
総合評価
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powered by ブクログ#50奈良県立図書情報館ビブリオバトル「歴史」で紹介された本です。 2015.1.17 また、☆ビブリオバトル50回開催記念企画展「ビブリオバトル50回を振り返る」☆ も開催されました。 https://m.facebook.com/events/832555473473106/?ref_source=SEARCH
0投稿日: 2024.09.27
powered by ブクログ「巨娘」と「からん」は持ってるけど、このシリーズは立ち読みした記憶はあるんだけどどんな内容だったかな …と思っていましたが読んだら思い出した。そうそう、そうだった。
0投稿日: 2016.06.23
powered by ブクログなるほど。神戸の大学生日記。リア充女子大生生活と震災の記憶、みたいな。アフタヌーンらしい感じ。1999年でまだ傷が深い。
0投稿日: 2015.02.09
powered by ブクログ阪神大震災から20年が経つ。「20年かぁ」と思う。20年て、これくらいの距離感かぁと思う。同居人は自分が生まれる20年前のニュースを検索していた。 1月17日の晩には、神戸の地元局・サンテレビが制作した「神戸在住」のドラマ放映があった。ふだんはテレビをほとんど全く見ないが、事前に放映情報を入手していたし(劇場版の映画もあって、こちらのチラシも入手していた)、木村紺の原作マンガを同居人が読みこんでいることもあって、録画して、続けて2度見た。 http://www.sun-tv.co.jp/kobe-zaiju 原作マンガは震災後に神戸へ越してきた大学生を主人公に、周囲の関西人の震災話もところどころに出てくる話だが、ドラマは、震災後に生まれた「今の大学生」が主人公になっていた。 私も原作マンガの『神戸在住』は途中まで読んでいたが、私よりずっと読みこんでいる(今は電子書籍で全巻もっている)同居人が、ドラマの中に出てくるエピソードやそれぞれの人物像がマンガでどう描かれているかを合間に解説してくれる。 ドラマを見たら、原作マンガを読みなおしたくなって、数年前に同居人の持ちものを寄贈した図書室から1~8巻を借りてきた(電子書籍を10巻も読むのはしんどそうなので)。寄贈した時点で8巻までしか揃っていなかったが図書室の蔵書は増えるわけもなく、またこんど寄贈してもいいしと9巻と10巻を注文して買った(このたび復刊されたそうだ)。 3日かけて、1巻から順にじーっと読む。ああ、ドラマにはこのエピソードが使われていたんやなーなどと思いながら。8巻までは同居人がもっていたので読んだ記憶があったが、9巻と10巻はやはり読んでいなかった。 主人公の辰木桂[たつきかつら]は、父の仕事の都合で、家族で東京から神戸へ越してきた、おとなしい大学生。一家が住むのは、震災から半年後にできたマンション。桂は、神戸の山手にある大学の美術科に通う。親しくなった周囲の学生から震災の経験を聞く、というかたちで、マンガにはたびたび震災のことや、その爪痕が描かれる。 阪神大震災のとき、大阪ではもっとも被害が大きかった豊中(服部在住)で、震災のときに家がつぶれてがれきの中から引っ張りだされたという鈴木さんが同じ美術科の学生として登場。神戸の避難所の話も、そこでボランティアに関わった学生の語りとして描かれ、20年経つとはいえ、3.11を挟んだこともあり、読んでいて、うっとくるものがある。 桂が本好きで、話のあちこちに本ネタが出てくる。同じ大学で授業が週に一度同じという伏っちゃんと本の貸し借りをする場面もあり、高校や大学の頃に私もしょっちゅう本の貸し借りをしていたので、なつかしさをおぼえた。ある研究室が溜まり場のようになっていて、そこでみんながしょっちゅうコーヒーを飲んでいるので、マンガを読んでるとむしょうにコーヒーが飲みたくなった。私が大学のときに溜まっていた研究室も、先生がコーヒーいれるのが好きで、よくコーヒーを飲みながら本の話をした。 今回読みなおして、日和[ひなた]さんが透析をしていることや、ろう(難聴?)の早坂さんのこと、日和さんの友人のリチャードさんがALSを患っていたり、喫茶店のマスターがゲイだったり… 読みなおすまでこうしたことは忘れていた。こんなに本の話があったんやなーとも思った。 そして、神戸、姫路、大阪と絶妙に書き分けられる関西弁や、ボケツッコミの描き具合。関西のマンガやな~と思った。 描かれるのは、桂が大学に入ってから卒業するまでの4年間。高校時代や子ども時代の話が差し挟まれたりもするが、それも大学生の桂が回想するかたちだ。その4年間をぐっと感じたのは、桂一家のお隣に住む木下さんちのいつこちゃんの成長。お腹のなかにいた子が最終巻では3歳になる。 震災から20年、あのころ生まれた子たちが成人するというだけの時間を、マンガを読みながらじーっと感じた。 (1/19-22了)
0投稿日: 2015.01.24
powered by ブクログ淡々と進む、丁寧で細やかな美大生の日常の風景。 今年で阪神大震災から20年。 いまもなお大人は「震災の前、後」で出来事を語っている。
0投稿日: 2015.01.10
powered by ブクログわが青春の神戸。ここ東京からは500キロ以上離れているけど、ページをめくるたびに大好きなあの街が蘇ってくる。99年というかなり昔に描かれた漫画だけど、95年の阪神大震災がやっぱり一つのテーマになっていて、主人公と同じように、その記憶を共有していないが故にどんなに神戸が好きで神戸に染まっても神戸の人にはなりきれないのだというやり場のない感覚を思い出した。神戸の人にとって1995年1月17日は特別であり、皆口を揃えて言う。「震災の前、震災の後」と。
0投稿日: 2014.09.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
もう少し重たい話かと思ってたんだけど、バランス取れてて読みやすかった。 人気があるのは頷けるな。これは最終巻まで買う候補だ。 神戸でゆっくりと流れていく時間と共に、キャラクター達が成長していく物語、かな?
