
総合評価
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powered by ブクログいよいよ官軍が本格的に動き出したの巻、防戦しながら機会を狙う、将たるものがなすべきこと、なにを守るのか、仲間を守るために死する者、いろいろと示唆がある。先が楽しみ、、 *はじめてAudibleで聴いてみました、なかなかよかったです。
15投稿日: 2025.10.02
powered by ブクログ梁山泊の本隊の編成が、呼延灼、穆弘、董平、関勝の四隊編成となる。 官軍は十万以上の兵で梁山泊への進行を開始する。呉用は、流花寨の防衛に執心するが、実は官軍の狙いは、別の場所、双頭山にあった。梁山泊は大敗し、朱仝は壮絶な戦死を迎える。 官軍の造船所を襲撃し、成功するが、部下を守るため、孔明が戦死する。
0投稿日: 2024.10.18
powered by ブクログ13巻。官軍の攻撃で武将が倒れていく梁山泊。しかし彼らの体を張った闘いでまだまだ均衡は崩れない。さあ、終盤戦に。
0投稿日: 2024.03.02
powered by ブクログとうとう全巻購入してしまった。。。 もう止まらない水滸伝への熱い想い、、、 止まらない。やめられない。 今回は一番いいところを美容室で読んでしまって、、、頭の上を天使の輪のようなヒーターがクルクル回ってる中、流れる涙を隠し切れないわたしでした。笑!!!! 美容師さんに、そんなに本で泣きます!? ってビビられる。笑笑 これはね、ダメ。 13巻の良さを熱く説明するには、やっぱり一巻から読んでもらわないと。そしたら、きっとあなたも泣ける。と、語って帰ってきました。 水滸伝を手に持ったことない人に、どう伝えても伝え切れない。この本の溢れ出す熱い男たちの戦い。友情。もう、これはとにかく一巻を読み始めてもらうしかないのよ。 ただし、読まずに生を終えるとしたら。 この世で出会う素敵な本のホントその一部を逃したと思った方がいいよ。可哀想だ。ホント。 と、思うのはわたしだけでしょうか? ちなみに、あんまりにも熱く語るから一巻から読み始めて、止まらなくなる旦那がうちにおります。 笑笑 #水滸伝 #北方謙三 #死ぬまでに読まずしたらなんと可哀想なことか #人生で出会うべき本 #これは読んだ方がいいよ #全19巻に怯むな! #みんなわたしに続け! #彩っていう旗を掲げる #みんな水滸伝持ってるかー!? #読んだかー!? #読んでるかー!? #続けぇー!!!
0投稿日: 2024.02.17
powered by ブクログいよいよ官軍が本腰を入れて梁山泊に攻め入る第十三巻 しかも今回は青蓮寺の働きで有能な指揮官を揃えて来やがりました そして梁山泊は初の大惨敗を喫します また、セカンドジェネーレーションの担い手となりそうな子どもたちが次々と登場、好漢たちの導きにより成長していく過程も今後の楽しみ う〜ん、大河ロマン はい、一〇八星ぜんぜん違うじゃん!のコーナー! 今回は第十二位の好漢、天満星の美髯公(びぜんこう)朱仝です 渾名の美髯公は言わずと知れた三国志の英雄関羽の渾名でもありますよね 中国では神様になってるくらいの人の渾名ですから、当然ただおひげが立派というだけではこの渾名で呼んでもらえません 義に厚く、武勇に優れた人物ってことですね 『北方水滸伝』では親友とも言える雷横が戦死したときに切ってしまいます 美髯公というのは中国では特別な渾名ですからね 自らそれを否定するようなことをすることに相当な想いが表れています また、『水滸伝』屈指の人気キャラ黒旋風の李逵と仲が悪いというのはオリジナルと一緒なんですが、仲が悪くなった理由というのがオリジナルではなかなかに残酷なエピソードなんですよね オリジナルは好漢たちもけっこうというかかなり非道いことやります 『北方水滸伝』では双頭山という砦の総隊長を務めていますが、オリジナルでも雷横と一緒に梁山泊の門を守っていたので、そこから着想を得ているのかもしれません そして『北方水滸伝』ではめちゃくちゃカッコいい散り方をします もう楊志に次ぐかっこよさ 詳しくは是非読んでほしいけど、もう泣く 泣くしかない オリジナルではけっこう最後のほうまで生き残るんですが、この対比はもうあまり意味ないかもしれない だって、どんどん死ぬもん『北方水滸伝』
48投稿日: 2023.10.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
