Reader Store
真夜中のマーチ
真夜中のマーチ
奥田英朗/集英社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

237件)
3.7
28
106
75
10
2
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『最悪』とか『無理』とかは、途中本当に「さいあく…」「むり…」って声に出ちゃうほどハマったのに、これはぜんぜんダメ。 人物や設定や事件が薄すぎてはいっていけない。 途中途中で主人公が入れ替わるのもうっとおしい。

    0
    投稿日: 2012.04.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    一週間経ってないのに、内容を覚えていない。しかし何だか強盗は成功して一人はどっかの島へ行ってしまうような話だったと思う。一気に読めたのは読めたのだろう。

    0
    投稿日: 2012.02.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    テンポよくスピード感もあり面白かったけど…なんだか感動とか心に残るシーンがあったわけでもないかな。クロチェがなんであんなに危険を侵して10憶取りたかったのか・・・の、理由がイマイチ弱いかな?

    0
    投稿日: 2012.02.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    10億円という大金をめぐる、男女3人の物語。 本来なら、もっとスリルがあってもいいような展開だけど、3人のやりとりが実に軽快。 いろんな人間関係、勘違いがあるものの、テンポもよくサクサクっと読める小説。 ラストまで一気読みできる良作。

    0
    投稿日: 2011.12.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    1ヶ月前までは赤の他人だったヨコケン・ミタゾウ・クロチェの3人が、 ひょんなことから10億円強奪を目論み、やがて10億円の争奪戦となる。 張り込み、追跡、盗聴、カーチェイスに逃走。 展開が速くて後半に行くほどスピード感が増します。 読みやすい上に面白くて読後感も爽やかぁ~♪ そしてフルテツ。 本当になんてついてないヤクザなんだ(○ ̄m ̄)

    0
    投稿日: 2011.12.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    10億円強奪を目論む三人組とは思えないグダグダっぷりが楽しいです。 特にミタゾウ、いいキャラしてるなー。

    0
    投稿日: 2011.11.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ユーモア小説、青春小説、クライムノベル。どれにも当てはまる、奥田英朗の快作だ。 出会い系パーティを運営するチンピラの話かと思いきや、ヘンな仲間が出来て、謎の美女も仲間に加わり、3人はなんと同い年。 これは青春だな。 そこから十億円をめぐって、詐欺師とヤクザとチャイニーズマフィアの絡んだ組んずほぐれつのバトルロイヤルとなる。 3人の目的は詐欺師にもヤクザにもチャイニーズマフィアにもバレずに10億円をせしめること。 キャラクターが見事だな。ヨコケンはどうでもいいとして、ミタゾウとクロチェには魅かれる。特にミタゾウのキャラクターは他人とは思えない。 いいのだ。会社でダメ社員のレッテルを貼られても、派遣社員にバカにされても。いいのだ。 ミタゾウの得意な分野を活かせばいいのだ。 爽やかな読後感。 こんなラストでいいのか。 続編作るくらいの勢いで終わって欲しかったな。 ま、おもろかった。

    0
    投稿日: 2011.11.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    裏世界に片足つっこんでるイベント会社の経営者と、一流企業の会社員、お金持ちのお嬢様が手を組んで大金を得ようとする話。 アクション映画を見てるたのようなスリルとスピード感を感じました。 こういう雰囲気の小説はあんまり読んだことなかったので新鮮でした。 この本を貸してくれた上司は大の勝負(ギャンブル)好き。あぁ、なるほどなぁ…と思いました。

    1
    投稿日: 2011.10.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ヨコケン、ミタゾウ、クロチェの3人の10億円強奪計画というなんとも非日常のエンターテインメント小説。 登場人物たちはみな強烈なキャラクターだし計画は大胆だし、存分に楽しめました。 ハラハラしながらストーリーに目が離せなくなり、二転三転していくのはまるでジェットコースターのよう。 ラストのスピード感はすごかった!お見事。面白かったです。

    0
    投稿日: 2011.09.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    男二人と女一人。わいわいがやがややってる感じがいい! 間抜けな調子のりヤクザ、名前負け社会人、謎の美女。いいトリオだった。 ハラハラドキドキがちゃんとある

    0
    投稿日: 2011.09.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いや痛快爽快たっぷりの作品である。あっという間に読み終わり。なんだろう3人と1匹のドタバタ強盗劇。やはりきれいな女性は必要です。自分の父親から10億奪う計画を立てるがこれまた行き当たりばったり。だめサラリーマンの三田君がこのチームの軍師となり数々の難局を乗り越えて最後はハッピーエンド。やはりこの手の作品が一番しっくりくる。やくざも中国人マフィアもどこか間抜け。だい2だんはあるのだろうか?

    0
    投稿日: 2011.09.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    チャラ男にオタッキーにお嬢、その親とやくざと絡めてドタバタアクションコメディ。奥田英朗のダイナミックなストーリー展開が冴える。笑いながら楽しめる小説。

    0
    投稿日: 2011.08.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    奥田さん連続読破中。この作品はちょいと都合が良すぎるきらいがあるが、あまり頭使わずエンタメ作品として楽しめる

    0
    投稿日: 2011.08.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やっぱ奥田英朗は何を読んでもおもしろい!!みんな個性が強くてどこか抜けてて、悪役までも好きになってしまう。先の読めないスリルがよかった。

    0
    投稿日: 2011.08.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ヨコケン,ミタゾウ、クロチェの偶然の出会い,10億円を巡る四つ巴のドタバタを,非常にライトな書き味で描いている. 三人それぞれの一人称視点,軽妙な場面展開により,サクサク読み進めることが出来る. 重厚さを求める小説でないことは百も承知だが,展開・結末ともに目新しさが無く,目的の卑俗な主人公らに感情移入出来るでも無く. ストーリーの盛上りに反して,僕自身の心情には平坦さを感じずにはいられなかった. 読むのが苦で無かった割に心に残るものが全く無いのは,絵だけ綺麗な漫画を読んだような気分に近い.

