
総合評価
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powered by ブクログウルトラマラソン、走ることに魅了された人々のことを描いた話。なぜ人は走るのか,走れるのかを科学や人類学の視点から書いていてそこもとても面白かったが、謎の男カバーヨ(白馬)を追う中で出てくる登場人物たちが、とても魅力的に描かれており読んでいて楽しかった。
0投稿日: 2025.10.08
powered by ブクログウルトラマラソン、シューズの普及と足の故障、人類はなぜ持久力を身につけたのかなどの内容でとても面白く内容の濃いものだった。 シューズメーカー、今の厚底靴の影響なども考えながら読み進めた。
0投稿日: 2025.08.29
powered by ブクログ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆ https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB01256838
0投稿日: 2025.08.28
powered by ブクログ走ることについてのノンフィクションである。人類は本来、馬や狼や鹿よりも長く走り続けられる動物であるというのが驚きであった。それを証明し続けるメキシコ山岳民族の走る姿からランナーとして学ぶはなし。ランナーにとってはとてもいい本でぜひ読むべき。モチベーションが上がる。読み終わったら深くにも涙が出てきた。
0投稿日: 2025.08.18
powered by ブクログ「読み終わった」で登録しましたが、最初の数ページで挫折しました。表現が独特で自分の中に入ってこなかったです。本のタイトルはとても魅力的なだけに残念でした。
1投稿日: 2025.02.16
powered by ブクログ翻訳ということもあり、形容詞の多い文章、理解しにくい単語、登場する人物が誰が誰やらわからない等、数々の障壁に悩まされたが、完全に理解できずとも流して読んでいくことで、物語の全容は理解できる。 そして、この本を読んで感動するシーンは人それぞれであると思う。 私自身はマンサンダルからこの本を知ったことがきっかけになったのでナイキのシューズ戦略のあたりは非常に面白く読めた。 また、単純に「走る」ということの意味についても考え直すきっかけを与えてもらえた。 私もランニングをするが、走るのだからやはり、タイムを縮めたい、距離を伸ばしたい。そういうことを思って、携帯のアプリを立ち上げ、走るたびに記録する。 カバーヨのレッスンで「楽に、軽く、速く、スムーズに」という言葉がある。速くというのは3番目だ。 マンサンダルで走ることで、自分の体の重さを知った。 楽に走るために考えながら走るようになった。 足先で接地して、指先に力が移り地面を押し返す感覚の楽しさを味わった時に、「今日は何km走る」とか関係なく、感覚の喜びをいつまで味わうことができるのか(いつ力尽きるのか)を考えた方が良いような気がした。 話は前後するが、私はマンサンダルを履いて走るようになってから、足に関して筋肉痛以外の痛みを感じることがなくなったのも、この本が真実を伝えていると信じる理由になっている。 今はランニングブームで1万円、2万円の靴が普通に店に並んでいる。しかし、それが本当に走ることを楽しむためのツールであるのか、走ることを楽しむ全ての人に考えてもらいたい。
0投稿日: 2024.11.21
powered by ブクログ登場人物や場面転換が多くて読みやすくはないですが、中盤からどんどん面白くなっていきました。超人エピソードがたくさん出てきますが、ノンフィクションとは驚きです。が、趣味などでランニングをしている人と、そうでない人で評価が大きく分かれそうです。心に残るキラーワードもありました。「走ることは自由じゃなきゃいけないのさ」
1投稿日: 2024.11.19
powered by ブクログマラソン仲間に教えてもらい、最近ワラーチを作って走っている。本自体の存在も知っていて読みたいと思っていたので、これを機にと読んでみる。 メキシコの長距離が得意な部族タマウラマ族を追い彼等とレースをする話と、ランニングシューズメーカーのビジネスを優先し、高くて高性能が故に足そのものの機能を退化させるシューズ展開戦略に一石を投じる。 読むとトレイルランの楽しさを感じさせられ、走りたくなる。 自作のワラーチも気に入っているし、今後はシューズを買うにしろ、高機能ではない、ペラペラシューズにしておこうと思う。
2投稿日: 2024.09.16
powered by ブクログこの本自体がウルトラマラソンのような大ボリュームである。どうか途中で棄権せず、ゴールまで読み進めて欲しい。折り返し地点までは冗長に感じるが、それもすべてクライマックスの絶頂へ通じるのだ。著者と一緒にゴールテープを切ろう。
0投稿日: 2024.08.16
powered by ブクログ出だしはカバーヨ・ブランコを探すために冒険家さながらの経験をした著者の体験談から。物語風の始まり方でなかなかおもしろそうだぞ、と思った。 しかし、まぁ、長い。タラウマラ族のことを知るためにカバーヨ・ブランコを探すのですが、タラウマラ族がいるとされるメキシコのバランカス・デル・コブレがどんなに秘境かの説明なんか、なっが(長)!と思ってしまいました。するとすると、この書き方はこの後もずーっと続くのだと思い知ることになります。話の主軸だけ書いても貧相でつまらなくなるから、たまには装飾とか、脇道に逸れた話も、主軸を膨らませたり、興味を引くために必要だとは思いますが、それが長いのなんの。(最近、たまに読む翻訳本がやたらと無駄に長い物が多い気がするんですが、英語圏独特の書き方なんでしょうか。若い時にあまり読書してこなかったから今更ながらこんなことが気になります(笑)) 登場人物の名前を覚えるのが元々苦手な私としてはカタカナ、しかもスペイン語圏の名前がこれまた覚えにくくて、「んああ、これ誰だっけ?」と前のページをめくって探すことたびたび。 もっと読み進めてわかってくることですが、登場人物の名前がわかりにくいのは、私の問題だけでもなかったようで、本書自体、色々なことがごっちゃまぜに書かれているようなのです。Aということについて話が進んでいると思ったら、ひょこっとBに関わる人が出てきてそのままBのことになる。Bの話が進むのね、と思ったら、Bではなく、そのひょこっと出の人についての話が長くて、Bのことちゃうんかい、マイケル(仮名)のプロフィール的な紹介だったのね、と頭で整理し直す・・・みたいなイメージです。気を付けて読んでいかないと自分が今どの地点にいるのか、簡単にわからなくなります。本の中で、迷子。「ここはどこ」状態。たまたまこの時期、6冊ぐらいに同時に手を出してしまい、あれ読んでこれ読んで、をしていた私はもうほぼずっと迷子でした。(自業自得) 序章が冗長だけど、つまりは、著者は走るのが好きだけど、怪我に悩まされていると。で、タラウマラ族というすんごい走れる民族がいるからその民族の秘密を知りたいと。そういうことですね。前半は。元も子もないまとめ方をしましたが、長いからつまらない、というわけではなかったです。というより、むしろ面白かったです。これがフィクションではなくノンフィクションなんですから! タラウマラ族の民族としてのあり方もなかなか興味深かったです。争うことを好まず侵略者からはとにかく逃亡する、金銭的なやりとりではない取引を重視する、そしてなによりめっちゃ走る、などなど・・・。 中盤を過ぎたあたりから、レビューを書くにあたって、本書をどうまとめたらいいのか悩みながら読みましたが、私の脳内で理解できた本書の主題は下記。 まず、カバーヨを通じてタラウマラ族の走りの秘密を探り、さらにそのカバーヨが開催したウルトラマラソンの実況中継のようなレポート。(そうそう、このカバーヨ・ブランコという人はタラウマラ族ではないんです。何かから逃れた落ち武者的な人で、タラウマラ族にも認められている人ってところでしょうか。) それから、有名スポーツブランドが生み出した多くのランニングシューズが実はランナーの足に悪影響を及ぼしてしまい、人間の走り方を変えてしまったという科学的なデータを含めた説明。 私が理解出来た範囲ではこの大きな2つの主題にたくさんの肉付けがあってこの分厚さになったものと思われます。 先述しましたが、読みにくいことこの上ないですが、なかなか興味をそそられるふたつの主題で、とても面白かったです。 ランニングシューズが実は悪影響を・・・という話は、丸っと信じ込むのも危険かもしれませんが、小中学生の時、かけっこやリレーの時は裸足の方が速く走れる気がして、進んで裸足になっていたことを足の裏の砂の感覚と一緒に思い出しました。(そういえば、小学校の運動会で、我が子たちは裸足で走ってなかったな・・・今時は裸足で走るという選択肢はないのかな・・・) 個人的なことを申せば、日常的に走ることは皆無でございます。というか運動自体できていないです。しかしながら、すぐ読んだ本に影響される私としては、走りたくなりました。 人間は「長く走るために進化した」という説はなんだか妙に納得できましたし、「人は年をとるから走るのをやめるのではない、走るのをやめるから年をとるのだ。」というこの言葉はかっこよすぎました。 ウルトラマラソンが終わった後は、これまでの長々とした文章が嘘のようにメンバーたちはすっと爽やかに解散し、本書も終わりました。終わり方は悪くなかったです。 ”読んだ後走りたくなる”というキャッチコピーは嘘じゃないと思いました。
47投稿日: 2024.07.08
powered by ブクログ色んなシーンが錯綜するので決して読みやすくは無いのだが、ジョギング習慣がある人には、ランナーあるあるだったり、新説?も飛び出したりで面白い。人は走るために生まれてきた。走るのをやめるから老いるのだ。足の痛みは靴を履いているから生じるのだ・・と。 私も走る習慣があるのだが、ウルトラマンレースは流石に身体によくない気もするし、そんな体力は無さそうなので諦めつつも、本書を読んで「裸足ランニング(厳密にはサンダルの様な靴は履く)」に興味が沸いて仕方ない。それ用の靴も売っているようだが、購入しようか迷う。 前に読んだ別の本で、人類の体毛の少なさや発汗の仕方や二足歩行の形態は長距離走に適したもので、持久力で狩りを行うような事も書いてあった。趣味で走っている人を多く見るが、あながち、人類が走る事に適応し進化したという説も間違いでは無いのかもしれない。本書を読んでいると、走るモチベーションが上がる。ランナーにオススメの本だ。
40投稿日: 2024.06.27
powered by ブクログ3度目の正直でやっと読み終わった。。 とにかく最初は我慢して我慢して読み進めていくと、途中から面白くなっていくのは確か。自分も厚底シューズで故障してワラーチ履いたりというのがきっかけだったのでNIKEの商業主義がいかに故障者を増やしてるかとか、ラストのレース展開は興味深かった。でもやっぱりそのクレイジーぶりに別世界だな。。という終盤で、鏑木さんの後書を読んでちょっとほっとしたり。とにかく読了したことが嬉しい。
1投稿日: 2024.04.29
powered by ブクログぜひ最後まで読んで欲しい。 確かに本書の前半は冗長な語り出しで、 何が言いたいの?と疑問に思ってしまうのだが、そこでやめてはもったいない。 後半はややショッキングな内容。 そうか、これを隠すための、あえての自分語りだったのかな? 衝撃の内容?はここでは置いておくことにして、ひとつだけ。 太古の昔、人がまだ道具を使う前、どうやって獲物を仕留めていたのか? それは走ること。 人間は草食動物よりも走ることに特化してる。複数人で協力して、1匹だけをとことん追い込む、そうすると必ず動けなくなって倒れ込む。そこを仕留める。 なんという原始的な方法。 だが人間が生き延びてきた進化の歴史を垣間見た。 一読の値はある。 オススメです。
3投稿日: 2024.03.24
