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総合評価

34件)
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6
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    体力の向上は_精神力をも強くする フロリダ州オーランドケネディ宇宙センター テキサス州ヒューストンジョンソン宇宙センター 死ぬ覚悟はありません_考えるなら生きることを考えます 東京ディズニーランドが1111コも入るんだって! "誇り"と"嫉妬"が5:5だ リフトオフだ

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    投稿日: 2020.02.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最終試験は、なるほどって思うけど、今後の選抜試験では、同じ方法つかえんね、まぁ新しい方法は考えるんだろうけどなぁ。 そして、とうとうヒビトが打ち上げ。お気楽そうに見えるお母さんもやっぱり心配してるんだなぁ

    0
    投稿日: 2020.01.12
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    宇宙飛行士なんて、スゲえタフで頭も良くて、性格も良くしかも、宇宙に行くっていう一般人には良く分からないモチベーションも持ち合わせてないといけない。 そう考えると、日々人も六太も吾妻さんに失礼よね。当然んなこと気にしてるわけないじゃない。そんなメンタリティーでやってられないんじゃない?と思ったりした。

    1
    投稿日: 2019.12.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    宇宙飛行士に相応しいと思うのは、と問われて 一番宇宙飛行士にふさわしいと思うのはケンジ、 なってほしいのはせりかさん、 なりたがってるのは俺 と答えるのがとてもむっちゃんらしくて 正直でとても良い答えだと思います。 死ぬ覚悟はあるかという問いへの答えも良いですし、 兄弟だな、という吾妻さんの感想も好き。 DVDを日々人に渡して基地に置いてきてもらう理由が 「数年後に必ず自分の手で持って帰るため」 というのも、言葉で決意表明するよりも 強く伝わります。 のんびりしていそうに見えて眠れないお父さんとお母さん。 お母さんがむっちゃんの部屋へやってくるのがすごく可愛いです。 新田くんが日々人のことを、羨ましいあんな弟がいて とむっちゃんに言うのが、思えば伏線でもあったのですね。 犬好きとしては、アポを外に繋いでおくのも不用心だし それを外した子供たちには怒りを覚えるのですが ストーリー展開の為なので仕方ないとして。 アポのお蔭でアポロより前の時代の発射管制塔にたどり着くというのがとても素敵です。

    0
    投稿日: 2019.08.05
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    再読。ムッタが一歩進めば、日比人も負けじとさらに先を行く。そうやって、互いを刺激し合いながら宇宙へと着実に近づいてく二人。まずは、日比人が抑えきれないワクワクを胸に宇宙へ向かってリフトオフ。 ★心のノートにメモした言葉 『一番宇宙飛行士にふさわしいと思うのは誰だ?一番ふさわしいと思うのはケンジです。でも一番なってほしいと願うのは…せりかさん。ところが実は一番なりたがっているのは…俺です』by 六太

    0
    投稿日: 2017.12.04
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    死ぬ覚悟はあるか?と聞かれてありませんというところが特に印象的日々人のロケットもついに発射し心が踊りました。

    0
    投稿日: 2015.12.07
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    最終試験がいい。 むっちゃんの鋭さや優しさが東さんやムラサキさんに伝わって嬉しい。 こういう人が残るべきなんだよね。 選ばれるべくして選ばれたんだよね。 そしてヒビトー!! 頑張れー!

    0
    投稿日: 2015.06.28
  • 熱い

    「人生に絶対なんかないんじゃない」って聞かれて「そうかもしれないね。でも僕の中にはあるよ」って答える日々人。 宇宙兄弟の名言集作ったら熱いな~、絶対欲しいと思った

    1
    投稿日: 2015.04.16
  • いよいよ月へ

    ヒビトが月へいくとこは、マジ感動でした!兄弟の絆感じて泣けてきます。ムッタ頑張れ!