    0
    投稿日: 2011.08.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    まさに王道のエンターテイメントな感じでスッキリ読めました。ハラハラもあってラスト気分がいい終わり方だったので 単純に楽しかった。

    0
    投稿日: 2011.08.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    In the Poolとか東京物語とかサウスバウンドとか結構いろいろ読んだような気がします。 まあ読んでみて間違いはないかな~と思い、古本屋で購入してみました。 テンポが良くて、お話がずんずん進んでいきます。キャラクターもそれぞれいい味を出してるし。展開が二転、三転していく感覚が面白いです。が、まあエキセントリックな登場人物ばっかり出てくるので現実味が良くも悪くも感じられないというか。お話だなあ、みたいな。 会社経営者っていうから何だ、大変なものじゃん、と思ったら鉛筆削りつくってるってトコが面白かった。 「こういうやつ?」ハンドルを回す仕草をする。 「いいえ、こういうやつです。」鉛筆を差し込んでねじるジェスチャーをした。ってとこが。

    0
    投稿日: 2011.08.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ・軽い語り口でテンポよく読めた。 ・期待していた読後の爽快感はほとんどなかった。 ・十億円を盗む完全犯罪を狙うにしては、信用度が低い弟を使っていたり、出たとこ勝負の場面が少なくなかったり、「どうかな?」と思った。

    0
    投稿日: 2011.08.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    奥田英朗の作品はリアルな設定と本当にいそうなごく普通の人物が、起こってもおかしくないシチュエーションだけど偶然が重なる、っていう中で繰り広げていく物語で本当に飽きないし何より止まらなくなる。

    0
    投稿日: 2011.07.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    男女3人組が詐欺師(?)や中国人マフィア、やくざから10億円をだまし取ろうとする話。スピード感あり、会話のテンポもよく、楽しめた。難を言えば、主人公三人があんまり魅力的じゃないけど、それはそれ。

    0
    投稿日: 2011.07.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    10億円強奪の為にくりかえされる、ドダバタ劇。 恩田 陸の「ドミノ」を思い出させる痛快ぶり。 どこかマネケで。 目が離せない感じです。

    0
    投稿日: 2011.07.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    色んなイベントやパーティの主催をやってお金をもうけている25歳の男が、ある経緯あってやくざから大金強奪をしようとする話。 と書くと非常に犯罪のにおいがして、重々しい内容とイメージしてしまいがちですが、そこは『イン・ザ・プール』を書いた奥田さんです。決して重すぎず、ちょっとまぬけな登場人物達と軽快なテンポの文章で話はどんどん進み、大きくなっていきます。 終わり方も非常にスッキリしていて良いです。

    0
    投稿日: 2011.07.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ギャングのヨコケン。 リーマンのミタゾウ。 謎の女クロチェ。 軽めのユーモア犯罪。 井坂のギャングみたいな。 奥田英明の本、最近ちょっと避けてたけど、また読み直そうかな。

    0
    投稿日: 2011.07.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    スピード感のあるストーリ展開! ヨコケン、ミタゾウ、クロチェの男二人と美人! がタッグを組んだ10億を横取りする。 詐欺を図る話を暴力団相手に! (新大久保の町並みには、勉強になりました)

    0
    投稿日: 2011.07.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    奥田英朗の痛快な強盗・完全犯罪・青春小説。 副題が「痛快!青春クライムノベル」ということで、ホント痛快なストーリで楽しく、あっという間に読んでしまった(*^.^*) (あまりにおもしろかったので、すぐに奥田英朗の本を5冊購入、感想はまた・・・) 設定が、偶然に知り合った仲間で10億円を奪取するというのがまずおもしろい。 さて、彼らは10億円を手に入れることができるのか? そして、仲間といっても、自称青年実業家に、商社のダメ社員に、謎の美女というなんともいえない組み合わせで、楽しいヾ(^▽^* それぞれの思惑が丁寧に描写されていて、感情移入できるGOODな小説だったなぁ^^

    0
    投稿日: 2011.07.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    途中で気付いたけど読むの二回目だった… 全然話覚えてなかったから楽しめた。 チンピラとエリートサラリーマンと成金お嬢が10億円の強奪を企てる 話。 奥田英朗はあまり好きになれない。

    0
    投稿日: 2011.06.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自称青年実業家のヨコケンこと横山健司は、仕込んだパーティーで三田総一郎と出会う。 財閥の御曹司かと思いきや、単なる商社のダメ社員だったミタゾウとヨコケンは、わけありの現金強奪をもくろむが、謎の美女クロチェに邪魔されてしまう。 それぞれの思惑を抱えて手を組んだ3人は、美術詐欺のアガリ、10億円をターゲットに完全犯罪を目指す!が…!? 直木賞作家が放つ、痛快クライム・ノベルの傑作。

