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ポール・ホールズ, ロビン・ギャビー・フィッシャー, 濱野大道 / 新潮社 (2件のレビュー)
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kun92
未解決事件を、数十年かけてとうとう犯人逮捕まで追い詰めた科学捜査官。 一言で言えばそうなんだが、実のところそんな「格好いい」話では全くなかった。 著者はおそらく使命感で立ち向かったよりは、こうした事…件に依存しないと生きていけなかったのではないかと感じた。事件解決というより、この人の人生の展開を見るような内容だ。 私生活で奥さまやお子さまとどう向き合って、何が破綻したのかなんか、本当は気にならないようなもんなのだが、この本に限って言えば、意味があったような気がする。 本当は、家庭が必要なかったのかもしれない。 でも、家庭がなかったらどうなっていたのか。 その家庭、特に奥さまが、あたしを見て、それが家庭なのよというのが、この国らしいというか。 「昔の」日本だと、この旦那さんの仕事を支えるんだろうな。どっちがいいのかはともかく、社会にとっての家庭のあり方も、考えるところがあって。 執念と、科学の進歩が解決に寄与した。 捜査のドロドロした現実も、十分に描く。メインの事件は解決したが、そこに至るまでは何度も挫折があったし、未解決のままの事件もある。 何より。 こういう犯行が現実に行われているという恐ろしさ。 我と家族に、いつ降りかかるかわからない恐怖。 ほんと、やだわ。続きを読む
投稿日:2024.04.02
まかろに
『異常殺人』というタイトルに惹かれて読んだのだが、著者の私生活がちょいちょい挟まれてくるのが気になる…。離婚した話は別にここで読みたくないよ…!大変な仕事をしているのはわかるけど、いや分かるからこそ私…生活と、関わった事件とは別に書いて欲しかった。ちなみにこれは私が合わなかっただけなので、評価は参考にならないと思います。続きを読む
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