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大倉崇裕 / 双葉社 (18件のレビュー)
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ちやこ
犬についつい昔の犯罪を話してしまう、と言う設定は面白いものの、人物描写、謎解きが浅く盛り上がらず。犬も話を聞かされるだけで全然活躍しないし。
投稿日:2024.05.14
nanadeutschland
ファシリティドックであるピーボが、入院中の囚人に寄り添い、事件に関する内容をおびきだすという目論みは面白かった! ただ、各々の事件内容がちょっと弱かったような薄いような・・・
投稿日:2024.05.07
vivi
警察病院で働くファシリティードッグのピーボとハンドラーの笠門巡査部長が事件を解決していく連作短編集、全5話。 表紙と裏表紙のゴールデンレトリバーのイラストに釣られて。 いいなと思ったら、なんと「犬を…盗む」のチワワと同じ伊藤彰剛さんのイラストでした。 ファシリティードッグに入院中の犯罪者の秘密を聞き出す密命があるという、なかなか斬新な設定がこの作品のキモです。 病人や怪我人とはいえ、犯罪者と一対一で向き合わされるピーボくん… こんな仕事やらせたくないなぁと思ってしまったけれど、まぁフィクションなので良しとしましょう(えらそう 笑)。読みやすいし、エンタメ寄りのミステリーかなと思います。 賢くて優しいワンコ。いつでも人の気持ちに寄り添ってくれる健気さ、かわいらしさには本当に癒されます。 個人的に子供の頃から大型犬と暮らし、その後は小型犬と暮らしたので、色々と思い出しました。 性格や性質は犬種にもよるし、それぞれ違った良さがあります。どっしりゆったりした大型犬もいいなぁと改めて思いました。続きを読む
投稿日:2024.05.03
ao-neko
警察病院で働くファリシティドッグのピーボと笠門には、裏の任務があった。それは死に際の囚人から、事件に関する情報をひそかに聞き出すこと。卑怯とも思えるそのやり方に抵抗を感じながらも、笠門はさまざまな事件…を再捜査することになる。犬好き必読、そうでなくともピーボの愛らしさと利発さにきゅんとなってしまう連作ミステリです。 ピーボによって引き出される情報といっても、ぽろっと口にしてしまったほどの些細なことで、それ以上の聴取ができるわけではありません。それをどのように捜査に繋げていくのか、というあたりも読みどころ。そして「一日署長」のあの人が登場したりするところも楽しいです。 お気に入りは「犬が寄り添う」。爆弾を仕掛けた場所を聞き出すための任務から、意外な真相が明らかになるこの展開は一番予想外だったかも。そして倒叙もの「犬が見つける」もまた見事。もちろん事件の推理をするのは笠門なのですが、ピーボの働きには感心するやら和むやら、でした。続きを読む
投稿日:2024.04.29
まりも.
このレビューはネタバレを含みます
犬がメインということもあって敵味方問わず、殆どの登場人物が主人公(笠門)にあまり関心を持たずにストーリーが進むというのは新鮮で面白い着眼点だと思った
投稿日:2024.04.23
shifu0523
【収録作品】犬に囁く/犬は知っている/犬が寄り添う/犬が見つける/犬はともだち 犬の能力を使った特殊設定ものかと思ったら、とびきり優秀な犬ではあるけれど、特殊能力なしの普通のミステリだった。 『一日署長』の五十嵐いずみ巡査が協力者として登場。 ペットやロボット、ぬいぐるみに話しかける人はけっこういそうだから、そこにAI仕込んだら情報取りほうだいだなと常々思っているので、この設定は興味深い。 再捜査ものだから、逃げ得は許さないということだろうが、笠門は、著者の『死神刑事』の主人公・儀藤ほど割り切ってはいないようで、こっちのほうが普通の感覚か。
投稿日:2024.04.07
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