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勢古浩爾 / 夕日新書 (2件のレビュー)
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よつば
子どもの頃、人生経験を積んだお年寄りは尊敬し敬うべき存在であると思っていた。 ところがどうだろう。 人生100年時代と言われる今、一歩外に出れば元気な高齢者がわんさといる。 元気に越した事はない。… けれど目に付くのはいわゆる老害と呼ばれる人達。 本作ではそんなバカ老人の生態がこれでもかと描かれている。 黒岩祐治氏の下劣極まりないメールにドン引き。 (このメールが公開された事にも品のなさを感じるが) ロシアのプーチン大統領から近隣の高齢者までぶった切るさまは爽快。 何度も反面教師のフレーズが頭を過った。 こうはなるまいと誓う。続きを読む
投稿日:2024.04.29
take9296
「人生100年時代」といわれて久しい。実際、高齢化が進み、寿命も伸びている。団塊の世代といわれる人たちも後期高齢者となり、ますます意気軒昂である。一頃コロナ禍で鳴りを潜めていた老人らが、待ってましたと…ばかりに、我が物顔で醜態を晒すようになった。かつての老人は、下の世代から一目置かれる泰然自若とした立派な精神と態度の持ち主が多かった(ように思え)。ところが昨今の老人はどうだろう? 日本も世界もバカばかりではないだろうか? 傍若無人なバカ老人らのふるまいを見て、同じ老齢の自分の振りも直したい――そんな想いで綴られた、年配者向けのコンパクトな一冊。 著者の意見にすべて賛成ではないが、ところどころで深くうなずいてしまう。ブックガイドとしてもお勧め。 今回はマイクル・コナリーの「正義の弧」が登場。「砂漠の星」の写真に注目。続きを読む
投稿日:2024.04.28
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