0投稿日: 2013.02.23
powered by ブクログ東京から親の転勤で神戸に引っ越した美大生の話。 神戸に集まる様々な人たちの言葉、食べ物、風習、歴史などの文化の違いを丁寧に描いている。 全10巻
0投稿日: 2012.06.22
powered by ブクログこんな学生生活もしたかった。 大学中退だしなあ。あんま学校に行かなかったし。 芸術学部?の女子大生の話だが、神戸の震災の話とかもありなかなか勉強になった。
0投稿日: 2012.02.24
powered by ブクログうわぁ。登録していなかったなんて…! (登録していなかった自分に衝撃を受ける) 全10巻。 東京から、大学進学と共に神戸へ引っ越したごく普通の女の子が大学を卒業するまでの4年間の暮らしを日記のように綴るお話。 序盤は、主人公が神戸の暮らしになじむのを一緒に辿るような神戸ガイドっぽい雰囲気。観光名所もちらほら出る。 それから、学生生活で仲良くなった友達との交流。 しかしそのうち、主人公は、神戸の「住人」になっていく。 普段は何気ない日常に隠されている阪神淡路大震災の傷跡が目に見えるようになったり、マイノリティの人たちとの交流もはじまって。 枠線も影も、すべてフリーハンド(スクリーントーン不使用)の技巧派。 絵の描きこみもさることながら、ストーリーもとても深く重い。 だけれど、とても良い漫画だと思う。
1投稿日: 2012.01.10
powered by ブクログ「神戸在住」の1巻。2巻以降の素晴らしさと比較するとまだちょっと絵柄も物語もイマイチ気味。もしこれからこのシリーズをお読みになる方は、これを飛ばして2巻からお読みになることをおススメします(僕がそうでした。全然ついていけます)。ぜひ2巻から。
0投稿日: 2011.04.29
powered by ブクログ震災後に父の転勤で神戸に引っ越してきた地味めな女子大生・桂の日常を淡々と綴ったマンガ。 ・・・と書くと退屈そうに見えますが、私にとってはずっと手元に置いておいて、折々で読み返したくなる作品です。 3巻で、主人公の友人の目を通した阪神大震災が描かれています。 ほかのエピソードと同様の静かなタッチで、大げさな表現は一切ないけれど、それ故深く伝わるものがあります。 今だからこそ多くの人に読んでほしいと思います。 人にやさしく・・・というか、人とのつながりを一層大事に思えるマンガです。
0投稿日: 2011.03.24
powered by ブクログ全10巻。漫画ではあるが、漫画と小説の中間の様な、文字列の多い少し変わった本。肝心のストーリーはもとより、間のとり方、空気、画、その他全てが自分の好みに合致。好きです。
0投稿日: 2010.04.19
powered by ブクログ本当に「日常」という世界観・空気観が良い。背景というよりもスケッチのような神戸の風景も懐かしい感じがします。 震災や在日、ハンディキャップなど重いテーマもありますが、全体的にはのんびりした雰囲気のお話です。
0投稿日: 2010.04.06
powered by ブクログ全10巻読了。柔らかく、暖かく、それでいて切ない。大学時代をゆったりと味わっているような、ある1人の女性の目を通した”人生”を味わっているような、まったりとした”時間”を感じられる作品。「からん」や「巨娘」でもそうだが、風景の描写や人物の描き方が抜群にうまい漫画家さんだなぁと思う。現実的というか、リアリズムというか。「この作品に出会えてよかった」心からそう思える、数少ない作品に出会うことができた。
0投稿日: 2009.07.19
powered by ブクログ神戸に住む大学生・辰木桂の日常生活。 阪神大震災・在日韓国中国人のアイデンティティー・障害者といったちょっと重めの話から、学園祭・コンパ・恋話など学生らしい楽しい話まで。 神戸の街をゆっくり散歩してみたくなる。 全10巻
0投稿日: 2009.02.20
powered by ブクログ上京後、本屋で見つけた故郷のタイトルの入ったこのマンガを見つけました。それで、大学院の2年間で、ゆっくりじっくり読むことにしたんです。今年の3月に大学院を卒業、決意どおりに、全10巻をスローに読破。よく通っていた喫茶店がそのままに描かれていたりして、落ち込んだとき、懐かしんだりして、なかなか救わました。(カメさん)
