
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
珍しく恋愛要素のない中村作品。音楽と数学。 『ぐるぐるまわるすべり台』これから何か始まりそうな爽やかさ。 “はじまりの三部作”の三冊中、一番はじまりを感じた作品。 初読は10年以上前、後編の『月に吠える』PDCAのエピソードが出てきてもあまりピンと来なかったが、社会人経験を積んだ今は主人公のすごさがわかる。「究極の効率化は自分の仕事をなくすこと」。うん、すげえよ哲郎くん。 作品を読み終えて、YouTubeでビートルズのヘルタースケルターを聴いてみて、私は部屋の掃除がしたくなった。
0投稿日: 2023.01.24
powered by ブクログ大学を中退して塾の講師をしながらバンドを始めようとする男の話。主人公より作者が感情に走っていて自分の文章に酔っているよう。
0投稿日: 2022.11.29
powered by ブクログギターやってる人が読んだら面白いんじゃないかな ヘルタースケルターはビートルズの歌らしい何か特に起きるわけでもない夕日の描写が良かった
0投稿日: 2022.06.12
powered by ブクログ中村航さんのだいぶ初期の方の作品です。塾講師のバイトのかたわらバンドを始めようとする小林と、その塾で教わっているヨシモク(小林が勝手につけたあだ名)、そして、小林がバンドを作ろうと募集をかけた時に話に乗ってきた千葉と哲郎サイドのバンドを始めようとする背景を描いた両局面からの話の展開になっています。 結構ノリと勢いが面白い感じで、数学のこと織り交ぜつつ、ヘルタースケルターというビートルズの音楽を主軸にしながらバンドを始めようとする若い人たちのことを焦点を当てていました。 作品は2004年のものらしいのですが、そういえばこの頃はウォーターボーイズとかスウィングガールズとか高校生がなにかを新しく始めてみるような映画が流行っていたなーと思います。(あとがきで知る) バンドというのも特殊性があるようでその動機は意外と単純なものだったりするんだなーと。 新しいことを始めてみるのもエネルギーがいるからだんだんしなくなりがちだけど、挑んでみるのも悪くない…なんてことを考えてみました。
0投稿日: 2019.09.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「リレキショ」 「夏休み」 「ぐるぐるまわるすべり台」の3冊で、 「始まりの三部作」が完結すると! と、 言うことで3部作最後の「ぐるぐるまわるすべり台」です! ちょっとわけわからない表現というか、 黄金比とかね。 こういうのって中村航さんっぽいのよね。 黄金比もだけど、 ドの♯と、 レの♭は本当は違うんだって! ♯って半音あがるだっけ? ♭って半音下がるだっけ? 同じじゃないの? とかも、 ちょっとわけわからない表現って、 この、 「ぐるぐるまわるすべり台」あたりで確立したみたいですね。 と、 やけにリアリティある生活感も「ぐるぐるまわるすべり台」あたりで確立したのかな? 一人暮らしの僕が、 四合の米を研ぎ、 炊飯器の中身を6等分にし、 その1つを器によそい残りは一食分ごとにラップに包んだ。 目玉焼きを焼き、 ご飯の上に載せ、 必要十分に美味しい目玉焼き丼を、僕は食べるとかね。 (一部を部分的に抜粋) 僕は塾講師をしてて、 特別授業を受けてるヨシモクの名前を借りて、 ヨシモクでバンド仲間を探してる、 先日大学を辞めた青年である。 しかし、 塾講師も、 バンドももちろん本気ではないのです。 生活をしてるのではなく、 流してる? 流されてるのとは違う流してる感じですかね。 たいして喜ばず、 たいして感動せず、 たいして悩まず、 たいして苦しまず、 当たり障りない生活をおくる僕の話し。 人生において、 そういう時期ってあるものですよねって感じのふわふわ感ですよね。 リアリティの中のファンタジーっていうか、 ふわふわ感ですよ。 こういうことを運命って思えるかどうかで運命ってかわるんだよ! と、 ある部分では占い師的な悟りを示す僕は、 将来、 塾講師でもなく、 バンドマンでもなく、 占い師になればいいんじゃないか? 前半は僕の話、 後半は僕とバンドを組む感じだった、 と、 ある2人の話し。 前半の「ぐるぐるまわるすべり台」はわかるかな? でも、 後半の「月に吠える」はよくわからない。 否。 わかるんだけど、 わかろうとしない自分がいるのかもしれないね。 俺はドラムを叩く。 俺はタロットを弾く。 と、 言いたい自分がいるのかもしれないね。 ちなみに、 ビートルズのヘルタースケルターは聞いてみたけど、 よくわからない。 この、 ヘルタースケルターが分からない時点で、 この「ぐるぐるまわるすべり台」を理解できないのではないか? と、 思ってしまった僕は読み流して終わりの小説。