    1
    投稿日: 2015.03.19
  • デニールヤング、紫三世、吾妻 滝生

    デニールヤング、紫三世、吾妻 滝生、気になる登場人物がまた現れた。ムッタの試験も気になるが、今後の展開は…。

    0
    投稿日: 2015.02.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おすすめ度:90点 日々人にとって吾妻は憧れの人だった。 日本ではJAXAのメンバーと南波両親が成田空港に集まっていた。 日々人たち宇宙飛行士は、ウイルス感染などを起こさないよう、NASAの隔離施設に入っていた。 一方六太は、ジョンソン宇宙センターの一室で、宇宙飛行士を選抜する最終試験を受けようとしていた。 審査員の中には日々人を妬んでいるという吾妻もおり、不安がよぎるのだが……六太の一番の心配はそのことではなかった。 先日のスクワットが原因で筋肉痛になり、座れなくなってしまっていたのだ。痛みをこらえ、なんとかイスに腰かけたまではよかったが――ガキンッ! とイスのネジがはずれ、六太は後ろに倒れてしまう。 本当は六太の実力を試したかった紫三世(むらさき さんせい)のイタズラだったが、そんなことは知る由もなく、六太はひたすら笑顔をキープするのだった。 あっさり終わった最終面接の翌日、六太たちはJAXA主催の親睦会に参加していた。受験者たちは知らないが、実はNASAでの面接はフェイクで、この親睦会こそが受かるか否かを決める場だったのだ。 そんな中、紫も六太に近づき、『みんなのことをどう思っているか』の質問をしていた。 正直に、新田は携帯の待ち受け画面がネコ、絵名はクシャミが変、森嶋は話す直前に必ず唇をひとなめするクセがある、などなど、仲間への愛情あふれる解答をする六太。 そんな六太を気に入ったのか、最後に『吾妻には話しかけないほうがいい』と忠告する紫。 しかしそれは逆効果で、六太は早々に吾妻に話しかけようとしており――? しかしいざ吾妻に挨拶をしようにも、まったく会話が続かない。焦る六太に、吾妻は一つの質問を投げかけた。 「死ぬ覚悟はあるか――?」 六太は『当然ある』と答えたが――しばしの沈黙後、言い直した。 「本当は死ぬ覚悟、できてないです。多分、こりゃもう死ぬなって瞬間が来たとしても、ギリギリまで生きたいと思いそうです」 打ち上げ4日前。 六太たち家族は、月へ行く飛行士たちと最後の食事をするため、ケネディ宇宙センターへ来ていた。そこで六太は、日々人に一枚のDVD-Rを渡す。 打ち上げ直前。 そんな中、よりにもよって犬・アポがいなくなってしまう。 その後六太とアポは、怪しくもNASAの職員と名乗る明るい老人・デニールの車に乗せられていた。そこはもう20年以上使っていないシャトル時代初期の訓練施設だった。 そしていよいよ、カウントダウンの大歓声とともに、日々人たちの乗るマルスワンが発射したのである。 六太は、その様子を棟の屋上で静かに眺めていた。この場所のおかげなのか、六太の中にはもう日々人を嫉妬する自分はいなかった――。

    0
    投稿日: 2015.01.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人間って、弱くてもいいんだなぁと思った。正直で人間味のある人が信頼される。しかし、ヒビトのタフさはいい。あんなふうにさらっと、軽やか。一緒にいる人を和ませる。それを素でできている感じがいい。いよいよ、月へ出発したヒビト、そして、結論出てない最終試験。少年のように宇宙に憧れるムッタも月に行かせてあげたい。どうなるのか楽しみ。

    0
    投稿日: 2014.10.27
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    何故か読んでいても気持ちが入らない、当方にとっては結構珍しい。何だかんだ言ってマンガには入り込むのだが。 色々考えるに映画の酷さが気持ちを引かせているのかも、出会いのタイミングを間違えたかなぁ?

    0
    投稿日: 2014.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アメリカ・ヒューストンで現役宇宙飛行士達によって行われる宇宙飛行士選抜試験、最終審査。第1次月面長期滞在クルーの一員として、弟・日々人の打ち上げが近づく最中、いよいよ兄・六太は、最後の試練に挑む!(裏表紙より) 元々無愛想な上、日々人に先を越されてしまった吾妻との面接も無事(?)に終了。「死ぬ覚悟があるか」っていう質問、宇宙飛行士を目指す人間が現役宇宙飛行士からされたら、「YES」って答えなきゃ!ってなってしまいますよね。宇宙飛行士への夢の強さだけでなく、己の考えにも強さを持っている六太がカッコいい今巻です。 あと、南波父・母のキャラがいちいち面白いです。

