【感想】<標本>の発見 科博コレクションから

国立科学博物館 / ボイジャー
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • よむ子

    よむ子

    国立科学博物館は、生きている間に一度は訪れてみたい場所のひとつです。

    絶滅危惧種と聞いて思い浮かべるのは、動物や昆虫ばかりでしたが、そうだよね、植物だって、そうですよね。

    投稿日:2024.02.12

  • MIN

    MIN

    国立科学博物館の研究者が選んだ、絶滅危惧種を中心とした標本を美麗な写真で紹介しています。絶滅してしまってもう二度と見られない生き物の標本から、努力の結果復活を果たした生き物、標本の果たした重要な役割、その歴史など、見所がたくさんな一冊です。続きを読む

    投稿日:2024.02.09

  • okkkiy555

    okkkiy555

    国立科学博物館が所有している標本の一部を掲載。テーマは「日本の生物多様性」。既に絶滅してしまった標本や、絶滅危惧種の標本掲載はもとより、標本からのDNA採取方法について最新技術の紹介もされている。生きものを現在進行形で人類が絶滅に追い込み続けていることは、目を背けてはいけない事実の一つだ。ニホンオオカミの剥製を見ると、身が引き締まる思いだ。トキが絶滅したことによるトキウモウダニの絶滅、カエルツボカビ病を保菌したニホンオオサンショウウオなど、標本があったからこそ判明したこともたくさんある。標本に関する本『標本バカ』も読んだことがあるが、いくらあっても困らない研究用標本と、展示用に見栄えがする展示用標本が使い分けられているのはこの本から初めて知った。
    標本化するのもすごい技術だ。煮たり、皮を縫ったり、虫に食べさせたり…。いつか日の目を見ることがあるかも知れない研究成果に備えて、科博にはたくさんの標本が今も出番を待っているのかと思うと、財産としてしっかり守っていかなければと思う。クラファンで多額の資金がたくさん集まったことも記憶に新しい。この施設を大切に思う人たちの気持ちの表れだと痛感した。
    続きを読む

    投稿日:2024.01.28

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