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TSUNAMI 津波
TSUNAMI 津波
高嶋哲夫/集英社
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総合評価

44件)
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    面白く興味深い作品だった。 著者の以前の作品「M8」から続く当作品。 前作では首都直下型地震を扱った作品だが、当作品はその数年後に東海・東南海・南海地震が起きたらという舞台設定。 タイトル通りその地震により津波も迫る。 地震と津波というと東日本大震災が思い起こされるが、当作品はそれより以前に書かれている。 しかし、その内容はあの震災を描写したのではないかと思うほどに、ありありとあの日以降の事を思わされる。それくらい、著者の想定、参考文献が凄かったのだろう。 津波の被害、原子力発電所の状況、人々の反応、どれも見聞きした覚えがある。 直近だとカムチャツカ沖地震に伴う津波注意報・津波警報への人々の反応はどうだったか。 行政の既得権益や縄張り意識はどうか。草の根活動への権力側の反応はどうか。 色々と考えさせられる、そして多くの人に読んで欲しい作品でした。 ただ、先に書いたように、その描写から震災がまざまざと思い出さされます。 読む方はそれを分かっていてから読んだ方がいいです。 それくらいのパワーのある作品でした。 瀬戸口や黒田の様な人が実際に存在していて、重用される世の中であります様にと強く願わずにいられません。

    0
    投稿日: 2025.10.04
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    警報が出たものの意外に小規模だった東海地震、それに油断したところに東海地震の本震が。新築の名古屋の高層ビルは崩壊し、落成式に出席していた総理ほか多数が行方不明死亡となり漆原が指揮をとる。名古屋の壊滅の直後東南海地震と南海地震も同時発生し相互作用して巨大津波が…さらに原発でのメルトダウン… 過去の津波を基に想定津波を策定していたため、想定を超える巨大津波の発生を予測できなかった。私も3/12(震災の翌日)にテレビで津波が人々を襲う画像に、現実とは思えませんでした。「洗濯機にハンマーやナイフと一緒に投げ込まれたような」という表現が的を得ているのか。 これが東日本大震災前に書かれた作品であることに驚きました。

    1
    投稿日: 2025.06.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これが東日本大震災以前に書かれたものとは思えない!原発のこととか津波の高さとか、預言者じゃないかと思う。昨年、南海トラフの臨時情報が1週間出たが、莫大な経済損失との判断があった上で出されたことを思うとちゃんと防災を意識した行動をしないといけないと改めて思った。

    1
    投稿日: 2025.02.01
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    ずっとくると言われている南海トラフ地震。 実際に起きたらどんな惨状になるのかあらためて恐ろしくなった。 東日本大震災の前に書かれた本ということにびっくり。

    8
    投稿日: 2024.11.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    南海トラフ、東海トラフ、日本海溝トラフの各型地震が同時に発生、津波が日本各地を襲う。そして原発にメルトダウンを起こすが爆発寸前で食い止める。本書は東日本大震災前に描かれたもので原発事故が的中したことに驚く。防災制度、政府や民間などの対応について詳しく書かれており、災害時の様々な対応を想定するのに役立つ。

    1
    投稿日: 2024.03.26
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    面白かった 自然災害パニック小説3部作(M8、TSUNAMI、東京大洪水)の2番目の作品! 311の前に描かれた物語ではありますが、311で起こることを予言していたかのような展開。 M8の6年後の設定ということで、M8の登場人物たちが再び登場します。 ストーリとしては、 東海地震と東南海地震、南海地震がほぼ同時に発生。 これらの地震によって、大津波が発生。 地震災害、津波災害にくわえて、原発も災害が... これらの災害に対して、登場人物たちはどう向き合うのか? まずは、地震予知に対する考え方。 予知情報を出す出さない。発令の責任は誰がとる、など地震予知にまつわる問題、課題を浮き彫りにします。 この辺は東京大洪水でもM8でも語られています。 さらに、津波に対する市民の認識。 やはり、人間は経験してみないとわからないのか... 311が思い出されます。 そして、原発 これらの災害に立ち向かうヒューマンドラマということなのですが、自衛隊員、原発職員、首相、防災職員、それぞれ立場から、日本を市民を守るためにとる行動が心を熱くします。 こういうべたな展開は弱いんです。 本作が出た時には防災サスペンス&シミュレーション小説 しかし、311を経験した私たちは現実を知っています。しっかり振り返り、生き残るために何をするか、何ができるか備えておく必要があると思います。 お勧め!

