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村上リコ, THORES柴本 / 福音館書店 (4件のレビュー)
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うちゅうのこども
図書館本。世界で初めての万国博覧会を開催に結びつけるため、奔走した王族と会場の設計士の話を軸に。時代の高揚感や、坂の上の雲のようにぐんぐんと突き進んでいくこの時代の空気が感じられます。時代が生んだ万博…。始まりはいつも華々しいけど、その引き際は難しい。大阪万博を前にそこも、何かの折に触れて長女に話したい。続きを読む
投稿日:2024.03.02
羊さん
いろいろ問題になっている大阪万博。世界初の万博も、なんだか似たような過程があったようだ。開催地の人々の心配、ギリギリまで決まらない全体像。今も昔も変わらないのか? 19世紀の万博の開催価値と、21世紀…では状況違いすぎるよなぁ~。続きを読む
投稿日:2024.02.18
みみり
世界で最初の万国博覧会について、開催された建物のこと、その建物をデザインした人、当時の社会のことなど、めちゃくちゃ詰め込んでるわりに、すごいコンパクトにまとめられてない?と思ったら、巻末の参考文献リス…トが載っていて、案の定めちゃくちゃ手間かかってんじゃん!とてもじゃないけど、子ども向けのクオリティに留めておくのはもったいない!という印象。 正直、全然興味のない内容で、愛・地球博は行こうと思えば行けたけど行ってないし、万博だったのかすら理解してない私だけど、これから日本でも万博やるし、タイミング的に子どもだけでなく大人も読んだら面白いんじゃないかと思う。特に、その施設を万博が終わってからどう活用するのかは気になるところ。 ガラスの宮殿、見てみたかったなぁー。続きを読む
投稿日:2023.11.26
NORIS
世界で最初の万国博覧会は1851年にイギリスでひらかれた。この催しをひらこうとした経緯とその実現までのみちのりを、このために力を尽くした人のうち、発起人の一人となった当時のヴィクトリア女王の夫アルバー…ト公と、この万博のシンボルとなった画期的な会場「水晶宮(クリスタル・パレス)」の設計に関わったバクストンにフォーカスをあててまとめている。後半は当時の万博で展示されたものの紹介とこの催しの功罪、水晶宮のその後についても知ることができ、いまちょうど開催に向けてあれこれニュースを聞く大阪・関西万博について改めて考えさせてもくれる。 従来のレンガ造とは見た目もつくりかたもまるで違う、鉄骨とガラスをプレハブ工法で組み上げた水晶宮が万博のシンボルとして人びとに受け入れられ愛されるようになった物語をしれば、こんな万博だったらたしかに人びともわくわくし、希望を感じさせてくれそうだけれど…(前の大阪万博は生まれる前でわからず、中学生の頃のつくば万博はたしかに子ども心にわくわくするものではあった。いまの大阪万博はどうなのかな…)続きを読む
投稿日:2023.10.06
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