
総合評価
(24件)| 5 | ||
| 11 | ||
| 6 | ||
| 0 | ||
| 1 |
powered by ブクログLGBTQの本棚から 第16回「性別が、ない!」 今回ご紹介するのは 「性別が、ない!」 という新井祥さんの実録マンガ、全15巻です。 性別がない…? どういうこと? 作者の新井さんはインターセックス(半陰陽)といわれる、男女どちらともつかない身体的構造をしている人たちの1人です。 両性具有ともいわれますね。 「卵巣も精巣もあるけど、性器は女性」 とか 「見た目は女性で胸もあるけど、性機能は男性」 とか人によってさまざまみたいです。 医学的には性分化疾患といい、原因は不明で、性器の見た目でわかる場合もあれば、染色体検査をしないとわからない場合もあるようです。 巻数が多いので今回は4巻までを紹介しますが、その前に、今回のコラムを書くにあたって、漫画を貸してくださった通院先の先生に感謝を……(^^) 1巻は 「こういう人もいるんだよ~」 という導入的な内容です。 インターセックス(以下 中性)だけでなく、ゲイやMtFについても軽く紹介されています。 といっても中心になるのはやっぱり中性の話で 「体内の性ホルモンの変化で男体化したり女体化する」 とか中性特有の悩みを知ることができます。 2巻は1巻より中性についてさらに詳しく 「染色体検査からの家族へのカミングアウト」 「性同一性障害との違い」「性器の違いの例」 「胸の除去手術」 「改名」 などなど……。 実に盛りだくさんです。 新井さんは女性として生活していましたが、自分の身体の変化などを疑問に思い染色体検査を受けたところ、インターセックスと判明し、それから男性として生きる道を選んだそうです。 なので胸を除去したり改名したりしています。 胸の除去や改名はFtM(女→男)もしますが、改名については半陰陽の人のほうが簡単に手続きできるみたいです。 性同一性障害の改名手続きは必要な書類が多い!! 性同一性障害との違いを簡単に言うと インターセックス:体が中性な人 性同一性障害:心が異性な人 ということになります。 2巻のなかでで印象的なのが「頭の固い20世紀の古代人どもを困らせてやれ!!」というセリフ……。 これは入国審査の時に性別と見た目が一致しないからと止められることが減った→性別が見た目じゃわからない人たちが増えたから管理局側も慣れてきた! という場面でのセリフなんですが、ほんとにこの意気で行きたいなぁと思いましたね(^^) 知らないから、拒否する。わからないから、遠ざける。 ならこっちから知らせてやるし、常識の一つにしてやればいいわけですっ! 3巻は 「性について考える」 がテーマのようです。 まずはセクマイに対する男女の対応の差……。 これは本当に明確で、女性の方が寛容な傾向にあります。 女性はカミングアウトしても 「そんな気がしてた!」 とか 「いいじゃん、そういうのもアリだと思う!」 という感じだし、本人は隠しているけどなんとなく違う感じがするときも、あまり気にしません。 男っぽい女の子には 「かっこいい!」 といってくれるし、女っぽい男の子も仲間にいれてくれたりもします。 逆に男性は本当に否定的な傾向が強いです。 ちょっと女っぽかったり、中性的だと露骨にそれを表に出してきます。 最近、僕も 「男なの?女なの?」 と聞かれました。 それを聞いてどうするんだ、と思いましたよ。 僕はカミングアウトするときは、この人は受け入れてくれるだろうなというのを見定めてからしますが、考えてみると、ほぼ女性にしかしたことがないことに気がつきました。 男性も、もっと寛容になりませんかね! この巻にも印象的なセリフがあって 『「女性の気持ちを理解してる」って男はたいていが思い込みでしょう?』 というものなんですが、たしかに!と思いましたよ。 僕は女性として18年ほど生きていたので、女性としての扱われ方や生理などの身体的な大変さも身をもって知っています。 それでも女性の気持ちがわかるかといわれると(わかる部分もありますけど)微妙なところです。 結局他人のことなんてわからないのかもしれないですが、わかってる、と決めつけずに「知ろうとすること」が大切なんじゃないかな~、と思いました。 あと、最近、俗にいう、ゆとり世代のいい点を発見しました! ゆとり世代ってあんまりいい意味で使われていないじゃないですか。 でも 「男女の性差をなくした教育」 を受けているので、それ以前の教育を受けた人たちよりも少しだけセクマイに寛容な気がします。 僕もゆとり世代なので話に聞いただけですが、昔は女子は家庭科・男子は技術とか、教科が別れていたそうですね。 その教育の影響か 「男の世界に女は入ってくるな」 という昔ながら(?)