
アニーの冷たい朝
黒川博行/東京創元社
作品詳細ページへ戻る
総合評価
(4件)4.0
| 1 | ||
| 2 | ||
| 1 | ||
| 0 | ||
| 0 |
powered by ブクログ黒川博行さん2冊め? ブクログ始める前に何冊か読んだ記憶があるのだけど… 大阪府警シリーズ第八弾。いきなりの八弾だけどとても楽しかった。後半からラストに向かってのスピード感でハラハラが止まらない。犯人はこっちでしたか!最後の終わり方が気になる。谷井は?第九弾があるらしい。 …早く読みたい。
7投稿日: 2023.01.22
powered by ブクログ面白かった。 CMの無い2時間ドラマみたい。 刑事さんたちが一生懸命で心地よい。 大阪人には馴染みの地名がたくさん出てくる。
0投稿日: 2020.11.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
セーラー服を着せられ体毛を剃られ、乳首や陰部にファンデーションが塗られた若い看護師の遺体。女子大生、OLの格好をさせられた被害者たち。被害者たちをアニーと呼ぶ犯人。捜査にあたる谷井刑事。教師の足立由美が出会った大迫。大迫に引かれる由美。大迫につれていかれた大迫の友人・江角の経営する宝石屋でルビーを購入した由美。大迫の行動に不信を感じた由美の調査。由美の疑惑。デート商法の被害にあっていた被害者たちの共通点に気がついた谷井刑事。
0投稿日: 2015.06.20
powered by ブクログ狂気が行間から立ち上るような、ぞくぞくする逸品。著者らしい無駄のない訥々とした筆致で犯人の行動が淡々と描写されていて、逆に描写されていない犯人の心理のおぞましさが際立っている。全体的なテンポの良さは相変わらずで、警察・被害者・犯人の各視点から描かれた章からなる構成もそのまま映画やドラマに使えるぐらい巧みさです。黒・豆コンビに比べると影の薄い主人公コンビですが、クライマックスでは“太陽に吠えろ”ばりに渋い活躍を見せているのもいいですね。
0投稿日: 2009.06.17
