
総合評価
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powered by ブクログ御宿かわせみシリーズ第1作。 元八丁堀の鬼同心と言われた男の娘るいと、吟味方与力を兄にもつ次男坊の神林東吾を中心として、江戸の下町情緒豊かに、人情捕物帳が展開する。
0投稿日: 2025.10.19
powered by ブクログ子供の頃NHKでやっていたのを知ってはいたけど もちろん内容は知らない 戦前生まれの女性の作家が紡ぎだす言葉は ”還暦のおじさん” の心に沁みる 昔は良かった なんて言いたくないけど・・・ しょせん男なんて おだてりゃ木に登るし 褒めときゃご機嫌だし そのうちつけ上がって踏み外して
0投稿日: 2025.06.19
powered by ブクログかつて、テレビで観た大人のドラマ。高島礼子が印象深い。橋之助は、あの頃はよかったが、やらかしてから嫌いになった。その前は、真野響子と小野寺昭だったのこと。1980年の放送だから、観ていないのだろう。記憶がない。観ていたにしても、その頃では味わいはわからなかっただろう。今、こちらを観てみたいものだ。 義理と人情に溢れている。どの話にも、泣かされてしまう。色気もほんのり。実に粋だ。
0投稿日: 2024.08.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
<目次> 略 <内容> 懐かしの時代劇。真野響子と小野寺昭のNHK版。謎解きではなく、事件が起き、神林東吾と畝源三郎が解いていく。東吾の恋人が御宿かわせみの店主るい。控えめながら勝ち気なところもあり、宿が舞台になることが多いので、事件に絡んでくる。ドラマはるいが主人公だが、小説は東吾の方にシフトしている。
1投稿日: 2024.05.26
powered by ブクログ時代小説 連作短編集 傑作選から読みはじめたのですが、物語の最初は、どこから始まったのか知りたくて1巻を拝読 宿屋の風情、人情がみっしり詰まっていてとても良かった 赤烏帽子、先代萩の千松など耳慣れない言葉を調べるのも楽しくて、続きを読ませて頂こうと思っています S49年初刷S55第9刷
0投稿日: 2024.05.11
powered by ブクログ▼「御宿かわせみ」平岩弓枝。初出1973~2005、「小説サンデー毎日」または「オール讀物」に連載された「御宿かわせに」シリーズの第1巻。文春文庫。 ▼収録作=初春の客・花冷え・卯の花匂う・秋の蛍・倉の中・師走の客・江戸は雪・玉屋の紅 ▼「初春の客」いきなり冒頭エピソードが、外国人(黒人奴隷)と遊女との心中物、というかなりとんがったもので驚きました。 ▼「花冷え」二つ目のエピソードが、「母親にレールを敷かれて売春をしている芸者」というこれまたけっこうエグい。 ▼全体に、当然ながら運びがご都合なところはありますが(何しろ探偵役が職業的な捜査員ではないので)、池波正太郎的な犯罪人間模様に女性作家ならではジェンダー的な目線がくわわった味わいは、ナルホドと思いました。
0投稿日: 2023.08.15
powered by ブクログ懐かしいシリーズを再読開始。 まだ恋人同士の東吾とるいが初々しい。 江戸の街で、こんな悲喜交々があったのかなあと想像するのも楽しい。事件簿なので物悲しさもありつつ、かわせみシリーズでしばらく楽しませてもらえるのが嬉しい。
0投稿日: 2023.06.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「御宿かわせみシリーズ」から「新・御宿かわみ」にシリーズが変わったことで、江戸から、明治・東京へと時代と舞台が移り変わった。それに伴い、活躍する人々の世代交代も行われたわけだが、まさか、東吾さんや畝源三郎さんが、こんなふうになっているとは。衝撃が強すぎて、一瞬頭が真っ白になった。 麻生家を襲う事件と、それによって起こる源三郎さんの事件については、本作中の最後の章「天が泣く」で真相が明らかになるが、これで解決、大円団ということはなく、やるせなさがどうしても残る。章題の「天が泣く」がそれを表している。 ただ、現実に起こる様々な事件というのは、その真相がわかったところで、当然ながらそれで万事解決とはならない。その当然を描いているだけかもしれないな、とも思った。
0投稿日: 2023.01.11
powered by ブクログ「みをつくし料理帖」「あきない正傳」を読んで、似たような時代背景の小説が読みたくなり手に取りました。 40年以上も昔の作品なのに古さは感じられず、推理しながらぐいぐい引き込まれますね。世の中の不条理にほろりとさせられる場面もあったり、るいと東吾のこれからも気になります! 通勤電車で読んでいますが、一話の長さが程よくサクサク読めます。捕物帳ですが重すぎず、るいと東吾のエピソードで締めくくられるので、読後感もしっぽりほっこりしていいです。 私の通勤電車は作品の舞台の場所を通っているので江戸時代に思いを馳せつつ、30冊以上シリーズが続いているのでこれから当分読み続けられるのでとてもワクワクしています!
