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髪結い伊三次捕物余話 幻の声
髪結い伊三次捕物余話 幻の声
宇江佐真理/文藝春秋
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総合評価

60件)
3.9
13
28
14
1
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    主人公主体で行くのかなと思ってたら、話によって心の声を描く人物が違って不思議な感じだった。でも、1話1話が短くて読みやすい。畳のおせいの話は自分の母親の姿が重なって、切なくて温かくて泣きそうになった。

    0
    投稿日: 2025.03.25
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    江戸情緒満載!泣ける短編の数々。ディテールの細かさ。様子の良さ。ノンストップに次々読んでいってしまう。次が楽しみ。

    0
    投稿日: 2025.03.23
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    内容(ブックデータベースより) 町方同心の下で働く伊三次は、事件を追って今日も東奔西走。江戸庶民の人間関係をきめ細かに描いた珠玉の五話。オール讀物新人賞 令和6年8月14日~17日

    0
    投稿日: 2024.08.17
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    一日を懸命に生きる市井の人々、彼らに寄り添う伊三次とお文。二人の仲は…。 何度でも読み返したい、シリーズの一つ。 廻り髪結いを生業とする伊三次と、芸者のお文、 そして、二人をとりまく人々の切なく、愛おしい生き様が、 時には熱く、時には淡々と描かれる。 十手は持たないが、同心、不破の小者として、伊三次は、 事件の謎を解き、下手人を追い詰める。 十手を持たない伊三次は、 細工を施した髷棒で、悪人を相手にする。 十五巻続く、長いシリーズだが、 作家の宇江佐さんは、2015年に亡くなり、 このシリーズは未完のまま終了した。 本当に、惜しい…。

    1
    投稿日: 2023.12.02
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    髪結い伊三次シリーズの始まりを久しぶりに読んだ。最初からこんなに面白かったのか、と改めて思った。時代小説にハマり始めた頃に図書館で適当にバラバラに借りて読んでいたので、途中で『幻の声』を購入して(図書館になかったので)読み、伊佐次とお文の出逢い、伊佐次が仕える町方同心の不破と妻のいなみが結婚した経緯、そして伊佐次の生い立ちや不破と知り合うキッカケを知りさらに面白さが増した。原作者が亡くなった事で、それでもちゃんと物語は終わったけれどもっともっとこのシリーズの先を読みたかった。

    0
    投稿日: 2023.11.29
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    宇江佐真理の髪結い伊三次捕物余話シリーズの一作目になります。本当に面白いです。伊三次と文吉に幸あれ。

    0
    投稿日: 2023.10.31
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    読み応えのある、読後感のよい時代ものがいいなあ、という願いを叶えてくれる宇江佐真理さんのシリーズ。 再読だけど、すっかり忘れているので、楽しく読めた。 文吉ねえさんがかわいい。いなみさんもいい。

    0
    投稿日: 2023.09.12
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    髪結い伊佐次シリーズ一弾。 廻りの髪結伊佐次がもう一つの仕事である下っ引きとして関わった事件を描いた捕物帖。 恋人である深川芸者、お文との恋模様や、同心不破との関わりなども描かれている。 捕物帖だが市井ものでもあり、江戸の人情咄として楽しめる。 捕物咄ではないけど、畳職人の老女の話「備後表」がしみじみと良い。

    0
    投稿日: 2023.02.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

     遅ればせながら、宇江佐真理さんのデビュー作に着手します。「幻の声」、髪結い伊三次捕物余話№1、1997.4刊行、2000.4文庫。幻の声、暁の雲、赤い闇、備後表、星の降る夜の連作5話。伊三次25歳を中心に、両サイドを芸者のお文25歳と同心不破友之進30歳が固めています。

    0
    投稿日: 2022.10.14
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    髪結い伊三次シリーズ記念すべき第一弾江戸が舞台。店を持たない廻り髪結い伊三次の副業は口が悪い北町同心不破友之進の小物。年上恋人の人気芸者お文との絡みもあり短編人情噺がいい感じです。このシリーズをライフワークとされていた宇江佐真理さんは2015年66歳でお亡くなり続編読めずとても残念です。

    0
    投稿日: 2022.06.10
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    江戸情緒、人情。庶民のつましい暮らしの中の悲喜こもごも。 大きな謎や快刀乱麻などはないが、心に染みる。 伊三次とお文のカップルの今後を見守りたい!

