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貫井徳郎 / 双葉社 (36件のレビュー)
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ban-d
名作ミステリー【慟哭】の作者が贈る本格ミステリー! VRゲームを扱った特殊ミステリーで現実とバーチャルが交わるとき、どんな真相が浮かびあがるのか!? 【慟哭】のような本格ミステリーを期待していたの…ですが、また違った面白さがありました!続きを読む
投稿日:2024.05.05
mysnavi
かつて生活必需品だったスマホの座を奪った置き換わった眼鏡型の“VRゴーグル”。 身につければバーチャル世界を堪能できる。世界のどこでも行けるし、現実世界はもちろんのこと幻想の世界に入り込むことも不可能…では無いガジェットだ。 元警察官の瀧川は、“VRゴーグル”を使ってゲームの世界に入り浸る生活を送っていた。 一方、所轄刑事の保田真萩はいまだにスマホを使い、ゲームも一切やらない現実派。 警察官時代の同期だった瀧川と真萩。VR世界と現実世界で共に殺人事件を追う二人は、やがて図らずも交錯する… 近未来を舞台とした、SF×本格ミステリ×警察小説。バーチャルとリアル双方の事件がいかにしてリンクするのか?という謎が興味深く、リーダビリティは高い。特にVRゴーグルで体感できるゲーム《ドラゴンズ・グレイブ(龍の墓)》は、ファミコン/プレステでRPGを楽しみながら育った世代の私には馴染み深い世界観だ。戦士に魔法使いに商人といった職業が登場し、剣と魔法を駆使してドラゴンと対峙する世界って、まんまドラクエ/FFやん。まさか「召喚魔法」が登場するミステリを読む日が来るとは(笑) 「クエスト」なる寄り道に夢中になって、いつの間にか本スジの攻略を忘れてしまうのはRPGあるある。 しかしながら、設定が大風呂敷を広げている一方で、謎解きのロジック及びトリックは小粒で、尻すぼみになってしまった感あり。 瀧川が警察官を辞めることになったくだりは胸が痛い。嘘や裏切りがあり、事情を知りもしないのに批判する人がいる。そんな生きづらい現実世界に一石を投じたかったのも本書のテーマの一つか。続きを読む
投稿日:2024.05.04
ガッチャマン
貫井さんの作品にしては珍しく面白くないので途中で読むのをやめました。最後にどんでん返しがあるのかもしれませんが、読め続けることが苦痛でした。貫井さんでは初めての経験です。残念。
投稿日:2024.04.13
ぽてち
近未来を舞台に展開する、VRMMORPGと現実をリンクさせた意欲作。 町田市の郊外でドラム缶に押し込まれて焼かれた遺体が発見される。続けて荒川区で刺殺体が発見され、その連続性と遺体の状況がVRゲーム〈…ドラゴンズ・グレイブ〉に似ていると騒ぎになる。捜査を担当する所轄刑事の真萩と本庁捜査一課の南条は、真萩の同期で警察を辞めた瀧川に協力を求める。 現実の捜査状況と瀧川がプレイするゲーム場面が交互に描かれていく。ゲームの描写があまり面白そうではなくてそそられない。おまけにゲーム内で本格推理劇が始まってしまいドン引きである。そして現実世界では……。続きを読む
投稿日:2024.04.04
takep07
皆さん評価厳しめですが、私は楽しめました。 新しいジャンルのミステリなんでしょうね。 私が書くとネタバレしてしまうのでどこが新しいかはぜひ読んでみてください。 本筋とは違う驚きもあり、そこまでするか…とエエッとなりました。続きを読む
consa
瀧川よ、不動産屋じゃなくて現場復帰かコタツ探偵になれ。この話は何年後の未来を想定していたのだろうか。VR以外は現代とあまり変わっていない世界だった。
投稿日:2024.04.03
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