
総合評価
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powered by ブクログ先日読んだ「一投に賭ける」は名著と言っても過言ではない作品でした。 無頼アスリートという惹句に惹かれましたが、中身は自分で自分をコントロールし、誰にも左右されずに独立独歩で生きて行く男の姿そのままでした。 この本にはそのアスリートの前段ともいえるインタビューが収録されています。やはりかっこいいな。関わると大変そうだけど。 他も、マスコミでは封殺されそうな人々の生きる様が描かれています。とても興味深い本で、誰も彼も強烈な個性です。 唯一ターザン姉妹は毛色が違くで、色物ルポタージュの様相を帯びています。
0投稿日: 2020.11.13
powered by ブクログ「一投に賭ける」のもとがある 平田弘史 アキラの題字 溝口和洋 ウエイトトレーニング 平均4時間 他のとあわせて練習6時間 ソウル五輪 予選落ち 会場の雰囲気 日本語の声援 吉田雅美 風邪で寝込んでいるところドアをあける 吉田2000年自死 グランプリシリーズ 賞金は陸連に知らせず自分で受け取った CM出演料はほとんどが陸連がもっていった サンノゼ 四投目 87.68 再計測で87.60 1989年のグランプリシリーズを記録した国際陸連発行のIAAFマガジンの表紙は溝口 桂春団治 smith 鍛冶 ウェブスター 織物工、機織部、服部 皮田 比較職人
0投稿日: 2020.08.15
powered by ブクログ宮本常一の『忘れられた日本人』とは対極の、異端の人々、タブーとされた出来事を通じて、宮本とは違う意味の「忘れられた日本人」を描いた、と著者が語る。 マイノリティにこそ、日本人の本質的な何かが隠されているのではないか、と。 月刊誌に発表されたものと書き下ろしを加えた6章からなるが、各章はかなり雰囲気が違っている。 「ターザン姉妹」は、近親婚を繰り返した一族の姉妹が、類原人のように先祖返りを起こした、という報道を追ったもので、ゴシップかと思いきや、医師が発表した写真を、時の皇太子が見て、血族結婚の怖さを知って民間から美智子妃を選んだ、などという話に突き当たったりする。 「血だるま剣法」は、路地(被差別部落)の差別への怒りから書かれた作品が、逆に部落解放同盟から糾弾される。「溝口のやり」は、破天荒な陸上選手、溝口和洋の半生を追う。 こんな風に、それぞれ、なんというか、「濃い」話ばかり。 僕は宮本常一の『忘れられた〜』のように、なんでもない、新しくもないことにこそ、いやむしろそれだけに価値がある、ぐらいに思うことがよくある。だが対極とされるこの作品に出てくる人々は、それはそれで、彼らにとってはなんでもない日常だったのではないだろうか。無名だろうが地味だろうが、どんな人の話だって面白いはずだ。だから耳目を集めるようなネタで宮本常一と向こうを張るのはちょっとどうよ、と思いつつ、そもそもそこに線を引くのがおかしいかもしれないな…と、無限ループ的思考に陥っている。
0投稿日: 2015.09.12
powered by ブクログ上原のルポを集めた作品集 タイトルはちょっと無理やりなので 信じてはいけない ターザン姉妹と春團治が特に良かった 4.5点 四捨五入で★5
0投稿日: 2014.12.06
powered by ブクログターザン姉妹、解放同盟に弾圧された漫画家、パチプロの元槍投げ選手、筋委縮症でセクハラ裁判の女性、ストリッパー、皮田藤吉(初代桂春團治)に関するレポ。 主に各紙に掲載されたものをオムニバス形式に。 読み物としては、鹿児島のターザン姉妹に関するものが秀逸。
0投稿日: 2014.02.15
powered by ブクログ哀しい宿命のターザン姉妹、解放同盟に徹底的に弾圧された漫画家、パチプロで生活しながら唯我独尊を貫く元日本代表のアスリート、難病を患いながらもワイセツ裁判を闘った女性、媚態と過激な技で勝負する孤独なストリッパー…社会はなぜ彼らを排除したがるのか?マスメディアが伝えようとしない日本人の生涯を、大宅賞作家が鮮烈に描く。 ------------ たいそうなタイトルと興味を惹く作品紹介に思わず読んでみたけれど 新書ということもあり、物足りなさが残った。 それぞれテーマは深く考えさせられるものばかりだけれど 文章量が少ないため、いまいち深く伝わらない。 もう少しネタを少なめに、1章の濃度を濃くしたものが読みたかった。
0投稿日: 2013.09.09
powered by ブクログ変な人のお話です。感情移入できないのは、まともさの証明か。被害者意識についていけない。痛々しくて読むのがつらい。
0投稿日: 2012.07.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