    0
    投稿日: 2022.03.21
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    時代小説のお薦めとして、時々目にしていた、髪結い伊三次捕物余話シリーズ。知ったのが、割と最近で、巻数としても多めなので、なかなか手を出せていなかったが、ようやくシリーズ1巻目を読んでみた。 1話1話が短いので読みやすく、伊三次も不破もお文も魅力的で、2巻以降も読んでみようかな、と思っているところ。しかし、15巻あるとのことで、ちょこちょこ読んでいくつもりなので、先は長そう(苦笑)

    2
    投稿日: 2021.11.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    宇江佐真理作品。2作品目。 髪結い伊三次と同心不破の捕り物こぼれ話?、連作短編5話。 ミステリーでも人情話でもない。ただ、考えさせられる話

    0
    投稿日: 2021.05.15
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    どの話も良いが、「備後表」が良かった。 幼い頃に両親と死別し、姉の婚家へ身を寄せて使用人のような扱いを受けていた主人公に母と呼ばれるほど優しかった畳表の職人が口にした最後の願いにまつわる話である。 藺草の問屋だったという私の母の実家に畳表の織機が残されていた事もあり、惹かれた。あれを個人の家に置いたら他の生活空間を確保するのは大変かと思うが(重量も結構あるらしい)、とにかく誰もが優しく、母の願いを叶えようとする主人公に手をさしのべる。

    3
    投稿日: 2021.04.25
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    前から勧められていた、髪結い伊三次シリーズ。 ようやく第1巻にいきあった。 髪結いとしての確かな腕はありながら、師匠との諍いで店を飛び出した伊三次は、髪結い道具を持って客先で仕事をする廻り髪結い。 深川芸者のお文とは良い仲だが、お文と所帯を持つまでの蓄えはまだない。 髪結いのかたわら、同心の不破の手先として、市井の事件に関わる情報を集めている。 現代風にいえば、地取り捜査と情報屋を兼ねている伊三次の物語には派手な立ち回りはなく、実際の捕物は同心の役回り。 だからこそ、『捕物余話』なのだろう。 宇江佐真理さんの他の短編集は読んだことがあったけど、シリーズもののせいか、物語の本筋よりも市井の人々や風俗の描写に多くを割いている感じがして、ちょっとじれったい。 伊三次とお文もじれったいったらありゃしない。 まぁ、ぽつぽつ気長に読み進めていこうかな。 …などと、読書メモに書いておいて投稿を忘れていたことに気づいて、今さらながらの書き込み。 いまは宇江佐真理さんも空の上に行ってしまったけれど、今からでもシリーズを読み始める人に、「この先どんどん面白くなるから、読んで!」とお勧めしたい。

    8
    投稿日: 2021.01.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    目次より ・幻の声 ・暁の雲 ・赤い闇 ・備後表 ・星の降る夜 デビュー作だし、髪結いだし、短編だし、これは読み終わった後ほっこりとよい気持ちになれる人情ものなんだろうと思って読み始めたのだけど、違った。 表題作の「幻の声」は、ろくでもない男にたぶらかされた女が、男の罪を全て被って刑に服す(死罪)のは、なぜかという話なのだが、最後まで読んでも男は改心しないし、女も罪をかぶったままだ。 何故かというと、それは幻の声のためなのだけど。 二作目は、伊佐治の恋人のお文が事件の謎を解くのだが、これもまた切ない幕切れで。 伊佐治もお文も家族との縁が薄い。 だから余計に安っぽい人情ではなく、もっと芯の通った生き様を通して人と繋がろうとするのかもしれない。 己を貫くことで自分が不利になる女がいる。 真っ当に生きてきた自分の人生を、ようやく振り返ることができる女がいる。 人生の転機にしようと貯めていた金を盗まれた伊佐治は、犯人を獄門送りにしなければ気がすまないくらい怒っているのだが、結局は許すのである。 大金の重みを知ったうえで、「たかが金」と許さざるを得なかった裏には、上司である不破の奥方のこれまた重い人生の矜持があるのだった。 人生はおおむね大変なものかもしれないけれど、考えようによってはいい人生になり得ると、満足して本を置くことができたのだった。

