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憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパークXI
憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパークXI
石田衣良/文藝春秋
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総合評価

51件)
3.4
3
15
21
3
0
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    久しぶりのIWGP。とうとう連絡手段がスマホになった!と時代を感じる。笑 表題のパレードは登場人物が多すぎ&ややこしかったけど、他のはサクサクよめて相変わらず。

    0
    投稿日: 2025.10.13
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    学生の頃に大好きだったシリーズの続きを、時間のある年始にまとめて読むことに決め、読み始めました。 ああ、マコトも「お父さんみたい」と言われる年になったのか…と寂しくなりながらも、マコトとタカシが2人で、『まともな社会人にもなれていない、幸せな結婚もしていない』ことをベンチに座って笑い合うシーンを読むと、「変わらないな」と嬉しくなりました。

    1
    投稿日: 2025.01.01
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    20代後半になったマコトの池袋シリーズが再開。 脱法ドラッグ、ギャンブル依存症、ツインデビルの暴走。 いつもの感じで楽しかった。 作タイトル「憎悪のパレード」については語らない方がいいだろう。 解説が不愉快でした。「憎悪のパレード」だけを使って彼の我が世の春を文字にされた気分。池袋シリーズを好きな人なのだろうか。

    6
    投稿日: 2024.09.30
  • IWGPシリーズ第11弾

    IWGPシリーズ第11弾で、第2シーズン。 お馴染みの登場人物にその時代の世相を反映した新しい物語。確かに読みやすいし、面白くないことはないけど、惹き込まれることはなかった。

    0
    投稿日: 2024.04.28
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    【2024年83冊目】 スモークタワーと少女の願い、ギャンブル狂いの嘘つき男、ノマドワーカーとツインデビル、憎悪まみれの反中デモ。池袋ウエストゲートパークシリーズ第二章開幕、第十一弾。 どんどんとトラブルシューター誠が扱う事件が大きくなっていっているような気もしつつ、時には町のチンピラが絡んできては池袋という舞台の話だということを再認識する、絶妙なバランス。 社会問題を小説の中に織り込んで、身近な話として落とし込む手腕が相変わらず素晴らしい。解説にもこれは小説の中だけの話ではないとありましたが、本当にどこで起こっててもおかしくはない話、ただしそこには誠もタカシもいないから、解決されないことがほとんどなんでしょう。 社会問題を知り、考えるきっかけとしてもぴったりな題材のシリーズになってきましたね。アングラで人体を切り刻むショーとかやってた頃がちょっと懐かしい。あれも、探せば本当にあるのかもしれませんけど、フィクション感はありました。

    1
    投稿日: 2024.04.12
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    ジジイになった石田衣良に若者文化は無理がある/ マコトも20代後半になってしまった/ どんどん神格化されて面白味人間味の消えたキング/ 回を追うごとに説教臭くなる内容/ もうそういうのいいから/ 御手洗潔を見ているようで、残念な気持ちになるよ/ 西池袋ノマドトラップの東京を代表するような畏怖の対象の不良兄弟、あんなチャチな拉致で音を上げてビビって手を出さなくなるならそもそもみんなに恐れられるわけないんだよ/ 昔はサルが人殺しても黙認してたマコトが、その兄弟を痛めつけないでって、どういう冗談なんだ?/ ゴミ/

    0
    投稿日: 2023.07.05
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    マコトおかえり! マコトがいない間にも ストリートは止まることなく、 事件にならない事件が後を絶たないよ。 マコト、早く不器用な良いヤツを 救ってやってくれ! これからもね!

    7
    投稿日: 2021.10.06
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    第2シーズン1冊目。第2シーズンの意味がいまいちぴんとこない。変わらずにシリーズは続いている。爽快なアクション的要素は減って、社会問題に焦点があてられている印象。 2021/3/14

    0
    投稿日: 2021.03.14
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    今回のテーマは、脱法ハーブ、パチンコ、ノマドワーカー、反中。 IWGPセカンドシーズンの皮切だけど、キレ味のいい回はなかったかな。 20代後半になり、妹もできたマコトは、丸くなりました。 ってことかな。

    0
    投稿日: 2021.01.24
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    ここから第二部ということだけど、二部になったら作風変わってびっくりしました。主人公や周辺人物が丸くなった分、物語の切れは落ち着いたかんじがする。ノマドは良かったな。