0投稿日: 2016.07.02
powered by ブクログ中村さんの初期の作品。 とりあえず音楽聞かなきゃ。 世界三大美德のひとつ、仲良し。 同じことを繰り返してるようでも、螺旋状になっていて、実は少し上昇してたりするもんだ。
0投稿日: 2016.05.14
powered by ブクログ読み終わったら、ヘルタースケルターを聞きたくなります。聞いてまた思い出すとなるほどと思えたり。最後はどうなんだろう、結局何だかんだで合流したかな。
0投稿日: 2016.01.09
powered by ブクログマグネタイザーがまた出てきた。狛犬はどんなバンドになるんだろう。小林くんも参加したほうがいいよ、絶対。
0投稿日: 2015.12.20
powered by ブクログバンドメンバー募集をコアにした、中篇2作。主人公は最近の小説にありがちな、大学をやめてしまって、塾講師をダラダラと行う男性と、期間工の派遣社員。 定職につかず、だらだらした人生、長編でない、特に何かが起こらないなど、芥川賞狙いかと思ったら、やっぱり候補になっていたらしい。また、表題作は、作中に解説されているがビートルズの「ヘルター・スケルター」で、もう1本はそのままオジー・オズボーンの曲名だ。 両作品とも、恐らく私小説な部分が多く含まれており、黄金比の話や大学の数学の授業、会社の研修など、話の内容と絡んでいるかどうか今ひとつ不明ながら、いい感じにアクセントになっている用に感じる。 純文学の性格上、やや単調で退屈に感じるところもあるが、軽い文体が比較的読みやすく、感想も持ちやすいので、高校生くらいにも読みやすい1冊ではある。
0投稿日: 2015.09.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
悪くないけど、この人の本のなかでは面白くない部類かも!? 登場人物をリンクさせるならもっとしっかりリンクさせてほしい
0投稿日: 2015.05.05
powered by ブクログこの作品だけ、レビューを書いてなかったんですけど、何年も前に読んだので、内容を忘れてしまいました・・・。 たしか、バンドやってる人が、工場で働いてる、みたいな設定の話だったような気がするんですけど・・・。
0投稿日: 2015.01.26
powered by ブクログ再読。いいよねぇ、これ。やっぱいいよねぇ。今回気に入ったのは「ギタリストは職業、ドラマーは属性」ときて「叩くだけだよ。お前は俺をうまく使うことを考えろよ」(ドラマー→ギタリスト)ってところ。
0投稿日: 2014.09.30
powered by ブクログ「月に吠える」の方が勢いがあるような気がして楽しかったかな。 本編の方は、なんで教え子の名前をハンドルネームにしちゃうのかとか、なんで約束した練習に行かないのか、そもそもなんで大学を辞めちゃうのか・・・などなど、主人公の鬱々としたものがどこからくるのかわからないままに終わってしまった。
0投稿日: 2014.02.05
powered by ブクログ淡々と進んで、でも読み終わったあとに何かを残してくれる。けれどやっぱり大きなストーリーを追っていける小説の方が楽しいな。
0投稿日: 2014.01.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『リレキショ』『夏休み』に続く「始まりの」3部作完結篇だと最後で知った。『夏休み』は読んだけど主人公とかが継承されてる訳じゃないっぽいしこれだけ読んでも問題ないかと。ただ初期の中村航は私はあんまり好きじゃないかもなぁ…。初期の中村航の文章はなかなかすとんと落ちてこない。これも斜め読みで読了。私は文系だから理系臭が強かったのが原因かも。2011/564
0投稿日: 2013.10.31
