【感想】水中都市・デンドロカカリヤ(新潮文庫)

安部公房 / 新潮文庫
(66件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
16
26
13
1
1

ブクログレビュー

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  • あぱっち

    あぱっち

    現代の寓話とも言うべき短編集。主人公らは人間から変態したり、そもそも人間ではない存在を描いており、その中に著者のユーモアがふんだんに散りばめられている。不条理な展開に振り回されつつも、その中にある様で存在しない大きなメッセージを感ずるだろう。続きを読む

    投稿日:2024.04.25

  • ワンbooks

    ワンbooks

    安倍公房2冊同時に買った2冊目
    一冊目で合わないかもと思って
    しばらく読むのを後にしようと思ったけど
    もしかしたら、、と短編ということで
    いくつか読んでみた

    かなり文学的

    発想力がすごい

    短編だから、なんとか食い下がった感。

    同じものを見てても
    同じものを見てないような感覚なんじゃないだろうか
    興味深く感じるけど
    私には、今の私には理解できないところが多かった

    SFでもなく
    小説でもなく
    これはどういうジャンルになるんでしょう?
    なんとか文学とか言われるものだろうけど

    好みからしたら好みではない

    でも、どんな本も
    読み続けられるには、それだけの価値があるし
    読む人が少なくても
    文字になれば、誰かと共感できるものと思う
    だから、
    好き嫌いはあるけれど
    その本の良さを
    少しでもわかることのできる
    読書家になれればいいなぁと
    つくづく思いました。

    今しばらくは、安倍公房さんからは
    距離を置いておこうとおもってますが、、、
    続きを読む

    投稿日:2024.04.09

  • canaco

    canaco

    不幸な女よ、親切なおれは、おまえのために、
    中央委員会だろうと、臨時総会だろうと、
    思いつく限りの会合を思いついてやるつもりさ。

    投稿日:2024.02.06

  • sachi

    sachi

    作品はもちろん、解説も面白かった。
    手、デンドロカカリヤ、プルートーのわなが特に好き。詩人の生涯は悲しかった。母親。

    投稿日:2023.12.29

  • しんめん

    しんめん


    『友達』の原題にもなった『闖入者』が抜けてて素晴らしい。
    他収録作はシュールレアリスム寄りだが、安部公房作品では相対的に取っ付きやすい部類かもしれない。

    投稿日:2022.12.08

  • 曖昧まいん

    曖昧まいん

    安部公房の作品という感じでとても良かった。この世界に身を浸すことが楽しい。意味や風刺はもちろん私には読み取りきれない。でもそれでもいい、そのまま作品を楽しめばいいと解説に書いてあって楽な気持ちになった。純粋に安部公房の描く世界の美しさと不可思議さと、その文体の見事さに浸って良いのだと思った。続きを読む

    投稿日:2022.11.25

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