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BORN TO RUN 走るために生まれた ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族”
BORN TO RUN 走るために生まれた ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族”
クリストファー・マクドゥーガル、近藤隆文/NHK出版
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総合評価

214件)
4.2
96
53
38
11
1
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    本の題名がようやくわかった。なるほどねぇ。メキシコのレースに辿り着く経緯などはワクワク。ただ、引き込まれるまでは長く、やや難しいかな。訳のせいなのか、ランナーじゃないからなのか。

    0
    投稿日: 2013.03.26
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    走るという行為は、人類普遍の営みである。スコットの"Be natural "という言葉もそのことをシンプルに表している。トレイルランはきっと気持ち良いのだとは思いますよ。サプリメントのように体に効く本です。

    0
    投稿日: 2013.03.24
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    「走るために生まれた」のは、メキシコの山岳民族であるタラウラマ族の事かと思って読み進めたたら違いました。私達のことでした。 走ることは生きることであり、喜びである一見不思議なタラウラマ族。そしてそのタラウラマ族に学びともに生きるカバーヨブランコ。さらには変人奇人揃いのウルトランナー達。強烈な個性を持った面々が登場し、グイグイ引き込まれます。まさに事実は小説よりも奇なり。 ランニングを始めてからは、ウルトラランナーはスーパースターに見えていましたが、やはり彼らは変人です。しかし現代人からみた変人は、走る事に喜びを見つける人間本来の姿なのかも知れません。 この本を読むと間違いなく走りたくなります。 ”人は年を取るから走るのをやめるのではない。走るのをやめるから年を取るのだ”

    0
    投稿日: 2013.03.21
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    http://staygold1979.blog.fc2.com/blog-entry-420.html

    0
    投稿日: 2013.02.23
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    この本のクライマックスは、超長距離ランをものともしないメキシコのスゴい民族と、アメリカからやってきた凄まじい個性の超長距離ランナーたちとの壮絶なレース(というか盛大な祭に等しい)ですが、このレースが開催されるに至った経緯やその民族の紹介、各参加者の横顔について読み進めたうえでクライマックスを読むと、自分もその祭に居合わせているかのような興奮をおぼえます。楽しいです、この本。

    1
    投稿日: 2013.02.20
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    もっと早く読めばランニングももっと楽しくなっていたのに。外人特有の比喩が多く読み辛中ほどのベアフット理論の部分は圧倒的。ここからシューズ革命とトレランブームが始まったのがよく分かる。

    1
    投稿日: 2013.02.01
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    トレイルのウルトラマラソンを描く驚異のノンフィクション。2012年に亡くなった主人公カバーヨ・ブランコ氏に哀悼の意を捧げたい。

    1
    投稿日: 2013.01.13
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    トレイルランニングやウルトラマラソン有段者のキレっぷりが描かれ、競技の楽しさが伝わってくる一冊です。森の中を裸足で走ってみたくなります。取っ付きにくい文章だし、中盤で少々中だるみしますがレースの描写は最高。最後のレースも圧巻です。「スニーカーは足の故障の原因だ、ナ○キもわかってる」説にドキッ。 読後、裸足で田んぼを走りましたが痛かったです……。

    2
    投稿日: 2012.12.04
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    ウルトラランナー、靴、ヒトの進化、この3本を柱に走ることについて論じた本。読み終わる頃には無性に走りたくなる、そんな本。 翻訳がいまいちの所もあるが、内容は文句なし。

    1
    投稿日: 2012.11.30
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    ウルトラマラソンの話は面白い。 シューズの話は、確かにうなずける部分もあるが、ちょっと著者の思い入れが強すぎて、逆にしらけてしまうところもあった。 全体に文章が好きでない。

    0
    投稿日: 2012.11.22
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    人間は走る為に生まれ、走る為に進化して来た。長く走れる体だから、フカフカのランニングシューズは逆に体に悪い。昔はペタペタのクツで走ってたからね。 明日から裸足ランをやる事にした。

    0
    投稿日: 2012.11.14
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    足を痛めた巨漢のランナーである筆者が、古タイヤで作ったサンダル・「ワラーチ」で走る山岳民族・タラウマラ族を知り、彼らの強さを探りながら、世界屈指のウルトラランナーを始め様々な人間とのとの出会いや協力のもと彼らとのレースを実現するまでの過程を描いた(たぶん)ノンフィクション。 たぶんノンフィクションだけど、やたらとぶっ飛んだ登場人物や大事件の連発、既存ランキングシューズを「悪役」にした勧善懲悪のハリウッド映画的演出は過剰であり、蛇足と思える部分も少なくない。少なくないが、それでもぐいぐいと引き込んでいくだけの力があり、結構厚目の本だけど一気に読み終えてしまった。面白かった。 特に人間の体の構造や行動から「人間は走るために進化した」という一節は奇抜だが良くできていて興味深く読ませてもらった。 こういう科学的アプローチを中心に沿えてもらえると最高だったかなと思う。 読んでいる途中から「俺も『ワラーチ』で走ってみたい!」という思いが沸き上がってきたので、読了後に東急ハンズに直行し材料を買い集め自作してみた。三回ほど近所を走ってみたが、パタパタと結構大きい音がするうえに翌日は一日中ふくらはぎが張っていた。 私がタラウマラ族に生まれて、作者と最初に接触していたらこの本は生まれなかっだろう。 やはり日本に生まれて良かった、と改めて思わせてくれた本でもある。

    1
    投稿日: 2012.10.29
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    アメリカ的な言い回しが鼻についたのもあり、3分の2くらいまで読むのが苦痛だった。ただ、進化生物学あたりに触れられはじめ、人類が本当にBort to runであることに論が及び始めた後半に入って抑揚し、展開に興奮した。そうだったのかー。走ると10分足らずで簡単にエンドルフィンがでるのもきっと同じ理由なんだろうと思った。 具備し進化させてきた長距離走の機能を活かすためにも、薄い靴を履いて(地面を感じながら)、走り続けよう。

    1
    投稿日: 2012.10.03
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    切り口が面白い。ランニングシューズメーカーは面を食らっただろうなと容易に想像ができる。身体に故障を抱えたランナー、ウルトラマラソンをやる人は読んで見ていいかも。 ジャンル的にはアドベンチャー小説?