虐げられても、貧しくとも、偏見に屈せず、たくましく生きた人たちがいた。哀しい宿命のターザン姉妹、解放同盟に徹底的に弾圧された漫画家、パチプロで生活しながら唯我独尊を貫く元日本代表のアスリート、難病を患いながらもワイセツ裁判を闘った女性、媚態と過激な技で勝負する孤独なストリッパー…社会はなぜ彼らを排除したがるのか?マスメディアが伝えようとしない日本人の生涯を、大宅賞作家が鮮烈に描く。 上記の内容の、市井に生きる凡人たちによる凡人の偉人伝。 上原義広の作品に最近はまってます。こういう作家が自分と同年代にいるということがうれしくもあり、その反面刺激にもなる。 その時代の社会性や、人格的であったりという理由で、メジャーな舞台では決して注目されることもないアウトロー的な人物をフィーチャーして、その生き様を追っていく。 特に面白かったのは、やり投げの溝口和洋。もうすぐ世界陸上が開催されるが、やり投げから日本の投擲種目の先駆者となった彼の存在はあまり知られていない。 現在活躍する室伏広治にも指導をし、技術面、メンタル面でも深い影響をあたえたいう。その無頼な性格がマスコミにも敬遠されることとなり、メディアにも姿を見せることはない。 他にも伝説のストリッパー、ファイヤーヨーコ。 生まれ持った難病と闘いながら、担当医の非情なわいせつ行為を受続け、その告発で裁判を六度も戦った大阪の女性の話。 そして最後の桂春團治の生涯は圧巻でした。今のお笑いの祖ともいわれるかれの行き様、、昭和恋しぐれを地で生きる男の様はまぶしくも悲哀に満ちていた。
0投稿日: 2011.11.10
powered by ブクログ日本の中で異形と呼ばれる人たちにスポットを当てた本 世間からは異形(異端?)とみられる人たちも じっくりと接すると、世間の噂や評価とは違った人物像が浮かび上がる 6章に分かれ、6人のたくましく生きる姿を描いているが その6人に共通点はあまりなく 結局何が言いたかったのかわからない 1章ずつは、面白く読んだが 連載ではなく1冊の本となると、出来栄えは????という感想 ★は3つつけたが、実際は★2~3といったところ
0投稿日: 2011.11.06
powered by ブクログ路地(被差別部落)を書いているのかと思いきや、そうでもない。 ただ、多くの異端な日本人を書いているのは、興味深く、きちんと調べて書かれた文章であった。 何かを読み手に訴える力は弱いが、事実関係の把握にはいい。
0投稿日: 2011.10.07
powered by ブクログ最近はマスコミもこういう人々について教えてくれない、他方ネットでは極端な偏見で論ぜられる。異端の人生を知ることのできる良著
0投稿日: 2011.10.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読む前は、いわゆる「部落」の本かと思っていたのだが、部落だけではなく、日本人から見て「異形」である人々を書いた本だった。 「溝口のやり」の執念がすごい。
0投稿日: 2011.05.26
powered by ブクログはじめの一話で、ゲテモノ系の話かと思ったら、あとからは、いろんなものを極めた人のハナシにスライド。 面白かった。
0投稿日: 2011.04.14
powered by ブクログ宮本常一『忘れられた日本人』を意識しているようだが足元にも及ばない。何を基準に人選をしたのかさっぱり分からぬ。やり投げの溝口なんて、それだけで1冊をかけるのではないか。もったいない。
0投稿日: 2011.04.09
powered by ブクログ「差別は悪くない」だけど「差別に上下の区別」「優劣をつけるからよくない」という平田の言葉には同感。「異形」とか他と違うものを持つ人、マイノリティにはどうしても興味が行くが、なかなか表には出ないものだけど、そうした人たちを取りあげた本。
0投稿日: 2011.02.03
powered by ブクログ路地を出自とする人々のその力強い人生。 常識や偏見、体制との軋轢。 しかしそこで芯を曲げずに自分だけを頼りに人生を切り開いて生きた6つのエピソード。
0投稿日: 2010.12.01
powered by ブクログ『被差別の食卓』、『日本の路地を旅する』の著者の新著。 宮本常一の『忘れられた日本人』になぞらえて、上原は自分の仕事をこう書く。 ▼私はそれとは対極に、路地に住む人やそれと同じように異端とされた人々、タブーとされた出来事を通して、日本人の姿を見つめようと努めてきた。だからこれは宮本と違う意味で、ノンフィクションの書き手である私なりの「忘れられた日本人」ストーリーでもある。(p.4) 「猿人間」と呼ばれていたというターザン姉妹の話、被差別部落を描いたために封印された漫画の話、リラックスではなく力で投げるのだというやり投げのアジア記録保持者の話、筋萎縮症女性の性と医師によるセクハラの話、お股から炎を吹くというストリッパーの話、皮田家にうまれた春團治の話…読んでいて、小沢昭一の書いたものを思いだすようだった。 『私のための芸能野史』とか、『日本の放浪芸』とか、『私は河原乞食・考』とか。小沢が追った「芸能」者たちも、家族から世間体が悪いと言われたり、乞食芸だとさげすまれたりしてきたところがあった。 「日本人」て誰かな~とも思うけど。
0投稿日: 2010.10.25
powered by ブクログほぼ一日で読了。内容は悪いわけではないが、文才があまりない。読みづらいのである。読むときにすっと流れていかず、がたがたと止まってしまう。すごく読むときに力がはいっちゃうんです。 著者がこれを読んでくれるなら今後気を付けてほしい。なんだか読みにくいのです。
0投稿日: 2010.10.03
