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田丸雅智 / 光文社 (8件のレビュー)
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総合評価:
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ao-neko
あるあるなシチュエーションや迷信等をモチーフにしたショートショート。どれもこれもがくすっと笑える仕上がりです。 お気に入りは「原稿中」。締め切りを守らなかったせいで、「シメキリ」に追われる羽目になる作…家たちの物語。とってもユーモラスで楽しく読めますが、しかしたしかに彼らの身になってみると……恐ろしいですね、シメキリ。そしてそこから後の展開にも笑わされます。 「ソウルスペース」にはほっこりしました。「魂を抜かれる」という言葉には不穏なものを感じてしまうのですが、いいよねえ、こういうのがもしもあったら。続きを読む
投稿日:2024.06.09
erierierin
おとぎカンパニーシリーズの最新作 SF要素が強めになっている気がする。 個人的には「牛さん」がほんわかしていて好きな話だった。
投稿日:2024.06.03
ミント
図書館で目に留まって借りてみた本。 短篇10話、どれも面白かった! そしてどれもほっこり優しくなれる話。 個人的には、 オチを3秒以内に拾われちゃうお話の「三秒以内に」、忙しい日々から一時離れて牛…になって過ごせるお話「牛さん」が好き。 どれも発想が面白いなぁと思える素敵なお話でした!続きを読む
投稿日:2024.05.18
harumi nakano
久々の著者作品。久しぶりの書店散歩で出会う。 おとぎカンパニーというシリーズで、既に数冊刊行されているとは知らなかった。 ことわざ、あるある(都市伝説とは言わないのなんだかうれしい)に因む10編。 … 「食べてすぐ横になると牛になる」がお気に入り。 懐かしい教訓?と、それに纏わる不思議な世界とほんのり心がやさしくなれる物語。続きを読む
投稿日:2024.04.24
よつば
「緊張の“人”」「白線の民」 「机の工房」「三秒以内に」 「牛さん」「イタミの蝶」 「原稿中」「てるてるの仕事」 「鳩の通信」「ソウルスペース」 10話収録の短編集。 おとぎカンパニーシリーズだが単…体で読んでも問題はない。 今回は誰もが一度は経験した事がある行動がテーマ。 私は3秒ルールはやらないが手の平に人という字を3回書いて呑みこんだ経験はある。 そんな迷信の様なエピソードを田丸さんが大胆アレンジ。 愉快な世界へと誘ってくれる。 人って書くと人が登場したり、寝転がっていると牛になるとか楽し過ぎる。 作者の発想の豊かさに脱帽。続きを読む
投稿日:2024.04.10
ふくしま
ショートストーリーで、10話入ってます。 サクッと読めますし、きっと読み手の気にいる作品が1個はあるはずです。 私は、牛さん、イタミの蝶、ソウルスペースが気に入りました。 youtubeとかでショート…アニメでやったらバズりそう。 小学生とか中学生とか読書の入り口としても良さそうですし、久しぶりに本を読む方のリハビリがてら手に取るのもおすすめです。 続きを読む
投稿日:2024.04.07
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