    1
    投稿日: 2012.10.01
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    この人達は変態すぎてとてもこの域に達したいとは思えません。 靴に頼るのは間違いだそうです。 文章はやや読みづらいです。

    0
    投稿日: 2012.09.29
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    最初の3分の1ぐらいは小説かと思ったぐらい、でき過ぎた話。嘘っぽい訳じゃないんだけど、登場人物のすべてがあまりに個性的で、出てくるエピソードがあまりに自分の常識から遠くて、「こんなことが現実に起きたなんて、有り得ない!」という声が、ずっと頭の中に響いてました。その印象は、またちょっと違った意味で終盤のドラマチックな展開のところで再び頭をもたげてきたんですが、その頃には「こんな素敵なことが起きるなんて!」という気持ちになってました。 本としては、足を痛めた著者が「走り続ける民族」であるタラウマラ族と、彼らと生活を共にする奇妙な白人との交流を深めるパートと、「人は走るために進化した」ことを実証するための研究や学説を紹介するパート、そしてクライマックスとなる「あるイベント」を描写したパートに分かれてます。これだけバラバラのテーマが並ぶと本としてのまとまりがなくなりそうだけど、そんなこともなく、一つの世界を綺麗に形作っています。 訳者もあとがきで触れているとおり、この本は人間の本能を呼び起こすための刺激に満ちてます。つまり、既にジョギングやランニングをしている人には「もっと走りたい」という欲を、今は走っていない人にも「なんか分かんないけど駆け出してみたい」という気持ちを惹起させる、ということ。その意味で、読むには覚悟が必要かな。

    0
    投稿日: 2012.09.27
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    ウルトラマラソンランナー対メキシコの走る部族タラウマラ続の 対決のお話をベースに、走るということに関するあらゆる疑問も 考えながら話は展開していきます この部族、粗末な古タイヤから作った、サンダルのようなものをはいて 走っているらしい。しかも舗装された道路などではなくて 標高差のある、でこぼこ道を。 それでも膝の故障者は誰もいないという。それはなぜか?とか どういう訓練をすれば、マラソン向きの体になるのかとか ナイキの靴の話とか、はたまた動物が疲れるまで走って追い詰める 持久狩猟の話とか、食べ物の話などなど ランナーさんには興味深い一冊だと思います

    1
    投稿日: 2012.09.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人はなぜ二足歩行になったのか。 どうして貧弱な体に進化していったのか。 それは走るため、それも長く走るために進化した。

    0
    投稿日: 2012.09.18
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    まさかここまで、ランニングシューズ批判が前面にでている本だとは思わなかった。特に初心者向けの機能豊富なランニングシューズに対する徹底的なデータを元にした数々の批判がかなり痛快。普段、ランニング障害に悩まされている人はこの部分だけでも一見の価値は必ずあると思う。 自分も去年の12月ぐらいからずーっとニューバランスのミニマスMT10を履いているけど、トレラン含めて殆どのトレーニングはこれで済ましてしまってる。特にそこまでハイペースで走らないのんびりランナーだからだろうけど、2年ほど前に苦しめられた膝痛等も全く発生せず気持よく走れている。ソールもほとんど減らないので経済的なことこの上ない。ほんと、このシューズに出会えてよかった。 で、本書のテーマ「人間は走るために生まれてきた」の解説がストーリー仕立てになっていて面白い。ホントこの本を読むと問答無用で何も考えずに、走り出したくなる。もう、トレーニング効率なんか考えずに自分の走りたいだけ走るという、最初の純粋な気持ちを呼び起こしてくれる。 自分はあまり根を詰めてトレーニングするタイプじゃないけれど、それでいんだろうなと思う。特に山を走るのがどうしようもなく好きなので、フルマラソンのタイムにあまり拘泥せずに、自分の好きなペースで好きな場所を長く走り続けたいと思えた。

    1
    投稿日: 2012.09.13
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    出た当初とても面白いと聞いたので、練習に煮詰まったら読もうと思ってました。面白いし、走る意義が再確認出来て良かったけど、アメリカンな文体が好きじゃ無いので1つ減点。ただし、28章だけは星5つ。一読の価値あり。

    0
    投稿日: 2012.09.12
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    人間より速く走る動物はいくらでもいるけど、人間より長い距離を休まずに走れる動物はいない。かつて走ることは人間が「生き残る」ために必要な能力であったのだ。だから誰でも走ることができる。走れないのではなく走らないだけ。 本能のままに走ることは気持ちのいいこと。健康のためとかそんなんじゃなくて、「走るために生まれてきた」くらいに思って走ることを楽しもう!

    0
    投稿日: 2012.09.09
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    ランニング関係の本やら雑誌やらを見ていると、「ベアフット(裸足)ラン」というコンセプトをよく眼にする。 どうやら元ネタはこの本で、メキシコ奥地の「走る民族」とアメリカ・ウルトラマラソンランナーとの邂逅を題材にしながら、ヒューマンネイチャーとしてのランニングを提唱している。アメリカでバカ売れして日本でも影響される人続出!という感じらしい。 読んでみると、裸足で走るかどうかはともかく、猛烈に走りたくなる読後感をもたらしてくれる。 こないだ読み終わったタイミングで走りにいって、あまりの気持ちよさに独りエヘエヘ笑いながら走り、オーバーペースで死ぬ程バテた。という事件があった。

    1
    投稿日: 2012.09.09
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    人の最大の特徴は走ることだったんだ。 私たちの祖先がいかにして地球上で生き残ってきたかを確認させられた。

    0
    投稿日: 2012.08.23
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    興味深くはある しかし、翻訳が悪いのか分からないが読みたくなる文章ではなく、つまらなく感じた 読ませる言葉としては、日本語がいまいちだと思った

    0
    投稿日: 2012.08.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    誰か言ってたけど、僕もこの本を読んだら走りたくなりました 人間は走るために進化し、長く走れたから他の動物より進化できた。瞬発力では動物に敵わないが、長く走るのは人間が一番優れてます。動物は1歩に1呼吸しかできないが、人間は2呼吸も3呼吸もできます。また、毛がないので汗をかくことで体温を調整できるので、暑いなか何十キロも走ることができます。 ホモサピエンスが誕生したのは200万年前、矢じりを作れるようになったのは20万年前なので、その間はどうやって狩りをしてたかというと、長い距離走って、動物を疲れさせて狩りをしてたようです。走れたから生き残れたし、進化できたということです。 マラソンの年代別タイムは27歳ぐらいでピークをむかえ、その後段々落ちてくるけど、65歳になっても19歳の時のタイムと変わらないようです。他にどなんスポーツがこれほど長く続けることが出来きるででしょうか。 人間は長く走るために生まれてきた

    0
    投稿日: 2012.08.19
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    同僚に貸してもらって読んだんだが、最初は全く感情移入できず…いったいこの本はどういう方向に行きたいのだろうか?どういうコンセプトなんだろうか?というところから疑問は始まったんだけど、斜め読みをしている過程で、多分これは、走ることに生きがいを感じている人にしか刺さらない本なんだろうなぁということに気づきました。僕はそうでなかったということです。すみません。

    1
    投稿日: 2012.08.16
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    ウルトラマラソンに挑戦するタラウマラ族とスーパーアスリート達。 超人たちの世界。自分もマラソンレースたまに出るけど、彼らの境地に 達することは一生ないだろう。

    0
    投稿日: 2012.08.15
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    【走りたくなる本!】 メキシコに住む、タラウマラ族という民族は、偉大な長距離ランナーである。どれくらい偉大かと言うと、彼らは狩りのために鹿を追っかけるのだが、足の蹄がはげて疲労困憊で死んでしまうくらい、走れるという例が挙がっていた。実際、読んでいると走りたくなるのであるが、文章の質的に途中でめんどくさくなり、断念。最後まで読んでいないのでこの点数。 ただ、なんども言いますが、走りたくなることはまちがいなしです!

