【感想】アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

金原ひとみ / 新潮文庫
(30件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
1
12
13
1
0

ブクログレビュー

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  • 憂

    初めて金原ひとみを読む。
    山本文緒が「死ぬことを忘れるくらい面白い」と言っていたが納得でしかない。
    死ぬほど面白かった。

    投稿日:2024.06.03

  • ☆HIRO☆

    ☆HIRO☆

    これはイカれてる。
    メンヘラ女子の転落ぶりが章が進むごとに加速していく。
    怖いもの見たさ的に読んでしまうが、結局なんだったんだろうかという読了感。

    投稿日:2024.05.31

  • み

    全編通して、とてもしんどかった。確実にこういう話はありえるからこそすごくズーンとくる作品だった。ただ、それぞれ必死に生きているのも痛いほどよくわかるし心情の表現が好みで読んでよかったと思う。表題ともなったアンソーシャルディスタンスが個人的に好きだった。続きを読む

    投稿日:2024.05.16

  • 岡崎コウタ

    岡崎コウタ

    【購入動機】
    故・山本文緒さんの最期のエッセイで「アンソーシャルディスタンスを読んだ。死ぬことを忘れるくらい面白かった」とあり、文庫化された際にはぜったいに買おうと思って購入。

    【ざっくり概要】
    んらかの要因で退廃的な生活を送る女性たちを描いた短編集。

    【よかった点】
    一作目の『ストロング・ゼロ』という作品がめちゃくちゃよかった。主人公がどんどん追い詰められていく展開にはハラハラしたし、オチもめちゃくちゃ皮肉が効いていて、主人公的にはどん底の状態に陥るわけだけど、読み手としてはなぜか爽快感あった。
    あと金原ひとみさんの文章はやや読みにくくて苦手だったが、本作についてはすっきりとした文体と書かれていて◯。

    【イマイチな点】
    浮気や不倫、ちょっとハードな性行などなど、金原ひとみさんの作品に登場する女性は性におおらかな人物が多く、それ自体はべつに悪いことではないのだけど、同じタイプの登場人物が多かったかなという印象。もうすこし登場人物のバリエーションがあるとよかったかなと思った。

    【どんな人にオススメできるか】
    純文学好きで、登場人物たちの退廃的な雰囲気の作品が好きな人。
    続きを読む

    投稿日:2024.05.14

  • ino.

    ino.

    コロナ禍で生活様式が一変し、今までと同じように人と距離感を保てなくなるとそこには独特の寂しさややるせ無さ、怒り、嘆きが自然と発生する。この作品はアルコール中毒、整形依存、男依存、心中など、当事者からの強烈なな悲鳴が聞こえてくる。綺麗事一切なしの書きっぷりに魅了されるとともに、死生や性を余す事なく表現する著者の感性に何度揺さぶられたか分からない。5篇の短編小説を通して見えてくるものは、圧倒的なリアリティだと思いました。続きを読む

    投稿日:2024.05.13

  • kyon04

    kyon04

    このレビューはネタバレを含みます

    『テクノブレイク』が面白すぎる。コロナ禍の神経質さに絡む狂気。母親へのスタンプ5回送信。ゴキブリの出現。プルダックポックンミョン連呼しすぎ。ぶっ飛びすぎて笑うしかない。小説を読みながら爆笑したのは初めてかも。最後は切ない。

    #金原ひとみ
    #プルダックポックンミョン

    https://amzn.to/3wFpkEU

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    投稿日:2024.05.12

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