    0
    投稿日: 2011.06.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なんでこのタイトルになったんかな? 夜にマーチしてるから? まぁいいけど。 おれもあんな風にあだ名で呼ばれたいなと思った。 金銭感覚が狂うような金持ちになりたい。 出来るだけ自然に。 出会い系のパーティー開いてるやつと、一流商社に勤めてるダメ社員と、超大金持ちの成金の娘の話。 命の危険というか身の危険と隣り合わせのはずなのに、その匂いがないのが、良いか悪いか… いまどきはそういうもんなんかな? でも面白かった。 一日で読んだ。

    0
    投稿日: 2011.05.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    申し訳ないけど、「陽気なギャング」の劣化版って感じ。 チンピラたちのドタバタコメディーで、普通に面白いけど、「ギャング」読んじゃうと物足りなくなっちゃう・・・ そう。普通に面白いけど、ツイストがないんですよっ! 何というか・・・予定通りに事が運ばない≠ツイストなのよね。 「あの人がなぜここに!?」とか、「あの小話、こんなところに繋がってたの!?」みたいなのが欲しかった。 故に、話としては面白かったけど、本として完成されてない感じでした。

    0
    投稿日: 2011.05.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    スラスラ読めた! 作品の内容とはぜんぜん違うんだけど 作品の持ってるグルーヴ感が映画「溺れる魚」と似てるなぁと感じた。

    0
    投稿日: 2011.05.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やはり奥田英朗は素晴らしい。もうすっかりファンですね。 この人が書くキャラクターはやはり個性的で、そしてどこか精神的弱点がある。そこが読み手が好感を抱くポイントであるし、その弱点を補うように主人公達がチームを組んで事件に立ち向うところは魅力的だ。 偶像劇調にしてキャラクターに感情移入させやすくしているところもグッドだね。 そして主人公達が立てる当初の計画は決して思い通りにならない、崩壊する予定調和というサスペンスの定石も忘れていない。素敵すぎる。

    0
    投稿日: 2011.03.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ターゲットは10億円!悪党共の思惑が絡み合う。 展開が早いのでテンポ良く読めます。既読だったことを2/3程読んでから気付いた。何回読んでも面白いということですね。(;´д`) フルテツは不憫だったが、しょんぼりするフルテツはかわいいぜ。もう目覚めればいいよ!

    0
    投稿日: 2011.03.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    入り組んだ内容で、先が読めない、というか、いい意味でまたか、と思えてそれが楽しい ミタゾウの生き方が素敵で、そうなりたい、とは思わなかったけど、でも、キリバスいいなぁ、みたいな気分 事後の記述が少なくて、いろいろ想像できるのが、奥田の好きなところです

    0
    投稿日: 2011.03.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自称青年実業家のヨコケンこと横山健司は、仕込んだパーティーで三田総一郎と出会う。財閥の御曹司かと思いきや、単なる商社のダメ社員だったミタゾウとヨコケンは、わけありの現金強奪をもくろむが、謎の美女クロチェに邪魔されてしまう。それぞれの思惑を抱えて手を組んだ3人は、美術詐欺のアガリ、10億円をターゲットに完全犯罪を目指す!が…!?直木賞作家が放つ、痛快クライム・ノベルの傑作。

    0
    投稿日: 2011.02.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    3人のキャラがそれぞれいい感じに引き立っていて、コメディ映画を観ているような気分になりました。笑えて、ジーンとして、ハラハラしたい!という人にオススメです!!!

    0
    投稿日: 2011.02.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    奥田英朗の「イン・ザ・プール」や「空中ブランコ」を読んだのは、もう5年くらい前の話であったか…「楽しかったから、読んでみよう。」そう思って、この小説を手にした。でも読み進めると…掴めない。あれ違う作家だったかなと確かめるが、やはり同じ。去年の4月に買って、途中で読むのをやめていたが、こうしてまた読むと…やっぱり不思議だ。しかし、なんだか続きが不思議と読みたくなる小説であった。

    0
    投稿日: 2011.01.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    奥田氏十八番のクライムノベルの中でも、この作品は明るい分類です。 最悪、邪魔等、あの手の作風が苦手な方でも楽しめるのでは。 読んで、そしてクロチェに恋をしてください。

    0
    投稿日: 2011.01.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この奥田英朗は好き。テンポ良くおもしろい。 ミタゾウにすごく好感。案外しっかりとしたいい奴。ヨコケン憎めない奴。クロチェの仲間を通じて成長していく感じも良い。

    0
    投稿日: 2011.01.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    境遇の全く異なる3人の男女が手を組んで、 それぞれの野望を果たすため、10億円を 自分たちのものにしようと完全犯罪をもくろみます。 推理や計画こそ完璧なんだけど、アクシデント続出で なかなかうまくいかず… 今度こそ成功しろー!と、読んでてハラハラした。 3部構成になっていて、一章ずつ語り手が変わっていくのユニークだった。

    0
    投稿日: 2011.01.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    普段なら小説は時間を空けずに読むのに、これは2~3日ほど間を あけてしまった所為か読む気がなくなり途中でやめてしまった…。 一気に読破できなかった時点で自分の好みじゃなかったのだと 思う。 後から知ったけど映画化されていたんですね! 映像で見るならコメディ感は良かったかもですが、 ワタシが好む、奥田作品ではなかった。