    1
    投稿日: 2012.07.17
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    タラウマラ族のチャンピオンは丸二日に及ぶレースで700km走った・・・そんな話から始まる本。なぜ人はそんなにも長い距離を走れるのか。 読み終わったら100kmくらい走りに行きたくなる本。そんなに走れないけど笑 ところで ・95ドル以上のシューズを履くランナーは、40ドル未満のランナーと比べて、けがをする確率は二倍 ・ストレッチをするランナーは、けがをする確率が33%高い とかいくつか気になる研究が紹介されていた。これが正しければ、ぺらぺらの安いシューズを履いて準備体操をせず走り出すのがいいことになるなぁ

    1
    投稿日: 2012.06.17
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    これは衝撃的な本だった。「走る」という行為が人間にとっていかに本質的な行為であるかがわかる。伝説のトレイルランナーたちが集う幻のようなレースの描写もミステリアスかつスペクタキュラーでワクワクさせてくれる。内容は極めて科学的でありながら、かたやミステリー小説のようでもあり、何層にも楽しめる本だ。おすすめ。

    0
    投稿日: 2012.06.14
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    「走りかた」ではなく、「走ること」そのものの意味を問うノンフィクション。 人間は走ることなくしては生存できなかった。そのルーツにまで遡る。

    0
    投稿日: 2012.06.13
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    危険な魅力を秘めた一冊。学生時代ならサンダル買ってたかも^^20頁程読んで思わずググった。「メキシコ山間僻地に隠れ住む”走る民族”だって!」ところが何と実在するらしい。手製のゴムサンダルを履いて笑みを浮かべながら100マイルを風の様に駆け抜ける。オリンピックの金メダルを頂点とする現代マラソンがスポーツ科学の結晶なら、本書で語られるウルトラマラソンはまだ神世の時代。クライマックスはメキシコの荒涼たる山岳地帯で繰り広げられる”走る民族” vsアメリカの生んだ超人奇人、伝説のランナー達との激闘。走る『餓狼伝』。 BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族” >> 旅本第五便。『私がこの作品でもっとも注目したのは、ウルトラトレイルレースは「旅」であるということだ。ランナーは、大きな山をいくつも越えながら...』(解説より引用)  2012年06月12日 http://www.youtube.com/watch?v=V1_skEGdk_I http://www.youtube.com/watch?v=FnwIKZhrdt4 http://www.youtube.com/watch?v=YIyEvomUz14&feature=related

    0
    投稿日: 2012.06.12
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    最高に興奮する本。 読んでる途中から走りたくなる。 NIKEFREEを買って3日坊主くらいはできた。 残念なのは本に出てくるカバーヨ・ブランコが亡くなった事。

    0
    投稿日: 2012.06.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今やランニングを趣味としている人のバイブルとも言える著書.気違いじみた過酷なウルトラマラソンを走る人々や走る種族タラウマラ族とのレース.原始時代から人類は走ることで生き延びてきたと言う説.明日からも走る気にさせてくれる一冊.

    0
    投稿日: 2012.05.27
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    表紙とタイトルに惹かれて読んだ。自分も走るので面白く読めた。多少読みづらいとは思うが物語に引き込まれていく。そして、やっぱり走りたくなる。もちろん、安いシューズでね。

    0
    投稿日: 2012.05.09
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    ベアフットランニングの指南本かな?くらいにしか思っていなかったけれど、実際は冒険小説のような高揚感と知的興奮を同時に味わえる、稀有な一冊だった。何よりも、登場するウルトラランナーたちが皆最高にクレイジーで、魅力的で、走ることを愛していて、その描写を読んでいるだけで、走ることが大嫌いな私でさえ、走りたくなってくる。

    0
    投稿日: 2012.05.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    “♪I was born to fall in love. You know we’re all alone.” By B’z “Alone” 僕らはなんのために生まれてきたんだろう?人を愛するため?この本を読むとそうじゃない、僕らは走るために生まれてきたんだ。 人間はそもそも進化の過程で走ることが重要な遺伝子として受け継がれてきたのではないか。この本では人間はほ乳類として唯一発汗できると述べており、対する動物は呼吸でしか発汗できない。ネアンデルタール人がまだいた頃、動物を狩るために人間は持久力で動物をとことん追い込んでいったということが書かれており、まさに驚きである。 またp344に19歳を振り出しとし、ランナーは毎年早くなる。そして27歳前後でピークを迎え、その後19歳の時と同じスピードに戻るのは何歳か?普通に考えたら40前かなと思うのだが、答えは64歳。19歳と64歳が互角に戦える競技が他にあるか?ランニング以外に。でも僕はそれがよくわかる。トライアスロンを今年で10年継続しているのだが、20代前半の頃はなぜ40、50代のおじ様に負けるのか理解できなかった。でもこの本を読んで理解できた。トレーニングは継続すれば、衰えるどころかむしろ強さとなって現れるのだ。 走る民族、タラウマラ族との壮絶なるウルトラマラソン大会。読んでいて飽きるどころか、どんどん惹きこまれる。一方で走ることの常識を覆させられた。例えば、食事(注1)。肉中心でおなかいっぱい食事をとるのではなく、とうもろこし由来のピノーレ(注2)などを摂取することで少ない量で一般的な食事よりもたんぱく質、カルシウム摂取量は断然多い。 そのほかにもベアフットラン。つまり裸足でランニングすることだ。ナイキやアシックスが高価な靴を製造しているが、高価な靴を履けば履くほど怪我をする確率があがるという皮肉。 この本を読んで、栄養面と走るフォームを改造することに決めた。僕は今年のアイアンマンでフルマラソン4時間を目標にしている。180キロ自転車乗った後の4時間でっせ。なんとなくこの本読めば達成できそうな気がする。その気持ちがあればできるぞ、ole(オレ)! そして最後に走るのが好きなあなた、嫌いなあなたにこの本から衝撃の一言。「人間は年をとるから走るのをやめるのではない、走るのをやめるから年をとるのだ。」 参考までに 注1タラウマラ族の食事について興味のある方のために: http://www.ajcn.org/content/32/4/905.full.pdf 注2タラウマラ族の食事一例:ピノーレの作り方: http://blogs.cybersym.com/ultrarunning/72-nutrition/136-pinole-eat-like-a-tarahumara-runner.html

    0
    投稿日: 2012.05.02
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    走ることを楽しみ人生を楽しむ。そのエッセンスが詰まっている本。人類の歴史、発展から走るメカニズム、タラウマラ族への文化人類学的な考察など非常に面白い。そして登場人物の破天荒なこと!魅力的な愛すべき人達。本当にこの人達が友人だったら、ちょっとたまらないかもしれないと思った。 とにかく読み終わった今は、走りたくなった。

    0
    投稿日: 2012.04.28
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    アメリカっぽい修辞表現が多く読みづらすぎる。非常に面白い内容が3つくらい書かれているが全編読む必要はない。