    1
    投稿日: 2020.06.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この本が受賞作で、デビュー作でもある。 北海道に居ながら江戸の時代物を書く作家。宇江佐真理の文章は、湖のさざ波のように、穏やかだ。小さな波が繰り返すうちに、登場人物の像は深くくっきりと生き生きと動き出す。江戸の市井の人情と粋とやせ我慢。 みんなみんな一生懸命生きている。 ワクワクするようなドラマティックなストーリー展開ではないが、しみじみと読むうちに、ハマる宇江佐ワールド! 連作はまだまだ続くが、この作家さん、今はもう生きては居ない。新作ができないことが悲しくなる。 この本からシリーズ化されるのは、『髪結伊三次捕物余話シリーズ』文庫本サイズで読みたいシリーズ。

    0
    投稿日: 2018.10.20
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    何かと忙しい師走に読みたくなる優しい作品。主人公が髪結いってのも面白い。そして季節感たっぷりに物語はすすむ。これがまた何ともよい。宇江佐作品には心地よい空気が流れている。「星の降る夜」はなんとも物悲しく、それでいて江戸っ子の粋もあり読み応えじゅうぶん。師走の星の降る夜にはピッタリだ。

    0
    投稿日: 2018.02.13
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    主人公の伊三次、恋人の深川芸者のお文、八丁堀同心の不破。3人のキャラクターで読ませる作品です。 ミステリーとしての出来と言う目で見れば良くないと思います。最初は捕物として読み始めたので、チョッと肩透かしを食った気がしました。しかし読み進めるうちに、事件は単なる背景で、主題はいわゆる”人情物”だと判りました。その目でみれば、中々の作品です。特に最後の2編は気に入りました。 ただ、どこと無く女性向けという感じは否めません。

    0
    投稿日: 2017.11.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2017/11/1 おもしろかった。 最初はなんかヤな奴と思った不破さんだけど、妻いなみさんの話で見直しておばあちゃんの畳の話で「大好き!」となった。 単純な私。 初めに印象悪かった人のほうがひとたび「好き!」となったときにすごく好きになるのはいつものこと。 今では不破さんが一番好き。奥さんも好き。 続きがいっぱいあるようでうれしい。 そして散髪してもらいながら髪結いの話を読むシチュエーションに一人ほくそ笑んだ。

    0
    投稿日: 2017.11.01
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    知り合いから勧められて読んだ作品。シリーズもので、さっくり読めるよとのことでした。 多分、シリーズを重ねる毎に登場人物の人物像とか愛着とかが増していくのだろうなぁと思いました。

    0
    投稿日: 2017.09.22
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    宇江佐真理さんは久しぶりに手に取る作家さん。デビュー作だそうだ。 捕り物を題材にしているぶん、やりきれなさが残るのは致し方なし、なのかなぁ。 この本を読んでいるときのわたしはたぶん、出汁のないお味噌汁を飲んじゃったときのような顔をしているに違いない。 できれば、物語は読んでいてしあわせになるほうが好い。 伊佐次とお文の恋の行方は、気になるといえば気になるが、まぁ上手くまとまるんだろうな、と思ってもいるので続きを読むかは微妙なところ。

    0
    投稿日: 2017.02.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    宇江佐さんの本は『雷桜』に次いで2冊目です。デビュー作ということですが、素晴らしいです。 髪結いの本業の傍ら、町方同心の手先をつとめる伊三次。そして伊三次と“いい仲”の芸者のお文。二人の周りで起きた事件はどれも切ないです。特に『赤い闇』『備後表』は胸が痛くなりました。『星の降る夜』も不運の伊三次にとっては厳しい結末だったかもしれません。でも「銭で済むことなら…」という同心不破の妻いなみの言葉に私も伊三次同様、はっとさせられました。そういう人間の深みを感じさせる物語を淡々とした文章で綴られる宇江佐さんに感嘆!

