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西遊記(一) 実力狂時代の巻
西遊記(一) 実力狂時代の巻
邱永漢/中央公論新社
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総合評価

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  • 三蔵法師のプロフィールって?

     邱様版初版は1959年。それなりに時間が経っているのですが、西遊記コンテンツは半世紀ぐらいではびくともしないのでしょう。ガン○ムもまだまだ小僧っ子ですね。^^  しかしそれも良い作品が創られ続けるからで、邱様版西遊記もまた良作の一つと思われます。 読みやすく、時々シニカルな表現も入れてストーリーを追えるのは、中高生以上、もちろん大人が西遊記を読み直すにはちょうどよいのでは。  1巻では、悟空の強さと三蔵法師の経歴が語られます。そういえば三蔵法師の出自って知らなかったなぁ。意外と俗っぽい素養があるのがよいです。(その俗っぽさが、《夏目雅子さん演じる三蔵が酒に溺れるシーン》を思い出させました。古いな・・・。)

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    投稿日: 2015.11.24
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    岩波文庫の西遊記を読んでから読もうと思って積んでたシリーズ。挿絵の影絵が何かかわいくて集めちゃった。 現代社会の皮肉まじりのテンポのいい文章で読みやすいよ。 中身は岩波文庫のと違って、三蔵の生い立ちが詳しく語られている方で、そこら辺はあんまり知らんかったので読めてよかった。でもあんな話やとは…。岩波文庫の方で断片的に出てくる話つーかイメージと違ったわ。母親があんなに長く生きとったとは思わんかった。…平凡社の読んだほーがいいかな?

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    投稿日: 2015.07.31
  • 西遊記ってこんなお話だったんだ

    私の知っている“西遊記”は、孫悟空たちが三蔵法師につき従うようになってから。 この第1巻は、猿の王時代の孫悟空の乱暴ぶりに神々が激怒して懲らしめにかかったり、三蔵法師の生い立ちや天竺を目指す経緯が書かれていて、読み応え抜群。 巻末で、三蔵法師は天竺を目指して長安を出発するが、まだ悟空たちと出会っていない。 この先が楽しみ。 訳も現代に合わせてわかりやすくアレンジされていて、とっても読みやすい。

    1
    投稿日: 2015.07.30
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    高校時代からの愛読書。残念ながら絶版。 色男だけど頑固で、すぐ泣くわめく馬から落ちるさらわれる三蔵様が可愛すぎる。 ダメな上司に使える部下3人と個性的な妖怪や菩薩・如来たち。 当時の社会や経済を背景にした「お金の神様」邱永漢ならではの解釈が面白い。 あとがきを読むと文庫版になる10年前に書かれていたらしい。ビックリ。 今読んでもぜんぜん古くないし。 藤城清治氏の美麗影絵の挿絵がまた素晴らしいのだ。 私の中の三蔵さまはこの本と、 「悟空の大冒険」で野沢那智が吹き替えしてた情けない三蔵さまがベスト。 夏目雅子もイイけど、ちょっとキチンとしすぎなのね。 石坂浩二だとキャスト的には丁度いいんだが(何)

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    投稿日: 2011.03.30