    0
    投稿日: 2012.04.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これを読んだら走りたくなる。 世界最強のウルトラランナーを捜すアメリカのジャーナリストのミステリーツアーをウルトラマラソンの歴史と蘊蓄を絡めながら展開する。タラウマラ族とのレースで最後まで盛り上げて終るノンフィクションにしては面白すぎる本。

    1
    投稿日: 2012.04.21
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    この本に登場する人物は皆魅力的だ。本当にそんな人いるの?と思うような超人(変人?)ばかり。走る事が好きな自分にはこの本のテーマ(いわゆる究極のランニング)はもすごく興味深く、わくわくしながら読む事ができた。しばらく私のランニング生活にもかなりの影響を与える事でしょう・・・。色々と心に残るストーリーで、書かれている内容としては星5つなのだが、文章が難解。地名、人の名前(しかもスペイン語)、日本語訳など、ちょっと我慢しながら読まなければならなかったのが残念。 ちょうどこの本を読み終わるころ、キーパーソンであるカバーヨ・ブランコが亡くなっていた事を知った。それもつい最近。たぶんこの本を読み始めたころだ。本の中で彼が自分の人生を語るシーンがある。真相は分からないが、彼は自分の描いていた通りの最後を迎えたのかもしれないなと思った。 ”カバーヨの言い方には、メロドラマめいたところも自己憐憫もなかった。あるのはただ、自分の選んだ人生ではいつか、最後の失踪が必要になるという認識だった。「だからみんなとまた会えるかもしれないし」ティタが明かりを消してわれわれをベッドに追い立てはじめると、カバーヨはそう締めくくった。「会えないかもしれない」”

    0
    投稿日: 2012.04.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    かなり面白かった。クッション性の高いランニングシューズが、逆に足や膝に負担をかける、という話はかなり興味深い。勝負所で靴を脱ぎ、裸足になって駆けたことを思い出す。自分も原始人間のように、走り続けられる人間になりたいと思ってきた!

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    投稿日: 2012.04.10
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    人は長く走るように進化した、というのが、科学的ではあるけれど、とても詩的なので好きです。 さっそくvibram fivefingersを買って、毎日runしてます。 走ることは老若男女を超えて、エンジョイされています。ある人は50をこえても自己ベストを超えることもできる、特異なスポーツです。 この本は走るのがさらに好きになり、走る本能を刺激してくれます。 良書です。

    0
    投稿日: 2012.03.28
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    この本によると人は走ることに特化した動物だそうだ。 人は誰でも走ることで満足感を得るらしい。 これを専門用語でランナーズハイという。

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    投稿日: 2012.03.27
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    内容は斬新で面白かったけど、人名とか地名がなかなか覚えられなくて、読みながらなんども目蓋が重くなって…。

    0
    投稿日: 2012.03.22
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    ――――――――――――――――――――――――――――――○ もっともタフな男たちがもっとも優しい。酷使された脚がいちばん元気で、もっとも健康な人々がもっとも粗末な食事をし、無学な民族が誰よりも賢く、もっとも勤勉な男たちがいちばん楽しんでいる……。26 ――――――――――――――――――――――――――――――○ 人間の耐久力におけるつぎの大きな飛躍は、できれば足を踏み入れたくないある次元から訪れる。それは性格だ。130 ――――――――――――――――――――――――――――――○ 芯まで腐っている。あまりに人工的でがめつい、とヴィヒルは思っていた。ものを手に入れること、それもいますぐ手に入れることに執着しすぎている。(…)ビジネス、したたかな損得の世界だ。走ることが嫌いな人が多いのも不思議ではない。単なる目的のための手段――もっと速く、もっと細く、もっと裕福になるための投資――だと思うなら、犠牲に見合った見返りが得られなくても走りつづける理由がどこにある?132 ――――――――――――――――――――――――――――――○

    0
    投稿日: 2012.03.21
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    すっごく面白かった。今年の目標で1,00km走ろうなどと目論んでいる今では「人は走るために生まれた」というのは実感として納得できるものである。 ・人は年をとって走れなくなるのではない、走らなくなるから年をとるのだ。 ・人間は持久狩猟のための進化(二足歩行、頭部巨大化、体毛なし)をした。  これらは全て走るための体なのだ。 ・踵のクッションシューズは、ストライドを広げ踵から着地する走法を推進し、足の故障の原因となっている。人間は靴なしで走るようにできているのに。 はほんとうに体感・実感として体が納得する内容であった。 この本読んでから「踵から地面につくストライド走法」をやめて「つま先からつくピッチ走法」に変えた。半年たつが故障しなくなったかも。(右ひざをひねると少し痛いのはずっと変わらず、、、なのだけれど)

    0
    投稿日: 2012.03.18
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    ランニングはむしろ苦手だけど、読んで走りたくなる本。 そして山に、旅に、行きたくなった! 「人間は長く走るために進化したんだ」 現代人に響く言葉。

    0
    投稿日: 2012.03.13
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    人間の足の構造は本来走る為にできているそうです。 衝撃を吸収するような高機能の厚底靴を履く事で本来の足の構造を正常に動かす為の筋肉を退化させ、ねじれなどが生じる事によって、膝や腰にトラブルが生じているというのです。 走る様にできているというのも、チーターなどの様に短距離ではなく、 長い距離を走れる様に最適な体に進化したのです。 外国人の名前が沢山出てくるので私には読みづらい文章ではありましたが、 走るという事が自然だと信じることができるという点では大きな収穫でした。 人間は走る事によって健康になり、社会もよくなるんだと思います。 本来の人間の機能として長い距離を走れる様になる為には、 一定のペースでタイムを気にしながら走る必要も結局はなさそうです。 自分の体の調子は自分自身の頭が一番よくわかっているし、 無理さえしなければいいのです。 そして地面の起伏に応じて走るペースや走り方を柔軟に変えればいいのです。

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    投稿日: 2012.02.20
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    読んだあとに猛烈に走りたくなる本。ランニングをしている人は必読かも。 走る民族タラウマラ族とトップランナーたちのウルトラレースの話や、ランニングで足を負傷した著者がその原因を知るにいたる経緯、あるいはもっと壮大に人類が進歩した真の理由まで、ランニングにまつわる幅広いテーマを扱っています。 そのどれもが興味深いのですが、やや話を広げすぎてまとまりがない印象になっている部分もあると思います。一番面白いのはなんといってもウルトラレースのくだりなので、この部分を中心にして、残りを挿話的に扱えばもっと完成度が高くなったのに、とそこだけが残念です。 本書の主張が正しいのかどうか分かりません(少なくとも科学上主流ではないと思います)が、読んだあとランニングに行きたくなるという意味では優れた「実用本」と言えるかもしれません。