0投稿日: 2008.06.01
powered by ブクログ巻を追うごとに、 最初の風合いが薄れ、 最初の風合いを好んでいた者にとっては、 その変化はいたたまれないものですが、 これはなんだか、 どんどんおもしろくなっていく。 世界中がこんなならいいのに
0投稿日: 2007.12.31
powered by ブクログ【メモ】エッセイ感覚の漫画・震災後、家族で神戸に来た大学生が主人公・中華街・元高・須磨・ハーバーランド・美術展(ピカソ、マネ)・詳細でリアル
0投稿日: 2007.07.17
powered by ブクログ神戸出身の舞台美術家・妹尾河童さんは神戸人気質を「オッチョコチョイでいい加減なところがある」と書いた。 震災後東京から神戸に引っ越してきた主人公が見た神戸。 この巻だけちょっと絵が… 表紙は三宮マルイの前からそごう側を見たところ
0投稿日: 2007.04.25
powered by ブクログ主人公の日常を漫画にした作品。 面白いわけでもなく、ドキドキするわけでもなく、けどふと読みたくなる作品です。 この漫画、トーンを使ってないのも妙に感心します。 あと凄い事に、神戸市立図書館に分館含め6冊も所蔵しているのですが、郷土資料として所蔵されてます。 それだけこれを読むと神戸通になってしまうんですね。
0投稿日: 2007.04.20
powered by ブクログ神戸に住まう女子大学生を主人公にした漫画。日常を主軸にした一話完結を基本としている。淡々としている話なので、待ち時間などにパラパラっと好きな話だけ読んだりしている。ただ、淡々としてはいても震災や親しい人間との別れなどの重い話題も描かれいている。
0投稿日: 2006.09.03
powered by ブクログ美術科の学生・辰木桂が神戸の街で経験する日常を、日記を読んでいるように味わえる作品。アフタヌーン連載。 作者の体験記なん?と疑ってしまうリアルさ、淡々としながらもとてもカラフルな日常、マンガとしてはとても斬新です。 日記サイトでも見てる感覚でぜひ。
0投稿日: 2006.03.20
powered by ブクログ神戸を舞台とした漫画です。この本を片手に神戸の町を散策するのも楽しいかもしれません。ゆったりと流れる時間、穏やかな生活、ささやかな事件など、独特の世界観がある大好きな漫画です。時々現実にない建物もでてくるのでご注意を。
0投稿日: 2005.11.16
powered by ブクログ「神戸」という土地にフォーカスをあてた一作。美大に通う主人公と、それを取り巻く人々。とりたてて大事件のない日常を魅力的に描くのが上手い。コマとコマの間にモノローグを挟む手法が小説的。トーンを全く使わない絵も、どことなく情感がある。
0投稿日: 2005.10.26
powered by ブクログ既刊は全部あり。 神戸の大学に通う女の子、辰木桂が主人公のエッセイ調漫画。 彼女と、彼女を取り巻く友人や知り合い、家族の様子が神戸を舞台に丁寧に描かれている。 漫画の中で使われる言葉が一つ一つ慎重に選ばれていて、時々ぞくっとするほど綺麗な文章に出会う。 独特の構成とトーンを使わない絵柄がゆったりとした空気に合っていて、一つ一つの事柄にふと懐かしさを感じる。 全体的にほのぼのとした日常的なお話が多いのだが 時々差し入れられる「震災」や「別れ」「死」のエピソードなどが 淡々と語られるだけにより強く残酷に心に響く。 インパクトは無いが、一度読むと手放せなくなる、何度も読み返したくなる。 そんな不思議な漫画である。
1投稿日: 2005.07.08
powered by ブクログ神戸在住経験のある私としては、懐かしかったり、うーーん?となったり、でも神戸行ってぶらぶらしたいなぁって思う本。
0投稿日: 2004.10.18
powered by ブクログとにかく「優しい」まんがなのです。 主人公の桂の素朴な魅力・大学の仲間たちや神戸の町で知り合った人々とのふれあい?全てが優しく、また、泣かせる話がうまいのです。
0投稿日: 2004.10.05