    0
    投稿日: 2016.12.04
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    デビュー作とは思えない安定感。 人物描写が丁寧で生き生きしていて、人情噺でほろっときたりクスッとしたり。 作者の逸材ぶりがうかがえます。 読み終わった時すでに書店の開いている時刻ではなかったのですが、今すぐこのシリーズの先が読みたくてうずうずしてしまいました。 明日 朝イチで買いに行こうかな。 ただ何気なしにこのシリーズのことを調べていたら、この先の話で伊三次に殺人の疑惑がかかった時、信頼していた不破友之進が信じてくれなかった、とか、想い人の文吉と別れる、ということを知ってしまい(その後 よりを戻したり仲直りするようですが)、ちょっと読むのを躊躇っています。 信じている人に裏切られる話は苦手。 我儘なのは承知ですが、信用している人には信用に値する人であってほしいと願ってしまうのです。 続きを読むの、どうしましょうか。

    0
    投稿日: 2016.08.03
  • 大好きなシリーズ

    遺作「竃河岸」を読んで、またここに戻って来た。ここではまだまだ二人には迷いがあり、結果を知っていても読者としてはやきもき。第一巻ではわりと悲しい事件が多い。私は日々の暮らしに追われ、目先の安心や快楽にとらわれる。人にとって本当に大事なものはなんだろうね、と問いかけてくれるような時代小説だ。

    1
    投稿日: 2016.01.04
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    図書館でなんとなく。 髪結いさんってなんとなく色っぽい雰囲気がありますね。 短編集ですが登場人物がかぶっているので通しの長編を読んでいる気にもなります。 お文と彼は果たしてどうなることやら。続きも借りて読んでみようかなと思いました。

    0
    投稿日: 2014.10.07
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    髪結い師でありながら、八丁堀の同心・不破友之進の部下として活躍する伊三次。そして男勝りの深川芸者・文吉とのさっぱりした愛情。そして不破・いなみの夫婦などの魅力的な人物に溢れ、読後の爽快感は格別です。いずれも言葉は荒っぽいのですが、それが一層江戸情緒を引き立てているように思います。登場する罪を犯してしまう人たちも弱さをもった愛するべき人たちとして描かれています。悪人は全く登場しないかのようです。特に文吉の先輩おなみの不幸を描いた「暁の雲」章。不破の隣家の奥方ゆきの火事好きからの事件を描いた「赤い闇」章など、ユーモアもありながら哀しみを感じさせ素晴らしい章です。山本周五郎、藤沢周平などの系譜に繋がる江戸・深川の人情物語りです。この小説でもやはり隅田川(大川)は舞台装置として、情緒に富んだ背景を演出してくれているように思います。

    0
    投稿日: 2013.08.24
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    Tさんのお勧め。 面白かった。 泣かせるような人情ものは好きではない。 でも心がひりっとくるような人間の弱さを見せるつけられる話や、 謎が残りもやっとした、でもじっくりとした余韻を味わえる話の中に、 ぐっとくる話が入っているのは良いものだ。 これが大人っていうもんだ。

