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髪結い伊三次捕物余話 心に吹く風
髪結い伊三次捕物余話 心に吹く風
宇江佐真理/文藝春秋
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総合評価

22件)
4.3
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    月日は休む暇なく流れていく。龍之進の嫁きいも不破家に馴染み、同心の妻としても義父からみとめられる。伊与太、茜も自身の進むべき方向を見つめる。伊佐次の人生は春夏秋冬を何度もめぐり、その繰り返しのなかでみんな成長し成熟していくようだ。

    1
    投稿日: 2025.06.15
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    伊佐次の子ども代の話。面白いはもちろん面白いけど、やはり伊佐次の活躍、盛り上がる様子が見られない。諦めてはいるけど、やっぱり良いところをみたい。

    0
    投稿日: 2025.05.26
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    内容(ブックデータベースより) 大人気シリーズ、10巻に到達! 絵師の修業に出ていた一人息子の伊与太が、兄弟子と喧嘩をして実家に帰ってきた。伊三次とお文の心配をよそに伊与太は働きだすが…。 令和6年10月10日~11日

    0
    投稿日: 2024.10.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

     読み応えたっぷりです。ハッピーな話ばかりではないけど、人情の機微についほろり。いよいよ佳境か! 宇江佐真理「心に吹く風」、髪結い伊三次捕物余話№10、2011.7刊行、2014.1文庫。気をつけてお帰り、雁が渡る、あだ心、かそけき月明り、凍て蝶、心に吹く風の6話。龍之進ときい、寝不足で挙式で居眠り、小平太が「てけてけ」とw。焼き芋がとりなすきいとおしょうの哀しい物語。松助、おふさの佐登里への愛情。伊与太の描いた「庭の絵」「茜の絵」を宝物として携え、大名屋敷に奉公に上がる茜。

    0
    投稿日: 2022.10.27
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    子供たちも育って、いろいろあるなあ、と。 良い人情もの。 龍之進の奥様になったきい、良いキャラです。この夫婦がとても可愛くて好き。

    0
    投稿日: 2022.04.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    目次 ・気をつけてお帰り ・雁が渡る ・あだ心 ・かそけき月明かり ・凍て蝶 ・心に吹く風 龍之介と祝言を挙げ、不破家の嫁となる”きい”の話から始まる。 一時期武家の養女になっていたとはいえ、もともと町人の娘であるきいが武家の家になじむのは、本当ならかなり難しいことなのだろう。 しかし、まず家長の友之進がきいを気に入った。 苦労人のいなみが、嫁として受け入れた。 茜だけが面白くない。 17歳の茜は、自分も年頃の娘であるが、剣の稽古以外に興味はなく、しかし道場で持て余されていることにも気づき…。 一方、絵の修業をしていた伊与太は、師匠の家から逃げ戻ってくる。 当面は不破家の中間(ちゅうげん)として、似顔絵描きなどして様子を見ることになるが、修業をするということは、絵をかいていればいいということではなく、師匠や兄弟子たちとの人間関係を築いていくことも必要なのだということに気づく。 終盤、茜は松前藩の上屋敷にお屋敷奉公することになる。 24~5歳まで拘束されるので、行かず後家になるが、好きでもない男と結婚するくらいなら…と。 時を同じくして伊与太も修業に戻ることにする。 最後に二人の心は確かに一つになったと思うが、武家の娘が町人に嫁ぐというのはよほどのことになるので、この先二人の道が交わるかどうかは…どうだろう。 松前藩ということは、作者(当時函館在住)の元まで行くことになるのではと、ちょっとドキドキしている。 さて、この先レギュラーになるかはわからないが、お文が拾ってきた少年・佐登里(さとり)がかわいい。 生まれてすぐお寺に捨てられた彼は、実の母を捜して銚子から江戸に出てくるのであるが、実に賢くて健気で良いのである。 お寺から迎えが来て、安い人出として売られて行こうとするのを、出刃包丁を首に当てて抵抗する。 佐登里まだ数えで5歳。今で言えば4歳。 最終的に彼は自分で自分の居場所を見つける。 今、虐待されている子どもたちも、世間は家だけではなくもっと広いことを、そして自分の居場所を自分で見つけるのは、またはよその大人に探してもらうのは、悪いことではないことを知ってほしいなあと思いながら、佐登里の今後を思うのでした。

    1
    投稿日: 2020.11.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2018/7/13 伊与太と茜お嬢さんの今後が気になる。 すっかり次世代に移ってしまったなぁ。 もっと読みたいのに作者は亡くなってしまっているんだよな。 人の寿命とはなんだろう。