    0
    投稿日: 2014.03.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人間は天候には勝てない。。。この巻は前編通してこの法則に納得させられそうな話でした。 むっちゃんの「(宇宙飛行士に)一番ふさわしいと思うのはケンジ。一番なってほしいのはせりかさん。一番なりたがっているのは俺です」という返しがすごく気に入ってます。すごく正直な返事。 正直な返事と言えば「死ぬ覚悟・・・できてません。ギリギリまで生きたいと思いそうです」もそう。 ええこんなこと言っていいの?と思いましたが 「死ぬ覚悟なんていらない。大切なのは生きる覚悟」 「NOと言えるやつがいたら信じていい」 とあって、ちょっとほっとしました。 さて。 日々人が月に旅立ちました。 7巻からの話も楽しみです。

    0
    投稿日: 2014.02.03
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    逆説的な正解。 まあ実は、「死ぬ覚悟がある」という人は、そんなに多くない気もするんですけどね。 どうなんだろう。 最近、試験の結果を透明にみたいな話が良くある。 まぁ、ペーパーテストみたいにちゃと点数が出るものかなら、それもOKだと思うのだけど、面接とかは、基本無理だよねぇと、この巻を読みながら思った。 透明で公平な面接試験っていうのは、どんなもんだろう。 たとえば、キーワードを設定しておいて、特定の質問にそのキーワードを答えたかどうか、数をかぞえるようなものなら、多分、透明で公平だと思う。実際、あとで公開をしなければならない透明性が問題になるような場所では、そういう面接もあるそうだ。 でも、そんな試験で、たまたまキーワードをいわなかっただけで不合格になって、ぼくたちは納得するだろうか? ぼくらは学生の時に、 「センセー、これは成績に入るんですか?」 なんて馬鹿なことを聞いていたけど、たとえばそれは、「国語」の成績には入らないかもしれないけれど、それを聞いた教師、まわりのクラスメート達のいろんな評価には、確実になっている。 まぁ、その評価を気にしすぎてビクビクする必要はないけれど、それは、考えておいた方がいい。 考えた上で、言うことも、言わないことも、ススメはしない。そこは、自分で考えて責任をひっかぶらなければならないところだから。 多分、普通の教師からは、 「なんだ、こいつは成績に関係ないことはがんばらないつまんない奴なのか?」 と思われるかもしれないし、変わり者の教師からは、 「なんて、効率的な無駄のない考え方だ」 と思われるかもしれない。クラスメートの中には、 「よくぞ、オレの聞きたいことを聞いてくれた!!」 とか、 「つまんないこと聞いて、教師の機嫌悪くしてるんじゃないよ」 と思っているやつもいるかもしれない。 もう、それは、状況しだいとしか言えない。 じゃあ選べない?それでも選ばなければならないのなら、だれも、言ったこと、言わなかったことの尻ぬぐいはしてくれないので、自分がその時、「正しい」と思うことを選択していくしかない。 もちろん、「選ばない」という選択肢もあるときはあるけど、選ばないことでなにか責任から逃れられるわけではない。 それで、ダメになるのなら、それはやっぱり縁がなかったんだと思う。 「どこをどう直したらいいのか教えて欲しい。納得がしたい」 面接試験の結果なんて、あとでどんなに聞かされたって納得いかないだろうと思う。 自分に足りないこと、直していかなければならないことは、1回あっただけの気の合わなかった信じられない面接官の言葉よりも、もっと近くの親とか教師とか友だちとか、そんな人たちにいつもいわれている言葉の中にあって、多分、自分もとっくに知っていることだから。 結局、素直に生きろということかなぁ。

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    投稿日: 2014.01.07
  • 最初のクライマックス

    いよいよヒビトが月へ! 抜けてる弟がヒビトのような人だったら自分も抜けてる弟が欲しいですわ。ここでもムッタとヒビトの強い絆を感じさせられます。お兄ちゃんも頑張れ!

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    投稿日: 2013.11.17
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    最終審査に臨む六太だが、審査はただの面接ではなかった。 そして、日々人は月への打ち上げを間近に控えていた。兄弟の昔の思い出がよぎる。兄弟の絆。子どもの頃には兄弟共に真っ直ぐ宇宙を目指していた。 その夢に自分より早くそこへ到達しようとする弟を誇らしく思う一方で、優れた弟を妬ましく思ってしまう気持ちもあった。 そんな、モヤモヤした気持ちでいたところ、何やら怪しげな人物が六太の前に現れた。

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    投稿日: 2013.06.16
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    と言うことで、同僚の思うつぼでハマった「宇宙兄弟」6巻。 謎の最終審査でヒューストンへ。日々人のリフトオフ!