powered by ブクログ表題作『ぐるぐるまわるすべり台』と その関連作『月に吠える』の二篇を収録。 気に入ったくだりをいくつか模写してみてわかったけれど、 中村氏の文章はそれほど美しくなかった。 ストーリーもシンプルでそれほどスペシャルではない。 それでも惹かれてしまうのは、たぶんきっと温度のせいだ。 圧倒的な近似値をもって「同じものができない」と言わせる。 居酒屋の「はい喜んで」を福音のように尊く描く。 その独自の感性、表現力が 迷いと戸惑いを秘めたありきたりの日常のなかで 砂金のごとく燦めいている。
0投稿日: 2013.10.17
powered by ブクログちょっとイマイチだったかな。 ついつい惰性で読んでしまいました。 中村作品のいつもの雰囲気は出ていましたが、 気分が向いていなかったのかもしれませんが、 乗り気れないまま読み終わりました。
0投稿日: 2013.07.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
□内容 僕は大学を辞め、塾講師をする傍ら、バンドのメンバーを募集した。“熱くてクール、馬鹿でクレバー。最高にして最低なメンバーを大募集”そんなうたい文句に集まったロックな面々。ボーカル志望の中浜に自らの分身を見た瞬間、僕の中で新たな物語が始まった。カップリング作「月に吠える」も収録。 (amazonより抜粋) □感想 弟の知人です。どのように知り合ったのか分かりませんが…。 読みやすく短い作品ですが、決して軽くはありません。丁寧に描かれる情景を、突拍子もないセンテンスや、ゆるい登場人物たちが彩ります。読み終わったときに、温かさと優しさが感じられる作品です。「何かが始まりそうで、始まらない」みたいな雰囲気が好きです。 バンドマン、教師、工場勤務経験ありの方におすすめします。 私は上記項目ほぼ該当するからか、何度も読みました。 話は逸れますが、「ぐるぐる回るすべり台」→「ヘルタースケルター」 ビートルズの楽曲です。カタカナで検索すると沢尻エリカの映画がいっぱい出てきます。ビートルズのセルフタイトルアルバム、通称「ホワイトアルバム」に収録されています。私が自発的に初めて聞いたビートルズのアルバムです。10代の頃これを聞いてビートルズにハマりました。こちらも興味があれば是非。 (たけい)
0投稿日: 2013.05.22
powered by ブクログ言葉の使い方が、抑え目で、 言葉遊びをしていないのが、結果として、うまく物語として、 展開した。 大学をやめて、塾の講師となり、 バンドをネットで、集める。 わずかなメッセージで、お互いに感性を察知し合う。 何を、目標にしているのか。 ヨシモクという生徒の名前を僕はとってしまう。 でも、ヨシモクって、どんな字を書くのだろう。 スケルターケルターって、ビートルズの歌で、 ぐるぐるまわるすべり台とは、知りませんでした。 もう一つの『月に吠える』も、ビートルズの歌。 会社で、ノビノビ、ホウレンソウしたり、 改善活動や、サークル活動に、 てつろーやチバが、積極的なのが、おもしろい。
0投稿日: 2013.03.17
powered by ブクログ狛犬(仮)のその後も気になるけれども いい雰囲気で読み終えられた。 小林くんは4月からはどうなるのかな。 塾講はなかなか似合ってるんではないでしょか。
0投稿日: 2013.03.12
powered by ブクログ塾講師の19歳男子がでたらめにバンド仲間を集める話とバンドメンバーとして集まったギタリスト&バンドリーダーの話。 統計数学がやけに多い。
0投稿日: 2013.03.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
相変わらずの中村航! ヘルタースケルターが聴きたくなる作品。 というか今聞いてる。 メンバー募集の文面は一体なんなんだよ…と思いながら読んでいたが 集まったメンバーは結構素敵なんじゃないかと思ったり。 ドラムの人のポリシーはなかなか素敵。 ネタバレだが、結局自分が参加しない、ということに中村作品らしさをとても感じた。 文庫で追加された短編も良い感じ。 「女の子は笑わせる」 という信念にそういう考えもアリだな、と思ってしまった。
0投稿日: 2013.01.25