の考えは薄れていて、むしろその考えを 「情けない」 と思っている男子も結構いるようです。 そういう意味では、時代は進化してるんですかね~。 4巻は 「服装倒錯」 「ホモフォビア」 「バイのイメージ」 「マイノリティの捉え方」がポイントでしょうか。 だんだん覚えなければならない言葉が増えてきて大変ですが、ついてきてください(^^)。 まずは服装倒錯(トランスベスタイト)について。 このコーナーでは初めて出てくる言葉ですよね? 服装が倒錯しているということでなんとなくイメージはつくかと思いますが、異性の服装をする人たちのことをさします。 女装とか男装とかですね。 LGBTQ的にはTかQか微妙なところですが、まあそこのところはあまり気にしなくていいかと……。 トランスベスタイトの人は性別を変えたいわけではなく、あくまでコスプレを楽しむ人という感じのようです。 次に「ホモフォビア」 これは以前話しましたが、日本語に直すと「同性愛者嫌悪」になります。 言語的にみると 「ホモ(ゲイの差別用語)+フォビア(恐怖)」 で 「同性愛者に対する恐怖感・嫌悪感・拒絶・偏見、または宗教的教義などに基づいて否定的な価値観を持つこと」 が定義です。 作中では、ホモフォビアは 「なぜ」 を考えないタイプが多い、とあります。 なぜ否定するのか、なぜ嫌悪するのかを考えないで 「普通そうでしょ」 「あたりまえじゃん」 「不自然だからだよ」 というように、一定の価値観に縛られている感じがします。 このコラムを読みに来てくださる人はホモフォビアではないと思うので驚くかもしれませんが、世間にはこういう人が結構たくさんいるんですよね。 こういう人が減ると、セクマイだけでなくいろいろな人が生きやすい世の中になるのに……。 次は「バイのイメージ」……。 「バイ」 ときいて皆さんはどんなことを思い浮かべましたか? よく 「バイセクシュアルは遊び人」 と誤解されるみたいですが、それはその人の性格や価値観によるもので、異性愛者でも遊び人はいますよね。 バイだからって遊び人というわけではありません。 ただ単に、好きになる相手の性別を問わない……だけです。 最後は 「マイノリティの捉え方」 日本はマイノリティの捉え方が否定的で 「少数・マイナー」=「弱者・負け組」 となりがちですが、考え方や見方次第で、誰でも少数派になるのに、なぜそう短絡的なんでしょうか。 これ、学校の授業とかで考えてみたら面白いかもしれません! 子どもの分類の仕方は 「普通の人」 と 「変な人」 なのですが、刺激を受けないまま大人になると分類の仕方も変わらないので、刺激を与えるためにもぜひ、さまざまな情報を知ってもらいたいものです。 長くなりましたが、たくさんの情報が詰まった漫画です! セクマイについて描いた漫画としてはかなり有名なので、知っている人も多いかもしれません。 セクマイのこと以外にも海外のことや日本の奇祭なんかについても書かれています。 ただ一つ問題なのが、下ネタがちょっと過激かもしれないという点です。 作者さんが性に関して奔放であっけらかんとしているので(そこも良さなんですが)お堅いPTAとか先生には拒否されてしまうかもしれません。 なので、図書館に入れるか入れないかは、司書さんの判断にお任せします。 高校には入れてもいいと思うんですけどね! 2017/08/07
0投稿日: 2017.08.07
powered by ブクログ読み物としては面白いです。 が、だんだん作者が偉そうになってきてつまらなく感じてきました。 表紙の自画像もかっこよく描きすぎでイタイ。 なんかこういうセクシャルマイノリティの作家さんとかに多い傾向。中村珍とか。 珍しい故、いろいろ持ち上げられたり質問とかされてるうちに、自分がすごい人間だと勘違いしちゃうんだろうな。 この人偉そうだけどかなりのダメ人間だよね…。だからなんか痛々しい。 雪柳さんてリアルタイムでTVで観たかも。 強烈なキャラだったので覚えている。。
0投稿日: 2016.03.07
powered by ブクログ半陰陽の方が書いた4コマ漫画。自身の日常生活を描いていますがインターセックス関連のネタが多く、中にはディープなものも。しかし非常に軽いタッチで読みやすい。
0投稿日: 2013.02.08
powered by ブクログ半陰陽の漫画家、新井 祥さんの実話ベースのコミック。半陰陽の不思議な世界がコミカルに描かれていて楽しいです。ニューハーフやゲイの人たち、美少年も出てきて、性のワンダーランド、といったところですね。 おもしろいのは新井さん、日によって男性ホルモンが多い日、女性ホルモンが多い日があり、それによって物の見え方が変わるとのこと。男性ホルモンが多いときは女性が爽やかに見え男は悶々としているように見える、逆に女性ホルモンが多いときは男性が爽やかに見え女性はうっとおしく見えるとのこと。おもしろいですね。人間のものの見方は身体の状態にすごく左右されているということがわかりますね。