0投稿日: 2022.06.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
メロディアスライブラリーで紹介されて読み始めた本。ようやく読み終わった。 私もどちらかというと昔のNHKドラマの印象が強い。小野寺明さんと真野響子さん。今となっては、自分よりずっと年下だし、その時のエピソードもほぼ覚えてないから、自分なりに読み進めていった。 あさのあつこさんの時代物は何冊か読んだけど、平岩弓枝さんのは初めて。 特にシリーズ一作目のせいか、最初少しまどろっこしいような感じもした。読んでいくうちに慣れてきて、その世界観がだんだん味わえるようになってきた。 あさのさんのは割と事件や何かに主軸が置かれているような気がしたけど、これは主人公の二人の情愛が重要なモチーフとなってる。小川洋子さんが「しっぽり」という言葉を使ったのがよくわかる。シリーズは結構続いたみたいなので、楽しみながら読んでいくといいかもと思った。
1投稿日: 2022.04.06
powered by ブクログ母親の嫁入り道具として実家にあった、古い本を読んだ。人情あり、ミステリーあり、ロマンスあり、のストーリー。時代小説だが、古い感じはあまりせず、楽しく読めた。短編の組み合わせのような本なので、読みやすかった。 東吾とるいの関係が気になるところ。これから、全巻読破目指します!
2投稿日: 2022.03.27
powered by ブクログかわせみのるいと東吾、東吾の親友源三郎が、宿に泊まる人たちの謎を解いてゆく。謎解きは面白いけれど、るいは何事も東吾次第。昔の男性が女性に求める可愛らしさ愚かさの部分に時代を感じる。
0投稿日: 2020.12.17
powered by ブクログNHKでこのドラマが放送されていた頃、まだ私は若く、興味もなかったので、全く観ていなかったのだけど、さすがに歳をとると、なんかいいなぁ〜 とか思って、ページをめくってました。 一話完結で読みやすいし、事件が起こるのが魅力的、、二人はどうなるのかなぁ、楽しみ楽しみ、 先は長いけど、全巻読むよ!