途中まではメモをとりながら読んでいたけど、双頭山の戦いになってからは無理だった。 以下感想。 やっと気付いた。武松は潘金蓮のことを想うたびに心が崩れそうになるのを志で支えているんだ。茫洋としているのは心の中で必死に自分を立て直そうとしているんだね 董万が賢すぎる、、、 智恵が働くとはこういうことよ、、、 こっわい、、、 彭玘が韓滔の話し方を真似した時からきっと仲間を守って死ぬと決めていたんだろうな。韓滔がそうだったように。呼延灼は連れてきた大好きな二人が立て続けに死んでしまって、でも自分の軍務が落ち着くまでは自分を奮い立たせていた。しかもお酒の力を借りないと泣けないの。なんて人間らしいの。どんなに大切な人が死んでも、その命は自分の責任下にあって、しかも絶対に取り戻すことはできない。そんな重圧の中で泣くのを堪えていて。抱きしめたくなる、そんな背中をしている呼延灼。 双頭山の戦い、今までとは比にならないくらいの壮絶さ。戦いとしては董万の勝ちではあるけれど。心意気は絶対双頭山の勝ちよ。 朱仝と李忠は二人とも部下を守った上で漢として散っていった。朱仝の最期が本当に格好良くて。林冲との会話。吹き消したように消える目の炎も。当たり前やけど私にできることなど何もなくて。久しぶりに声を上げて泣いてしまった。本当に格好良かった。雷横と、死んでもうたでも頑張った〜!ってお酒を飲んでいてほしい。 呉用への不信感?みんな少しずつ感じていて、そしてそれを伝えての人事異動(言い方)。しっかりした組織やなぁ。 あと李逵と宋太公。宋太公の心を暖めてあげた李逵の言葉が本当に純粋で泣いてしまった。誰だって、幸せに生きて欲しいよ。最期に二人と出会えたことが一番の親孝行になったよ宋江。 そして最後の最後に……孔明。やっぱり死ぬ時は死ぬ。仕方がない。分かっているけれど、運が悪くて死んでしまうのは辛い。戦って死ぬのを見るより、運が悪い方がこっちは辛い。だって違う未来があったかもしれないんだもの。とりあえず木はFIREした。それで良い。怖い顔やのに優しい孔明。ずっと大好きで忘れなかったよ。 泣きに泣いた13巻。ここからは怒涛だろう。心して。水を多めに飲んで。気を引き締める。 解説コーナー 単行本で読んだので今回はなし。次図書館行った時に解説だけ読む。
1投稿日: 2022.02.06
powered by ブクログ何度も負ける梁山泊だけど、なかかかしぶとい。中国みたいに領土が広いと、その広さを生かして全土を逃げ回る、みたいなのは、共産軍とか項羽とかあるけど、でんと構えて耐えているんだからスゴイと言うべき。 とまぁ、何しろ人も増えてきて色々と報告されるもんだから、どこが良いとか悪いとか難しいんだけど、ちょいちょい挿入される小話的なエピソードが割と好きさ。
0投稿日: 2022.01.31
powered by ブクログ2021.12.9 梁山泊も大きくなって内部でも色々出てきた。 そりゃそうだよなぁ。 ここからどうなっちゃうのだろう… 李逵がやっぱり最高だなぁ。癒し。
0投稿日: 2021.12.09
powered by ブクログ北方先生の思い入れが特に強いという李逵、登場する度いい味を出してくれる。今回もしっかり癒やされ、泣かされた。
4投稿日: 2021.09.27
powered by ブクログ4.4 秦明・呼延灼・関勝が秀でてるんだと思ってたけど、雷横も朱仝も実力はこんなに並外れていたんだな。 副官に置き続けた李忠に人間離れした背中を見せた朱仝。そしてその背中に感化されて、「それでこそ俺の副官だ」と言わせるまで奮闘した李忠。 想いがこもった詳細な戦闘シーンも合わせて、とても美しかった。 人によって死域の解釈が少しづつ違うんだけど、読者はその解釈全てを読んでるからまた理解が深まる。 孔明も彭玘も含め、どんどんデカい人物が死んでいく。それでもまだまだ闘争は中盤にさしかかったばかり……ふぅ。
0投稿日: 2021.01.20
powered by ブクログやはりこの巻でも、主要人物がどんどん戦死していく。もう「太陽に吠えろ」の殉職シーンを総集編で観ているよう。しかし朱仝の凄絶な死に様を、呉用へ「死んでからまだ数刻、生きて戦った」と林沖がしつこく主張するシーンは、なんとなく心ゆさぶられる。これこそ北方水滸伝。
0投稿日: 2018.10.15
powered by ブクログ★2009年41冊目読了『水滸伝13 白虎の章』北方謙三著 評価B 遂に禁軍(皇帝直轄軍)と地方軍の緊密な連携のもと、梁山泊の南の砦の流花寨へ趙安の官軍が攻め寄せ、梁山泊の本隊の呼延灼,関勝、穆弘らが応戦。しかし、それらは囮で、北から北京大名府からの董万の大軍が北の要、双頭山を襲って、大打撃を与えていた。青蓮寺の袁明、聞煥章、李富らの策略が成功、また若手の董万の将軍への登用が的中する。また、水軍での力比べも本格化し、水軍総大将の李俊、造船隊長の阮小二らが優れた船と水軍の武器を製作していた。そして、官軍の水軍の力を削ぐべく、彼らの汴口の造船所に先制攻撃を仕掛けた。梁山泊側は双頭山の総隊長、朱仝(しゅどう)、梁山泊本隊の副官 彭玘(ほうき)、流花寨の副官 孔明らを戦死させることとなる。官軍の登場人物に比べ、梁山泊側の人的損害がかなり激しくなってくる。 しかし、皆の国の行く末を思い、自らの志に殉じて気持ちよく死んでいく心根は、如何にも戦前の日本人に通じるものがある。これらは、東洋の発想なのか?