    0
    投稿日: 2010.11.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自称青年実業家のヨコケンこと横山健司は、仕込んだパーティーで三田総一郎と出会う。財閥の御曹司かと思いきや、単なる商社のダメ社員だったミタゾウとヨコケンは、わけありの現金強奪をもくろむが、謎の美女クロチェに邪魔されてしまう。それぞれの思惑を抱えて手を組んだ3人は、美術詐欺のアガリ、10億円をターゲットに完全犯罪を目指す。 が、果たしてどうなるのか? というのが本書のあらすじ。互いに互いを利用することしか考えていなかった3人が、信頼とまではいかないものの、徐々に気持ち持ち様を変化させてゆき、物語のラスト、3人で10億の横取りのための作戦を練るあたりでは爽快感さえ漂わせてくれる。 テンポ良く進む物語とともに、スッキリした気分にさせてくれる素敵な作品。ラストで匂わされる3人の微妙な関係の変化にもちょっとした感慨をもつことができるだろう。 2006年11月/集英社/集英社文庫

    0
    投稿日: 2010.11.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    バラエティ好きで音楽好きならいいかもです。 けど捻くれているので無理矢理っぽい笑いは冷めるのが多々。 けど面白いので、読もうと思えば3時間ぐらいで読まれます。

    0
    投稿日: 2010.10.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最初、なんってヤな奴なんだろう!って思ってたヨコケンが、だんだん実はいい奴なんじゃね?と思えるようになり、最終的にはただの恋するヤローになってしまったのはかわいくて良かったなあ。 彼よりも、最初はダメダメだった三田の方が頼りになってきて、そこはちょっと可愛そうだったけど(笑) こういう「~大作戦!」みたいなストーリーとチームは読んでて楽しいですね。スピード感があって。 さて、お宝を狙うストーリーの大半は、結局盗めなかったり、盗めるけど盗まなかったりという終わり方が多いと思うのですが、このお話はどうでしょう。 なかなか良い終わり方かなあとおもうのですが。

    0
    投稿日: 2010.10.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    直木賞作家が放つ、痛快クライム・コメディ作品。 テンポ良い展開でさらっと気軽に楽しめる作品です。 これを名の知らぬ新人作家が書いたとすれば☆4ですが、奥田さんファンとしては少し物足りずに☆3とさせて頂きました。

    0
    投稿日: 2010.09.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    まさにエンターテイメント小説。読んでまったく人生にプラスにはならないが、ひと時の喝采とワクワクどきどき感を与えてくれる作品。作者は超シリアスな作品を書く一方で、爆笑エッセイもかけるし、こんなコメディタッチのエンタメ小説も書けるという、まさになんでな、引出の多い作家さんだと思います

    0
    投稿日: 2010.09.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    途中で飽きて3か月ほど放置後、なんとか最後まで読み切りました。 お父さんに対する嫌悪感から、お父さんを困らせる話。 調子のいいチンピラの性格もうっとうしかったし。笑 同じことをするにしても、もうちょっと他にいい手があるんじゃないかと、 悶々してしまいました。 お話は面白かったけど、私には合わなかったかも。

    0
    投稿日: 2010.09.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    狙った金は10億円。 ヤクザ、成金、冴えない男たちの様々な思惑が駆け巡る。 最期に笑うのは誰か。 一息に読んでしまった一冊です!

    0
    投稿日: 2010.08.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    テンポがよくてすいすい読める。 結構破天荒な話だから最後ももっとぶっちぎってもよかったかなぁ。 ミタゾウのキャラが途中からだいぶ変わった気が。

    0
    投稿日: 2010.08.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ヨコケン、ミタゾウ、クロチェの同い年3人組で、10億円を争奪しようとするドタバタ泥棒コメディ。 三田物産に勤めているが経営陣一族とはまったく関係が無い三田総一郎(ミタゾウ)のスットボケキャラが面白い。 ヨコケンは今風の若者、ミタゾウは昔風のまじめ、クロチェはなまいきな美人でそれぞれが良い味を出していた。他の登場人物も含め、基本的にみんな根が素直なキャラである。 前半活躍していたやくざのフルテツは、中盤影が薄くなったが、後半の最後の方にズッコケ掘られ役キャラとして再活躍している。最後にミタゾウが行ったキリバス共和国がものすごく気になって調べてしまった。 さわやかな読後感が残った。

    0
    投稿日: 2010.07.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    性別も、職業も全く違う3人が、ひょんなことから出会い、10億円の強奪のために手を組むことに。序盤から少しずつ人物・物語双方が有機的に絡んでいき、終盤は駆け抜けるかの如く進んでいく。決して短くはないが、途中で読むことをやめることは出来ないくらい引き込まれる。

    0
    投稿日: 2010.07.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    25歳の二人の男と一人の美女が10億円を狙って手を組む。 犯罪小説だが決して暗くも無く、笑える場面も多い。 終盤のトラブルラッシュまで終始テンポよくストーリーが展開されていてとても面白かった。

    0
    投稿日: 2010.07.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    陽気なギャングが地球をまわすぽい作品 ・伊坂幸太郎さんの「陽気なギャングが地球を回す」に似た印象を持ちました。  スピーディでウキウキして、爽快な後味を与えてくれる作品です。 ・他のレビュアーの方々の記載にある通り、序盤は半信半疑で読み進め、そのうち、だんだんと登場人物がみな愛すべき友人のように思えるようになります。 ・スピーディが行き過ぎて、最終のほうは少し雑な展開なような気もしますが、たいていのひとは面白いと思える内容だと思います。 ・小さな本の中に、東京の街と人たちが息づいているように感じました。