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    投稿日: 2013.05.28
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    冒頭から笑わせてもらいました。 雨に負けてランニングを放棄するムッタ。 いよいよヒビトが月に。 次の展開が気になる…

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    投稿日: 2012.11.03
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    六太の最終面接と日々人打ち上げ。 最終面接は結果が出ないのもあってまだ魅力がどうか判断しにくい。 ついに日々人が月へ出発するにあたっての再び兄弟のやり取りが繰り返されるが他の巻に比べて一般的な兄弟のやり取りで、「六太と日々人の」という雰囲気じゃない気がした。未だ残る嫉妬心を直接六太に語らせたり心情描写で見せたりというのは良かったがその解決はややあっさりしすぎている気も。月への出発自体は親の描写や盛り上がりようなどでここまで溜めた一大イベントとして魅力的に演出されている。 ブライアンは後からドンドン魅力が足されているがこの方法でしっかり魅力的な人物として映るように他のキャラや展開と結びつけているのが本当に巧い。 なんでもない所で出したキャラを再登場させてギャグに活用するのも相変わらず面白い。

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    投稿日: 2012.10.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ヒビトくんの打ち上げの日までが描かれた巻。 ヒビトくんに対する複雑な思いを抱えるムッちゃんは応援したくなる。

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    投稿日: 2012.09.27
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    体力の向上は精神力をも強くする(南波六太) 一番宇宙飛行士にふさわしいと思うのはケンジ。 一番なってほしいと願うのはせりかさん。 ところが実は一番なりたがっているのは僕です。(南波六太) 目の前の奴と宇宙で生活を送っていけそうか。 自分の命をこいつに預ける事が出来るか(星加) 死ぬ覚悟はありません。 考えるなら生きることを考えます。 必要なのは生きる覚悟。(吾妻滝生)

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    投稿日: 2012.09.23
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    今俺がやるべきことは日々人を応援してやること…そしてそれと同時に 自分自身を高めていくこと… 体を鍛えるんだ! 体力の向上は精神力をも強くする! by 南波 六太

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    投稿日: 2012.03.25
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    第6巻はヒビトの打ち上げまでの日々が続きます。 ムッタも見送りにヒューストンへ。 2人は別々のことをしているのですが、どこか重なる点がいくつも見られます。兄弟って似ているんですね。 他の先輩現役日本人宇宙飛行士も続々登場します。 みんな一癖あっていいキャラです。 この巻ではムッタの素の(今までも飾ってないですが・・・)人柄が見てとれます。宇宙飛行士は雲の上の人のようで、社会生活ではうまくなじめない人がなりそうとか勝手に考えていたのですが、全くの逆で社会人としても十分通用する人でないとダメで、人とのコミュニケーションが上手でないといろいろな国の人が一緒のチームを作る宇宙飛行士はやってはいけないんですね! ヒビトは社交的ですごく向いていると思います。でもムッタはムッタで不思議と人を惹きつけて応援したくなるんですよね。 ヒビトの打ち上げが楽しみです。 ヒビト月まで行く!!

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    投稿日: 2011.11.04
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     宇宙飛行士を目指した兄弟が主人公。まっすぐに夢を追いかけた弟『日々人』は日本人初の月面到着者に選ばれる、夢を諦めかけていた兄『六太』は弟を見て夢を再び追いかける。  作品は宇宙飛行士の選抜試験や訓練が『宇宙兄弟』のメインイベントになるのだが、『宇宙』だけでなく『兄弟』を描いた物語としての面も非常に感動的だ。  6巻ではその兄弟の絆が色濃く描かれている。  とうとう宇宙へと出発する日々人を前に、六太は先を越された嫉妬を抱えていた。本当は応援してあげたいはずなのに、素直になれずに日々人の背中を見つめることになる。だが応援が表なのか嫉妬が表なのかは見る人それぞれだ。周囲の人には兄が弟に嫉妬していることが分かっている人もいる。六太の仲間たちは六太が日々人を自慢の弟と思うだろうと接するが、兄に尊敬する歴代宇宙飛行士を尋ねたオージーは、六太が日々人の名前を挙げられたことを立派だと褒めた。優れた兄弟を持つことは嬉しいことも苦しいこともあると複雑な面を見せてくれる。  ここで6巻に登場したもう一組の兄弟を挙げておこう。日々人と同じくして宇宙に出発することになった『フレディ』とその弟『ジョニー』だ。ロケット発射の現場でいかにも宇宙飛行士といった紳士的な姿をしたフレディに対し、見送りにきた弟のジョニーはパンクロッカーのような格好をしている。これは想像でしかないのだが、優秀な兄に対してジョニーもまた六太と同じように劣等感を感じていたはずなのだ。しかしすでに2人の子供まで持っているジョニーは全くそんな過去を感じさせない。涙ながらに写真を撮り、兄の晴れ姿を残そうとする。手は感動に震えて上手く写真も撮れないくらいだ。  彼らの姿は六太と日々人との対比になっている。別に素直に応援するフレディ兄弟が素晴らしいと言いたい訳ではない。悔しさを胸に日々人と同じ高みを目指す六太の兄弟像も、感動に打ち震えながら優れた兄を応援するジョニーの兄弟像も美しい。  宇宙という壮大な舞台で兄弟という最小単位の人間関係を描いてみせる妙が『宇宙兄弟』を読み手にとって楽しみやすい物にしている。『宇宙兄弟』はたくさんの人に勧めたい良作だ。