0投稿日: 2018.09.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
北方水滸伝全19卷を読了。水滸伝そのものを読むのが始めてなので、古典原作と比較しての改編の凄さは分からないものの、梁山泊と宋との対決という大枠のストーリーの中に、多種多様なタイプの人間をそれぞれ人間くさーく展開させていく筋立てが凄すぎて、むさぼるように読みつくすのでした。 夜中の2時にミルクあげた後に訪れる1人の平穏な時間を使って、ついつい読みふけってしまい、寝不足な日々を長々と続けてきましたが、これでようやく日常生活に戻れる!と思ったのに、あんな終わり方するんなんて、、、まんまと楊令伝を読みたがってる自分がいる。手を出すか出すまいか、迷うところだが、きっと近いうちに大人買いするんだろうな。
0投稿日: 2018.03.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再読。 出てくる枯淡の境地を飄々と行くおっさん達が格好良い。 散り様も死に立ち向かうでもなく受け入れるでなくそこにそれがあった、という感じで自然。そうありたいもんです。 戦の後の呼延灼を囲む飲み会シーンがいい。 ガンガン人が減っていくなぁ。中盤までは減っては増るを繰り返していたのにここに至ってはもう増えることはない、寂しさが残りの巻数が減るのと反して増えていく。 ささ、次巻へ。
0投稿日: 2018.03.12
powered by ブクログ●1回目 2007.9.16 双頭山攻防戦、勃発。 美髯公(!)朱仝の活躍。 ●2回目 2015.1.11 壮絶な双頭山攻防戦。 席次第12位美髯公朱仝の活躍 同じく第62位毛頭星孔明の決死隊の活躍。
0投稿日: 2017.10.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大刀・関勝が宣賛らを伴って梁山泊に加入。 趙安が流花寨に進軍する隙に、董万が密かに双頭山を強襲。命をかけて双頭山を守る朱仝の壮絶な最期。 この巻でもっとも印象深いのは、合戦後の会議で宗江が呉用を実戦の軍師から解任した場面。 流花寨死守という呉用の命令のために仲間を救えなかった隊長たちの憤りを汲み取った見事な判断。頭領自らが引導を渡すことでこれ以上の追及はしにくい、そして呉用の孤立も防げる。 実社会でもよく見かける現場と事務方の対立と重なる。まさにリーダーの真価が問われるところ。
0投稿日: 2017.02.07
powered by ブクログ二人の将校の死に不覚にも涙をした。 それだけ、入り込んでいた。 かなり、良い戦いをしたと思われる宋軍の将軍に対しても、”勝とうとしていない”として評価はいまいち。難しいものだし、世の中の物事の見方・評価の仕方として学ぶべきものが多くあった。何か、恐怖も感じた。
0投稿日: 2016.11.20
powered by ブクログとうとう双頭山が攻められる。しかも今までとは比べ物にならない程の勢力で、今までとは違う方法で。青蓮寺も手を変え、品を変え、あの手この手で梁山泊を攻める。 奇襲を受けてもぎりぎりの所で双頭山を守りきった朱仝も李忠も壮絶な死を遂げる。特に朱仝と林冲の最期のやりとりは感動した。漢を感じずにはいられなかった。 また、宋の造船所に火をかけ、兵を逃がす為、孔明も死を遂げるがあっさりと言った感じで朱仝程の印象はなかった。 宋が本腰を入れて梁山泊を攻め始めたので今後がどうなるか楽しみになってきた。 童貫はいつ動くのか…
0投稿日: 2016.05.21
powered by ブクログ宋も強くなってきましたね。 今回も惜しい人達が逝きました。 そんな中、李逵には癒されます。
0投稿日: 2016.02.10
powered by ブクログ水軍の戦いって三国志にしても信長にしてもあまりないせいか読んでて臨場感・迫力を感じないような…。 ひきかえ双頭山での戦いはまた読みながらハラハラ。 締めが一瞬で終わったのが戴けない。 林冲・史進が来て数行で終わった…。
0投稿日: 2016.01.11
powered by ブクログ本巻はまさに戦一色という感じ。 梁山泊と官軍の激しい死闘が始まります。 それに伴いやはり死というものが存在するわけで、 その辺りの描写も惹き込まれます。 19巻までもう少し!
