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スタジアム 虹の事件簿
スタジアム 虹の事件簿
青井夏海/東京創元社
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総合評価

13件)
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    初読みの作家さん。いわゆる安楽椅子探偵。そして犯人はぼかされて結末ははっきりしない短編集。野球も絡めてあり、野球門外漢のわたしとしてはなんかモヤモヤ。でも読み進めるうちに結構ハマります。最後のダイヤモンドにかかる虹はなかなか面白く、野球チームにも親近感が湧いたりして☆それにしても虹を意識しての登場人物の名前なんでしょうが、黒子のバスケを思い出しちゃいましたf^_^;探偵役の多佳子さんはぜひ檀れいさんに演じてもらいたいです。

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    投稿日: 2019.06.14
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    亡き夫から万年最下位のプロ野球球団・東海レインボーズを引き継いだ虹森多佳子。 野球を覚えるため、今日も球場へと足を向ける。 そこにはレインボーズを愛する人々と様々な事件が… 試合運びが事件の鍵!? ユーモア満載の安楽椅子探偵小説。

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    投稿日: 2017.06.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

     万年最下位球団のレインボーズの新オーナー多佳子が主人公の野球を観戦しているシーンを舞台とした連作ミステリ。  野球を知らないが,オーナーになった多佳子が,野球を学んでいくという展開だが,多佳子のセリフなどがいい味を出している。「ひとつだけ,わたくしのような素人にもとてもわかりやすい点の取り方がありました。ホームランです。」や,「わたくしなどルールを覚えるのに手一杯なものですから,そのチームらしい勝ち方だとか,らしくない勝ち方があるとは考えてみたこともなかったのです。」など,とても味がある。  個々の作品のミステリとしてのデキはそこそこ。ただ,「第五話 ダイヤモンドにかかる虹」の裕香という女性の描き方などは,青井夏海らしく,なかなか癖のあるキャラクター。トータルでは★3かな。 ○ 幻の虹  誘拐され,球場で札束をばらまくように脅迫された男の話。真相は,球場で札束をばらまく行為そのものが,アリバイ工作だった。殺人を犯した犯人が,殺人を犯した時間に,球場でばらまかれていたはずの札束を持っているという点がアリバイ工作。誘拐の被害者は,殺人犯の共犯だったというオチ ○ 見えない虹  文通をしていた東海レインボーズファンの男女が,東海レインボーズの試合で,始めて出会う。しかし,その試合で,男は,高校時代の生活指導の教師の殺人事件の容疑者となってしまう。真相は,自分自身も恨んでいる生活指導の教師を殺害した誰かをかばって,男が嘘を言っていたというもの。多佳子は,被害者がヘッドフォンステレオで音楽を聴いていたところから,被害者が野球嫌いであることを知っていたものが犯人だと気付く。 ○ 破れた虹  バイトの女の子が,Aから預かった小物をAと一緒に喫茶店に来ていたBに返そうとしたら,人違いだと言われた事件から,多佳子は,バイトの女の子がBから命を狙われていたことを見抜く。 ○ 騒々しい虹  水やりのバイトを頼まれた小学生の話。小学生は,バイトを頼んだユキエという女性が命を狙われていると考えたが,真相は,ユキエとアツシの結婚問題。家族に納得させるために一芝居うったという話。 ○ ダイヤモンドに掛かる虹  昭次,万希夫という二人の男と裕香という女の話。「よしだふじこ」という女性の殺人事件と,容疑者である飛鳥という男の失踪。そして,万希夫がその容疑者となる。  真相は,万希夫は,婚約者であるレインボーズのオーナーの娘と破談になったが,最終的によりをもどす。その中で,万希夫が,よしだふじことの関係を疑われたのだ。真相は,飛鳥という男を殺害するために,そのカモフラージュとしてよしだふじこを殺害したというオチ。  また,昭次という男の裕香への思いも誤解だった。裕香という女性の描き方が,青井夏海らしい作品。

    0
    投稿日: 2015.12.25
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    野球ミステリー。 野球がそんなに好きではなくても、一緒にルールを覚えながら楽しめます。 無理のある設定もあるし、唐突な展開だなと思って面食らう部分もあるのだけど それでも読み終えたときには「面白かった」と思える。 もう少しオーナーとオーナー夫人のやりとりがでてくるとよかったのにな、とは思うけど。

    0
    投稿日: 2014.08.19
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    3+ 解説にいくつか作品が挙げられているが、探偵役のキャラクター的には「空飛ぶ馬」というよりは「覆面作家シリーズ」に近い雰囲気を感じる。プロ野球に興味がなくなって久しいが、野球そのものに興味がないわけじゃないことを再確認させられた。

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    投稿日: 2012.03.30
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    私の好きな野球というスポーツとほのぼのミステリという二つの分野を両立させてくれる嬉しい小説である。 選手の名前がわかりやすいが安易なのが残念だが、前述の両方のよさを実感させてくれる。 最後の瞬間、走った朱村選手がどうなったか。。。。それは、想いがつのる。