    0
    投稿日: 2021.01.19
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    「小説が上梓されたような頃の“話題”」が巧みに容れられ、“街の探偵”的な動きもしている市井の若者の目線で様々な出来事が展開する、シリーズの読者には馴染みのスタイルの作品である。 市井の、特別な地位や立場という程でもない若者が、何やらのトラブルをどうにかすべく奔走してみるという様子を介して、「どうしてこういう時代になった?」、「本当にこういう感じで人々は幸せか?」、「こういう様子が“正しい”のか?“正しくない”でも構わないかもしれないが、納得し悪い?」というような、「人生を見詰める材料」というのか「“材料”になり得るかもしれない何か」を供してくれるような気もするという辺りが、酷く気に入っている。 本作では「脱法ドラッグ」を巡る一件、「ギャンブル依存症」に陥ってしまっている男と出会う一件、「ノマドワーカー」なる人達と出会うことから“ネズミ講”的な金儲けに纏わるトラブルに出会う一件、「ヘイトスピーチ」という問題の中で別な悪事が蠢いていたという一件と4篇各々の出来事が展開する。 「ヘイトスピーチ」という問題の中での出来事が、この一冊のタイトルにも採られている『憎悪のパレード』という篇で描かれている。この篇は「どうしてこういう時代になった?」と、本当に考えさせられるような内容だった。 池袋には“チャイナタウン”と俗称されている一画が形成されているということだが、この辺りで「ヘイトスピーチ」という問題が見受けられて酷かったというのだ。 作中、「ヘイトスピーチ」と呼ばれるスローガンを叫んでデモ行進をするグループが登場する。その有様が、主人公のマコトの目線で活写される。「出来過ぎた創作!?」と思ったが…どうやら実際に見受けられた事象を、作者自身が多分目撃しているということであるらしく、少し驚いた。 何やら「満たされない…」が積み重ねられる、積み重ねられ続けているかの状況の中、「人の普通な繋がり」が何処となく軋んでいて、様々な問題が顕在化してしまっている?或いは、作者自身の問題意識を反映しているであろう、主人公のマコトの目線が向いているのはそういう状況なのかもしれないとも思った。 本当に、気軽に手軽に愉しめる一冊で広く御奨めしてみたい…

    0
    投稿日: 2020.10.31
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    全体としては低調。 でも、ギャンブラーズゴールドの中で「嘘つきで、見えっ張りで、攻撃的で、自己中心的。自分が完璧なはずなのに、それでも全然安らげない。不安が心を探す、やめたいのに他者への攻撃を抑えられない。憎しみの対象を探さずにはいられない。」という言葉には物語としてというより、人間の持つ弱みが端的に書かれている気がして、心に残った。ギャンブル依存者だけでなく、皆が持っている心の闇。そこから這い上がって正直に、皆に感謝しながら生きていこうとする人の話も心に刺さる話だった。

    1
    投稿日: 2020.05.10
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    2020.02.24 〔北口スモークタワー〕 脱法ハーブ、危険ドラッグの話。 関係なさそうな場所での被害、ギャンブルのような快楽に溺れる若者 結末は案外シンプル 〔ギャンブラーズ ゴールド〕 ギャンブル依存の父親の救済の物語 日常の崩壊の種は、そこかしこに転がっている 〔西池袋ノマドトラップ〕 新しい働き方、その裏にも暗いビジネスがある …が、この話はGボーイズ とりわけキングの真骨頂が光る 〔憎悪のパレード〕 正直マコトがする仕事か?とは思う 現代社会にかなり突っ込んだ現在進行形のトラブルだ パレードは止まらないだろう 正義は炎となりあらゆるものを焼き尽くすだろう されどその裏の怪しさを逃すことなかれ マコトもアラサーと言うのに驚いている。 スマホや働き方や生活は随分変わったよな

    2
    投稿日: 2020.03.05
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    今年は冬が来るのが早くて雪が降りそうな11月。 冷え込むので、そそくさと足元にヒーターを置いた。 なければ本など読んでいられないくらいだ。 それがとても気持ちいいなんて・・・信じられるかい? と、この読了したばかりの「池袋ウェストゲートパークシリーズ」 『憎悪のパレード』主人公、マコトの口調を真似。 このシリーズもⅪ巻目、第2シーズンという。 わたしにとってこの本は、作者には申し訳ないけど、ちょっとしたおやつ。 現代社会の熱い問題提起というより 軽くて(文章が)新しもの(流行りもの)ありで、読み心地がよい。 作者と言えば、石田衣良さんは日経新聞土曜版「プラス1」に 人生相談みたいな「なやみのとびら」を時々担当していらっしゃる。 その回答もなかなかである。