powered by ブクログ話が急に飛んだり、突然感情がドンって表現されるクセの強い独特の文体。有酸素運動してるときの頭の中に似ていると感じた。そして久しぶりに走りたくなった。2022年から始めた読書漬けの日々ももうすぐ一区切りだし、走りに行こうかな。
1投稿日: 2024.03.04
powered by ブクログランニングを始めたのでモチベーションを高めるために読んでみましたが 翻訳の文章ということもあってストーリーが見えづらく、内容が入ってこなくて途中で挫折してしまいました。
0投稿日: 2024.02.26
powered by ブクログ話の切り替わりにあまりついていけず集中して最後まで読むことはできなかったが、十分に楽しめる内容だった。 人間が有酸素運動をすることをやめたら体調が悪くなるのはその通りだと思う。 シューズを履く方が怪我しやすいというのは信じたくないが納得できる気もする。
0投稿日: 2024.02.12
powered by ブクログ走るとすぐ足が痛くなる著者は、自問する。How come my foot hurts ― どうして私の足は痛むのか?スポーツ医学の専門家には「走るのは体に悪いから控えたほうがいい」と言われるものの、それに納得がいかない著者は、やがてメキシコの「走る民族」ことタラウマラ族の存在を知る──。 走るという人間の能力の謎、タラウマラ族の謎、そして超人的なランナーたちが繰り広げる過酷なレース。読み終えるころには「おれは走るために生まれた!」と(心の中で)叫びながら走りたくなる、そんな熱いスピリットあふれる良書。 ■キーフレーズ 銅峡谷(バランカス・デル・コブレ) カバーヨ・ブランコ タラウマラ族 どうして私の足は痛むのか?(How come my foot hurts?) ガゼルとライオン 「このへんは大麻だらけだ」 質問という暴力 ララムリとチャボチ ビアスの失踪 カスタネダが描いたシャーマンたち ララジパリ ランニングは移動手段 痛みと友達になる レッドヴィル アン・トレイソン イエスかノーで答える二進法 ワラーチ レースの定石 ウルトラランナーの幻覚 つま先で走る、腹で走る、笑顔で走る 走る人類(running man) $ エミール・ザトペック 「死んだときに葬儀屋にも悲しまれるような生き方をしよう」 人生への愛 「トレイルとけんかするんじゃない」 「楽に、軽く、スムーズに、速く」 スコット・ジュレク 「きみはひとりじゃない」 ジェンとビリー ベアフット・テッド ランニングシューズの発明 ナイキの罪 ベジタリアンでも走れる 走るのをやめるから年をとる 糖分ではなく脂肪を燃焼させる 有酸素運動は強力な抗鬱剤 手ごろな鉄槌(handy hammer)症候群 「ネアンデルタール人の謎」 ランニングマン仮説 汗をかく能力 自然淘汰は2つに収斂する 動物追跡(animal tracking)の技術 カラハリ砂漠のブッシュマン 走ることこそ、われわれを人間にした
0投稿日: 2023.10.18
powered by ブクログ文章は読みづらかったが、内容は刺激的で、トレイルやサンダルラン、ウルトラマラソンへの興味が掻き立てられた。
4投稿日: 2023.09.10
powered by ブクログシューズについて考えさせられた。それはよかった。 ただ、海外の本は長い。物語が冗長なので、もう少しシンプルにまとめられる内容だと思う。
0投稿日: 2023.08.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ランニング記事を書くために購入した本。 読んだのかな? 全く読んでないような気もする…。 ノウハウ本ではなく、物語?ノンフィクション?なので、記事作成には向かなかったような…。
0投稿日: 2023.08.04
powered by ブクログ【感想】 「ジョジョの奇妙な冒険」の第7部「スティールボールラン」に、「サンドマン」というキャラクターが登場する。彼は「大地の俊足」という異名を持ち、一般の参加者が馬を使う中、「自らの足」でレースに参加、1stステージ優勝を果たす。 サンドマンが馬より速いのは、彼だけが持つ特殊な走法が関係している。走る時に踵が地面に一瞬しか触れず、着地の衝撃がつま先に移動する。その衝撃を利用し、地面を蹴り前に進む。普通の人間は衝撃のエネルギーが膝に蓄積するため、足にダメージや疲労が貯まってしまう。しかしサンドマンは足の前方に衝撃を逃し、地面との反発に再利用して加速を行う。これが馬をも超える走りを可能とするメカニズムだ。 驚くべきことに、この「サンドマン」はフィクションの中だけでなく、実際に存在する。メキシコ北西部の山あいにひっそりと暮らす、世界最強の走る民族「タラウマラ族」だ。 タラウマラ族は、近代スポーツ学から見て常識外れなことばかりだ。まず、彼らの履物はワラーチと呼ばれるペラペラのサンダルである。ナイキのランニングシューズのような厚いソールやふかふかのクッションは無い。そこら辺のゴミ捨て場にあるタイヤを適当に加工すれば完成するほど、簡素な作りである。しかも彼らはスカートやTシャツといった、散歩に行くような普段着でレースに参加し、一般参加者を打ち負かす。 また、彼らはフルマラソンランナーのように鍛錬を積んでいない。電解質が豊富なスポーツドリンクを大量に飲んだりしない。練習の合間にプロテイン・バーで体力の回復に努めることもない。それどころか、たんぱく質はほとんど口にせず、もっぱら好物の焼きネズミで味つけした挽きトウモロコシを常食としている。レース当日にいたるまで、トレーニングや調整はしない。ストレッチや準備運動もしない。おまけに、彼らは大の酒好きで、しょっちゅうアルコールを口にする。レース当日まで酔っぱらっていることも珍しくない。タラウマラ族は一晩中パーティーをしたあと、翌朝にはむくむくと起き出してレースを始める。それは2マイルでも2時間でもなく、まる2日にわたってつづけられるものだ。メキシコの歴史家、フランシスコ・アルマダによれば、タラウマラ族のあるチャンピオンはぶっ続けで435マイル(約700キロ)を走ったことがあるという。立てつづけにフルマラソンをほぼ12回、昇った日が沈み、また昇るまでに走破したというわけだ。 ここで一つ疑問がわく。なぜそんな適当な感じで100キロ以上も走り続けられるのか?普段の食生活はともかくとして、ペラペラのゴム草履で一切足を壊さないのはどういうわけなのか? 答えは、われわれの常識が逆なのだ。つまり、ランニングシューズを履くから足が壊れるのであり、本来人間に適する走り方は、薄い靴ないしは裸足での走法なのだ。 クッションつきのシューズが発明される以前、ランニングフォームはどの時代も同じだった。背筋を伸ばし、膝を曲げ、腰の真下で足が地面を後ろにかくようにして走っていた。ほかに選択肢はなかった。衝撃を吸収するものは、脚を縮める動きと中足部の厚い脂肪しかなかったからだ。 しかし、ナイキがランニングシューズを発売し、底に厚いクッションの層を取り入れたことにより、不可能だった「踵着地」が可能となった。踵着地は遅いし足を壊すしでメリットは無いのだが、ナイキは悪どかった。「踵着地のほうがストライドの距離が伸び、速く走れる」「よりケガをしにくい」という説を広め、自社が製造する靴の販促に利用したのだ。つまり、今までに無かった走法を作り出し、それを正当化するために根拠をでっち上げ、そして「自社のシューズを買うことでしかその走りかたはできない」と宣伝することで、シューズを買わざるを得ないよう世界を変えてしまったのである。 この状況を筆者はこう綴っている。「ランニング障害の蔓延を巨悪のナイキのせいにするのは安易すぎるように思えるが、気にしなくていい。大部分は彼らの責任だからだ」。 ――――――――――――――――――― 本書「Born to Run」は、読めば思わず走り出したくなる一冊だ――今までとは違う新しいフォームで。タラウマラ族の驚異的な逸話だけでも面白いのだが、そこに加えてランニングに関する科学的な視点を身体の構造の面から解説しており、非常にためになる。特に28章、進化学的観点から観た人間の特異性――ヒトは走るのが苦手な生物ではなく、超長距離を走るために設計された生物だった――が解明される章は、筆者の筆致も相まって抜群に面白い。ランニングの本質と喜びについて考えさせてくれる魅力的な作品だった。 ――タラウマラ族の本当の秘密はそこにあった。走ることを愛するというのがどんな気持ちなのか、彼らは忘れていない。走ることは人類最初の芸術、われわれ固有の素晴らしい創造の行為であることをおぼえている。洞窟の壁に絵を描いたり、がらんどうの木でリズムを奏でるはるかまえから、われわれは呼吸と心と筋肉を連動させ、原野で身体を流れるように推進させる技術を完成させていた。それに、われわれの祖先が最古の洞窟壁画を描いたとき、最初の図案はどんなものだったか? 稲妻が走り、光が交錯する――そう、走る人類だ。 ――――――――――――――――――― 【まとめ】 1 走る民、タラウマラ族 どうして私の足は痛むのか? それは、ランニングというスポーツが根本的に健康に悪いからだ。ランニング関連の衝撃荷重は最終的に、骨、軟骨、筋肉、腱、靭帯といった脚の主要箇所を、時間をかけて破壊する。 近代医学の常識の外にいるのが、タラウマラ族である。 超長距離走にかけてなら、タラウマラ族ランナーの右に出る者はない。競走馬も、チーターも、オリンピックのマラソン選手も彼らにはかなわない。タラウマラ族の走る姿を見たことのある外部の人間は数少ないが、超人的なタフネスと静謐ぶりが織りなす驚くべき物語は、数世紀にわたって峡谷の外に伝えられてきた。 タラウマラ族の地には、犯罪も戦争も窃盗もなかった。汚職、肥満、薬物中毒、強欲、家庭内暴力、児童虐待、心臓病、高血圧、二酸化炭素排出もなかった。癌の罹患率はかろうじて検知可能な程度だった。彼らは糖尿病にもうつ病にもならず、55歳でも10代の若者より速く走り、80歳のひいおじいさんがマラソン並みの距離を歩いて山腹を登ってみせる。 タラウマラ族は一晩中パーティーをしたあと、翌朝にはむくむくと起き出してレースを始める。それは2マイルでも2時間でもなく、まる2日にわたってつづけられるものだ。メキシコの歴史家、フランシスコ・アルマダによれば、タラウマラ族のあるチャンピオンは435マイル(約700キロ)を走ったことがあるという。立てつづけにフルマラソンをほぼ12回、昇った日が沈み、また昇るまでに走破したというわけだ。 彼らはフルマラソンランナーのように鍛錬を積んでいない。電解質が豊富なスポーツドリンクを大量に飲んだりしない。練習の合間にプロテイン・バーで体力の回復に努めることもない。それどころか、たんぱく質はほとんど口にせず、もっぱら好物の焼きネズミで味つけした挽きトウモロコシを常食としている。レース当日にいたるまで、トレーニングや調整はしない。ストレッチや準備運動もしない。ただ、ふらふらとスタートラインにつき、笑って冗談を言いあい……そしてつぎの48時間は鬼のように走りまくる。 そんなふうに謎に包まれたタラウマラ族は、実は別名が通り名になっている。彼らの本当の名前は「ララムリ」――走る民族――だ。 2 レッドヴィルのウルトラマラソン フルマラソンよりも長い距離と過酷な環境でレースを行うのが「ウルトラマラソン」だ。ウルトラマラソンは、50キロメートル以上の距離を、険しい山岳地帯や草木が生い茂るトレイルで走る。ウェスタン・ステイツ・エンデュランス・ランは161キロ、バッドウォーター・ウルトラマラソンは217キロ、スポルトマン・デ・アウトラに至っては一つのレースで431キロを走る。完走のためには24時間以上ぶっ続けで足を動かし続けなければならない。 24時間もノンストップで走ると、ウルトラランナーは頭がぼうっとして、懐中電灯の電池を交換することも、トレイルマーカーの意味を理解することもできなくなったりする。なかには正気を保つランナーたちもいる。だが、それ以外の者にとって幻覚はめずらしくない。