【感想】チワワ・シンドローム

大前粟生 / 文春e-book
(10件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • しずく

    しずく

    平安時代の合間に現代物を並走するつもりで読み始めたのだが、装画を見て最初からあわない予感。
    やはり半分過ぎに挫折してしまいました。
    (σ´□`)σ・・・・…━━━━☆ズキューン!!

    投稿日:2024.05.24

  • na2ko3

    na2ko3

    個人が己の弱さとどう付き合うかは自由だけど、そこに他者が関わってくるとどうしても危うい方へいってしまうよなと思った。
    気質としての弱さはいったん置いておいて、傷の原因やきっかけのみに焦点をあてることができたら、少しは違うのかもしれない。
    もがいている若者たちがもがいたまま眼前を通り過ぎていったようで、なんともいえない読後感。
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    投稿日:2024.05.03

  • hosinotuki

    hosinotuki

    このレビューはネタバレを含みます

    弱いもの,護られるものになりたいという心理がキーワード.チワワのバッジから派生していくミステリー.ユーチューバなどSNSによる配信と折り紙などの手作りアイテムでの仕掛けなど,バラエティに富んでいて楽しかった.

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    投稿日:2024.04.23

  • ino.

    ino.

    弱くなれば批判もされないし、たたかれなくて済む。だからみんな弱さを求める。弱さは恥でも何でもなく、生きていく術なんだとこの本を読んで強く感じた。一方で弱さを演出して周りから心配され自己肯定感を高めたり進んでポジション取りしようとする人もいる。なぜなら弱い事がメリットになるからだ。チワワシンドロームが社会を蔓延させたら一億総弱者の時代が到来すると思った。
    "弱いもの勝ち"なんて言葉も生まれるだろう。
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    投稿日:2024.04.14

  • Lilly

    Lilly

    繊細さんの話かと思ったら、ミステリー寄りの話だった。
    知らないうちにチワワのピンバッジを付けられる、チワワテロ。
    ピンバッジを付けられた或る人物が失踪し、インフルエンサーでもある親友・ミアと行方を追うが…。

    おもしろかったんだけど、弱さアピールして同情を誘うのとか、「弱くて可愛いよ」って肯定してくれるインフルエンサーに心酔するの、私にはよくわからない…。時代…?
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    投稿日:2024.03.01

  • よつば

    よつば

    人の強さや弱さは何を持って判断するんだろう。

    著者の既読作品『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』『きみだからさびしい』でも感じた孤独と生きづらさ。

    本作でもSNSに翻弄され人との関係性に葛藤する人達が登場する。

    主人公は大手人材サービス会社の人事部で働く田井中琴美。
    尊敬する親友の穂波実杏は「ミア」の名で活躍するインフルエンサー。
    親友とは言いながらも琴美はミアに庇護されているような存在だ。

    チワワを弱く可愛いものの象徴と捉えたエモーショナルな作品だが、チワワだって時に牙を剥く。

    読みながら自立の文字が何度も浮かんだ。
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    投稿日:2024.02.26

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