    9
    投稿日: 2021.09.11
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    南海地震と東海地震だかが連動して起きる超巨大地震と超巨大津波を描く。 連作みたいで、この作中世界では先んじて首都圏大地震が起きている。その復興中に今度は津波が起きるという筋書き。安全措置をほどこしているはずの原発が地震と津波の合わせ技で危機に陥る、、、本書の出版が2008年となると、なかなかに予言的な作品だったということ。

    1
    投稿日: 2021.09.09
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    小説として面白い。そして3.11を知っているからこそ感じるリアリティー。でもこれは2011年以前にかかれているという事実。本当に色々興味深い。防災意識も高まりました。高嶋氏は初めてでしたが他も読みたくなりました。

    1
    投稿日: 2020.02.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この小説は、大地震が起きてそれに伴って起きる「大津波」による日本人攻防の話です。 この話の中に一時避難の場所の一つに原子力発電所の建物が書かれていますが、この小説が書かれて出版された年までは「原子力発電の建物は丈夫」とされていましたが、出版後の第五刷直前の「2011年3月11日」の東日本大震災とその翌日の「福島県の東京電力・原子力発電所水素爆発」関連によって「原子力発電の建物は丈夫」を言う箇所は合わなくなっています。

    0
    投稿日: 2019.05.17
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    この時期に書かれたことが実際に起きるとは予想されていたのか警告だったのか。まだ終わりではない。これからも起こりうることとして、準備をしなければ。

    0
    投稿日: 2019.02.03
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    相変わらず読み出すと防災や地震について興味が出てきます。 「M8」のシリーズだけど、出版された順番は「M8」→「TSUNAMI」→「東京大洪水」だけど、時系列的には「M8」→「東京大洪水」→「TSUNAMI」となっています。 どの順番で読むのが良いのか?読んだ身としては人に勧めるのに悩む。 どちらにしても読んでて面白いし、リアルで怖い。 「M8」の時の感想にも書いているけど、これを「東日本大震災」が起こる前に書いてるのが凄い。

    1
    投稿日: 2019.01.31
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    東海・東南海・南海地震がほぼ同時に発生し太平洋沿岸を巨大津波が襲うその時、国民は、政府は、自治体は、外交は、そして原発は…。本書を読んでいると否が応でも東日本大震災を思い浮かべ、そしてその酷似性に言葉を失ってしまう。というのは本小説は2005年に刊行されたのだ。途中「想定外」という言葉を揶揄する場面があるがこの小説の存在そのものが2011年以降の現実の対応に対する冷徹な裁断だ。偶然にも阪神・淡路大震災の1月17日から読み始めた本書を読み終えて、本小説内で主張されている震災が発生した時どう対応するのか?という命題に対して3.11以降どれだけ日本は進歩したのか振り返ざるを得ない。

    0
    投稿日: 2018.10.09
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    東海大地震。起きる起きないが問題なのではない。それは必ず起きる。だから、今から何をしなければならないのか。独自のハザードマップを作り、地震対策に努める26歳の市役所防災課職員がいた。だが、大地震が連続して発生。空前の大津波が太平洋岸を襲う!そのとき恋人は、超高層ビルの建築主は、原子力発電所の職員は、自衛隊員は、首相は、どう運命と向き合ったのか!?