    0
    投稿日: 2018.07.16
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    髪結い伊佐次捕物余話もシリーズ10作目。 今回は、伊三次の息子の伊予太が戻ってきたのを発端に、さまざまな出来事が絡み合います。 伊予太は絵師の見習いとなっていましたが、兄弟子とけんかになり飛び出してしまう。 詳しいことを話さない息子に、親の伊三次とお文はまずは見守るのみ。 不破の息子・龍之進は前作で、後輩の姉である若い娘きいを嫁に迎えました。 きいの視点からも描かれ、生き生きしたけなげなキャラクターと行動力で、この世界を明るくしてくれています。 町人の出のきいに、妹の茜は違和感を隠さない。 男装で道場に通う茜に、思いがけない縁談が‥ 気の強い茜が唯一素直になるのは、幼馴染の伊予太だけ。 身分違いだが、お互いの気持ちは‥? 奥女中に腕の立つ娘を警護役として雇うというのがあるのですね。 事件が起きては解決するうちに、家族にも成長が。 意外な展開の中に、納得のいく流れがあって、なるほど~としみじみします。 それぞれの幸せを祈る気持ちになる読後感。 愛読していたシリーズですが、ちょっと間が開いて、この後書きで作者が闘病中と知り、驚きました。 惜しくもなくなられましたが、まだ読んでいない作品を読んだり、好きな作品を読み返したり、頭の中の世界はずっと続きます☆

    2
    投稿日: 2016.09.05
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    シリーズものなんだけど、前後して読んでいる。だけど、すんなり入っていけるのは宇江佐ワールドです。 今回も親子の情みたいなものがあちこちに盛り込まれていて良かった。

    1
    投稿日: 2016.07.30
  • シリーズ再読

    再読。前回は単行本。伊与太と茜がすっかりおとなになり自分の足でしっかり人生を踏み出す巻。「心に吹く風」とは茜の心に吹く切ない微風。それでも乙女の心は大きく乱れてしまう。「雁が渡る」では、きいの魅力も存分に表れていて私もこの若奥様を好きになった。なんといっても著者の「文庫のためのあとがき」に胸が痛くなる。

    2
    投稿日: 2016.04.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    絵師の師匠のところを飛び出してきた伊与太。 龍之進に頼まれてお屋敷の中間と人相書きを引き受け、 このまま小者の道を歩むのかと思いきや、 龍之進の妹、茜が奉公するが決まり、 絵師のところにもどる。 茜との恋話はどうなるやら。 龍之進の奥方、きいは奔放で良い感じ。

    1
    投稿日: 2015.09.26
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    伊佐次シリーズ第10弾。今回は息子の伊予太の周りで起こる 出来事が中心。 不破の息子、龍之進ときいの祝言。 きいちゃんのキャラクターがとっても魅力的。 きっと今後大活躍しそうな気配。 このシリーズのよさは、日々の些細な会話のなかに 琴線に触れる言葉がたくさんちりばめられていて、胸がきゅんきゅん するところ。 それと、ちょいちょい出てくる夫婦間のいちゃこら(^^)これがたまらん(笑) 伊佐次とお文さんと共に私も成長している気がする。10年前に初めて読んだときは、まだまだやんちゃだったけども いまや落ち着いたいい夫婦。見習いたいところが多い。 あ~、それにしても・・・それにしても・・・。 毎回楽しみにしている宇江佐さんの「あとがき」は衝撃でした。 病気療養中とのこと、どうぞどうぞお大事に、そしてどうか克服してください。応援しています。

    1
    投稿日: 2015.08.11
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    いつもは単行本を図書館で借りているのに、今回偶然にも文庫本だった。するとあとがきに著者の衝撃的な癌の告知があり正直驚いた。そしてこのあとがきを読めたことで、文庫本で貸し出されたことに感謝。宇江佐真理先生、ご無理をなさらずお身体をお大切に!そしてどうか御病気が良くなり、いつまでもこの心温まる髪結い伊三次シリーズが続きますように!

    0
    投稿日: 2014.11.20
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    【大人気シリーズ、10巻に到達!】絵師の修業に出ていた一人息子の伊与太が、兄弟子と喧嘩をして実家に帰ってきた。伊三次とお文の心配をよそに伊与太は働きだすが…。

