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ディケンズ, 石塚裕子 / 岩波文庫 (3件のレビュー)
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itsuji
ピップが善良過ぎないのがリアルでよい。 臆病だけれど、自分の心に正直な子供だ。 ジェントルマンに憧れ、自分の境遇を恥ずかしく思う気持ちが芽生える。 自由に使える金が手に入ると、見栄に心が染まってしまう…。 エステラへの恋慕は募るが、重要な友人たちは思いを断ち切った方がいい旨の助言をする。 心に弱いところがある主人公だ。 金を持っていることがジェントルマンなのではない。 私の目には、ジョーは素晴らしいジェントルマンに見える。 下巻では、ピップがそのことに気づくことを期待して、読み進めて行こうと思う。 そして、遺産相続人はハヴィシャムさんではないだろうな。 第一部 全19章 第二部 1~12章まで (P336~)続きを読む
投稿日:2021.03.22
aikow
ピップの境遇はかわいそうだが、ジョーという素敵な義兄がいたことは良かった。ダラダラしてる話なのだが、なんとなく救われるキャラクターがいて楽しく読める。墓場で助けた囚人とジョーの短い会話「俺が食べ物を盗…んだことで誰かが責められてなきゃ良いが」「あんたがそれで餓えずに済んだなら良いさ」ジョーは軽い知的障害?のような記述があるが、人を気遣えないで傷つけるほうのでなく、優しくていつも安らぎを与えてくれる存在。鍛冶屋の親方として頼りになるし、おっかない姉も料理を頑張ったり、知り合いを家に呼んだり、あまり感謝されてないがなかなかの良妻(死語か)金持ちの家をジョンとピップが訪ねることになると姉が暴れて、どうやらひがんでいるらしいのが何となく幸せなのかなって思う。 イギリスの湿地帯の村の不潔で貧しかった雰囲気。続きを読む
投稿日:2021.02.17
青海
下巻をまだ読んでないんですが読み進めるごとにピップと我が身を比べ悪癖ばかりが比肩してついつい一気に読んでしまった。 下巻を早く読んで先を知りたい。 どんなジェントルマンになってどんな人生を送るのか。 …生生しくて時代の差なんてあっさり吹き飛ばされてしまった。続きを読む
投稿日:2014.12.18
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