0投稿日: 2015.04.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
あいかわらずおもしろい。梁山泊軍も、なかなかうまくいかなくなる。宗はやっぱり大国で、いかんせん人はいる。少数精鋭とはいえ、なかなか難しい戦況が続く。ワーカホリックな呉用さん。己のフィールド以外に顔を出して、周りからちょっと顰蹙を買ってしまう。専門は専門に任せましょう。 多数の死者が出てしまい、梁山泊側の人はどうなるんだろうと心配に。
0投稿日: 2015.03.21
powered by ブクログ原点の水滸伝と比べて、大幅な改訂が加えられているそうですが、原点を読んでいない俺にとってはどうでもええ事やな。 原点ら読んでなくても充分楽しめる!めちゃめちゃおもろい!! 原点では妖術とかの要素もあるらしいんやけど、北方版ではそれも省かれたあた。 俺は小説でそんな魔法とかファンタジー的な要素が入ったあるのは嫌いやし、ましてやこんな熱い話でそんな非現実的要素はいらん。 水滸伝のストーリを超端的にまとめると、梁山泊百八傑と言うように、108人の豪傑(女性含む)が織りなす一大叙事詩です。腐敗が進む宋において、『替天行道』の志のもとに集いし者達の熱い闘い。 最初108人の豪傑を全員書き分けれるんかよとか思いやったんですが、そんなんは杞憂でした。 108人全員が個性的でなおかつ熱い!! 『三国志』を読んだ時も思ったけど北方謙三という人は、豪傑とか漢とかを書かせると右に出るものはいないのではないだろうか。 また、全員死に様がかっこ良過ぎる。 漢とは死に様までカッコ良くなければならないと思いました。 豪傑達一人一人にすごい愛着が持てたので、そいつらが死ぬたびにものすごい落ち込んだ。
0投稿日: 2014.01.08
powered by ブクログ晁蓋亡き後、さらに苛烈をきわめる攻防。赤い札が徐々に増え、無敵のように思えた強烈キャラたちも、ポツリポツリとその姿を消していく。十三巻でも熱さは相変わらず。流石です。
0投稿日: 2013.11.21
powered by ブクログなんか敵方の人材がどんどん充実していってるなあ。はやく滅べばいいのに。 それにしても梁山泊過去最大のピンチ。この戦の攻防は目を背けたくなるけど目を離せない、怒涛の面白さがあった。 戦後の呉用の扱われ方、まるで僕自身を見ているようで痛い。。。
1投稿日: 2013.08.25
powered by ブクログ双頭山危ないところでした。梁山泊軍は底力を出し始めた宋に苦戦していますね。しかしまだまだ人材は厚い。水軍による戦にも目処がついたようですし、今後が楽しみです。
0投稿日: 2013.08.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まずは恒例の各章のサブタイトルとその星が表す豪傑の名前の列挙からです。 天剣の星: 立地太歳・阮小二 地祐の星: 賽仁貴・郭盛 地僻の星: 打虎将・李忠 地飛の星: 八臂哪吒・項充 地退の星: 翻江蜃・童猛 前巻の Review で KiKi は お互いの「譲れないもの」と「国家のありようはこうあるべき」というビジョンを賭けての全面戦争の空気を漂わせて13巻へ進みます。 と書いたわけだけど、とうとうこの巻に至って官軍 vs. 梁山泊の戦いはほぼ全面戦争の様相を呈してきました。 数で劣る梁山泊側にとってみれば「全軍挙げての戦い」はこれが初めてではないけれど、官軍側が多面的に動き始めた最初の戦いと言ってもいいかもしれません。 それでも相変わらず童貫元帥とその直属の精強メンバーはまだまだ様子見のままなんですけどね(苦笑) この物語の中での童貫元帥の描かれ方はどちらかというと偏屈親父で自分の戦の美学だけに拘り続ける扱いにくい人という印象が強いけれど、この巻ではそれだけではないことを匂わす描写がありました。 曰く、 そもそも帝と帝がおわす都を守ることがその存在目的である禁軍は当然のことながら遠征のための予算は限られている。 このままの表現ではなかったけれど、これ、結構重要なポイントだと思うんですよね。 「都を守る」≒ 「都の近くからは離れない」というほど短絡的なものではないと思うけれど、やっぱり金がなくちゃ戦はできないわけでして・・・・・。 まして地方軍を動かすための軍費は青蓮寺が運営する銀山から出てくるようになったからこそ戦ができている財政基盤状態の官軍です。 武力だけを頼みに後先考えずに戦に赴くわけにはいかないのは総大将であればある種当たり前の感覚だよなぁと思うわけです。 そういう意味では事ここに至って尚、自分の趣味の世界に大金を費やしてノホホンとしている帝はやっぱり暗愚としか言いようがないし、その周りでおこぼれ頂戴に躍起になっている政府高官の皆さんも情けない限りです。 さて、大方の「北方水滸ファン」の皆さんが萌えるのは戦のシーンと華々しい英雄たちの死のシーンなんだろうと思うけれど、根っこのところで「死を美化する」ことに抵抗を覚える KiKi にしてみるとそれはそれ・・・・・。 しかも、戦の描写も少しずつではあるもののワン・パターン化しているように感じられます。 まあ、戦の流れなんていうものはそうそうバラエティに富んでいるようなものではないのも又事実だと思うんですけどね。 そんな中、この巻で KiKi の印象に残ったのは、梁山泊・軍師を務めていた呉用と戦闘員、呼延灼、関勝、秦明を筆頭とする各隊長との間に生じた溝のお話と宋江のお父さんに孝行を尽くす武松・李逵の凸凹コンビのお話でした。 呉用と各隊長との間に生じた溝のお話は現代社会にもよくある構図で、いわゆる部長さんと現場スタッフの間に生じる意識・考え方の相違と限りなく似たものがあると思うんですよね。 