    0
    投稿日: 2020.02.14
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    池袋を舞台に、違法ドラッグやパチンコのイカサマ、ノマド用ワークスペースの放火や反日デモなど、いかにも治安の悪い地域に起こりそうなフィクション。 世の中のクロな部分を取り上げられているので、ある程度の大人が読まないと変な知識がついてしまう懸念。

    0
    投稿日: 2019.12.31
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    テンポのいい文章で読みやすく、すぐに読了してしまう。 しかし、初期の頃のキレがなく、話の展開も分かりやすくマンネリ化してしまっている。 シリーズ物の常で残念である。

    0
    投稿日: 2019.10.05
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    真島誠が池袋西口に帰ってきた。IWGP第2シーズンの開幕。マコトも20代後半,振り返ればシリーズ1作目の発表は1997年だ。今回戦うのは脱法ハーブやパチンコ中毒,そしてヘイトスピーチ(避けて通れないテーマだ)。クラシック音楽が好きなマコトの今作のお供はグールドが弾くバッハ「トッカータ」,リゴレット,ボロディン,アンドラーシュ・シフ。

    0
    投稿日: 2019.03.26
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     IWGPシリーズなので必須購入。しかし、Xのレビューが無い・・・本屋行ってなかったか、買い忘れたのか・・・  読後随分と経ってしまって、内容を詳しく覚えていないので・・・とりあえず読了の記録に留める。評価は当時の読後感を思い出しつつ記す。  レビューさぼってて、いつ読み終わったか覚えてないので、読了日は、後続レビュー前の、2018年10月1日で登録。

    0
    投稿日: 2019.03.17
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    [北口スモークタワー]  ニュースで見た人も多い脱法ハーブの話。最近は聞かなくなったけど、今でもあるんだろうな。  スモークタワーというドラックを合法的に売っている所を潰すためにマコトは動く。店長が違法に育てていたハッパを、盗んできて店に置いて、警察に連絡するだけであっさりタワーは崩壊した。  教授というドラックに詳しいおじさんと組むのだが、彼は昔ハッパにハマり、娘の赤ん坊から12歳までの記憶がない。マリファナに、どれくらいの健忘作用があるのかわからないが、薬物は良くないなと思う。アルコールだってそのうち規制されるだろう。 [ギャンブラーズ・ゴールド]  アルコールの規制よりも、こちらが先に規制されたようだ。題材はパチンコ。少し知識のある人なら、パチンコがグレーゾーンギリギリだってのは知っているだろう。  マコトはゴト師を捕まえたり、パチンコ中毒を助けたりする。  ギャンブル中毒は病気だ。パチンコは嫌いなので無くなっても構わないが、莫大な金を生むものを、すぐに無くせはしない。  ギャンブルをする人は、ギャンブル好きとしての理由はあるのだろうけど、どれも言い訳にしか聞こえないし、何かを犠牲にするのなら良くない事なのは間違いない。弱者として、搾取されているのなら止めるべきだ。 [西池袋ノマドトラップ]  ノマドという言葉が流行ってそこそこたつが、今だによく分からない職業だ。曖昧でかっこいい響の言葉は人を惹きつける。だけど実際やってみると、内情は複雑なのは何をやっても同じだ。  ノマドワーカーのレオンは、ゲスい芸能人ネタやネトウヨ相手のウェブ記事を作ったり、それに対するアフィリエイトで稼いでいる。そして、ジョブズ気取りの情報商材を売る起業家に憧れている、最近増えてきた人種だ。今は色々な稼ぎ方がある。中身があってもなくても関係なくて、程度の低い奴を騙して金を取る。マコトも言っていたが、オレオレ詐欺と変わりはしない。まぁ、そういうものは無くならないので、騙されないように生きるのが一番。  この回では珍しく荒くれ者のツインデビルという兄弟が出てきた。こういうヤバのをたまに出さないと、エンタメ小説としての盛り上がりに欠ける。随分前からだが、社会を写そうという色が強すぎる。 [憎悪のパレード]  ヘイトスピーチをやる人の気持ちは分からない。他にやりようがあると思うのだが、犯罪じゃないから暴言を吐いても良いというのは乱暴すぎる。  中排会という反中国団体は150人の集団でチャイナタウンを歩く。そしてだれかれ構わず罵声を浴びせる。嫌になる光景だが、マコトは中排会を守るためにGボーイズと動く。依頼主は中排会と真逆の、ヘ民会。へ民会は穏健な組織で、ヘ民会から抜けた過激派が、中排会に手を出すと自分達にも傷がつくのを恐れている。それに駅前のビルの放火事件が絡み、物語は進んでいく。  1冊目のサンシャイン通り内戦と同じ展開だった。結局NO.2がヤクザとつるんでいて、駅前のビルの利権を狙っていた。これだけシリーズを読んでいたら、展開も分かって、水戸黄門みたいなものだ。だけど、題材は新しいので、こうして見ると、石田衣良は日々情報を仕入れているのが分かる。  マコトの妹のクーも元気にやっているようだ。随分と日本に染まっているが、良い子なのは相変わらず。