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    投稿日: 2012.02.19
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    通常ランニング専門店にいくと、フルマラソンを5時間以内で完走できる・サブ5に届くまでは、いわゆる初心者用のクッションたっぷりのシューズを問答無用で勧められ、無理して底の薄いシューズを購入しようとすると、背伸びはしないようにと、やんわり止められたりします。 でも、やっぱり違和感があるので、違ったシューズを試してみると、最初は長い距離は走れないのですが、だんだん慣れてきて、なんとなく違った筋肉が覚醒されるようで、これは根本的に何かが違うと思い、いろいろと調べていくと、走法にいろいろと違いがあることまで辿りつきました。行き着く人は本当に裸足で走るところまでいくようです。人間の原点に回帰するようなこの動きは、ひとつの大きな問いを投げかけます。 ランニング・シューズを履いて走ることは、体にいいことなんだろうか? 本書は以下のようなポイントで書き綴られていきます。 ・痛ましい真実その1:最高のシューズは最悪である ・痛ましい真実その2:足はこき使われるのが好き ・最後の痛ましい真実:人間は靴なしで走るようにできている まさにこの本が究極の答えになるだろうと、期待して読み続けていくと若干肩透かしにあいます。本書の大半はウルトラランナーと呼ばれる、フルマラソンを超えた長距離を走る競技者のライフスタイルとその奮闘記が永遠と書き綴られていきます。 パタパタと読み飛ばしていくと、以下の2つの章はかなり興味深いものでした。 ・25章のナイキのマーケテイング戦略 ・28章の走るために進化してきた人間の生い立ち ナイキがクッションたっぷりのシューズを市場に紹介するのと同時期に、ランナーの間で故障が多くなったこと、そして自然界では必ずしも必要のない機能「長距離を走ること」を人間がどのように取得するにいたったのかという過程は非常に興味深いものでした。個人的には、こちらの方の話を膨らませてもらったほうがよかったのにと思ってしまいます・・ 私ですか? 裸足に近いシューズで走ることに結構なれてきました。最初は10分も走ると痛みを感じていたのですが、最近は一時間程度であれば問題なく走れるようになってきました。それに不思議と足の突っ張った感じは、サポートの多いシューズを履いて走ったときより少ない感じがしています。それに全身が覚醒するようで、とても気に気に入っています。

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    投稿日: 2012.01.28
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    三回目の読了。 一回目は図書館で借りて読んだ。序盤は、話の展開やカタカナの人名が頭に入らず、読みにくかったが、返却日時に追われて何とか読み進めた。中盤以降、ドンドン惹き込まれ、読み終えるのが惜しい気持ちで読み終えた。 翌日の朝が来て、走れるのが待ち遠しく感じた。 二回目は、友人に借りて読んだ。一回目の読後感を思い出しワクワクしながら一気に読んだ。 三回目、どうしても読みたくなり、ついに購入した。 四回目は、原語版を読みたいと思っている。

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    投稿日: 2012.01.23
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    評判のランニング本。本との相性の問題か、読みづらい章が多く、走るようには読み進めなかった。しかしながら、ベアフットランニングに興味津々となるし、走る事の意味を進化論から展開した説や予防医学的見地からのランニング論とかは、真偽は別として本当に面白い!実在するウルトラランナーの話は映像の方がきっと面白いんだろうな。走りたくなる本であることは間違いなし。

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    投稿日: 2012.01.18
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    翻訳本が苦手なので人名や地名がまどろこしくて読みにくかった。ストーリーもやや複雑。 ただ、これを読むと単純に走ることは素晴らしい!明日から走ろう!という気持ちにさせてくれる。 知人のランナー達はみんな絶賛している本。

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    投稿日: 2012.01.12
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    脚の故障に悩む著者が走ることを追い求めて行き着いた先は、謎のベールに包まれた、走る民・タラウマラ族。彼らの生活に触れ、膨れ上がった情熱は次第に、ウルトラマラソンへと向かう。 ランニングシューズの歴史や治療過程のやりとりなども絡めて展開する「走る」ことへのあくなき追求が伝わってくる。また、過酷を極めるはずのウルトラレースの舞台は、不思議なくらい美しい。活字を読んでいるはずが、絶景に挑んでいるかのような感覚に陥る。 ランナー達の息遣い、ドリンクを飲む音。それらがすぐ近くに聞こえてくる。 豆類を中心とした食事はどれも食欲を掻き立てられるほどだ。 読後は、確かに思いきり体を動かしたくなる。

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    投稿日: 2011.12.29
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    百マイルを疾走するウルトラランナーたちと、幻の「走る民族」タラウマラ族。両者が競う夢のレースを主軸に、さまざまなエピソードを交えて走ることの意味を探る。 なかでも印象的なのは、人類学の話だ。人はなぜ木から下りたのか。なぜ直立し、二足歩行を始めたのか。なぜ体表が毛皮で覆われていないのか。 それは、走るため。他の種に距離で走り勝つため。なんと人間は、動物が疲れて動けなくなるまで追い続けることができるのだ。この持久狩猟によって十分なタンパク質を得られるようになった人間の脳は、急速に進化していく。 そう、人間は走るために生まれた。走るために進化し、走ることで進化したのだ。 壮大にして衝撃的。この体は、走るためにできているのだ。走らなければ! 衝動に突き動かされ、読後すぐ走る。まあ銀行(ウチから2百メートルくらい)に行って帰ってきただけなのだが、それでも驚異的な出来事だ。中学以来、筋金入りのランニング嫌いなのだから。 読む前の私と今の私は、まぎれもなく別人だ。   ランニングマン説は、人類学の世界ではまだ異端であるらしい。だがシンプルかつ魅力的。いろいろと考えさせられた。本書の内容には直接関係はないのだが、たとえばトーテムについて、縄文人の交易範囲について、トレーサーという特殊技能について、など。今は異端でも、いずれ定説になるだろう。そのとき世界のランナー人口は、爆発的に増えるだろう…と思う。

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    投稿日: 2011.12.28
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    裸足だと走り方が変わり怪我をしにくくなるという内容が興味深い。www.caballoblanco.comカバーヨ・ブランコのサイト

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    投稿日: 2011.12.17
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    面白いノンフィクション本だった。同じような本は、今までに読んだことがない。 こんなに人間の魂を揺さぶって、行動(走ること)を起こしたくてウズウズさせちゃう本ってなかなか無い。 青と黄の対比が映える装丁も、帯の文句も最高。

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    投稿日: 2011.12.13
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    今まで考えた事もなかったぞ!踵の厚い靴が足に悪いとは。 人は食べるために走り、食べられないように走った。 「ゆっくり走る方法はもうわかっている」「肝心なのは速く走ることだと思った」エミール・ザトペック 「死んだときに葬儀屋にも悲しまれるような生き方をしよう」マーク・トウェイン テープを胸で切るのではなく、恥ずかしそうにくぐった 楽に、軽く、スムーズに、速く まさに極度の疲労と苦痛を超えたところで、自分にあるとは夢にも思わなかった安らぎと力がふんだんに見つかるのかもしれない。障害を突き抜けない限り、強さの源が活かされることはない。 ウルトラランナーが手に出来る最新鋭の武器>疲労から逃れようとするのではなく、しっかり抱きしめることだ。疲労を手放してはならない。相手をよく知れば、怖くはなくなる。 「なあ、こうなるはずだっていうんなら、ほんとにそうか確かめようじゃないか」 「あらゆる大義は運動としてはじまり、事業となり、詐欺に転じる」エリック・ホッファー 野生のゼラニウム そこにないはずのものは何か? 推論的狩猟 レクリエーションには理由がある 人は年をとるから走るのをやめるのではない。走るのをやめるから年をとるのだ。 この地球にわれわれは無重力空間を現出させたのだ。身体が果たすべき仕事を奪い、その代償を払っている。 人が競争をするのは相手を打ちのめすためというわけではない。いっしょにすごすためだ。 理由もないのに良い行動をしている。 ウルトラというのは飲み食いコンテストに、少々運動と景色を添えたものよ

