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女王陛下の薔薇4 咲き匂う花たち
女王陛下の薔薇4 咲き匂う花たち
三浦真奈美/中央公論新社
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総合評価

2件)
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    説教的ではなく自然と、明日も頑張ろうと励まされる物語でした。何よりすごいのは、エスティが女王のような革新的な女性として描かれるのではなくて、ごくありふれた普通のお嬢さんだったことだと思う。エスティがエスティのままに世界を広げていって、そのしなやかさで社会に溶け込んでいく。歴史に名を刻んでいなくとも、女性たちの夜明けには大なり小なりそんな女性たちがいたのかもしれない、と、背筋がピンと伸びた。

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    投稿日: 2010.10.30
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    未だ内乱の治まらないパガンに特使として赴くことになったエスティ。あのエイダン・グレイもまた特使として代表団に加わることに。パガンでもエスティの周りは騒動続き。ブランカとの再会、エイダン・グレイとの画策、軍部の醜聞。無事に調印式は行われるのか。最終巻にして第一巻の様な冒険がわくわくさせてくれる。相変わらずのエイダン・グレイとエスティのやり取りv最終章にはうるっときました。四人の薔薇の蕾たちが、咲き匂う帝国の物語。

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    投稿日: 2007.04.18