あるウルトラランナーは懐中電灯を目にするたび、列車が迫ってくると思いこんで悲鳴とともに森のなかに飛び退きつづけた。バッドウォーターでは20人のランナーのうち6人が幻覚を訴え、うちひとりは腐乱死体が道路沿いに並び、「突然変異のネズミのモンスターたち」がアスファルトを這うのを目撃したらしい。 アメリカ西部のレッドヴィルという都市では、町おこしのためにレッド・ヴィル・トレイル100というイカれたマラソン大会が開かれていた。総距離100マイル(160キロ)、フルマラソンほぼ4回ぶん、その半分は暗闇のなかで、途中に800メートルの登山が2回ある。レッドヴィルのスタートラインは飛行機の客室が加圧されはじめる高度より二倍も高く、しかもそこから先は上にしか行かない。 1993年、レッド・ヴィル・トレイル100に数人のタラウマラ族のチームが参加した。リーダーは小柄な55歳のおじさんで、若者二人は18歳ぐらい。チーム・タラウマラは現地に到着するが早いか町のごみ捨て場へと姿を消し、ゴムタイヤの切れ端を手に戻ってきて、サンダルをつくりはじめた。彼らのランニングシューズである。 過去10年間、レッドヴィルの全ランナーを見てきたが、こんな者はひとりもいなかった。これほど、異様なまでに……普通の顔をしている者は。10時間連続で山を走れば、へたばるか、顔にそれが出るかのどちらかで、例外はない。最強のウルトラランナーでさえ、この地点まで来るころには下を向いて思いつめたように、足を交互に踏み出すというもはや不可能に近くなった苦行に集中している。それなのに、タラウマラ族はけろっとしている。たったいま昼寝から目を覚まし、ぼりぼりと腹をかきながら、子供たちにこのゲームのやり方を見せてやることにしたといった風情だ。 ビクトリアーノが最初にテープを切り、セリルドが僅差の二位で到着した。マヌエル・ルナは、新しいサンダルが83マイル地点でばらばらになり、足をすりむき血を流していたが、それでもターコイズ湖のほとりの岩がちなトレイルを走りきって五位につけた。タラウマラ族以外の最初の完走者はビクトリアーノよりほぼ1時間遅く、距離にしてざっと10キロの差をつけら れていた。 3 アン・トレイソンvsタラウマラ族 タラウマラ族に勝てる者がいるとすれば、アン・トレイソンしかいない。彼女はカリフォルニア州出身の33歳になるコミュニティ・カレッジの科学教師だ。アンはウェスタン・ステーツ100――トレイルランニング界のスーパーボウル――の女子チャンピオンに14回も輝いた。アンはレースとなると見境がなくなる女性だった。一時、彼女は4年にわたり、ひと月おきのペースでウルトラマラソンを走った。それだけ身体を酷使すれば消耗するのが普通だが、アンの回復力は突然変異したスーパーヒーロー並みで、動きながら元気を取り戻し、弱って当然のときにますます強くなるように見えた。彼女は月を追うごとに速くなり、その4年に20レースを制覇した。トラックとロードで打ち立てた世界最速記録は10をくだらない。オリンピックのマラ ソン選考競技会への参加資格も得たし、62マイル(約100キロ)を1マイル6分44秒のペースで走って「ワールド・ウルトラ」のタイトルを獲得し、ウェスタン・ステーツとレッドヴィルを同じ月に制覇した。 そのアンがレッドヴィルに出場する。タラウマラ族との対決だ。 タラウマラ族のフアンは17時間30分でゴールを通過し、レッドヴィルのコースレコードを25分速いタイムで更新した。アンは約30分遅れの18時間6分だった。女子の新記録である。彼女のすぐ後ろにつけていたマルティマノが三位にはいり、マヌエル・ルナと残りのタラウマラ族が四位、五位、七位、一〇位、一一位でゴールになだれこんだ。 アンはゴールまで30分たらずのところでフアンに抜かれていた。“疲れた様子さえない!彼はまるで……楽しんでる!"アンは打ちのめされ、棄権しようと考えた。タ ラウマラ族のあふれる喜びは、アンを心底、落胆させていた。ここまで、それこそ死にものぐるいでリードを保ってきたのに、この男は気が向けばいつだって挽回できたとでも言いたげだ。屈辱的だった。 4 ランニングシューズの罠 タラウマラ族はサンダルで走っているのに、何故脚を壊さないのか? タラウマラ族の走りに非常に近い、ケニア人の走り方を見てみよう。彼らの足は体の真下に着地し、そして押し返す。ストライドを短くし、前足部で立ち、背筋を伸ばし、頭を固定し、腕を上げ、肘を激しく動かし、前足部でさっと接地して尻に向かって蹴り返す。 そして、この動きがアスファルトからの反発力を推進力に変える。踵着地ではアスファルトからの衝撃が直に膝に伝わり、その逃げ場がない。一方でつま先で着地しそれを次の一歩の慣性に利用できれば、身体の負担は軽減され、かつ速く進める。 ランニングとは本来、危険なスポーツである。アスファルトの衝撃が膝に負荷を与え、脊髄にまで駆け上がるからだ。それは現代のランニングシューズの構造に原因がある。靴はわれわれの足を弱くし、オーバープロネーション(着地の衝撃を分散するために、着地時にかかとが内側に倒れ込むように動く人体の自然な動き)を招き、膝に問題を生じさせる。1972年にナイキが現代的なアスレティックシューズを発明するまで、人々はきわめて薄い底の靴を履いて走っていたが、彼らの足は強く、膝の負傷率ははるかに低かった。 そして、ナイキはそれを知ってなおランニングシューズを普及させた。 ●真実その1:最高のシューズは最悪である 最高級シューズを履くランナーは安価なシューズのランナーに較べてけがをする確率が123パーセントも大きい。これはスイスのベルン大学に所属する予防医学の専門家、ベルナルト・マルティ医学博士を中心とした研究の結果だ。故障経験者に共通する最大の変数は、トレーニング場の表面や走るスピード、一週間に走る距離、「実戦トレーニングによるモチベーション」のいずれでもなかった。それは体重でもなければ、それまでの故障歴でもない。シューズの価格である。95ドル以上のシューズを履いたランナーは、けがをする確率が40ドル未満のシューズのランナーの2倍だったのだ。 ●痛ましい真実その2:足はこき使われるのが好き ベイツ博士と同僚たちは、シューズがすり減ってクッション材が薄くなると、ランナーは足をコントロールしやすくなると報告した。 どうして足のコントロール+べらべらになった靴=けがをしない脚になるのだろうか?ある魔法の成分、つまり恐怖のためだ。アディダス・メガバウンスといった商品名から連想されるふかふかしたイメージとは裏腹に、クッション材は衝撃を緩和する役には立たない。しかも、シューズのクッション材が多いほど、足は保護されなくなる。 モントリオールのマギル大学で、スティーヴン・ロビンズ医学博士とエドワード・ワケド博士が体操選手を対象に一連のテストを実施した。その結果、着地用のマットが厚いほど、選手は強く突き刺すように着地することがわかった。彼らは本能的に安定性を求めていた。着地面がやわらかいと感じると、バランスを確保するために強く足をたたきつけるわけだ。 「バランスと垂直方向の衝撃には密接な関係があるとわれわれは結論づける」マギル大学の博士たちはそう書いている。「われわれの発見によれば、現在入手可能なスポーツシューズは……やわらかすぎ、分厚すぎる。人間の運動機能を保護することが目的なら、設計を改めなければならない」 「建築物を見てみるといい」とハートマン博士は説明している。足の中心となるのは土踏まずだ。重量を支えるためのデザインとして、これほど優れたものは歴史上見当たらない。あらゆるアーチの素晴らしさは、圧力をかけられると強さを増す点にある。押し下げられれば下げられるほど、アーチの各部分はぴったりとかみ合うのだ。有能な石工ならアーチの下に支えをつけるような真似はしない。下から押し上げれば、構造全体を弱めることになるからだ。足のアーチをあらゆる面から強化するのは、26の骨、33の関節、12のゴムのような腱、そして18の筋肉からなる伸張性の高い網であり、これはいずれも耐震構造のつり橋のように収縮する。一方で、シューズを履けばそのアーチの隙間を埋め、脚の弾性を殺すことになる。 5 ナイキの大罪 ランニング障害の蔓延を巨悪のナイキのせいにするのは安易すぎるように思えるが、気にしなくていい。大部分は彼らの責任だからだ。この会社を設立したのは、何でも売ろうとするオレゴン大学のランナー、フィル・ナイトと、何でも知っていると自負するオレゴン大学のコーチ、ビル・バウワーマンだった。このふたりが手を組むまで、現代的なランニングシューズは存在しなかった。現代的なランニング障害の大半もしかりだ。 バウワーマンが上手かったのは、自身の新型シューズでのみ可能な新たな走法を提唱したことだ。コルテッツによって、人はそれまでは安全におこなえなかった走り方ができるようになった。骨ばった踵で着地することだ。 クッションつきのシューズが発明される以前、ランニングフォームはどの時代も同じだった。背筋を伸ばし、膝を曲げ、腰の真下で足が地面を後ろにかくようにして走っていた。ほかに選択肢はなかった。衝撃を吸収するものは、脚を縮める動きと中足部の厚い脂肪しかなかったからだ。 だが、バウワーマンには考えがあった。重心より前に足を着地させれば、若干距離がかせげるのではないか。踵の下にゴムの塊をつければ、脚を伸ばし、踵接地して歩幅を長くすることができるだろう。著書『ジョギング』で、ふたつのスタイルを比較した彼は、時の試練を経た「扁平な」着地の場合、「広い面積が着地を支え、身体は安定する」と認めていた。にもかかわらず、こう信じてもいた。「踵からつま先へ」式のストライドが「長距離ではいちばん疲れにくい」、それ用のシューズを履きさえすれば。 マーケティングは完璧だった。同じ人物が新しい走法を作り、製品の市場を作り、そしてその製品を作ったのだから。 実際のランニングシューズと踵着地は、安定するどころか、プロネーションを悪化させ、足とくるぶしの両方に痛みを感じさせた。 リディアードはプロネーション関連の話がすべてマーケティング上のたわごとだとわかっていた。「どの年齢層にせよ、平均的な人に裸足で廊下を走ってもらっても、その人の足の動きにプロネーションやスピネーションの兆しはまず見られない」とリディアードは訴えた。「そうした足首の横への傾きは、足をランニングシューズに通して初めて生じる。多くの場合、シューズの構造が足の自然な動きを一変させてしまうからだ」 バウワーマンは途中から気づいていたけれども、シューズを売るのをやめなかった。彼はナイキのイデオロギーをこう言い表している。「金を儲けること」だと。彼は同僚への手紙で、ナイキは「大量のゴミをばらまいている」とこぼしていた。
24投稿日: 2023.07.09
powered by ブクログ第72回アワヒニビブリオバトル「【復路】お正月だよ!ビブリオバトル」第8ゲームで紹介された本です。チャンプ本。 2021.01.03
0投稿日: 2023.05.05
powered by ブクログ人は走れるようにデザインされている 人間は靴なしで走れるようにできている 我々が街をランニングしたり、山を走ったりする時、最初に走り出した時は苦しいがだんだんと安定して走ることに集中していく。また走り終わった後には快感が残る。そんなところに我々に刻まれた、走る生き物しての原型の姿が残っているような気がする。 身体を最大限に生かして、驚くべき距離を走ることが当たり前の民族がいる。(タラウマラ族) 狩りをするときに、動物を何時間も走って追い詰めて狩る民族がいる。(長距離ハンター、アニマルトラッキング、アフリカ ブッシュマン) 現在のランニング界は、その人たちから学ぶべきもの(走り方、食べ物、靴)があります。 決して厚底のシューズで走れば怪我をせず速く走れると言うわけではなく、裸足に近いペアフットシューズで走ることが大事だとかかれている。 最後にカバーヨ・ブランコが企画したレースを成功させるところは、物語のクライマックスで心に残るシーンです。 この本を読むと、間違いなくぺたんこのペアフットシューズを履いて走ってみたくなります!