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    投稿日: 2010.11.06
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    +++ いつも優雅なドレスに身を包み、綺麗な靴を履いて観客席に現れるおっとりした女性・虹森多佳子。超弩級の野球音痴でありながら、なぜかプロ野球球団・東海レインボーズのオーナーを務める彼女は、奇妙な謎を次々と解決に導く才能も持ち合わせていた!安楽椅子探偵の冴え渡る推理と、優勝の夢に向かって疾走する万年最下位球団の奮闘を描いた、値千金の愛すべき本格ミステリ。 +++   第一話 幻の虹      ――東海レインボーズ対京葉チャレンジャーズ 一回戦   第二話  見えない虹      ――東海レインボーズ対札幌ポラベアーズ 四回戦   第三話  破れた虹      ――東海レインボーズ対北九州スキップジャック 十三回戦   第四話  騒々しい虹      ――東海レインボーズ対中央フリークス 十八回戦   第五話  ダイヤモンドにかかる虹      ――東海レインボーズ対灘波マシンガンズ 二十六回戦 +++ 万年下位の東海レインボーズのオーナーだった亡き夫のあとを引き継ぎオーナーになった野球音痴の妻・多佳子が、球場に足を運び自球団のゲームを観戦しながら小耳に挟んだ話を元に推理し、事件の謎を解き明かし真実に迫る物語である。多佳子の視点のやさしさと、推理の見事さはもちろん、東海レインボーズの死力を尽くしたゲームの様子も愉しめて、二度おいしい一冊である。レインボーズのメンバーの名前に必ず色名がつき、迷わず味方だと判るのも親切である。多佳子さん、素敵である。

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    投稿日: 2010.07.04
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    加納朋子作品や北村薫作品を彷彿とさせる彼女の作品の原点。ほのぼの風の日常ミステリーだが、そこにプラスアルファとしてプロ野球への愛をこめて書かれている。そのうえ、一見ただの品の良い奥様然としたプロ野球球団オーナー・虹森多佳子の切れ味鋭い推理が魅力。 「虹」という名のつくタイトルの読み切り5作品が収録されているが、ちょうど1年間にわたる東海レインボーズが参戦するパラダイス・リーグのペナントレースとリンクしている。万年最下位ながら、型破りの魅力あふれる野球をする東海レインボーズのゲームぶりが作品のそこここに表れていて、主題のミステリをしのぐ面白さ。 野球とミステリという二つの要素を、ここまでうまく絡めた才能には恐れ入る。

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    投稿日: 2010.06.25
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    いつも優雅なドレスに身を包み、綺麗な靴を履いて観客席に現れるおっとりした女性・虹森多佳子。超弩級の野球音痴でありながら、なぜかプロ野球球団・東海レインボーズのオーナーを務める彼女は、奇妙な謎を次々と解決に導く才能も持ち合わせていた!安楽椅子探偵の冴え渡る推理と、優勝の夢に向かって疾走する万年最下位球団の奮闘を描いた、値千金の愛すべき本格ミステリ。

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    投稿日: 2010.06.17
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    私もどちらかといえば「野球音痴」なんだけど……ここまではひどくないわ(笑)。 完全な「安楽椅子探偵もの」。推理というよりは推測じゃ……証拠とか根拠ないじゃん……という感触だけど、「なるほどっ!」と納得させられてしまうのが魅力。事件の性質を野球の試合にたとえてるのも巧いと思うし。野球のこと分かってりゃもっと面白かったろうな、とは思うけれど、あんまり分かってなくても面白かったので。野球詳しくなくても充分読めます。

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    投稿日: 2009.12.29
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    野球もミステリも好きなんだなーという想いは ちゃんと伝わってきます。野球部分の描写が凄くて丁寧で 野球の面白さを伝えようとしていて、凄く好感が持てます。 ミステリ部分はその野球と直接結びつけずに、間接的に 探偵役を設定する事で、全体的にはよい雰囲気のライトミステリに なってますねー。 一個一個の推理や設定には多少の強引さも感じますが... 元々自費出版作品なんですね。そういう細かい部分を 感じたうえでも、個人的には楽しめる作品でした。

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    投稿日: 2009.04.05
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    連作ミステリー短編集。全5話。 夫が亡くなり、突然球団のオーナーとなった女性。彼女は、自分の周りで起こる事件を、次々と解決していく。そう、彼女は安楽椅子探偵なのです!! 野球とミステリーの融合ですねぇ。物語は淡々と進みます。主人公の寡婦のキャラがいい(*´ー`) こんなおばあさんになりたいと思うが、無理でしょうなぁ(笑) 閑話休題。 短編なので謎はたいしたことはないです。あと、野球の試合のシーンが多すぎるような・・・。野球にさほど興味のない私にはちょっとつらかった(´〜`ヾ) でも、野球好きでミステリー好きなら楽しめるかも?

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    投稿日: 2007.03.18
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    とある書評を読んで気になったので購入しました。 パラダイスリーグ(パシフィックリーグではない)の万年最下位球団 東海レインボーズオーナーの多佳子はとてつもない野球音痴。(オーナーなのは亡くなった前オーナーが彼女の夫で、それを彼女が引き継いだのだ。) いつも場違いなドレスを着ておっとりと野球観戦している彼女はその印象によらず優れた洞察力の持ち主でもあった。 彼女が小さな事件を小気味良く解決していきます。 最初はちょっと微妙と感じましたが最後の二章が中々面白かったです(レインボーズが優勝したかどうかが激しく気になる!!) ちなみにこの本に出てくる野球選手の名前には法則があります。 レインボーズは選手は色の名前。 コーチは天気の名前。すべて虹に関わりがあります(そして多佳子の苗字は虹森)。 敵の野球選手も山手線の駅の名前だったり、大阪の地名だったりと しっかりと法則性がつけられていて感心しました。

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    投稿日: 2005.10.02