0投稿日: 2012.08.11
powered by ブクログIS(インターセクシャル)の作者がISの目から見た社会を面白く描いてます。ちょっとアダルトな部分もあるけど、笑える話もたくさん。
0投稿日: 2012.07.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
半陰陽・インターセックス・両性具有… いろんな言い方があるようだけど、 女性と男性の性の両方持っていて、 20代まで女性として生き、30代から男性として生活している 作者の日常4コマ漫画。 基本的には明るくギャグなんだけど、 お父さんが学者のせいか、 鋭い洞察力で「へえー」と うならせてくれるお話も多く、 視野が広がり勉強になります。 中性ゆえに男に対しても女にも対しても、 心の壁が無いっていうのと、 男性・女性それぞれの気持ちが理解しやすいっていうのはすごい。 「男」と「女」2つの世界を知っているっているのは… 世界がその分、2倍豊かに見えるのかな? (3巻の「男の世界」「女の世界」のイメージ図はすごい!) 巻が進むと「読者からのお悩み相談」も登場するのだけど、 視野が広く暖かい視点でアドバイスしていて、 優しい人なんだろうな~と思った。 ただ…エロネタがかなりダイレクトなので、 続けて読むとちょっと疲れる…
0投稿日: 2011.10.05
powered by ブクログとても面白い。 半陰陽で、女性から男性になった方が描いています。 性的マイノリティの世界が非常にポジティブに描かれており、とても興味深くよむことができます。 今のこの時代にホモだとかレズだとかでギャーギャー騒ぐ世間知らずさんは一度この本を読んで面喰った方がいいかと思います。 ただし、下ネタ注意。
0投稿日: 2011.09.23
powered by ブクログ半陰陽の方が書かれた本。とてもおもしろくて、笑い転げてしまった。私には馴染みのないカテゴリの方なので、男でも女でもないっていうのがイマイチぴんとこないけれど、明るく生きてらっしゃるので、それでよし!という感じ。
0投稿日: 2011.05.25
powered by ブクログセクシャルマイノリティーでも半陰陽でも自分らしく生きていける新井さんは素敵だと思う。 そこにしびれるあこがれる。
0投稿日: 2010.04.27
powered by ブクログインターセックスの作者が書いた実録漫画。表紙だけみて、深刻な内容かと思ったけど、読んでみるとめちゃくちゃ楽しい四コマだった。ホルモンの関係で体つきだけでなく、性格も変わってくるなど本当に興味深い内容。漫画としても面白いし、甘すぎずきつすぎず、作者の人間性も気持ちよい。続きまってます
0投稿日: 2010.02.23
powered by ブクログインターセックス(半陰陽)についてよくわかるマンガだと思います。4コママンガで、すごく明るいマンガです。
0投稿日: 2010.02.15
powered by ブクログ女性でも男性でもないってこういうことなのね… 非常に勉強になり…ま…した?(きっぱりとは言いづらい) シモネタエロネタグロネタも多々あるので苦手な方は要注意。 アングラな話題、マイノリティな話題が多いですが、そこもカラッと軽く描いちゃってくれているのでさらっと読めます。 深刻な話題なのになー… 1~6巻まで読了。
0投稿日: 2010.01.23
powered by ブクログインターセックス(半陰陽)の作者自身の日常漫画。 本当に赤裸々です。赤裸々すぎてちょっとはずかし(oノωノ)
0投稿日: 2009.08.11
powered by ブクログ半陰陽(インターセックス)の作者によるエッセイ4コマ。 ISについて興味を持つ切欠にはなると思うけど 深く知りたい、という方にはあまり向かないかなー。 作者の方がこの生活をある意味ポジティブに捉えて送っている様子は 好印象だったけど、私はちょっと作品のテンションについてけなかったです。 ふつーに下ネタも含まれるので苦手な方はご注意を。 (1巻まで読了)
0投稿日: 2008.10.11