0投稿日: 2023.03.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
足を痛めた著者が「走る民族」タラウマラ族の走り方から、怪我をしない走り方を見つけにいく冒険。その中で、人間がもともと走るための構造をしていること、ランニングシューズが悪影響を及ぼしていることを明かしていく話。 タラウラマ族がいかに凄いのかを表現する為の人の紹介が長すぎるのと、人の名前ばかり出てきて正直読みづらかった。。。 ただ、読了後、走れること。身体が動くこと。に幸せを感じ、笑顔で裸足で駆けたくなった。
0投稿日: 2022.08.29
powered by ブクログ超人的な走りを見せる登場人物たちに圧倒され、こんな世界があるのだと感じた。ランニングシューズが脚を弱くしているというのは衝撃を受けた。独特な言い回し、ジョークは頭に入ってこなかったが、全体として興味深い内容だった。
2投稿日: 2022.08.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった。 ウルトラマラソンやトレイルランを走りたいなど一生思わないと思っていたけど、走ってみたくなった。 物語としてもすごく面白くできている。
0投稿日: 2022.05.11
powered by ブクログノンフィクションだけど、劇作っぽいかんじでハラハラするしワクワクする。 ランニングシューズ無しで走るなど常識と思われているが、必ずしもそうではないっていうところが面白い。 10年ほど前に発刊された本だったので、歴史っぽさあって自分にとっては苦手感もあった。
0投稿日: 2022.04.23
powered by ブクログこの本は三つの物語で構成されています。 タラウマラ族の秘術を探る話。ランニングシューズについてや人間の身体は走るように出来ていること。そして、ウルトラトレイルレースについての話です。 どれも面白く読み進めるとどんどん引き込まれていきました。ぜひ、一度は見てほしい作品です!
0投稿日: 2021.10.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
滅茶苦茶面白くて頁を繰り手が止められなんだ。 三つある大筋はいずれも興味深く、ぐいぐいと引っ張られる。久しぶりに読み終えるのが惜しいと思えた一冊だった。
0投稿日: 2021.08.28
powered by ブクログアメリカ人がタラウマ族と出会い、山を走る。それだけなんだけど、数年前に読んだこの本の影響は未だに大きいですね。
0投稿日: 2021.08.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
私も普段から走るが、人から 「 なんで、そんなに走るんですか? 」 という事に答えられなかったが、本書にて、 走るから若くいられるから。 痛みも知れるから。 とか色々言えるようになってた。 読んでよかった、一冊になりました。
0投稿日: 2021.08.15
powered by ブクログコメントいただけると学びになるので嬉しいです。 クリストファー・マクドゥーガルと言う人がランニングによる負傷をきっかけにタマウマラ族と言うメキシコの秘境的な峡谷に住む一族に学びに行くお話し。 最後の方は全米を代表するウルトラランナーのスコットジュレクとタラウマラ族とのウルトラマラソンレースが銅峡谷と言うタラウマラ族の地元で開催。 とても面白い。 学びとしては ・ランニングシューズが高価になると怪我が増えると言うデータ。 ・裸足で走るとけがをしづらくなる。 ・持久狩猟と言う人類が獲得した身体的能力を活かした狩猟法があって人類は鹿的な獲物を追い詰めれる程の持久力を獲得した。 私が今まで読んだ本の中でも特別面白い素敵な1冊でした。 ビブラムファイヴフィンガーズを高い金を出して買ってしまいました。
0投稿日: 2021.08.12
powered by ブクログチャプターはあるものの目次がなく、話があっちこっちに飛ぶので読みづらい。なので見開いたところから断片的に読んでも問題ないく、読みながら自分で章立てして読み返すと理解が深まるかも。私の場合、初マラソンに向け本格的な練習を始めた矢先に転倒して脚を怪我してしまい、この本を繰り返し読むことによって、自分なりのイメージを構築できたお陰で概ね理想のタイムで完走できた。技術的なことを超えたところで、走ること意味・意義を見出だすには良い本だと思う。
0投稿日: 2021.06.11
powered by ブクログ<感想> アメリカの白人たちが、メキシコのタラウマラ族とのウルトラマラソン大会を開催するまでのノンフィクション。 「走るために生まれた」というタイトルから想像したのは、精神論だった。しかし、読後には考えを改めた。まさに人間は走るために生まれたのだ。後半の、一見すると本編のタラウマラ族とのレース開催へのプロセスとは関係のないと思われた学者のパート。その並列の物語が動物としての人間の秘密を解き明かし、クレイジーと思われたランナーたちの方が正しい生き方をしていると感じさせる。 これまでとは違った視点で「走る」ことを感じさせてくれた一冊。 <アンダーライン> ・本質的にウルトラマラソンとは、イエスかノーで応える数百の質問からなる二進法の方程式だ。いま食べるか、あとにするか?この下り坂を爆走するか、スピードを抑えて大腿四頭筋を平地用に休ませておくか? ★タラウマラ族はレースを友情の祭りとみなしていたのに、フィッシャーは戦場とみなしていたのだ。 ★走ることは人類最初の芸術 ★「トレイルとけんかするんじゃない」「トレイルが差し出すものを受け取るんだ。石と石の間を一歩でいくか二歩でいくか迷ったら、三歩でいけ」 ★★★「楽に、軽く、スムーズに、速く、と考えるんだ。まずは「楽に」から、それだけ身につければ、まあ何とかなる。つぎに、「軽く」に取り組む。軽々と走れるように、丘の高さとか、目的地の遠さとかは気にしないことだ。それをしばらく練習して、練習していることを忘れるくらいになったら、今度は「スムーズ」だ。最後の項目については心配しなくていい。その三つがそろえばlきっと速くなる」 ・地の上を走り、地とともに走るかぎり、永遠に走ることができる ★★★疲労から逃れようとするのではなく、しっかり抱きしめることだ。疲労を手放してはならない。相手をよく知れば、怖くはなくなる。 ・何かを征服する唯一の方法とは、愛することなのだ。 ★★「長い距離を走ってると」と彼女はつづけた。「人生で大切なのは、最後まで走りきることだけって気がしてくる。そのときだけは、わたしの頭もずっとこんがらがったりとかしていない。なにもかも静まりかえって、あるのは純粋な流れだけになる。 ★★★計画どおりにいくものはひとつもないが、それでもかならずうまくいく ★★彼らのノウハウは鍛えることで、無理に耐えることじゃない ・相手の弱点を見つけて、それをこっちの強みにするんだ ★★★「きみの娘さんが通りに飛び出したのを、裸足で全力疾走して追いかけるはめになったとしよう」「きみはおのずと完璧なフォームになる。前足部で立ち、背筋を伸ばし、頭を固定し、腕を上げ、肘を激しく動かし、前足部でさっと接地して尻に向かって蹴り返すはずだ」 ★★★背筋は伸びているか?チェック。 膝を曲げて前に出しているか?チェック。 踵を後ろに振り払っているか? ★★★疑問に答えられないときは、逆さまにしてみる、というものだ。速く走るために何が必要かは忘れて、こう考えてみる。どうしたら、スピードが落ちるのか? ★★★走ることはわれわれの種としての想像力い根ざしていて、想像力は走ることに根ざしている。 ★★われわれは走るためにつくられた機械、そして、その機械は疲れを知らないのです ★人は年をとるから走るのをはめるのではない、走るのをやめるから年をとるのだ。 ★★★人が競争をするのは相手を打ちのめすためというわけではない。いっしょにすごすためだ ★★★「がんばっているなと思ったら、がんばりすぎている」
1投稿日: 2021.03.21
