持ちは、いつまでも持っていたいような、早く捨ててしまいたいような…
0投稿日: 2007.03.05
powered by ブクログ「児童文学」ということだが、大人が読んでもおもしろい。人の涙で大きくなる不思議な生き物オトトイ、私も出会ってみたかった。
0投稿日: 2007.02.26
powered by ブクログ小学校の頃ってこういうもんだった・・・ちゅーとか好きなのにすきじゃない態度とか。好きとキライでいえばみんな好きだとか・・・保健の授業とか女の子ばっかり理不尽な!なんだこの痛み!とかキレたり・・・けったりぶったりして怒られるのもこの頃。懐かしいなって。思わず笑えます。こんな事に一生懸命だった。
0投稿日: 2007.02.15
powered by ブクログおもしろかった。 読了後、夜中にも関わらず、次の「ミカ×ミカ」を買いに行きたいと思ったほど。 児童小説と呼べるような内容に 21の自分が引き込まれてしまったことに 正直恥ずかしさを感じるが、 素直に面白い。
0投稿日: 2007.02.14
powered by ブクログ主人公は小学生のミカ。変ないきものとの生活。 読み終えたときに心が暖かくなる本。たかみさんの本、好き★
0投稿日: 2007.02.05
powered by ブクログ1月18日〜1月24日 『おとといみつけたから、オトトイ。それでええわ』 謎の生き物に オトトイという名前をつけたミカ。 なんて潔い子なんだ! って思いました。 しかも 『アタシは、きのうより昔のことなんてすぐわすれてまうけど?』 って言うから笑っちゃった。 小学校のユウスケとミカ。 双子の兄弟の話。 はじめは なんで児童書じゃないんだろ? って思ったけど、 読んでるうちに これは 子どもだけじゃなくて 大人が読んでも楽しい! もしかしたら、 大人のほうが楽しめるかも?!
0投稿日: 2007.02.05
powered by ブクログみゆの日記に出てきてて興味そそられ読んでみた個人的初物・伊藤たかみ。でもなくて、たぶん前に一つ文芸誌で短編を読んだような気もする。でもてっきり女の人だと思ってたけど、男の人で、しかも角田さんの亭主だっていうじゃないですか。。。さて、あのー、これ読んでてですね、ふと思い出したのは人生で初めてのデートってやつです。小4くらいだったかな。全然好きでもなかったAちゃんに好きだからデートしてと言われて(もう昔のことでどんな誘われ方したんだか忘れたな、正直)、面倒くさいなぁという気持ちからか、ちょっと照れくさい気持ちからか、いやいやながらで何でかダブルデートみたいな感じで4人でデートしたんですわ。どんなデートだったかも覚えてないけど、たぶん映画見たとかそんなもんだったと思う。その後、小5か小6でAちゃんは春日部かどこかに転校してしまって、それでも中1くらいまではぽつぽつ手紙が来たりしてました。そんなことをふと思い出しました。最後の方で引っ越しちゃうあたりで。(06/9/8)
0投稿日: 2006.11.12
powered by ブクログ森絵都の直木賞にも驚いたけど、伊藤たかみの芥川賞にはもっと驚いた。でも、以前から読みたかったので、書店で平積みになっている今こそチャンス、まずは「ミカ!」から。 巧い。本当に小学生が考えているような文章、よく出来ています。今は「ミカ×ミカ!」を読んでいるけど、こっちではしっかり中学生の文章になっている、すごい。 で、ちょっぴり大人びたユウスケの視点でミカが語られていくわけだけど、彼のバランス感が良い。結構大変なことが周りで起きているのに、彼のフィルターを通すとすごく普通に見えてくる。大人びているけど、決して背伸びなんかしないんだなあ、いいぞ、ユウスケ。 もちろん彼がいろんなことを考えてくれないと物語が進まないのではあるのだけど、実際、小6の頃ってこんなに沢山考えたっけ、なんて思ってしまう。でも、きっと考えていたに違いない、思い出せないだけで。だって、時間はたっぷりあったもんね、あの頃って。 ところで、オトトイって一体なにもの?
0投稿日: 2006.11.12
powered by ブクログ小学生の揺れる乙女心(笑)を見事に描いていると思います。女の子ってこうだよな〜と、思い出されるエピソードの数々。会話も大阪弁で、関西出身者には感慨も深いハズ。
0投稿日: 2006.10.08
powered by ブクログ伊藤たかみのミカ!を読みました。主人公のユウスケが双子の妹のミカといっしょに成長していくという物語でした。ユウスケとミカはいま小学6年生で、ミカはオトコオンナと呼ばれているくらいわんぱくな女の子なのに、ユウスケはゲーム好きのおとなしい男の子です。思春期の入り口で両親の離婚に遭遇してしまいながらも二人は明るく生活していくのでした。ミカが魅力的でユウスケとの掛け合いが面白く、オトトイと名づけられたきみの悪い生物もいい味を出しています。続編が出ているようなので、続けて読んでみたいと思います。
0投稿日: 2006.09.08
powered by ブクログ大阪弁えぇなぁー。そして双子えぇなぁー・・。オトコオンナのミカ、すきです。こんな子クラスに一人はいるよね。
0投稿日: 2006.08.31
powered by ブクログ男女の双子が主役のお話。子どもから大人になる時の不安がよく描かれています。関西が舞台なので、関西弁が心地よいです。なぜか謎の生物も登場。不思議なスパイス。でも、思春期って自分が変化していって、毎日がSFなのかもね。
0投稿日: 2006.08.30
powered by ブクログおもしろいです^^ 大人に何かなりたくない、小学生の双子、ミカとユウスケの日常のお話。装丁のカンガルーもまたかわいい。。
0投稿日: 2004.10.09