0投稿日: 2020.08.24
powered by ブクログ帰任した会社の人にもらった一冊。久しぶりの時代小説面白かった。時代が変わっても、人間の業は変わらない。
0投稿日: 2018.04.08
powered by ブクログ1979年に文庫として出たというから随分経つのだが、未だ本屋に並ぶのにそれだけの魅力があるという事。内容もおもしろいが、無駄のない短編という印象。「秋の蛍」が良かった。2017.12.12
0投稿日: 2017.12.12
powered by ブクログ娯楽時代小説。男女の艶っぽい話から、親子・兄弟の絆、友情、権力や欲望などなど。ドラマ化や映画化されるのも頷ける。シリーズ物の短編集で、力を抜いて気軽に読める。
0投稿日: 2016.10.11
powered by ブクログ素晴しい江戸情緒。一話完結のミステリーあり、人情物あり、恋模様あり。とても多彩なストーリーが盛りだくさん。贅沢な時代小説だと思いました。まだ12巻までしか読んでないので、先の楽しみが長いようです。
0投稿日: 2016.06.17
powered by ブクログ御宿かわせみシリーズが好き。東吾さんが素敵。姉さん女房のるいさんが素敵。ずっと続いて欲しかったなぁ。
0投稿日: 2016.04.04
powered by ブクログ何年も前におススメされて購入していたものの時代物が苦手で手をつけていなかった1冊。最近少しずつ時代物を読むようになって手に取ってみたら面白い!るいのかわいさ、東吾の魅力。ハマりそう。
0投稿日: 2014.11.12
powered by ブクログ面白いといえば面白いけれど、半七を読んだあとなので、どうしても比較してしまい自然評価が低くなってしまった。
0投稿日: 2014.06.17
powered by ブクログるいと東吾がいろんな事件に巻き込まれ、というスタイルで、シリーズ物として長続きするのも分かる気がします。果たして二人は夫婦になるのか?暫くシリーズを読んでみることにする。
0投稿日: 2013.10.02
powered by ブクログ書き手が女性だからか、全体が柔らかい優しい気がします。 るいと東吾についての書き方もそうだし、事件も女の哀切さが際立つような印象です。 藤沢周平さんや池波正太郎さんの「鬼平」とは、また違った味がでていて、これはこれでいいなぁと思います。 『卯の花匂う』『江戸は雪』は特に良かったです。 るいと東吾の関係もこれからどうなるのか楽しみだし、また‘かわせみ’にどんな客が来るのか興味津津です。
0投稿日: 2013.09.21
powered by ブクログかわせみに泊まった老夫婦が50両を紛失。 偶然50両を持ち合わせていた青年に疑いがかかるが、身元引き受け人は彼を信じると… 泣けた。 これだけでも読む価値あり。
0投稿日: 2013.08.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
御宿かわせみシリーズ1巻。江戸の大川端にある小さな旅篭「かわせみ」。そこに投宿する様々な人たちをめぐっておこる事件の数々。その渦の中に巻きこまれながら、宿の若い女主人るいと恋人神林東吾の二人は、互いに愛を確かめ合い、次第に強く結ばれていく…江戸の下町情緒あふれる筆致で描かれた人情捕物帳。
0投稿日: 2013.05.14
powered by ブクログライト時代劇人情ものシリーズ。淡々としたシンプルな文体が読みやすい。「卯の花匂う」では王道と思いつつほろりと来ます。 時代劇ものは読んでいて背筋が伸びるのがいいですね。 そして作中に現れる料理が食欲をそそりすぎる。思わずシリーズムックの東京下町散歩を買ってしまったくらい。 青菜の胡麻あえに、蜆の味噌汁、焼きたてのあつあつ薩摩あげに大根おろしをまぶす…うう、書いているだけでお腹が減る。
0投稿日: 2013.05.11
powered by ブクログ「みをつくし料理帖」シリーズが好きならこれも好きだよ、と勧められたので読んでみる。 うん。あっちが少女漫画なら、こっちは劇画でした。結構たんたんと凄味のある話が続くなぁと。みをつくし料理帖シリーズと同じ方向性を期待せず、同心ミステリと思えば面白い。
0投稿日: 2013.02.02