powered by ブクログ読んでる途中に、走りにいきたくなるぐらい面白い本だ。実際走りにいった。 ただ純粋に走ることを愛している超個性的な登場人物達の思想、食べ物、走法、変態度が書かれていて最初は、旅の話ばかりだったが、すぐに面白くなってきて飽きなく読めた。 レースシーンもよかった。読んでると、自分もレースにでたくなるぐらい興奮する! 個性的なアスリートの面白い日常や性格などハチャメチャなところや感心できるできたり、お気に入りは、ビリーのジョニーの酔っ払いや二日酔いのシーン そして二人ともすごく純粋 人間工学の裸足走法や高級なジョギングシューズは、足に悪いなどを根拠づける冒険も、興味深く自分も試してみたくなった。 僕のお気に入りシーンは、リリマリとグリンゴが心通じ合っていくところ ルナサンダルが、世にでるまえ。言葉も違うし、文化も違う二人が、顔がひっつくんじゃないかと思うぐらいに、ルナがビリーにサンダル作りを教え、ビリーは、真剣に教わっている。メキシコの僻地の木の下で世界的に有名なルナサンダルが生まれた。純粋に走ることを愛する二人が作ったサンダル!試したくなった。 本の中の感動した一部を抜粋 何かを真に征服する唯一の方法とは、愛することなのだ。 知恵の女神に心をささげ、愛し、気持ちを向ければ、富の女神が嫉妬して、おまえを追いかけてくる ランニングに何も求めなければ、思ってもみなかったものが得られるということ この本おすすめ
0投稿日: 2020.11.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タラウマラ族。 超長距離をペラペラのハンドメイドのサンダルのようなもので走り切る部族。 いろいろ興味深い話があり、面白かった。 243ページから シューズをはいたら余計に怪我をする。 はいたら早くなるとか、怪我が治るデータは出ていない。 高価なシューズほど怪我をする。 クッションはクッションの役目を果たさない。 衝撃は裸足と同じ。 底のあるシューズを履くことで、必要な筋肉がつかなくなり、故障する足になる。 251ページから プロネーションについての勘違い。 シューズを履くと踵接地ができるようになる。 裸足なら踵接地は痛くてやらない。自然と痛みを避けるためフォアフット寄りになる。 踵接地はプロネーションを引き起こす。 シューズによって足に本来備わっている動きを制限して変えてしまっている。 …このような話は、私自身よく故障していたので、読んだことがある。 結局某メーカーのシューズをやめて、別のメーカーに変えたところ、ほとんど故障がなくなった。 結局シューズを履くのだけど、この本を読むと、たまには裸足で歩いたり走って本来の走りに必要な感覚を手に入れたいと思い、早速、ベアフットシューズを買った。 早速ウォーキングと軽いジョグを3kmほどしてみたけど、ふくらはぎが筋肉痛…翌日からかなり酷く、治るまでに丸5日間かかった。でも、その次に走った時は5キロと10キロの自己ベストが出た。偶然かな? でも、薄底のシューズで走るのは気持ちいい。 316ページから 人間は走るために生まれてきた。 生まれてきたというか、進化してきた。 アキレス腱、土踏まず、大きなお尻、頭靭帯、汗腺の多さ、呼吸が1対1ではない… マラソンタイムについて 19歳を振り出しとして、タイムは27歳にピーク。 そこからタイムは落ちていくが、19歳と同じタイムになるのは、65歳。この結果は男女に差はない。 歳を取ってまで十代と競い合えるのは、マラソンぐらい。 後半はタラウマラ族とウルトラランナーとのレース。 スコット・ジュレクさんの本は2冊既読している。 タラウマラ族と走った記録は『EAT &RUN』 アパラチアントレイル走破の記録(この本が出版された時点ではまだなので書かれてない)は、『Northへ』
0投稿日: 2020.09.22
powered by ブクログご多分に漏れず影響を受け、ワラーチも履いた。レースシーンはワクワクする。これ読んだ時は50マイルのトレイルレースは出たことがなく、憧れが膨らんだ。
0投稿日: 2020.09.09
powered by ブクログかつての人類は集団で獲物を遠巻きで長距離追い回し、皮膚で温度調節出来ない長距離走ることが出来ない動物をオーバーヒートさせて弱らせて狩っていたと言う説が面白くて印象に残ってる。 逆に言うとそれ以外のセンテンスでは特段印象になこるようなことなかったな
0投稿日: 2020.08.27
powered by ブクログアキレス腱は何のためにあるのか。走るためである。 何千年も昔、人はどうやって狩をしていたのか。追いかけて疲れさせてである。 人間は長距離を走る機構を持っていると説く。そして、生まれた体が走りに適しているのであって、ランニングシューズは逆に体に負荷をかけている。裸足こそが、長距離を走るための走り方を自然と教えてくれる。 これだけを語るのに、話がめちゃくちゃ長く、そしてつまらない。
0投稿日: 2020.07.13
powered by ブクログ8割がた過ぎから、一気に面白くなった。 それまでは中々な道のりだった。寝落ちも何度か。相関図とかサイドストーリーの解説が別にあると自分としては面白いと思った。 まあ裸足とはいかないが、これ見てサンダルラン初めて、疲労骨折しました。今年はものにしてやりますよ。
1投稿日: 2020.01.09
powered by ブクログこの本を読んで、走るということがより好きになった。 途中、少しだらだらとしていて読みにくいと感じた部分があったので、そういうところはさらっと流し読みをした。 しかし、登場人物たちが走ることを愛し、お互いを尊敬しあう姿には、胸を打たれた。 速い人は、かっこいい。 遠くまで走れる人は、すごい。 険しい道を走れる人は、大きく見える。 でも、それだけじゃない。 走っている人たち全員が、自分と向き合って時には戦って、楽しんだり苦しんだりしているのだ。 全てのランナーに、尊敬と共感を。 楽に、軽く、スムーズに、速く。 ララムリ!
0投稿日: 2019.08.07
powered by ブクログ謎の男 カバーヨ・ブランコ を探すランナーの話 人類は長距離を走るために進化したのではないか と説く男の話 世界最高のウルトラランナーVS走る民族のレース アベベ、小出監督から誰も知らない史上最強のランナーまで登場する、とっても面白いマラソン史に残る名著。
0投稿日: 2019.06.19
powered by ブクログ面白い!!人類は走るために生まれ、走るために進化してきた。人類は地球上で最も走れる動物なんだ、と。そしてまた、登場人物がみんな楽しそうに走るんだ。これが。走るモチベーションがとてつもなくアガります。そして、裸足で走りたくなります。(最近流行りのベアフットランニングですね)走る人には完全にオススメです。
0投稿日: 2019.05.21
powered by ブクログ読んだというか、駄文で読む気になれない NHKのドキュメンタリーを文章にすると、映像を書籍にしているのか純粋に楽しめない
0投稿日: 2019.04.07
powered by ブクログtwitterのわたしのTLで話題になって他ので読んでみた本。わたしはランニングは全然しないんだけど面白かった。ちょっと走ってみようかななんて思ったくらい。 人間に有酸素運動が必要というのは激しく同意。 ところで、私は小学校1年生から4年生くらいまでほぼ裸足で走り回っていたので、その感覚が懐かしい。今でも仕事に行く以外は1年のうち8ヶ月くらいはビーサンで過ごしてるのはそのときの後遺症で靴嫌いなのかも(笑)。
0投稿日: 2018.10.20
powered by ブクログ多少読みづらい部分もあるが,RUN好きにはお薦め.随所随所に引っかかる言葉が見つかる. ・何かを真に征服する唯一の方法とは,愛することなのだ ・人は歳をとるから走るのをやめるのではない.走るのをやめるから歳をとるのだ
0投稿日: 2018.10.09
powered by ブクログ人間は持久走で狩猟していた。長く走るには、熱を逃がすこと(全身で汗を掻く、毛が生えてない)、足の動きよりも早く呼吸ができること(前足と後ろ足で走る動物は、一回のストロークで一度しか呼吸できないが、人間はピッチと呼吸頻度が独立している、と。なるほどー!