現場スタッフの方っていうのは、あるタスクを遂行するプロフェッショナルで、そのタスクを取り巻く様々な周辺状況にはとても詳しい。 で、時に直属の上司の上のさらにその上の上司ぐらいのポジションの人からスタッフさんにとっては「現場のことが全くわかっていない」としか感じられないような命令が下ることがあります。 往々にして数で勝る現場スタッフさんたちの声は大きくなりがちで「あの人は現場のことがわかっていない。」と大合唱が発生したりもします。 もちろん中にはおバカな上司というのも確実に存在していて、どこをどうつついても現場スタッフさんたちの意見が正しいということもままあります。 でもね、逆にスタッフさん達はもっと大きな視野を持って全体を見渡していないことが多いのも又事実だったりします。 要するに一面だけ捉えれば、もしくは目先の問題の解決だけを考えたらスタッフさんたちの言うとおりだったとしても、問題の根本解決を目指すとしたら異なるアプローチを模索しなければならないことがあったりすることもあるんですよね。 でも、それを「いいから言われた通りにやれ」と鶴の一声方式の命令で押し通すとろくな結果を導かない・・・・・。 だからと言ってそれをみんなが納得できるまで説得していたら時間が足りない・・・・・。 結局、その解決策は最低限でも現場のリーダー的な存在(この水滸伝で言えば呼延灼、関勝、秦明といった隊長クラスの人たち)から「この人の言うことだから・・・・・・」と信頼を得る以外に道はなかったりするわけです。 でもそのためには日頃からそういうリーダー的な存在の人たちとどれだけコミュニケーションを図っているかに全てがかかっていて、呉用さんみたいに忙し過ぎて何でも自分がやらないと気が済まないタイプだと難しい・・・・・(苦笑) ある意味では宋江さんみたいにどこか暇そうにしていて鷹揚なところがないとねぇ。 結局、この段階での呉用さんは水滸百八星の第3位という高位にありながら、やっていることはプレイング・マネージャー(それもメチャクチャ優秀な)の域を出ていないことに問題の根本があると思うんですよね。 そういう意味ではこの問題が発生した時に呉用さんを軍師から外す決断をし、皆の居並ぶ前でそれを言明した宋江さんは素晴らしかったと思います。 ようやく彼が梁山泊のトップである意味がここで理解できた・・・・そんな気がするんですよね~。 さて、もう一つのお気に入りのプロットが武松・李逵の凸凹コンビ vs. 宋大公(宋江のお父さん)の触れ合いのシーンです。 青蓮寺の魔手から宋江さんのお父さんを守るために派遣されたこの凸凹コンビが覚悟を定めて頑なになっている老人の心をほぐしていくシーンは戦・戦のシーンが続くこの巻の中で極めて温かみに溢れ、ほっとさせてくれるものだったと思います。 特に李逵の純粋さには誰も勝てないなぁと思わせるあたり、素晴らしいと思いました。 原典の李逵は単なる暴れん坊だったのにねぇ・・・・・(苦笑) さて、まだまだ立ち上がらない童貫元帥がこの先、何をきっかけに、そしてどんなタイミングで立ち上がるのかを楽しみに14巻へ進みます。
0投稿日: 2013.08.16
powered by ブクログ前半の梁山泊と青蓮寺(宋)の本気の戦いがかなり読みごたえがあります。梁山泊が力を削られながらもじわじわと盛り返して大きくなろうとしている一方、青蓮寺のメンバーも頼もしい人員を増やし頭を使いに使って梁山泊を潰しにきている、双頭山攻めはそんな戦でした。戦があれば、また死んでいく人がいる。朱仝が、双頭山を守るため、梁山泊を守るために死んでいながらも戦いぬき、最後林沖に先に死ぬことを詫びて息絶える場面に涙があふれました。同時にかっこよすぎて震えました。 宋江パパを守りに行き、宋江パパとひとときを過ごす武松とりきの三人の話もじーんとするいい話でした。りきは本当に純粋で正しいから、りきに泣かれてしまったら、誰であろうとりきを拒絶なんかできないよなーとしみじみ。
2投稿日: 2013.08.13
powered by ブクログ見せ場は毎回ながら多くあったけれど、一番好きだったのは李逵が熱を出した宋大江を看病しようとするシーン。 李逵は正しい。正しさを武器にするのではなく、当たり前を当たり前だと感情の全てで訴える。 時にその残酷ささえが自然そのものに見えるし、李逵にとっては当たり前以外の何でもないんだと思う。 梁山泊の中でいい意味で浮いている。 これから激しくなる戦いで、梁山泊や宋の行く末はどうなっていくのか。
0投稿日: 2013.03.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
双頭山の攻防(主に守り)がハラハラさせ過ぎる。 最初の奇襲で既に人数的な絶望感。 更に敵の指揮官は堅実で 無駄な損害を出さない戦法を取ってくる。 どう考えても八方塞がり。 関勝が加入したばかりだから 魅せ場が多いかと思いきや まさかの敵の引き立て役に。 流花寨、双頭山、北京大名府を 跨いだ複数地域での攻防だけでなく、 水軍の調練・整備、宋江の父の最期の見届けといった 様々なイベントも同時期に発生する。 梁山泊もここまで大規模になったか、という感じ。 シミュレーションゲーム的な臨場感。 ただ、これからは所謂108星のメンバーの 加入よりも死亡の数が多くなっていくのかと思うと 悲しくなる。 韓滔→彭玘、孔明→童猛といった、仕草や性格の継承が 今後多くなっていく気がする。