    0
    投稿日: 2013.02.26
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    宇江佐真理の書くキャラクターはどうしてこんなにも魅力的で、そして哀しいのでしょう。「あやめ横丁の人々」で惹きこまれてから、久々に著者の作品を読みましたが、ストーリー運びも素晴らしいのですが、やはりキャラクターがハンパ無くいいのです。 主役の廻り髪結いの伊三次、彼のいい女の文吉、伊三次の主不破。 三人ともそれぞれ人としていろいろな過去があり、それでも今の環境を精一杯、真摯に「生きて」いる。 それをいろいろな出来事と共にサラッと明らかにしていく著者の手腕には、本当に魂鷲掴みされる状態です。 このシリーズはまだまだあるみたいなので、これからお楽しみが待ってると思うとうれしいです。

    0
    投稿日: 2013.02.18
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    本業は髪結いで裏で同心の小者をやっている伊三次の物語。 最初は登場人物たちのきつい感じの物言いに慣れなかったけれど、だんだん小気味良くなってきた。 伊三次は確かにお金持ちでもないし、同心に便利に使われているかもしれないけれど、なんかカッコイイ。 相手の芸者文吉も芯があってカッコイイ。可愛い部分があるのもいい。 備後表が良かった。 シリーズだそうなので、続きが楽しみ☆

    0
    投稿日: 2012.02.28
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    1L 髪結い伊三次捕物余話 幻の声 おしの、駒吉は何故彦太郎の罪をかぶるのか。髪結い伊三次の過去とお文との出会い。 暁の雲 お文の旦那話と伊三次の思い。先輩芸者おすみの不幸。おすみは惚れあって一緒になった亭主とうまくいっていなかった。 赤い闇 同心不破友之進と妻いなみの馴れ初め。隣に住む村雨弥十郎の妻ゆきの不始末。いなみの過去も重なって複雑。 備後表 伊三次の幼馴染畳職人の喜八の母、おせいは備後表を織る腕を持っていた。自分があつらえた畳み部屋をその目でみたいというおせいの願いを叶えるために御家人屋敷に…。 星の降る夜 大晦日、伊三次が貯めていた30両が塒の畳下から亡くなった。株を買うために貯めていた金だった。

    0
    投稿日: 2012.02.12
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    主人公が正義感から出なく、岡引業をイヤイヤやっているのが現実味を帯びていて、江戸時代の風習に沿っているようで好感持てる。

    0
    投稿日: 2012.02.07
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    人から1巻もらった。 ら。 現在進行形で続いてる息の長いシリーズものだった。 うそん。 現状12巻まで出てる。 文庫化されてんのは10巻まで。 なんでまだ10巻までしか読んでないけどとりあえず。 一話完結の人情捕り物。 著者が女性ってのもあって 「御宿かわせみ」シリーズとちょっと似たイメージ。 でも中味は真逆に近い設定かも。 主人公がヒーローじゃなくて、 身分が低く、いまいち冴えない普通の男。 で、 一話一話が割としっかり書いてあって、 かわせみシリーズよりも、ややじっとりと生臭く、 主人公達の設定と相まって、より庶民の暮らしな感じ。 長い間続くマンネリ防止の為に たまにオカルティックなとんでも話とか出てきたり、 1巻につき登場人物達が1歳年をとる面白い設定だったり、 子供達の世代がだんだん主人公になってきたりと いろいろ工夫してる感じが目につく。 なんで、 マンネリをむしろ愛したいタイプの時代ものが好きな人は ちょいちょい癇にさわるかも。 逆に、 物語の大きな流れのうねりが大きいので、 飽きずに読んでられる気もする。 16年続いてて、かつ、現在進行形だし、 著者が書けるまで書き続けると言ってるので、 かわせみシリーズと同じく、 全部読める頃にはきっと自分もいい年だろうと苦笑い。 続編を楽しみに待ってます。

    0
    投稿日: 2011.12.26
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    お文の伝法なもの言いに最初面喰ったけれど,同い年の対等な男と女の関係がいい。 その他の登場人物も,簡単にイイモン,ワルモンが決められないところがいい。

    0
    投稿日: 2011.11.14
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    これが著者のデビュー作品なのかと驚いた。伊三次の魅力は満点で、シリーズ作品になりドラマ化したのは納得できる。