0投稿日: 2018.09.21
powered by ブクログ本書は、ランナーのバイブルと言われる一冊である。 自身もランナーである著者が、速く走ることを追い求めて”走る民族”と言われるタラウマラ族に行きつく。ノンフィクション。 本書の構成は以下の3本が入り混じり、1本の話を作っている。 1.タラウマラ族への接近、謎の追求 2.最新のランニングシューズが人体に及ぼす悪影響と、バイオメカニクスや人類学による”走ること”の科学的アプローチ 3,タラウマラ族と、"私たちの世界”で最速のウルトラランナーたちがメキシコの荒野で繰り広げるレース 1.を軸に話は進む。タラウマラ族への接近と、彼らをとりまく状況などが描かれる。きっちり2. 3.の伏線となるエピソードを展開していく。この構成がしっかりしているため、ダレることなく読み進められる。つまりノンフィクションではあるが、読み物として普通におもしろい。 2.はいわゆるベアフットシューズの流行を生んだきっかけとなった論旨だ。 人々がハイテクシューズを履くようになって、逆に故障率が激増したりかつてはなかったはずの病気まで生んでいる、だからこそ裸足感覚こそが重要なのである…というところから、少し突飛な理論展開を経て、人類は走るように進化した、走るために生まれた生き物だ!という壮大な結論を経て、タイトル回収が行われる。 ここでの理論展開はかなりの熱量があり、なんかすげえやと妙な高揚感をもって引き込まれる。 3. でこれまでのサブエピソードで紹介されたウルトラランナーたちと、タラウマラ族最速の男を含めたランナーたちとのレースが描かれる。 これまで丁寧にエピソードを散りばめられたのはこのためか!と府落ち。 ところでウルトラランナーは超人と言って差し支えない走力を誇る人々だが、その中でも優秀な本著に登場する彼らははっきりいって色々とネジが飛んでおり異常なくらいキャラも濃い。奇人変人のそろい踏みだ。ロードと違い、トレイルはより身体感覚が研ぎ澄まされるものだが、ウルトラトレイルまでなると瞑想的な要素も多分に含む。言われてみればビートニクとの相性もよく、現代のロックはウルトラトレイルのようなエクストリームスポーツにあるのかもしれない。 私自身、ランナーであるため(もちろん彼らのようにはなれる気もしないが)非常に楽しく読めた。私は五感を研ぎ澄まされるような、目の覚める体験ができる旅が好きだ。トレイルは旅の要素も含む。それがウルトラトレイルともなれば、非常に濃厚な時間を過ごせるのだろう。こちらにも俄然、興味が出てきた。 これを読めばずっと長くて自然な道を、自然な気持ちで"楽しんで"走りたくなるし、「ビブラム ファイブフィンガーズ」が履きたくなる。あと、トルティーヤが食べたくなる。 特にトレランが好きなランナーは必読だし、そうでない人にもおすすめしたい。
0投稿日: 2018.09.01
powered by ブクログジョギング+散歩くらいの自分だけど、たまに調子がいい時、スピードが出て風が気持ち良くなる時がある。ほんの短い瞬間なんだけど、ボールがバットの芯に当たった時のような感覚。走ることが本能だとしたら、ほんの少しだけその喜びを味わってるのかもしれません。 ホモ・サピエンスが生き延びた理由が、長時間走り続けることができるということ。裸足で走ると故障が出ないこと。そう言えば、自分が小学生の頃は運動場を裸足で駆け回ってましたね。ここら辺は興味深かった。けど、正直、自分には大変読みにくかった。長いRUNになってしまった。
0投稿日: 2018.07.18
powered by ブクログマラソン好きだし、走り方や食事など、とても興味深いことが書かれているし、評判になった一冊なんだけど、どうしても入ってこなかった。。訳が自分には合わないのかな、文章があっちにいったりこっちにいったりで、少し散漫な印象。 まあ、せっかくなんで、まだブックオフには出さず、手元に置いて、そのうちまたパラパラとめくってみよう。
0投稿日: 2018.07.07
powered by ブクログ最近、評者は走ることが習慣になってきましたが この本は、人間という生き物がいかに走ることを 中心に進化してきたかについて説得的に書いた本。 著者マクドゥーガルがランニングの結果、足に痛みがでるのはなぜかという疑問から、メキシコのタラウマラ族がなぜ走れるのかということを解き明かすあたりはまるでミステリーを読むような感がある。 高価な靴は怪我のもとなど いろいろ目から鱗のことばかり。本年ベスト10には入る予感。
0投稿日: 2018.06.21
powered by ブクログ走らない生活をしていることが バカらしくなる。 高価なランニングシューズを飼っていた頃が アホらしくなる。 タラウマラ族の足の速さが魅力的で、 ウルトラランナーたちの個性も独特で ロードムービーにしてほしいぐらい。 科学的な検証もされるから 内容に納得できる。 人間は走るために進化してきた。 だから人間は走りたくなる。
1投稿日: 2018.02.15
powered by ブクログ走る民族 VS 世界トップレベフルのランナー。そんな漫画みたいなレースはまるで夢のような物語だった。すごく面白い
0投稿日: 2018.02.10
powered by ブクログ走るのは大嫌いな私だけど、たしかにそんな人でも走りたくなるというか、走らなければ損だという気がしてくる本だった。 走ってみるかねえ。
0投稿日: 2018.02.08
powered by ブクログ歴史学、運動生理学、人類学と様々な学術的アプローチから、人間と走るという事の関係に近接すると同時に、走る民族「ララムリ」を追い、灼熱の峡谷地帯を目指すルポルタージュ。 体当たり取材や著者自らが被験者として走る事を通じ、「人は走るために生まれ、走るために進化してきた。つまり、走ることは人間の本能なのだ」という単純明快な(おそらくランナーでない方には大いに違和感のある)帰結へと導いていく。 特に運動生理学的な考察は、巷で話題の「陸王」の系譜とも取ることができるし、一方でヴェイパーフライやホカオネオネを筆頭に今世界を席巻している「厚底ブーム」の真逆をいく論でもある。 個人的にはホカユーザーの為、本書を一読したからといって安易に「アンチ・厚底」とは相成り得ないのだが、人間本来の走法がフォアフット着地であることは理解しているし、この部分を意識して練習を積んでいくことは継続中なので、しばし中道的な立場で考察していきたいと思う。 と、少し話は逸れたが、後半にかけて盛り上がる白熱したレース展開には熱くなれるし、タラウマラ族の風俗は大変興味深いし、学術的な論考は学びが多いし(圧倒的悪として描かれているナイキのビジネス書「シュー・ドッグ」が人気ですね。こちらも読んでみよう)、一読の価値ある作品です。 最後に心に残った一文をば。 「人は年をとるから走るのをやめるのではない。走るのをやめるから年をとるのだ。」
0投稿日: 2018.01.29
powered by ブクログジムで走ろうかと思って読んでみた。この本を読んだらすごく走りたくなる、モチベーションアップにすごくいい本。人類はどこまで走れるのか?に挑戦しているウルトラランナー達の攻防が熱い。あとクッション効いた靴が逆に足を痛めるとか、知らなかった情報も入っている。トレイルランとか良いよね。全然走れないけど、憧れる。
0投稿日: 2017.11.24
powered by ブクログクリストファー・マクドゥーガルさんの作品。 フルマラソンの教本を探す中で、何となく見かけてはいた。 改めて気になり、オーディオリスニングにて購入、読了。 この本、半端なくめちゃくちゃオモロイ。 現代社会から孤立したメキシコの走る部族VS現代最強のマラソンランナーという構図、こんな面白い設定があるだろうか。 しかもこれが小説でなく、なんとノンフィクションなのだ。 作者にとっては記者生命をかけた取材だったと思うが、それに値する作品に仕上がっているように思う。 私自身フルマラソンを趣味にしているのだが、ランナーにとっては必読の本だと思う。 ランニングをしながらオーディオリスニングでコレを聞くと、テンションの上がり方がとめどない(笑) 今までは考えたことが無かったウルトラマラソンも、いつか挑戦してみたいと思った。 個人的には中盤のアン・トレイソンとの対決が一番熱くなった。 マラソンの方法に対する内容、例えば「ランニング障害はランニングシューズ引き起こしていて、裸足に近い状態で走る方が良い」等は、部分的には理解できるものの、かなり大胆な手法のためそのまま取り入れようとまでは思えなかった。 ランニング教本として読む本ではなく、純粋にそのストーリーを味わう本であるように思う。 タラウマラ族の文化もとても素敵だと思った。 見返りを求めずに人に親切にする文化、そしてそれで成り立っている生活。 きっと幸せなんだろうなと。 現代社会が忘れてしまった何かが、そこにはある気がする。 ちょっと本質とは異なるが、普段洋書を読まないので独特な言い回し?表現?アメリカンジョーク?の違いを感じた。 全然読めないことは無いけれど。 尋常ではなく心に残ったセリフ。 「人は年をとるから走るのをやめるのではない、走るのをやめるから年をとるのだ。」 こんな格好良い言葉が他にあるだろうか。 今後の人生の要所要所で使っていきたい(笑) オーディオリスニングで読んでしまったので、改めて本を購入したいと思う。 内容(「BOOK」データベースより) この冒険は、たったひとつの疑問からはじまった。「どうして私の足は走ると痛むのか?」その答えを探すなかでクリストファー・マクドゥーガルは世界でもっとも偉大な長距離ランナー、タラウマラ族に行きつく。その過程でわかったこと―わたしたちがランニングについて知っていることはどれもすべてまちがいだ―メキシコの秘境を彷徨う謎の白馬、現代社会と隔絶して暮らす“走る民族”、素足で峡谷を走り抜けるベアフット・ランナー、数時間走り続けて獲物を狩る現代のランニングマン、過酷な地形を24時間走り続けるウルトラランナーたち、そして、世界が見逃した史上最高のウルトラレース…全米20万人の走りを変えた、ニューヨークタイムズ・ベストセラー。
5投稿日: 2017.10.06
powered by ブクログ引用したいところは無数にあるが、あとがきにあった伝説のトレイルランナー、カバーヨ・ブランコの台詞が一番だと思う。 「走ることは人にモノを買わせるのが目的じゃない。 走ることは自由でなきゃいけないのさ!」 特に、メディア、シューズ&アパレルメーカー、レース主催者、etc…に煽られ、走らされているような人々には読んで頂きたい。
0投稿日: 2017.06.19
powered by ブクログランナー及び登山者必読の書。 2010年の本なので、今や常識になっていることも多いけど、出版された当時は衝撃だったんだろうと。 ウルトラトレイルを走る気はさすがに無いですが、この本を読んでトレランのモチベーションは格段にあがりましたし、意識することで走りも良くなった。
0投稿日: 2017.05.06
powered by ブクログ圧倒されたけど、 長すぎるし訳が読みづらく退屈で また自分はランニングのハウツーを知りたくて 民族の生活で私たちの生活にも取り入れられる実践的な情報を得たかったのだけどその情報は少なかった。 内容はすばらしいのですが単に自分との相性が悪かったです。
0投稿日: 2017.02.14
powered by ブクログ海外の方特有の書き方なのか、訳者の訳し方なのか不明だが、読みづらい・苦手と感じた。 素足やそれに近いランナーたちが巷にいる理由が分かった、
1投稿日: 2016.12.01
powered by ブクログ人の体は長時間走るのに適した形をしている、人間は靴なしで走るようにできている、そんな話を取材を交えた物語を中心にいろいろな科学的見地も踏まえて面白く書かれている本。 作者自身の経験や取材内容、ウルトラマラソンにトライする人々、タラウマ族の伝説、科学的見地、これらの話が折り重ねられてるので興味深い話が盛りだくさん。 複数の話が混ざる分すっきりとは読めないのがつらいところ。
0投稿日: 2016.09.05
powered by ブクログ私にとっては読みにくい本でした。 でも、走らなきゃという気持ちに なりました。走るようになってから いつか再読したいです。
0投稿日: 2016.08.17
powered by ブクログランをやってる皆さんは今、何を履いて走ってらっしゃるのでしょうか?歩くときはどうしたらいいのでしょうか?