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    投稿日: 2011.10.29
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    遂に最終審査。 「自分の命をこいつに預けることができるか」、そんな視点で審査されるなんて本当に宇宙飛行士って大変だ。 そして遂に打ち上げ。 次巻が楽しみ♪

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    投稿日: 2011.10.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    打ち上げ準備を着々と進める日々人。そして最終試験に向けて何もできずにいる六太。ふたりの周囲にいる人物が皆魅力的。

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    投稿日: 2011.09.08
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    巻がすすむにつれて、どんどんと面白くなっていく。なんでもっと早く読まなかったのかな? 勧めてくれたあの人に感謝! そう言えば、自分も昔、宇宙が好きだったなぁ。ってことを思い出しました。

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    投稿日: 2011.06.06
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    面白い! 弟、ヒビトに嫉妬する気持ち、また、その他の他人に対する焦りを噛み砕いた上で、マイペースに生きていける主人公、ムッタは強いと思う。 この種の人たちは往々にしていつの間にか自分の崩れないペースに周囲の人たちを巻き込んでいく。 ムードメーカーの出来上がり! 俺もこうありたいものだ。

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    投稿日: 2011.04.12
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    期待を裏切り面白くなる「宇宙兄弟」。 キャラクターがみんな魅力的。で、今回は日々人の巻。 カッコイイね日々人は。 あと、すでにNASAに常駐している日本人宇宙飛行士達ともこの巻から交流し始める。紫は風貌からして個性ありすぎ。 個人的にさらに絡んで欲しいのは、忌野清志郎に似たジョニー父ちゃんにつれられた兄弟だな。たぶんもう出てこないと思うけど。

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    投稿日: 2011.02.19
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    宇宙へと飛び立つ弟、地上に残され見守る兄。これから物語は宇宙と地上で進んでいくんだなぁ。兄弟揃って宇宙で活躍できる日を読むのが楽しみです。まぁ、この調子で進めば20巻くらいにならないと無理そうだけど…

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    投稿日: 2010.09.17
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    こいつ・・・ よく見てる!(p.57) 「じゃあ南波君・・君から見て 一番宇宙飛行士にふさわしいと思うのは誰だ?」 「一番ふさわしいと思うのはケンジです でも一番なってほしいと願うのは・・せりかさん ところが実は、一番なりたがってるのは・・俺です」(p.57) 「目の前の奴と宇宙で生活を送っていけそうか」 「自分の命をこいつに預けることができるか」 そーいうの、直感でわかっちゃうらしいよ、宇宙飛行士ってのは。(p.63) 私はもちろん 日々人のことを誇りに思っている 自分のことのように嬉しい そう思える自分がいる だが、私のなかのもう半分では 未だにウジウジと、優れた弟に対するジェラシー菌が充満してやがる どっちつかずで情けねぇ 「誇り」と「嫉妬」が5:5だ これじゃまるで、今日の天気じゃねーか(p.172)

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    投稿日: 2010.04.23
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    進められて。 最初はそれほどですが、NASAの試験など、より我々が知らない部分の話になってくると、とたんにおもしろくなる。 しかし、どこまで、フィクションなのかわからない。

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    投稿日: 2009.09.13