powered by ブクログ大学を中退し、主人公は「ヨシモク」という名前でバンドを作ろうとする。その名前は、取りあえず4月まで行う予定であるバイト先の塾へ毎日通う教え子のものだった。着々とバンドのメンバーが揃う中でビートルズの「ヘルタースケルター」を演奏しようということになる。訳は「ぐるぐるまわるすべり台」。黄金比や主人公の生き方はまさに“ヘルタースケルター”。でも最後には点へと行き着く。ヨシモク君との最後のシーンは青春とは少し違うけど、清々しい気分になれる。 カップリングの「月に吠える」は、『面白がる人は、面白がらない人の30倍は可愛い。』という言葉が印象に残った。オガサーは、何がいまいちだったのだろう……。
0投稿日: 2012.11.17
powered by ブクログ大学を辞めて塾のバイトをしながらバンドを組もうとする青年の話。ぶっちゃけ何が言いたいのか全然わかんなかった。でもそこがよかった。非生産的なところがリアルで文学を感じた。
0投稿日: 2012.10.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再読 中村航の作品ではおそらく異色な作品、そしてぼくが一番好きな作品。 ぼくは、この本を読んでから仕事を始めることがある。 生涯45万個の目玉を作れるように。
0投稿日: 2012.10.27
powered by ブクログ夏風邪にやられて会社を休んだ日に読んだ。 カラダが弱っているためか、表題作のように他人に多くを求めないゆる~い作品が心地よかった。
0投稿日: 2012.07.12
powered by ブクログ「ヨシモク」 おいおい、それでいいのか、おい! と思ってしまいました。 黄金比、白銀比。ゴキブリ1匹、裏に26匹、卵100個。ぞっとするわー。 ビタミンちくわ、ころころジャスミン茶。 にゅいーん。 とりあえずギターでも弾くか。
0投稿日: 2012.07.04
powered by ブクログ世界では様々な物語がぐるぐると渦巻いている そして人生もぐるぐると周り続けている どこかに向かって…それは中心ではないかもしれない 人生の中心ってなんだ? でもずっと同じところにいるわけでなくて一日一日どこかに向かって渦巻いている 決して同じ場所にはいない もう終わりって感じで主人公と同じくらいあっさりしていた こんな感じのストーリーは好き
0投稿日: 2012.06.23
powered by ブクログぐるぐるまわっていつかはちゃんと辿りつけるのかな。 それともずっとぐるぐるまわり続けるんだろうか…なんとなくそんなことを考えてしまいます。 大学を中退して人生をリセットし、塾の講師をしながらバンド仲間を募集する主人公。何事もそつなくこなす器用な人物に思えるんだけど、なんだか印象に残らないのは彼のかわし癖のせいなのかしら。 いつものように爽やかな読了感だけど、主人公に対する物足りなさは1番かもしれません。 あと数学に詳しい人が読んだら絶対もっと面白いんだと思う! 思わずにゅいーんとした笑みがこぼれてしまうかも!
0投稿日: 2012.03.01
powered by ブクログにゅいーんがいい。にゅいーん 月に吠えるはぐるぐるまわるすべり台とは関係ない話だと思って読んでいたけどドラマーとギターのてつろーと千葉はここでつながったのかーって読み終わる頃気がついた。
0投稿日: 2012.02.29
powered by ブクログぐるぐるまわるすべり台 →黄金比。無限の自己増殖性。自己相似性の永遠。ヨシモク。へルター・スケルター。狛犬。にゅいーん。フレットレス。バンド。 月に吠える →ハインリッヒの法則。1:29:300。ヒヤリ・ハット。ゴン太くん。ホウ・レン・ソウ。オガサー。ギタリストは職業、ドラマーは属性。俺の旗。いつだって全体を見ることができるのは壇上の人間と一番後ろの人間だけ。
0投稿日: 2012.02.03
powered by ブクログ黄金比やPDCAやイシカワ・ダイヤグラムとかの盛り込み方に具体性があって面白かった。ヘルタースケルターの最後のシャウトを確認したくなった。その辺のディテールがいい。軽くてちゃらいけど。
0投稿日: 2011.11.16
powered by ブクログ大学中退後ロックバンドを結成する青年の話(ぐるぐるまわるすべり台)とそのバンドのギタリストとドラマーの出会いを描いた話(月に吠える)の二編。 理知的な雰囲気で始まるけれど、終始感覚的ないし感性に訴えるような文章。どちらかというと苦手なタイプの小説だった。 ただ、ちくわは出汁で茹でて食べてみたくなった。