    1
    投稿日: 2018.06.14
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    前作「M8」から数年後の世界.神戸の震災を経験した前作の登場人物に,新たな人物が数人加わる.直下型地震の予測と,既にある設備を使った直前の防災措置を主題としていた前作とは異なり,今回は百年単位のスパンで来ることが分かっている海溝型地震の実際の挙動の予測の困難さとそれがもたらす混乱,海溝型地震の想像を絶する被害と現状ある防災設備の不十分さ,そして二次的な事故を水際で身を挺して止める現場の人々の奮闘が描かれる.ここでは直下型地震の後に東海東南海南海地震が連動して起こる最悪のケースを想定しているが,直下型地震でダメージが起きた直後に海溝型の巨大地震や津波被害が来る恐ろしさが印象に残る.減災という点でも恐らく今あるインフラを抜本的に改める必要があると思うが,そういった機会は結局,このような地震で一度全てが崩壊しないことには,訪れないのかもしれない.

    1
    投稿日: 2018.05.06
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    東日本大震災より以前に書かれた津波の恐ろしさを教えてくれる作品。 大地震で高い建物が崩壊し、そこに大津波が押し寄せてきたら...

    0
    投稿日: 2016.11.22
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    南海トラフ地震のシミュレーション小説。 東日本大震災の約3年前に書かれたものです。 大浜原発の事故の場面は5年前の事故を思い出し お腹のあたりがキュッとしてしまった。 いつくるかわからない地震。 いくら備えていても憂いは残りますが、 意識はちゃんと持っていなくては。 かなりリアリティーがあり、引きつけられた一冊でした。

    1
    投稿日: 2016.03.24
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    この題材で、エンタメ的に面白い、とかなんとか言えなくなった時代に読んだために、が、いつもの高島作品のように、「あの忠告を聞いておけば...」と後悔する人が続出し、「もー、だから言ったじゃん」となるのを、そう言い捨てられない感じで読み終えた。 あの時より前に読んでいた人は、もしかしたら少なからず適切な対応が出来たかもしれない、と思った。

    0
    投稿日: 2016.01.28
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    「津波」東京直下型地震のあとに起こる大津波の恐怖を描く。  http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2015-08-08-1

    0
    投稿日: 2015.09.05
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    高島哲夫の大規模災害3部作の1作。 出版別だと2作目になるが、3部作では3作目になるの。 東海・東南海地震が発生し、大規模な津波が日本を襲う。 静岡の原発も津波により緊急事態が発生する。 これを東日本大震災前に書いていた先見性は凄い。 いつ起こるっても不思議ではないといわれている災害に備えるためにも読んで、各家庭の対策を考える上でとても良い作品です。

    0
    投稿日: 2015.06.13
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    南海トラフ巨大地震のシミュレーション小説。小説では30万人近い死者が出ているが、これは内閣府が出した最大死者の予測値32万人とかなり近似している。予言の書にならないことを祈りたい。(惜しいことに「小説」の部分が今ひとつ)

    0
    投稿日: 2014.10.21
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    地震怖い。 津波怖い。 読みながら311を思い出しました。 止めることが出来ないならどのように対応するかが防災。考え方に共感です。

    0
    投稿日: 2014.07.20
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    まず、タイトルから3.11をテーマにした小説なのかなと思って出版日を確認したら2008年11月だったので俄然興味が湧いて読み始めた。小説は、高嶋哲夫の想像の産物だが、3.11を経験した日本として本作品をリアリティーのある近未来の予言書として向き合っていれば、減災できたように思えてならない。それほど現実と酷似と似ているケースを小説の随所に見いだすことが出来、専門書や論文を参考にしたとしても、改めて小説家の凄さを感じてしまう。さて、小説では東海、東南海、南海のトラフが同時にズレ未曾有の大災害を引き起こす。東日本大震災を経験した現在では、この描写が過剰とは思えない。むしろ、これくらいのことが起こると心してかからないといけないと肝に銘ずるべきであろう。

    0
    投稿日: 2014.03.09
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    M8の平成大震災(東京)から6年後、日本列島を再び大地震が襲う。 東海、東南海、南海地震。そしてこれらの地震による津波の共振が起きて、巨大な津波となり太平洋沿岸に押し寄せてくる。 あまりにもリアルで、この作品が東日本大震災の前に書かれていたというのには、本当に驚かされる。 原子力発電所の放射能漏れについて読んでいると、どんなに優れた安全装置でもそれを扱うのは人間なんだと改めて痛感する。 日本の現状と色々な部分で重ね合わせて読んでしまい、胸が苦しくなったが、作者の強い思いが感じられる力作だと思う。