    0
    投稿日: 2014.09.09
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    前回は不破家の不肖の長男の話でしたが、今回はその妹茜と伊三次一家の長男が中心。 子供のころから気の強い我儘お嬢の茜。 宇江佐さんの描く男勝りの御嬢さんって、結構リアルにやな女の子であることが多い。 負けず嫌いでプライドが高く、自分を守るために周りを傷つけることを正当化するいわゆる自称サバ系というか、嫌われるタイプの女政治家。 茜もそのタイプで、媚びるなんてまっぴら! 若い嫁にでれでれする兄上も下町育ちの自覚のない兄嫁もなんだか許せない! 批判するけど、いびりじゃないもん! いやはや子供のころから変わってない! てか成長してない! 不破さんちの子育てどちらも微妙に失敗してます! けれど、伊三次さんちの穏やかな長男といるときは、かわいい。 ぶったたいて泣かせていた幼少時代から彼のことだけは心から信用して懐いている。 そのギャップがかろうじて茜の好感度を保たせている感じの序盤。 伊与太もいい子過ぎたために、我慢しきれず切れた結果、父親の後を継ぐ道を蹴ってまで選んだ絵師の道を逃げ出してしまう。 ここらへんの苦悩の伊三次を見ると、おねーちゃんのあのころの気持ちがやっとわかったか、と思います。 ただ伊三次と違って伊予太は帰るところもあり、どーんと受け入れてくれる肝っ玉母さんもいたので、全然アマちゃん。 どっちがいいかというのは分からないけれど、黙って待ってくれる両親の気持ちもちゃんとわかってるし、意地悪だと思った兄弟子たちに親切にしてもらったことも思い出す素直な伊予太くんを見るにつけ、伊三次や文吉の子育ては成功の部類かも。 伊三次が泥棒されて、相手を訴えるときいなみさんに説得された言葉を思い出します。 勝手な解釈ですが。 伊三次を便利扱いして現在も仲の悪い義理の兄も、伊三次の娘は本当にかわいがっているし、人って変わっていくんだなぁとこの大河シリーズを読んで思います。 表紙の二人の行く末も気になりますが、今回も大活躍だったきいさん、かなりいいキャラでかわいく健気で次回も期待してますが、 宇江佐さんの悪い癖が出ないことを切に願います。 シリーズは大丈夫か、いまのところ…

    1
    投稿日: 2014.05.14
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    髪結い伊三次シリーズも遂に十巻に到達。伊三次と文吉の恋の行方を心配していたのも今は昔。すっかり、その子供たちが物語の中心になるようになった。立派に成長していく姿が、とても微笑ましくて心強い。 本作のあとがきで、作者である宇江佐真理さんの衝撃の告白があり、その意味でもこのシリーズの根底が変化するかもしれない。でも一番の願いは、いつまでも元気でこのシリーズを続けて欲しいということである。

    0
    投稿日: 2014.05.01
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    「やあ、久しぶり!元気にしてた?」ってな感じの、仲良しの旧友と、再会でもしたような気分で読んだ、お気に入りのシリーズ。 本編は、今回も読んでいて、とても楽しい時間を過ごせたし、読み終わって、優しい気持ちになりました。 それだけに、後書きの衝撃が・・・ 純粋にこの本の評価だけでいうと、4つ星ですが、このシリーズ、作者のファンとして、いろいろな祈りを込めての、星一個追加です。

    0
    投稿日: 2014.03.24
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    201401/私も、登場人物達の世代交代に一抹の淋しさを感じる一人だけど、子供達の青臭い若さや甘酸っぱさも、また良い。

    0
    投稿日: 2014.01.24
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    第2世代が立派な大人になり、活躍しています。 ニューメンバーも加わったりなんかして。 でもって、本来の主役であるはずの伊三次たち第1世代は、ジブく脇を固める立場になっております。 ますます今後の展開が楽しみではありますが、あとがきによれば、宇江佐センセは癌の闘病しながら執筆をつづけているとのこと。 病気の御快癒と、作品が今後も永く続くことを、心より願うものであります。

    1
    投稿日: 2014.01.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    みんな大きくなって。伊佐次とお文のやり取りが減って寂しいものの、世代交代は止むを得ぬか。龍之進の妻、きいの人物造形が素敵だ。

    1
    投稿日: 2014.01.15
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    北原亜以子の「澪つくし-深川澪通り木戸番小屋」に続く、「髪結い伊三次捕物余話」を読んで、江戸市井の雰囲気をたっぷりと堪能した。 この「髪結い伊三次・・・」は、「深川木戸番・・・」と並び、お気に入りのシリーズの一つです。(あと一つは、諸田玲子の「お鳥見女房」シリーズ)。 第1作から愛読しているが、最近は時代が進んで、主人公だった伊三次・お文よりも、その子の世代が活躍しており、これもまた彼ら家族を作者と一緒に見守っているということで、一つの楽しみといえるか。 この十巻では、龍之進の妻女となった「きい」のパーソナリティが印象的だった。 作者の文庫あとがきによると、癌と闘いながらの執筆だという。一日も早い回復と、伊三次シリーズがまだまだ続くことを、切に望みます。

    1
    投稿日: 2014.01.15
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    冬のひだまりのような本。キャラクターそれぞれがちがった優しさを持っていて、心暖まった。続編が楽しみなので、作者の健康を心から願う。

    1
    投稿日: 2014.01.10