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中野京子 / 角川書店単行本 (11件のレビュー)
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migousha
名画も建築も好物な自分としては たまらない組み合わせ。 本物をみたことのある絵も、そうでない絵もあったが 何はともあれこういった逸話は興味深い。 ところで、本文はキレの良い調子の潔さが心地よい文章…で、簡潔な語り口だったので、たまに映像で見るこの作者の印象と近かったのだが、 あとがきの文体はご本人の、こちらの知らなかった人間味が滲んでいるようにうで、こちらも興味深い。 ほかの本も読んでみたいかも。続きを読む
投稿日:2024.05.30
桜色の世界(sakurairoworld)
やっぱりすごい…と引き込まれる解説に何度も絵を見返す。 名画と呼ばれるもののなかでも、建築物や構造物にスポットライトを当てた本。 表装のバベルの塔は空想想像を超えて本当はあるんじゃないかとさえ思えてし…まう不思議。 たくさん紹介されているけど、モネのサンラザール駅の骨組みは素敵だなあ。好きだなぁ。 中野さんの解説でより深く深く好きになって行く。続きを読む
投稿日:2024.03.14
snow222
[図書館] 読了:2024/3/10 内容と関係ないのだけど、本文に筑紫アンティーク明朝が使われるのって読みづらっ!うねりや墨だまりに目が引っかかってしまって、気が散る。目次はQ明朝。冒険してるなぁ……でも見づらいだけだなぁ…。 エジプトのオベリスクやドイツのブランデンブルク門ヴィクトリア像略奪の歴史、クリムトが金キラになる前の超リアリズム描写、など今回も面白かった。続きを読む
投稿日:2024.03.10
mayuuumiy
絵を見るときにこんなに知識があったら、素敵だと思った。絵を見ながら読みながらで。私の乏しい知識では、追い付かない部分もあったが、今後の参考にしたい。
投稿日:2024.02.03
MIN
名画に登場する建造物に焦点をあてて紹介した本。建物主体の絵だけでなく、画家の自画像の後ろにちょこっと描かれている建造物などの紹介もあります。写実的な絵も多く、昔の観光案内的な役割も感じられて面白いです…。しかしどうしてもキュビズムの見方がわからない…。続きを読む
投稿日:2024.01.25
亞綺羅
借りたもの。 名画に描かれた“建築”をテーマに、中野女史がその建築物や絵画の時代背景や魅力を語る。 アメリカの古い家から映画『サイコ』に見る閉塞した狂気を想起させたり、印象派がこぞって描いたサン・ラザ…ール駅にみるモダニズムと新しい未来への希望、ロシアの聖ワシーリー大聖堂の美しさとその傍で起きた血の歴史、今も変わらず残っていてこれからも変わらないのではと思ってしまうヴェネツィアの風景、リドリー・スコット監督の映画『グラディエーター』の制作を促したというジェロームの作品…… 一枚の絵画に込められた“背景”の歴史に思いを馳せる文章。 ◆Youtubeで紹介 【中野京子先生、再び登場!】ゴッホが描いた橋や、上に住居をのせた橋!?日本では考えられない特殊な橋文化を名画を見ながら解説【名画と橋】 https://www.youtube.com/watch?v=35LEKJ2M_I8 【中野京子×山田五郎】名画とヨーロッパの駅舎&鉄道!絵から文化を読み解こう!【駅に集う人々には物語がある】 https://www.youtube.com/watch?v=4c6h9-ysoeg続きを読む
投稿日:2023.12.23
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