【感想】春夏秋冬代行者 秋の舞 下

暁佳奈, スオウ / 電撃文庫
(11件のレビュー)

総合評価:

平均 4.5
6
3
1
0
0

ブクログレビュー

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  • kogakura

    kogakura

    このレビューはネタバレを含みます

    2024/03/12 読了。

    図書館から。

    秋の権能の恐ろしさと凄さがね。
    春主従も参戦してよかったー。

    リアムもジュードを傍に手に入れて、
    2人にとっての幸せが続けばいい。
    橋国の春夏秋冬も揃って出てきたけど、
    この先にも登場するんだろうか…。
    次、順番的に冬だと思うけど。

    終わりが切ないけれど、
    撫子の想いが竜胆に届く未来があってほしいなぁ…。

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    投稿日:2024.03.25

  • みかん星人3.7号

    みかん星人3.7号

    このレビューはネタバレを含みます

    ※登場時から秋の主従の尊さに平伏している人間が書いています

    あぁあああああぁああ!
    ラストーー!その後はどうなったのぉおおおお!
    竜胆!竜胆、撫子様に何か言ってあげてー!というか、きっと言ってるはず。その様子を暁先生の文章で読みたいいいいいいい(床をころげ回る)
    巻末の著者の一言に「遠い未来のことは誰にもわからない。その先がどうなっているかは、ぜひ読者の皆様で想像の羽を広げていただければと思います。」とあって、そういう意図なのがよくわかるラストで、だからこそ秋としての美しさが際立っているのだが。涙……嗚呼、切ない、尊い、合掌

    お願いだよぅ。秋の二人の幸せな未来を見せてくれよぅ。
    渇望度が高すぎて、もう妖怪になるか二次創作書いちゃおうかなくらいの勢いだったけれど、
    カクヨムの秋の舞 外伝を読んで、ちょっと落ち着きました。
    うん。そうだよね。二人の愛は揺るがない。ずっと。

    この物語が「それでも、生きていく」というのをテーマにしていると度々暁先生がおっしゃっているが、今回も辛い境遇が明かされ、畳み掛けるように理不尽な暴力や困難が襲いかかる展開に涙した。「それでも、生きていく」という言葉が、自分にとっても踏ん張る力として心に残り、今後何度も救われるだろう。

    スオウ先生の挿絵が秋の舞も最高だぁ。特に最後の1枚の尊さと言ったら…
    絵で泣かされるとは思わなかった。
    何度も見返したい。

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    投稿日:2024.03.20

  • tomojuju

    tomojuju

    このレビューはネタバレを含みます

    なんだかんだハッピーエンドで終わると思っていたのに。幼き2人に訪れた未来は決して明るくはなかった。

    ジュードの行動には正義があった。それは正義となり、悪は成敗されたし、白日の元に晒された。
    それでも、深く傷ついた少年と少女に咎は押し付けられる。

    自由を奪われてもたった1人の自分を見てくれる人を選んだ少年。選ばれた護衛官。今の最善であることは間違いない。でも未来は?この2人の未来に憂いを感じるのは私の性格でしょうか。。。

    年端も行かない女の子に、子どもの内にこの気持ちを昇華してしまえなかったのか、と言わせてしまう恋心を、溢れてしまった思いを、きちんと受け止めて終わってほしかった。。。あたしにはこの終わりをポジティブに読み解けない!

    どうするの?竜胆?竜胆、ちゃんと欲しがって!
    凍蝶を見習って!

    愛も恋も誰かを思う気持ちが溢れすぎてそれに救われる一方、そのせいで噛み合わなくなるのが苦しかった

    お金のために犠牲になった命を読み上げるシーンは涙一歩手前でした。

    2024.2.23
    32

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    投稿日:2024.02.23

  • コプ眠

    コプ眠

    佳州の秋の護衛官ジェードが大和の秋の代行者撫子への事件を起こしたところから。
    撫子はいろいろな方法を使って死んだ者たちを蘇らせるが、一人拉致されてしまう。そこは山奥で逃げ出せるような場所ではない。しかし撫子はジェードが事件を起こした背景を知る。ジェードの父は橋国現人神教会佳州支部支部長代理エヴァン・ベル、認知されない外の子だったが、認知後即、咲羽州冬の代行者として飛ばされる。そこでの出来事と息子という立場を利用し橋国現人神協会の悪を洗い出したかった。
    救出とそれに至る過程、方法などを存分に堪能し、特殊な状況に置かれた神と護衛官の心情に寄り添って楽しみました。
    続きを読む

    投稿日:2024.01.30

  • 晴也

    晴也

    前回の急展開からそれぞれの陣営が様々な思惑のもと行動することで複雑に絡みあい、最後までどうなるか予想がつかず面白かった。

    投稿日:2024.01.28

  • 菜月

    菜月

    このレビューはネタバレを含みます

    上巻がドン底で終わったからあとは上がっていくのみ…と思ったのが間違いでした。リアムと撫子にはまだ底があった。残された大和四季の面々は流石の安定感で一つずつ(あるいは一気に)手を打って、解決を手繰り寄せていくので思ったほどの悲壮感はなかったけど、リアムは完全に闇落ちしていくし、ジュードは全て諦めモードだし、レオと撫子が居なかったらもっと真っ暗だっただろうな。
    そして、撫子が夢で会う竜胆がいつも、現在が何年かを確認するから多分そうなんだろう、とは思っていたけど、やはり未来の竜胆だったよね。夢だからと撫子が話す内容を聞いた竜胆の思いについては最後に答え合わせがあってよかった。秋の2人が揃って生きていく幸せな道に辿り着けますように。

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    投稿日:2024.01.08

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