powered by ブクログ再々再放映ではないかこのNHKドラマ。でも見飽きないのが不思議。 やはりキャスティングの妙であろう。役者おのおのが当たり役なのである。 さて原作はといえば、 このシリーズの魅力は、最長不倒記録の長編であるにもかかわらず、 2,30分で読み終える一話完結短編集であること。淡い話であること。通勤電車のなかで、昼休みのちょっとした時間に、ほのぼのとした江戸風情を楽しめるという仕掛けにある。 ただもっともおもしろいのは東吾とるいが結婚するまで、所帯じみて子供までできるとなると、アラフォー世代もちょっと待って、となる。
0投稿日: 2012.11.14
powered by ブクログお宿かわせみシリーズ。第1巻。初春の客・花冷え・卯の花匂う・秋の蛍・倉の中・師走の客・江戸は雪・玉屋の紅。 るい25歳、東吾24歳。まだ周りに認められるような間柄ではなく、るいも宿屋の女あるじにしてはまだちょっと軽い感じで初々しい。圧倒的な権力に地団太踏む「初春の客」、かたき討ちの結末が涙を誘う「卯の花匂う」、ホラーを予感させながらからくりに唸らされる「倉の中」、時は巻き戻せないだけに幾重にも押し寄せる真実に押しつぶされそうになる「玉屋の紅」など、力作ぞろい。悪人はとことん悪く、善人はとことん儚く。どの章も納得のいく結末で読後はすっきり。
0投稿日: 2012.10.10
powered by ブクログ与力次男と旅籠の女主人が主人公。 お江戸の事件を解決していく捕物話と人情話のシリーズ。 東吾がかっこいいのよね(笑)! るいはちょっと融通がきかないと言うか、真面目と言うか、個人的には苦手なタイプか?(やっかみもあり・笑。) いろんな事件があって、魅力的な登場人物ばかりで飽きないシリーズ。 明治以降の新シリーズより、私は好きかな。
0投稿日: 2012.09.16
powered by ブクログるいと東吾のロングヒットシリーズの第一弾。人情捕り物の短編集。 旅籠「かわせみ」の若女主人であるるいと、幼馴染の恋人東吾が出会う、様々な事件。 四季折々の描写が綺麗で、るいと東吾も可愛らしい。 良い意味で少し昔の少女漫画っぽい華やかさがあるのと、 起承転結や文章のトーンが安定しているので、読みやすかった。 るいの可愛らしさと色っぽさの描写と、聡明さと奥ゆかしさのバランスが、 女の人っぽい筆タッチだなーと思いました。
0投稿日: 2012.08.20
powered by ブクログ時代劇専門チャンネルで真野響子、小野寺昭の「御宿かわせみ」(懐かしい!)をみていて原作を読みたくなり、第1弾短編集を読了しました。ドラマのままの原作で(逆か!)とても面白かったです。 短編8作を所収していますが、どれも江戸情緒と厚い人情、それに捕り物ミステリーが見事に融合した物語になっています。 ドラマの印象が強いので、セリフの声もドラマの俳優の声で読んでしまいました。(笑)特に自分が好きなのは律義で友情深い同心・畝源三郎で、山口崇が演じたままなのが嬉しかった。(笑)逆か!(笑)東悟を想うるいの心情の細やかさもとてもよく描けていました。 捕り物劇がメインですが、人情豊かな「秋の蛍」や「卯の花匂う」「師走の客」、ミステリーの常道を取り入れた「倉の中」「江戸は雪」など様々な方向から楽しませてくれます。こうなると第2弾も気になってきました。(笑)
4投稿日: 2012.03.25
powered by ブクログすでに一通り読んでいるのですが、初心にもどって読み返してみました。 やっぱり良いですわ~♪ 今の時代では実感がありませんが、身分違いの恋に切なくもグッとくるものがあります。 人の心の温かさや強さや弱さに気付かされます。 ”卯の花匂う”が好きです。
0投稿日: 2012.03.17
powered by ブクログNHKのTVドラマを見たのがそもそもの始まりで、当時私は高校生。 原作が読みたくなり手に取ったが、時代小説なるものを読んだのはこれが初めてだったかと。 以来ウン十年以上私の愛読書で、なんだか疲れた時に読み返し江戸の情緒に浸り癒されている。舞台が明治になってからは、今ひとつ馴染めない気もするが、これからもこのシリーズは繰り返し読み返すことになりそう。
0投稿日: 2012.03.10
