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プリズム
プリズム
貫井徳郎/東京創元社
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総合評価

213件)
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73
81
25
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    面白くて、一気に読みました。この人のは 慟哭とかが有名だけど、それよりもこっちの方が 面白かったなぁ。これが正しいと思ったら、あっさり 裏切られて、いい意味で期待を裏切られるので、 読んでいて楽しかった。

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    投稿日: 2006.11.27
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    他殺が疑われる状況で小学校の女性教師の死体が発見される。 被害者と関係する4人がそれぞれ事件を推理していく過程を描く。 幾重にも折り重なる仮説の構築と崩壊。 推理する人間によって,その理由も被害者の印象も異なっており, 結論も異なってくる。 同じ事件でも,視点によって捉え方は異なるはずである。 あなたにはどのような事件の真相が見えるだろうか。 一読の価値はある。

    0
    投稿日: 2006.10.25
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    小学校の女性教師が自宅で死体となって発見された。 傍らには彼女の命を奪ったアンティーク時計が。 事故の線も考えられたが、状況は殺人を物語っていた。 ガラス切りを使って外された窓の鍵、睡眠薬が混入された箱詰めのチョコレート。 彼女の同僚が容疑者として浮かび上がり、事件は容易に解決を迎えるかと思われたが… 『慟哭』の作者が本格ミステリの極限に挑んだ衝撃の問題作。

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    投稿日: 2006.07.05
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     読み始めの第1章では、ジュブナイルの雰囲気で、作者が路線変更でもはかっているのか、と疑いたくなった。しかし、その子どもの視点が出発点になっているからこそ、読み終わったときに、本書の構成の巧妙さと、事件の真相の衝撃が際立って見えるのだと思う。本書に関しては、賛否両論あるようだけれど、私は素直に楽しめた。

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    投稿日: 2006.06.25
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    まず「プリズム」と言う題は、なかなか素晴らしい命名だと感じました。 推理小説では、最後には犯人が確定すると言うのが決まりのような感じを漠然と思っていますが、その結末は作者の意図した結末と言うことで、重要なのは途中経過で、結末ではないと言うことを示した作品です。 もうひとつの要素は、人間と言うのは普通は一筋縄ではいかないくらいに、多面的な面をもっているのでしょうけど、推理小説に登場する人たちは、二面性くらいはあるとしても、それも、犯罪を隠すための犯人のポーズであったり、被害者の意外な面を示すことで、推理が意外な方向に飛ぶことが目的であることが多いでしょう。 しかし、この作品では、本当に万華鏡のようにくるくる変ります。 明るく生徒にも人気のあった山浦先生が殺されます。この本は、4章からなる構成ですが、それぞれの章は、「教え子」「同僚」「元恋人」「不倫相手」の4人の視点で書かれています。その視点の違いが、人間の多面性をかなり際立てています。 それで結末は、、、それは、なんていったらいいのだろう。こうした内容も面白いです。解説にも書かれているように、「毒入りチョコレート事件」など複数推理を楽しむものがあります。また結末は、東野圭吾の「どちらかが彼女を殺した」「私が彼を殺した」などを思い出すような感じでした。

    0
    投稿日: 2006.06.02
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    4人の視点を持って、殺された女性教師の犯人を追う。それぞれの推理が覆されるのは小気味良いが、はっきりしないラストにがっかり。文体もあまり好きではなかった。

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    投稿日: 2006.05.13
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    結末がない小説。 読み終わった後、少しモヤモヤしてしまうけれど。 一つの殺人事件をきっかけに、4つのパターンから真犯人を探していくという話。 1人の人に対する人物像の見方が、こんなにも関わる人で違うものかと思った。 でも、それこそが「プリズム」なのかもしれない。 最後の可能性は、思いつかないくらい驚きだった。

    0
    投稿日: 2006.05.11
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    慟哭の次に読んだ貫井作品。事件の犯人が曖昧なラストに賛否両論あるみたいですが、ワシは好きですねー。物事を見る立場からすれば、色々な見え方がある訳で、色んな人の推理や関係が入り乱れるさまは面白かったなー!

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    投稿日: 2006.03.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小学校の女性教師"ミツコ先生"が、自宅で死体となって発見された。 死因はアンティーク時計による頭部打撲。 事故の可能性も有ったが、部屋には、他殺を示唆するような材料も。 ガラス切りで開けられた窓、そして、テーブルの上には、睡眠薬入りのチョコレート。 果たして、ミツコ先生の死は、事故なのか、殺人なのか? そして、犯人は? 事件の真相は!? "『慟哭』の作者が本格ミステリの極限に挑んだ衝撃の問題作。" …確かに、ある意味、問題作ですよ。 だって、結局のところ、犯人が誰なのか、分からないんだものっ!!<えー!? おかげで、何度も読み返しちゃいましたよ(苦笑)。 しかも、衝撃の展開。 あっさり解決しちゃって、納得も出来るし。<…とか思ったのが大間違い(笑)。 最後に示される真犯人には、「…まさか!!(それは無い)」と思いつつも、背筋が寒くなりました。 いや、彼らが、真犯人だとは思いませんけどね。 "なぜ、担任の先生が亡くなっても動揺しないのか。なぜ、悲しみや驚きを見せないのか。それは誰が犯人なのか知っているからではないか。" それは、Scene1の結論からすると、彼らの中では、桜井先生が真犯人だって事で、落ち着いているからで。 更に、南条が、無実の罪で陥れられても、心が痛まないからって事ですよね。 面白いけど、私には不向きな1冊だったかも(苦笑)。<でも、好き。

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    投稿日: 2006.01.25
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    最初小学生の視点から見た事件とその(一応の)解決を見せた後その「犯人」が探偵役を務めると言う方法で読者を驚かす。まあこれが最後まで続くんだけど最後は小学生が犯人なのではないかと言うところでまとまる。きれいに円になっちゃうわけです。「毒入りチョコレート事件」とはまた違った面白さがある。髪の視点がないことで被害者が見る人によって印象が全く変わると言う点も面白かった。論理展開もしっかりしてるし、かなりの良作だと思う。

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    投稿日: 2005.02.24
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    探偵役は一人で事件のヒントを集めて解決するのではなく、同じ事件を別の立場の人間が考えて別の結論を出す。最後まで読んで結論がわかってあーすっきり!という訳にはいかないので、事件解決してめでたしめでたしというエンディングは期待できないけど、それぞれの探偵役が推理を展開していく過程は面白い。

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    投稿日: 2004.12.26
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    小学校の女性教師が殺されちゃいまして、生徒やらお友達やら いろーーーんな方々が推理するです。お話しがループのような感じがすてき。 犯人がどうしても知りたい方には、お勧め不可なお話しでございます。

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    投稿日: 2004.11.02
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    一番最初に読んだ「修羅の終わり」が、なんだかなぁ・・・な感想だったので、その後の読んだ「慟哭」そしてこの「プリズム」も色眼鏡な感じで読むことになってしまった。「修羅の終わり」を読まなければ、この2作品もより面白く読めたかも(なんちゅー感想だ)。 で、この作品。一つの殺人事件に対し四つの視点から事件を推理しています。そして、その四つの推論の結果はそれぞれの結果によって崩されます。それをどう解釈して自分なりの結論に作り上げるかは、読者次第?!

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    投稿日: 2004.09.22