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春海水亭 / 角川書店単行本 (1件のレビュー)
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ao-neko
このインパクトあるタイトルだけでぐいっと惹きつけられます。そして各話のタイトルもぶっ飛んでました。中身はもっとぶっ飛んでます。笑えて、そして怖さもある斬新極まりないホラー短編集です。 まず「八尺様がく…ねくねをヌンチャク代わりにして襲ってきたぞ!」っていう、何なんだそのタイトルは、という話なのですが。話の中身はタイトルのまんまだったのでさらに驚き。ここに登場する「致死率十割神社」って、こんな名前の神社(しかも鳥居がギロチン!)があっても絶対行きませんよ。誰が行くねん。ていうか行くんかい、とツッコミ入れながら読んじゃいます。凄まじく恐ろしい状況のはずなのに、もはや楽しくなってきてしまいます。何なんだこの作品。 「ホラーのオチだけ置いていく」もタイトルそのまんま、ホラーのオチだけいろいろ集められていますが。これ、想像をぐっとかき立てられて、一番恐ろしかったかも。「身長が八尺ぐらいある幽霊が俺にビンタしてきて辛い!」もユーモラスなタイトルからは想像できない恐ろしくて切ない話だし。侮れない一冊です。続きを読む
投稿日:2024.04.29
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