0投稿日: 2013.02.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今回は禁軍と梁山泊軍の初の大きな対決が中心でした。禁軍の底力により双頭山が壊滅状態になりましたが、落とされるまではいかなかったというギリギリのところで梁山泊軍が持ちこたえたというところですね! また水軍の対決がクローズアップされた巻でもありました。 これからいよいよクライマックスに向かってくるところなので、早く続きが読みたいです。
0投稿日: 2012.12.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「似ている。私に何か欠けているように、おまえにも何か欠けている。それでいながら、常に生きているという実感を求めてしまう。 おまえを好きになれないのは、そういうものがみえてくるからかもしれん」 童貫の台詞が何故か心に残った。
0投稿日: 2012.10.01
powered by ブクログここ数巻、どうも淡々としてる気がして。 読む時間は少なくて済むけど、 北方水滸伝の人物描写の面白さが減ってる気がします。 次に期待。
0投稿日: 2012.09.17
powered by ブクログ次々に親しんだメンバーが死んでいく・・・ まあ、かっこいい死に方なんだけど、悲しい 孔明、かっこ良すぎるぜ 官軍がだんだん本気になってきて、これから益々厳しい戦いになってく
0投稿日: 2012.05.19
powered by ブクログ思わず泣いてしまった。 だいぶ前からだけども 登場人物に愛着がわきすぎて 死んじゃうとつらい・・・。
0投稿日: 2012.04.18
powered by ブクログ梁山泊の全体図が載っている。ワクワクすることうけあい。朱仝が雄々しく死んだのも、宋大公が静かに亡くなったのも、孔明がわずかな部下を逃がすために死んだのも丁寧に描かれていて受け止めながら読み進められた。と、思っていたら解説の西上心太に阮小五は死なせるつもりじゃないのに死んだって明かされて衝撃だったよ。呉用さんへの風当たりが厳しいのでわたしとしては残念。星3つ。
0投稿日: 2012.03.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
基本的に李希が活躍する巻は★5(笑) 朱仝が死ぬ。双頭山の二人がこれで死んだけれど、二人とも似合う格好良い死に方だった。 呉用の流花塞への執着もあり、現場との齟齬が出る。呉用が責められるのは心が痛む。まぁ実際にいたら自分が好きになれるかは別だけど。 宋大がと李希や武松と話しているところはいいね。李希は本当にいい。
0投稿日: 2011.08.27
powered by ブクログ官の大軍が梁山泊への進攻を開始。呉用は流花寨の防衛を重視するが、敵の狙いは別のところにあった… いよいよ局所戦から全体戦へ。禁軍の童貫こそまだ出馬しないものの、官軍が梁山泊に向けて緻密な戦略を練り大攻勢をかけてきた。 ほとんどが戦場シーン、戦死者が続出するこの巻で、ほっこりと挟まっている宋太公と李逵のエピソードが泣ける。
0投稿日: 2011.07.27
powered by ブクログ水滸伝を読み始めて4か月近く経過しているが、私の場合他の多くの書と同時並行して読み進めていることと、ここ最近は水滸伝原典や北方氏による回顧録を2冊読むなど道草をしていたため、登場人物の現状の各配置が頭の中でごちゃごちゃになっていた。梁山泊本隊、二竜山、双頭山、流花塞…。それらの各総隊長は分かるが、副官、軍師、隊長が入り乱れ、尚且つ初登場時にセットだった者同士はほとんどバラ売りされているので(例えば、少華山の賊徒だった朱武・陳達・楊春はそれぞれ流花塞の軍師、梁山泊の遊撃隊、二竜山の将校と配置も役職もバラバラ)私の頭が追いついていかない。 更に人事異動があったり、途中で死亡したり…。 また、李がつくキャラクターだけで何人いるのだろうと思う。 李忠(双頭山の副官) 李立(流花塞の兵站担当) 李応(梁山泊の重装備隊長) 李俊(水軍総隊長) 李逵(板斧の遣い手) 李袞(呼延灼戦で死亡) 李富(青蓮寺の叛乱担当)…。 さすがにメジャーキャラの李逵や李富を間違えることはないが、他は怪しい。さきに読んだ北方氏の回顧録によれば、北方氏さえも混乱することがあるという。 梁山泊軍だけで108人以上のキャラクターが存在するという舞台設定から仕方のないことなのだろう。何とか、各キャラクターに日本の俳優・タレントを当てはめてイメージを試みている今日この頃である。 さて、本巻ではいよいよ官軍も本腰を入れてきたようで、趙安と董万の2将に、梁山泊殲滅を命じる。結果、双頭山がほぼ陥落し体勢立て直しを強いられるのだった。 その結果、幹部の人事異動が行われるのだが、何と梁山泊本隊の軍師:呉用が軍師を外れた。呉用はどちらかと言えば武官ではなく文官タイプなので、官軍との闘いが熾烈さを極める今後の梁山泊のためにも、良い配置換えだったのではないかと思う。 決断したのは頭領の宋江。「軍師として適任ではない」とかなり手厳しい指摘をしたのだが、これには裏があったようだ。元々呉用は現場の人間からは嫌われる存在なのだが、宋江がはっきりと厳しく言うことで、他の者がそれ以上責めることを出来なくしたのだ。 これはビジネスにおいても、出来る上司によく見られるパターンである。例えば現場の人間が仕事に失敗し組織に迷惑をかけた場合、多くの者がそれを責めようとする前に、トップの人間がガツンと叱ることで他の者が責めることを出来なくする…。言わば、上手な叱り方というものである。この宋江の描き方に、改めて北方氏の人間描写の巧さを感じた。 前述のように登場人物の多さに頭が混乱しているが、自分なりにイメージを持ちながらあと6巻読み切ろうと思う。まだまだ長いが…(笑)。