    0
    投稿日: 2011.09.19
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    いい時代物発見。みんなそれぞれ欠点があるところがいい。だめなところや嫌なところもちゃんと出している。汚い裏長屋で自分が作る畳表がお城の化粧の間に使われていることを知ったばあちゃんが、ひと目見たいとたたみ職人の息子や伊佐次とともにお城に入る「備後表」がとてもよかった。職人の矜持もよく描かれている本である。

    0
    投稿日: 2011.09.11
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    第一弾 このときから展開のパターンは変わってないのか。 派手さはないが、コツコツと続いていく短編集 結構面白く読める

    0
    投稿日: 2011.09.05
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    本業は髪結いで、岡っ引き的な副業を持つ伊三次が主人公の、時代モノ連作短編集。宇江佐センセの作品に初めて手を出してみましたが、長く続いているシリーズものなので、まずは間違いなかろうと思い読んでみました。江戸情緒というか風情というか、なかなか心地よく面白いです。最初の方の話では、少しばかりギクシャクしている印象もありはしましたが、話が進むにしたがって登場人物同士がスムーズに絡み合って、なんともいい味わいです。んで、主役の脇を固める人物たちが、これまた良いですなぁ。こりゃ長く続くわけだ。うん。

    0
    投稿日: 2010.12.10
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    選考委員満場一致でオール読み物新人賞を受賞したという絶賛のデビュー作。 満を持しての登場だったのでしょう。 髪結いの伊三次は、親の死後に姉の嫁ぎ先で仕込まれたが、きつく当たられて飛び出し、廻り髪結いとなる。 こっそり髪結いをしていたときに捕まったが、町方同心の不破友之進に救われた出会いから、その手先も務めるようになっていた。 毎朝、不破が奉行所に行く前に組屋敷に上がり、ひげを当たり、髪を結うようになり、ついでに用事を頼まれるようになったのだ。 深川芸者の文吉ことお文とは、恋人同士だが、金にもならない同心の手伝いにはやや批判的。 深川芸者は男名を名乗り、意気地と張りがある。 文吉の場合は幸い、いぜんにいた旦那が借金を払って家を持たせてくれ、今は自前となっている。 伊三次は腕はいいのだが、自分が食べるのがやっとなので、お文に芸者をやめさせることも出来ない。かといってお文の家に身を寄せることは矜恃が許さない。頼りにはならない間夫として3年になっていた。 金を貯めて、床を持ちたいと思っているのだが‥ 25歳と言えば、江戸時代には立派な大人。 同い年の美女も大年増とはなんだか気の毒だけれど。 色っぽくて、江戸言葉がしっくり。眼前に現れるかのようです。 不破の妻・いなみも意外な過去を持ち、騙されて郭に売られたのを知り合いの不破に見いだされたという。さらに壮絶なエピソードが。 「幻の声」「暁の雲」「赤い闇」「備後表」「星の降る夜」5編収録。 庶民や芸者仲間、たまに覗き見るような侍の世界。小さな謎や大きな罪。 江戸情緒と人情あふれる珠玉の連作。

    0
    投稿日: 2010.10.30
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    髪結い伊三次シリーズ始めの巻。やっぱいいわ~、私って時代小説ものがあってるのかもしれない。伊三次とお文の恋も、どこか 同級生のカップルを応援するような気持ちになってくるから不思議。待ちきれず先に紫紺のツバメを読んでしまったけど、やっぱり先にこっちを読むべきだった。反省。続きもぜひ読んでいきたい。

    0
    投稿日: 2010.09.21
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    再読して驚いた。 伊三次とお文の関係はもちろんだが、シリーズ1作目にして伊三次と繋がりのある人々を主人公に置き換えたそれぞれの短編のなんと味わい深いこと! 不破といなみの馴れ初めはもっと後の巻で読んだ気になっていた。「備後表」では何度もグッと来た、いやどの短編も胸にコツンと感動を覚える。 伊三次を囲む人々の人柄に触れ、早々に親近感が湧いた1作目だった。