    1
    投稿日: 2013.10.08
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    「M8(エムエイト)」の続き。M8では地震予知でのすったもんだであったが、今回は予知にはひとまずは成功。その後更に大きな地震が来、東海・東南海・南海地震の連続自信が発生。複合津波が何波も襲うという内容。311以前の作だがよく調べてあり、津波も10~30mとかなり大きいのが内陸部へと襲う。 本作も多くの場面でヒーロー的な活躍をする人々がいて、ハラハラドキドキもあって面白い。 文句なく星五つ。

    0
    投稿日: 2013.06.06
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    読んでいてとても怖くなるけど、読んでおくべきだと感じられるストーリーだった。 現実にも彼らのような人たちがいるといいと祈らずにはいられない。 --- 東海大地震。起きる起きないが問題なのではない。それは必ず起きる。だから、今から何をしなければならないのか。独自のハザードマップを作り、地震対策に努める26歳の市役所防災課職員がいた。だが、大地震が連続して発生。空前の大津波が太平洋岸を襲う!そのとき恋人は、超高層ビルの建築主は、原子力発電所の職員は、自衛隊員は、首相は、どう運命と向き合ったのか!?大迫力の防災サスペンス作品。

    0
    投稿日: 2013.01.02
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    ・12/13 読了.話には聞いていたが東日本大震災の前にここまで状況を読んでいた人がいたことは驚異的だ.これを参考に東海・東南海・南海地震の対策を早急にやらないと、そろそろやばいような気がしてきた.感動して泣いてしまった.

    0
    投稿日: 2012.12.13
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    今だからこそ読んでおくべき本。 しかし、何年も前にここまでの(今となっては予言的な)本を書いていたのは凄いと思う。 個人的には終盤の内容が微妙だったのが残念・・・

    0
    投稿日: 2012.09.10
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    この人の本は勝ったらすぐに読みたくなるので困る。 今回もおもしろくて、寝るのも忘れて読んでしまった。

    0
    投稿日: 2012.05.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    東日本大震災の時の映像が頭に残っているので、物語に出てくる状況が良く分かり恐ろしくも感じた。 この本だけでも十分楽しめるのだが、人間関係を把握したいのなら、まず前作の「M8」を読んでからのほうが楽しめます。

    0
    投稿日: 2012.03.27
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    「M8」の続き。規模はこっちの方が壮大だけど、ストーリー性と、登場人物の描写は「M8」の方がよかった。地震を始めとする自然災害は、地球がくしゃみや咳をしている様なもので、止める事はできないのだから、起こるのとして、それにどう立ち向かうを考えるべきだ。との考え方には共感した。いつでもどこでも「備えあれば憂いなし」「最悪の事態を想定して備える」事は大事だと思った。すぐに日常の煩雑さに埋没して、忘れがちになってうから、折りに触れてこういう本を読むのも大事かなと思ったりした。

    0
    投稿日: 2012.02.21
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    1946年の昭和南海地震に伴う津波の最高水位が、実家の前に立つ電信柱に今も記されている。 家の近くまで船が流されてきたとか、家の前で魚を手づかみできたと言う話を聞かされて育った。 『津波』は小説であるが事実と研究結果をベースにした警告の書でもある。 最悪シナリオを想定して書かれているためやや誇張された感もあるが、 大地震に伴う津波の襲来は日本列島が何度となく経験してきた紛れもない歴史的事実である。 震災に立ち向かう人々を描いた前作とは異なり、人々は余りの災害規模の前に為す術もなく立ちすくむのみ。 直下型とは異なり津波を伴う海溝型地震の恐ろしさを改めて思い知らされた。 読了後、インターネットで検索した「大地震がおこる可能性と交通事故に遭う可能性」の比較は衝撃的だった。

    0
    投稿日: 2012.02.07
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    M8の続編、これもたのしませてもらったのですが、この二冊を読んでいたので、3・11の時は、これから起こりえることが浮かび、背筋が凍りつく思いでした。