0投稿日: 2011.03.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
梁山泊軍は官軍に双頭山をほぼ壊滅に近い状態にされてしまう。 武松と李逵に守られながら、宗大公は安らかに畑で死ぬ。 北方謙三は、この水滸伝で「死」というものをテーマにして生きることを書いているのだなと感じた。
0投稿日: 2011.02.20
powered by ブクログ白虎の章は何人も漢たちが命を落とす。なかでも朱どうの死は壮絶だ。楊志や晁蓋の死に匹敵するほどの重要さだ。双頭山への官軍の試みを見出せなかった呉用と武官達の対立がこの後どの様になるのか気になるところだ。最後の孔明の死も重くのしかかる。これからラストスパートへ物語は向かうことだろう。
0投稿日: 2011.01.19
powered by ブクログ官軍の本格的な進行が始まる。強いね、ほんと。今までほとんど無敵に近かった梁山泊のトップクラスのメンバーも、負けないまでも勝つことができない。特に、双頭山攻撃については、まさに「敵も然る者」である。結局、命を投げ出すことで滅亡を防ぐ盾になるしかない。苦しい。 そういう中で、戦いの後の会議の話が印象に残った。現場にいる者と中央にいる者の対立もさることながら、それを納めていくリーダーのあり方が美しいと思った。 後半、敵の造船所を破壊する作戦。確かにわかるのだけど、もうあんまり死ぬなよ、と思わず声をかけたくなる。 2008/9/30
0投稿日: 2010.09.10
powered by ブクログ李逵がいい味出してた。 宋江のお父さん、宋太公のところにいるときのお話。 「どうして、おれたちを嫌うんだよ。憎むんだよ。おれはたまらねえよ。宋江様の親父なら、おれたちの親父と同じだ。親父が、なんで俺を嫌うんだよ」 「嫌ってるわけではない、riki。誰の手も借りぬ、と私は決めたのだ。それだけのことなのだ」 「俺がいるのに、なんで使ってくれねえ。俺が作った料理がまずいなら、なんでそう言ってくれねえ。おれは、どうすりゃいいんだよ。親父に嫌われて、宋江様に合わせる顔がねえよ」 大粒の涙をぽとぽとと落としながら、rikiが言い続ける。 「家を寒くしろ。明かりも消せ。なんだよそれは。元気な時ならいいが、親父は病なんだ。暖かくしても、寒くてふるえてるじゃねえか。熱があるんだよ。それを俺にほっとけって言うのかい。死んじまうかもしれねえのを、黙って見てろと言うのかい。」 「私はな、riki」 「人間だろう。ものじゃねえだろう。暑いし寒いし、腹も減るだろう。人間だから、病にもなりゃ、歳もとるんじゃねえか。人間じゃねえなんて言い草は、認められねえ。人間は、ここというときはきちんとしなけりゃなんねえ。それはいつも、宋江様に言われてることだ。それを、親父の方が守らねえのかとよ。」 「私は、許されるべきではない。こうして生きているのが、許されるべきではないのだ。」 「そんな人間が、どこにいるんだよ。おれがそばにいるのに、なんでそんなことを言って苛めるんだよ。おれは、もう見ちゃいられねえよ。自分の眼を、潰してやるよ。」 「そんなことはしてはならん、riki」 rikiが本当にやりかねないと宋太公も思ったようだった。 「それに、私はお前を苛めていない」 「俺が作った料理を、食ってくれねえ。暖かくした部屋を、寒くしろという。おれは、親父が子をいじめるなんてことが、あっていいと思わねえよ。」 「泣きじゃくりながら、rikiは太い腕で涙をぬぐった。 「困ったのう」 「困ってください、宋太公。rikiは間違ったことを言っているわけではありません。rikiが言うことは、自分が恥ずかしくなるほど、いつもほんとうのことなのです。」 「しかしのう、武松」 「rikiは宋太公を父親だと思っています。なにかしたがるのを、おれが止めていたのです。それがもう止められないほどに溢れてきたということです。おれには、もう止めようがありません。rikiが間違っていると、宋太公は思われますか?」 「間違ってなどいるものか。この男は、いつもまことを語る。私に間違ったことを言ったことなど、一度もない」 「rikiは正しい人間です。ものを知らないだけなのです」 「ものを知らないことが、なんだ。そんなことで、人の価値が決まるものか。私が知る中で、最も立派な人間だ。」 rikiはまだ泣き続けている。 「泣くな、riki。宋太公は、おまえの料理を食ってみたい、と言われている」 「ほんとうか、兄貴?」 「武松」 「言ったことは、やります。眼を潰すと言えば、潰します。宋太公はいま、rikiの正直さとむかい合っておられるのです」 「うむ」 「rikiに、なにか言ってやってください。死ねと言えば、死にます。うっとうしければ、死ねと言われればいいのです」 宋太公の眼にあった、困惑の光が消えた。 「riki」 「なんだよ?」 「私は、腹が減った」 「ほんとか?」 「おまえの料理を食いたいのだが、頼んでもいいか?」 「当たり前だ。さっきのは、匂いが気に入らなかったのか?」 「いや、熱のせいだろう。腹がほしがっていなかった。」 「わかった。いま温めなおす。知るだけだぞ。野菜と獣肉の汁だ」 rikiが、炭火に鍋をかけた。 いい匂いがたちのぼってくる。 「熱が下がったら、もっとうまいものを食わせてやる。畠の野菜が育ったら、それもおれが料理してやる。自分で作った野菜は、まず自分で食ってみるもんさ、親父」 **************************************************************************** なごんだ。 涙があふれてとまらんかったこのフレーズ rikiの優しさが溢れている。 3本の指に入る、大好きなキャラクターだ。 あとの二人は林沖と燕青だな!