    0
    投稿日: 2010.06.08
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    高田郁のようにみずみずしさや派手さはないが王道を行く江戸人情もの。短編連作であるがこの一冊の中でデビュー作である表題作からみるみる成長していく様が楽しめる。

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    投稿日: 2010.05.15
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    髪結いなのに捕物余話とは?、と手にとってみたけれど これは大当たり。面白かった。 町人の目線で見た江戸というのが自分には新鮮だった。 派手で切った張ったの大捕物ではないけれど どこか物悲しい雰囲気が漂うところがよかったのかもしれない。 髪結い、その恋人、髪結いを使う同心、それぞれの人物像が魅力的なのもよかったなー。 恋人は粋な芸者さん。素敵だ。 どうやらシリーズとして他にも沢山出ているようなので是非読破したい!

    0
    投稿日: 2010.03.07
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    デビュー作! 伊三次が初々しい♪ 最近、山本一力さんの作品で深川が身近になりました 今回は男と女、添い遂げるそれぞれの決意が重い作品です

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    投稿日: 2010.02.25
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    2009.10.19 start →2009.10.21 fin. きっかけ:友人から借り物。 短編の並びが良い。 五つの短編が春から冬の季節の話であり、 一話目は主人公でる伊佐次、二話目は伊佐次の恋人の深川芸者の文吉、三話目は伊佐次に岡っ引きのようなことをさせる同心・不破がメインとなって人物がクローズアップされる。 そして、四話・五話で伊佐次に話が戻ってきたときはもう彼の周りの人々がなじみ深い面々になっている。 この一冊を読み終わる時には主要登場人物の魅力に引き込まれることうけあい。 余談: 捕り物帖だけど、私はこれは恋愛モノだと思う。 解説にもあったが、伊佐次とお文のこれからが気になって仕方ない。 ・・・お文姉さんをお手本にして生きてみたいものだと思った。

    0
    投稿日: 2009.10.21
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    髪結い伊三次捕物余話シリーズ1作目。 おもしろいなぁ。 このシリーズはキャラクターがそれぞれ主役をはれるほどにたっていて読んでいてあきさせないです。 捕物話だけど、せつない恋や、初恋や、浮気や、信頼してた人からの裏切りや、そこから許せるまでの葛藤とさまざまな生きることへの喜びや苦悩がキャラクターに散りばめられています。

    0
    投稿日: 2009.05.29
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    髪結いにして同心の小者を勤める伊三次が活躍する捕物帖シリーズ第一弾。江戸の庶民の暮らしぶりがよくわかって面白い。恋人の芸者とケンカしたり、上司である同心にこき使われたり捕り物以外でもいろいろと楽しめる。

    0
    投稿日: 2009.03.06
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    山梨の本屋さんでなんとなく惹かれて手に取った作品。 内容自体はもう少しひねりが欲しいけど、情緒あふれて、ちょっとした情景が目の前に浮かんできて、すごく驚かされた作品。 宇江佐作品にはまった一冊。 運命の本。

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    投稿日: 2009.03.02
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    連作短編 最初のころは「うん?」と違和感を感じていましたが、読み終わったときにはしっとりした世界けっこういいじゃんと感じました。

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    投稿日: 2009.01.25
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    髪結い伊三次シリーズ物。 第一弾。 おもしろい。 シリーズ全部読もうっと。 伊三次とお文さんの恋の行方がきになるぅ。

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    投稿日: 2008.06.24
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    読みやすい☆続いた五編が入った捕物余話 本来は髪結いという仕事をしているのに、裏では同心の小者として使われてる伊左次。本業はどっちだ!?と思うくらい、伊左次の仕事ぶりはよい感じ♪ 「結び文だね?」 「ああそうだ」 「中に何んと書いたのだえ?」 さぁなんて書いたのでしょう笑