    0
    投稿日: 2011.12.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    東海地震、東南海地震、南海地震が同時に発生し、地震、津波、原発の災害に見舞われるという設定。それに対して、様々な立場の人がどう対応するかが描かれている。 東日本大震災があったため、リアル感があってちょっと怖かった。 全体を通して、大金をかけて災害予知をするよりも、日頃から災害に備えておく、災害に対応できる暮らしを築いておくというメッセージがあるように感じた。 読み物としてだけではなく、震災後の生き方を考える上で読む価値はあると思う。

    1
    投稿日: 2011.08.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作M8と合わせて、3.11前に購入。 読んでいて、やはり3.11の地震や津波と比べてしまったり、 重ねてしまったり…。 この本は間違いなく「フィクション」で最悪の状況・状態なんだと、 思いたいんだけど、このご時世に新幹線にのったり、 タワービルにのぼったりするのは怖くなりますね。 耐震・免震構造のビルがっぽっきり折れるなんてこと、 ありえるの?ほんとに???本だからじゃなくて?? とびっくりです。。 瀬戸口の今後が気になります。 それにしても、松浦が死んでしまうとは・・。 いや、冒頭で「それ、死亡フラグじゃね?」とか思ったりもしたけれど、 本当にそうなってしまうとは。。 あの部分を電車で読んでいて、危うく電車の中で泣きそうでした(笑) とにかく。 地震は本当に怖い。

    0
    投稿日: 2011.07.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    M8を読んだので、これも読んでみました。震災前に読んでいたら、また違ったのかも知れませんが、現実を目の前にすると、やはりfictionでは…との思いはあります。でもこの著者はすごい勉強してると思います。端々にそれを感じました。自然災害はある前提で、防災、減災に取り組むべきという提言に共感しました。

    0
    投稿日: 2011.05.29
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    東日本大震災の後に、 読み返してみたけど、 地震だったり、 津波だったり、 原発事故だったり… 内容が似過ぎてて、 少しドキッとしたな。

    0
    投稿日: 2011.05.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    科学者としての知見を持つ高嶋哲夫氏の災害小説3部作の一つ 東日本大震災以来、「東海地震、東南海地震、南海地震の連続発生の可能性」なんてことが一般の新聞にも報道されるようになってきた。 本書はその大地震とそれによって引き起こされる津波のなかで、人々は、この国はどう対応するのかがテーマ。 3.11を経験した我々には、決して小説のなかの絵空事ではない。むしろフィクションだからリアルに自由に現実を書けるともいえる。 (数年前に書かれた本だが、既に原発の放射能漏れリスクが津波によって、そしてしばしば人災を伴って起きうることを描写している。) 著者は地震などの災害は「保険」のように起こるかどうかわからないものでなく、必ず起きる「行事」として備えよと、作中の人物に言わせている。 小説としても文句ない面白さだが、これからの人生の「備え」として一読をお勧めしたい。

    0
    投稿日: 2011.04.30
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    災害三部作、第2弾。 東海、東南海、南海地震が同時に起こり、巨大な津波が太平洋岸を襲う。その時、人々は… 前作の6年後が舞台となっており、主要人物もそれぞれ立場が変わっている。地震発生時の様子は、手に取るようで、実際に地震が起きた時のことを思わず想像してしまう。津波の前に起きる群発地震を丁寧に書いているせいか、津波の恐怖より地震の恐怖の方がインパクトが強くなってしまっているのが、残念。