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    投稿日: 2011.12.09
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    走ることによって人間が進化してきたことがわかる。その意味でBORN TO RUN。身体性を失わずに生きている人々の存在は神々しい。地名、人名、複数のストーリーの道筋がグチャグチャになって、どうにも読みにくかったのが残念。

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    投稿日: 2011.12.02
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    最高のランニング本の一冊と断言できる。 ーメキシコ奥地の部族とアメリカンランナーのレース ーカバーヨのレース開催の経緯 ー著者が足の痛みから解放される話 ー裸足で走る事で痛みから解放される ーネアンデルタール人は走って狩りをしていた仮説。動物は呼吸が足の運びとシンクロし、体温調節が苦手 ー疲れ、痛みを受け入れる事で恐怖が無くなる ー人間は走る事で生きる事が出来る 走ることの喜びが溢れている。僕もそんな領域の入口にいるような気がする。 残念なのは翻訳本なので、どうしても読みにくさを感じる部分があった。

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    投稿日: 2011.11.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    走る民族、タラウマラ族。そもそも人間は走るために生まれてきた。高価なランニングシューズは足を故障させる。裸足が一番。ひたすら走りたい思いに駆られた。来年(2012)はハーフ1時間50分を目指す。

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    投稿日: 2011.10.14
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    人間の体は長く走るために作られていた! 目からウロコがポロポロ!感動で鳥肌がゾワゾワ! 読むと走り出したくなる1冊!

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    投稿日: 2011.10.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久々に最高に面白い読み物でした。最後の奇跡のレースに向かって414ページあっという間でした。 人の骨格は長距離走者にして最高の狩人に適したものであり、走るために進化したという説は非常に新鮮。 走りたくてうずうずしました。 また、走ろ。

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    投稿日: 2011.10.08
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    気持ちのイイ読み物だ! 走るために生まれたという人間の進化論が、大変興味深い内容で、読後に思わず周りの知人らに話さずにはいられなくて(笑) さあ、ランニングを続けていくよ、ただし靴はちゃんと履いて。

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    投稿日: 2011.10.01
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    読み終わった後は、本当に走りたくなる一冊。 なぜ、人間は走ると気持ちに良いのか? 怪我の原因はクッション製に優れたシューズのせい? などランナーにとっては目からうろこの新事実が書かれてあるのも面白い。 これを読んで、ベアフットランニングとトレイルランにハマル人は多そう。 ただ拙い和訳(直訳のオンパレード!)と急に話が飛ぶのでストーリー軸を混乱してしまうのがマイナス点。

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    投稿日: 2011.09.28
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    なんだ、これ?奇妙に引き込まれる~ 一冊の本としては、かなり未完成な感じ、説明なしに話題が飛んだりして戸惑うことも度々。だけど、読むと走り出したくなる本。走ることは楽しい、隣りのランナーはライバルではなく仲間なんだ、なんて思えてくる。 あと、人の足は200万年かけて不整地を裸足で走るように形作られてきた。靴を履くようにはできていない。ましてや、ランニングシューズを履いて踵を叩きつけることに最適化されてるはずもない。踵を叩きつけるー足を前に振り出す走り方はランニングシューズが創り出したものだし、それは、足の仕組みと適合したものではない。なんてことを述べているのかな、とりあえず沢登り用のシューズ(底が薄くて柔らかいやつ)でも買って街に出るかな。

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    投稿日: 2011.09.14
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    読了後はめちゃめちゃ走りたくなる本。最初のうちはちょっと流れが単調に思えたけど、最後の方のレースの話ではどういう結末を迎えるのかワクワクして読めた。

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    投稿日: 2011.09.12
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    人類は走ることで進化してきたことが分かる本。最新のハイテクスニーカーは本当は必要ないんだよね。ある民族の方々が教えてくれた。

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    投稿日: 2011.09.01
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    本書の最大の欠点は、脈絡のない話を目次なしで羅列していること。 ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”というサブタイトルがついていて、ウルトラトレイルランナーとメキシコのタラウマラ族のレースがクライマックスなのだが、筆者とタラウラマ族との出会い、ランニングシューズの悪影響や人類の長距離ランニングでの優位性、ウルトラランナー達の人生、等が挿入されて話の着地点が見えない。最後のレースについては、筆者が飽きてきたのか、こちらが飽きたのか、途中の展開程の感動なく終わる。 翻訳時にもうすこし何とかならなかったのか、挿入されている話が面白いだけに、惜しまれる。 ところで全身の汗で体温を下げるのは人間の際立った長所とされているが、馬も汗をかくので何だかヘン。 読み物ではなく科学書と捉えるなら内容の検証が必要な気がする。

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    投稿日: 2011.08.17
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    ジョギング好き・ハイキング好きの知人の某ガイジンと話してて興味を持った。2010年出版のドキュメンタリー。読み物としてかなり面白く物語にぐいぐい引き込まれていく。ランニングのモチベーションをあげるのに良いかも。トレイルの走り方に関しては面白いが、反面ロードでの走りについてはあまり参考にならない気がする。人間は誰もが長距離を走るために生まれた。人間の他の動物とは異なる身体の仕組み、先史時代の人類観を覆す目から鱗な仮説と検証。あと登場する実在のウルトラランナー、スコット・ジェレクがかっこいい

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    投稿日: 2011.08.08
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    ノンフィクションとは思えない展開なのに、全部ほんとにあった事。100kmとかそれ以上走る人は、どこかふつうじゃないと思っていたけれど、やはりいかれた奴らばかりが登場。ウルトラとまではいかなくても、笑いながら、叫びながら山の中を走りたくなる一冊。走るのが好きな人、必読です。タラウマラ族 for ever !

