【感想】ぼく

谷川俊太郎, 合田里美 / 岩崎書店
(41件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
10
10
7
4
0

ブクログレビュー

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  • noire

    noire

    胎教に借りる。

    完全に好みの問題だが、私は好きではない。
    絵本としては素敵だし「必要」なのかもしれない。

    でもこれは、子ども向けなの?大人向けなの? 
    子ども向けだったら、反発心を覚えるし、大人向けなら、なぜ絵本なのか、という疑問も残る。

    でも、こうならないように、希望と強さを、本からも学んで欲しいと、思う。
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    投稿日:2024.05.06

  • fkhrsme

    fkhrsme

    このレビューはネタバレを含みます

    谷川俊太郎さんとブレイディ・みかこさんの著作『その世とこの世』で本作が紹介されていたので読んでみた。

    双子男子には見せるつもりがなかったのだが、本作をうっかり見てしまった8歳男子は「怖い」と言った。
    「死なないで」ということを伝えたい絵本なのだと、本を読んでいないほうの8歳男子に伝えたところ「たしかにねぇ」と言っていた。

    1人の母としては子どもに「この世を去る」という選択肢を選んでほしくないと心から願う。
    「この世を去ってもそばにいる」というのは、魂の観点では真理なのかもしれないし、それによって救われる部分もあるけれど。
    でも、自死以外の「逃げる選択肢」があってほしいと、心から願う。

    編集部の意図は「死なないで」だが、谷川さんの本作は、もう自死しかないと追い詰められた人の「最後の選択肢」で「最後の避難先」を許容しているようにも読めた。

    でも、私はやっぱり気づまりする。

    どうか世界が、誰にとっても安心安全で過ごせる豊かなものでありますように。

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    投稿日:2024.03.14

  • dokutoku

    dokutoku

    この世に生を受け、ランドセルを背負うまで成長し、友達もできて、青空の下で遊び、おいしいおにぎりを食べ、冷たい麦茶を飲んだ。トップに上り詰めてお金持ちになることを夢見た。なのに、何も欲しくなくなって、ここにいたくなくなって、「ぼく」は去った。果てしない宇宙も、終わらない時間も、知ることもなく、「ぼく」はいなくなった。怖くなかったろう、痛くなかったろう、今もまだどこかにいるのだろう、そう思いたい。…「ぼく」は何を感じ、何を考えていたのだろう。想いを巡らし、せめて次の「ぼく」が出てこないことを願う。続きを読む

    投稿日:2024.02.22

  • Kurumi

    Kurumi

    ぼくは、しんだ
    というショッキングな言葉から始まる絵本。
    ただ、この絵本の、ぼく、に思いを馳せることで、死なないで、というメッセージを感じる
    おにぎりがおいしくて、むぎちゃが冷たいぼく、がどうして死んだのか、聞かせてほしい、という気持ちになる
    続きを読む

    投稿日:2023.12.31

  • キッチュ

    キッチュ

    ボランティアの方の読み聞かせ
    *********
    ★2023.11(1-2)
    ★2023.09(1-1)

    投稿日:2023.09.08

  • 読生

    読生

    これを絵本にした理由は。
    巻末に補足までつけて絵本にした理由はなんだろう。
    子ども向けに?でも多くの子どもは自分から補足は読まないよ。
    谷川俊太郎さんは心に浮かんだことをそのまま詩にする人なのだと思う
    でも絵本にしたかったのは谷川さんなんだろうか。
    続きを読む

    投稿日:2023.05.17

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