0投稿日: 2011.06.19
powered by ブクログ全体的に盛上り切れずに読み終えてしまったような感じでしょうか・・・。「月に吠える」は意識改革として仕事に生かせそうです。
0投稿日: 2011.06.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
心の描写の独特な表現が何ともいえない気分にさせてくれる。読後のさわやかで勇気をくれる感覚がとても心地よいのである。また、とても読みやすいので引き込まれたまま一気に読めてしまうのもGOOD!特に『ぐるぐる・・・』の方は、ロックバンドや製造業の専門用語もバンバン出てくるが、ほとんど知識の無い自分が詰まることなく読めたのは、とても良かった。 http://txcbxft.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post-0ecd.html
0投稿日: 2011.04.09
powered by ブクログストーリーの流れや登場人物の会話が独特。 塾講師をしていた主人公がある日 バンドメンバー募集の掲示板に書き込みをします。 その書き込みをみて集まった人達が 主人公とぐるぐる関わって行くお話。 主人公とヨシモク君のやり取りと 募集したバンドメンバー達が ビートルズのヘルタースケルターでやりとりする所が好き。 穏やかにゆっくり、ぐるぐると進んで行く展開に途中ダレたけど 最後まで読んだら、おわ!!こんなオチか!ってなってすっきり。 にゅいーんと笑う。ってどんな笑い方なんだろー。
0投稿日: 2011.02.20
powered by ブクログ大学を辞めた青年が、塾講師をしながらバンドのメンバーを募集する話。 あたしはロックとか良く知らないから雰囲気を楽しんだ感じ。新しい音楽を始める期待とかエネルギーとか。 結末に少しびっくりしたけど、それでもいいのかな、なんて。 ドラマーの千葉くんが楽しかった。「俺はドラマーなんで…」ってのが。
0投稿日: 2010.10.11
powered by ブクログ大きな出来事は起こらないけれど、テンポよく読め、共感できる作品。 学校に行く決意をした”ヨシモク”、おそらく軌道に乗るであろう”狛犬”。 それに反して、”僕”だけがぐるぐる回るのである。 けれど、それだけが黄金らせんだけが、ある意味、ずっと、たどり着くことのないものではあるけれど、終着点を目指すことが出来る方法なのだろうか。 時がたつにつれて、四分円の半径が小さくなるにつれて、”僕”のかわしぐせも少しずつ程度がましになっていくのではないだろうか。 ”僕”が幸せになることを願わずにはいられない。
1投稿日: 2010.10.06
powered by ブクログ初期三部作の三つ目。 「ぐるぐるまわるすべり台」 塾講師小林と生徒ヨシモクとバンドメンバー募集の話。 にゅいーん。 「月に吠える」 「ぐるぐるまわる」でバンドメンバー募集に応じたてつろーとチバさんが出てくる。 てつろーただのチャラい奴かと思ったら、意外と、かなりできる派遣社員だった。「あなたを辞めさせるわけにはいきません」とか言われてみたい。
0投稿日: 2010.10.06
powered by ブクログとっても好きなところと嫌いなところがたくさんあった話しでした。 文章の書き方や表現はすごく好みで、とくに塾での出来事、とくに教室長の行動には主人公と同じようにそのパーフェクトスキルに憧れます。そしてヨシモクとの付き合いかたの空気がいい。 でも! どうしても主人公が好きになれない。 というか、あとがきにあったように、主人公のかわしぐせが好みじゃないのかもしれません。 彼が語る内容、言葉はとてもきれいだけれど。 静かに周りの波紋を観察して、たまにそこに石を投じてみるけど、その観察者から実際に自分も波紋の一つになってほしかった…… でも書かれ方はとても好きなのでまた別の本を読んでみようと思います。
1投稿日: 2010.07.19