    0
    投稿日: 2010.06.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この作家の作品にはまず間違いなく満足させられる。 軽妙なタッチで最後まであっという間に読み終えてしまった感が強く、続編があるのかなぁ~と期待。クロチェの父親「白鳥」と精神科伊良部のキャラが重なってみえたのは私だけかな・・・

    0
    投稿日: 2010.06.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2010 6 2 なんだかひっちゃかめっちゃかな話だったなぁ・・・ すらすら読めるけど、正直中だるみ中だるみ中だるみ・・・って感じでいまいち勢いを感じなかった。

    0
    投稿日: 2010.06.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    テンポよく話が進展して、一気に読み切ってしまいました。 登場人物も愛すべきキャラクター♬個人的には愛犬のストロベリーが一番好きかも。

    0
    投稿日: 2010.05.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    奥田英朗のファンである自分でも、この作品はあまり完成度が高くないと思いました。奥田さんらしさは十二分に出ていますが、そのらしさがクライムノベルの緊張感をスポイルしていた気がする。もちろん水準以上の面白さは具えているが。

    0
    投稿日: 2010.04.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    複雑に錯綜する現金強奪戦。 テンポよく、次から次へとアクシデントが起こります。 面白かったです。

    0
    投稿日: 2010.03.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     過去に読んだ作品のクオリティの高さから、否が応にも盛り上がる期待感の中読み始めた作品であったが、面白かったのは序盤の横山健司のパーティーのシーンまでだったように感じる。  著者は間違い無く現代日本作家の中でも最高のクオリティを生み出せる素晴らしい作家なのであるが、今作は過去の『最悪』や『邪魔』等と比べてしまうと、お世辞にも傑作とは言えない何とも中途半端な作品である。奥田英朗の作品は読めば読むほどに引き込まれて次のシーンが気になってしまって仕方が無いストーリーとこれ以上無いリアルな人物、心理描写と場面描写が特徴的なのであるが、この作品には、そのような特徴がほとんど出ていなかったように思われる。  他の作家の作品と比べたら面白い作品なのかもしれないが、奥田英朗レベルで考えると、物足りなさ過ぎる。途中からは惰性で読み進めた感もある。辛口ではあるが、それは奥田英朗の本当の力がこの上無く素晴らしいものだからである。

    0
    投稿日: 2010.03.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    中間部はあまり覚えてないけど、読み始めと読み終わりの良さが強く残った作品。 テンポの良さとセリフまわしの軽妙さが印象的。 心の底から腹立つようなキャラもいなくて、すかっとしたい時に読むと良いかも。 キリバス行きたいなー。

    0
    投稿日: 2010.02.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    たったひとつの勘違いから、億単位のお金を狙う大事件に発展していくのがおもしろかったです。 終わり方がいいなと思いました。

    0
    投稿日: 2010.02.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    どこにでもいそうで、でもどこか社会には馴染めない男女三人組が、ヤクザから10億円を強奪する計画を立てる。痛快クライム・ノベル。人物の描き方が巧いなあと思いつつ、一気に読み切ってしまった。奥田さんの武器は類い稀なる人物設定とその描写だなと、再確認。 誰もが欲している、もう二度とは来ない、ドキドキするような日々が味わえます。

    0
    投稿日: 2010.01.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    (2008.10) まあまあかな? 一人ひとりのキャラ設定がおもしろかったな! あとは展開も終わりもすんなりしっくりだったなあ 奥田さんの作品のわりにぶっ飛んでなかったw

    0
    投稿日: 2010.01.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    何時もながらの奥田先生のリズミカルなテンポで楽しく展開する小説。 どの登場人物も個性が強く、文章からすぐに創造できるところが楽しい。これらの人たちが、裏の裏を読み合う話しだけども、予想し得ないストーリーが展開され、とても面白い。

    0
    投稿日: 2010.01.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ヤクザから十億円奪い返すストーリー。どうしても『陽気なギャング』と比べてしまうところがあるかな。思っていたよりも物足りないような。読み始めの感じだと、かなり面白いかなとも感じたが、後半は失速してる気もする。ヨコケン、ミタゾウ、クロチェ、それぞれのキャラはたっていてよかった。

    0
    投稿日: 2009.12.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    妙な行きがかりで出会った個性的な男女3人組が、10億円(だったかな?)の強奪をもくろむ。章ごとに主人公が交替し、目線が変わってなかなかおもしろいです。ヤクザや中国マフィアなどもからんで、かなりのドタバタ大騒ぎとなるのに、全体的に暴力の匂いもなく微笑ましい雰囲気で展開していきます。このあたり、なかなか好感が持てます。エンディングも、なかなか巧みに平和解決(?)しかし奥田センセ、良い意味で個性がないというか、毎回違ったテイストになっててストーリー展開が読めない!着地地点が分からない!なんだかスゴイ!

    0
    投稿日: 2009.12.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自称青年実業家のヨコケンこと横山健司は、仕込んだパーティーで三田総一郎と出会う。財閥の御曹司かと思いきや、単なる商社のダメ社員だったミタゾウとヨコケンは、わけありの現金強奪をもくろむが、謎の美女クロチェに邪魔されてしまう。それぞれの思惑を抱えて手を組んだ3人は、美術詐欺のアガリ、10億円をターゲットに完全犯罪を目指す!が…!?