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    投稿日: 2008.03.02
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    時代小説を読み始めるきっかけとなった本。読みやすいです。 廻り髪結い(美容師)で同心の手伝いをする伊佐次が関わる事件、というよりもそれにまつわる人々の話。 そして恋人の芸者・お文が素敵。

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    投稿日: 2008.01.12
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    残念ながら伊三次よりもヒロインのお文さんのほうがかっこいいという(お文さんという名前まで覚えてる)ハスキーボイスの芸子さんとか!どんだけエロかっこいのか想像つかんね

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    投稿日: 2007.10.17
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    2007.10.11 了/ 鬼平と似た時代の似たテーマの小説だが,スリル・アクションが少ない分,人情話が非常に深みがあり良い.恋愛描写もうまい.

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    投稿日: 2007.10.12
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    オール読物新人賞を受賞した著者のデビュー作。連作短編集です。捕物余話と描いてあるのは、主要登場人物の1人である伊三次が本業の回り髪結いの他に同心のお手先の手伝いもしているからですが、全ての話が捕物だけというわけでもなく、半分江戸人情物語的な話も入っていますし、伊三次とその思い人であるお文(おぶん。これが深川芸者で男勝り)の恋物語も絡んできます。シリーズとして続いているので、先を読むのが楽しみです。【2006年11月9日読了】

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    投稿日: 2007.04.04
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    江戸や深川の町並み、生活が垣間見られて嬉しい作品。ただ私にはあまり伊三次の風貌が想像できなかった。その描写があまりないせいではないだろうか。髪結いの商売道具もさらっとした感じ。 他の江戸ミステリーとの違いは、細かな描写がないところじゃないかなぁ、と。 少し物足りなさが残った。

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    投稿日: 2006.12.04
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    本業の髪結いの傍ら、町方同心のお手先をつとめる伊三次と深川芸者のお文、八丁堀の同心、不和友之進。 「五つの短編からなる『幻の声』は春の終りから年のはじめにかけての季節感にあふれた捕物帳だが、主要人物の三人で読ませる。その三人はいずれもくっきりと鮮やかに描かれていて、読後に忘れがたい印象を残す。この一冊を読み終えると、この「余話」の続きを読みたくなる。(解説)」 私がいいと思う小説って人物であれ内容であれ、読後に忘れがたい印象を残す本なのね。人物がはっきり描かれているこの本は何度読んでも飽きない。 5つの中なら、お文が主役になっている暁の雲が一番好き。「一度お前ェの住んでいるところが見たい」と言いつつ実際見ると「来るんじゃなかった」と後悔し、「本当は伊三次が何をしようとかまわない」のに「捕り物をするな」と言うお文は親しみやすい。 「地上ではいかに人間の悪業が重ねられようとも、永劫の光は暁ごとに空を満たして、その罪科を浄めるというのか。」 宇江佐真理の文章と描く人物が好きになったきっかけの本。

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    投稿日: 2006.11.29
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    富岡八幡宮祭りの神輿の前に、深川芸者連が先達していたのを今夏見た。紀文が寄付した神輿を文吉姉さんは囃したのだろうか。

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    投稿日: 2006.11.04
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    茅場町の長家で暮らしている廻り髪結いの伊三次は、若い頃に世話になった八丁堀の同心・不破友之進の手先となって捕り物の手伝いをしながら、いつの日が床をかまえて辰巳芸者の文吉と所帯を持つことを夢見ています。そんな伊三次と文吉と同心の不破のお話。 江戸の粋と人情と市井の様子がいっぱい。伊三次と文吉の二人の二人も素敵だけど、不破と妻のいなみもいいっ。もちろん捕物話にもじーんときたりして…

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    投稿日: 2006.09.25
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    町方同心の下で働く伊三次は、事件を追って今日も東奔西走。江戸庶民の人間関係をきめ細かに描いた珠玉の五話。オール讀物新人賞 【感想】 http://blog.livedoor.jp/nahomaru/archives/50716126.html

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    投稿日: 2006.09.19