【感想】ぼくたちがコロナを知らなかったころ

吉田修一 / 集英社文庫
(16件のレビュー)

総合評価:

平均 3.4
1
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10
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ブクログレビュー

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  • 座頭

    座頭

    吉田修一のエッセイシリーズを初めて読んだ。
    勝手に抱いていた少し怖そうなイメージ(カバーの顔写真のせい。笑)とは違い、すごく親しみやすくて冒険心あふれるお茶目な人だと知れた。また更に好きになった

    投稿日:2024.04.12

  • yoshinar

    yoshinar

    好きな小説家を問われたら吉田修一を挙げる。巧みなストーリーテリングとそこはかとないフェミニンさ、繊細さをもった小説が書ける人だと思う。
    さてエッセイはどうか……というと、小説ほどの巧みさはない。この本はANAの機内誌「翼の王国」に連載されているのをまとめたもの。そういえば、寡聞のせいもあるかもだけど、このシリーズ以外に吉田修一のエッセイって読んだことないから、やっぱりエッセイは苦手なのではなかろうか。
    不特定多数が手に取る媒体だから、特に万人受けするサラッとしたものにしているのかもしれないけど、わりとチャラい。ちょっとセレブな空間に行ったとか、珍しい土地へ行ったとか、自慢っぽい筆致ではないけどわりと派手な世界に出入りしている様子がうかがえる。もっと硬派でいてほしいという自分の期待とはずれるからいまいち不満なのかも。
    続きを読む

    投稿日:2024.01.21

  • daisuket

    daisuket

    吉田修一がANAの機内誌で連載している旅エッセイ第六弾。コロナ禍の数年を挟んで旅行というものとの距離が開いてしまっているという方は少なくないかと思いますので、あたたかい旅の良さにちょっとした旅行の機微や楽しい瞬間に出会えるエッセイを読むのはオススメ。「旅っていいよな」と心をふわっと旅と、そして行って戻る場所である日常に改めて心を向けたくなるようなエッセイ。今回は表紙にもなっている吉田修一氏の愛猫金ちゃん銀ちゃんの話も多くて、猫好きとしても楽しめました。続きを読む

    投稿日:2023.12.10

  • fumie330

    fumie330

    作家さんなのに(と言うのは失礼だけど)羨ましい話もあればすごく親近感を覚える話が多くて、もっと吉田さんを知りたくなりました。

    投稿日:2023.12.07

  • おとん

    おとん

    金ちゃん、銀ちゃんのイラストに惹かれ手にしたが、予想した内容と違ってコロナ関係なし。タイトルよく読まなきゃ…。ネコメンタリー、大好きな番組。ネコは気ままな生き物改めて痛感。吉田サン、よく出演OKしたなと思っていたが、色々苦労と事情があったんだ。「都心の公園には未来の宝が転がっている」「この自由で大らかな場所というのが昨今のギスギスした世の中にはすっかり少なくなった」「猫という存在の可愛さは、その『重み』と『匂い』だと思う」「私には一つ自慢できることがある。それは、まだ君たちに一度も嘘をついたことがない。そんな相手は君たち以外には誰もいない」「いつも正直でいてくれてありがとう。いつも正直でいさせてくれてありがとう」続きを読む

    投稿日:2023.11.07

  • のび太ろう

    のび太ろう

    小説はもちろん、エッセイもとても面白い作家さん。特に中村鴈治郎さんのお話がよかった。いいお店を選び抜く鼻の効く人になりたい。
    また読みたい

    投稿日:2023.11.06

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