    0
    投稿日: 2009.12.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    普通の小説ならば、ミタゾウはその《特技》を開花させ 今まで自分を馬鹿にしていた人たちに対して 立場を逆転をしてみせるのかもしれないが、 この小説では結局宝のもちぐされ状態のまま終わる。 でも、実際の人生なんて、そんなものかもしれない。

    0
    投稿日: 2009.11.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    躍動感があって、終盤に行くにつれてどんどんテンションが上がっていくのが良い。主役3人のキャラクター設定も絶妙。

    0
    投稿日: 2009.11.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ハラハラして楽しかったけど 途中から何が起きているのかよくわかんなくなって とばしとばし読んでしまいました。 スリルがあるのは好きだけど もうちょっとじっくり進むのが好きだなぁ。

    0
    投稿日: 2009.10.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「陽気なギャングが地球を回す」・・・・・って感じ? インチキくさい出会い系パーティを主催するヨコケン、三田財閥御曹司かと思いきや、実は単なる一流商社のダメ社員ミタゾウ、金持ちのお嬢様、だけど常に父親に不満を持つプライドの高い美女クロチェ。 まったくシリアス感のない3人組がひょんなことから出会い、10億もの大金を強奪しようとドタバタ立ち回る。 漫画を読んでるかのような気軽さで、あっというまに読みきりました。息抜き小説。

    0
    投稿日: 2009.09.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    数少ない、私が好きな現代作家の一人が奥田英朗。 インザプールでおなじみ、伊良部シリーズを読んで好きになりました。岐阜県出身だしねw イヤミの無い、着飾ってない痛快ストーリーな感じが好きです。 「真夜中のマーチ」はひょんなことから出会った3人組が、現金強奪の完全犯罪を目指すストーリーです。 飽きることなく読めましたー ストーリーはバタバタしているんだけど混乱することもなく。 映画みたいな小説でした。って実際に映画化してたんですね。 3人それぞれのキャラが際立っていて、それぞれの背景とそれぞれの気持ちの変化なんかもすんなり感じ取れました。 私はミタゾウが気に入りました笑 最後の手紙はいいですねー。 普通に面白かったし、読後感もスッキリしていて良いんだけど、スッキリしているだけにそんなに残らなかった、かな・・・・。 ドタバタストーリーが好きな人にはオススメです。

    0
    投稿日: 2009.08.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    それぞれの思惑を抱えた三人組が10億強奪を計画し騙し、騙され二転三転する物語。テンポはいいのだが…何となく入り込めないまま最後まで読んでしまった。

    0
    投稿日: 2009.08.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    直木賞作家にこんなこと言うのもなんだけど、やっぱり筆力がすごいと思う。 どんなジャンルの本書いても、中身がどんなでも、 とりあえず一気に読ませる作品に仕上げられちゃうんだな〜、と。 この作品もジャンルを「クライム小説」にしてみたけど、 コメディの要素が強いドタバタ系だった。これはこれで面白い。 でも、読み終えた後に何かが残るとかそういうのはなかったなあ。

    0
    投稿日: 2009.07.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    奥田さんの本は字数が少ないイメージ。 いっぱい説明無いのに、瞬時に入りこめる。 頭が疲れてるときに気持ちいい。

    0
    投稿日: 2009.07.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これまた今までと作風と違うクライム・コメディタッチの スラップステッィクもの...とでも言うんでしょうか。 3人の主人公の中のミタゾウくんは薄らアノ伊良部医師を 彷彿とさせなくも...ない。 軽快でスピード感溢れる、悪党達による騙し合い、欺き合い、 奪取、そして適度な笑い。うーん、なんてソツのない 上手い作品なんでしょう。 ジェットコースター...とまでは言いませんが 浅草の花屋敷くらいのスピード感と急展開が満載です。 こういった作品は黒川博行氏が 得意としてますが、舞台は東京。関西弁じゃないだけで 大分雰囲気は変わりますよねー。

    0
    投稿日: 2009.07.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    レビューはブログにて。 http://tempo.seesaa.net/article/123037409.html

    0
    投稿日: 2009.07.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ただただ楽しんで読めた。 ぷぷってなることが度々あった。 鉛筆削りってこの?っていうシーンとか。 笑える。 みたぞうが好き。 テンポがよかった。

    0
    投稿日: 2009.07.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    インザプールでお馴染みの作家。この人の本は読みやすい。 人間の汚いところを前面に出してコメディタッチに書くけど、でもふとしたときに優しくなれるような人の心理も要所要所に入れてくる。 ありえない話だけどよくありそうな相関図だから、広く受け入れられるのでは。 前半のまごまごしてるところから、中盤で話がガラッと変わるのは「サウスバウンド」と共通してるかも。 自分も10億円欲しいっす。 あと、新大久保はそこまで変な町じゃないと思う笑 サラッと読めて面白いので、見かけたら読んでみるのもいいと思います。 でもやっぱり、「最悪」や「邪魔」の方が印象が強かった。

    0
    投稿日: 2009.06.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    クライムノベルというかどたばたコメディというか。凡人+αぐらいの才能の3人組がヤクザやマフィアを敵に回して活躍しますが、最後は爽やかな終わり方をしたものです