    0
    投稿日: 2018.12.02
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    久しぶりにこのシリーズ読みました。 相変わらずのテンポの良さと現代を切り取ったテーマで、 一気に読めます。 クラシックの知識もあれば、もっと楽しめるのに、と シリーズ読むたびに思うが、なかなかね。。

    1
    投稿日: 2018.04.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズが好きだったので、楽しみして読むものの、こんなにダサかった、鼻につく小説だったっけと思ってしまった。なので今回は、何が鼻についたのか考えてみたい。 二つある。 ひとつめは、ノマドワーカー、ヘイトスピーチ、脱法ハーブなどの社会問題をテーマに据える点。いままでは、こんな週刊誌に取り上げられるような問題よりも、若者の風俗、それも池袋の町特有の時代の空気感があった。今回の話については、社会問題×池袋ウィストゲートパークで、考えたらこんな小説でしました、感覚かある。 ふたつ目は、マーケティングに徹底された遊びのない構造。帝王タカシを頻繁させすぎたり、三竦み構造をつくったり、読者が興味を持ちそうな試みが多い。小説家として、マーケッターとして、巧者になったことはよくわかるが、読んでいておぉって驚きやドキドキがない。 うーん、シリーズの中だるみを感じる内容だった。次回に期待。

    0
    投稿日: 2018.03.08
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    久しぶりにこのシリーズを読みました。短編で世相をうまく生かしている点、テンポの良い文章はいつもながら楽しめました。ちょっと年取ったかな

    1
    投稿日: 2017.11.21
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    凄く久しぶりのIWGP。 マコトももう20代後半なのか…と、 現実でも作中でも時間の流れを感じる。 内容は、良くも悪くもいつも通りの安定感で、 安心して読めた

    1
    投稿日: 2017.09.18
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    このところ多忙につき、読感を書いている時間がない。 とりあえず、読みましたということで、読了日と評価のみ記載。

    0
    投稿日: 2017.04.15
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    ストーリー展開に物足りない感はあるが、池袋のトラブルだからこんなもんかなぁと思う。マコちゃん大人になった。

    1
    投稿日: 2017.03.03
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    久しぶりのIWGP。10代の頃、夢中になって読んだ自分にとっての「バイブル」。 時代の空気や社会問題の捉え方やセンスのいい比喩表現は健在。20代後半になったマコトやタカシも「らしさ」を失っていないのが嬉しい。 (少し丸くなった印象もあり) 何より著者がマコトの言葉を通して伝えるメッセージの説得力と根底にある優しさが魅力的。

    0
    投稿日: 2017.02.22
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    池袋ウエストゲートパークの第2章かな。 時事通信的な時の話題をちりばめた内容は相変わらず。 石田衣良さんの思考が読み取れる感じです。

    0
    投稿日: 2017.02.04
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    久々の続編でテンション上がって一気読みをしてしまいました。 間が空いていたので、以前との違い、時の流れなどを強く感じました。マコトたちも大人になったんだな。 以前はちょっと尖ったようなものを感じることができたのに、今回のは大人になったのかそこまで尖りを感じませんでした。

    0
    投稿日: 2017.02.03
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    マコトとタカシに久々の再会! やっぱりこの二人は回りがどんなに理屈っぽい 大人になってもいつまでもボーイズで居て欲しい。 彼らの解決は決して根本的なものではないかもしれないが 現代社会の痛いところに手当してくれる。 見逃さない勇気に乾杯!