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    投稿日: 2011.07.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    友人に勧められ、且つ表紙のイメージも良かったので思わず書店で購入してしまった。人間がここまで生き延びてこられたのは走るという能力のおかげ。 最近の高機能シューズは企業のマーケティングの産物だけれども、実は裸足がもっと小体に負担が無いということ。 そして、ウルトラマラソンに挑む様々な人々の熱い戦い。 結構厚い本ですが、一気に読み終えました。 最近、走っていないなー 深く反省

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    投稿日: 2011.07.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    スコット・ジュレクというウルトラトレイルランナーが強烈にかっこよかった。 優勝したレース後も傍らにテントを張り、翌朝の最後のランナーにまで声援を送るらしい。 また、ウリケの村までの道中に、何度も最もペースの遅い著者と一緒に走っている。 アメリカ人とタラウマラ族による数十人の即席レースでは、終盤に3位だった彼が2位のタラウマラ族のシルビーノに追いついたとき、「こいよ」と背中をたたき鼓舞している。 結局2位に終わるが、1位になったタラウマラ族のアルヌルフォに一礼して、賞賛の意を表現している。 巻末のウルトラランナー鏑木毅氏の解説には、出場して戦ったレースで、スコットは棄権したが後続の自分に日本語で応援してくれたことを、忘れられない思い出として記している。 著者の分析によればスコットは、競争することは相手を打ちのめすことでなく一緒に過ごすためである、と理解しているらしい。 まだランニングが得意でなかった頃、彼にとって走ることの喜びは、友人らの仲間に加わる喜びに他ならなかったという。 登場人物の全てが変人ばかりで、エネルギーに満ちあふれていて最高に面白かった。 「裸足で歩く者は、地面について、地面と自分との関係について絶えず情報を受け取る。一方、靴を履いた足は変わらぬ環境のなかで眠るばかりだ」(p253)の言葉には、目から鱗が落ちた気分。

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    投稿日: 2011.07.02
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    衝撃的だった。「読むと走りたくなる」というより「走らねばならなくなる」といった気持ちにさせられる。ランニングは個人競技ばかりだと思っていたが、あまりにも人間的なスポーツであることに驚いた。

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    投稿日: 2011.06.29
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    トレイルランニングや長距離ランニングの魅力を綴った本。 作り話のような感じを受けますが、実話です。 膝の故障を抱えているランナーは、必見?!だと思います。 前半は難読ではあるけれど、後半はトレイルランニング(未舗装部のランニング等)レースの展開が分かりやすく、静かに熱く書かれています。 昨年から裸足感覚ランニングがもてはやされていますが、 そのベースになった、ビブラム製「ファイブフィンガーズ」というシューズ があり、本に登場するテッドさんによって楽しく履ける感じを受けます。

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    投稿日: 2011.06.21
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    僕は走るのが嫌という理由で、高校時代に運動部に入らなかった。 しかし、今、誰に迫られることなく走っている。楽しいからだ。 きっかけは、裸足という芸術品のごとく美しい武器を持っていることに気付いたことだ。 この本を読んでいると、どんどん自分が強く、速く、気高く、逞しくなっていくように感じられる。 なんか自己啓発本みたいだな。気持ち悪い。全然そんなんじゃないのに。 荒木飛呂彦のスティール・ボール・ランさながらの魅力的な登場人物達、挟み込まれる回想録、ひとつのレースがひとつのドラマとなる、その読み応え! しかもそれはノンフィクションなのである。 このYouTube時代に彼らは生きていて、その姿を見ることができるのだ。 そして、彼らはきっと今も地球のどこかを走っている。それを考えただけでゾクゾクする! ああ!今すぐ走ってこよう!

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    投稿日: 2011.06.10
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    【60】 メキシコの秘境に暮らす人類最強の“走る民族”タマウマラ族の話。走ることのメカニズムと現代科学の嘘の話。そして、カバーヨが企画したタマウマラ族とウルトラランナーのレースの話が融合しながら進む。 人間が立ち上がったのは「長く走るため」だという説。 走ることは生きること。 ナイキが作り出したクッション性の高いシューズがランナーの怪我の遠因で、それがナイキフリー開発のキッカケになっていたという事実。 最近オッシュマンズで目にしたベアフットランやヘンテコなシューズはここから生まれてたのか!と納得。 これを読むと走り出したくなります。 2011.6.25読了

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    投稿日: 2011.06.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    色々な読み方ができる本だ。物語として面白いし、走ることについて学べる。 タラウマラ族はサンダルで山道を走る。高性能シューズは走るのに邪魔なのらしい。高価であればあるほど怪我が増えるという。 魅力的な登場人物がたくさんでてきて、それがラストでひとつのレースのために集結し、力を尽くして競う。その姿はジョジョオタの俺にとってスティールボールランレースを連想せずにいられなかった。そりゃサンドマン早いわ。人間は持続して走ることに関しては動物の中でも随一の能力を持っているのだと言う。 俺はこの本を読んでからというもの、毎日かかさず裸足で近所を走っている。はたから見れば完全に変態かもしれない。でもいいのだ。裸足で走ると気持ちいいよ。

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    投稿日: 2011.06.04
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    面白かった!ランニングの理論とかむずかしい話も多いけど、そういうところは読み飛ばしても、少しでも走ることに興味があるなら十分に楽しめる内容。タラウマラ族△! この本読んで、トレラン始めました。

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    投稿日: 2011.05.30
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    当たり前だと思っていた、ランニング中に踵から着地するということが、実はハイテクシューズのおかげで可能になっていたということを知り、裸足で走ってみたくなる本。最近よく聞くベアフットランニングなるものを始めてみたくなる。

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    投稿日: 2011.05.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人はなぜ走るのか?の疑問に迫る内容。 クッション性の高い靴が出てきて怪我する率が高くなったって衝撃的かも。 人間の体にはセンサーがあって、テクノロジーの進化がそれを覆ってしまうことがあるということ。 まず、継続して走ろうと思います。。

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    投稿日: 2011.05.22
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    言葉にならない。久しぶりに、すぐにもう一度読みたいと思った本。できればいつか原著を。 ノンフィクションでこんなにもドキドキして、一緒になってワクワクするなんて、すごい。電車内とか関係なく、笑って、泣いた。 ずっとトレイルやりたいと思っていた背中を押してくれた。やろう。あと、影響を受けそうなのは食生活。日本人にはタラウマラ式とは違った、我々にとって最適な食事があるはずだ。飛脚も籠も、昔は何里も走っていた。調べてみたい。

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    投稿日: 2011.05.20
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    ランニングシューズが疲労や怪我のリスクを低減するデータ・証拠は何一つないという、僕にとって衝撃的な本。

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    投稿日: 2011.05.20
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    「走る」について書かれた本。読むと裸足で走りたくなる本。 長い距離を走ると、どんなに良い靴を履いても、大半の人が故障を抱える。一方、粗食とゴム草履で延々走り続ける部族がいる。 その違いを解き明かしながら、実は人体の進化は、長い距離を走るための進化だったのだと。

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    投稿日: 2011.05.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    他の方が仰っているように正直読みにくい。 前半から中盤にかけて 多くのランナー達のエピソードを過去と現在に行き来して紹介している本作。 その中で私が感じたのは、その場面展開が非常に解りにくい。 過去だと思っていたらいつの間にやら現在の話。 エピソードだけじゃなく、私もページ間を行きつ戻りつしていました。 しかし! この本の真骨頂は、中盤以降。 まさかこの本で、こんな話題に触れられるとは! はっきりいって大興奮! 満員電車の中で、思わず唸ってしまいました。 「走る」という行為が、地上で唯一無二の存在だったとは! 進化の目的が、「走る」事だったとは! 大興奮のまま読了。 Nikeさんの話題も豊富でとてもとても楽しく読ませてもらいました。