    0
    投稿日: 2009.05.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「イン・ザ・プール」の作者の作品、ということで図書館で見つけたので借りて読みました。すんごい面白かった! 男2人女1人という人数もいいし、その3人の性格が個性的でとてもいい。男2人なんか全然違う性格でした。 一筋縄ではいかないストーリーも面白くて、最後どうなるんだろう、と引き込まれて読んでいました。ラストは納得なようなちょっと不満なような? いやでも、本当にどう締めくくるんだろうと思っていたので、その点うまく終わったなあ、かと。 その他の奥田作品も読みたいな。 (09.2.10 読了)

    0
    投稿日: 2009.04.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ヨコケン、ミタゾウ、そしてクロチェ。 ふとしたことで出会った不思議な組み合わせの三人が、 10億円を強奪するために奔走する物語。 いやーーーーーーー 奥田英郎やっぱりいい!!!!! この物語のラストが、とてもとても好きです。

    0
    投稿日: 2009.02.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    【ちょっとだけネタバレあり】 いやー面白かった!! 一気に読んでしまいました。 奥田さんの本はほんとにスピード感、テンポが良くて、ぐぅぅーっと本の中の世界に引き込まれます。 クライム・ストーリーとなっていますが、ユーモアも散りばめられているので、 あんまりクライム系は好きじゃない私でもサクサク読めました。 「最悪」「邪魔」のような重〜いクライム・サスペンスはちょっと苦手なので、私はこのくらいの方がちょうど良いです。 というか、あの2作の後に敢えてこんな作風のものを書く奥田氏のセンスに脱帽です! ミタゾウの素っ頓狂な感じが好きです。(笑) クロチェのカッコイイ女っぷりに憧れます。 そして、ラストが爽やかなのも奥田さんならでは。 それが無理やり感がなく、本当にスッと読み終われるところが大好きです。 ヨコケンとミタゾウとクロチェがまた集まって一騒動起こしてくれないかなぁ…

    0
    投稿日: 2009.02.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自称青年実業家と商社に勤める偽御曹司が違法賭博の現金を強奪しようとするが・・・。 そこに美女が現れて、もっと大きな美術品詐欺の現金強奪の話がもちあがる。 やくざ、中国マフィア、詐欺師がからまり・・・。最後は誰が現金を手にするのか! ジェットコースターのように疾走感があって面白い。一気に読めた。

    0
    投稿日: 2009.02.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    中盤まではどうも勢いがつかず、、、 途中で停滞してしまったけど、ラストは一気に。 最後まで読んで、爽快さを感じさせつつもホロッとさせられた。 これぞ奥田ワールドかな。

    0
    投稿日: 2009.01.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    素敵なお話でした、っていうか、主人公の男が二人とも好き、特徴的すぎます。 集中しすぎて頭が良すぎてダメダメなのと、要領だけよくていろいろダメダメなのと。 そして美人な女性。 素敵、素敵! 最初はどういうストーリーなんだろうと首をひねっていたのですが、最後はなるほど!という気分でした。 うん、素敵でした。笑

    0
    投稿日: 2009.01.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ちんけな小悪党だけど意外に一途でかわいらしいヨコケン、どことなくセコクで間抜けな天才ミタゾウ、わがままだ放題だけど弟思いのクロチェ。3人の主人公がいい味だしてます。クライム・ノベルですが、本格的サスペンスな展開を期待しなければ、テンポも良くて楽しめると思います。特に3章(クロチェ視点)では「マドンナ」や「ガール」のような奥田節全開で読んでて「おお。。奥田さんノッテキタナ・・・」とか思って楽しかった。

    0
    投稿日: 2008.12.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「邪魔」や「最悪」を書いた人とは思えない。 もちろん「東京物語」や「ガール」、あまりに有名になってしまった 「空中ブランコ」「インザプール」の流れからはアリアリなんだけどね。 最後の終わらせかたも、カワイイ。 あたしはクロチェみたいなイイオンナにはほど遠いけど、 でも、こんな感じで粋がってる強気な彼女が、好きになった。 あと、ミタゾウの、「僕も好きだけどひとりじめできないから、 他の誰かのものにもなってほしくない」っていう、情けないんだけど素直なとこ、共感! あたしは言葉の響きだけで、行ってみたい場所はマチュピチュなんだけど、 でも、キリバスに、しようかなこれからは。 誰かと思いっきりばかやって、そんで、イキオイだけで誰かにコイしたくなるような、 そんな、夏にぴったりのお話でした。

    0
    投稿日: 2008.11.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    うん、やっぱりおもしろい、彼の小説は。 トンデモシリーズ(と呼ぶことにしよう)とは違う形の本だけど、登場人物が一癖二癖ありで、これまたぐいっと引き込まれる。 ミタゾウとクロチェができて欲しいな〜と思いながら見ていたのだけど・・・さあどうなったのでしょうか。 ということで、軽く読めるお勧め小説。

    0
    投稿日: 2008.11.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    語りべが章ごとに変わるのが,自分の中では新鮮で面白かったし,主人公三人に感情移入しやすいものとなっていると思う。

    0
    投稿日: 2008.10.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    窃盗物。 んー、ストーリーとしては単純で、登場人物も凝っているようで割と普通。 だんだん話の主人公が変わって、最後横山君かわいそう。 黒川役はだれが適当だろうか? いまいち思いつかない。 たくさん車種が出てきたけれど、落ちには関係なかったなー 残念。