    0
    投稿日: 2017.01.24
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    IWGP第2シーズン、満を持してスタート! ストリートの“今”を切り取り続けてきた本シリーズ。 時を経て池袋は少しずつ変容しているが、あの男たちは変わらない。 脱法ドラッグ、仮想通貨、ヘイトスピーチ。 次々に火を噴くトラブルをめぐり、マコトやタカシ、そしてとびきりクールな仲間たちが躍動する。

    0
    投稿日: 2017.01.11
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    池袋ウエストゲートパークシリーズ11作目。 久方ぶりの第二シーズン。 脱法ハーブ、仮想通貨、ヘイトスピーチ。 時事ネタを盛り込む社会派は変わらず。 旬なネタが、今をよく描いてる。 これまでのシリーズを読み返すと、確かにあの頃こんなことが社会でも話題になってたなー、と。

    0
    投稿日: 2016.12.20
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    IWGPシリーズの11作目 一応10で1部完となってからの2部みたいだけど、特に変わった様子はなし というか、10の最後でタカシとマコトにも彼女ができたはずなんだけど 今回のはそんな存在はまるでなかった事にされている(ただ描いていないだけか?) 年齢も20台後半としか書かれていないし、1部だと4遍構成で「春、夏、秋、冬」の順番なのに「冬、春、夏、秋」の順番だし 時系列が確定できないなぁ まぁ、これまでのも多分1冊で1年というあいまいな推測でしかないんだけどね とりあえず、クーとリンが出てきてるので、それよりは後って事くらいしかわからぬ 次の巻ではもう30歳になってるんだったらわかりやすいんだけどなぁ それはそうと、今回のテーマは脱法ハーブ、ギャンブル(パチンコ)依存症、ノマドワーカー=ITワーキングプアー、ヘイトスピーチ この辺のストーリーは安定のクオリティ まぁ、ちょっと物足りないところも含めて・・・

    0
    投稿日: 2016.12.16
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    ーーー読間ーーー IWGPの、第2期シリーズ。 待ってました♪ 【北口スモークタワー】 ドラッグが悪いモノ・怖いモノだというのは、今さら誰に言われずとも当たり前。だけれど・・・ これを読んで、心の底から怖くなった。 愛する娘の記憶が無くなる? 始めて寝返りを打てた時、始めて歩いた時、、泣いて・笑って・遊んだ記憶が! 死ぬより辛いよね。哀れ「教授」に、救いのあらんことを! 【ギャンブラーズ・ゴールド】 まあ自分が女だったら、誠に出会う数年前に離婚してるけど。 “整理した”とあるので、善良な(?)機関で借り直したということなのだろうけれど・・・700~800万の借金で月3万の返済って、元金はいくら減るのだろう? 【西池袋ノマドトラップ】 IWGPが時事ネタの教科書となるなんて、歳とった証拠かな(苦笑)。 “ノマドワーカー” なんていう生き方、始めて知ったという。 ……しかも、文庫化を待って読んだので2~3年遅れの新知識。 いつもながらに、タカシのジャッジが気持ちいいね。 スマホを駆使するマコト。シリーズ1作目ではPHSを使ってたはず。 ちゃんと(?)キャラに歳を重ねさせてるシリーズではあるけれど……それでもいつの間にか、同年代だったはずのマコトが、だいぶ年下になっていた(寂)。 【憎悪のパレード】(表題作) 義妹の再登場が嬉しかったり♪ ヘイトスピーチってヤツは・・・、もう、ねぇ。 ニュースで見たことあるけれど、あれ、もう、言葉が通じない人に見える。 デレるタカシとサルが、可愛いね(笑)。 ーーー読了ーーー 久し振りのIWGP、楽しかった。 中篇(表題作)の“のめり込まされ度”は、残念ながら既出シリーズ中では一番低かったけれど・・・。 当然、次作も読む!(文庫化を待って) ★3つ、7ポイント半より若干8寄り 2016.12.08.新。 ※今回のお気に入りは、 「西池袋ノマドトラップ」 IWGP“らしさ”が光ってた。

    0
    投稿日: 2016.12.07
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    安定した面白さはあるものの、時事ネタを採り入れる事に拘りすぎて肝心のトラブル解決が安直になっている気がする。

    0
    投稿日: 2016.11.30
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    いつものトーンです。サイドストーリーのキング誕生に話が少し振られます。クーの再登場に少し懐かしさあり。 マコトとタカシのやり取りは心地よい。