powered by ブクログ思うところあって大学を中退し、それまでの暮らしを『リセット』して何かを始めようとしている塾講師。製造会社で働きながら、気のあう同僚と音楽をやろうとしている派遣社員。 とあるロックバンド結成にまつわる、二本の中編で構成されています。 友達に紙袋いっぱい借りた本の中に入っていた一冊でした。 きれいな小説でした。 ゆったりとしたテンポで進むストーリーには、大きな起伏はないのですが、作品全体に漂うやさしい空気が、読んでいてすごく心地いいです。悩む人の背をそっと押すような、そんな優しさ。 いいなあ、中村さん。ほかにも何冊か借りて読んでいるので、そちらの感想も追々。
0投稿日: 2010.06.06
powered by ブクログとぼけてるのにかっこいい。決意とか決断とか、重そうなものをさっぱり書いてるところが素敵。そんな身構えなくてもだいじょうぶだと思わせてくれる。月に吠えるも面白かった25/5/10
0投稿日: 2010.05.26
powered by ブクログ理系の作者らしい蘊蓄がたまらなく好きでした。アルバイト先の塾の生徒のヨシモクと主人公とのほのぼのとしたやりとりがかわいらしくて好きな小説です。
0投稿日: 2010.04.15
powered by ブクログ大学を辞め、塾講師をする主人公小林。彼は、その傍ら、一念発起しバンドメンバーの募集をすることに。募集の謳い文句は、「熱くてクール、馬鹿でクレバー。最高にして最低なメンバーを大募集」。その文句を見て、集うのはどんなメンバーなのか。 彼らはこれからどういう道を突き進んでいくのだろう。ほのかな期待と希望を抱かせるような終わり方が好印象。 (2007年7月読了)
0投稿日: 2010.02.28
powered by ブクログこれお勧めされた本。 だけど、これを読んだ人達のレビューを見てると、 おもしろくなさそう…。 読んでみたいけど、おもしろいかが微妙だからやめとこうかな…。
0投稿日: 2010.01.25
powered by ブクログ読み終えて まずは ビートルズのヘルター・スケルターを聞きました 結構 テンポよく 始まる・・・。 いい感じの曲!! この曲を 聞きながら散髪をしていたのかなぁ〜 狛犬の今後が 楽しみ 一度 リセットをするって 大事な事なのかなぁ〜 新しくスタートをきる為の一歩なのかもしれない・・・。 ゆったりとした感じが 伝わってきます 一周回ったんだ、と僕は思った。 一周回ったスタート地点は、かつて僕がいた場所とは違う。 始めたこと、始めなかったこと、 聞いたこと、語れなかったこと 一周回ったんだ、と僕は思った
1投稿日: 2009.07.29
powered by ブクログ生きること、中心をめざしてぐるぐるまわりつづけること…。とても印象的な小説でした。読んで以来、「にゅいーん」という笑いの擬態語をついつい使ってしまう…
0投稿日: 2008.08.18
powered by ブクログうーん。読後感は微妙ですね。爽やかではあるんだけれど、個人的にはもやっと感も残っていたり。 作品の内容は詳しく書けないんだけれど、未だに主人公は結果としてどうしたんだ?というのが理解できん。待ち合わせをドタキャンしたのか?うーん。
0投稿日: 2008.05.22
powered by ブクログHELTER SKELTER、こんなに激しい話じゃない。中村航らしい、淡々と進む穏やかな話。地球の自転に左右される私たちの生き様、黄金率。ジョンもポールも、リンゴもジョージも、同じ中に生きていた、という事実には時々、慄然とさせられる。派遣社員の彼の台詞はどこまでも正しい。最大の効率化は人がいらなくなることだ。
0投稿日: 2008.03.10
powered by ブクログ僕は大学を辞め、塾講師をする傍ら、バンドのメンバーを募集した。〈熱くてクール、馬鹿でクレバー。最高にして最低なメンバーを大募集〉そんなうたい文句に集まったロックな面々。ボーカル志望の中浜に自らの分身を見た瞬間、僕の中で新たな物語が始まった。カップリング作「月に吠える」も収録。
0投稿日: 2007.12.10
powered by ブクログバンド結成前夜。世の中に何かが生まれる瞬間の温度みたいなものが詰まっている。伝えたいことも、伝わりたいことも、何も感じ取れなかったが、そこに満ちているは始まりの予感、だ。
0投稿日: 2007.06.15
powered by ブクログ『100回泣くこと』が好きだったから期待してたけど…期待ほどではなかったかも。ヨシモクとか老教授とか不思議で面白かったけど、共感が少なかった。どっちかというとカップリング作の『月に吠えろ』の方が好きだったかな。哲郎と千葉のやりとりが面白かった!