0投稿日: 2010.06.10
powered by ブクログ梁山泊の水軍は今後どうなるのかを感じさせる巻。 宋軍の禁軍をも動員した今回の闘い、双頭山の攻略に不意を突いてきた。呉用の軍師としての能力も限界か?、新たに軍師としての宣賛の活躍が今後見られるのか。 この巻でも梁山泊の戦死者は多く、旧官軍の将軍たちの活躍も目覚ましいが、数には圧倒されざる負えず、更に苦しい闘いを強いられる。
0投稿日: 2010.05.09
powered by ブクログ~13巻。面白いなぁ! 漫画を読むように読めます。 登場人物多すぎて、死んだ人から忘れていきます。 女の子のポジションがあまりにもぞんざいで、フェミニストが見たら怒りそう。 魯達と林沖かわいい。
0投稿日: 2010.04.19
powered by ブクログ重要な人たちが次々に死んでゆく、それもいずれも見事な死に様。(というより生き様か)残された者が、自分もそれに見合う生き方が出来るかと問われ続ける重さが物語を深めている。 見事な戦場のシーンも印象深いけど、しみじみと酒を傍らに涙を流す呼延杓の姿がせつない。
0投稿日: 2010.03.07
powered by ブクログ【さらば】 官軍が梁山泊を大軍を持ってせめる。果たしてその意図は。。 地図を頭に入れておかないとなかなかイメージがつかめないかも 朱仝の戦がかなりあつい。ぐっときた。
0投稿日: 2010.02.20
powered by ブクログ李忠が死んだ。不器用な漢だった。朱仝の副官に相応しい漢だった。 そしてその朱仝も…… 目頭が熱くなる巻だった。
0投稿日: 2010.01.17
powered by ブクログ藩金蓮も、土に還った。そしていつか、自分も土に還る。人間が何代も、何十代も、何百代も続き、自分が土に還るのは、ほんのわずかな時の差しかないのだ。だから、志を失わないかぎり、自分は生きているべきなのだろう。そうやって土に還ってこそ、はじめて許されるに違いない。(武松)(p.86) 梁山泊に入ってから、董平は死んだ人間の話をよく聞いた。宋江や盧俊義や呉用がなに気なく喋っていることもあれば、かつて部下だったという兵から聞くこともあった。そういう男たちの話を聞くのが、董平は嫌いではなかった。梁山泊が、なにか強い絆で結ばれている、と感じられるのだ。それは替天行道の志だけではなかった。男と男の友情のようなものが、垣間見えてくる。(p.355)
0投稿日: 2009.09.25
powered by ブクログついに官軍の中枢登場。 攻められる流花塞と双頭山。 漢は拠点を守るため、援護が来るまで死域に入り戦い抜く!! 守りきれるのか!? これも漢の死に様だ!!
0投稿日: 2008.08.24
powered by ブクログ梁山泊側も3-4万になり、官軍との戦いも個対個からより戦略的になってきて面白い。例によって各巻3-4人のペースで死んでゆく。今回は朱仝が中心。(あらすじなど)趙安は流花寨を、董万は双頭山をそれぞれ同時に攻める。双頭山の守りが疎かになっていたところを突かれ、孤立無援のまま朱仝が逝く。水軍による官軍の攻撃を断つため、造船所を焼き打ちした孔明も死亡する。■私は、生きていると思いたい。その思いを、全身で感じたい。つまらぬことで、惑わされたくもないのだ。私を圧倒するような敵と、全身全霊で闘ってみたい。
0投稿日: 2008.07.21
powered by ブクログ(注意※ネタばれしてます。) 戦の規模も大きくなってきて、名もたてられないまま死んで行く兵が増えてきました。 呼延灼と項充、朱富の酒盛りシーンがすごくじんとくる巻。 梁山泊では、おいしいものを食べ、気の合う仲間とお酒を飲み、 志のために戦って、勝って、負けて、つかまって、助けられて、死んで行く。 「生」の縮図を感じます。 北方謙三の水滸伝には、「いかに生きるか」ではなく、「いかに死ぬか」を重視していると思う。 「死に方」にその人の人生が凝縮されるそうな。 ものっすごいかっこいいんだけど、現代で実行しようとしても、できないだろうなぁ。
0投稿日: 2008.05.26
