【感想】ロスト・イン・ザ・ターフ

馳星周 / 文春e-book
(11件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
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ブクログレビュー

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  • bera5227

    bera5227

    このレビューはネタバレを含みます

    競馬ものを読むのは初めてだったけど面白く読めた。ざっくり言うと一介の競馬ファンが馬主となって惚れた馬の血統を紡いでいくという話だけど、馬だけじゃなく、人との出会いも紡いでいくところにこの作品の良さがあると思う。
    途中かなりB級感が漂うところもあったけど作品内でズバリ書かれていたからしょーがない。
    主要人物はほぼ良き相手を見つけられたのに杉山だけ取り残されて可哀そう。
    作者の競馬愛とロマンをヒシヒシと感じる1冊。

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    投稿日:2024.04.14

  • ブーレ

    ブーレ

    最近息子に触発されて競馬にちょっとだけ参戦。
    レースの裏側について少しだけ理解した気がする。
    競走馬を育てるというのは夢のあることんだなぁと。後編を期待します。

    投稿日:2024.02.16

  • ぽてち

    ぽてち

    競馬というより競走馬を題材にした長篇小説だ。
    兄の遺した競馬バーを営む倉本葵は、競馬場のパドックで名馬メジロマックイーンの最後の産駒であるウララペツに一目惚れしてしまう。だが、9歳という年齢にくわえ地方競馬でたいした戦績もないウララペツは、引退し廃馬されることに。ウララペツを救うため葵は奮闘するが……。
    別の作家が書いたらもっと重苦しい作品になっていたかもしれない。競走馬の背負った悲しい宿命や、北海道の牧場の苦境を巧みに盛り込みながら、笑って泣けるエンタメ作品に仕上がっていた。
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    投稿日:2024.02.10

  • naocchee

    naocchee

    ウララペツとの出会いなんかは私がソダシをみて綺麗と思ったところと共感する部分も多く、また引退馬をなんとかしてあげたいってところもすごく共感しました。この本をきっかけに引退馬のこと、牧場経営のことをなんとかしようと、特に競馬ファンを巻き込んでいい方向に動くのを馳さんは伝えたいんだろうなと思います。
    また子供達の活躍する続編も期待してます!
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    投稿日:2023.12.13

  • マルガリータ

    マルガリータ

    葵や前島たちに競馬の伊呂波を習う。登場する皆が陽気でタフ。テンポが良く、安定感ある読み心地。彼らの突飛な台詞に噴き出すことも。人の温かみや馬の素晴らしさを十二分に味わえる物語。

    投稿日:2023.12.04

  • すー

    すー

    競馬好きが集まるバーを営む葵が、一頭の馬に惚れ込み、その馬を巡ってのお話。
    恋愛、犯罪をはさみつつ、競馬をロマンと考えるお金持ちや一方で競走馬の牧場の経営など様々な人達と関わりながら、惚れ込んだ馬の子供のレースのデビューを迎える。

    話のテンポも良く、葵を応援しながら楽しく読めました。
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    投稿日:2023.12.03

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