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    投稿日: 2011.04.14
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    正直、読みにくい。特に序盤。しかし、それを補って余りある内容。興奮すること間違いなし!タラウマラ族とウルトラランナーとの真剣勝負、ランニングシューズに対する誤解、人間の進化と走ること。 すぐに走り出したくなる内容。

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    投稿日: 2011.04.09
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    各所で「翻訳がちょっと直訳調で読みづらい」とのレビューがありますが、その通り少し前半部分は読み進めるのに難儀します。訳者の性格が出ているのでしょうか、実直に原文に忠実に訳しているのかもしれません。どうも英文のこの手の本て、やたらと比喩を使いたがるので直訳調だとどうしても読みづらいかもしれませんね。 ただ、後半に入ってカバーヨ・ブランコが登場して、それからハイテクなランニングシューズの弊害についての記述辺りから少し本の中に入っていけやすくなります。 そして、最後のレースのシーンではランニング好きであればすんなり読み進められると思います。 独特な訳文を除けば、読後感は爽快であります。

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    投稿日: 2011.03.31
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    この本を読む前から、会社内で「ベアフットを賞賛するグループが書いた本だ」といった話や引用だけが出回り、読むことや話題にすることはタブーといった空気が流れていてなかなか手にとることができませんでした。 読み出すとジャーナリストである著者の中立的/また1ランナーとしての視点での文章がとても読みやすく、非常におもしろかった。 人間という動物が二足で走ることにとても適した体型をしていることや、その歴史についてもとても興味深い。 ぜひ、会社の同僚にも読んでいただきたいし、読む前からの批評に左右されずに「ランニング」というスポーツを多角度から見ることによって広がる世界を感じてほしい、と心から思った。 自分もトレイルほどまではいかなくても、走り続けよう、走りたいと思ってしまいました。

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    投稿日: 2011.03.02
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    最高のハイテクランニングシューズが当たり前の最近。 なのに全ランナーの65%〜80%は足の故障を経験。 筆者はそれを履く事で故障しにくくなる事を確かな根拠で示した研究は何一つないという。むしろ履き古されたシューズの方が新品よりも足への衝撃が少ないとも。メキシコの麻薬戦争地帯に住む原住民タラウマラ族は手製のゴム草履で24時間渓谷を走って狩りをするという。けがとも無縁。それがなぜなのか。現代の私たちが何を失ったのか。何が間違っているのか。走る事の原点を求める旅が始まる。

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    投稿日: 2011.02.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ランナーのバイブルということで マラソン一年生の私も読んでみました。 訳があまり私に合わなくて とても読みにくかった~ 印象に残ったフレーズ 「人間が発明したのはなめらかな地面だ。」 「脚を動かせばいい。走るために生まれたと思わないとしたら、 あなたは歴史を否定しているだけではすまない。 あなたという人間を否定しているのです。」

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    投稿日: 2011.01.08
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    人間は走れるように進化してきたって話にびっくり! だってマラソンとか見てても苦しいばっかりでなんで走るんだろって思ってたから。 走ってみると快感がわかるのかしら?

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    投稿日: 2011.01.04
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    故障している時に出会った本ですが、走ることにキチンと向き合えられるスゴ本です!『BORN TO RUN』そう感じない訳にはいかない。走ると人生もっと楽しくなりまっせ。ゆくゆくは、トレイルに挑戦してみたくなりました。

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    投稿日: 2010.12.23
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    本人もウルトラランナーであるという著者が、伝説のランナーを数多く生み出している謎多きタラウマラ族を追い求め、ついにはタラウマラ族とよりすぐりのウルトラランナーの合同レースを行うというもの。 本の大半は、ナイキがランニングシューズを開発したことで、いかに多くの故障者が生み出されてしまったかということや、ベアフッドラン(裸足で走ること)の良さについて書かれている。 この本を通して、人間は本当に走るために生まれてきたのだということを感じた。そしてめちゃくちゃ走りたくなった。 読み終わったその日の夜に僕はランニングをしていました。

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    投稿日: 2010.11.30
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    翻訳本なのでやや読み辛く、ベアフットランを礼讃しすぎの感もある。でも、岩本能史さんの非常識マラソンメソッドと合わせて読むと、理解が進む気がする。

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    投稿日: 2010.11.21
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    人間は走るために生まれた。進化は人間を長距離を走ることに適合させてきた。従って、ソールの厚い靴より裸足の方がいい。など、考えさせられ、走ることにモチベーションを与えてくれる。ランナー必読。

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    投稿日: 2010.11.06
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    読書において最も心が満たされる瞬間はいつか。それはその本が自分に変化を与えるのが感じとれる時であると思う。 この本は、筆者が謎の人物カバーヨ・ブランコを探して、史上最高の「走る民族」タラウマラ族の秘密を探る話、進化を続けるランニングシューズの必要性に疑問を投げかけ、ヒトという種が走るために進化してきたという説を科学的見地から語る話、世界最速のウルトラランナーであるスコット・ジュレクを含む7人のランナーがメキシコの奥地に出向きタラウマラ族とドリームレースをする話の3つの話が絡み合って構成されている。 半ば悠長に思える前半を乗り越えて後半を一気に読み終えた時、あなたは走りたくてたまらなくなるだろう。 私の考える読書の楽しみがこの本にはたくさん詰まっている。

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    投稿日: 2010.10.19
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    人間にとって走るとは何か?という事について多面的に書かれた本。社会学や運動生理学、進化論からみた「走る」ことについての議論から、ウルトラランナー達の信じられないエピソード、そしてメキシコの奥地に住むタラウマラ族の不思議な魅力。ウルトラランナー達とタラウマラ族とのレースのシーンは感動的です。 やや読みづらい点もありますが、内容の面白さを損なう程では無いと思います。 すでに走っている人も、これから走ろうと思っている人も。是非読んでもらいたい本です。

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    投稿日: 2010.10.18
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    前評判に期待しすぎた感がありますが、思った内容とちょっと違ってました。とはいえ興味深い本でした。出てくる人たちってみんな実在なんだよな。スゴイ。

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    投稿日: 2010.10.16
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    ボリュームある本でしたが 久々に 読み進める楽しみを感じました サイゴのレースの話もさることながら 真ん中の科学のお話が とてもオモシロかったです 動物だったら、体温があがってしまって 死んでしまうところ 人間は長く走ることができる 唯一の生き物 そして 競技人口が増え 数々のランニングシューズが開発され どんどん売り出されているにもかかわらず ランナーの足の故障の悩みは減少しない つまりシューズはなんらサポートの役目を果たしていない 足底のクッションのせいで 着地の際 余計な踏み込みの力をかけており 故障をまねく走り方になっている 裸足で走ろう 目からうろこでした

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    投稿日: 2010.09.26