    0
    投稿日: 2008.08.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    どうしようもないような主人公ヨコケン。なんだか哀愁漂うミタゾウ。魅力的だが影のあるクロチェ。この3人が目指す完全犯罪の行方はどうなるっ!ということで、面白くも好感のもてるキャラ達、息もつかせぬ展開、章ごとの視点変化、軽妙な文章。一気に読んでしまいました。軽いようでしっかりと、ふざけているようで本格的。そんな物語。

    0
    投稿日: 2008.08.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    青春小説といった感じでした。 とは言っても、主人公は3人とも25歳ですけど。 イン・ザ・プールも面白かったけど、僕はこっちも結構好きです。 自分と年齢が近いということもあって感情移入がしやすかったので。 痛快クライム・ノベルの傑作とのキャッチコピーに違わず。 スピード感溢れるストーリーに引き込まれました。 10億円を強奪する計画なんて、現実感はあまりないような気もしたけど。 計画を立てているシーンは文化祭の計画を立てているみたいでした。 小説というよりは映画の脚本を読んでいるような気分になりました。 映画化されてるらしいので、今度見てみようかな。

    0
    投稿日: 2008.07.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やっぱりこういうの好き。痛快!ヨコケン憎めなくて好きです。ラストどんでん返しのそのまた返しが盛り上がりました。

    0
    投稿日: 2008.07.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    裏社会での10億円を巡る争奪戦に対する、主人公3人組の漁夫の利作戦話。 この本は3章から成ってるんだけど、1章はヨコケン・二章はミタゾウ・3章はクロチェと、少し主人公の視点が変わっていく。(設定では主人公はヨコケンだけど、俺的にはクロチェだと思う) 登場人物のキャラがそれぞれたっていて、面白い!!(クロチェは栗山千明みたいな人なのだろうなと勝手に妄想) 裏社会・お金の話が中心だけど、面白おかしく描かれていて、終わり方も爽やかで良い着地の仕方。

    0
    投稿日: 2008.06.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    単純に楽しめた本 全くこの作家の 変幻自在さにには恐れ入る 「サウスバウンド」「空中ブランコ」 全く違う傾向の作品を きっとこの人はさらさらと書けてしまうんだろうな だって こんなにさらさら読めるんだから しいて共通点を挙げるとしたら どの作品も 暗さがあってもどこかネアカ 男性より女性が魅力的 さて 次は何を読もうかな

    0
    投稿日: 2008.06.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    スカッと爽快ドタバタクライムノベル。おもしろかったぜー!ヤンチャ者と駄目エリート社員と美女が手を組んで10億円を狙うはなし。10億円を狙って四つ巴のヤヤコシイ闘争を描いていて、エンターテイメント性バッチリで、テンポも絶妙で、一気に読んじゃいます。映像が頭に浮かんでくる感じがしました。映画化むいてるんじゃないかなぁ、だとしたらキャストは誰がいいだろう、とウキウキ悩んでみたんだけど、どうやらすでに映像化済だそう。どんな具合に仕上がってるんでしょう。

    0
    投稿日: 2008.06.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    奥田英朗の真夜中のマーチを読みました。詐欺まがいのお見合いパーティの主催者ヨコケンと大富豪の御曹司をかたって得をしているミタゾウの二人は、ヤクザが開いた賭場の上がりをかすめ取ろうとするが、謎の美女クロチェに邪魔されてしまう。この3人が組んで、美術品投資詐欺のあがり10億円を手に入れようとするが...登場する3人はそれぞれ風変わりな性格なのでその3人の掛け合いが楽しく、また登場する他の人物たちも漫画に登場するような行動を取るので物語に引き込まれてしまいます。最初はかなりワルそうな性格に描かれているヨコケンが、物語が進むにしたがってアクの強い人物が登場してくると一番無害そうな性格に見えてくるのが面白い。

    0
    投稿日: 2008.04.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    久しぶりに藤沢へ出張。春めいてきた中でこの日に限っては春の嵐。岡山あたりが強風とやらで新幹線を遅らせた。まあまあ、しかし、車中の友がこの本で、サクサク読めて無事到着。 今回の奥田英朗、ひょんなことから繋がった25歳の男女3人がヤクザの賭場に集まったワケアリ10億円を頂こうと突き進めるも、そうは問屋がおろさず、詐欺師、やくざ、中国マフィアも入り混じっての大騒動といった、青春ユーモアクライムノベル。 男2人に女が1人とくれば、私らの世代にはブッチ、サンダンスにエッタ・プレースあるいはローラン、マヌーにリティシアなのだけど、彼らが三角関係の色恋沙汰もなしに新天地や宝探しをしたように、ヨコケン・ミタゾウ・クロチェもそれぞれのキャラを立てながら10億円に向かって行ったり来たり。 “明日に向かって撃て!”や“冒険者たち”のラストが哀しかったのに比べ、そこは奥田英朗、貧国ボリビアでなく日の出の国キリバスで締めて心地良いあと口。 ミタゾウがイラブに見えて困った。

    0
    投稿日: 2008.03.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    クライム・ノベルは久々に読んでんけど やっぱ胸がスッとするのがいいね。 軽いけどその分読みやすいし、そこそこ。 オチが二転三転するトコは好みでした。

    0
    投稿日: 2007.11.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    どうなるの?どうなるの?と読める感じと 男女3人の微妙な関係性がおもしろい。 クロチェかっこよかった。

    0
    投稿日: 2007.11.22