powered by ブクログ最初に本屋で見たときは両性具有者だけの世界を描いた手塚治虫系のSFだと思ってました。だって表紙からしてそんな感じじゃん! オビの裏を見なかったら死ぬまでずっとそう思ってたんだろう。思い込みというのは恐ろしい。 「本当にあった笑える話」系に初めて手を出したけど、えーと、みんなこういう感じなんですか……?(知らないけれど、イメージ的にたぶんちがうような気がする) 特にエロ方面のかなりミもフタもない描き方には「えげつないなー」と思うと同時に、いろいろナゾだった点の好奇心を満たしてくれてありがたくもある。 むしろ半陰陽がらみじゃない小ネタ(各話の最後に2つほどあるやつ)が「ただの本当にあった笑える話じゃん!」と不満に感じてしまった。それ、あってるから! 同性愛者にありがちな「性の世界は自由なんだから……」という排他的な自己肯定論に「じゃあ不思議に思う心だって自由じゃあ〜!!」とキレてくれる作者のスタンスは、好奇心だけまるだしの自分としてはわかりやすく嬉しく、読んでて楽しい。けど、怒られたりもするのかしらん。そこも含めていろいろ不思議の多い世界だ。 「女になりたいわけではないのにオネエ言葉で話す熊系ゲイ」の謎は、結局作中も答が出ないままでモヤモヤするんだけど、あれか、そういう文化圏の符丁のようなものなのかな。あるコミュニティでは「wwwwwwww」と話すことで会話がスムーズに進むように、同族意識を高めるスラングの一種……なのかなあ。まったく外堀の外から見てるんでなんの根拠もない無責任な話ですけど。
0投稿日: 2008.09.08
powered by ブクログ特に欲しいものが無いので何となくマンガを買ってきました。 30歳にして両性具有だった事を知って女性から男性へシフトした作者の日常4コマです。 笑える下ネタが非常に多いです(笑)面白いんだけど、続刊シリーズを集める程ではないかなぁ…いやホントに面白いんだけど、これがズラっと本棚に並ぶ事を考えると;;
0投稿日: 2008.03.26
powered by ブクログみんな、なにでヌイてるんだろう?と疑問を持ち、アシスタント君に「じゃ、先生はどうなんですか?」と聞かれて暗くなってるシーンに爆笑。セクマイであろうがなかろうが恥ずかしいことは恥ずかしい。そういうあたりまえのことが、気持ちよく描かれてる。
0投稿日: 2007.11.30
powered by ブクログ凄く興味深いしおもしろいです。深刻なテーマなのに漫画(ギャグ)が上手くてやたらと笑けます。そして考えさせられます。もっと売れていいはずだ。
0投稿日: 2007.11.21
powered by ブクログ1〜4巻。面白かった。遊び具合が爽快。自由でもよし、大事なのは美しさ、と思った。似合う美しさの追求。あと、時代の流れについてが考えさせられた。 <メモ> 新井翔(女→半陰性と発覚→男/劇団員、漫画家、絵の教師)、助手こう君(美少年)、IKKAN(元夫、劇団ドン、別の奥さん) 07.11.03
0投稿日: 2007.11.03
powered by ブクログインターセックス(半陰陽)である新井祥先生が描く性差を超える4コマ漫画。 様々な性への知識を知れて、新しい考えをもたらしてくれる。 ちと、マニアック(笑)な部分もあるが、とにかく面白い! そして…アシスタント君がかわゆいvv
0投稿日: 2007.10.24
powered by ブクログ医学的に半陰陽(インターセックス)で、女⇒男へと変貌していく筆者の、半陰陽から性にまつわる実話4コマ。実話はともかく、かなり男女を問わないエロネタが多いので、読み手を選ぶ気がします。面白いけどw でも考えさせられる内容もあります。20過ぎたら見てみるのも一興。
0投稿日: 2007.05.22
powered by ブクログ性別があろうがなかろうが、気合いをいれて生きなければ、人はみなおっさんになっていく……。 なんて、説得力のある……。 そして、男になっても(?)、やっぱり、男が好きなのか。不思議な感じだ。 30歳まで女だったんだからなぁ……。人格も、かなり出来ているから、ショックもでかいと思うのですが。 でも、逆にいうと、いろいろしがらみがついてくる年齢でもあるので、ある意味、これはこれで、おっさんとしてこれから生きるのは、楽なのかも……。 いや、絶対、楽ではない気もしますが……(混乱中)。
0投稿日: 2007.01.20
powered by ブクログ作家本人が半陰陽(生物学的に男女の区別が明確でない)。 半陰陽ならではの悩みや苦労が満載なんだけど、笑える話ばかり。 実体験系マンガが好きな人にオススメ。
0投稿日: 2006.10.09
powered by ブクログ半陰陽の漫画家のエッセイ漫画。男だったり女だったり大変なこともありますが、美少年をアシスタントにしたり、やっぱりちょっと楽しそうな生活をしているように思います(笑)自分の知らなかった世界が開けて、少しだけど自分も半陰陽かも。。。なんて思っちゃったり(笑)
0投稿日: 2006.05.27