0投稿日: 2016.05.04
powered by ブクログ小難しいレビューは抜きにして、走りたくなる読物。何か面倒そうな部分はざっくり読めば苦なく読める。 ピークは中盤だと、個人的に思う。 実在の人物である、登場人物が躍動感溢れる形で、走り、楽しむ姿が描かれている。スコット、ジェン、デッドそれぞれの話に魅力があり、走りたい。走ることを楽しみたいと思った。 ナイキや近代ランニングシューズへのバッシング部分は嫌いじゃないし、むしろ賛同。ナイキはmake moneyを目的とし、ゴミをばらまいている。「あらゆる大義は運動としてはじまり、事業となり、詐欺に転じる」(25章) 話のバラバラな感じはあるものの、感動したし、何回か読んでも得るものがありそうな良書。
1投稿日: 2016.02.21
powered by ブクログ16.01.05読了。トレランを走りたくなる一冊。ララムリとかスコット・ジュレクとか今のトレラン界を作った人々の初期エピソードみたいのがたくさん載ってる。走る人なら読むべし。
0投稿日: 2016.01.05
powered by ブクログメキシコの山岳地帯に出没するカバーヨ・ブランコと峡谷を数日走り続けるタラウマラ族。何百キロも走るウルトラランニングレースの参加者たち。人間の体は、長距離を走るために進化したこと。 読めば走りたくなる、確かに。でも、いつ、どこを走ればいいのか。歩くのとは違うのか。
0投稿日: 2015.12.04
powered by ブクログ人は走るために生まれた。ナチュラルランニングに惹かれた。読んでからトレーニングの方法が変わりました。
0投稿日: 2015.12.03
powered by ブクログランニングに関する研究はまだ少ない。ランニングは体を破壊する悪習なのか?健康に良いのか?その答えは、いつでも走り回る子どもたちを見ていればわかる。問題はどう走るかだ。
0投稿日: 2015.08.27
powered by ブクログ人間は長い距離を移動するために二足歩行になり地球の覇者になった。 すべてのスポーツの中で男女差や年齢差が最も少ないものがランニングであることなど興味深い考え方がメキシコの秘境を走る中から教えてくれた。 400ページの本書は読み始めこそ困難だったがタラウマラ族とのレースあたりから熱中して読めるようになった。 もっと走りたいと自分の中でランニングブームがきているなかでこの本が読めたことはいいタイミング。
0投稿日: 2015.04.22
powered by ブクログ「私が人に望むのはひとつ、こっちに来て走り、パーティーをし、踊って食べて、われわれと仲良くやることだけだ。走ることは人にものを買わせるのが目的じゃない。走ることは自由でなきゃいけないのさ。」 2014.4.17
0投稿日: 2015.04.17
powered by ブクログ【メモ】 ・ナチュラルに走る 科学しない走りが、実は結果、ひとに優しい こともある ・ウルトラマラソンは女性や年配者が相対的に 強い 【感想】 ・もう一回聞かないと、いまひとつ消化できて ないかな
0投稿日: 2015.03.03
powered by ブクログ翻訳なので最初は取っつきにくい感覚を得たが、読み進めるにつれて気にならなくなった。実話というのが信じられないが、走ることへのモチベーションは確かに上がった。
0投稿日: 2015.01.31
powered by ブクログ私、不器用なのでスポーツなんかできません。体は動かしたほうがいいので、時々走ったりしてますが、退屈でつまらないですよね。 さて、読んだら走りたくなるという触れ込みで大ベストセラーになった本著ですが、これが期待以上に気持ちを盛り上げてくれるんですね。いまなら私は裸足で山岳道を160kmくらい駆け抜ける自信があるよ! 魅力的なトップクラスのトレイルランナーたちが軽快に描かれていて、彼らに至る道が見えたように錯覚させるマジックがあります。少なくとも足は痛くなくなるらしい。まずは獣道の走る崖でサッカーすることから始めようかな。 心揺さぶるルポである以上に、科学・非科学がまぜこぜになった興味深い指摘があり、見所の多い本です。かなり久しぶりにいろんな人に勧めました。
0投稿日: 2014.12.09
powered by ブクログ[ 内容 ] この冒険は、たったひとつの疑問からはじまった。 「どうして私の足は走ると痛むのか?」 その答えを探すなかでクリストファー・マクドゥーガルは世界でもっとも偉大な長距離ランナー、タラウマラ族に行きつく。 その過程でわかったこと―わたしたちがランニングについて知っていることはどれもすべてまちがいだ―メキシコの秘境を彷徨う謎の白馬、現代社会と隔絶して暮らす“走る民族”、素足で峡谷を走り抜けるベアフット・ランナー、数時間走り続けて獲物を狩る現代のランニングマン、過酷な地形を24時間走り続けるウルトラランナーたち、そして、世界が見逃した史上最高のウルトラレース…全米20万人の走りを変えた、ニューヨークタイムズ・ベストセラー。 [ 目次 ] [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
0投稿日: 2014.10.27
powered by ブクログ人間はどの動物よりも長距離走に向いている生き物だということを書いた本。馬よりも長距離に適してるらしい。あと、トカゲは走りながら息が出来ない。チーターは必ず一歩するごとに一呼吸しなければならない。毛の生えた動物は体温を発散出来ないので体温が上がると止まるしかない。人間は汗をかけるし呼吸も身体の動きに縛られない。人間すげー。 ただ、原書のせいなのか訳があれなのかわからないけど文章がいらん装飾が多すぎてほんと読みづらいしイライラした。
0投稿日: 2014.09.20
powered by ブクログとても面白かった。走る界隈では有名なロングセラー。走るのがまた楽しくなる一冊。走らない人にもお勧め。文章構成力ってすごいなと思った。
0投稿日: 2014.08.24
powered by ブクログフォアフット(ベアフット)走法のルーツ、と紹介されることが多い。 トレラン、ウルトラという競技でのドラマ、それと、メキシコの山奥に住み、走ることが生活のあらゆる場面に組み込まれているタラウマラ族の話が中心。本来は走ることに関する本なのだが、タラウマラ族の住むメキシコの銅峡谷というのがどういう環境なのか、凄さが描写されているがどういうものかイマイチイメージできなかった。 風景だけでなく、登場人物も魅力的なのだが、写真が全くないのが残念だ。 これが一番イメージわく。グランドキャニオンをスケールアウトしたようなものか。 http://matome.naver.jp/odai/2128339089586418401 地形や人物を通して描かれるのが、走ることの素晴らしさだ。抗鬱には有酸素運動が良いらしい。実感している。 日本にいると実感できないが、アメリカ現代社会の批判みたいな視点も多い。元自転車乗りとしてもランナーとしても、やって来たことを振り返って、どうしようかを考える刺激になることは確かだ。 分量があるし、予約も詰まっているので図書館で借りる時は計画的に。
0投稿日: 2014.08.02
powered by ブクログこの本を読むと走りたくなります。でも、この本読んでも速くはならないと思います。やっぱり、走ることは自由じゃなきゃ!トレランとか、マラソンとか、長距離を走ることが好きな方におすすめ!
1投稿日: 2014.05.31
powered by ブクログ雑誌の連載記事を纏めたものだからか、いろいろなエピソードが唐突に始まりすごくよみにくい。でも書かれている内容はすごく魅力的。実際に走っている自分にとっては驚きの連続。走ることが人類のアイデンティティだったという説が圧倒的な説得力で語られます。走る人みんなに勧めたい!
0投稿日: 2014.05.11
powered by ブクログ人間の走る理由。進化した姿が走ることだなんて、とても面白く意外性が有る内容だった。 これを読むと走るモチベーションがあがるね。
0投稿日: 2014.03.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ここ最近、ベアフットという裸足感覚のシューズが流行している。僕も最近になってやっと興味を持ち始めてきた。そこで、裸足ランニングの元祖ともいえる本「BORN TO RUN」を読みました。この本は多くのランナーや、ランニングによる怪我に悩んでいる人に読んでもらいたいです。物語がだいぶ長いので、読むとしたら中盤の25章だけでもいい! ここに現在のクッションだらけの厚底ランニングシューズに関する論文がいっぱい書かれています。その一部を抜粋したいと思います。 まずはじめに、ハーバード大学、自然人類学教授、ダニエル・リバーマン博士の言葉。 「現在われわれを苦しめる足や膝のケガの多くは、じつは靴を履いて走ることに原因があります。靴はわれわれの足を弱くし、オーバープロネーション(踵が内側に傾くこと)を招き、膝に問題を生じさせる。1972年にナイキが現代的なアスレティックシューズを発明するまで、人々はきわめて薄い底の靴を履いて走っていたが、彼らの足は強く、膝の負傷率ははるかに低かったのです。」 ビックリするかもしれませんが、靴にエアクッションやゲルを仕込んだ物、またはマイクロチップを埋め込んだ物や、張力を生かした機構を埋め込んだもの。すべて意味が無い。もしくは逆効果なんです。 また、ここ最近を例に取って、 「毎年、全ランナーの65~80%が負傷する。これはつまり例年はほぼすべてのランナーが、ということだ。誰であろうと、どれだけの距離を走ろうと、怪我をする確率は変わらない。男性であろうが、女性であろうが、俊足であろうが鈍足であろうが、ぽっちゃり型だろうが、競走馬のように筋肉質でだろうが、あなたの足は危険地帯に踏み入っている。」 たぶんこれらの考察は今まで皆さんが想像していた事の逆だったのではないでしょうか。裸足感覚シューズとフォアフット(つま先から着地するランニングフォーム)はそれらの問題をすべて解決します。しかし、裸足感覚シューズも使い方を間違えれば、足を故障するのも事実です。その辺をわきまえて、僕は今年ベアフット・ランに挑戦したいと思います。あまり信者にならず、原理主義者にならず、いい事が発見できたら少しずつ発信していきたいと思います。 あとストレッチに関することも少し。 「ハワイ大学で実施された後続研究によれば、ストレッチをするとかえって逆効果で、ストレッチをしたランナーは怪我をする確率が33%も高いことが判明している。」 これも意外でした。準備運動はいいけど、ストレッチは逆効果かもしれません。 最後に、BORN TO RUNはハードカバーで400ページと、すごく長い本ですが、とてもスリリングで面白かったです。この本は出来ればストーリー物の映画にして欲しい。その方が一般的に受けがいいかもしれません。確かにこの本を読んだ後、すぐ外にでて走りたい気分ですが、あいにく今日は雨が降っていて、寒くて、おまけに調子が悪いんで走れません。
0投稿日: 2014.03.03
powered by ブクログ読んでいる最中、今すぐトレイルを走りたいとの衝動に駆られた。 全ての内容が興味深くて爽やかな気分で読み終えた。 この一冊は主に以下4つの内容で構成されている。 - 走る民族ララムリについて - 様々なレースで活躍するウルトラランナー達について - メキシコの奥地で開催されたウルトラランナーとララムリのレースの実況 - 学問としての裸足ランについて 走る民族とウルトラランナー達のレースは大変魅力的で引き込まれた。 少しでも彼らのように自然と一体になってナチュラルに走りたいと感じた。本書によれば、人間は走るようにできている。つまり、改善すべき点を改善すれば私も彼等のように走ることは可能なはず。 今すぐ改善できる点は、脚を過保護に守ることを改め、厳しく鍛え直すことだと思う。つい自分を甘やかしてしまうように脚を甘やかすことを改めていきたい。
0投稿日: 2014.02.11
powered by ブクログアメリカでベストセラーとなった一冊 メキシコの山岳民族であるタラウマラ族がトレランにチャレンジする。 有名なスコットジョエルなどが話しに出てくる。 一流ランナーで愛読しているという新聞記事でこの本を知って買いました! かなり読みにくく時間がかかったが、ランナーには良い刺激があります。 ちなみにこの本の影響で裸足感覚シューズ、ビブラムファイブフィンガーを購入しました。
0投稿日: 2014.01.25
powered by ブクログはだしで走りたくてたまらなくなる本。 あと、5本指のスニカーも欲しくてたまらなくなるけど、今のところ我慢出来てます。
0投稿日: 2014.01.13
powered by ブクログ“Born to Run” の意味は、副題の「走るために生まれた」というよりも「人類は、走る能力を持って生まれてきた」ということだと理解した。 走り方の技術を、今までしっかりと教えられたことって無い。ランニングシューズも、長距離を走るようになって、高価なほどきっと足にはいいんだろうという先入観だけで選んで、それで僕も足底筋を痛めたりした。これまでの走り方も、靴の選び方も、全く間違っていたということを、人類の身体の構造の仕組みや、なぜ他の動物たちとの生存競争をくぐり抜けてきたのかの謎解きと並行して解き明かしてくれた。 ベアフットランニングや菜食主義のことをもっと知り、実際にやってみたくなる。書かれていることが常識的な感覚から離れすぎているからか、人類の進化やベジタリアンについての記述はカルトっぽい感じがするが、実践して大きな成果を上げている人が何人もいるのだから、きっと本当なんだろう。 とにかく、走ることは楽しい。途中どんなに辛い道のりでも、走り終えた後の爽快感と満足感は何にも代え難い。これが、人類のDNAに刻まれた本能なのだと説明されたら、そりゃ納得するしかない。
0投稿日: 2014.01.03
powered by ブクログ人生観を揺さぶる素晴らしい本。物語になっており、説教臭くはないが、走り方はもちろん、生き方まで多くの示唆に富んでいる。翻訳の都合上なのか、若干読みにくい部分はあるが、全ての人に読んでいただきたい。
0投稿日: 2013.12.06
powered by ブクログランナー必読というだけあって、とにかくムショウに走りに行きたくなる一冊でした。 以下の3つのストーリーが交錯し、やや読みづらいのですが、そこは勢いで読めちゃいましたね。 1.足を痛めて思うように走れないランナーとなった著者が、「どうして私の足は走ると痛むのか?」を探求する中で、伝説のランナー「カバーヨ・ブランコ」とメキシコの走る民族と呼ばれる「タラウマラ族」に出会い、答えを見つける。 2.人類は長く走るために進化した生物であるというブッ飛んだ説を解き明かし、さらにランニングシューズが人間に及ぼす影響について考察する。 3.タラウマラ族と世界最速のウルトラランナーたちがメキシコの荒野で激走する長距離レースの模様を追う。 人間の体は、長く走る、遠くに走る、こと前提にデザインされているというのが、この本のテーマでしたが、驚きの中にも納得させられる部分も多数でした。 そして何より共感したのが、走ることは人間にとって苦痛ではなく喜びであり、一人で走ることはもちろん、誰かと走ることも、そして大勢で一緒に走ることも、人間は喜びを感じれるという部分でした。 人は歳を取ったから走るのを止めるのではなく、走るのを止めるから歳を取るんだ! だそうです。 少しブッ飛んだ内容でしたが、トレイルランニング、ウルトラマラソン、ベアフットランニング、ビブラムファイブフィンガーズ…走り始めたばかりのボクには、興味の尽きない本でしたね。
0投稿日: 2013.11.13
powered by ブクログこの本を読んで走りたくならない人がいるだろうか。 人間は長距離を走るために進化してきた、という印象的な言葉を始め、アメリカのウルトラランナーとタラウマラ族のトレイルレースの一部始終を読めば、走りたい、自分の能力の全てを引き出したい、と思わずには居られない。 今まで自分の人生から遠いところにあった「マラソン」が今、一番距離を詰めている。勇気を出してエントリーしようか・・・?