powered by ブクログ1 長い話は磐音で十分と思いつつ手を出してしまったかわせみ。宿の女将といえば先に読んでいた「隅田川…」なのだけれもアッチは駆け込み寺もどきだからかわせみよりもかなりしっとり感がある。こちらははやぶさ新八よりは読みやすいけど憂いをあまり感じないのは作家の違い? 新春の客 あいのこと異人の恋 花冷え 芸者千代次と母 卯の花匂う 敵討ちと母を探す喜一郎と女中のおくみ 秋の螢 宿を襲う盗賊一味長七と娘のお糸 倉の中 倉の中の死体 師走の客 おすがの見初めた相手 江戸は雪 50両騒動 玉屋の紅 おたよの相手とその妹を殺した清七と清七とおもんを殺したおたよ
0投稿日: 2012.01.22
powered by ブクログ可愛がってもらってる方に、 4巻揃いでもらったので読んでみる。 が。 読み終わったら34巻まであることが判明。 うそん。 全34巻の時代もの。 実に32年も続いてた大シリーズ。 今まで読んだ中で最長。 こち亀みたい。 タイトルも場所の名前だし。 主人公はかわせみって宿の女将の恋人。 で、 主人公が親友(定廻り同心)を手伝って 事件を解決していく一話完結の人情捕り物。 が、 親友が刑事で主人公が探偵みたいな立ち位置。 なんで、 捕り物ってより探偵もの。 いぶし銀な人情味溢れる鬼平な感じじゃなくて、 若くてちょっとスマートな謎解きな感じ。 34巻もあるけど、 1話1話は短かめ。 1話30分くらいで読み終わる。 なんで、ちょっと説明駆け足だったり、 切り替わったシーンについていけなかったり、 最初は少しとまどった。 特に序盤は、 主人公が女将といちゃつきながら事件解決って図式が多く、 けっこう胸焼けしてくる。 が、 10冊くらい読んでると、 主人公を取り巻く登場人物達に情が移ってきて どんどん離れられなくなる。 みんながたまらなく好ましく、 ニヤニヤが止まらない。 特に登場人物達の子供が生まれてくると、 チビ達の冒険が可愛すぎる。 さらにそのチビ達が年頃になってきたりすると 時の流れに感慨深いものが出てくる。 もう親の気分。 池波正太郎先生と同じく、 長谷川伸氏に師事していたからなのか、 鬼平よろしく料理も美味そうで良い。 最終回が特に最終回らしいことなかったり、 チビ達の弟・妹世代にはスポット当たらなかったり、 主要人物以外の宿の人々がいつまでたっても名前もらえなかったり、 多々気になる部分はあるものの、 こんだけ長く読んできたら好きになるしか無いじゃない。 ......が、 大人になったチビ達を主人公に 「新・かわせみ御宿」として続いてるらしい。 まだ3巻。 こら著者死ぬまで続くなあとか 最後まで読める頃には自分もいい年だろうなあとか 少し苦笑な気分で続編を楽しみに待っています。
0投稿日: 2011.11.27
powered by ブクログなんとなく食わず嫌いだった時代物も鬼平読破から解禁になり、女性が書いたものは、まずこれだろうと手にとった作品。すでにテレビドラマ化されていて、確かに評判通り。小気味よい文体で、魅力的な人物ばかり。もちろん物語も。江戸時代に生まれたかったと読みながら何度思ったことか。
0投稿日: 2011.10.27
powered by ブクログ御宿かわせみ 女性が主役の時代物の原点がここにある気がして 満を持して手に取った感である。 元は八丁堀同心の娘 るいが商う宿屋「かわせみ」にはお馴染に交じって時々訳ありの客が宿を取る。 老番頭の嘉助、女中頭のお吉も八丁堀時代からの使用人。 そんな るいには神林東吾と言う思い人がいるのだが...。 初春の客、花冷え、卯の花匂う、秋の蛍、倉の中、師走の客 江戸は雪、玉屋の紅
0投稿日: 2011.06.14
powered by ブクログイチオシ「卯の花匂う」。夫婦と親子なるものの深さにこみあげ指数up。 「師走の客」、役者がたっぷりと伏線されたるおもしろさ。 「江戸は雪」、これまた短編ながら大勢の役者がきっちりと配置され。
0投稿日: 2010.11.28
powered by ブクログ昔、国営放送でドラマになっていて、小野寺昭・真野響子だったとおもう。それがとても質の良い人情物話だったのを覚えている。懐かしさにてにとって読んでみると原作も中々味わい深かった。 とりあえず2巻まで読み終わっている。
0投稿日: 2010.02.12
