
総合評価
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- syiki"powered by"
幼なじみのハルカとミチオが、日本とアメリカの間で文通しながら中学生、高校生と成長していくストーリー。年代も設定されていて、ふたりは1983年3月生まれ。 世代が自分にどんぴしゃなので、描かれる小物や小ネタになじみがあり楽しめた・・・・というのもあるけど、今のティーンが読んでもきっと、心にひびくと思う。自分の性格、来年のこと、悩みはどの時代も変わらない。仲間と何かを始めること、やりとげることの楽しさも。すぐに反応の来ない手紙という方法だからこそ打ち明けて書けることもあるなと思う。 なにより作者はイラストレーター、あたたかみがありカワイイ、ユニークな絵がたくさんのことを物語っていて、何度も読み返しちゃう。 ふたりを明るい未来へ連れて行ってくれたユニコーンもかわいい!
3投稿日: 2025.06.29 - gngn"powered by"
何かのおすすめの紹介で見つけた本だったが、とてもよかった。作者のイラストがかわいく、とても丁寧に作られている。同じ日に生まれたハルカとミチオと、アメリカに引っ越したミチオとの6年生から高校卒業まで、二人の文通を通し、成長や青春を味わえる。スラスラ読めた。こういうタイプの本はなかなかないかも。
0投稿日: 2025.06.14 - hana"powered by"
甘酸っぱいかわいい話。ちょっとの屈託がスパイスになっててオシャレ。 イラストもノスタルジックでよい。
1投稿日: 2025.05.23 - naotakak"powered by"
このレビューはネタバレを含みます。
子供達の成長する姿がかわいくて少しハラハラドキドキ。アメリカの子供の生活が興味深い。 中学生くらいの子に読ませたい。
0投稿日: 2025.04.16 - ayapon"powered by"
ハルカとミチオの同じ誕生日のおさななじみ二人による海を越えた書簡小説。北澤さんのかわいいイラストも全ページにあり。過ぎる月日、変わっていく環境、そしてその後を想像させる余白。
0投稿日: 2025.02.10 - まく"powered by"
1983年の同日に生まれたハルカとミチオ。ミチオがアメリカに行ってしまい文通が始まる。1990-2000年代の往復書簡小説。 彼らと同世代なので手紙で言えない感情や出てくる懐かしい物に昔の自分をしみじみ思い出しながら読んだ。 離れていながらも共同プロジェクトをしたりするのも、ずっと続いている文通も凄い。 手紙と絵の両方を楽しめた。 出版記念トークイベントに行ったので制作秘話を聞いたが完成まで3年かかったらしい。 絵に描かれてるものにも年代が反映されていて、また絵をじっくり見ながら読み返すのがお勧めと聞いたので再度読んでみようと思う。
1投稿日: 2025.02.02 - mmm"powered by"
2025年5冊目 同じ日に生まれたハルちゃんとミチオくんが日本とアメリカで文通をする交換エッセイのような作り 見開きに絵と文章が両方存在する新しい形の小説 等身大に綴られた文字は綺麗に補正され、絵は真の姿を描く 2人の似てるけど違う悩みは対比のように通り過ぎていき、すべてを手紙は見ている 可愛らしい挿絵の中に必ずレターセットがあるのがすごく良かった なんだかすごく美しく思えて、一本の糸のような細いけれど強い繋がりに泣けてきてしまった 覗き見させてくれてありがとうという気持ち
7投稿日: 2025.01.16 - えみ"powered by"
可愛いイラストとともに綴られる幼なじみ二人の文通。日々の出来事から悩みや将来のこと。相手のことを考えたり、自分の気持ちを見つめたり、手紙を書くための時間に詰まった二人の優しい気持ちと成長していく姿が微笑ましかった。意外でユニークな終わり方も二人らしくて好きでした。手紙に書かれていたミチオ君のおすすめ曲を私も聴いてみたくなった!
1投稿日: 2025.01.15 - ぼよちゃん"powered by"
同じ日に生まれた幼なじみ、ハルカとミチオ。ミチオがアメリカに移住してからは手紙をやり取りする文通友達に。 それぞれの学校生活や友人、進路なんかの悩みや喜びを手紙で伝え合う。 北澤さんのほのぼのしたイラストと手紙と空白の時間からするすると次どうなってるのかなと先が知りたくなる物語でした。
3投稿日: 2025.01.08 - aco"powered by"
このレビューはネタバレを含みます。
「あんれ!まあ!」とつい言っちゃうような結末。 もしハルちゃんかミチオくんの身内なら、お節介かきたくなっちゃうような… この物語は、ハルちゃんとミチオくん二人の文通形式で進んでいく。 著者の方のイラストがふんだんに盛り込まれていて、イラストを愛でつつ、二人を微笑ましいな、とか羨ましいな、とか思いながら読み進めていくが、まあ微笑ましいだけでは終わらない。山もあって谷もあって、そして最後にあんれ!まあ!となる。イラストが多めだけど、それでも読み応えは十分で満足度がちゃんと高い。 ハルちゃんとミチオくんは1984年産まれ。文通のやりとりの中で、成長していく二人に合わせて、時代背景の垣間見えるところも、そっかそっか、そーなんだーと思えて楽しい。
1投稿日: 2025.01.06 - ken567"powered by"
素敵な絵と相まって、初々しいふたりのやりとりに心が揺れる。未来がいいものになってほしい、と願う気持ちになる。
1投稿日: 2025.01.03 - nekomurice"powered by"
ハルカとミチオのやりとりはもちろん、お互いの便箋の柄やハルカが描くハッチやミチオのオススメの曲とか、全てが愛くるしい本だった。
21投稿日: 2024.12.10 - み"powered by"
北澤平祐さんの絵が好きで発売を楽しみにしていました 心が暖かくなったり 時にはきゅっと痛んだり 2人の会話ではなく文通なのがとてもいい 便箋や音楽、細かなところまで楽しめて 本を読んでるのにそれだけではなく自分が絵の中に入ったような、もっと立体的な何かを感じながら読めましたとても楽しかったです ハッチがとても可愛い
0投稿日: 2024.12.08 - na2ko3"powered by"
幼なじみのハルカとミチオ。 遠く離れて暮らすふたりの往復書簡「絵」小説。 一貫して右ページには手紙の文面、左ページにはそのときの情景がイラストで描かれている。 このスタイルが面白くて、作品にもぴったり。 うまくいかないとき、自己嫌悪に陥ってるときほど手紙の中ではキラキラした自分を演出してしまうし、 苦しくて困っていても、助けを求めることを躊躇してしまう。 文通で物語が進んでいくのに、イラストによって「書けなかったこと」が浮き彫りになるのが新鮮で、漫画とも絵本ともまた違う不思議な読み心地。 ミチオはバンドマンで音楽に詳しく、文通の中でおすすめ曲を紹介してくれるのだけど、それがすごく懐かしくて気分が高まる。 プレイリストつくりたいし、何ならCDにしてほしい。もちろんジャケットはハルカのイラストで。
3投稿日: 2024.12.03