0投稿日: 2007.04.01
powered by ブクログリンクした2つの短編が収録されています。『夏休み』はイマイチでしたが、これと『リレキショ』は好みです。数学もバンドも興味ないのに、何故か中村作品で語られると非常に興味が持ててしまう(笑) 不思議な魅力ですね。
0投稿日: 2007.03.28
powered by ブクログもう少し軽いノリの話かと思っていたのですが、随分しっかりとした作品でした。 明確な主題がははっきりしません。また、私は音楽にあまり興味が無いもので、バックにあるビートルズの曲がわかりません。しかし、しっかりした文章と、どこか柔らかな安心できる独自の雰囲気は持っています。このために読んでいて物語に引き込まれて行きます。 もう何冊か読んでみましょう。
0投稿日: 2007.03.16
powered by ブクログラストは「やられた−」って思いました。描写とかリズムが読んでて小気味良かった。読書ベタながら他の作品も読んでみたいと思いました。
0投稿日: 2007.03.14
powered by ブクログ室長はあんぱんと牛乳を食べるらしい。まさに完璧。この点に着目した作者も完璧。これだけで満足。さらさらと流れるような文章だが、キラキラ光る水面のように強い印象を受ける。
0投稿日: 2007.02.19
powered by ブクログヘルタースケルター(ぐるぐるまわるすべり台)、それはビートルズの中でももっともオルタナティブな曲。 音があふれた小説。サクッと読んで。
0投稿日: 2006.12.28
powered by ブクログ当たりかはずれかって言ったらはずれでしょう。 途中で読むのやめちゃいました。 面白くないと思ったら、完読の必要なし! 世の中には腐るほどの作品があるのです。
0投稿日: 2006.12.16
powered by ブクログ一言で言うと…『全力で少年だった』です。ふとしたことで主人公がバンドのメンバーを集めて…ちょっと前向きになってみようかと思う作品。作中に、『黄金比』『白銀比』なるものが出てきます。最も美しいとされる黄金比。数値で書くと…ややこしいのですが(笑)伝承ではギリシアの彫刻家が使用していて螺旋を描いた…って長くなるな;どちらかといえば自然に属する比…?オウムガイが例。一方白銀比どちらかというと人為的?A4からA5へ…A5からA6へと…縦横の比がかわらない比のこと…うーんうまくいえない。
0投稿日: 2006.10.26
powered by ブクログ暑くてクール、馬鹿でクレーバー。新しいけど懐かしく、格好悪いくらいに格好いい!! 主人公のバンドメンバー募集の文章が、そのまんまぴったりの本!暑いのにクールな一冊!!
0投稿日: 2006.06.11
powered by ブクログ「ぐるぐるまわるすべり台」という本を読んだ。 その中に「ヘルター・スケルター」って、ビートルズの曲が出てきたんだけど、 実際にある曲なのかな?有名? なんだか、ちょっと聴いてみたくなった。 本の内容は、大学を辞めて塾講師をしながら、バンド募集をかける青年の色々ですね。 なんかすごく爽やかで、読みやすい。 お洒落映画にしたら、かなりいい感じに仕上がると思う。 その初めて音合わせする時の曲に「ヘルター・スケルター」を選んだのさ。 それがどうなのかは、私にはわからないけど。 題名の「ぐるぐるまわるすべり台」も、 「ヘルター・スケルター」の日本語約そのままらしいですしね。 この曲を聴いて何をする?って問いがあったので、 実際聴いてみたいと思ったのだけどね。 どうなんだろ? テンポよく進む感じが心地よく、なかなかお勧めの本ですね♪
0投稿日: 2006.06.04
powered by ブクログ主人公をはじめとして、登場人物たちの描写が印象に残った。携帯サイトの文面にしか出てこないキャラクターの一人ひとりにも、様々なドラマを感じる。カップリング作「月に吠える」にも同様な感想を抱いた。そして、「へルター・スケルター」を聞いてみたくなった。
0投稿日: 2006.05.15
