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タイム・マシン
タイム・マシン
阿部知二、H・G・ウェルズ/東京創元社
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総合評価

10件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    表題作「タイムマシン」を読んだ。1895年。 80万年後の二種の〝人類〟エロイとモーロックのことは覚えていたが、タイムトラベラーがその先の7000万年後まで行って、死滅した地球を見るところは覚えていなかった。なんとも荒涼とした作品である。書き出しはとても面白いが、未来社会の描写、とくに生産についてはあまりはっきりしない。 訳文では「レバー」を「テコ」と書いているところが気になる。

    0
    投稿日: 2022.09.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    表題作の『タイムマシン』は無くなったタイムマシン探しに多くを割かれやや躍動感に欠けると感じた。恋仲?であったウィーナの死も呆気なく書かれていた。しかし他の収録されている短編は名作が多いように感じた。

    0
    投稿日: 2022.02.23
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    中編「タイム・マシン」+短編集。正直なところ、表題作の「タイム・マシン」はディストピア感というか、ポストアポカリプス感が強くて馴染めなかった。一方、「奇跡をおこせる男」はオチが最高に面白かった。もしこの本を読む機会があれば、これだけは読んでもらいたいです。

    4
    投稿日: 2020.08.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    優雅で無能な地上人と、暗い地下で労働に従事する食人鬼に人類が分化した八十万年後の世界。 この作品がなかったら「ディストピアを通した文明批判」というSFのテンプレは生まれなかったのかもしれない。 この革新性はすごい。

    1
    投稿日: 2012.05.02
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    表題作には大いに物足りない。文明批評的側面のみ評価されるんだろう。ま、タイムパラドックスなんて概念はまだなかったのかな。ただ併録の「奇跡を起こす男」は秀逸な短編だった。

    1
    投稿日: 2011.09.24
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     失っても二度と戻らぬ時間。それを科学の進歩で取り戻すことが出来たなら…そんな思いから生まれたのではないかと考えてしまう。それはきっと、誰しもが持つ希望なのだろう。    タイムマシンという定義を作り出した記念すべき作品。その後あたまに現れるSF作品を楽しむためにも、是非一読すべきかと。  まだ、時間を旅することのパラドクスそのものも思いつかない黎明期。素直な気持ちで楽しんでください。

    1
    投稿日: 2011.04.07
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    やはりちょと古い感じはするが、おもしろい。 「タイムマシン」とかはもうちょと読んでいたいと思わせる。

    1
    投稿日: 2010.11.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    先に映画を見てしまい、がっかりした後に原作を読んだのだけど、なぜ映画化されたのか不思議。もちろん本で読むほうをオススメ。 それにしてもよくあんなにも遥か未来に行くことを思いついたなぁ。地球が存在するかどうかすらわからないのに。突然宇宙空間に放り出されたらどうするつもりだったんだろう?

    1
    投稿日: 2010.07.04
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    高校の頃に友人に強く薦められて読んだ本ですが、本当にすっかり魅了されてしまいました。 タイムマシンの原点と言われるお話。 こう言う事を一番始めに思いつく人の頭の中と言うのは、いったいどうして出来てるんでしょうか? スゴイの一言です。

    1
    投稿日: 2008.09.20
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    短編集。火星人が登場する「水晶の卵」収録。「奇跡をおこせる男」は昔小学校の図書館で読んだ絵本「時間よ、とまれ!」の原作だった。

    1
    投稿日: 2005.05.23