powered by ブクログ2009年12月23日、少しずつ読み始めました。 2009年12月27日、読み終わりました! 最初は、割と平坦な展開に「飽きるかも・・・」という思いを抱いたのですが、全くそんなことはなく。 るいと東吾のいちゃつきぶりがほほえましいです(笑)
0投稿日: 2009.12.24
powered by ブクログ図書館にて。 昔からある名作をやっと手に取ってみました。 鬼平のような形の連作で、女性が主人公だけあって 甘く読みやすい。 飽きるかもしれないけど、読めるだけ読んでみようと思う。
0投稿日: 2009.11.06
powered by ブクログいつか読みたいと思っていたシリーズですが、順番が分らなくて(^^; ともあれ、タイトルのままの単行本を読んでみました。 上巻・・「初春の客」「花冷え」「卯の花匂う」「秋の蛍」「倉の中」「師走の客」「江戸は雪」「玉屋の紅」「江戸の子守唄」「お役者松」「迷子石」「幼なじみ」「宵節句」「ほととぎす啼く」「七夕の客」「王子の滝」「秋の七福神」 下巻・・「江戸の初春」「湯の宿」「桐の花散る」「水郷から来た女」「風鈴が切れた」「女がひとり」「夏の夜ばなし」「女主人殺人事件」「山茶花は見た」「女難剣難」「江戸の怪猫」「鴉を飼う女」「鬼女」「ぼてふり安」「人は見かけに」「夕涼み殺人事件」 どうも主人公の身勝手は気に入らないけど、短いのに作品はうまくまとまっている。脚本家として30分ドラマをイメージして書いたのかな?人物は弱いけど、それは演出と役者の役割とか(笑) しかし、進展もなく先が長そう(^^;・・もしかして、まだ続いてるのかな?
0投稿日: 2009.08.23
powered by ブクログ初めて手に取った連続歴史小説です。 お江戸大川端の小さな旅館「御宿かわせみ」の女主人るいとその恋人神林東吾を中心に、幕末の江戸に生きる人々を描いた作品ですが、毎回ちょっとしたミステリー仕立てになっていて、はっきりいってヘタな推理小説より面白い! もちろん恋愛要素もあって、語り口も柔らかく、時代物を読みたいけれどどれから手をつけていいのかわからない・・という女性にオススメです。
0投稿日: 2009.03.12
powered by ブクログ江戸の小さな宿「かわせみ」を舞台にした捕物帖。人情味溢れる江戸の姿に浸れるところが大好きで新刊が出ると必ず買ってしまう。黒船が来航しても、一向にシリーズが幕末に進まないと思っていたら、いきなり次世代の物語が「新 御宿かわせみ」として始まっていて驚いた。これからもずっと読んでいきたいシリーズ。
0投稿日: 2009.02.21
powered by ブクログこういう軽く楽しく読めるものはなかなか貴重です。 江戸を舞台にした時代小説は割りと好きなのですが、 なかでも読めばホッとする一作。
0投稿日: 2009.01.19
powered by ブクログイマイチはまれなかったなあ。ちょっと期待値が高すぎたのかも。とはいえ、るいと東吾の行く末は気になるからそのうち続編を読んでみよう。 ちなみに著者は代々木八幡神社の1人娘らしい。9月末に八幡神社で催されるお祭りは神輿や屋台がたくさん出ててとても懐かしい雰囲気がする。
0投稿日: 2007.10.09
powered by ブクログ御宿かわせみシリーズの第1作。その人気がよくわかる。第1作目から主人公の魅力にひきつけられる。自由気ままな与力の冷や飯食いの”神林東吾”と小さな宿のおかみである元八丁堀の娘である”るい”。その二人の恋物語りも絡めながら、様々な事件を解決していく。江戸の市民の人情にほろりとさせられるお話もあって、心が温かくなる。全編を通して、本来の日本人の気質や在り方を感じる事ができる作品。
0投稿日: 2007.05.18
powered by ブクログ江戸時代最後辺りの時代。一旦終わっていますが、子供たちへ物語は移っているらしいです。文庫版しか買わないので分からないんですよ。
0投稿日: 2007.05.02
powered by ブクログ非常に長いシリーズ物の時代小説。るいってのがまた艶っぽいいい女でね。 東吾ってのが竹を割ったようないい男でね。そんな2人のイチャイチャする様を交えながら、物語は進んでいきます。
0投稿日: 2006.11.03