    0
    投稿日: 2011.04.29
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    先日の東日本大震災を受けて読んでみた。 地震(それに伴う津波)、台風などの自然災害は非日常の出来事ではなく、毎年定期的に起こる行事として認識して、そのためにできる対策をとる必要がある。 予知と防災の2軸で今でも対策が練られている。 今回、起きた地震ではおそらく3万人が亡くなることになると思われるが、関東大震災や東海地震が起これば30万人、数百兆円の人的、経済的被害がでるだろう。 そのために、今できることをしておかないとまた同じことが起きると感じた。 今、CMでは"今僕たちにできること"というフレーズがあふれているが、それだけでは不十分だろう。 "次に同じことを起こさないためにできること"こそが必要なのではないだろうか。 大切なのは"想定外"なんて使い勝手のいい言葉がでなくて済むようにすることだ。 欧米の戦略家の間で語り継がれてきた心得に以下のようなものがあるそうです。 「人間の想像を絶する事態を常に想定してとく。」 一方で、政府の対応が後手後手になっていることに批判がされているが、仕方がない部分もあると思っている。 事前に対策をしていたとはいえ、すべて想定していた事態を超えている上、人命救助、原発対策、復興計画などどれを取っても非常に時間も手間もかかる。(どれを1つ任されても途方に暮れるのは想像に固くない。) テレビではこうすべきだった、ああすべきだったという批判はとても多いが、彼ら誰1人をとっても実務を担当した途端に何もできないだろう。 現場担当者の官庁や東電の方にとにかくがんばってもらいたい。

    2
    投稿日: 2011.04.10
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     この小説、前作M8の続編という扱いだ。マグニチュード8の関東(平成)大震災が起きた後の復興を乗り切った日本に東海、東南海、南海の海溝型地震が襲うという設定だ。関東大震災はプレートの崩壊による陸地直下型だがこの世界で描かれるのはプレート面が断続的に崩壊し津波を合わせて引き起こす海溝型というものだ。  続編だけに基本的な人物設定は引き継がれつつ最近の研究成果が盛り込まれている。この最新の研究というのが色々あって物語の核を為している。 * 防災 * 耐震構造 * 原子力発電の安全性 * 自衛隊の役割  まぁ原子力や自衛隊の役割と言ったところは最新の研究というより中越地震などをモチーフにして最新の技術をもってしても予測不可能な問題が起こることを前提にしている。むしろこの小説で力説しているのは「完全な予知は当分できない」ってことだ。  予知できなかったらどうするか?という柱があるから勉強になる。防災である。前作で関東大震災を予知した瀬戸口先生さえも予知の限界を認め防災の観点から津波ハザードマップや緊急時のネットワーク構築の大切さを説いている。  「民間と行政が一帯となった防災への取り組み」ってやつですね。  いかに生き残るか。予知してもそこに人が住んでいることに変わりはない。幾重にも便利になった現代で地震への備えは被害を如何に小さくすることだけだ。防災意識って言葉が重くのしかかる。  さらに3つの海溝型の地震が起きるという最悪のケースを描いているがその被害の凄まじさがすごい。日本沈没の比じゃない。あれは完全なSFだけどこれは実際に想定される被害を書きおこしている。半端ではない真実味が逆に笑ってしまうしかない。あっという間に2万人3万人と死者がカウントされ都市機能の麻痺、救助体制の崩壊が空しさに繋がる。  人間ドラマももちろんあるけれど・・・・。自然災害を前に人間ドラマは必要がないね。とってつけたような感じもする。  さすがに地震大国日本だが6年の間に関東、東海、中部、紀伊半島一帯に地震が多手続きに起こるだろうか?可能性はあるだろうな。そのためにも日頃の意識が大切なんだろうな。

    0
    投稿日: 2011.03.23
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    シリーズ二作目。 東海地震をきっかけとする津波災害に関する作品。 地震絡みのところは一作目とオーバーラップする所が多いけど、二作に分けたのは正解かな。 気付いたら徹夜して読んでました。

    0
    投稿日: 2010.08.11
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    2009年1月27日に読み終わった本 http://hydrocul.seesaa.net/article/113909088.html

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    投稿日: 2010.04.19
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    どうやら「M8」という作品の続編らしいですが、読み終わってから知りました。 難しい専門用語が多いけど、読み応えのある1冊 自分の地元が舞台になっているだけに、色々と考えさせられました。 災害対策はきちっとしなければ・・・!

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    投稿日: 2009.06.09
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    M8の続編。 といっても今回は津波の恐ろしさが中心。 予知よりも何よりも備えに対してを書かれている。 が、実際のところ自治体はどこまでできているかが不安。

    0
    投稿日: 2009.02.16