    0
    投稿日: 2016.11.28
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    マンネリ感は否めないけど、やはり腐っても鯛? よかったのではないかと。憎悪のパレードは憎悪の「連鎖」と言う意味かな。こういう内容だとどちらか一方に肩入れしたくなるのが普通だけど、かなりニュートラルな視点で表現されてたと思う。解説の某氏はちょっとその点を読み取れてないのではという気がする。

    1
    投稿日: 2016.11.19
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    現代社会の問題に沿った小説は面白いけど何か物足りなさを感じた... ストーリーがシンプルになっちゃったのかな?

    1
    投稿日: 2016.11.12
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    嘘をつかずに生きる。 自分を大きくみせずに生きる。 ただひたすら生きる。 ほっとできるような毎日を生きる。

    0
    投稿日: 2016.10.11
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    おかえりー、マコトくん。 大層な正義感ではなく、間違ってるって憤りから 相も変わらずトラブルシューター。 病んでる日本の良心だと思う。

    1
    投稿日: 2016.10.10
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    いまどきのテーマで帰ってきたマコトとGボーイズ、自分がおじさんなので昔より一歩引いて楽しく読める ヘイトスピーチ、危険ドラッグ、ちょうどいいテーマは、今でも溢れてる

    1
    投稿日: 2016.10.08
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    この作品は1作品目の池袋ウエストゲートパークから好きで私が初めて読んだ小説と言ってもいいくらいの思い入れのあるシリーズです。 最近は新しいのが出てたことにすら気づいてなかったのですが、たまたま本屋でぶらぶらしてたら見つけました。 相変わらずほのぼのとしてて面白いです。 主人公のマコトとキングのタカシの相性も完璧だし、マコトのゆるくてでも頭がすこぶるキレる感じがものすごくかっこいい。 Gボーイズの絆も素敵だし、友情が深く描かれていて、マコトの人の良さとかタカシのかっこよさとか読んでいて引き込まれます。 今回の作品では凶悪な事件を解決するというよりは池袋で起こる小さいけど弱者が困ってる事件にマコトが思わず手を出してしまうというものが多くて、マコトの人の良さとかが色濃く描かれていたと思います。 必ず事件を解決してしまう感じが勧善懲悪で読んでいてスッキリするシリーズなのでオススメです。

    1
    投稿日: 2016.10.06
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    待望のセカンドシリーズ。変わらない安心感と変わらない落胆と半々といった感じ。 あらすじ(背表紙より) IWGP第2シーズン、満を持してスタート!ストリートの“今”を切り取り続けてきた本シリーズ。時を経て池袋は少しずつ変容しているが、あの男たちは変わらない。脱法ドラッグ、仮想通貨、ヘイトスピーチ。次々に火を噴くトラブルをめぐり、マコトやタカシ、そしてとびきりクールな仲間たちが躍動する。

    1
    投稿日: 2016.09.30
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    1609 改めてIWGP好きなんだなぁと実感。昔の走り抜ける様なテンポ感は薄くなった感じがするけど、お馴染みのメンバーが池袋で!ってだけで楽しいです。

    1
    投稿日: 2016.09.21
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    安定の、トラブルシューターとキング。 脱法ハーブ、最近はあまり聞かなくなったけど数年前は確かに一大事だった。そのときどきの若者現象を切り取ってシリーズになっていると、ほんといかに流行り廃りが激しいことかって感じられる。 聞かなくなったものの中には、なくなったんじゃなくてすっかり溶け込んだものもあるんだろう。そのうえに次から次へと新しいものが入ってくる・・・なんと目まぐるしい世界だろう。 表題作、ヘイトスピーチの話は、書き手の主張がにじみ出るので話の雰囲気も少し違うように感じられた。二項対立ではなく、一方の中にタカ派とハト派がいたり、地域開発と絡んでいたりと一筋縄ではいかなくさせているところに、この問題のややこしさが表されているような気がする。単純に中排会を悪、へ民会を善としない切り口には納得しない向きもあるかもしれないが・・・。 「やつらの死ね殺せがリアルな赤い血液のまえではいかに空ろなことか。」

