確か、浪人生時代にTSUTAYAで手にした作品。RPGに見切りをつけ始めていたこの頃から、テーブルゲームへの憧れが芽生え始めていたように思う。RPGにロマンを求めるなら、古典の名著を読んだ方が効率的では？と思い始めた頃だ。麻雀は初めたてでルールすらほとんど知らないが、それでも描写一つ一つに熱量を感じた。尾田栄一郎『one piece』(集英社)並みの長さと面白さでありながら、知らない人の方が多いなんて信じられない。

～８０巻 自摸が良すぎて技術的な参考にはならない。 麻雀で食べていく人間模様は良く出来ている。 ただ、主人公の強さや魅力がまだ感じられない。

私の本棚の中でこの作品だけ浮いてますが。。。実は麻雀大好きなので。。。 大学生の頃、彼氏にこの漫画を借りて読んだことがあったのですが、最近電子書籍で販売されたのを知り、思わず購入！ こんなにツモがよかったらどれだけ楽しいだろうと思うほどうさんくさいですが、気分爽快！次々に現れる敵を頑張って倒していくという感じが、少年漫画っぽいですね。

圧倒的闘牌描写と、登場人物の背景・人生の描写が秀逸。麻雀漫画というだけに留まらない、麻雀に関わる人の人生を描いた大河漫画。麻雀漫画の最高峰。激しくオススメ。