0投稿日: 2013.11.04
powered by ブクログ「人の体は長距離を走るようにできている」というのは画期的な理論です。 タラウマラ族をめぐるウルトラマラソンも面白く読めました。 が、直訳が多くて読むのに難儀したことは否めず、結構疲れました。
0投稿日: 2013.10.20「BORN TO RUN」 Christopher McDougall
盆に帰省する前から読み始め、劔岳から降りてきた翌日に読み終えた本。自分の中でこの間の経験が渾然一体となった感じがする。 以下は、訳者あとがきより引用。 「この本は三つの物語をひとつに融合させたものだ。ひとつは、足を痛めた冴えないランナーである筆者がメキシコの銅峡谷でカバーヨ・ブランコと呼ばれる幽霊を見つけ出し、史上最強の、”走る民族”、タラウマラ族の秘術を探る話。 もうひとつは、多くのランニングシューズが人間の足に悪影響を及ぼしていることや、人間の身体がもともと走るようにできていることを、バイオメカニクスや人類学などの科学的な説明をいまじえて解き明かす話。 そして三つ目は、タラウマラ族と世界最速のウルトラランナー、スコット・ジュレクをはじめとする七人のアメリカ人がメキシコの荒野で激突するレースの話だ。」・・・・引用おわり。 久しぶりに、ハマった。 最初は話があっち行ったり、こっち行ったりし、表現も(アメリカ人らしく)大袈裟じゃね〜?と思っていたが、最終的には、人生観にまで影響を受けた(気がする)。 走る人、走ろうかと思っている人は読んでみてはいかがでしょうか。 ----------- 昨晩たまたま見たNHKの番組で、タラウラマ族のアルヌルフォが出ていた。 http://xn--nhk-o01e731gw20d.com/622.html ベストセラー『BORN TO RUN』のヒーローである彼がその後メディアに 全く露出していないことを不思議に思っていた。 (WEBで調べてみたが、殆どこの本の事で彼自身の事についての情報は 見つからなかった。) あの本に出て有名になったあとも、それまでと同様の生活を続けているようだ。 毎朝晩、崖下の水場にポリタンを持って行き、20Kgの水を担いで持ち上げてくる。 食事は一日二回、トウモロコシで作ったトルティーヤとレンズ豆。 お金は、ない。 お金を稼ぐために、毎年メキシコで開かれる100Kmマラソンに出るのだという。 (番組で今年の様子を撮っていた。 100Km、1000m以上の高低差の山道を下って登る過酷なコースでスタートから 3分/Kmというスピードで走るのをみて驚いた。 彼は交通費節約のため前日会場まで70Kmを歩いてきたことが祟って足が痛くなり、 10位でゴールした。賞金は得られなかった。) あの本が出たあと、商業主義的な誘いや提案がかなりあったであろうと想像する。 それらを拒否してそれまでの生活を続けることを選んだに違いない。 彼の居るメキシコ コッパーキャニオンで流れる時間を思う。 自分の居る日常の時間の流れと比較してみる。 自分が山へ行っている時の時間はどうだ? 普通の人ならば、ほとんどが商業主義にながされるのではないだろうか? 何故彼がそうしなかったのか、わからないが嬉しい気持ちになった。
2投稿日: 2013.10.18
powered by ブクログまず先に言わないといけないのは、前半は死ぬほどつまらない、ということだ。後半になるといきなりおもしろくなるので、ぜひ我慢して読み続けてほしい。 ストーリーとしての面白さ、知識欲を満たしてくれる面白さ、両方を兼ね備えた希少な本ではないだろうか。かつてここまで熱中した本はない。めちゃくちゃ面白い。運動嫌いだが、この本読んで「私は走るために生まれたのだ」とちょっとランニング始めたけどしょっちゅう挫折していることは秘密だ。
0投稿日: 2013.10.03
powered by ブクログ最近、僕の考え方や行動規範に最も大きな影響を与えた本。これを読んでから、ランニングだけではなく、靴、食事まで変化しつつある。
0投稿日: 2013.08.31
powered by ブクログ"走ることは自由でなきゃいけない" 今まで身に付けた、ランニングの常識を完全に覆される記述も多いが、走ることの意味を教えてくれた一冊。 逆に言うと、走ることに意味なんて必要ない。 この先ランニングを続けていく事に勇気、希望を与えてもらった。 マラソンライフの、いや人生のバイブル的な一冊になりうる予感。
0投稿日: 2013.08.17
powered by ブクログボーントゥラン この本のタイトルを見たとき、これは走る為に生まれたある人、もしくは人々の話を綴った物なのだろうと勝手な読み違いをしていた。 そうではない、この物語は「人は走る為に生まれてきた」とおしえている。 人は何故この形に進化したのか? 我々の身体の正しい動かし方とは? という疑問に答えてくれる内容になっている。 和訳が変だったり、あちこち脱線が多いという批評もあるがそれは本の本質ではない。 自分がなんのために本を読むのか考えるべきだ。 身体の動かし方や走ることの意味を考えることに興味がある人にはオススメの一冊である。
1投稿日: 2013.07.09
powered by ブクログ期待したほど面白くない。饒舌で本筋では無いことをくどくど述べる文体。期待した表題のランの話はいつまでたってもでてこない。時間の無駄と気づき、投げ捨てた。高い買い物をはんば後悔。
0投稿日: 2013.06.17
powered by ブクログ最初は読みづらいです。 が、読み進む内に走りたくなります。いや、走らねばならないと思ってしまいます。
0投稿日: 2013.05.31
powered by ブクログウルトラマラソンマン(ディーン・カーナゼス)→本書の順だったから偏見なく読めた。走って狩りをする説が面白い。これが本当なら自分にも太古からのDNAが必ずあるはず…。 衝撃的で面白い本であることは間違いないが、構成がよくないのか読みにくい。
0投稿日: 2013.04.16
powered by ブクログ2013年4月1日読了。南米の山奥・急峻な山肌を駆け回る「世界最速の民族」タラウマラ族の走り手たちと、灼熱の砂漠・岩山を100マイル(160km)走る「ウルトラランニング」のアスリートたちが一堂に会する。人類最速は誰か?・・・小説家ではこれは書けない、馬鹿みたいに(生きるために)とにかく走り続けてきたタラウマラ族の身体能力・現代社会とは異なるその様式と、肉体の限界を超えた(と、思われる)ウルトラランニングを楽しみながら走りとばすアスリートたちのぶっ飛んだ個性には圧倒される。中盤の「人間は長距離を走ることに特化して進化してきた」「靴は走る能力を妨げる」という研究レポートは世界中に驚きを与えたという。タイトルの「Born to Run」は本書に登場する極端なランナーたちのことではなく、我々一人ひとりの平凡な人間たちであることが分かった瞬間に、非常な衝撃と感動を覚えた。自分が「走ること」を愛好する人間の一人であることに感謝。これからも走り続けたいし、せめて100kmのウルトラマラソンにも出てみたいのう。
0投稿日: 2013.04.01
powered by ブクログ走ることは人間にとって自然なことであり、人は長く走るために生まれた。 そして走ることは本能であり楽しい。これを進化に関する取材やザトペックに関する取材など様々な取材から解き明かしていくノンフィクション。 これだけシューズの機能が向上しているにも関わらず、怪我の発生率が変わっていないことにも驚かされるが、何よりも衝撃的なのがタラウマラ族がレース終盤の誰もが苦しむ場所で、笑いながら走っていること。 走ることを愛し、楽しんでいる姿には心底憧れる。 またトレイルランニングで自然の中を走る辛さ、楽しさには凄く惹かれる。 いつか挑戦してみたいと感じさせる一冊。 走るのが好きな人にも嫌いな人にも読んで欲しい。
1投稿日: 2013.03.31