    1
    投稿日: 2016.09.21
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    池袋で起きる事を頼まれて片づけてるマコト。事件の底にあるのは何かに対する憎悪なのかもしれない。さっと治す薬は無いけれど、「全ての人々は兄弟になる」と思えると良いのに。 昨日はベートーベンの交響曲第九番の本番で歌ってきました。「alle Menschen werden Bruder」

    0
    投稿日: 2016.09.20
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    いつものようにその時の社会の話題、問題を取り入れている。 それらについて作者は自分の考察を各話の冒頭で、主人公のマコトに語らせるのだがその部分が結構お気に入り。 今回は脱法ハーブ、ギャンブル依存、ノマドワーカー、ヘイトスピーチだ。

    1
    投稿日: 2016.09.17
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    「池袋のマジマ・マコトも、もう二十代後半だ」って、そんな若いわけないだろう!と冒頭から心の中でツッコミつつ、イッキ読み。 第2シーズンということで、何が第1シーズンと違うのかはよく分からないけど、シリーズが始まってから10年以上になるので、それなりに環境の変化はあってもいいかと。 リベラルに近い著者の視点がマコトの立ち位置を反映していて、その意味では安心して読めるけど、マコトにとって低所得者への共感や、マコトがリベラル寄りな視点を持つ経緯をもう少し丁寧に描写してくれると、もっと面白く読めるだろうなぁ。 でも、結局、現代社会を反映した勧善懲悪ストーリーを期待して、また続巻を読んでしまうのだろう

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    投稿日: 2016.09.12
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    文庫派の私にとって、いつもこの季節にやって来たこのシリーズが終わり、寂しい思いをしていた4年。 2年前には単行本で復活し、「青春編」も文庫書き下ろしで出ていたが、漸く帰って来ましたね。 で『池袋のマジマ・マコトも、もう二十代後半になった(正確な年は秘密だ)』って、そうなるわけだ。 最初の2編の中でも、12歳の女の子から『マコトさんみたいな人がおとうさんだったらいいなって思うよ』と言われたり、幼稚園年中さんからは『おとうさん、おかえり』と寝言で呟かれ、『父親になるのは、こんなふうにすこしくすぐったいのかもしれない』なんてマコトの父性がくすぐられる場面があったりして、月日の流れを感じさせられる。キング・タカシがGボーイズの資金を投資信託で運用しているなんてねぇ。 とは言え、時を経ても池袋は時代の先端を行く街で、初出時2013年の世相を切り取り、脱法ドラッグ、ギャンブル依存症、追い出し部屋、デジタルノマド、ビットコイン、ヘイトスピーチを題材にクールで熱い話が展開する。 最後の「憎しみの連鎖」は、話の筋としては普通なのだろうけど、格差社会とそれが生み出した負の連鎖に対する作者の怒りがひしひしと伝わってくる。 マコトの言葉を借りて格差社会への疑問を提出し、あわせて自由を守るということに対する覚悟を表す。 『集団で同じ主義主張をするのは、おれにはとことん性にあわないとわかった』とは、勿論マコトの性分を語っているのだけれど、大勢が同じ向きを向いて突き進もうとすることに対する怖さを示して、良い言葉だと思う。

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    投稿日: 2016.09.11
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    久々のIWGPシリーズ。 第2シリーズ突入ということで少し大人になったマコトやタカシに再会できたのが嬉しかった。 表題作の【憎悪のパレード】はヘイトスピーチが生々しくて胸が苦しくなった。 人々が大勢に流されていく熱量を恐ろしく感じたし悲しくもなった。

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    投稿日: 2016.09.06
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    おお。新刊出てる、と購入。 マコトもタカシももう20代後半なのね… そう言えば一巻ではまだ二十歳前だったのか。こちらの年も取る訳だ。 というわけで最近街で起きている不穏な出来事をわかりやすく解説してくれているようなお話。マコトも自分のテリトリー内でのもめ事は処理するけど他の人の範囲までは出張れない。自分たちの行動範囲ぐらいは自分で何とかしないとね、と問題提起してくれる感じ。相変わらずこの軽い感じとでも取り扱ってる題材や事件に対する態度は軽くないよね、というバランスが絶妙。いいな、このシリーズ。 というわけでお帰りなさい、次も楽しみ、という感じです。

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    投稿日: 2016.09.05
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    【IWGP第二シーズン、満を持してスタート!】池袋は少しずつ変容しても、あの男たちは変わらない。池袋のストリートで次々起こるトラブルを巡り、マコトやタカシが躍動する!

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    投稿日: 2016.09.01